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お悩みNO.368
もかさん
どうしたらいいかわからない。削除
初めまして。 私には発達障害があります。 今年の3月に今まで通っていた作業所を退所し今は新しい就職先を探しながら家にいます。

私は何をしても長続きしませんでした。
高校を卒業して一般就労で花の下請け作業をする会社に入りましたが1ヶ月で辞めてしまいました。 次に作業所に行き生活訓練をしていましたがそこも長続きせずに退所しました。 一つ前の作業所は3年続いたのですが人間関係が上手く行かず辞めてしまいました。
もうこれ以上親に迷惑をかけたくありません。
そこで親にワンステップスクールのことを話しました。 しかし「もうこれ以上お金が出せない」と言われ話を聞いてくれませんでした。
私はこれからどうしたらいいのでしょうか。
私自身は自立して働きたいです。
今は家にいるのもストレスが溜まってしんどいです。

投稿日:2018-04-18
返信 1
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

なかなか仕事が続かなくてお悩みを抱いているのですね。
当スクールもご検討いただいたとのことでありがとうございます。

ただし、親からは経済的な問題でご理解を得られなかったのですね。

いまは自立して働きたいとのこと。
確かにずっと家にいたらストレスが溜まってしまいますよね。

まずは仕事がなかなか続かないことに対する対処法を以下にまとめています。
参考にしてください。
投稿日:2018-04-19
返信 2
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
『仕事が続かない人』対処法

いつも仕事が続かず転職を繰り返している人!
転職を繰り返せば繰り返すほど履歴書の職歴が増え、面接で退職理由を聞かれるといつも困ってしまう。
そんな気まずい思いをするのはもう終わりにしましょう!
仕事が続かない原因と対処法をご紹介します。

■仕事が続かない原因って?
仕事が続かない人には、いくつかの共通点があります。
何度も転職を繰り返してしまうという人は、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

■人との関係性においてうまく立ち回れない
どんな職場でも人と関わらないわけにはいかないので、人間関係をいかに上手くこなしていくかは仕事をする上でとても重要です。
いざ社会に出るといろんな人がいますし、また立場も色々です。
人に言われたことをすべて真に受けて悩んでしまう人は、鈍感な人に比べ消耗しやすくなってしまいます。
時には言われたことをスルーすることも大事です。

■理想と現実の間に乖離がある
どうも仕事が続かないという人は、今までの自分の仕事に一度目を向けてみてください。
専門的な知識や経験があるほうがもちろん報酬も高くなるので、仕事探しをする際、今までの経験を活かそうと同じ業界や職種を選ぶ人も多いです。
ですが、そもそもその職種や業界があなたに合っていないものだとすれば、いくら転職して会社が変わったとしても、同じ結果になりやすいといえます。

■融通がきかない
真面目なのは良いことですが、真面目すぎる人は自分で自分の首を絞めている場合が多いです。
仕事をしっかりやるのは当然ですし大切なことですが、人間ですから完璧ではありません。
ここまでしなければいけない、こうでなければいけない、などとすべてにおいて考えてしまう人は、自滅しやすいと言えます。

■心の病を抱えている
特別意志が弱いわけでも我慢が足りないわけでもなく、精神的に病を抱えている可能性もあります。
人と上手くコミュニケーションがとれなかったり、自分の感情をコントロールできないなど、生きづらさのようなものを感じている場合は、まずはそこを解決する必要があります。

■金銭的に困っていない
仕事をするのは生活のためと考えている人がほとんどでしょう。
つまり、金銭的に余裕があるのなら働きたくないと、多くの人が思っているのではないでしょうか。
実際のところ、働かずして生きていくのは難しいわけですが、たとえば実家暮らしをしていたり、資産家の家に生まれた場合は、仕事を辞めても、家族の援助でなんとか生きていけるかもしれません。
ハングリー精神のようなものがない場合は、その分仕事への執着も薄れるのではないでしょうか。

■達成感を得続けられない
仕事を覚えるまではやりがいがあって楽しいのに、仕事に慣れてくると一気につまらなくなってしまうという人もいるでしょう。
やりがいや目標がなくなってしまうと、仕事は苦痛でしかなくなってしまいます。

■仕事に求めるもののレベルが違う
職場に求める理想が高いと、転職を繰り返しやすい傾向にあります。今の職場では自分の能力を活かしきれないと感じたり、こんな職場よりもっと自分に合った職場があるはずだと思ってしまうためです。
ステップアップのための転職なら、必ずしもマイナスイメージになるとは限りません。

■仕事を続けるための対処法
なんとか今の職場で頑張っていきたいという人は、悩みや状況に合った対策を講じる必要があります。
ただ頑張って耐えるだけでは限界がありますし、状況は変わりません。
これを参考に自分にあった対処法を見つけてください。

■職種を変えてみる
これまで経験した仕事が同じようなものばかりと言う方は、思い切ってまったく違う仕事をしてみてはいかがでしょうか。
自分では苦手意識のあることでも、必要に迫られて実際にやってみたら意外とできたということも珍しくありません。
まだ眠っているあなたの可能性を引き出すためにも、視野を広げてみると良いかもしれません。
初めてのことをするにはとても勇気がいりますが、案ずるより産むが易しという言葉もあるとおり、やってみると案外上手くいくものです。

