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お悩みNO.304
ゆこさん
どうすれば変われるのか、分かってもらえるのか削除
30代後半女です。私は祖父母に過保護に、行き過ぎる束縛をされて育ちました。祖母は何もかも自分が正しいと思ってる人で、家族以外に友達どころか、関わる人間が居ないので、家族とテレビだけが自分の世界です。朝から夜まで毎日毎日家族の文句を言って、1000回はため息をついています。ため息止めてって言ったら、誰のせいでこんなため息ついてると思ってるのか、あたしだって笑って過ごしたい。と言うけど、テレビ見てても、子供が親のために…みたいな番組以外は全部ため息と文句と、最低な人間しか居ないとしか言いません。家は会社を経営してるのですが、それも家族経営なので、他人と関わる事がありません。小さい頃から、家では1番気を使いなさい、他人は誰もあたなに興味が無いし、あなたを心配するのも、あたなを思うのも家族だけ、友達は間違ってることを正すどころか、心の中で笑っても何も言ってくれない。と言われて育ちました。家族さえ居れば幸せ、人とは距離を持って接しなさい、友達は他人。私が救われてるのは、全くそう思わないので人が大好きだし、友達必要と思える様な人間になれた事ですが、子供の頃からそんな風に育てられたので、自分が人から見て価値がある人間と思えなくて、どんなに仲がいい友達でも、本当は私の事が嫌いじゃないのか?とすぐ不安になってしまいます。自分では思ってなくても、どこかで壁も作ってしまいます。自分自身の自己評価も低すぎて、自分の事は大嫌いです。子供の頃に、反抗期とかあれば逆に良かったのかもしれないですが、祖父母の事が大好きだったのと、子供ながら、言われてることが正しいとは思わなかったけど、自分のことをすごく好きなんだって事、傷つけたくないという気持ちの方が強すぎて、自分の気持ちはを押し殺して生きてきたので、人の顔色ばかり見る人間に育ってしまいました。今30代後半ですが、未だに毎日束縛されて生きてます。何時にどこに誰と行って、その相手はどんな人間か?それを親が知るのは当たり前で、世の中の人は親が聞かなくても、自分から話すのが当然だと、祖母は信じてるので、もういい加減にして、私30代だよって逆らうと、キチガイのように怒ります。お前は最低な人の気持ちが分からない人間だ。親の事考えたらそんなこと言えない、こっちの愛情が伝わらない、と。祖母は子供を束縛して、子供は親の言う通り生きて、というか、子供は親の為だけに存在してると思ってて、それが愛情だと本気で信じているので、自分は制限ない愛情を私に注いでると思って、すぐに怒り、泣きます。
投稿日:2017-07-13
返信 1
ゆこさん
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曲がってると思ってます。私は少し反抗はするけど、受け止めてしまいます。母は私とは真反対で、祖母が言う事とか右から左に聞き流せる人で、昔から逆らってばかり居たみたいで、かなりの自由人です。祖母は凄くでは無いけれど、少しは裕福なので、私達親子の生活費は全て祖母が工面してます。食費から何から何まで。なので、余計に子供は親の…と言うのが助長してます。今は私は母と一軒家の持ち家に住んでます。祖父母が建ててくれた家です。すぐ近くに祖父母は住んでいて、母は祖父母の会社で働いています。と言っても、会社には全く顔を出さずに、祖父母の家で寝てるか、祖父母と買い物に行ってるのが殆どなので、私はただお金を貰ってるだけだと思っています。私もそこで働きなさいと言われたけど、この負の連鎖に混ざりたくないので、絶対に嫌だと言って、外でアルバイトをしています。ただ、全く続かないので、結局祖母が生活見る事になって、そうなると祖母が言ってることが何もかも正しいって事になってしまうので、それが嫌で本当はちゃんと働いて自立したいと凄く思ってるのに、働けません。自分に問題があると分かっています。私は私の非を認めた上で、それでも母とか祖母は間違ってると思っていますが、祖母は自分は何もかも正しくて、私や母が全て間違ってると思っています。母はうまく生きていける人なので、祖母が何を思ってても、自分が楽に生きれるならそれで良くて、だから全く祖母の言う事を聞いて居なくても、祖母の会社で遊んでるだけで、お金貰えたりする人で、私とは全く違います。たまに母みたいに生きれたら人生楽だろうなって羨ましくなったりするけれど、私には無理です。私は本当は高校の頃から家を出たかったし、夢もたくさんありました。勿論家を出ることなんて許されなかったし、やりたい事は全否定されました。子供の頃からの夢だったので、その時点でやりたい事が何も無くなってしまいました。それでも自分の人生だから、やりたい事をしたいと言って、どうしても行きたく無い短大に祖母の言う通り通いました。短大卒業したら、やりたい事させてあげると言われたからです。短大卒業して、家出たい、約束だから、やりたい事の学校に通わせてと言うと、ここまであほやとは思わなかった、誰もそんな約束してない。短大でたらもう少しまともな事を言うと思ってた。と言って、結局私がいう事は何も聞いて貰えませんでした。ただただ、呆れた、どう間違ってこんな子に育ててしまったのか。と言われるだけでした。毎回何か約束をしても、私は信じて、今回だけは絶対ねって言って裏切られます。それでも祖母には自分の理念があるので、約束を破った自分が正しいです。その時私は2年間、殆ど友達と会わず、仕事もせずに家にひきこもりました。反抗のつもりでした。私は学生の時凄く友達多かったし、非行には走らなかっただけで、家に帰るのは寝るとき位な感じで遊んでいたので、ひきこもって人と会わなくなったら少しは心配されるかと思いました。仕事もしない、人と会わないってなったら流石に祖母も自分が間違ってるって思ってくれるんじゃないかと期待しました。結果、ただ、安心させただけになってしまいました。祖母にとって人と会わない、家に居る事は当たり前の事なので、自分の目の届く所に私がいて、寧ろ家族以外と連絡を取らない、仕事もしなければ祖母に生活させられてるだけになるので、何もかも祖母の思うとおりになっただけでした。2年でひきこもり辞めて、友達と遊びながら、でもやりたい事はないので、たまにアルバイトする生活を続けました。
投稿日:2017-07-13
返信 2
ゆこさん
