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お悩みNO.680
よしのさん
高1削除
一学期息子を毎日学校まで送り、保健室登校から始めて、保健室を基点にクラスに少しづつ入る練習をしています。何とか、高校のご協力もあり、一学期単位、勉強面持ちこたえましたが、2学期から全ての授業をこなし、学業も欠点を取らないよう頑張るには、この夏休みの
過ごし方が大切と思っています。息子は、今の学校に留年せずに残りたいと思っていますが、小学校くらいからの身体的特徴のいじり、中学三年のいじめ、で対人恐怖、視線恐怖、過敏性腸炎があり、学校で疲れ朝起きにくい症状です。でも、小さな時から、人が大好きで、友達がほしい、楽しく過ごしたいタイプです。
色々な本など読みましたが、伊藤先生のおっしゃることが一番良いように思いました。
それは、私も高校の一年の時、いじめから不登校になり、一年間くらいかけて復帰した経験があり、一番先生のおっしゃることがしっくりきました。
私の息子に関しては、私にも原因が沢山あるのですが、息子の今の心の状態、体の状態の理解が主人になく、また、信じたくない、認めたくない、
息子自身が、15才らしく、しっかりして、自分で気付くしかない。と息子に原因があるとおもいすぎている。
学校に行くことを、疲れるのは、分かるし可哀想だが、家でする勉強は家だからできるだろう。ゲームしても心が空しいだけで、勉強すれば、学校に行く自信につながる。という主人の自論もある。
息子に悩みを聞き、悩みをうちわけても、主人の納得できることしか聞き取らない。
その二人の間に入ってしんどいですが、必ずこの子を助けてやりたいし、いじめられたことのない、主人に理解出来ないのは分かるけど、少しでも理解してもらい、家族の絆を深めたい。諦めずに進むアドバイスを頂きたいです。もう一人の下の子どもも、我慢してくれていますし、宜しくお願い致します。
投稿日:2017-07-18
返信 1
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
高1の息子さんの不登校に関するお悩みですね。

またご主人との間に立ってしんどいお立場だと思います。

ご主人に理解してもらいたい。
家族の絆を深めたい。
諦めずに進みたい。

そう思っていらっしゃるとのこと。

まず、諦めずに進むことの大前提ですが、「不登校は必ず解決する」という確固たる意思が大切です。
我々も長年、不登校に取り組んできていますが、解決しない不登校はありません。
「止まない雨はありません。明けない夜もありません」

それと同じように解決しない不登校もないのです。

そしてその大前提を踏まえた上で、「不登校に関する正しい知識」を得ることも必要です。

以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2017-07-18
返信 2
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「不登校について①」

そもそも、不登校とは、次の定義があります。
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」。
なお、不登校については従来、学校基本調査において30日以上欠席した児童生徒について、その理由別区分として「病気」、「経済的理由」、「学校ぎらい」、「その他」として調査していたところ近年「不登校」という名称が一般的に使用されるようになったことに鑑み平成10年度の調査から上記区分のうち「学校ぎらい」を「不登校」に名称変更した経緯があります。
親として不登校を正確にご理解いただくために、以下の内容をまとめましたので参考にしてください。
・現在では不登校児は約13万人といわれている。
・不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)があげられる。
・このように育てられた子供は自立心が育たない、人をすぐに頼る、人のせいにする、幼い、わがまま、神経質なくらいきれい好きかその逆、人の顔色ばかり見て自分を出せない…etc。
・小学校の頃は友人とよく遊ぶ。(友人が多いのではなく誘いを断れない)
・中学生くらいになるとわがままで融通性がない性格が表れて友人が離れていく。
・昼食はひとりで過ごすことが多くなり校内を徘徊して時間をつぶす。そのために周囲からは気持ち悪がられて精神状態は悪化して次第に不登校へとなる。
・また不登校へのきっかけとしては大人にとっては取るに足らないことも多く、はっきりした原因や理由が不明なケースが多い。
・不登校の症状としては、37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状。その他には冷たいものを良く飲む、不眠、うるさいと口走る、昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム・ネットにはまる、家族と顔を合わせない、部屋に誰も入れない、自分より弱い妹・弟に強く出る、親と一緒に寝たりお風呂に入る(退行)。
・不登校を生み出しやすい家族としては、夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性・母性の欠如、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・引きこもり、親が異常に学歴や世間体を気にする、親が宗教熱心な信者、親が定職に就かない、親の失業、転勤、厳格、威圧的、神経質。
・不登校の子どもを無理に学校へ行かせることはインフルエンザで高熱が出ているのに解熱剤で強引に熱を下げるのと同じで余計に悪化してしまう。
・不登校の子どもは弱者ではなくむしろメンタル面は強い。思い込みが激しくこだわりが強いために周囲に溶け込めない。
・子どもには文句を言わせることが大切。「あの時はこうだった」「あの時、ああ言われた」…。親は黙って横に座り目を見て聴いてあげることが大切。
・不登校児の3割が引きこもりになる。

【不登校の子供の親の不安】(一般例)
①学力の遅れで進学が出来ないのでは?
大切なのは生きる力、知恵、人との関わりであり学校以外でも充分に養える。
②社会性や適応力がみにつかない?
学校以外で自分らしさを発揮できる子がいても良い。現在の学校システムに合わない子がいても不思議ではない。
③学校くらい我慢できないで社会で通用するのか?
必要な我慢もあれば有害な我慢もある。身を削って学校に通うことがマイナスになる。学校は命まで削って通う場ではない。
④無気力人間になるのでは?
無気力で学校に行かないのではない。体調の不調は身体防御反応。
⑤学校に行かないのならせめて○○してほしい。
学校に行かない代わりに何かをするというのは無理な要求。じっくりと子どもの成長をみる心のゆとりが必要。