■人の言葉を鵜呑みにしない
職場で怒られることや嫌味を言われることはよくありますよね。
しかし、その度に落ち込んでいては身がもちません。
ミスをして怒られたのであれば、それはしっかり受け止め、反省する必要がありますが、上司の小言やお局様の嫌味レベルの発言は、受け流しましょう。
むしろ、自分のストレスを人にぶつけるなんて、なんて器の小さな人だくらいに思っていれば、そこまで傷ついたり腹を立てる必要がないと気づくはずです。
最初のうちは少しトレーニングが必要かもしれませんが、慣れてくれば上手くコントロールできるようになります。

■病院を受診してみる
仕事が続かない理由が、心の病が原因の場合は、頑張りすぎるとその反動が大きくなりますので注意が必要です。
現代はまさにストレス社会です。
職場の人間関係が理由で心療内科や精神科にかかる人も決して少なくありませんし、その患者数はどんどん増加しているそうです。
たとえばよく話題にされることが多いうつ病ですが、うつ病と一言でいってもそのタイプや症状は一つではありません。
無気力・落ち込みなどのうつ状態が常に続く場合もありますが、うつ状態と眠れないほどハイテンションな状態を繰り返す、躁うつ病というものもあります。
また、最近では新型うつといって、自分の好きなことをしている時は楽しく過ごせるのに、嫌いなことをしようとするとうつ状態に陥ってしまうという場合もあるようです。
精神的な疾患は目には見えないため、周囲から単なるワガママだと誤解されてしまうケースがよくあります。
しかし、そういった病気があることは事実ですし、周囲の人は医師ではありません。そんな心無い身勝手な発言など気にせず、おかしいと思ったら早めに病院を受診しましょう。

■完璧主義をやめる
完璧主義で真面目な人は、自分でも気づかないうちに無理をしていることがあります。
ここまではしなければならない、これはできて当然だと自分で勝手に思い込んでいるパターンが多いです。
特に、仕事を始めてすぐの頃は、まだ要領をつかめないこともあり、早く仕事を覚えようと頑張りすぎてしまう傾向にあります。
そんな時は、一度客観的に自分自身を見つめてみましょう。
周りと比べて自分は仕事ができないと思っていませんか?
仕事ができないことを誰かに指摘されましたか?
もし、誰かに言われたわけではないけどそう感じてしまうという人は、自分の評価を見誤っている可能性があります。
誰に言われたわけでもないのに、勝手に自分でハードルを上げてしまっているのです。
自分が思っている以上に、周囲からの評価は高いのではありませんか?
いつも全力で頑張っていては、当然すぐに息切れしてしまいます。
「サボり上手が仕事上手」なんて言ったりもします。
適度に手を抜くことも覚えましょう。

■変化が多い仕事に就く
飽きっぽい人は、仕事に慣れてからが問題ですよね。
それならば、できるだけ慣れがこないような仕事に就けばよいのではないでしょうか。
こう考えた場合、単純作業や流れ作業は向かないと言えるでしょうし、ルーチンワークが多い仕事もすぐに飽きてしまう可能性が高いです。
具体的にこの仕事と言うのは難しいですが、日々トレンドが変わる業界や、常に勉強をし続けなければ置いて行かれてしまうような、動きのある仕事に就いてみてはいかがでしょうか。

■働かなければ生きていけない環境をつくる
実家暮らしの人は家を出て、自分で部屋を借りてみてはいかがでしょうか?
もちろん実家暮らしだからといって生活費をすべて出してもらっているわけではないでしょうし、逆に援助をしている人もいるかもしれません。
ですが、最悪仕事を辞めても住む家はあるという状況と、仕事を辞めたら部屋を追い出されるかもしれないという状況では、仕事への思いも変わってくるはずです。
一度実家を出てしまえば、仕事を辞めて生活できなくなったからといって、簡単には帰りづらいはずです。
「絶対に仕事を続けられるようになりたい」という強い気持ちがある人は、強硬手段に出てしまうのも一つの方法です。

■今の職場でやり残したことがないか考える
今の世の中は実力社会であり、実力がある人はどんどんチャンスをものにすることができる環境といえます。
どうせ働くのであればたくさんの報酬をもらいたいですし、新しいことに挑戦したいという気持ちも素晴らしいものです。
しかし、どんなことでも何かを身に着けるまでにはそれ相応の時間がかかるものです。
思っている以上に今の仕事は奥が深いかもしれませんし、まだまだその会社で習得できることがあるかもしれません。
ステップアップをしていくことは必要ですが、焦りすぎは禁物です。
経験年数も仕事の面接では重要視されることが多いですし、長く続けることにもそれなりのメリットがあるのです。
仕事を辞めたくなった時は、今の職場でやり残したことがないか、じっくり考えてみてからでも遅くはありません。