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それと同時にやりたい事を言いつづけました。私は東京に出るのが夢でした。少し興味がある事はあったので、その専門学校に行って、その仕事が出来たらいいなと思ってました。でも、夢は東京に住むことでした。祖母が少しだけ妥協案をくれました。家から通える場所なら学校には通わせてくれるという事でした。ただ、私は東京が1番の夢だったので、行きたい学校も東京でした。でも、何もしないよりは興味がある事をした方がいいと思い、妥協案を受け入れて学校に通いました。家から2時位かかる学校で、最初は家から通ってたのですが、通学厳しくなって、一人暮らしさせて貰いました。毎日20回家に連絡取るのと、週に2回は祖母と会うのは決まってたけど、自分が好きな事を出来てる、仲がいい友達も沢山出来て何より初めて家を出れた事が嬉しくて、凄く充実した2年でした。自由が楽しくて仕方ありませんでした。ただ、祖母からの電話にでないと、出るまで何十回も着信があったり、そのまま家まで来たりが通常だったので、周りの友達からは異常だと言われてました。その時私は25歳で、同級生は4つ下が殆どだったけど、みんな自立してたので、お前の家怖いね。とかそんなに親に依存されてて恥ずかしくないの?逆らえば?と毎日言われてました。確かに異常なのは分かってます。ただ、学費も生活費も出してもらってたし、私自身、異常だと思っても祖母のことが好きなので、軽く逆らうくらいでした。結局自分も家族に依存しないと生きれません。
投稿日:2017-07-13
返信 3
ゆこさん
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卒業式の日に、いきなり引っ越し業者が来て、家の管理人さんから、契約今日までですと突然告げられれ、強制的に家に連れ戻されました。私はその時の生活が楽しすぎて、卒業したら、ここで何か仕事探して東京行けなくても、楽しく生活できたらいいな。とふんわり考えて居たので、絶対帰りたく無い、自分で生活するから!と言っても全く聞き入れて貰えず、半ば引きずられて帰りました。また半引きこもり&束縛の生活が続きました。本当はそこまで嫌なら自分が働いて家を出ればいいんだって分かってるけど、何が問題なのか、仕事ができません。人付き合いも、表面上、凄く友達多くて上手に思われるけど、全く上手く出来ません。鬱だったり、何か精神障害だと思ってます。ただ、私の家族は、精神障害とか言うものは、存在しない病気だと思ってます。ただ、怠けてるだけ、その人間がおかしい、甘えてると。私から見れば、祖母なんて精神障害持ってる以外の何者でも無いけれど、誰もそう思ってません。だから私が引きこもっても、仕事しなくても、友達がいなくても、30代後半で恋愛もしてなくて、仕事も無くても、家族だけが何も心配しません。友達にはやばいよって言われます。
投稿日:2017-07-13
返信 4
ゆこさん
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学校卒業してから、1度寮付きのアルバイト探して、勝手に家を出て東京に住みました。出る時は遊びに行ってくるって感じで出て、東京で生活しました。ただ、毎日ちゃんと家には連絡して、初めて少し自立しかけた時に会社が倒産しました。どうしても東京に残りたかったので、こっちでちゃんと別の仕事探すから、それまでの生活費だけ助けてと、祖母に懇願しましたが、実家に戻る引っ越し代だけ出してあげると言われ連れ戻されました。実家に戻ると何もする気が起こりません。仕事する気にもなれないし、トイレ以外、動く気にもなれません。友達とはたまに会うけど、毎日暇なので、会っても会っても寂しくて満たされません。引きこもる位だったらと思い、バイトするけど続きません。仕事出来ない、年下ばっかり、顔色見る、劣等感、自分の価値を見出せ無いので、職場で役に立ってない年下ばっかり思ったり、ただただ何もしなくても生活できてしまうので怠け癖だったり、何なのか分からないけど、楽しいバイトをしてても、行けなくなってしまいます。部屋はゴミ屋敷のように片付けられません。潔癖症で汚いのは嫌いなのに、物で溢れて足の踏み場も無くなってしまいます。毎日暇なので、片付ける時間はあります。でも片付け方が分かりません。ちょっと片付けても、すぐにまた散らかります。物がありすぎるけど、捨てる事は出来なくて、物欲が凄いので、増えていくだけです。アルバイトして少しお給料が入ったら直ぐに服と雑貨を買ってしまいます。買い物依存症です。最近バイトを辞めたので、貯金も何も無いのに、カードで買ってしまいます。物を買う事と友達と話す事だけが、ストレス発散です。そんな自分がどんどん嫌いになっていきます。
投稿日:2017-07-13
返信 5
ゆこさん
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まだ東京に住みたい夢が諦め切れてない自分と、流石にこの年で、仕事も出来なくて、何の資格も無くて、東京行ったとこで、何も出来ないから、もういいやって思ってる自分が存在します。ただぼーっと毎日生きる気力も無く過ごしてます。将来は考えられません。祖母が死んだら自分は生きていく術がないなと呆然と思ってます。この家族だったから。祖母が自分の祖母だったからこんな風になっちゃった。と人のせいにする自分が居るのに、結局その祖母がいないと生きていけなくなっています。中学の頃から、祖母が死んだら自分も生きていけないと思いながら生きてきました。ただ、大人になると変わるかもなって言う希望は持っていました。今はただそれが現実になっています。最近、仕事しないとどうやって生きていくの?って母に言われる時があります。今更?って感じです。私が何しても反対してきたり、興味なかったのに、祖母が居ないとそのままだと生きれないよ?って言われます。自分でもそう思います。働かなくても生きていけるほど、財産がある訳でも無いです。母は祖母が掛けてくれてる年金や、退職金や保険だけで充分生きていけます。私は何も無いです。2年前、病気なりました。原因は今でもわかってません。
投稿日:2017-07-13
返信 6
ゆこさん