【不登校の子どもを持つ親に向けて】(我々からのアドバイス)
① 不登校の状態を責めたり、刺激したりしない。
② 子どもの良い面を見つけ、認めて、誉めて、信頼する、
③ 一番悩んでいるのは本人であることを理解する。
④ 子どもの言葉や言動から心の中にあるものを理解する。
⑤ 一人の人間として子どもを認める。
⑥ 絶対に焦らず、長い人生のうちの休憩だと思うこと。
⑦ 親に勉強する機会をくれた子どもに心から感謝する。
⑧ 親の焦りは子どもに伝わってしまう。大きな心で子どもに接する。
投稿日:2017-07-18
返信 3
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「不登校について②」

不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。
投稿日:2017-07-18
返信 4
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
さて、上記のことを踏まえた上で、家族の絆を深めることについて考えていきましょう。
家族の絆を深めるためにはコミュニケーションが欠かせません。
言うなれば、日々のコミュニケーションなくして家族や親子の絆(=信頼関係)は構築されないと言っても過言ではありません。

では、それはどうすればいいか。
この掲示板に書き込みをいただくほとんどの方にお伝えしているコミュニケーション方法を以下にご紹介します。
投稿日:2017-07-18
返信 5
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-07-18
返信 6
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-07-18
返信 7
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
いかがでしょう。
全てではなくても良いです。
ひとつでも参考になれば幸いですし、もしもよろしければ是非とも実践して見て頂ければと存じます。

そして、最も大切な「ご主人の理解を得る」ことですが、これは即効薬はありません。
心理学では「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」と言います。
ここで言う「他人」とは「自分以外」を指します。
したがってご主人も「他人」という定義です。

まずは自分を変えることです。
自分が変われば他人(ご主人)は変わります。
また、「親が変われば、子も変わる」というのは我々の設立当初からの理念です。

まずは自分を変えることを考えていきましょう。
投稿日:2017-07-18
返信 8
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方がわからない。
自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。

まず、自分の中にも
“「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。
そのことを認識することが優先されます。

この2つを分類してみると、
自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」
に区別できます。

例えば、今、この文章をを読んでいるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、
「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、
そのようにできるはずです(行動)。

このように「思考」や「行動」は、
インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」
と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、
「胃液を通常の5倍出してみてください」
と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。

「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると、
「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。

例えば、思わぬミスをしてしまったとします。
よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、
次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教
材になったと言えます。

成功を目指す過程において、
良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。

言うなれば、
この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。

ホームで電車を待っているとします。
急いでいる時に限って遅れる。
そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして
しまうでしょう。

しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。
……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。
「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて
いるのです。

自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、
「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、
という行動を起こせば時間を有効に使えますし、
自分にとってもプラスなはずですよね。

カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。
その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。
この手法により、より早く効果が出ると言われています。

「楽しいから笑う」ではなく、
「笑っているから楽しくなる」という考え方です。

このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて
いく習慣をつける。
これが自分を変える近道であり、
その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

また時々、
「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」

これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。

自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、
もしかしたら……
「過去の事実」は変えられないにしても、
「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【今回の名言】

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

江副浩正(リクルート創業者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-07-18
返信 9
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
長々とすいません。
「自分を変える」には「受け止め方を変える」ことも大切です。
それを以下にご紹介して今回は締めます。

もしもよろしければこの場で色々とお話ししましょう。

我々は味方です。
投稿日:2017-07-18
返信 10
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2017-07-18
返信 11
よしのさん
高1削除
アドバイス、ありがとうございます。何度も読み直し、理解して、全て取り入れさせて頂き、挑戦してみようと思います。
私は、仕事をしているのですが、この夏休みは、出来る限り休み体をあけて、心身ともに家族にエネルギーを注ぐ準備もできました。
ただ、よく、心療内科の先生やカウンセラーの方は、ゆっくりでいい、留年、退学になるなら、大検や通信制、定時制でいくらでもやり直せると、救われる言葉を仰るのですが、息子はそんな勇気は正直ないと思いますし、本人も無理と言います。だから、体が、ボロボロでも一学期登校しています。そもそも、人と違うと思われたくない人間に、留年や違う道を紹介されても、それは、半分嬉しく、半分救われない感じです。
焦っているのは、私でなく息子です。私は、今の高校の先生方が、とても人間性が良いので、
この高校に残れればと思っています。息子の傷ついた心、対人恐怖もこの学校で癒されるし学べるのではないかと思うので、残れたらと思っています。
そして、定時制、通信制を認められない主人もいる中で、この夏休みどう建て直し過ごせばよいのかを、本気で考えています。
勿論、私としては、最大限の努力をして、次の選択になるなら、割りきりますが。今は、本人の意思と少しの可能性に掛けてやれたらと思います。




投稿日:2017-07-19
返信 12
よしのさん
高1削除
5月19日から毎日高校へ送る電車の中で、息子が沢山話をしてくれました。嫌だった私の振る舞いや、どんなことが不安なのか、今の高校で、保健室からクラスに上がるのは、すごく疲れるけど、クラスの子に挨拶してもらったとか、色々です。
どうして、電車の中なのかと思うけど、想像するに、家の外だと叱られたりすることがない、また、横に座るのも緊張がとけて、良かったのかもしれません。
15才で、母親と一緒に歩くのは嫌ではないかとか、恥ずかしくないのかとか、離れて歩こうか?と私が聞いたのですが、フラフラなこともあるのか、一緒に歩いて学校へ送ることは今のところ続けています。
主人には、何度か息子の話をしましたが、私の伝え方が下手なので、とりあえず、伊藤先生の
DVDを見てもらおうと考えています。まだ、見てないようですが。
息子にも、主人が息子の症状を理解しようと努力してるんだよとは伝えていっています。
娘も本当によく我慢してくれています。時折、二人でお茶をしたりしていますが、なかなか、私の心に余裕がなく、可哀想になります。

投稿日:2017-07-19
返信 13
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
>返信 11について

選択肢としての大検や通信制、定時制というのはありだと思います。
でも、あくまでも「選択肢のひとつ」です。
本人が望まない選択肢は優先順位からしたら下位です。

目的は本人が生き生きと人生(青春)を謳歌し、信頼できる恩師や、心を許せる友と出会い、自分を好きになっていくことです。
その点でいえば、今の学校の先生方が信頼できる存在なのであれば、その先生方から離れるという選択は本人にとっては苦痛でしょう。

