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お悩みNO.156
元不登校児さん
不登校の子を持つ親御さんへ
わたしは中学生の頃不登校になり、ほぼ3年間、食事もままならず、自分の部屋から一歩も出られなかった人間です。不登校で苦しんだ時間が自分にとってあまりに長く、苦しく、辛いものだったため、大学で心理学を専攻しました。現在、私には高3と高1になる妹が2人いますが、妹たちも全員不登校です。 私の親は、不登校になった原因は私たちの中にあると信じて疑いませんでした。心療内科で受診することを勧められ、診察代を手渡されることはあっても、私の心の奥底にある気持ちと本当に向き合ってくれることはありませんでした。 親は親なりに、「自分は子供を愛している」と信じていたのだと思います。実際、私の両親は「子供を十分に愛している」と繰り返していましたが、子供から見た親の愛情は、親自身の自己満足でしかなく、結局は私たちに本当に向けられたものではなかった、と断言できます。私は4年間の大学生活の中で、自分の経験から感じた論理が、単に私の家庭にだけ当てはまるものなのか、それともほかの家庭にも一般化できるものなのかを突き止めるため、不登校児に対する対処方法を特に重点的に勉強しました。すると、不登校の子供を持つ家庭は、ほぼすべて、家庭の中に問題があり、問題を改善するには、家族療法を受ける必要がある、との実態を知りました。それにも関わらず、ほとんどの親が子供だけにカウンセリングの受診を勧め、自分には何も理由がない、あるのは子供だけだ、とでも言いたげな現状に憂いを感じました。 私のこの記事を読んで、一人でも多くの人がご自身と向き合うきっかけになれれば、と切に願います。 補足ですが、私の母は気丈で明るい人ですが、内面を深く掘り下げると、かなりの認知の歪みが見られる人間でした。(人は誰しも多少なりとも歪んでいるものですが、母の場合はそれが過度に自分に向けられた、いわば自己愛の産物だったといえると思います)。母はありのままの事実を拒否していますが、受け入れないことには事態は好転しないのです。私は母が自分を受け入れる日まで、粘り強く話し続ける気でいます。
投稿日:2012-10-04
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