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いきなり、眩暈と吐き気に襲われて、ほぼ歩けなくなりました。脈が180とかになって、息が出来なかったり、私このまま死ぬんじゃないかと本気で思ってました。色んな病院に行って検査したけど、原因は分からなくて最終心療内科に行きました。自分で、心療内科系の病気は持ってると思ってるし、ストレスや、心配事でそうなったしても不思議も無いです。ただ、2年間殆ど動けなくて、座るだけでも吐く、息が出来ない、みたいなもっと酷かったけど、それは、何か本当に普通に病気なんじゃないかって不安だったりします。私が本気で死にそうな時、家族はあんまり心配してませんでした。家で寝てたからだと思います。そこまで酷くないと思ってたのか、病気が分からなかったからなのか、動けなくても病院探したりもしてくれんでした。しんどいなら寝とき。って言うだけで。病院では、色んな数値が異常だと言われてました。ただ、一つだけ分かったのは、血が全く足りてない事だけで、貧血の酷いやつ。と言う結果だけです。貧血は働けなくて当たり前位の数値らしく、鉄分の薬は毎日飲んでます。2年たって、いきなり体調普通に戻りました。でも、いつまたあんな風に苦しくなるんだろうって怖くて、今まで遠くにでかけたりするのが大好きだったのに、全く出かけられなくなってしまいました。
投稿日:2017-07-13
返信 7
ゆこさん
続き削除
心療内科には今も通ってるけど、そこの先生は薬を出すだけで、全く患者に興味がないので、ただ、今症状的にはどうですか?しか聞いてくれません。最初、家の事とか話したけど、私は薬出すことしか出来ないので、今の話し聞くと、この薬ですねって、鬱の薬だけ出されました。ただ、私が貧血が酷いって言っても全く信じてくれなくて、そんなに言うなら血液検査して、何か異常があれば連絡します。と言われて、それは凄く異常だったので、直ぐに薬出すので病院来てくださいと言われて、そこで鉄分の薬出されたのですが、血に関する値が全部低かったらしく、そこから心療内科じゃない病気ある気がするから、別の病院に検査に行ったほうがいいですよ!って少しだけ心配してくれる様になりました。ただ、他に何かあるとしても、心療内科的な病気もあります。もし、他に何も無くて、心療内科的な病気だけで症状が出てるとしたら、本当に実家出て暮らさないと自分はだめになってしまうと心の底から思ってます。
投稿日:2017-07-13
返信 8
ゆこさん
続き削除
でも、精神的にだけじゃなく、体調的にも働けない時があるので、結局自立は難しいと言う、堂々巡りです。親が自分たちがおかしいと気づいてくれたら、最初支援ありで、家出させて貰えると思うけど、それは全く期待できません。結局もし、精神的なものだとしたら、親元離れないとそこが治らないので、病気が治らない。治らないと働けない。でも家出れないから働こう。働くには病気が治らないと。って、考えてるうちに、今は病気の症状収まってても、結局働けてないので、自分が甘えてる、悪いんだって今度は精神的に欝になります。ただ、外に鬱が出ないので、誰にも気づかれません。実家だから甘えてるだけと思われます。親にも。本当は働きたくてしょうがありません。でも体調も怖いです。結婚しろとか、彼氏つくれって言われるけど、恋愛は仕事以上に苦手です。一生結婚出来ないと諦めてます。ただ、多分見た目もそんなに悪くは無いと思うし、男友達も多いし、人から見れば普通なので、恋愛出来ないのが何故か分かって貰えません。あたしに精神障害がある事は、友達も誰も気づきません。ただ、明るくて友達多くて、恋愛だけが少し苦手だけど、それは昔に恋愛でトラウマでもあるのか?って感じです。好きな人が出来たら、その相手は自分の事なんか絶対に相手にしないと思い込んでしまいます。好きと言われても信じられないです。それでも1度奇跡的に、お互い結婚したいねって人と付き合うことが出来ました。ただ、大好きなのに、どうしても分かれて欲しいと言って分かれてしまいました。自分でも何でそうなるのか分かりません。相手の人生も狂わせるくらいの別れ方でした。8年前で、私は今でもその彼が好きです。でも付き合う事は出来ませんでした。何もかもが好きになればなる程不安になって全部壊したくなります。凄く人を好きになるので、恋愛体質だと言われるし、自分でもそう思いますら、好きな人がいる時が1番幸せです。でも絶対にうまく付き合えません。周りから見てると多分分からないけど、私と付き合った人は気づくと思います。ただ、付き合ったこと自体、40年近く生きてきて、1年しかありません。人には言えないです。どっちかと言うと、凄く沢山付き合ってると思われます。ほんとに私を知ってる友達以外からは恋愛上手だと思われます。恋愛苦手だと言うと、その性格でその外見で、恋愛出来ないとしたら、闇があるとしか思えないと言われます。自分では自分の外見も嫌いなので、分かりません。ただ、恋愛も仕事も何もかも出来ないので、生きていく手段が分かりません。本当は家族に気づいて欲しいです。私の家はおかしいと気づいて欲しいです。何とかして自立したいです。自分に自信もったり、自分のこと好きになりたいです。普通にでいいです。恋愛も出来るようになりたいです。人から思われてる自分になりたいです。でも、どうすればいいか、全く分かりません。自分の唯一好きなところは、家族含め、何をされても人を嫌いにならない所です。でも、そこがだめなのかなって思ったりします。本当は家族と若いうちに縁を切れてたら良かったのかもと思います。ここの学校をテレビで見て知って、こういうところに通ったら少しは変われるかな?家族も少しは変わるんじゃないかな?って思いました。ただ、こんな学校に行きたい事自体が家族は理解出来ないと思うので、結局無理かな?って思います。でも何か変えないと、このまま生きていくのは毎日不安で怖くて寂しくて仕方ないです。長文すみませんでした。
投稿日:2017-07-13
返信 9
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
所用のためにお返事が遅くなりました。
すべて拝読させていただきました。
以下に、いまのゆこさんに参考になりそうな内容で、我々がまとめたものがございます。
ご紹介します。
すべてとはいいませんが、参考になりそうなものから取り入れてみてください。
投稿日:2017-07-14
返信 10
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2017-07-14
返信 11
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2017-07-14
返信 12
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2017-07-14
返信 13
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。

