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お悩みNO.633
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
はじめまして。

現在高校二年生の息子です。中学から高校にかけて、2年くらい不登校でしたが、高校1年夏から定時制高校(昼間)に通っています。何も問題ないように見えます。先月先生とトラブルがありましたが、「今休んだらまた不登校になる。それは、いやだ」といい登校しましたの安心していました。
大学進学を希望し9月から自ら予備校と塾を希望して、通っています。

先週の金曜日と土曜日、昨日と今日休みました。理由は言いません。この間の共遠通の教科が数学で、息子のの様子だとプリントをなくしたか宿題をしていないとのが、理由だと思うのですが。
予備校と塾は休まず行きます。

家では、起きるのがいつもより遅いですが 、様子は普通です。

主人は話しかけて、話をしないなら、ほっておいたほうがいいといいます。

私はどうしたらいいのでしょうか。

投稿日:2016-12-09
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
現在、高2のお子さんに対して再び不登校かもしれないとご心配をされているのでうすね。

お気持ち、お察しします。

結論から申し上げますと、現時点ではご主人のおっしゃる通り、学校は数日休んだものの予備校と塾は休まず行っているとのこと。

今は見守ることが大切です。

かと言って、ただ単に黙って何もしないということではありません。

ここにご相談いただいた、今回を機会に不登校に関して正しい理解をしていただきたいと思います。
その内容は以下にまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2016-12-09
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「不登校について1」

そもそも、不登校とは、次の定義があります。
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」。
なお、不登校については従来、学校基本調査において30日以上欠席した児童生徒について、その理由別区分として「病気」、「経済的理由」、「学校ぎらい」、「その他」として調査していたところ近年「不登校」という名称が一般的に使用されるようになったことに鑑み平成10年度の調査から上記区分のうち「学校ぎらい」を「不登校」に名称変更した経緯があります。
親として不登校を正確にご理解いただくために、以下の内容をまとめましたので参考にしてください。
・現在では不登校児は約13万人といわれている。
・不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)があげられる。
・このように育てられた子供は自立心が育たない、人をすぐに頼る、人のせいにする、幼い、わがまま、神経質なくらいきれい好きかその逆、人の顔色ばかり見て自分を出せない…etc。
・小学校の頃は友人とよく遊ぶ。(友人が多いのではなく誘いを断れない)
・中学生くらいになるとわがままで融通性がない性格が表れて友人が離れていく。
・昼食はひとりで過ごすことが多くなり校内を徘徊して時間をつぶす。そのために周囲からは気持ち悪がられて精神状態は悪化して次第に不登校へとなる。
・また不登校へのきっかけとしては大人にとっては取るに足らないことも多く、はっきりした原因や理由が不明なケースが多い。
・不登校の症状としては、37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状。その他には冷たいものを良く飲む、不眠、うるさいと口走る、昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム・ネットにはまる、家族と顔を合わせない、部屋に誰も入れない、自分より弱い妹・弟に強く出る、親と一緒に寝たりお風呂に入る(退行)。
・不登校を生み出しやすい家族としては、夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性・母性の欠如、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・引きこもり、親が異常に学歴や世間体を気にする、親が宗教熱心な信者、親が定職に就かない、親の失業、転勤、厳格、威圧的、神経質。
・不登校の子どもを無理に学校へ行かせることはインフルエンザで高熱が出ているのに解熱剤で強引に熱を下げるのと同じで余計に悪化してしまう。
・不登校の子どもは弱者ではなくむしろメンタル面は強い。思い込みが激しくこだわりが強いために周囲に溶け込めない。
・子どもには文句を言わせることが大切。「あの時はこうだった」「あの時、ああ言われた」…。親は黙って横に座り目を見て聴いてあげることが大切。
・不登校児の3割が引きこもりになる。

【不登校の子供の親の不安】(一般例)
?学力の遅れで進学が出来ないのでは?
大切なのは生きる力、知恵、人との関わりであり学校以外でも充分に養える。
?社会性や適応力がみにつかない?
学校以外で自分らしさを発揮できる子がいても良い。現在の学校システムに合わない子がいても不思議ではない。
?学校くらい我慢できないで社会で通用するのか?
必要な我慢もあれば有害な我慢もある。身を削って学校に通うことがマイナスになる。学校は命まで削って通う場ではない。
?無気力人間になるのでは?
無気力で学校に行かないのではない。体調の不調は身体防御反応。
?学校に行かないのならせめて○○してほしい。
学校に行かない代わりに何かをするというのは無理な要求。じっくりと子どもの成長をみる心のゆとりが必要。

【不登校の子どもを持つ親に向けて】(我々からのアドバイス)
? 不登校の状態を責めたり、刺激したりしない。
? 子どもの良い面を見つけ、認めて、誉めて、信頼する、
? 一番悩んでいるのは本人であることを理解する。
? 子どもの言葉や言動から心の中にあるものを理解する。
? 一人の人間として子どもを認める。
? 絶対に焦らず、長い人生のうちの休憩だと思うこと。
? 親に勉強する機会をくれた子どもに心から感謝する。
? 親の焦りは子どもに伝わってしまう。大きな心で子どもに接する。
投稿日:2016-12-09
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「不登校について2」

不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。
投稿日:2016-12-09
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
また、お子さんとの日々のコミュニケーションも大切な要素です。
特に親子の信頼関係を構築するためにはコミュニケーションは欠かせません。
こちらも以下をご参考にしてください。
※この掲示板に書き込みをいただくほとんどの方にお伝えしている内容です。
投稿日:2016-12-09
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
相手との信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら部下からの話を聴いたことがありますか。「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。その際は、はっきりと上司としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、部下が悩みを打ち明けたとします。悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。それを意識することで、部下に対して自分は上司にどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。
相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば、お子さんがリビングに来て、大きな音でテレビを見始めたとしましょう。
こちらはその時に別のこと(例えば読書)をしています。
静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビが気になって集中できません。
ついつい、感情のままに「うるさい!」「ボリュームを抑えろ!」「別の部屋に行け!」と思ってしまうケースはないでしょうか。これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。
「あなたが大切な書類を遅れて出すことで、その後行程の仕事が滞って、困っているんだよ」。
これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→あなたが急に大きな音でテレビを見ることによって
影響→お母さん(お父さん)は集中して読書ができなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから、あなたはこうしなさい」と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して部下とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2016-12-09
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
長くなってしまってすいません。
最後に・・・

不登校になるお子さんの多くに見受けられるのが「自己肯定感」の低さです。
では、どうしたら「自己肯定感」を高められるのでしょう。
以下を参考にしてください。
投稿日:2016-12-09
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

乙武 洋匡氏の著書「五体不満足」ではこう書かれています。

「私は一度も不幸と思ったことがない」
「五体満足」で、仕事をもち、経済的に 恵まれながらも、「幸福感」より 「不足感」「不満感」を感じている人がいる…と。

どうしてそんなに違うのでしょうか。
出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というネマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2016-12-09
返信 8
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
返信ありがとうございました。

前回の不登校で散々苦労してわかっていたつもりなのに、私がまた過干渉になっていたのだと思いました。心配になってつい言い過ぎてしまうのです。

また前回のような思いをするのかとおもうととてもしんどいのですが、でもなんとか頑張ってみようと思います。

見守るというのは私にとってはとてもしんどいことで、どれくらい見守ってどれくらい声をかけたらいいのか正直わかりません。

「不登校について1」がすべてあてはまります。
2度目の不登校で、また繰り返してしまったのです。

こんな私で大丈夫でしょうか
投稿日:2016-12-09
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
大丈夫です。
これは単なる慰めで申しているのではありません。
なぜ「大丈夫」と言えるか。

ひろみさんは我々からのアドバイスを読んでいただき、ご自身を反省されていますよね。
その時点で親として一歩ご成長されているのですよ。

本当にダメな親は自分のやり方が一番と勘違いして、何も変わろうとせず、むしろ子どもに変化を求める親です。
投稿日:2016-12-09
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「親」という字。

「木」の上に「立って」「見る」と書きます。
過干渉で言い過ぎてしまいそうになったらこの文字を思い出してください。

「親」はいちいち木から降りてあれこれと言うのではなく、木の上から俯瞰して見守ることです。
投稿日:2016-12-09
返信 11
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
先ほど起きて準備をしていたのですが、結局寝てしまい、今日は塾を休んでしまいました、

一つ一つのことを一喜一憂していては、ダメなのでしょうか。
なんといっても2回目なので、辛いです。

親の字のことを思い出して、しんどいけど、悩みながらでもいいのかな? よくわかりませんが、がんばるしかないのだと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。
投稿日:2016-12-09
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
昨日は塾も休んでしまったとのこと。
2回目だから、心配・不安になりますよね。
一喜一憂するお気持ち、わかりますよ。

一方で、「2回目」ということを過剰に気にし過ぎるとその親の思いが伝染します。
子どもが一番不安なのです。

まずは子どもの気持ちに寄り添い、受容・共感の姿勢で接していきましょう。

子どもを変えようと思わず、子どもを分かろという思いで・・・。

明けない夜はありません。
止まない雨もありません。
投稿日:2016-12-10
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
その為にはまず、親が変わることです。