■転職のデメリットを知っておこう
既に身をもって体感している人もいるとは思いますが、転職を繰り返すことにはやはりそれなりのデメリットがあります。
先々このような状況に遭遇し、転職したことを後悔することもあるかもしれません。

■忍耐がないと思われる
履歴書の職歴の欄が多すぎると、忍耐がない人なのかなという印象を面接官に与えてしまうことになります。
もちろん退職理由にもよりますが、飽きたから、つまらなかったからなどと正直に答える人はいませんよね。
おそらくなんらかのそれらしい理由を考えて面接に臨むはずです。
しかし、相手も面接のプロですから、苦し紛れの弁解は場合はすぐに見抜いてしまうことでしょう。
転職回数が多いほど、退職理由を考えるのは一苦労です。

■社会的信用を得られない
家や車のローンを組む時、銀行でお金を借りる時などは、仕事の勤続年数が長いほうが信用を得やすく、審査に有利にはたらくと言われています。
収入がなくなれば、その人からお金を回収できなくなってしまうので、仕事を辞めてしまう可能性が高い人には、当然ですがお金を貸す側も不安になってしまいます。

■一から始めなければならない
転職をすると一から仕事を覚えるのは当然ですが、人間関係なども新たに築いていかなければなりません。
また、今まではある程度の立場にいた人でも、新しい職場では新人扱いになるので、自分より年下であろうと先輩として敬わなければいけなくなります。
抵抗がないという人は問題ありませんが、プライドが高い人にとっては耐え難い状況かもしれません。
もちろん、ヘッドハンティングなど、相手から望まれて転職する場合は、それなりのポストが用意されているでしょうから、そのような思いをすることはないのかもしれませんが。

■転職のメリットとは?
ここまで転職のマイナス要素をご紹介してきましたが、どんなことにもメリットはあります。
もちろん転職にも考えようによってはプラスになる要素も存在します。
最後に転職することのメリットをまとめてみました。

■色々な仕事を経験できる
一度経験した仕事は、自分のスキルの一つとなります。
一つの仕事を極めるのも素晴らしいですが、幅広い知識や経験が人生の中で生きてくる場面もあります。
人生にはムダなことなど無いといいますし、どんな経験もしておいて損はないといえます。

■人脈が広がる
職場の人とはいえ、プライベートでの交友関係に発展することもあるでしょうし、出会いが多ければその分人脈も広がります。
人との出会いが人生を変えることもあるといいますが、出会いは時に大きなチャンスをもたらします。
多くの人と出会うことで、あなたの人生がより豊かなものになるのではないでしょうか。

■今のストレスから解放される
今の職場に大嫌いな人がいたり、仕事があまりにも激務な場合は、会社を辞めることで今のストレスからは解放されるでしょう。
これは人によってはある意味最大のメリットといえるかもしれません。
次に行く職場が今より素晴らしいという保証はないとしても、今の劣悪な職場環境からは離れることができるので、今後に希望をもつことができます。

■まとめ
一つの仕事を長く続けるには、忍耐や努力が必要です。
しかし、世の中には様々な仕事がありますし、多くの仕事に携わっていくのも自分を成長させる一つの方法ではないでしょうか。
仕事が続かないと悩んでいるあなたにも、あなたらしく働ける場所はどこかにきっとあるはずです。
あまり悲観的にならず、悩んだ時は自分の信じた道を進んでみましょう。
日々できることを精一杯頑張っていれば、あなたらしく働ける場所がいつか見つかるのではないでしょうか。
投稿日:2018-04-19
返信 3
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
また、以下にはストレスの対処法をご紹介します。
投稿日:2018-04-19
返信 4
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
一人でも簡単にできる!ストレス解消方法10選


ストレス社会と言われる現代、私たちは日々多くののストレスに晒されています。
生きていく上では、ストレスを避ける事はできません。

避けられない以上、私たちはストレスと上手に付き合っていかなければいけないのです。
受けたストレスを放置し、どんどんと自分の中に溜め込んでしまうと、こころが壊れてしまい、うつ病などの精神疾患にかかる可能性が高くなってしまいます。

ストレスは溜め込みすぎず、上手に発散・解消する事が上手な付き合い方です。
以下に長年のカウンセリング経験からクライアントとコミュニケーションをとる中で教えてもらったストレス解消法のうち、特にストレス解消に効果的で定評のある方法を紹介します。
長いですが参考にしてください。

1.大声で歌う
一番多かったストレス解消の方法は「歌を大声で歌う」というものでした。
大きな声で歌えばそれだけでストレス解消になります。
また、好きな歌を歌えば楽しい気分になれて、イヤな事だって忘れられます。
環境的に大声を出せない場合は、風呂場で歌ったり、車を運転している時に歌ったりと工夫してみましょう。
中には、ベッドで布団をかぶって大声で歌う、という方もいました。

カラオケなどを利用するのもよいでしょう。
最近は「ヒトカラ」という言葉もあり、一人でカラオケに行くことの敷居も低くなりました。
カラオケボックスに入れば、気兼ねなく大声で歌うことができます。

