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お悩みNO.14
あこさん
小学5年生の息子削除
中学2年生と小学5年生の息子がいます。
小学生の子供についてのご相談です。
スポーツが好きでとても活発な子なのですが、先日、家のお金を持ち出していたことが判りました。それも1万円です。家のルールでは使う時はは声をかけてから持って行く約束をしていたお小遣いを勝手に持ち出していて怒った事は何度かあります。その時も今度からは、絶対にしないと約束をしたのに、また数回、勝手に持ち出したのできつく怒ることがありました。
そして今回聞いてもはじめはなかなか認めず問いただすと認めたのですが、どこから持ち出したのか?という話になって、嘘をつかないで正直にと約束して、本当だから信じて欲しいと訴えたこともやっぱり嘘だと判りました。とにかく平気でウソをつきます。
決して勉強は出来る方ではないのですが、学校での様子を懇談等で聞いても明るく活発で素直な子だと言われます。友達も多く、少年野球も頑張ってやってるのですが、お金で好きな物を買いたい衝動を抑えられないように思います。ただ怒るだけではなくて、何がダメなのか、と話すのですが、都合が悪くなると逃げる様に反抗してきます。会話がない訳でもなく、親を避ける訳でもないです。
何が原因でこんなことをするのか?と私なりに考えてみるのですが、自由に買い物がしたい衝動に負けてしまうんが原因のように思えてなりません。
次したら、大好きな野球を辞めると約束しました。それは自分のやった事がどれだけチームに迷惑をかける事なのか?と伝えてもう2度としない。だから野球は続けさせて欲しいと、懇願したのに、また、同じ事をしました。
判っているのにやってしまう。怒られるから嘘をつく。の繰り返しです。
逃げたら許される、大好きな野球は辞めさせられないと思っているようなので、このさい本当に野球を辞めさせようかとも考えましたが、野球をとりあげると、もっと歯止めが利かなくなってしまいそうで、やめささないでいるのが、結局、子供にとって甘やかしてる状態になってるのではないかと?と悩んでいます。
投稿日:2009-03-08
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
あこさんへ削除
あこさん

書き込み…ありがとうございます。

小学5年生の息子さんに関するご相談ですね。

ルールを守れなかった時のルール!
これを「メタルール」といいます。
ルールを守れなかった時のルールを子ども自ら作らせて
責任の録り方を自覚させ学ばせます。

このときに注意しなければならないのは…
「メタルールが罰になってはいけない」ということです。

「野球を辞める」というのは子どもさん自身が決めたのですか?
それとも親が決めたのですか?
それによっても多少違ってきますが
「野球を辞める」というメタルールは若干、厳し過ぎて「罰」としか捉えられない気がします。

しかも「実行」出来てない。
実行出来ない罰則は約束しても意味がありません。

・嘘をつく。
・お金を持ち出す。
…確かにこの行動はお子さん自身にも問題はあります。

でも、何度もお金を持ち出されているのならば
持ち出されないように親が工夫すればいいと思うのですが。。。

持ち出されないように金庫に財布は入れるとか
いくらでも考えれば方法はあるはずです。

投稿日:2009-03-08
返信 2
あこさん
返信削除
野球を辞めるというルールは親が作った(その様にもって行ったかも知れませんが)今度、このようなことをしたらどうする?との答えで子供自身が答えました。
持ち出されない工夫もした上で、子供と話合うと、目の前にあるから,を排除しただけでは根本的な解決にはなってないのかと感じます。
野球が大好きだというのは伝わって来ます。じゃその大事な野球を奪われるのが判っているのに、誘惑に負けてしまうのか?
今後、大きくなればなるほど色々な誘惑があると思います。まず、その誘惑に出会った場合、ひと呼吸おいて、色んな事を考えて、この誘惑に負けるとは、どんなことなのか。だからやってはいけないのだ。という、良心を持って欲しいと考えてしまいます。
約束を守れなかった場合のルールを自分で考えるように再度、話してみました。都合が悪くなったのか、にげの態度の典型で、知らん、判らん、無理という返事です。
それでも根気よく話して、バツにならないルールを自分で守れる様に、してあげたいと思います。
その思いが違った形で出してしまわないようにと考えるのですが。。。
間違った形であるかどうか判断が私自身できなくなってしまってるんじゃないかと。。。自問自答です。
投稿日:2009-03-08
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
あこさんへ削除
あこさん

メッセージありがとうございます。

色々と工夫をされているのですね。
ルールやメタルールは根気よくはなして双方が納得する形で決めてください。

メタルールを作成しながら同時進行で行うべき大切なこと!
それは…
「○○が出来なかったらどうする?」ではなく
「○○しないためにどうすればいいと思う?」ということ。

要するに…
「お金を持ち出したらどうするか」ではなく
「お金を持ち出さないためにはどうするか」

ハーフアンサー法という手法が効果的といわれています。
これは意見が対立したときの解決方法として企業などでも使われています。

要するにお互いがWIN-WINの関係になる事を目的とします。
1.問題の整理
 今、息子さんに起こっている問題はなにかを再度整理する。
 今回のケースであれば…
 「お金を持ち出さない」
 「嘘をつかない」
 「決めたルールは守る」
 …などですよね。

2.ブレーンストーミング(Brean Storming)
 文字通りとにかく意見を出し合う。
 この段階では相手の出した意見に対して評価はしない。
 質より量を意識して出来るだけ多くのアイデアを出す。
 実現不可能はなアイデアでも笑っちゃうようなアイデアでもいいのでとにかく出す。

3.ハーフアンサー
 「2」で出したアイデアを整理する。
 「具体性はあるか」
 「実行可能か」
 「誰かに迷惑は掛けないか」
 「自分勝手過ぎないか」
 「相手の気持ちを汲んでるか」
 …などの視点から整理して完璧な答え(ベストアンサー)ではなく
 解決できそうで実行可能なアイデアをピックアップする。

4.実行
 まずは実行して何かしらの問題が生じたら検証する。
 ここで実行しなかった場合のペナルティー(メタルール)も決める。

5.軌道修正
 具体的な問題が生じたら相手と一緒に再検討してベストアンサーに近づける。

…もしも具体的に方法が分からなけれ
直接のカウンセリングも行っています。

事務局または伊藤学校までご連絡ください。

伊藤幸弘、あるいは研究所の専任カウンセラーが対応します。

「伊藤幸弘教育研究所 事務局」
03-5367-1133
「伊藤学校」
0545-66-5301
投稿日:2009-03-09
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