投稿日:2017-07-14
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若者教育支援センターさん
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「気持ちの切り替え方」

悩み事や失敗、もしくは突発的なアクシデントなどにより、不安や落ち込みで平常心が保てなくなると、前向きに物事を考えたり、行動したりすることができなくなります。
そしてその精神的な不調はさらなる失敗の元となり、それによってさらに精神を不調に追い込んでいく悪循環に陥っていくことも考えられます。
では、そのような精神的不調の悪循環に陥らないようには、どうやって気持ちを切り替えることができるでしょうか。
そこでこの記事では、上手な気持ちの切り替え方として、落ち込んでしまった気持ちを平常心もしくはポジティブに変えてくれる方法をお伝えします。
参考にしてください。

■深呼吸をしてみる
気持ちを切り替える最も手軽な方法が深呼吸です。
人は不安や緊張感が高まると交感神経系が活発化し、その状態が続くとストレスがどんどん強まってしまいます。
深呼吸をすることで交感神経から副交感神経へと身体のスイッチを切り替え、気持ちをリラックスさせることが可能になるのです。
深呼吸の具体的なやり方は、まず口からお腹の中にある空気を全て吐き出し、その後でゆっくりと鼻から息を吸い込みます。
そしてお腹に十分に空気が溜まったらその状態で5秒間程度静止し、その後口から10秒間ほどかけてゆっくりと空気を吐き出します。これを3セット繰り返しましょう。