歯を食いしばってでも何とか今の高校で進級できる道を最後まであきらめずにいきましょう。
そして、それが達成した際には、お子さんはまたひとつ大きく成長します。
達成実感を得ることで自信にもつながります。
投稿日:2017-07-20
返信 14
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
>返信 11について②

一方で、我々は心療内科の先生やカウンセラーの方のご意見を否定しているわけではありません。
「ゆっくり、一歩ずつ」という言葉は我々も使います。

そして、頑張った結果、希望している道に進めなかった場合のリスクヘッジとして、「留年・大検や通信制、定時制」ということを言うケースもあります。
また、その道を選んで逆に笑顔を取り戻せた子どもたちを何人も見ています。

しかし、前述のとおり、あくまでも本人にとって良いと判断した場合です。

きっと、心療内科の先生やカウンセラーの方もあくまでも選択肢のひとつとしてお話しされたのでしょう。

本人の意思と可能性にかけるという意気込みを我々も受け止めてその方向性で今後、助言させていただきます。
投稿日:2017-07-20
返信 15
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
>返信 12について

電車で一緒に登校することを本人が嫌がってないのであれば、それは継続していきましょう。
電車の中を好むのはご想像の通り、車内なら叱られない、横に座るのが効果的という理由だと思います。

であれば、家庭内でも車内と同じような安心感を与えてあげましょう。
叱らずに「聴く」に専念して、受容・共感の姿勢で。
そして、家でも対面するのではなく、横に座って・・・。

カウンセリングの場面でもそのような環境を意識的にします。
人はプラスの言葉を右脳でキャッチします。
右脳は左の耳から聞いた言葉を認識しますので、本人の左側に座り、話しかけます。
または、(時計の位置でいえば)本人が3時の位置で、親は6時の位置。
これは効果的ですよ。

伝え方に自信がないのであれば、先ほども申し上げた通り、「聴く」ことに集中してください。
いわゆる「傾聴」です。
人は自分の想いを聴いてもらえたということに快感を感じます。

このテクニックに関しては、「返信 5」を参考にしてください。
投稿日:2017-07-20
返信 16
よしのさん
高1削除
息子に、掲示板の書き込みが出来ることを伝えました。息子の心が、安心して解放する場を1つでも作ってやりたいからです。
なので、私は、もし、息子が掲示板に書き込んでも見ないと約束しました。
私の書き込みも見ないと約束してくれました。
ですが、私のは見られても最悪かまいません。何故なら、私は息子を愛していますし、生まれてきてくれて良かったと思っているからです。その息子を助けたくて、ここに相談しているからです。娘も同じです。とても大切です。主人も大切です。

息子は、とても野菜嫌いなのですが、昨日は、気持ちを込めて野菜のスープを作ると沢山食べてくれました。不思議でした。

今日は、学校が休みで、午前10時くらいから、今まで、息子はゲームをしています。昨日、眠るのは午前3時過ぎ、明日は、終業式です。
一時間目に間に合うよう送り届けるために、私はかなり神経を使います。今日の夕方には、一言学校に明日一時間目から行くつもりで眠ってね。と声を掛けておきます。でも、明日の朝、出来る限り優しく起こすのが、大変です。

今、自分から塾に行こうかなと言いました。でも、そーなんだ。と言うだけです。そうしたら、夏休みの宿題を少しずつでもしないとな。と言いました。
でも、行くか行かないかは、息子次第にしています。以前の私は、すぐに、喜びました。ですが、今は我慢出来るだけ喜ばないようにします。普通にします。
何故なら、ゲームをする息子は否定、勉強する息子は誉めたり、喜んだりは、私の勝手な褒め方だからと思っています。
本当に、塾に行ったら、お疲れ様、疲れてる中、頑張ってくれて、ありがとう。と言って終わりです。過保護かもしれない、迷いながら、そうしています。
帰り迎えに来てほしいと言われたら、近いけど行きます。
今は、そうしています。
投稿日:2017-07-20
返信 17
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
お子さんの書き込み、大歓迎です。
この掲示板での会話を通じて、少しでも前向きになってもらえればうれしいです。
是非ともお子さんにお伝えください。
「我々は味方です」と。

さて、塾の件。
「行こうかな」と言って来た時は嬉しいのであれば感情を隠す必要はありません。
もしかしたら、お子さんは「こんなこと言ったら喜んでくれるかも」という思いからそのように言って来たのかもしれません。

「プラスのストロークはプラスで返す」
これが原則です。

しかし、書いて頂いたように「ゲームをする息子は否定、勉強する息子は誉めたり、喜んだり」・・・これはNGです。

プラスのストロークはプラスで返しますが、マイナスのストロークをマイナスで返してはいけません。
マイナスのストロークの際は、以前お伝えした「Iメッセージ」を活用してコミュニケーションを図ってください。

一番いけないのは「無関心」です。

人は皆、「承認欲求」というものがあります。
心理学的に見てもそれは立証されています。
何も言わずに関心を示さないことで、その欲求は満たされず、マイナスな方向に心が動いてしまうのです。

ある実験結果をご紹介しますね。
「A・B・C」のコップに水を入れます。
Aにはプラスの言葉を、Bにはマイナスの言葉、Cには何も話しかけません。
一番最初に水が腐ってしまうのはどのコップだと思いますか。
…答えは「C」です。
AとBは言葉のプラス・マイナスの違いはありますが、関心を示しているということです。
Cはまったくの無関心ということです。

人間の体の約70%は水分です。

「そうなんだ」だけではなく、もう一歩踏み込んで、プラスの言葉を返してあげましょう。
投稿日:2017-07-20
返信 18
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「過保護かもしれない」と迷われているとのことですね。