「親が変われば、子も変わる」

これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。

では、どうすれば変われるか。
以下を参考にしてください。
投稿日:2016-12-10
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2016-12-10
返信 15
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
私の気持ちをわかっていただけて、落ち着くことができます。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。
投稿日:2016-12-10
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
心を落ち着かせることができたとのことで何よりです。
子育てって難しいですよね。
正解がないからどうすればいいのか分からなくなってしまいます。
でも、正解がないということは不正解もないのです。
そう捉えて自信を持って。

まずは親が「笑顔」でいることですよ。
そのことに関してもまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2016-12-10
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「笑う門には福来る」

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せに!
投稿日:2016-12-10
返信 18
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
投稿日:2016-12-10
返信 19
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
いつもご丁寧にありがとうございます。
正解も、ふせいかいもないという言葉には救われました。後悔と反省ばかりて、重い気分だった私は少し救われました。
「笑う門には福来る」正直自然にできるようになるにはまだまだですが、きっと大丈夫な気がします。

今朝は、また学校には行けません。
ですが、「学校に、行きたいけど行けない。」と絞り出すように言いました。
私は、本心が聞けたと思います。これは本当に安心しました。今までは「行くよ」を繰返しでも行けず、なんとなく起床するといった感じでした。
ここは焦らず解決していきたいと思います。私は息子の様子を見ながら、話をしていきたいと思っていて、「行けないなら原因を一緒に解決しよう」と言ったのですが、一緒にというのは間違ってないでしょうか?主人は正しいかどうかわからないというのですが。
私は、私からあれこれ提案したりするのではなく、一緒にといっても、息子が、なんとか動けるように声をかけていきたいと思っているのですが。
投稿日:2016-12-12
返信 20
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「一緒に」…が大事なのです。
親が答えを与えるのでなく、かと言って子どもにだけ答えを求めるのではなく、「一緒に」です。

もちろん、親として「望まれる答え」」は準備しておく必要はあります。
これを押し付けてはいけません。
でも、とんでもない答えを子どもが出した場合には軌道修正をするために少しだけ背中を押す必要はあります。

そして、子どもが自ら答えを出したかのごとく導くのです。
これはカウンセラーがクライアントにする手法に近いですので高度なテクニックも求められます。

大切なのは「過保護・過干渉・しつけ」をしっかりと見極めることです。
ご参考までに以下を!
投稿日:2016-12-12
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2016-12-12
返信 22
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
お世話になります。

たくさんのお話しありがとうございます。

何度も読み返すと、私に当てはまることが多くて、悲しくなります。特に最後の親の欲求を満たすための過干渉は、まさしく私自身で、やっぱりと思いました。そこは絶対改めようと思います。
少しづつでも進歩して行こうとおもうのですが、今日は予備校に行くのだろうかとか、たちまちの目先のことが気になり落ち着きません。こういったことが、私自身の欲求を満たす過干渉というのでしょうか?

投稿日:2016-12-12
返信 23
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
決して悲しくなることはありません。
むしろ、読んでいただいて「気づき」を得て頂いたのですから「喜び」と捉えてみたらいかがでしょう。
この考え方は子育てにも共通しますよ。

できないこと、できていないことに焦点を当てるのではなく、できたことに焦点を当てて褒める。
これが基本です。
投稿日:2016-12-12
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
そう捉えつつ、目的と手段を切り分けることです。
予備校に行くこと…もっと言えば勉強すること、学ぶことは目的ではありません。
それらはあくまでも手段です。

本来の目的は、お子さんが将来の夢の実現です。
そして、社会で生き抜くために経験を積み知識や教養を得ることです。

学ぶということはそのための手段にすぎません。

そのためには明確な将来の目標や夢をまずは設定すること。
それがないと目先の出来事に一喜一憂してしまいます。
投稿日:2016-12-12
返信 25
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
わかりやすいです。
23は、よくわかります。前回いただいた内容のことですね。私はそんなところがありますから、不登校に関わらず、大袈裟かもしれませんが、性格が明るい彷徨に変わることができるかもしれません。

24についてですが、息子は美大を昔から希望していて、やっぱりそうしたいと夏には志望校を決め、オープンキャンパスも行き、それで、予備校と塾を自ら希望して通うようになりました。

でも、それは手段の1つで、今の予備校などにもこだわらなくてもいいということでしょうか。
主人は自分で行くと決めたのなら最後まで行くようにと、息子には厳しく言うのですが、私にはその言葉が息子の負担になっているように思うのですが。
投稿日:2016-12-12
返信 26
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
予備校は、今日も普通に行きました。
自宅から一時間かかるのですが。
予備校は、美大予備校で、デッサンをしています。
こういった場合も誉めてやったほうがいいのでしょうか。高校生男子なので、ほめるのもわざとらしい感じがして気がひけるのです。
投稿日:2016-12-12
返信 27
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
美大も美大予備校も「手段」ですよね。
大切なのはその先です。
なぜ、美大に行きたいのか。
美大を卒業した後にどんな目標があるのか。
その辺を本人が明確に目標を持っているのであれば、「美大・美大予備校」という選択は将来の目標のための大切な通過点であり、しっかりとした選択をしているということです。

そして、自分で行くと決めたのであれば、その実現に向けて応援してあげることも大切です。
「最後まで行くように」というご主人の言葉は負担になるかもしれませんが、最後まで行けば本人の自信にもつながりますし、階段をひとつ上がることにもなります。
プレッシャーにならない言い方・伝え方を心がけてください。

言葉ひとつで子どもはやる気になるのです。
投稿日:2016-12-12
返信 28
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
確かに歯の浮いた褒め言葉はわざとらしいですよね。
特に男の子はそのようなことを嫌います。
でも、これも言い方ひとつです。

「すごいね〜」という表現ではなく、「最近頑張っているね」というひと言の方が効き目がありますよ。
投稿日:2016-12-12
返信 29
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
今日も登校できませんでした。理由がまったくわかりません。
行くかどうか聞いたら、「行く」と言うので、「学校には風邪引きで寝込んでいると言っているので、大丈夫」と言いました。私がもし息子だったらそう言われたらいいかなと思って言ったのですが、声かけを間違えたのでしょうか。
息子はそんな心配をしていないのに、余計なことを言ったのでしょうか。先回りだったのでしょうか。

投稿日:2016-12-13
返信 30
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
美大は、もともと美術に関することが好きだったということもあったんだと、思いますが、先日予備校三者面談で、企業に就職して商品パッケージをしたいと言っていました。
私は具体的な話をそこで初めて聞きました。

昨日も予備校から帰ったら、私に書いたデッサンを見せたり、一生懸命雑談をするのです。

学校のことは私はいっさい触れませんでした。
主人は、そっとしておくと決めたのなら、ほっておいた妨害いいといいます。
投稿日:2016-12-13
返信 31
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「余計なこと」ではないと思いますが、「別の言い方」もあったかもしれませんね。

本人が「行く」というのですから、変に不安を煽ることもないかと思います。
「行く」→「そう、行ってらっしゃい」という対応も選択肢としてあったかもしれませんね。

寝込んでいたけど回復したので来ました…と本人が言えばいいのです。
その対応力も成長の過程ですよ。
投稿日:2016-12-13
返信 32
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「美術」に関することで話が盛り上がったのですね。
とても良いことです。

人は自分の興味があることを聴いてくれる人に対して好感を抱きます。
これは親子でも同じです。
その際はその話に終始すること。
ご主人のおっしゃる通り、学校の話はせずに美術の話だけで盛り上がりましょう。
投稿日:2016-12-13
返信 33
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
確かに。わかりました。
余計なことだったんですね。
多分、すべてがこんな感じだったんだと思います。納得です。

息子が楽になるようにと、下手に考えて先回りしていて、これって過干渉ですよね。

今、よくわかりました。
投稿日:2016-12-13
返信 34
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
いいのです。
まずは行動されたことが大事です。
子育ては「ノートライ・ノーエラー」よりも「トライ&エラー」でいいのですよ。
投稿日:2016-12-13
返信 35
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
美術の話だけでいいのならば、私も正直ほっとします。
学校の話をしないでいて、いずれ息子が前進できるのであれば、こんなにいいことはないと思います。
しばらくは、学校の話は私からはしないようにしてみます。
投稿日:2016-12-13
返信 36
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
トライ&エラー。
そう教えていただけたら、安心します。

なかなかいい親になれず、失敗のほうがこれからも多いと想いますが、頑張りますので、よろしくお願いいたします。
投稿日:2016-12-13
返信 37
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「いい親」ですよ。
だって、なんとかしたいからこそ、ここにご相談していただき、ご自身を変えようと必死なのですよね。

本当に「いい親になれない」人は、そもそもそれすらせずに、自分のやり方が一番と思い込み、自分を変えようとしない人です。
投稿日:2016-12-13
返信 38
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
親が「ほっとする話」は、子どもも「ほっとする」のです。
笑顔で!!
投稿日:2016-12-13
返信 39
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
お世話になっております。
今日は学校も、予備校も休みでした。買い物に連れていってほしいというので、一緒に行きました。結局四時間外出しました。家に帰ってなにかすすようすでしたが、部屋をかたずけていないことを中央区したら、ベッドに入り寝込んでしまいました。決してキツくは言ってないのですが。

主人は息子を連れ回すなと言います。私と息子は一緒に出掛けることは多いです。

母子関係が強すぎると言ったことになりますか?