一人で行って、思う存分歌ってもいいし、もちろん友人と一緒に行ってみんなでストレス解消してもいいと思います。
似たような解消法で、ストレスが溜まると、好きなアーティストのライブにいって大声で歌ったり、踊ったりするという方もいました。思いっきり声を出し、ヘトヘトになるまで踊り続け、とてもスッキリするようです。


2.紙に書き殴る
ストレスになったことを「ひたすら紙に書き殴る」という解消方法です。
「書くだけで本当にストレス解消になるの?」と思われるかもしれませんが、書くという行為も、自分の内に溜めていたストレスを外に「吐き出す」ため、意外とスッキリするものなのです。
歌う行為と違い、騒音になる可能性が低いため、時間や場所を選ばずに出来るのがメリットですね。

書くだけですっきりする方もいますが、ゴリゴリと書き殴った上で、それをビリビリに破いてゴミ箱に投げ捨てるとスッキリするんです、というツワモノの方もいました。

確かに、イヤなこと書いて「投げ捨てる」のは、「この件はこれで終了!!」と区切りをつけやすい行為になりますから、いいのかもしれませんね。

ちょっと乱暴に見えちゃうのが難点ですが・・・。


3.運動する
思いっきり体を動かす事もストレス解消には効果的です。
ストレス解消という面で考えてみると、ランニングなどの同じ動作を繰り返す運動、ラジオ体操のようなゆっくりした運動もいいですが、自由度が高く、少し息が上がるくらいの運動の方が、より良く発散できるようです。

よく話に上がるのはボクササイズやダンス、バッティングセンターなどでしょうか。
ボクシングジムに通って、サンドバッグやミットを思いっ切り殴ったり、トレーニングジムのボクササイズのレッスンに参加してみたり。

乱暴に聞こえますが、「殴る」事は確かにストレス解消になります。
ただし、人を殴ったり大切なものを殴るのはもちろんダメですから、殴っても問題のないものを殴りましょうね。

また、適度に息が上がる有酸素運動は、気分をスッキリさせ、前向きにしてくれますのでやや激しめのダンスやサッカー、バスケなどのスポーツもオススメです。


4.思いっきり泣く
つらい時は泣くことが効果的です。
泣くというと「情けない」「かっこ悪い」行為であると感じ、抵抗を感じ方も多いかもしれません(特に男性)。
ただ、思いっきり泣くと気持ちがスッキリするのは確かです。誰にでも経験があるでしょう。
世間の目がありますから、どこでも泣けるというわけではありませんが、場所を選んで、「泣く」ことをぜひ取り入れてみてください。

「泣くことは心と身体を健康に導くチカラがある」
「泣くことはリラックス作用がある」とも言われています。
涙を流すことで、副交感神経という「リラックス状態を作る神経」が活性化するためだと考えられています。


5.壊す
ちょっと乱暴ですが、何かを壊すとスッキリします。みなさんも、イライラしていると「何かを壊したい衝動」に駆られませんか?何かを壊すと、人の気持ちはスッキリするのです。ただし、それで部屋の壁を殴ったり、大切な家具を壊したり、ひとを殴ってケガをさせるのは絶対にダメです。何よりも人道的に間違った行為であるし、一瞬だけスッキリしますが、その後にすぐにとてつもない後悔と自責に襲われます。結果として、よりストレスが溜まるだけです。
となると、壊しても差し支えないものを壊すのがいいでしょう。

クライアントのお話では、
・ダンボールや新聞誌、雑誌など、要らない紙をビリビリに破くとスッキリする。
・キュウリなどをビニール袋に入れて、思いっ切り床に投げつける(ストレスが治まったら、キュウリはその後おいしく頂くようです)などがありました。
また、アルミ缶などを思いっ切り握りつぶすとスッキリする、という方もいらっしゃいます。


6.噛む
歯ごたえのあるものを噛むと落ち着く、という方もいました。確かに、「噛み壊す」という行為がストレス解消になっていそうですね。
また、ガムを噛む事に代表されるように、噛む事には「集中力を高める」効果があり、噛む事で冷静になれるのかもしれません。
カルシウムが豊富な小魚などを噛めば、怒りっぽさもなくなり、一石二鳥ですね。


7.仲の良い友人と過ごす
今までは、一人で出来るストレス解消方法を紹介してきましたが、仲のいい友人の予定が空いていれば、一緒にストレスを解消するのもいいでしょう。
友達とカラオケにいく。友人と一緒にスポーツを楽しむ。友達とショッピングでストレス解消、一緒にご飯を食べに行く。
こころを許せる友人と一緒にいるだけで安心感がもらえ、ストレスも落ち着いてきます。また、相手がいればストレスの原因となったことを「グチ」として吐き出す事もできます。
カラオケで吐き出して、更に辛かったことを聞いてもらって吐き出せればストレスはスーッと体から抜けていくでしょう。

また、友人がいれば、「やりすぎる」ことに歯止めをかけてくれます。ストレス解消で一人でショッピングに行ったはいいけど、散財しすぎてしまい、後日、すごく落ち込んだ。
こんな経験はないでしょうか?
こんな時も友人がいれば、「ちょっと買いすぎじゃない?」と冷静にアドバイスをくれるでしょう。