■全ては良い経験であると考える
何か悪いことがあった場合に、それを単に「悪いこと」と考えるのではなく「良い経験を積んだ」と前向きに考えるようにしましょう。
人間は「良いこと」からよりも「悪いこと」からの方が、たくさんの教訓を学び取ることができるのです。
そのような思考を習慣化できれば、気持ちの切り替えが早くなるだけでなく、そもそも落ち込んだりすること自体が少なくなるでしょう。

■自分を客観視する
現在の自分の状況を客観的に認識することで、それを元に意識的に思考や行動を改めて気持ちを切り替えていく方法です。
自分を客観視する方法としては、第一に「今の気持ちを口に出してみる」ことです。自分の気持ちを口に出すことによって自分を外部から認識し、自分自身を適切に操作することができるようになります。
また同様の理由により、「自分の気持ちを紙に書いてみる」ことも非常に有効です。
このとき「自分の今の気持ち」を書きだした後、「なぜそうなったのか?」という原因を書き出し、最後に「どうすれば良いのか?」という対処法を書き出します。
あらゆる物事には「原因と結果」が存在します。
自分の現状に関してまずその原因を特定し、それからその解決策を考えていく。こうした「原因と結果」に対応したアプローチは、気持ちの切り替えだけでなく、あらゆるケースにおいて応用をすることができます。

■感情を露わにする
怒りや悲しみなど、そのときの感情を思い切り露わにすることによって気持ちを切り替える方法です。
思いっきり泣いてみたり、声を荒げて怒ったりして、内に溜まってた感情を爆発させましょう。
多くの人は躾(しつけ)や教育の中で「感情を表に出さない」ように教えられます。しかし感情は発散させないと蓄積されていき、最終的にはうつ病などさまざまな身体の不調の原因となります。
こうした気持ちの落ち込みに起因する不調を防ぐためにも、ストレスが溜まったときには感情を発散させるようにしましょう。
一時期流行った言葉に「涙活」というものがあります。涙活とは涙を流すことによってスッキリとした気分になることを目的としていましたが、この「スッキリとした気分になる」ことを心理学的には「カタルシス(浄化)効果」といいます。
感情を露わにすることは気持ちをスッキリと「浄化」させ、切り替えていくことを可能にするのです。