投稿日:2016-12-14
返信 40
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
(付け加え)水曜日は、もともと学校等お休みの日です
投稿日:2016-12-14
返信 41
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
決して母子関係が強すぎるとは思いません。
家ではなく、外出先で話すなど、環境を変えることで気分転換できるものです。

一方で、「母子一体感」と「離別感」という考え方もあります。

「母子一体感」とは自分の要望に対して
相手が同じテンションで応じてくれること。

これは小学生くらいなら許せます。
中学生以降くらいになると「離別感」が必要でそれがやがて自立につながります。

ケースバイケースでうまく使い分ける必要はあります。
投稿日:2016-12-14
返信 42
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
水曜日はもともとお休みとのことで承知いたしました。
投稿日:2016-12-14
返信 43
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
学校へ行かない以外は、問題がないです。
会話がないとか、まったくないし、ゲームやスマホはしますが、ほどほどで、スマホは寝る前には、私の部屋で充電してます。手伝いなどは、すすんではしませんが、頼んだらしてくれます。
活動的ではありませんが、家にいるときは、明るく普通です。

主人は、息子は怠けているだけだと言います。

決して怠けていると言ってはいけないと教えていただいているので、息子には言わないですが、怠けているように思われてもしかたがない状況に思えます。
投稿日:2016-12-14
返信 44
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
離別感が、よくわかりません。
教えていただけませんか。
投稿日:2016-12-14
返信 45
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
学校に行かないといけないのは、本人はよくわかっていると思うのです。
「行かないと数学の単位を落としそうだ」等と自分から話すのです。
そんな時は、私はしつこく言わないほうがいいと思って、返事を返すぐらいなのですが。

でも、今朝もそうなのですが、朝になると、行けなくなるのです。

こうなると、息子が自分で動くしかないのと思い、今朝は起こしには行きましたが、登校しないので、ほっておいています。

自分から行動するのを待とうと思っていますが、私に何ができるでしょうか?
投稿日:2016-12-15
返信 46
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「母子一体感」と「離別感」
ちょっと難しかったですよね。
もう一回ご説明しますね。

母子一体感と言うのは字のごとく、子どもが母親に対して持っている思いです。
お母さんはボク(私)の事を解っていてくれてる。。。と言う様な、
『自分の感情を他人が理解してくれて当たり前だ』
と言う甘えの感情を相手にもつ事です。

離別感と言うのは、人と人は違う考えを持った生き物であると言う事です。
それぞれが違う人間であると言う事を理解している、と言う事。

この離別感を持っていない人は「私の事、解ってくれてて当然なのに、この人は解っていない」と怒ったり、悲しく思ったりします。
それは『親しき中にも礼儀あり』と言う言葉の通り、相手と自分との間にパーソナルスペースがある様に、お互いが一線を引いてのおつきあいが出来ないのです。
要するに、心が成長していないと言う事です。

相手を尊重し、自分と考えがちがって当然なんだと思えれば、自分の思いと違う行動を相手がとってもイラッとしたり、悲しくなったりはしないはずです。
投稿日:2016-12-15
返信 47
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
>自分から行動するのを待とうと思っていますが、私に何ができるでしょうか?

待つことが実は一番の近道です。
でもただ黙って待っているだけでは「何かしてあげたい」と思ってしまいますよね。

その際は・・・
まずコミュニケーションのやり方を変えてください。
この件に関しては「RE.5」に書かせていただきましたのでご参考にしてくださいね。

そして、お子さんへのアドバイスとしては、「RE.7」の「事実は1つ、受け止め方は2つ」もご参考にしていただけると思います。

あとは、おそらく今、お子さんは「自信を失っている状態」かと思います。
その点に関しては以下を参考にしていただければ幸いです。
投稿日:2016-12-15
返信 48
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「自信を持つ方法」

自信をどうすれば持つことができるかという悩みを持つ人は多いです。
未来を想像して立ち向かう勇気がないとき、恐ろしくて仕方ないときは誰にでもあります。
目の前の不安に立ち向かっていくための力が湧かない時、自分の中に確たるものが欲しくなるものです。
こうしたとき、どうすれば強く揺るぎない自信を持つことができるでしょうか。

以下に「自信を持つ方法」を何点かご紹介します。
参考にしてください。


■自信過剰――自信とは思い込みのこと
まず、自信とは思い込みのことだということを知ることです。
例えばあるバスケ選手がシュートを打つ時、理屈では入る可能性も外れる可能性も両方あります。
しかし、自信家はそこで外れる可能性を無視して「入る」と思い込むことができるのです。
彼には理屈など関係ないのです。
では、どうすればこのような理屈を無視した心境に至ることができるのでしょうか。

実力と自信の関係は単純な相関関係にはありません。
失敗の可能性を知って不安を抱くのは、純粋なイメージの働きです。
優れた体格と技術を持っていても、自信のないスポーツ選手はいるものです。

自信の仕組みを知るには、何が人の思い込みを強化するかについて考えましょう。
階段を昇る時、底が抜けてしまうことを心配する人はいません。
でも、よく考えれば、底が抜ける確率は0ではない。
しかし私たちは過去の「底が抜けなかった」という何万回もの体験を経て、階段の底が抜けるはずがないと思い込むことに成功しているのです。
つまり、自信は「成果」を重ねることで強化されるのです。
【ポイント1】自信は成果の積み重ねによる思い込みのことだと知る

■自信がない原因――自分の成果は自分で決める
自信は成果を重ねることで強化されます。
しかす、多くの人は、「何を成果とするか」を間違ってしまって自信を育てる機会を逃しているのです。
自信が育まれない最大の原因に挙げられるのは、物事を評価する基準を他人の意見に委ねてしまっていることです。
例えばある選手がシュートを決めた時、誰かが横から「そんなシュートは実戦じゃ通用しない」と言います。
多くの人はここで謙虚に「実戦じゃ通用しないんだ。もっと頑張らなくちゃ」というモノの見方をします。
謙虚であることが上達への秘訣だという風に思うわけです。
しかしこれでは「自分はシュートが入るんだ」と思い込むことはできません。

他人の評価というものは当てにならないのです。
本当に何がどのくらい良い事で、何がどのくらい悪いことか、正確な判定ができるような人はいません。
一つの行動は良い部分と悪い部分の集合体。
それに対して0点とも100点とも70点とも評価することはできないし、決定された点数はほとんど間違っているものです。
そんな他人の評価を真摯に受け止めてはいけないのです。

人の言葉に自分の成果を決めさせてはいけません。
多くの人は謙虚さを求めたり、厳しすぎる評価であなたの自信を砕こうとします。
他人の言うとおりに真面目に努力することは自信に結びつかないのです。
他人の評価など無視していい。しっかり努力を続けられるなら、自信過剰になっていい・・・というわけです。

また、他人と自分を比べてもいけません。
チームメイトがみな20点近くをとった試合で、10点をとったバスケ選手が「今日の自分はたいした成果はない」と判断したのならこれはおかしいのです。
10点を取ったプレイの中には必ず「うまくできた何か」があるはず。
その要素を少しずつ積み重ねることが、自分が「できる」と思い込むために肝心で、それを捨ててしまってはいけないのです。
どんな小さな成果でも見逃さずに拾い集める、それを日々続けることが自信の形成には不可欠です。

上を見ればキリがない。どんな場面でも、自分よりよい成果を出す人は近くにいる。
だから他人との比較で自分の成果を計らず、自分の中に成果を見出しましょう。
完璧な成果などなくていい。ミスや不完全さばかりにとらわれず、他人から見てそれがどんなに小さな成果であろうと、昨日の自分より少し上手くできたこと、新しい発見や挑戦があったこと、確実にできた課題などに、よく目を凝らせることが大切なのです。

つまり、他人がどう評価しようが自分で自分の成果を確認すること。
他人との比較ではなく、自分だけで判断できる基準で成果を積み重ねることが自信をつけるには重要ではないでしょうか。

だから「10点くらい取れて当たり前だ」といって成果を見えなくするような人とも付き合ってはいけません。
どんなに自信がある人でも、周囲から寄ってたかって「お前はダメだ」「大したことない」と言われ続ければ自信は揺らいでくるもの。
人の言葉は潜在意識に刷り込まれるくらい、馬鹿に出来ないものなのです。

あなたが気づかないような成果に気づかせてくれる仲間や、成果をよく褒めてくれて自信を強化してくれるような人の近くにいるのは大切なこと。
人に認められたいという欲求に突き動かされるのではなく、あなたに感謝の意を示してくれたり、あなたを認めてくれている人と付き合うようにしましょう。
周囲にそんな人がいない…という人は、せめて自分自身が自分自身に感謝し、認めてあげましょう。

【ポイント2】他人からの評価や他人との比較ではなく、自分自身で成果を見出す
【ポイント3】否定的な評価に耳を貸さず、肯定的なことを言ってくれる人と付き合う

■小さな成果を見出すために必要なこと
他人からの評価を気にしたり、他人との比較をしたり、あなたに否定的な他人と付き合ったりしなければ、少しずつあなたの自信は育まれ始めます。
ですが、それでも自信を持てないのなら、あなたは「自分で自分の成果を確認する」ことが苦手なのかもしれません。
その時は多くの人がハマりがちな「認知の歪み」を疑ってみましょう。