8.部屋の掃除・模様替え
意外ですが、「部屋の掃除・模様替え」は定評のあるストレス解消方法です。
ストレスが溜まっている患者さんに勧めると、だいたい好評です。
掃除中はその事に集中しているため、ストレスの原因を忘れる事ができます。
適度に体も動しますから、運動によるストレス解消の一面もあります。
汚かった自分の部屋がスッキリすると、精神的にも落ち着くし、達成感・充実感も感じられるでしょう。
こころもスッキリさせることができるし、ついでに部屋も片付いちゃうというオススメのストレス解消法です。


9.自分に都合よく解釈してしまう
今までは、「行動」することでのストレス解消方法でしたが、ここからは精神的にストレスを解消する方法です。
ストレスを感じた原因がある場合、その原因があったという事実は変える事ができません。でも、その「捉え方」は自分で変える事ができます。
ならば、自分に都合いい解釈をしてしまって、ストレスを少なくすればいいのです。
たとえば、仕事中に上司に理不尽な叱責を受けたことがストレスになっているとしましょう。仕事後も、「なんでこの事で俺が怒られるのか、納得がいかん!」とモヤモヤします。当然ですよね。理不尽な叱責は本当に腹が立つものです。
でも、「叱責された」という事実は、どんなに私達が努力しても無かったことにはできません。なので、「叱責された」理由を自分で勝手に解釈しちゃいましょう。
「そういえば最近上司は家族と上手くいってないって漏らしてたな」
「今日の叱責はそのストレスが背景にあったんだろう」
「そういえば、自分もストレスが溜まってる時には、理不尽に他人に当たってしまった事があったな・・・」
「そう考えると、叱責してしまった上司の気持ちも分からんでもない。」
「むしろ俺に当たった事で上司のストレスが少し取れたかもしれない」
「叱責されたことで、上司の役に立てたんだし、まぁいっか」
こんな感じです。

もちろんこれは想像で、本当に上司に家庭のストレスがあったのかは分かりません。
でもそんな事はどうでもいいのです。自分が納得いくように解釈しちゃえば、それだけで怒りは引いてくるものです。
理不尽なことに対する怒りはぶつけようもなく、どうしていいのか分からなくなります。
そんな時は、こっちも理不尽に自分に都合よく解釈してしまえばいいのです。


10.瞑想
瞑想というと難しいイメージがありますが、宗教的なものや本格的なものではありません。
一人になって体がリラックスする体位を取り、頭をからっぽにしてみましょう。それだけでいいのです。15分ー30分くらいやってみましょう。
やってみると驚くほどスッキリすることに気付くはずです。

これだけ落ち着けるものであれば、多くの宗教が瞑想を取り入れる理由もよく分かります。
ストレスを受けたあなたの脳やこころは疲れています。誰にも邪魔されない静かな環境に身をおいて、何も考えずにリフレッシュさせてあげましょう。

実は、何も考えないという事は結構難しいものです。ひとは気がつけば何かを考えています。
瞑想をしようとしても、つい色々考えてしまう、という方は呼吸を意識して下さい。大きく深呼吸をしましょう。大きく息を吸って、吐き出すと意識がそこに向くため、余計な雑念が消えていきます。

忙しい有名人や社長さんの中にも、「自分を見失ったら瞑想する」という方がいらっしゃいます。「何も考えない」事に慣れるのに少し時間はかかりますが、オススメの方法です。


こんなストレス解消方法はダメ!
さて、10個のストレス解消の方法を紹介しました。最後に、「こんなストレス解消は危険」というものを書きます。
もしあなたに、このようなストレス発散をする傾向があるのでしたら、あなたのこころは相当に疲れていることが予測されます。放置せずに早めに心療内科を受診しましょう。

人間はストレスに耐えられる器の大きさというのが決まっています。どんな人でも延々とストレスを貯めておくことはできません。

器の大きさを超えてまで溜め込んでおくとどうなるか?ストレスが溢れ出し、様々な症状・疾患につながります。

・やけ食いして発散、やけ食いしたものを吐いて発散 ⇒過食症
・髪を抜いたり、自分を傷つけたりして発散      ⇒抜毛症、リストカット
・必要ないものまでどんどん買ってしまう      ⇒買い物依存症
・ギャンブルに巨額をつぎ込んだり、はまりすぎる  ⇒ギャンブル依存症
・ひたすらお酒に逃げる              ⇒アルコール依存症

このような行為が見られている場合は、早めに心療内科を受診してください。
どれも放置しておくと大変に危険です。私たちプロフェッショナルに相談してください。一緒に治していきましょう。


ストレスを発散する元気すら出ない場合
ストレスは溜め込んでおくと悪いから、発散しないといけない。それは頭では分かっているんだけど、そんな気力すら出ない。
これは危険です。こころが相当に疲れています。うつ病などの精神疾患に至っている可能性もあります。
このような場合も自分で何とかしようとするのではなく、私たちに相談してください。心療内科でしっかりと相談し、必要な治療を受ければ必ず治ります。