過保護でいいのです。
そのことに関しては以下にまとめたものがございます。
参考にしてください。
投稿日:2017-07-20
返信 19
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2017-07-20
返信 20
よしのさん
高1削除
宜しくお願い致します。
一番、今、私が気にしているのは、息子の私への不満が吐き出す場所が無いことです。
一番ストレスの存在の母親、でも、大好きで、一番頼りにしている母親が、逆らえない存在になるとおもいます。苦しいとおもいます。
また、私も親でありながら未熟な部分、神ではない人間なので、息子にキツくなる時もあります。本来は、父、母で逃げ道を作るのですが、今は、私の努力不足で上手くいきません。
子どもは、大人のように気分転換に飲みに行ったり、旅行に出たり、引っ越したり、辞めたり、家族を出来ない。私への、不満があるなら、吐き出してほしいです。今、塾に行きましたが、塾に行くのも簡単ではなかった。私は息子から、鬼と言われました。でも、期末テスト前にテスト前だから、少しでも勉強してみようか?と言いました。10分でもいいと思いました。息子の塾の先生は小2からの先生でとても息子のことを理解して下さっているので、少しづつ始めてくれました。最初は、怒った息子ですが、勉強が分かり始めると、フラフラでも、一時間でも自分から行く日がありました。クラスに復帰した時、次の不安は、勉強と分かっているからだと思いました。
そこからは、本人の意思と、体調に任せました。息子が私を信じてくれたから、出来たことです。が、息子は、母親への本当の愚痴は言えないままです。
綱渡りですし、息子を苦しめていることが、苦しいです。 

投稿日:2017-07-20
返信 21
よしのさん
高1削除
過保護と過干渉と躾のこと、15年前に聞きたかったです。
聞いていても、出来なかったかもしれないけど。私自身が追いつめられて、いっぱいいっぱいでした。とても、いい子どもなのに、反省しても、もう取り返しがつかないですね。三歳までの潜在意識に残ってしまってますね。悲しいです。
でも、息子は今、頑張ってくれています。未熟な母の負の代償を背負って。しなくてもいい苦労をしています。だから私は、踏ん張って、諦めず、逃げずに、立ち向かいます。訳のわからないことを書いて、すみません。
私は、この掲示板で、自分の中で、いままでモヤモヤしたり、明確でなかったことが、明確になり、子ども、家族の過去、自分の過去をさかのぼってしまい。つらいのですが、でも、府に落ちて、スッキリします。本当にありがとうございます。
投稿日:2017-07-21
返信 22
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
どうかあまりご自身を責めないでください。
「息子を苦しめていることが、苦しいです」というお気持ちはお察ししますが、そのようなことを思い過ぎると、それが表情に表れます。

「母親が表情を曇らせている=自分のせい」

お子さんはそんなふうに思ってしまいます。

どうか「笑顔」を意識してください。

嬉しいから笑う・・・ではなく、
笑っているから嬉しくなる・・・そんな考え方です。

以下、ご紹介しますね。
投稿日:2017-07-21
返信 23
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「笑う門には福来る」

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せに!
投稿日:2017-07-21
返信 24
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
いかがでしょう。
これはよしのさんだけではなく、お子さんにも是非ともご紹介して頂きたいです。

さて、この掲示板で腹落ちして、スッキリして頂いたとのこと。
我々には最高のお言葉です。

過去にさかのぼるのは辛いこともあります。
でも、「過去は過去」です。
そう開き直りましょう。

「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」です。
投稿日:2017-07-21
返信 25
よしのさん
高1削除
過去は過去と意識するようにしてみます。客観的にみるというか。ありがとうございます。

昨日、娘にお母さんの笑ってる顔は好きだけど、怒ってる顔は嫌いと言われてしまいました。
笑う、笑顔大切ですね。

昨日、高校の成績を頂いて、
初めてで分かりにくく
イライラしていました
息子に聞いても、息子も分からないと言います。今は、学校行くので全力使うので聞いてないことも多いです。例えば、課題、宿題、時間割変更、学校の先生は、聞いて帰ってると思ってることも多く、ギャップがあります。
先生は、息子にかなり歩みよって理解しようとしてくれているのですが、息子だけの先生ではないし、15才の高校一年として対応するので、それくらいは、聞いて帰りなさい。みたいな雰囲気もあり、再度私がお電話して聞くのが、本当は、聞きづらいです。しかも、息子は学校で、最大限、自分をきちんとした人に見られるよう、作り上げるので、先生が勘違いしてしまいます。(確かに、学校のご協力により、今は、4月に比べると安心して学校に登校はしてるのですが。)そんな沢山考え事をしてるときに限って、娘が話掛けてきます。だから、怖い顔してると言われます。
そんな時、娘にどう対応すればいいのかも悩みです。
娘は、小5です。

また、私には、二学期からは、頑張って下さい。と担任の先生から何度も言われます。
先生のおっしゃるのは、当たり前のことです。
強い母親、どっしりと受け止める母親にならなくてはいけないのに。本当は、不安です。なさけないです。

息子を追い詰めないように、上手に、二学期に進めなくてはいけません。二学期は、8月24日からです。

最後になりましたが、この掲示板は、時間も自分の収入もない私にとって、とても、助かります。子どもの心療内科、内科、送りの電車代などだけでもかなり大変です。
ありがとうございます。




投稿日:2017-07-22
返信 26
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
この掲示板を有効活用して頂ければ我々としては嬉しい限りです。
経済的に様々な費用がかかる中だと存じますが、どうかこの掲示板で少しでも多くの気づきを得て頂ければ幸いです。
これからも色々とお話しをしていき、良い方向に向かいように一緒に考えましょう。
投稿日:2017-07-22
返信 27
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
さて、娘さんの件。
いま、小5なのですね。

色々と考え事をしているときに限って話しかけてきて
「怖い顔をしている」と言われるとのこと。
その時にどう対応すればいいのでしょうか。

答えは簡単です。
「ごめんね」から始めるのです。

これって親子関係以外でもそうではありませんか。
大人同士でも・・・。

たとえばよしのさんが誰かお友だちに話しかけたとき。
そのお友だちが別の難しい考え事をしていて、ふと振り返ったらとても怖い顔をしていたとしましょう。

よしのさんとその人はお友だち同士でなんでも言い合える関係なので
「ちょっと!いま、とても怖い顔をしていたよ」と注意(助言)します。
そのときに、そのお友だちは
「あっ、ほんと?
 ちょっと難しい考え事をしていたから怖い顔になってたのかも。
 ごめん、ごめん」
・・・こうなるのは自然な流れですよね。