認知の歪みとは「完全主義」や「過大評価」、「拡大解釈」や「マイナス思考」「べき思考」や「レッテル張り」など、現実を極端な見方で把握してしまう思考のクセのことです。
色々な物事について「いつも」「みんな」「絶対」といったような偏った考え方をしてしまう。

例えばバスケットなら大事な場面でフリースローを打つときに、入る可能性を無視して「きっと入らないだろう」という誤った認知を抱くケースがあります。

認知の歪みによって私たちは「シュートが入ったがたまたまに違いない」「チームが負けたのはすべて私のせいだ」「私は絶対に○○すべきだったのに出来なかった」というような負の認知に引き込まれ、自分の小さな成果に気づくことができなくなるのです。

ですが、「シュートを練習しただけあってよく決められた」「チームが負けたのは私にも少し責任があるが努力はできた」「○○できればいいとわかったのは今後のプラス材料だ」とも考えられます。
実際に一流のアスリートは、認知の歪みに対抗するためにこういったポジティブなセルフトーク(ひとり言)を心理的なスキルとして身につけているのです。

あなたがもし、ここ1週間で自分の中に何の成果も見いだせていないとしたら、おそらくこの認知の歪みにハマっているのでしょう。
失敗は挑戦したとも言えるし、サボりでさえ休息だとか自分を大切にしたと言えるのだから、自分で自分を追い詰めるようなモノの解釈をやめて、自分を励ましてあげましょう。
誰かがフリーでの3Pシュートを決めた時、「まぁフリーなら入るだろう」という現実を採用することも出来るし、「すごい、あんな遠くて高いリングにボールを通すなんて!」という現実を採用することも出来ます。
現実をどのように解釈・認知するかは、まったく個々人の自由だというのはこういうことなのです。
そして私たちはその気になれば、現実をよい方に解釈することが出来るのです

しかし成長を強く望む人の多くは、「まぁフリーなら当たり前だな」というストイックで厳しい現実を採用してしまいます。
自分が跳びたいのはもっと高いハードルなのだから、これしきで満足してはいけないという心理がそうさせるのです。
ですが、これは本当によい態度なのでしょうか?


■成果は日々、確認・記録しよう

あなたは活動し努力していく過程で、認知の歪みに気を付けて自分の成果に着目し、自分を励ましながら自信をつけていくことができます。
ここで気を付けてほしいのは「日々の成果を記録する」プロセスが抜け落ちてしまうと、実力はあっても思い込む力の足りない、自信のない人になってしまうこと。
人の忘却力を侮ってはいけません。人は自分が成し遂げてきたものをすぐに忘れてしまう生き物なのです。

ですから、日々の成果はきちんと記録しましょう。
物事を少し前進させたり、何かを達成したらそれはとても大切な成果なのです。
しかし、人間はそういった細かな成果をすぐに忘れてしまう。だから日記を書くことが自信を持つためには大切なのです。
反省点だけではなく、どんな小さいことでもいいから成し遂げたこと、成果をノートに書きましょう。
それは毎日の「できる」という思いを強化するし、あとから振り返った時に自信に大きく貢献してくれるはずです。

こうして日々をぼんやりと過ごさず、「これができたのは良かった。次はこうしよう」という意識を持って成果を積み重ねていけば、あなたは徐々に「自分が何ができるか」ということを理解し始めます。
正確に言えば、「自分はこんなことができる人間」なんだという自己イメージを高めて、自信=思い込みができるようになるのです。

また、自分が「できないこと」もある程度わかるようになり、完璧をイメージして自分に失望したり、試合前に完璧にできるだろうかと不安になってしまうようなこともなくなります。
【ポイント4】成果はどんなに小さなことでも日々記録し、自分はこれはできるという自己イメージを作る


■自信がない――失望の予見に立ち向かう
地道な成果をいくら積み重ねても、自信という思い込みが解除されてしまう状況が存在します。
塀の上をまっすぐ歩くことは難しくはない。確かに多少は危ないが、何度か練習して自信がつけば、慎重に渡っていくことはできます。
しかしその塀が10メートルの高さにあるものだとしたら、とたんに難しさは増す。失敗した時に失うものの大きさに、足がすくんで一歩も踏み出せなくなる。塀を渡る能力も経験もある人でも、失うものの大きさによって自信を持つことはできなくなるのです。

このように、普段は自信を持って行えている事柄でも、失敗した時に大きなダメージを負ってしまうような状況に出くわすと、人は自分の能力を疑ってしまうものです。
「もしダメだったら」と考えて思い込みが解けてしまうのは、危険を察知し身を守るための人間の本能なので、逃れることは誰にもできません。
大舞台での残り1秒で1点差で負けているときのフリースローでは、コツコツと積み上げてきた自信は大きく揺らいでしまう。

こういった怖く不安な状況に出くわすことができたのなら、運が悪いと思って逃げてはいけません。
むしろ自信が揺らいでしまう状況に陥ったことを幸運に思おう。何故なら、こういった「自信が揺らぐ」ような状況は、真に強い自信を手に入れるために欠かしてはいけないステップだからです。
【ポイント5】不安なことに立ち向かい、克服してそれを成果とする


■自信喪失からの回復が本当の自信を作る
それは「失敗が真の自信を作る」というもの。
「歩いている時に雨に打たれそうだ」という不安を克服するためには、家で閉じこもっているのではなく傘を持って外に出る必要があります。
雨が降りそうなたびに傘を持って外に出れば、確かに「歩いている時に雨に打たれそうだ」という不安を克服することができるようになるでしょう。だがこれは真の自信ではありません。

何故ならこの場合では逆に「傘がなければ外に出ることができない」人になってしまうし「外に出ても傘の柄を常に握りしめていないとすぐに不安が押し寄せてくる」人になってしまうからです。
本当に必要なのは「雨に打たれたことがない」という経験ではなく、駆け足で走ったり屋根のある場所に入ったり、タクシーに乗ったりといった「雨に打たれても何とか回復してしまう」経験です。

失敗した時のことを何も考えないように努力するのは、本当の自信ではありません。
「自分は不安ではない!」とハイになって虚勢を張っているだけに過ぎないのです。
「雨が降っても大丈夫!」だと傘をきつく握りしめている人が、自信に満ち溢れた人に見えるでしょうか。
失敗をしても受身をとってまた立ち上がればいいと知ることこそが、柔らかく芯のある自信を作り上げてくれるのです。

だから一時の挫折は、本当に強い自信を作り上げるために欠かせないプロセスなのです。
挫折に出会うことができるのは、不安でも外に出ることのできる人だけ。
だからこそ、不安な事柄に日常的に挑んでいくことが大切になるのです。
逃げてばかりではいつまでも自信はつかないし、大舞台で活躍することはできない。あなたが上達して結果を残していきたいのなら、尻込みするような大舞台を目の前にしたら、幸運と思ってアクセルを踏む以外に選択肢はないと知りましょう。
そして成長志向に目覚めましょう。
挑戦した結果の失敗は、実は失敗ではない。それは自分自身が成長するプロセスを正しく進んでいることの証であり、よりよい挑戦のための経験を積んだということなのだ。
この解釈を間違わなければ、私たちは失敗を上手く受け入れて、恐怖心を無くすことができるのです。

【ポイント6】不安でも、挫折は真の自信へのプロセスだと知る


■実際に大舞台を越えていくコツ
これまでのポイントに気をつけて日々を過ごせば、あなたは不安に立ち向かいやすくなっているはずです。
たとえば他人基準で成果を計らなければ、失敗して評価を落としたりする恐怖から解放されるのです。
認知の歪みに気を付け、日々成果を確認して自分ができる範囲を理解しておけば、完璧にできなかったらどうしようと案じて不安を増幅させることもありません。
そして、具体的な行動をイメージで、「出来る気がする」という自信をもって「真の自信をつかむために不安に飛び込む」ことで、ワクワクドキドキしながら大事な場面に飛び込んでいきましょう。


■自信を取り戻す方法――失敗を許そう
もしあなたが不安になるような大一番で成果を残せたのなら、それは本当に素晴らしいこと。
忘れずに成果を記録しておきましょう。
これでますますあなたは不安に立ち向かいやすくなり、成果を挙げやすくなります。

望んだような結果が出なかった今までは、残念で打ちひしがれていることでしょう。
しかしこれは真の自信を得るために必要なこと。
どうにかして自分を回復させよう。まずは全てを失敗とみなさず、他人の目や評価を気にせず、わずかでも自分が実現できた成果に注目してみましょう。
それが次回に、「不安の中でもこれだけはできた」という自信になってくれるはずです。

一番やってはいけないことは、それが自分であれ他人であれ悪者を見つける作業。
私たちはときに、「物事が上手くいかないのは自分か誰かがミスをしたり間違いを犯したからだ」という考え方をしてしまいます。
これは間違っています。悪者が成功を妨害する状況より、誰も悪くないのに結果が出ない状況のほうが現実には多いのです。

だから自分を責めることは避けよう。
一度自分を強く責めてしまうとトラウマになって、次はもっと不安に挑むことが難しくなります。
自分を許すことができれば、失敗からより素早く立ち直れます。
そして誰かを責めるのもやめること。
自分は最善を尽くしたのに結果が出なかったとしたら、ついつい誰かを責めたくなります。
ですが、自分だけが悪いわけではないのと同様に、誰かが悪いわけでもないのです。