■抽象度を上げて考える
抽象度を上げて考えてみることで、小さなことで悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく感じられるようになり、気持ちを切り替えられることがあります。
例えば、家族や職場などの人間関係に悩んでいる場合、「家族」や「職場」がそもそもなぜ必要であり、それが自分にとってどのような意味を持つのか考えるようにします。
また失恋をして落ち込んでいる場合にも、恋愛をすることはなぜ必要なのか、自分はなぜこの人を必要としていたのか、などを考えるようにします。
要するに「悩み」を単なる個人のものとして捉えるのはなく、自分が囚われている悩みは社会や歴史、あるいは生物の進化や物理法則の中でどのように位置づけられているのかと、より抽象的な次元で物を考えるようにするのです。
このように自分の悩みを大局的な視野で捉え思考をすることで、素早く解決策を発見できたり、いつまでもそのことに囚われ続けてしまうことを防ぎ、気持ちを切り替えることができます。

■違うことを始める
悩みや落ち込みと関係があるものとは全く別のことをやってみることにより、気持ちを切り替えていく方法です。
例えば仕事でミスをして落ち込んでいる場合は、終業後は思い切って仕事から頭が離れられることをして気分転換してみましょう。
このときにポイントなのが、できれば未経験なことにチャレンジしてみることです。これまでに一度もやったことがないもので、やりたいと思っていたものに対してこの機会にチャレンジをしてみましょう。
新しいことを初めて見ることで今までにない刺激が気分転換にもなりますし、新しい自分との出会いが気持ちを高めてくれるかもしれません。

■笑顔を作る
笑える漫画や動画などを見たり、あるいは無理矢理にでも笑顔を作ったりしてみると、想像以上の気分転換になります。
驚くべきことに、人間は笑顔をするだけでもストレスを緩和させる効果があることが知られています。笑顔には神経系統のスイッチを切り替え、副交感神経系を優勢にする作用があるためリラックスできるのです。
また、楽しい気分ではなく笑顔になれない場合であっても、無理矢理にでも口角を上げ笑顔を作ってみるだけも副交感神経系を優位にすることができます。
これは笑顔を作るときの表情筋の動きが脳に刺激を与え、脳があたかも本当に楽しい気分、リラックスをしているかのように錯覚するためです。

■心身を休ませる
無理をせずに心身を休ませることで気持ちが自然と切り替わる場合もあります。
まずは、「深く物を考えない」ようにしましょう。悩みごとを考えれば考えるほど、気持ちが問題の方向に引きずられていってしまうものです。
そうならないためにも、何も考えずひたすら「ぼーっと」する時間を持つこともときには重要です。
もちろん、睡眠も心身の休息には非常に有効です。睡眠が不足しがちな人は精神疾患になるリスクが高まってしまうことも知られています。
人間にとって最適な睡眠時間は6〜8時間程度であると言われており、さらに不安や悩み、気分の落ち込みなどがある場合はより長い時間眠るようにすると良いでしょう。
休憩をとって少し時間をおいてみると、嫌な気持ちになって落ち込んでいた大抵のことが「なんだこの程度だったか」と思えるでしょう。

■香りを嗅ぐ
ハーブなどの香りを嗅ぐことでリフレッシュし気分転換をすることができます。
具体的には、ラベンダー、ローズマリー、ミント、ハイビスカス、ローズミントなどが気分転換の効果が高いハーブの種類であると言われています。
香りを嗅ぐ方法としては、ハーブティーとして摂取をすることが最も良いですが、アロマオイルなどの形で使用をすることもおすすめできます。
アロマオイルに関して言うと、前述のハーブ以外にもチョコレート系の香りも高い気分転換効果を持っています。

■運動をする
運動をすることによって気持ちを切り替える方法です。
運動には大きく分けて走ったり泳いだりする有酸素運動と、筋トレのような無酸素運動がありますが、気分転換という観点ではどちらも有効です。
また、運動の種類としては、ヨガや体操、ウォーキング、ジョギングなど、空いた時間に一人で行うことができるものが良いでしょう。
さらに気分転換のために運動をする場合、必ずしも激しい運動である必要はありません。むしろ外の空気を吸い、景色を見ながらゆったりと行うことができるウォーキング、サイクリング、ジョギングなどが特におすすめです。

■友人に会う
友人など親しい人に会うことは、非常に高い効果が期待できる気持ちの切り替え方法です。
いろいろな調査でも、親しい人が身近におらず、友人とほとんど会うことがない孤独な人ほど悩みを抱えやすく、精神疾患にもなりやすい傾向があることが分かっています。
親しい人に直接会ってさまざまな話をしていけば、自分では全く思いつかなかったような新しい視点や着想を得ることができるかもしれません。
また、自分が今抱えている悩みや不安などを話してみるだけであっても、気分を安定させ切り替えることができるようになります。