であれば、親子でも同じです。
「ごめんね」と言ってあげて笑顔で話してあげればいいのです。

もしかしたら、「そんなときに限って」と思っているのはよしのさんだけかもしれませんよ。
娘さんからしてみれば「いつもそんな顔をしている」と思っているのかも。

ですから、無理やりにもで笑顔を作って娘さんに話しかけてあげましょう。

「お兄ちゃんにばかりかまっている」と思われないためにも・・・。
投稿日:2017-07-22
返信 28
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
>強い母親、どっしりと受け止める母親にならなくてはいけないのに。本当は、不安です。なさけないです。


全然情けないなんてことはありませんよ。
不安でいいのです。
どっしり受け止める母親・・・確かに理想です。
それができることに越したことはありません。
でも、それが出来なくて不安で不安で仕方ないというお母さま方は少なくありません。
むしろ、普通のことです。

ですので、よしのさんだけではないということを感じてください。

むしろ、よしのさんは頑張っていらっしゃる。
この掲示板に書き込みをいただく親御さんすべてにそう思います。

だって、不安だけど、何とかしたいという想いがあってこの掲示板に投稿いただいているのですよね。
クローズの掲示板ではなく、すべての方が見ることができる掲示板にご自身のことを書き、それを相談するというのは勇気と労力がいると思います。

ですから我々もその想いを受け止めて真剣にお返事しますので、これからもここで色々と話していきましょう。
一人で抱え込まず、一人で考え過ぎず。
我々と一緒に考えていきましょうね。

ですから、過剰にご自身を責め過ぎないでください。
投稿日:2017-07-22
返信 29
よしのさん
高1削除
ごめんね。ですね。素直に正直にそう言葉で伝えるのが、大切ですよね。
ありがとうございます。

強い母親に、何が不安でなれない自分なのかを考えてみます。
逆に弱い母親は、どのような母親なのか?

上手く、二学期からいった時のその後の対応、
子どもが留年などになった時、

子どもがギリギリの単位、欠点と向き合わないといけないのに、逃げたくなったり、体がゆうことをきかなくなった時 

もう1つは、やはり夫婦が力を合わせなくてはいけない。その努力。

考え方を一致させなくては。一致するかなぁ?私が譲ればいいのかなぁ?プライドの高い主人ですしので、私が、過保護に育てて、このような事になりました。すみません。と言えば良いのか?主人は、私の子育てが小さい時から過保護、先生のおっしゃる、過干渉と思っています。だから、何も自分で判断したり、考えて行動できない人間になった。子育て失敗した。と言います。私も否定は出来ません。申し訳ないなと、主人にも子どもにも思います。悩みます。不勉強な母親だったのかとか、いじめに合った母親に育てられると、子どももそうなるのかなぁ?だとしたら、私が一番恐れていたことです。
コミュニケーションの傾聴を主人にして、私への不満を吐いてもらうのがいいのかなぁ?

一学期、思い知らされました。中3は何とかなりましたが、私にパートナーが居る以上、そして、子育てに感心がある主人である以上、一緒に子どもに向き合わないと付け焼き刃です。 

ここを乗り越えたら、本当によい家族になる気がします。

投稿日:2017-07-23
返信 30
よしのさん
高1削除
なんだか、よくわからない文章になり、申し訳ありません。
投稿日:2017-07-23
返信 31
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
よくわからない文章とは思いません。
むしろ、いまの想いが伝わってきましたよ。

子育てに失敗したとご主人が仰っているとのことですが、
まだ「失敗」と言うには早すぎますし、
そもそも子育てに成功も失敗もありません。

何をもって成功なのか・・・と思います。
成功がないのですから、失敗もありません。
「返信10」をご主人とも共有して下さい。

プライドが高いというレベルではないきがします。
投稿日:2017-07-23
返信 32
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
止まない雨はありません。
明けない夜もありません。

不登校は必ず解決します。

それを乗り越えた先には、親として、家族として、
きっと成長されていることでしょう。

あの頃のあの時があったおかげて今があるよね。
そう家族で笑い合える日が来ます。
今が過去になったときに素晴らしい日々が待っています。
投稿日:2017-07-23
返信 33
よしのさん
高1削除
分かりました。 
情報加多にならないよう気を付けます。
主人が息子に紹介し、息子も私も良いと思ったのですが、一回の料金がありますので、どうかなぁと迷いました。
スッキリしました。
ありがとうございます。
投稿日:2017-07-24
返信 34
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
お子さんとはまだ一回のやり取りです。
でも、その1回のやり取りで感じたことを書きますね。

よしのさんはお子さんの掲示板を見ていないとのことですので簡単にご説明します。

1.お子さんからはじめて掲示板に相談の書き込みがありました。
2.我々からのアドバイスをいくつかのスレッドに分けて返信しました。
3.次のお子さんからの書き込みは、我々のアドバイスに関することは何も触れずに、再びご相談を書かれていました。


その後、我々から返事を書きましたが、ポイントは「2」です。
この掲示板にご相談を頂く方の何人かに共通する傾向ですが、言葉のキャッチボールが成立しないのです。

もしもリアルな場面でこのような対応をしていると相手から嫌がられます。
このへんを直した方がいいかなぁ~と感じました。

さて、対人恐怖症のカウンセリングを受けているとのこと。
専門家の方には及びませんが、それに近い内容を以前まとめていますので参考にしてください。
参考程度にご一読ください。
投稿日:2017-07-24
返信 35
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
【人目が気になり緊張しやすいを克服する7つの方法】

人から批判されるんじゃないか。
いい加減で不真面目なヤツと思われてるのでは…と、人目を気にし過ぎてしまうことは不登校のお子さんにはよくあることです。
彼ら・彼女らにとって「人の目」というのが怖いのです。