【ポイント7】失敗は許して責めず、再び不安に立ち向かう


■自分を好きになろう
こうした不安に立ち向かって成功や失敗を繰り返していくと、恐怖や不安は自分の外側からではなく、内側からやってくるということに気づけます。
自信がない人は不安の原因が「大事な試合」や「未知の状況」や「いかにも雨が降りそうな空」にあると思っています。
どうして自分がこんな状況に遭遇しなければならないんだと思うことさえあります。
だが誰かや何かが悪いわけではないのです。すべては自分次第、自己責任なのです。

この自己責任という考え方は重要です。
自分の失敗を許す姿勢の上に、全てのことを自分で引き受けていこうという心持こそが、もっとも深い自信を持つ人の態度だからです。
これまで見てきたように自信とは「自分は何かができる」と確信することではなく、「自分が傷つくような不安に対しても、努力して向かっていける勇気があると感じる」ことなのです。

だから自信を作るとは「他人からの評価を脱して、困難なことにも立ち向かう自分のことを好きになるプロセス」だということができる。「不安に立ち向かっていった自分」という成果を確認していくことで、あなたは臆病だった自分のことを見直す。つまり自分のことを好きになって、「自分ってこんなに勇気がある人間なんだな」と自己イメージを高めることができるのです。

挑戦を繰り返し、自己イメージが高まった状態を長く保ってみよう。
あなたはやがて「自分は勇気がある」と思い込むことができるようになります。
「自分は階段を昇る勇気がある」と確認しながら階段を昇る人はいないように、そのときにはもう大舞台を前にしても「自分に勇気はあるだろうか」という問いかけすらも思い浮かばないほど、自信に溢れた人になっているはず。

【ポイント8】失敗と成功を何度も繰り返して、自分を許し、好きになり、真の自信を手に入れる
【ポイント9】自分は自信に溢れた人間なんだと思い込むことで自信が完成する

不安への挑戦を何度も繰り返そうではありませんか!

最後に【ポイント】をまとめます。
1.自信は成果の積み重ねによる思い込みのことだと知る
2.他人からの評価や他人との比較ではなく、自分自身で成果を見出す
3.否定的な評価に耳を貸さず、肯定的なことを言ってくれる人と付き合う
4.成果はどんなに小さなことでも日々記録し、自分はこれはできるという自己イメージを作る
5.不安なことに立ち向かい、克服してそれを成果とする
6.不安でも、挫折は真の自信へのプロセスだと知る
7.失敗は許して責めず、再び不安に立ち向かう
8.失敗と成功を何度も繰り返して、自分を許し、好きになり、真の自信を手に入れる
9.自分は自信に溢れた人間なんだと思い込むことで自信が完成する


自信をつくるというのは、自分の「できる」という思い込みの範囲を拡張していくこと。
他人基準ではなく自分基準で成果を探し、それを蓄積して不安に立ち向かっていくことで、あなたは必ず強い自信を持つことができるようになるのです。
自信とは性格の問題ではなく、日々の習慣の問題。
心がけ次第であなたは変われます。

このアドバイスでどうか自分を心の底から信じて、素晴らしい体験を勝ち取ることができますように。
投稿日:2016-12-15
返信 49
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
解離感については、私と息子にはありません。親離れ子離れということと思っていいでしょうか。主人にずっと指摘されていたことで、やっぱりと思いました。

自信についてですが。
自信と自己肯定感は、同じですか?
昨日の夜も48を参考に声をかけてみました。これからも続けていこうと思います。

投稿日:2016-12-16
返信 50
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
思うのですが、登校する気持があれば、登校すると思うのです。
実は10月に先生とトライアルがありましたが、「不登校は繰り返したくない」と息子が言って、遅刻しながらも行きました。
今回のきっかけは、数学のプリントをなくしてしまったことだと思うのです。(学校とも話をしたのですが )
私ももちろん努力しますが、プリントの件が解決しない限り登校できないのでしょうか。それを乗り越えるため(つまり、自信をつける )に言葉かけなどを私が頑張るということでしょうか。

プリントのことは、問いただしたことがありますが否定していました。

(すみません。話がまとまらなくて)
投稿日:2016-12-16
返信 51
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
すみません、一番最初の書き込みと内容が同じになってしまいました。

私は息子が先生に注意されることを異常に怖がっているように思え、プリントをなくしたことを言えずに登校できなくなっているように思えてしかたがないのです。
投稿日:2016-12-16
返信 52
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「離別感」とは「親離れ・子離れ」と言い換えてもいいかもしれません。
自分にはそれが足りないなぁ〜とお感じなのであれば今から直せばいいのです。

また、「自信」とは「自己肯定感を高めること」と同じです。
子どもの自己肯定感を高めるための親の関わり方に関しては以下を参考にしてください。
投稿日:2016-12-16
返信 53
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。〜

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2016-12-16
返信 54
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
プリントのことは失くしてしまったのであれば「失くしてしまいました。ごめんなさい」と言えばいいのです。
むしろ、そのようなことを言える子に育てたいですよね。
これからの人生、ミスや失敗はあります。
その際にどのように対処していくかを今から養えばいいのです。

ただし、先生に注意されることを異常なまでに怖がっているのであれば、そこは水面下で親が先生に伝えておきましょう。

「プリントを失くしたとちゃんと言いなさいと伝えています。ただし、子どもは注意されることを異常なまでに怖がっています。本人のそのような考え方を少しずつ直していきたいので、注意せずに、ちゃんと言ってきたことを褒めてあげてくれませんか」…と。

人は失敗から学ぶことが多いです。
失敗した際に勇気を出して一歩踏み出した後には必ず自己成長というご褒美があります。
そのような成功体験を積ませることも自己肯定感を高め、自信をつけていくことにつながるのです。
投稿日:2016-12-16
返信 55
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
お世話になっております。

自己肯定感のお話、これからでも遅くないと思うので、今までの反省をして息子をしっかり見ていきたいと思います。
息子自身のことあんまり見てなかったなと思うようになりました。
気が付いたんです。遅いかな、いえ、大丈夫ですよね、遅くてもこれからは息子のことしっかり見ていきます。

プリントの話は、私が動いてもいいんだと思うと、うれしかったです。もう高校生だから、手助けをしてはいけないのだと思っていました。
出過ぎないように注意していきますね。

この土日は学校のことは一切言わないでおこうと思います。息子の様子を見ることにします。
投稿日:2016-12-17
返信 56
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
昨日、昼ごろ「単位を落としたので、もうだめだ」と言いまして、落ち込んでいました。
息子にどうしたいのか聞きましたが「もうだめだ」としか言わないので、「学校はいきなり留年にはしないと思う、現にそんな話は学校から来ていないし。先生に相談してみたら」と言うと「じゃあそうするよ」と言って「もう死にたい」と言って、自室にこもりました。
私は、正直めんどくさくなって、すぐに外出しました。
結局、息子は予備校に行きました。
今日も、朝は元気が無かった割に、いつもは昼ごろ起きるのに、9時には起きて、明るく過ごし、予備校に行きました。

私が話したことはどうだったのかわかりません。でも、明るく過ごしていたので、よかったと思っています。
投稿日:2016-12-17
返信 57
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
>Re.55について

自己肯定感を高めるための取り組み。
決して遅いなんてことはありません。
気づいた時が吉日です。
いま、この時期に気づきを得たということはきっと意味があるのですよ。

プリントについては、ご理解いただいてよかったです。
親の出る幕と出てはいけない場面・・・今回の件は親が出ていってもいい場面だと思いますよ。
投稿日:2016-12-17
返信 58
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
>Re.56について

単位を落としたのでもうダメだと言っているとのこと。
単位を落とした程度で「死にたい」なんて思っていたらこれからの人生壁にぶつかるたびにそうやって「死」を振りかざし自室にこもってしまうのでしょう。

親だから「めんどくさい」と思っても結局は関わりを継続していくことになるのでしょうが、他人はそうはいきません。
「こいつ、めんどくせーやつ」と思われてどんどん人が離れていきます。

そもそも単位を落としたのは自分のせいです。

以下を参考にしてください。
投稿日:2016-12-17
返信 59
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「留年〜人生は自らが創る!」

留年することそれ自体がアウトだとは思いません。
ただし、それによって失うものは大きいのです。

留年、あるいは浪人でもいいですが、どちらもそれによってヤバいなと思うものでしょうし、中にはそのために命を投げ出す人もいます。
が、そんなものは先の長い人生を決めてしまうほど致命的なものではありません。
(ただし、安心してもいいものでもありませんが…。)

ただ、留年したことで失うものがある場合があります。
もし、これが病気やケガのような理由であったり、なにか学業以外に特別に打ち込むことを見つけたのだとしたら、失うものは少なかっただろうと思います。

しかし、残念なことにご相談の多くの留年の理由は、基本的には怠けによるものです。
留年してはじめて失う(失った)ものについて意識が行くようになり、そこで自分を変えるご相談者も多くいます。