過食嘔吐、リストカット、抜毛、巨額な買い物、飲酒、ギャンブルなどでストレス発散をする事は危険なのでやめるべき。

もし、ストレスの改善が得られない場合やストレス解消する気分にもなれない場合はうつ病などの疾患の可能性もある。
心療内科を受診しよう。
投稿日:2018-04-19
返信 5
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
さて、お仕事のお話しに戻ります。
お仕事は誰かとの関わりによって成り立ちます。
そこにはコミュニケーションが欠かせません。

この掲示板に書き込みをいただくほとんどの方に最初にお伝えしているコミュニケション方法を以下にご紹介しますのでこちらもあわせて参考にしてください。
投稿日:2018-04-19
返信 6
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-19
返信 7
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-19
返信 8
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
「コミュニケーション③~アサーション・トレーニング」

「アサーション・トレーニング」により、自分も相手も大切にする自己表現法「アサーション」を身につけることができます。
これにより、自分の気持ちを制限することなく、お互いを尊重しながら自己表現し、うまくコミュニケーションをとることができれば、対人関係の悩みが解消されることでしょう。
以下「アサーション・トレーニング」について解説していきます。

1.アサーション・トレーニングとは?
自分と相手、双方を大切にしながら自己表現を行うコミュニケーションスキル「アサーション」。
このアサーションを身につけるためのトレーニングが「アサーション・トレーニング」です。
アサーションの自己表現は大きく3つのタイプに分けられます。

【ノン・アサーティブ(非主張型)】
自分よりも相手を優先し、自分を後回しにするタイプ。
ドラえもんでいえば、のび太君のようなタイプです。
自分の意見を表現しなかったり、しそこなってしまったりします。
自己肯定感が低く、相手の気持ちや態度を考えてしまうために自己主張できずに、自分のことを分かってもらえないという気持ちが残ったり、後で言い訳をしてしまうタイプです。

【アグレッシブ(攻撃型)】
相手よりも自分の意見を優先するタイプ。
ドラえもんでいえばジャイアンのようなタイプです。
自分の意見ははっきりと伝えるのですが、相手の気持ちを無視し、考えを押し付けたりします。
自分が一番という思いが強く勝つことにこだわり、攻撃的自己表現で自分勝手な行動をしたり、自分が優位になるように相手を操作しようとします。

【アサーティブ(攻撃型と非主張型の黄金率)】
自分の気持ちを正直に表現でき、相手の意見も大切にするタイプ。
ドラえもんでいうと、しずかちゃんのようなタイプです。
その場にふさわしい表現で率直に自分の意見をいうことができます。
時には意見がぶつかることも踏まえていて、お互いに意見を出し合い、最終的に双方の納得のいく結論を出そうとする理想的なタイプです。

【タイプの違いによる自己表現の例】
行列に並んでいて自分の前に横入りされた時、
①ムッとして内心腹は立つが、相手には何も言わない。(ノン・アサーティブ)
②割り込みしたことに対して怒り、列から外れるように言う。(アグレッシブ)
③先に並んでいたことを伝え、後ろに並ぶよう丁寧に頼む。(アサーティブ)

アサーション・トレーニングとは、上記③のように自分と相手、両方を大切にした自己表現を身につけるトレーニングです。
相手の意見を尊重しながら、その場にふさわしい表現方法で自分の気持ちや考えなどを正直に伝えられるようになるコミュニケーションスキルを養います。

2.アサーション・トレーニングの必要性
自分と相手の両方を尊重することは、時に心の葛藤を起こすこともあります。
アサーション・トレーニングは、多くのカウンセリング経験を持つトレーナーが担当します。
対人関係や苦手な相手とのコミュニケーションなど個人が抱える問題について、ひとつの正解を求めるのではなく、ひとりひとりが自分なりのアサーションを習得していくことを目指します。
アサーションは、相手を自分の思う考えに導くよう操作したり、無理にイエスを言わせようとするものではありません。
お互いがそれぞれ自分の気持ちを率直に表現しながら、より良い関係を作っていくことが目的です。
アサーションができるようになれば問題なく物事が進むようになり、人間関係の改善も見られるようになるでしょう。
しかし、それが短期的なものであれば無理に自己表現を行うことでストレスが溜まったり、精神状態が悪化するなどの恐れもあります。
アサーションの達成感とは逆に、気づかぬうちにストレスを溜めてしまわないようにトレーニングにより自然に身についていくことが必要です。

【ビジネスシーンでの必要性】
「職場の風通しが悪くては生産性が上がらない」これはビジネスにおいてのコミュニケーションの重要性を物語っています。
さまざまな人間が集まるビジネスシーンでは、年齢や立場、考え方や性格の違う人々との間で良好な人間関係を築いていくことが求められます。
ストレスは、人によってその原因も違えば感じ方も違います。
中でも人間関係のストレスは厄介で、なかなか解決に向かうことができません。
毎日職場で顔を合わせる相手との関係であれば、かなり深刻な問題です。
社訓などで個人を尊重することを前提としていても、立場上イエスマンになってしまったり、「ノー」と言えないことで「うつ」になってしまっては、自分を守ることができません。
会社としても、有能な人材を失うことにもなりかねません。
従来から管理者研修においてコミュニケーションは必須です。
アサーションにおける自他尊重の自己表現を身につけ、実践できることがビジネスの成功につながることは明らかです。