■家と学校・職場以外の居場所を持つ
前項「友人に会う」とも関連しますが、家や職場・学校以外で自分の居場所を持つという方法です。
多くの人は子どもの頃から「家から学校や職場に行き、また家に帰る」というような生活スタイルを送っているはずです。こうした生活を長い間続けていると、あたかも世界が狭い空間で完結しているかのような錯覚を抱いてしまいます。
当然のことながら、そうした閉塞した状況では一つの観念から逃れて気分転換をすることも難しくなってしまいます。
この状況を打破するためにも、家や職場、学校というルーティンから外れた居場所を見つけることが非常に重要となります。
幸いなことに現代ではインターネットの発達によって、自分と共通の趣味や関心を持っている人を見つけることも簡単になっています。
SNSやサークルなどを活用してそうした人たちと出会い、コミュニティを作っていくことで、日常で溜まった悩みなどを解消していきましょう。

■良いことを思い出す
これまでにあった良いことを思い出すことで、気分転換して気持ちを切り替えるという方法です。
これまでに述べてきたように、気持ちを切り替えるためには悩みや不安とは別のことを考えることが重要となります
つい最近の出来事や、あるいは幼少期や若い頃にあったことでもどんなことでもOKです。仕事での成果や恋人との思い出、学校での武勇伝など、嬉しかったときのことを思い出しましょう。
良いことを考えることで、今の悪い考えに支配された状態を脱却していきます。

■「想像し得る最悪の状態」を想像する
これから起こるかもしれない「最悪の状態」を敢えてイメージすることで、その状態に慣れることが気持ちの切り替えになるでしょう。
最悪の事態をあらかじめ想定しておくことにより、それに対して過剰な恐怖心を抱くことはなくなります。また、それが起こり得る確率や対処法などを冷静に考え、リスクコントロールをしていくことができます。
すべてを想定の範囲内に収めていくことで不安を解消し、気持ちを切り替えて物事に取り組むことができるようになっていくのです。

■部屋の掃除・模様替えをする
部屋の掃除や模様替えは気持ちを切り替えたいときに非常に大きな効果をもたらします。
部屋に物が散らかっていると、同じように自分の頭の中の情報も散らかっているため、注意力が散漫になったり、パフォーマンスが落ちてしまっている可能性があります。
部屋の中を整理し、必要のないものを片ずけたり捨ててしまうことで、頭の中を整理してスッキリとした気分になることができるのです。
また、気持ちが落ち込みがちである場合には、部屋の模様替えをすることで気持ちを一掃し心機一転するようにしましょう。
例えば、気持ちの落ち込みが原因で模様替えをする場合には、壁紙を赤や黄色などの暖色系に変えてみるようにしてみましょう。反対にイライラが高まっている場合は、青などの寒色系に変えてみるのがおすすめです。
人間の心理と色の間には密接な関係が存在することが知られています。赤などの暖色系の色は人間の気持ちを高ぶらせる効果があり、逆に青などの寒色系は気持ちを鎮める作用が存在するのです。

■旅行に出かける
旅行に出かけることも非常に効果の高い気分転換法の一つです。気分転換のために旅行をするときは、できるだけ遠くの場所に向かうのがおすすめです。
日常から遠く離れ、違った場所の空気を感じることは、自分の現在の状態を相対化して考えることにつながります。
また、家族や友人と一緒にでかけたり、パック旅行や団体ツアーを利用したりするのではなく、事前のリサーチなどは全て自分一人で行い、一人で旅をするようにするのが良いでしょう。

■瞑想する
瞑想を行うことによって気持ちの切り替えを行うという方法です。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズは瞑想を日課としていたことで有名ですが、ジョブズ以外にも瞑想を生活の中に取り入れている有名人は数多く存在します。
瞑想は日々の生活の中で乱れがちになっている脈拍や呼吸を整え、さまざまな雑念を取り除く効果を持ちます。これにより仕事などで煮詰まった頭の中をリフレッシュし、新鮮な気分で新たな作業に向かうことができるのです。
瞑想のやり方は、基本的には静かな環境で座るかもしくは横になり、目を瞑ってじっとするだけでOKです。ただし、横になって瞑想をするときは寝てしまわないように注意をしてください。