では、その多くのご相談者が失ったものはなにか。

お金ではありません。
年間約100万円の支払いとストレートに卒業して働いていた場合のお金を失うことは確かに痛いことではありますけども、それ以上のものです。

時間でもありません。
留年が1年間であれば365日、2年間であれば730日。
少なくない時間です。

就職して働くにも、なにかしらのスキルを身に付けるにも、2年間あればある程度の成果や成長は見込めるでしょう。
が、先に書いたように約80年の人生のうちのたかだか1〜2年です。
40歳を超えてどん底人生を逆転した人がいることを思えば、10代から20歳前半の1〜2年間で全てを諦める理由などありません。

それに植物人間のようでなければ、どんな過ごし方をしていても学ぶところがあるものです。
直接すぐになにかを学ばずとも、振り返ることで得るものがあると思っています。

話しを戻します。
失う(失った)もの………それは「信頼」です。

それは他人からの「信頼」であり、自分自身への「信頼」です。

留年したことで、それもやるべきことから逃げ、怠けて留年したことで失う自信。
元々あまり自信のない人であれば、余計に自信喪失が大きくなります。
自信のなさは行動力ややる気を失わせます。
自信のなさは諸悪の根源とまで言うつもりはないですけど、でも、個人にとっては上手くいかないことの大きな原因の一つだと思います。
様々な性格や悪癖を自信のなさに投げておけば、大体それっぽくなるのですから。

そして、他人からの信頼も失うのです。
もっとわかりやすく言えば、裏切りなのです。
信頼を失う、ということは他者との繋がりをなくすことや希薄なものにすることを意味します。

別に信頼されないから死ぬわけではありません。
お金があれば、おいしいものは食えるし、風俗もあるし、金持ちならばそれだけで寄ってくる人もいるでしょう。
好きなことも出来る。

けれど、その人生は幸せでしょうか。

信頼してくれている親や先生、友人、周囲の人々…。
怠けからくる「留年」という代償は大きな大きな人生の宝物を失うことになるのです。

努力して全力を出し切った結果なら誰も責めませんし、むしろ称賛に値するでしょう。
でも、単なる怠けから、留年(あるいは浪人)が決まってしまった場合。
その結果を真摯に受け止めて再チャレンジのために自らが動かなければ自分の人生を創ることはできません。

重い腰を上げて動き出すことは大きな力が必要です。
でも、大きな石も最初は力を要しますが、ひとつ動き出すとあとは惰性で小さな力でも動き続けます。

最初は大変ですが、腰を上げて動き出し、人生を創っていくのは「自分」なのです!
投稿日:2016-12-17
返信 60
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
学校の話になると、とても不機嫌になり、肝心な話ができません。それでも、RE.56に書きましたが、自分から少しでも話をしてくれたのを前進と思うのは、甘いでしょうか。

留年の話はとても参考になりましたが、今この話を息子にしても、無理なような気がします。
息子は、やらないといけない事や状況を分かっていると思うのです。それでも学校へ行けないから、苦しんでいるのだと。
そっとしておくというのは、私が話をしてしまうと、反発してしまうので、見守りつつ、私自身も変わるように努力する。そして、タイミングをみて話をする。・・・でも、時間はどんどん経ってしまって、焦ったり苦しくなってしまうのですが。

息子が「死にたい」と言ったのは、本気で死にたいとは思っていないことがわかり、私にたいする甘えだと思って、それに対応していたら、いい話にならないと思ったので、家を出た・・といった感じです。めんどくさいといった表現はちょっときつかったかもしれません。まあ、でも、正直な気持ちもやっぱりあるかな。

なんだか、愚痴っぽい相談ですみません。
投稿日:2016-12-18
返信 61
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
愚痴・・・大いに結構です。
親だって人間です。
時には不安な気持ちが爆発しそうになります。
そんな時はこの場を活用して下さいね。

自分の話をしてくれたことを「前進」と捉えるのは賛成です。
できないことに焦点をを当てずに、出来たことに焦点を当てて共に喜びましょう。

留年の話は確かに時期尚早です。
これはあくまでも将来的に話せるタイミングが訪れた際の参考としてご紹介しました。
投稿日:2016-12-18
返信 62
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
おはようございます。
昨日は、いつもと違って、部屋の片付けをしたり準備をして、早く寝ていましたし、今朝は早く起きて、制服を着たものの、登校できませんでした。

私は「大丈夫よ」としか言えず、上手く言葉がかけられませんでした。
難しいです。0
投稿日:2016-12-19
返信 63
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
Re61,本当にありがとうございます。
投稿日:2016-12-19
返信 64
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「大丈夫よ」で十分です。
その言葉がどれだけ勇気をもらえるか。

「I love you because you are you」

これはカウンセラーがクライアントに接する際の基本姿勢です。
カウンセラーがクライアントに対する基本姿勢でもあるこの言葉は
「あなたはあなたのままでいいんだよ」…という意味。

この言葉を自分自身に対して言ってあげてください。
「I love me because I am I」=「私は私のままでいいんだ」…と。

要するに自分を好きになることが他人からも好かれることに繋がるし
他人を好きになれば更に他人から好きになってもらえる!
…ということ。
投稿日:2016-12-19
返信 65
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「大丈夫だよ」と一緒に上記の言葉もあわせて伝えてあげてくださいね。
投稿日:2016-12-19
返信 66
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
おかげさまで、私自身は落ち着いた毎日を過ごすことができています。
ありがとうございます。

昨日の夜は息子は笑顔で「もう休んだらやばいので学校に行くよ」と落ち着いた様子で話したのですが、やっぱり登校できませんでした。

なぜ、朝になるとベッドから出られないのでしょうか。
投稿日:2016-12-20
返信 67
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
主人が、「学校には行かなくてもいいから、朝お越しなさい 」と言うので、起こそうとして結局くどくど言ってしまい、息子を追い詰めてしまいました。
そっとしておくのが、基本だったとわかっていたのに、泣きそうです。
「トライ&エラー」も教えていただいていますが、今回はひどいことをしたような気がして心配です。
投稿日:2016-12-20
返信 68
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
それでも、予備校だけは行きます
不思議な気もします。
投稿日:2016-12-20
返信 69
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
決して間違っていませんよ。
ご主人のおっしゃることもうなずけます。

大切なのは学校に行く行かないの前に、規則正しい生活のリズムを取らせることです。
そのためには「朝は起きる」これが大前提。
朝早く起きれば、夜は自然と眠くなります。
そうやってリズムをつかむのです。

「ひどいことをした」というのは一時的なことです。
将来を見据えたら正しい対応です。

心を鬼にしなければならない場面はありますよ。
投稿日:2016-12-20
返信 70
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
前日の夜は学校に行くと言っていても翌朝はベッドから出ることができないのは本当に眠くて起きることができないのと同時に起きることへのメリットを感じられないからです。

メリット・デメリットで考えるのはあまりにも寂しいですが、起きた後に楽しみがあれば起きるはずです。
学校は行くことにメリットを感じないのです。
予備校は行くのに・・・。

学校と予備校との違いを把握して、学校には何が足りないのかを知ることから始めてみましょう。
投稿日:2016-12-20
返信 71
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
そして、一番大切なのは、親が必要以上にご自身を責めないことです。
投稿日:2016-12-20
返信 72
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
お世話なります。
少し落ち着くことができました。

息子が、少しでも笑顔で過ごせるように、また息子の体重がずっと減っているので、増やすことができるように、頑張ります。
投稿日:2016-12-21
返信 73
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
頑張り過ぎないことも大切です。
だって、今まで十分頑張ってきているのですから。

言い換えるのであれば「顔晴れ」です。
投稿日:2016-12-21
返信 74
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
昨日は、学校がもともと休みだったのですが、模擬試験の申し込みに学校までには行ったんです。
担任の先生と話をした時の様子では、落ち着いた様子だったらしく、その後私と話をした時も楽しそうに見えました。

支度もきちんとしていたので、登校するかと思いましたが、登校できませんでした。

訳がわかりません。
投稿日:2016-12-22
返信 75
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
そこまで準備しているのに行けなかったのですね。
確かに訳がわからないという思いになりますよね。
そして、怒りまで込み上げてきているのではないでしょうか。

ちょっとマイナスなリズムのクセがついてしまっているのかもしれませんね。
ズルズルいってしまう可能性もあります。

ちょっとだけ無理してでも登校してみてはいかがでしょう。
大きな石を転がすとき・・・最初は力が必要ですが、一度動き出せば惰性で動きます。
投稿日:2016-12-24
返信 76
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
お世話になります。確かに怒りもこみあげてきてます。
でも、息子を怒ることだけはなんとか我慢できています、おかげさまで。

>ちょっとだけ無理してでも登校してみてはいかがでしょう。
大きな石を転がすとき・・・最初は力が必要ですが、一度動き出せば惰性で動きます。
今、私にできることはなんでしょうか。

投稿日:2016-12-24
返信 77
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
このままずるずるというのは、恐ろしいです
投稿日:2016-12-24
返信 78
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
怒ることは堪えているとのこと。
賢明です。
でも、時には苦言を呈さなければならないことってありますよね。
その場合は、「怒る」ではなく、「叱る」を意識して下さい。

このままずるずるいかないために・・・。

以下をご参考までに。
投稿日:2016-12-25
返信 79
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「怒る」と「叱る」は違う!子どもを傷つけずに効果的に叱る6つの基本ルール