【日常生活での必要性】
苦手な人とのコミュニケーションは、多くの人の悩みです。
誰にでも苦手な人というのはいるものです。
出来るだけ関わらないようにしたいのが本音ですが、実際はそうはいかない場合も多いものです。
アサーション・トレーニングでは、苦手な人とでも良好な関係を築くことができるようになるヒントや技法を習得することができます。
私たちは知らず知らずのうちに自己防衛反応が働き、そのつもりがなくても苦手な相手に感情的な態度をとってしまったり、言いたいことをうまく表現できずに苦労しています。
不思議なもので自分が苦手だと思っている相手も、自分のことを苦手と思っていたということがよくあります。
言ってみれば、それはお互いにうまくコミュニケーションをとりたいという心理の表れともいえます。
アサーション・トレーニングを学び、自己分析することで自分のコミュニケーションパターンが分かり、考え方の方向転換ができるようになるでしょう。
上手なコミュニケーションにより苦手な人たちとの関係がよくなれば、心の負担が軽くなります。

3.アサーション・トレーニングの効果
【ビジネスにおける効果】
サービス業を中心として人と関わる職業のビジネスパーソンは、顧客の要望を聞き入れることが優先となり、結果的に自己犠牲を伴い「燃え尽き症候群」になりやすいと言われています。
熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時から急に意欲がなくなり無気力状態になってしまう。
そうならないためにも、たとえ顧客であっても自分の意思を伝えることが大切です。
無理な依頼をされた時、「そのスケジュールでは難しい」「こういう方法ではいかがでしょうか」など、相手の意見も尊重しながら話し合うことで双方に良い状況を作り出すことが出来ます。これが、アサーションの効果です。

【友人間における効果】
いつも待ち合わせに遅れてくる友人と旅行に行くことになりました。
当日、その友人は30分以上も遅れてやってきて「ごめんね!」と謝りました。
あなたはどんな返答をするでしょうか?
「なんとも思ってないよ」「私も遅れてきたから大丈夫」など、その場を取りつくろうために不満な気持がありながらも適当に済ませてしまったら、旅行の間ずっとモヤモヤした気持ちが残ります。

いつも遅れてくるということは、あなたなら許してくれるという甘えがあるのではないでしょうか。
本当は不満に思っていることを上手に伝えれば、友人の考えや行動も変わるかもしれません。
謝っている友人のことも尊重しながら、自分の気持ちを伝えるにはどのような言い方がよいでしょうか?
「遅れてきたのには理由があるのだろうけど(相手の気持ち優先)、待っている気持ちを考えてくれるなら、次からは約束を守ってほしい(自分の気持ち表現)」などと率直に伝えてみましょう。

結果、お互いに気持ちが通じ合い、これまでより良い関係を築くことができればアサーションの効果があったといえるでしょう。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
友人、親子、夫婦、恋人などの日常の会話を思い出してみて、「あの時はこうすべきだった」「こんな風に言えればお互いを尊重できた」など、まずは身近なところからアサーションを活用してみてはいかがでしょうか。

4.アサーション・トレーニングの実践例
【上司からの無理な依頼を上手に断りたい】
ビジネスの現場で上司からの仕事依頼は、手一杯の仕事を抱えていても断りにくいものです。
自己主張できるタイプの社員であれば問題ないことでも、口下手で自分の意思を伝えることが苦手なタイプの社員には深刻な問題となります。
かといって、どんな仕事も引き受けていては、実質的な負担も心の負担も溜まる一方です。
「悪いけど、すぐに急ぎの書類を作成してくれないだろうか」という上司の依頼を断りたいとき、どのように返答すればよいでしょうか?
例①「はい、わかりました。」と仕方なく引き受けてしまう
例②「今はちょっと忙しいので…」と言いにくそうに断る
例③「それは、私の担当ではないので」と言って断る

②と③は断ってはいますが、あまり良い返答ではないようです。
返事のしかたで相手の受けるあなたの印象はずいぶん異なります。
いつも引き受けていれば、少し無理をしても引き受けてくれると思われるでしょう。
はっきりと断れば、できないということは伝わりますが、このような断り方では印象はよくありません。
アサーションは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。
この場合は「今は○○の書類を作成していて時間がとれません。
終わり次第取り掛かれますが、それでよろしいですか?」と自分の状況を説明し、こうであれば出来ると提案する方法が望ましいでしょう。

上司は早急に必要であればほかの人に依頼するでしょうし、少し待ってもあなたに依頼したいと思えばそうするでしょう。
この返答により、自分の気持ちを伝えることができたので、次からは上司の対応も少し違ってくるかもしれません。

【人に褒められたときの対応のしかた】
人に褒められることは嬉しいことです。
でも、その場に同期の社員がいたり、同じ仕事をして自分だけが褒められたりすると、恥ずかしかったり、返答に困ったりする場合もあります。
そんなとき、どんな対応のしかたがよいでしょうか。