どう見たられたっていいじゃん、そんなの気にしすぎだよ…と言われても怖いものは怖いです。
人前にでると緊張してしまい、まわりから自分はどう思われているのだろう・・・と考えたら、手足がふるえ、声も震えてしまい、あたまのなかは真っ白になるものです。

誰がどんな助言をしても、人の視線というのが怖い、見られるって怖いそう思ってしまいます。
想像しただけでも、気になって仕方なくなる子もいるでしょう。

以下にまったくと言っていいほど人目が気にならなくなる方法をご紹介します。
お子さんへのアドバイスの参考にしてください。
1.人目が気になるたったひとつの原因とは…
2.全員から好かれようとしないこと
3.人の目より、自分の目を変えるべし
4.頭のなかのイメージを変えよう
5.人前で緊張しない考え方を身につけよう
5.他人でなく自分自身を拠り所にしよう
7.まずは身近から。人目に慣れていこう

以上、この7つ。

まずはじめに・・・【1、人目が気になるたったひとつの原因とは…】
なぜ、人の目が気になってしまうか。
それは、
①人によくみられたい
②嫌われたくない
③他人をコントロールしたい
⑤どう思われているか不安
など、様々な理由があるでしょう。
では、これらの共通点とは?
それは、自意識過剰になっているということ。
そう、自分自身に気持ちが向かってしまっているんです。
自分はどうみられているだろう…
へんなふうに見られているのでは…
怒られたらどうしよう…
これらすべて自分のことです。
自分のことを考えるから、人目が気になるのです。

でも、考えてもみてください。
ネコは他のネコにあったとき、人目ならぬ、ネコ目を気にしてますか?・・・してないですよね。
犬はどうでしょう?・・・気にしないですよね。

そうなんです。人目を気にするのは、人間だけ。
自分のことを考えているから、不安になったり緊張するのです。
だから、人目を気にならなくしたいなら、自分のことを考えなければいいだけ。ただ、それだけのことです。

そしてそのために・・・【2.全員から好かれようとしないこと】
人目を気にする人は、全員から好かれようとする、いわゆる八方美人です。
悪く言えば、完璧主義者です。あの人にも好かれたい、けど、こっちの人には嫌われたくないと、誰からも好かれようとして、自分を相手に合わせようとしてしまいます。

しかし、絶対に全員から好かれることはできません
当たり前のことですが、人それぞれ価値観があるので、全員から好かれることは絶対にできません。
親切にしてくれる人が好き。という人もいれば、人に親切にする人は偽善者だ。そんな人は信用しないという人もいます。

あるいは、何をやっても批判してくる人は必ずいます。
あれはダメ、これもダメ、ダメダメダメ…
だから、そもそも全員から好かれようなんて100%無理なのです。
それを分かっておけば、絶対に好かれなければならないと完璧主義にならずに済みます。

それこそが人目が気にならないコツです。
全員から好かれようと思えば、人目が気になりますからね。

そして、もうひとつ。
全員から好かれなくてもいいということは、他人を変えようとしても無駄だということ。
批判してきたり、けなしてくる人はその人の考えです。
どんなにいいことをしても、それを逆手にとって言いがかりをつけてくる人はいます。
そういった人を変えようとしても、無理。
相手が変わる気がないかぎり絶対に変わることはありません。

とくに「あなたのことをどう見てどう思うか」は、相手が考えること。
他人の頭の中まで変えることはできないし、強制させることはできないんです。
それを無理に変えようとするから、苦しくなります。
相手を変えられないとわかったのなら、無理に変えようとせず、相手が変わろうと思うまで放っておきましょう。
すぐに変わらなかったとしても、時間をかければわかるときがくるはずです。
諦めなければ、相手だって人間。いずれわかります。

と、相手を変えられないとわかったら・・・【3.人の目より、自分の目を変えるべし】
いま言った通り、他人の考えを変えることはできません。
つまり、人の目を変えることはできません。他人の目を変えることはできません。

しかし、それでも変えられるものがあります。
それが自分の目です。
そう、あなたが問題にすべきは、他人の目ではなく自分の目です。
自分をどう見るか、つまり、セルフイメージが高いかどうかそれこそが大事なことです。
あなたのセルフイメージが低ければ、あぁ、どうしよう…人から変に見られてるかも…と、不安やパニックになり、逆にセルフイメージが高ければ、よ〜し、この場をオレがリードするぞ!と、自信たっぷりに振る舞えるはずです。

そして、そうなるためにも・・・【4.頭のなかのイメージを変えよう】
人目を気にする前に、まず自分のなかの頭のイメージを変えてみましょう。

だって、もしこの人は私のこと嫌いなのかも…と相手に苦手意識をもっていたら、それは無意識にでも仕草や表情、態度に表れ、そして、相手もそのような嫌な態度で接してくるからです。
だから、どうしたらいいかといえば、頭のなかにある相手のイメージを変えてしまえばいい。

つまり、勝手に妄想すればいいんです。
「この人は楽しい人だろうなぁ・・・」と。
ちなみに、どうやって妄想すればいいかは、とってもオススメなのが、明晰夢!
明晰夢というのは、みたい夢を思い通りにみる方法のことです。
これと同じ要領で、あなたのあたまのなかのイメージを望むように変えてしまえばOK!
そしたら、いつも口うるさい人も妄想で勝手に変なポーズをとらせてしまえば、ニガテ意識もなく、楽しめます。
ぜひ、試してみてください。

それから、他にも・・・【5.人前で緊張しない考え方を身につけよう】
人前で緊張してしまうのなら、とにかく考え方を変えていきましょう。
考え方を変えるというのは自分が変わるということ。人目が気にならなくなります。

それが、こんな考え方。
◇考え方1:人は思っているほど気にしてないんだ
みんな自分のことを気にしている、あぁ、恥ずかしい…と思っているのは本人だけです。
まわりの人は、その十分の一も気にしてません。
あなただってそうですよね。
他人のことをいちいち気にしてないはずです。結局人は自分のことが一番興味があるのですから。