親は我が子のことを真剣に考えるあまり、つい感情的になり、怒ってしまうものです。
しかし、イライラした感情をそのままぶつける「怒る」と、子どもの成長を思って「叱る」のでは全く違います。
子育て心理学から見た「怒る」と「叱る」の違い、そして、ポジティブ心理学ベースの効果的な叱り方についてご紹介します。

■「怒る」と「叱る」の根本的な違い
・「怒る」とは、怒り手の感情を外に爆発させること
・「叱る」とは、相手によりよい方法を教示すること

似ているようで、全く違うことがわかりますね。
「怒る」はネガティブ、「叱る」はポジティブな色味があります。
子どもの困った行動に対し、親がガミガミと感情的に怒ると、その場の雰囲気が険悪になるのはもちろんですが、ダメージはその場だけにとどまりません。

1.トゲのある否定語が、子どもの自己肯定感や自己効力感を低下させてしまう
2.親からその感情的な対処法を学んでしまう
という弊害も出てきます。
とくに2は、その子どもの人間関係にまで影響を及ぼす可能性があります。

例えば、
・親が大声で怒鳴ると、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに怒鳴ればいいんだ」
・親が叩くと、子どもは「そうか、困ったときはパパとママみたいに叩けばいいんだ」
と学び、お友だちとの日常に応用されやすいのです。
子どもを叱る場面というのは、親の問題解決能力を披露する場です。
お手本になる対処法を示してあげたいですね。

■ポジティブ心理学ベースの叱り方 6つの基本ルール
【叱るときにやってはいけない3つのルール】7
1.過去を引きずる:「いつもいつもダメなんだから」「毎回毎回同じことを言われて!」
2.叱る範囲をあれもこれもと広げる:「何をやらせても中途半端」「何も聞いていないじゃない!」
3.その子どもを全体否定する:「ダメな子ね」「なんて悪い子なの!」
叱る範囲を広げることで、叱りネタが何倍にも拡大し、怒りへと発展。それが感情の爆発につながります。

【ポジティブに叱るための3つのルール】
1.いまのことだけを叱る:「いまの言い方はよくないよ」
2.目の前のことだけを叱る:「青いペンにキャップをしなさい」
3.その子どもの行動だけを叱る:「それは悪いことだよ」
子どもはよく困った行動をするものです。
それは悪いことかもしれません。
だからといって悪い子ではありません。
「いまの」「目の前の」「行動だけ」を叱るポジティブな叱り方なら、子どもの自己肯定感を傷つけることなく、伝えたいことをしっかりと伝えることができます。

感情を出さずに、とは言っても子どものことを一番に考えているからこそ両親は怒ってしまいますよね。
もし「理不尽な怒り方をしてしまった!」と感じたときは、まずは子どもに「ごめんね」。
子どもの傷ついた心をその場で癒すことができ、親も気持ちのリセットがしやすくなります。

その後は目線を意識的にほめポイントへ。
「できていないこと」ではなく「すでにできていること」をうまくキャッチし、そこを積極的にほめて、子どもの自己肯定感を満たしてあげましょう。
「叱り方のルール」と、「怒ってしまったら素直に謝り、ほめにスイッチ」を、ぜひ今日から取り入れてみてください。
投稿日:2016-12-25
返信 80
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
■「怒り」の感情

ある科学実験によると、怒りの成分ではネズミをも殺してしまうらしですよ。

アメリカの心理学者エルマ・ゲイツ博士は人間の吐き出す息を使って実験しました。
それは人間が吐き出す息を液体窒素で冷却し、取り出した沈殿物がその時の人の感情の状態によってさまざまな色に変化するというのです。
通常は無色透明であるのに対し、怒っている人が吐き出す息の沈殿物は栗色で、悲しみや苦しみを感じている人は灰色、また、後悔の念を抱いている時は薄い赤だそうです。

そして、これらの色がついている沈殿物を分析してみると、かなり強い毒性が検出されるそうです。
試しに栗色の沈殿物を水に溶かした物をネズミに注射したところ、わずか数分でネズミは死んでしまったとのことです。
さらに、人間が1時間くらい怒りの感情を持続させると、80人以上の人を殺すことができるほどの毒物が発生するそうです。

いつも不機嫌でいたり、不満の言葉を吐いている人が身体の具合を悪くしやすいというのも納得がいきそうです。
ネガティブな感情を持つことは、自分自身の身体を傷つけるばかりか、周囲の人も毒入りの息を吸わされ、気が滅入ってしまうのです。
また、明るい人のそばにいるだけで、自分も元気になってくることがありますが、いつもニコニコしている人の息にはきっと人を楽しくさせたり、健康にしたりする成分が含まれているのかもしれません。

余談ですが人間の血液は、怒ると黒褐色で渋くなり、悲しむと茶褐色で苦くなり、恐れると紫色で酸っぱくなるそうです。

ちなみに・・・「怒り」の感情は「第二感情」と言われています。
では、「第一感情」は?

それは「期待」です。

人間はどうしても「第二感情」を伝えてしまいがちですが、その前の「第一感情」である「期待」を伝えればいいのです。

その怒りは何を「期待」していたか。
それを伝えると相手も謝りやすくなったり、次の行動を起こしやすくなったりすると言われています。
投稿日:2016-12-25
返信 81
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
色々と、努力してみましたが、不登校のままでした。年末に北海道旅行の予定でしたが、当日息子がどうしても起床できず、飛行機に間に合わず中止に。私たち夫婦はいっさい責めずにいたのですが、主人はご飯を食べないことを注意したら、逆に食事も取らなくなり、昨日から丸二日何も食べていません。
もう、ほっておくしかないのでしょうか。
投稿日:2016-12-31
返信 82
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
旅行、残念でしたね。
いっさい責めないのはいいのですが、責めずに思いを伝えることはできたとのかもしれませんね。
それが「RE.5」でお伝えした「Iメッセージ」の実践です。

また、ご飯を食べないことを注意するのはある意味当然です。
それで2日間何も食べないという態度に出るお子さんの方が間違っているのです。

放っておくのは簡単ですが、伝えるべきことを伝え続けていくことも大切ですよ。
投稿日:2016-12-31
返信 83
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
伝えるべきことを伝える、というのは、主人も言います。私は、話すことと、放っておくことのバランスよくわかりません。

明日から学校です。息子は、宿題のことをクラスメートに確認して登校すると昨日言っていました、
今日私が「明日の準備はいいの?」と一言聞いただけで、ふきげんになり、部屋にこもってしまいました。何が悪かったのか聞いても「大丈夫」としか言いません。
主人は息子は、さぼっているだけで、明日も学校に行かないだろう。と言います。

私は、黙って様子を見るしかないのでしょうか。0
投稿日:2017-01-09
返信 84
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
話すことと放っておくことのバランスはとても難しいです。
同じ内容でも話をしない場合と、言わなくてはならない時があります。
それは教科書通りにはできません。
そのときの空気感で判断しなければいけません。
だから難しいのです。

ただし、原則は不登校の子どもに学校の話題を話して追い詰めないこと。
不登校の子どもは学校に行きたいけど行けないのです。
そこに正論である学校のこと、明日の準備のことなどを言われると心を閉ざしてしまいます。

ただし、食事やお風呂、寝る時間、起きる時間など日常生活のリズムを崩すようなことがあったら親として伝えるべきことは伝えていきましょう。
投稿日:2017-01-09
返信 85
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
すごくよくわかりました。
「心を閉ざす」という言葉は、響きました、重いです。
何度も同じような質問を繰返しているのに、答えて下さってありがとうございます。

本当にありがとうございました。
まだまだ頑張れます。
投稿日:2017-01-09
返信 86
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
主人が、息子と話をして、今日は自分で起床して登校すると言ったらしいのですが、朝一回起きたものの寝てしまい、今夕方の6時ですが、寝ています。とうとう休まなかった予備校も休んでしまいました。
様子を見た方がいいですか?
投稿日:2017-01-10
返信 87
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「心を閉ざす」の言葉をしっかりと受け止めていただきありがとうございます。
「まだまだ頑張れます」のお言葉が我々にとって何よりの言葉です。
そんなひろみさんを我々は心から応援しています。
投稿日:2017-01-10
返信 88
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
・・・とはいえ、とうとう予備校まで休んでしまったとのこと。
これは前回お伝えした、「日常生活のリズムを崩すようなことがあったら親として伝えるべきことは伝えていきましょう」に当てはまります。

起きなかったこと、予備校を休んだことを責めるのではなく、「今日は自分で起床して登校する」と約束したのにその約束を果たさなかったことにたいして「Iメッセージ」で伝えましょう。

「Iメッセージ」に関しては「Re.5」でもご紹介している通りです。
投稿日:2017-01-10
返信 89
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「Iメッセージ」を今回の件に当てはめれば・・・

「あなたが“自分で起床する”と言ったときは本当に嬉しかった。
約束を守れなかったことに対して悲しいなって思うよ」

これでいいのです。
この言葉を聞いてどう感じるかはお子さん次第です。
表面的には「うるせーな」という態度を取るかもしれません。

でも、確実に心には届きます。
冷静になったときにきっと何かを感じてくれるはずです。
投稿日:2017-01-10
返信 90
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
学校には、相変わらず行けませんが、予備校は行くようになり、不登校についても、話が、できるようになりました。少しずつですが。
不登校になったのは、理由がわからず、夜には行けそうな気がするけど、朝どうしても起きられない、でも、学校は絶対やめたくないと言います。
母親として、上手くアドバイスなど、言えないのですが、どうしたらいいでしょうか。
投稿日:2017-01-12
返信 91
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
主人は小児精神科(小児科で、心の相談室という病院が市内にあります。)をすすめました。主人に対しては行くというのですが、行きたくないと言います。