■課題・目標を設定する
不安や悩みを引きずったまま新しいことに取り掛からなければいけない場合は、少々厳しめの課題・目標を自分に課してみるのもおすすめです。
達成が容易ではない課題や目標を立てて自分を追い込んでいくことは、小さな雑念などを忘れさせることにつながります。
そしてそれをクリアすることができたときには大きな自信となり、自然と小さな悩みなどを克服していくことができるようになります。
どれだけ普段明るい性格だったとしても、気持ちが落ち込んだりして沈んでしまうことがあるでしょう。
そんなときにできるだけ早く立ち直れるように、ぜひ自分に合った気持ちの切り替え方法を見つけてみましょう。
投稿日:2017-07-14
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若者教育支援センターさん
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「ゲシュタルトの祈り」

ゲシュタルトの祈りはよく親子関係のセミナーや人間関係のセミナーで紹介されるもので、ドイツの精神医学者にしてゲシュタルト療法の創始者フレデリック・S・パールズ(1893~1970)が書いたものです。

【ゲシュタルトの祈り】
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。


いかがでしょうか?
親子関係でも夫婦関係でも職場の人間関係でもすべての人間関係に共通するお話です。

ゲシュタルトの考えで一番大切にすることは「私は私」
これは利己主義とは全く違って自主性の確率・人間の成熟です。

本当の意味で成熟した人の「私は私」は他者が自分の思い通りに動かなくても自分の能力の限界と関与していいラインを引けているので潔く気持ちを切り替えることができます。
もし他人に対して「行動期待⇒期待通りにならない⇒怒り・悲しみ」というようなことがあればそれはあなたの自主性が確立されていない…というふうに捉えられるでしょう。

逆に言えば、人として未成熟(伸びしろがあるってことですよね)。
残された可能性がいっぱいということなので早速、自分の自主性の確率に取り組めばいいだけなのです。

私は何がしたいの?
どうなりたいの?
何ができるようになりたいの?

これらを明確にして、取り組んでいくだけでいいのです。
とてもシンプルですよね。

またパールズは、「より良い人間関係を作ろうとすること自体、“自虐”である」と言っています。
特に人と人はうまくやろうなどと意識しなくてもいいと…。

ただ、我々は、成熟した人間同士だったら 特に意識しなくてもお互い自然なかたちでうまくいくような気がします。
…ということで パールズの言葉を言い換えると、
「成熟していない人とは付き合わなくてよろしい」ということになるかもしれませんね。

人と人のお付き合いは自分自身の鏡です。
今、あなたの周りにいる人は、あなたの立っている位置を映し出してくれる鏡です。
近寄ってこようとする人も、あなたの立っている位置を映し出してくれる鏡です。
あなたが成熟すれば あなたの周りも成熟した人たちに変わります。

だから心配しないで結構です。
今のお付き合いに執着しないで大丈夫。
人は自然に似た段階の人が集まるようにできていますから。

そして一番意味が深いのが、「ゲシュタルトの祈り」の最後の一文だと言われています。
「たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ」

私たちは出会うことに意味を感じ出会わないことには意味を感じないでいませんか?
出会って知り合いになった方には不思議なご縁だね…と 喜び合うことはあります。

出会わない人もこれまた 出会わないという不思議なご縁。
どちらにも価値を置かないで、ありのままを受け入れるというパールズらしい最後の一文です。
投稿日:2017-07-14
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若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
ニーバの祈り

「神よ、願わくば、私に変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵を授けたまえ」

これは、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの詩で、オバマ大統領にも深い影響を与えたと言われています。

「言ってもどうしようもないこと」ばかりに気をとられ、そこに時間とエネルギーを投資するのは、残念ながら無駄ですし、自分のためにもなりません。逆に、「変えられること」に意識を向けて、勇気を持ち、行動したほうが、前にも進む可能性は増えることは間違いありません。
自分の「考え方」や「行動」を変え、相手に対して「ポジティブな対応」へ変えることによって、相手の考え方と行動が変化してきます。

過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分!

投稿日:2017-07-14
返信 17
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
「I love you because you are you」

これはカウンセラーがクライアントに接する際の基本姿勢です。
カウンセラーがクライアントに対する基本姿勢でもあるこの言葉は
「あなたはあなたのままでいいんだよ」…という意味。

この言葉を自分自身に対して言ってあげてください。
「I love me because I am I」=「私は私のままでいいんだ」…と。

要するに自分を好きになることが他人からも好かれることに繋がるし
他人を好きになれば更に他人から好きになってもらえる!
…ということ。

投稿日:2017-07-14
返信 18
若者教育支援センターさん
ゆこさんへ削除
長々とすいません。
ひとつでも参考になるといいのですが・・・。

これからもこの場でいろいろとお話ししましょう。

お返事に時間が掛かってしまう時もございますが、ご了承ください。
投稿日:2017-07-14
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