だから、
◇考え方2:意味をもたせすぎないようにしよう。
相手のちょっとした仕草をみて、これってどういう意味があるんだろう…
もしかして、オレは嫌われているのかな?と、すぐに意味を考えるのはやめましょう。
ハッキリ言ってそこに意味がないことがほとんどです。
考えすぎると自意識過剰で緊張するだけなので、ちょっとしたことに意味をつけるのはやめましょう。

それに、こんな考え方も。
◇考え方3:批判されたらおもしろいと思おう
人から批判されると、普通であれば嫌な感情がうまれます。
なぜ、この人はすぐに嫌なことをいってくるのだろう。
こんなに批判されるなら、もうなにも言いたくない。と、嫌な気持ちになります。

しかしそこで、「おもしろい」と思うようにすれば、どうでしょう。
批判されたときに、「へぇ、この人はこんな考え方をしてるのか。いやぁ、おもしろい!」とか「あぁ、勉強になった。おもしろい。なんておもしろい視点なんだ。」と批判されたことを悪いことではなく、いいことだと思えばいいんです。
そしたら、批判されることが苦にならず、楽しみになってきます。

それから、
◇考え方4:背伸びすしぎない。ありのままに。
人目を気にしてかっこよく見せようなんて思わなくていいんです。
ありのまま。自然体でいればいいんです。
むりにかっこつけたり、背伸びをしすぎるから、いつもと違うと無意識に思って違和感を感じ緊張します。
だから、ありのまま。

そして、こうも考えてみましょう。
◇考え方5:見られているのは嬉しいことなんだ
人からみられるのを苦痛に感じる人、いわゆる視線恐怖症の人がいます。
じろじろみられると、それが気になってしまう…
その気持ちはよくわかりますが、でも、気にすることではありません。
むしろ、喜ぶことです。

なぜなら、いまの時代注目されたくても、無視されてしまう人がほとんどだからです。
それだけの視線を集められるというのはあなたが人気者だから。
ドキドキしてもいいから、見られていたらあっ、私見られてる…嬉しい…と思ってみてください。ちょっと癖になりますよ。
こういった考え方ができるようになれば、人の目なんて気にもならないし、むしろ快感です。

それと、考え方と合わせて、体の状態(ステート)を変えてみましょう。
人前で話す自信ない人は、何もいわなくてもその雰囲気が伝わってきます。
人から批判されることを恐れすぎている人は、外からみても自信がないのがバレバレです。
だから、まずは体の状態を自信のある状態にしていきましょう。
たとえば、背筋を伸ばし自信があるフリをしてみましょう。最初は、演技で構いません。
そうやって、人目を気にしてない体の状態をつくることで、誰かにみられていたとしても、気にならないでいられます。

そして、話していて人目が気になるときには…自分の頭の声より相手の声を聞くようにしよう
人の目が気になる人は自意識過剰。つねに自分の話すことばかりを考えています。
「なんて声をかければいいのかな」「つぎになんて答えよう」と先のことばかりを考えて、相手の話をまったく聞いてなかったのです。

しかし、それでは、(変なことを言って、気分を悪くさせたらどうしよう)と怖くなってしまいます。
自分の頭のなかの声を聞いていると怖くなってしまいます。
そんなときは自分の声を聞くのをやめて相手の声に耳を傾けましょう。
この人はいまなにを話してるのかな?
そうやって、自分自身のことから離れることで緊張することはありません。
さぁ自分の頭の声ではなく相手の声に集中しましょう。

そして、それができたら・・・【6.他人でなく自分自身を拠り所にしていこう】
ここまでにお話してきたことで分かる通り、結局は自分がどうであるか、それがすべてです。
他人ではありません。自分を変えるんです。相手にどう思われるかよりも、自分自身をどう見るか。その方がよほど大事です。

あなたが自分のことを「真面目じゃないと思われてるのでは…」と思っていれば、真面目でなければならないという義務感で話すので、相手に間違いなく伝わります。(あっ、この人は真面目だと思われたいんだな…)と。

しかし、相手は相手。自分は自分です。
他人にどう思われていようと、相手がなんて思おうと、関係ありません。
どんなときでも、あなたはあなた自身を心の拠り所にしておけば、なにも動じることはありません。

人に振り回されてしまうとしたら、それはまだ外を基準に考えているということ。
まずは自分自身を基準に考え、そこからブレないことです。

そして、「あなたは自分に自信がありますか?」
もし、他の人によって自信がなくなってしまったとしたら、それは自分ではなく他人に依存しているのと同じです。
他の人が笑ってくれたら、自分は笑えるけれど、他の人がムッとしていたら、自分は話せなくなってしまう…としたら、それは人の目を気にしているということ。
それではいつまでたっても人のご機嫌伺いです。
だから、常に自分自身を心の拠り所にするんです。
人がなんて言おうと、どんなにイライラしてようと、あなたとはなんら関係のないことです。
どんなことがあっても揺れない自分であること、それこそが本当の意味での自信です。

なので、そんな自信をつけるために・・・【7.まずは身近から。人目に慣れていこう】
まずは身近から。いきなり初めての場所や人でなくていいんです。まず身近なところから始めていきましょう。
家族、親戚、友達、いろんな価値観に触れてみましょう。

すでに知っている人でも、それぞれ違った見方がある、ということが分かります。
Aがいいという人もいればBがいいという人もいる。
人の数だけ、違った価値観があります。
それと同じで相手にどう思われるかは、相手次第です。
ということは、あなたがその相手の価値観を知っていればなにも恐れることはありません。

この人はこういう考え方で生きているだ。
自分とはまったく違う考え方だけど、なるほどそれも理解できるな。となれば、人目が気になることなんてありませんよね。
それからです。
だんだんと違う世界もみてみましょう。「老若男女問わず、いろんな人に接して話してみましょう。」
多くの価値観に触れる事で「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、他の人の価値観も受け入れられるようになり人の目は気にならなくなっていきます。どんどん話していってくださいね。
そうやって人目になれていくこと。いろんな場所や人で、小さな失敗をたくさん繰り返すことです。
そうやって人目や失敗に慣れていくことで、気がついたときには緊張もせず当たり前のようにできているはずです。