夜になったら、明日は登校する、朝は起きられるの繰返しで、さりげない感じで励ましたり、起きられないなら、方法を一緒に考えようと言ったりしているのですが、息子の反応が薄いです。
投稿日:2017-01-13
返信 92
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
また、今日は漢字検定でした。申し込みをするのをやめるように言ったのですが、(申し込み期限を過ぎていたのに、学校が待っていてくれていました)申し込んでほしいと言い、でも息子は行けないからと言うから私が、申し込みに行きました。ギリギリの申し込みであせって行きました。往復二時間、交通費もかかり、それなのに、「行こうと思ったのに、なぜか行けない」と言います。
「お金が無駄になったから、稼ぐようになったら、返しなさい。」と言いましたが、本当に疲れます。
怒らないように、ため息が出ないようにするのが必死です
投稿日:2017-01-13
返信 93
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
>母親として、上手くアドバイスなど、言えないのですが、どうしたらいいでしょうか。

なにか上手いことを言おうとするとぎこちなくなります。
しかも、上手いことは相手によっても様々です。
いまのお子さんにとって何が上手いことなのかを見極めなければなりません。

「上手いことを言おう」とせずに「徹底的に話を聴く」に専念してみてください。
100の言葉よりも1回の傾聴の方が効果的ですよ。

「聴き方」に関しては「Re.5」でお伝えしていますが、再度抜粋版を以下にご紹介しますね。
投稿日:2017-01-14
返信 94
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら部下からの話を聴いたことがありますか。「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。その際は、はっきりと上司としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、部下が悩みを打ち明けたとします。悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。
投稿日:2017-01-14
返信 95
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
>小児精神科について

お勧めします。
親ではない誰か他人の大人と話をするということ自体にも意味があります。
ご主人に対して「行く」と言っているのだけれども、「行きたくない」とも言っているのですね。
きっと「行く」と「行きたくない」という両方で揺れているのでしょう。

「行く」という気持ちは「何か得るものがあるかもしれない。自分は変われるかもしれない」という期待からでしょう。
「行きたくない」というのは「きっとうまくいくはずがない」「余計に傷つくかもしれない」「病院自体が好きではない」というあきらめ感、焦燥感、不安等です。

以下に不安対処法を紹介しますので参考にしてください。
投稿日:2017-01-14
返信 96
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。
投稿日:2017-01-14
返信 97
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
「小児精神科(病院)」に行くことは決して怖いことではなく、むしろ、お子さんにとってはメリットがたくさんあるというように伝えて不安を解消させてあげるのも手です。
投稿日:2017-01-14
返信 98
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
>漢字検定について

お金の無駄になったのは事実ですが、優先順位はそれ(お金)ではないと思いますよ。

そもそも漢字検定を受ける目的は?
そして、待ってくれていた学校に対して、代わりに手続きに行ってくれた親に対して・・・。

「行かない」という選択はそれらをないがしろにしたことです。
そのことを叱りましょう。

そして、次回からは親が代わりに手続きに行かないことです。
自分で手続きできなければ受験もできないということを理解させましょう。
投稿日:2017-01-14
返信 99
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
ちょっとだけ厳しことを申し上げます。
お耳の痛い内容です。


親のそのような過干渉がお子さんの成長の機会、自立・自律の機会を奪っているのですよ。

漢字検定の申し込みを仮にお子さんが自分でできていれば、自信にもつながり、受験していたのかもしれません。
投稿日:2017-01-14
返信 100
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
過干渉に関しては「Re.21」を再度読み返してみてください。

親が変わらなければ、子は変わりません。

「親」という文字の意味を再度、思い出してください。
投稿日:2017-01-14
返信 101
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
そして、最後に・・・
お子さんは今回、親や学校の期待を裏切りました。
信頼を失ったのです。

「Re.59」の内容を伝えてください。
投稿日:2017-01-14
返信 102
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
たくさんのアドバイスありがとございました。

小児科ですが、行った方がいいとの、ご指摘ありがとうございました 
それで話をしたのですが、話し方が悪かったのか、息子は怒り、作りかけのジオラマを壊して、いつものようにベッドに潜り込んでしまいました。

ほとんど自分の意見は言わず、「イライラする」ぐらいです。
投稿日:2017-01-14
返信 103
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
漢検ですが、私の書き込みを読み返して、足りない部分がありましたので、付け加えます。

私は、申し込みは行かないと、言ったのですが、息子が申し込みに行ってほしいと頼んできたので行きました。ここで、「あなたが申し込みに行かないのなら、行かない」というべきだったのでしょうか。

息子は、元々無理を言う性格ではなく、申し込みについては珍しく頼み事をされたと思ったので、行ったのですが、これが過干渉というのなら、私は目が覚めると思うのです。

お金について言ったのは、確かに失敗でした。教えて頂いたように伝えました。わかってくれたと思います。
言い訳になりますが、いろいろ息子のことで無駄な出費が多くて、つい言ってしまいました。
投稿日:2017-01-14
返信 104
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
ジオラマを壊したのは、私が悲しむことだと思ってしているのだと思います。
予備校の作品を毎回画像を撮って見せるような息子です。私は息子の作るものが大好きで、それを息子はよく知っていますから。
投稿日:2017-01-14
返信 105
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
小児科に関しては本人がイライラしてしまうのであれば、しばらくは触れずにいましょう。
でも・・・もったいないですね。
何かの変化や気づきがあると思うのですが・・・。

こればかりは本人の意思をいまは優先しましょう。
ただし、いつ行ってもいいように親としては情報収集だけはしておきましょう。
投稿日:2017-01-14
返信 106
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
漢検に関しては、「あなたが申し込みに行かないのなら、行かない」と言っても良かったのかもしれませんね。

元々無理を言う子ではないのであればなおさらです。
そもそも誰のための受験かを子どもにも認識させましょう。
投稿日:2017-01-14
返信 107
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
ジオラマを壊したのはおそらくひろみさんが思っている通りでしょう。
こうすれば親が悲しむ・・・という行為をわざとやって親の反応をみているのでしょう。
そうやって自己のアイデンティティを確認しているのかもしれません。

相手の困ることをやって相手の自分に対する愛情などを測るという方法がエスカレートしなければいいのですが・・・。
投稿日:2017-01-14
返信 108
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
すみません、自己のアイデンティティーの意味が、よくわからないので、教えていただけますか。
投稿日:2017-01-14
返信 109
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
存在意義に近い意味です。
投稿日:2017-01-14
返信 110
ひろみさん
再び不登校かもしれません削除
お世話になっております。

実は、主人に私が休んでゆっくりした方がいいと言われました。自分ではまだまだ頑張りが足りないと思っていたのですが。

息子は登校できませんが、予備校だけは、頑張っていますので、息子自身まだ希望を持っているように私には思えます。

先生には、大変お世話になりました。どこのだれだかわからない私に、いつも丁寧に迅速に答えていただきました。何度も同じような質問をしたり、愚痴を言ったりで、情けない思いをさせてしまったことも多かったと思いますけど、私はこの掲示板には、ずっと助けていただきました。

しばらく、この掲示板はお休みさせて頂きます。またいつかお世話になるかもしれませんが、先生もどうかお元気で。
今までありがとうございました。
投稿日:2017-01-17
返信 111
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
承知しました。
またいつでもここに来てくださいね。
投稿日:2017-01-17
返信 112
伊藤幸弘教育研究所さん
ひろみさんへ削除
ひとつだけ・・・

ひろみさんは頑張りが足りないなんてことはありません。
むしろ、十分頑張っていますよ。

なので、ご主人の仰る通り少し休んでください。
投稿日:2017-01-17
返信 113
ひろみさん
再び不登校かもしれません。削除
以前は大変お世話になりました。息子ですが、高卒認定試験で、単位を補充し、おかげさまで今月高校を卒業し、進学することになりました。希望通り、工業デザインの勉強をするそうです。
あれから、私自信が疲れてしまい、体力的に息子に対して声をかけるのも難しい状況だったのが、幸いしたようです。
色々反省することはありますが、私の過干渉が原因だったと思います。先生が以前に書いて下さったものを読み直しました。改めて反省しました。
今は、私は息子のすることには、私から声をかけることもなく、黙って見守ることができるようになり、息子は、逆に、相談や希望を素直に言ってくるようになりました。
息子は、来月には我が家を巣立ち、一人暮らしを始めます。息子はしっかり、成長していると、思えます。私も母親として人としてまだまだ成長したいと思います。
ありがとうございました。
投稿日:2018-03-08
返信 114
若者教育支援センターさん
ひろみさんへ削除
お久しぶりです。
嬉しいご報告ありがとうございます。

掲示板を移転しHNは変わっていますが、対応カウンセラーは以前のままです。

高校卒業おめでとうございます。
お子さんの人生はまだまだこれからも続きます。

いままでのご経験が将来の糧になるようにお祈りしています。

またいつでもここに来てくださいね。
投稿日:2018-03-09
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