【褒めてくれた相手と周りの人を尊重しながら、自分の意思を素直に告げる方法】
まずは、褒められたことに対し、素直に「ありがとうございます」と答えるのがよいでしょう。
その上で「みんなの協力のおかげです」と付け加えたり、「ご指導のおかげです」や「また頑張ります!」など、自分も周りの人も気持ちがよくなる返事ができるとよいでしょう。
アサーション・トレーニングによって、場面ごとの表現のしかたについてイメージトレーニングができれば、自然に表現できるようになるでしょう。

5.アサーション・トレーニング実施時のポイント
アサーションの基本は自他尊重の自己表現です。
その心構えが4つあります。

・思いを率直に表現すること
・相手に対して誠実であること
・自分と相手が対等であること
・表現することは自己責任であること

なぜ自己表現することが難しいのか。
まずは自分の感情と向き合い、受け入れることが重要です。
苦しんでしまうのは、感情の矛盾があるからです。
「本当は断りたいのに引き受けてしまう」「本当は怒っているのに相手に伝えられない」そんなモヤモヤを取り除くためには、適度に表現することが重要です。
それにより、自分の感情と行動が一致し、矛盾から解放されます。

私(I=アイ)を主語として伝えること。
まず自己を表現し、対等な相手に対して誠実であり、相手を尊重すること。
自分の責任において、自信をもって会話するのです。
「あなたはいつも自分勝手な行動ばかりするので困る」
Iメッセージにすると… 「私はあなたが協力してくれたら、もっと良い仕事ができると思う」
「あなたはいつも自分の話ばかりで聞く耳を持たない」
Iメッセージにすると… 「私はあなたに聞いてほしい話がたくさんあるから、時には聞いてほしい」
主語を「あなたは」から「私は」にすることで相手を責めるような表現でなく、自分はこう思っているからこうしてほしいという表現になります。
答えはひとつではありません。
アサーション・トレーニングを繰り返すことで、その場に応じて自然な対応ができるようなります。

6.アサーション・トレーニングの参考書籍
■改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
平木 典子 (著)
・日本にアサーション・トレーニングを初めて紹介し、依頼その普及のために第一線で活躍されてきた平木典子先生による決定版といえる一冊です。

■アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 新書
平木 典子 (著)
・第一人者が語るわかりやすい入門書です。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。

■マンガでやさしくわかるアサーション 単行本
平木 典子 (著), 星井 博文 (その他), サノ マリナ (その他)
心理療法としても、日常のコミュニケーションスキルとしても必要にされているアサーション。
第一人者として活躍する著者によるわかりやすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式でアサーションの基礎を楽しく学べる一冊です。
投稿日:2018-04-19
返信 9
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
これから自立して働いていくためには、いまの自分を少しだけ変えていく必要もあります。
自分を変えるって一見難しいようですが、実は少し視点を変えるだけで劇的に変われるのですよ。
以下にまとめました。
投稿日:2018-04-19
返信 10
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方がわからない。
自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。

まず、自分の中にも
“「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。
そのことを認識することが優先されます。

この2つを分類してみると、
自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」
に区別できます。

例えば、今、この文章をを読んでいるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、
「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、
そのようにできるはずです(行動)。

このように「思考」や「行動」は、
インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」
と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、
「胃液を通常の5倍出してみてください」
と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。

「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると、
「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。

例えば、思わぬミスをしてしまったとします。
よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、
次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教
材になったと言えます。

成功を目指す過程において、
良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。

言うなれば、
この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。

ホームで電車を待っているとします。
急いでいる時に限って遅れる。
そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして
しまうでしょう。

しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。
……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。
「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて
いるのです。

自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、
「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、
という行動を起こせば時間を有効に使えますし、
自分にとってもプラスなはずですよね。

カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。
その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。
この手法により、より早く効果が出ると言われています。

「楽しいから笑う」ではなく、
「笑っているから楽しくなる」という考え方です。

このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて
いく習慣をつける。
これが自分を変える近道であり、
その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

また時々、
「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」

これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。

自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、
もしかしたら……
「過去の事実」は変えられないにしても、
「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

江副浩正(リクルート創業者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-19
返信 11
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
「自分を変える」ためには「受け止め方を変える」ということです。
投稿日:2018-04-19
返信 12
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2018-04-19
返信 13
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
いきなり長文の連続で申し訳ございません。
できそうな部分から実践してみてください。

そして、これからもこの掲示板で我々とお話ししていきましょう。
いい方向に向かうように一緒に考えましょう。
投稿日:2018-04-19
返信 14
もかさん
ありがとうございます。削除
すごく助かります。
できることから始めてみます。
またしんどくなったらここでご相談させてもらってもいいですか?
投稿日:2018-04-19
返信 15
若者教育支援センターさん
もかさんへ削除
もちろんです。
しんどくなったときは当然ですが、しんどくなくても・・・。
話を聴いて欲しいと思った時はいつでも、何度でも相談してくださいね。
投稿日:2018-04-19
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