と、ここまでのお話、いかがでしたでしょうか。人前でも緊張しなくなると自信がもてたのではないでしょうか。
ここまでで、大切なのは「人の目を気にするよりも自分のことをどう捉えてどういう振る舞いをすればいいか」ということ。
それが分かったと思います。

最初は誰でも人のことを気にしてしまうし、不安になってしまうものです。
しかし、みんなそれぞれにそれぞれの考え方があると知ってれば、どんな批判もどんな嫌がらせも、気にならないでしょう。

だってあなたはあなたなのですから。
相手がどう思っていても、あなたが他の人に左右される必要はないのですから。
どんなときも、自分を主体に堂々と。つねに自分自身をこころの拠り所に!
それをどうか忘れないでください。

■まとめ
では、最後に今回のまとめです。ここまでのお話をもう一度ザックリ振り返ってみましょう。
人目が気になり緊張しやすいを克服する7つの方法とは・・・↓

1.人目が気になるたったひとつの原因とは…
→それは心理的に自意識過剰であるということ。
すなわち、自分のことばかりを考えていることに原因があります。
だから、自分を離れればいいんです。
人目を気にするのは人間だけですからね。

2.全員から好かれようとしないこと
→人それぞれ価値観があるので、全員から好かれることは絶対にできません。
それを分かっておけば、絶対に好かれなければならないと完璧主義にならずに済みます。
それこそが人目が気にならないコツです。
好かれたい人からだけ好かれればいいんです。

3.人の目より、自分の目を変えるべし
→他人の考え方は変えることはできません。
しかし、他人でなく自分の目であればいつでも変えることができます。
自分で自分をどう見てるのかセルフイメージを変えていきましょう。

4.頭のなかのイメージを変えよう
→相手を思い通りにできなくても、頭のなかの相手なら思いのままです。
明晰夢をみるように妄想でイメージを思い通りにしてしまえば、苦手意識がなくなり人と話すのが楽しくなります。
そしてどうみられても平気でいられます。

5.人前で緊張しない考え方を身につけよう
→緊張しない人は緊張しない考え方をしています。
たとえば、人は自分が思っているほど気にしていないということ。
これを分かっておくだけでも人目は気にならなくなるでしょう。

6.他人でなく自分自身を拠り所にしよう
→他人を変えられないと分かったのなら、自分を変えるだけ。
相手にどう思われるかよりも、自分自身をどう見るか。
その方がよほど大事なことなのです。
自分さえしっかりしてれば、人目なんてこれっぽっちも気になりません。

7.まずは身近から。人目に慣れていこう
→結局は、自分次第。
いきなり大きなことをやるのではなく、身近な人から初めていきましょう。
老若男女問わず、多くの価値観に触れる事で「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、人の目は気にならなくなっていきます。

これでもうバッチリ!
あなたはもう人の目が気にならなくなったはず。
人にどう思われようと、あなたがしっかりしていればいいんです。
それだけで、なにを思われても平気でいられるし、逆に相手を導くことだってできます。
最初は自信がなかったとしても、やがて気がついたときには、自信たっぷり。
何も気にせずに話せるようになっていきますよ。
投稿日:2017-07-24
返信 36
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「苦手な人と仲良くなる心理テクニック」

苦手なタイプの人とは、あまり関わりたくないと考える人が多いはず。しかし付き合い上どうしても関わらなければいけないのなら、少しでも仲良くなれたほうが接しやすくなるもの。そこで今回は、苦手な人との関係をよくする、ちょっとした心理テクニックをご紹介します。

■小さな好意が大きな好意となってかえってくる

心理学の法則には『好意の返報性』というものがあります。これは、あなたの方から好意的に接することで、だんだんと相手があなたに興味を持ち、好意を持つようになる…というもの。このときあなたがみせる好意がわずかであっても、認められたことを快く思った相手がさらなる好意を求めるようになり、お互いの距離がグッと縮まるわけです。

営業テクニックや恋の駆け引きに使われることが多いですが、苦手な相手に対して応用的に利用するのもOK。異性・同性にかかわらず苦手意識が薄らぐので、付き合いもスムーズになります。

■相手の考えや性格を知ってみよう

苦手な原因が相手の考え方や性格にあるのなら、もっと相手を知ってみるのも良いでしょう。例えば、あなたに対する態度と他の人に対する態度では、相手の態度が違う可能性もあります。あなたが相手のことをもっと知りたいのなら、相手の話をよく聞いてあげること。会話の主導権を相手に渡してあなたが聞く側に回れば、相手は自らの考えや経験、主張などを積極的に話すようになります。そうすればいままでは知らなかった意外な一面が見えてきて興味がわくことも。

そのうち相手も、話を聞いてくれるあなたのことが気になってくるはず。こうなればお互いの距離はどんどんと縮まるわけです。

■敵を減らして味方を増やそう

人付き合いで対立する相手を増やしてしまうと、何かとトラブルやストレスに悩まされることに。対人関係で悩むことが多いのであれば『好意の返報性』を利用して、敵となる相手を減らしていきましょう。

中にはどうしても好きになれない相手もいるはず。そんなときは無理に好きになることはせず、苦手意識をなくすことに集中します。ある程度距離をおきながら接すれば、必要以上の関係になることはありません。上手に駆け引きをして、対人関係でストレスがたまることのないように心がけてみましょう。
投稿日:2017-07-24
返信 37
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
【人間不信克服方法】

1.できるだけ信じることのできる人と関係を深めていく
人間不信を克服するには、「他人はすべて信用できない」というイメージを覆すことが必要です。そのためには、できるだけ信じることのできる人と関係を深めていくといいでしょう。
トラウマが原因で人間不信の人は、他人と関わるのにはかなり勇気がいることです。しかし、他人と関わらなければ、人間不信は一生克服できません。
学校や職場の人でいいので、一緒にいて楽しいとか、自分に優しいという人と関わるようにしましょう。その関係性を深めていくうちに、「信用できる人もいるんだ」と感じることができ、「他人はすべて信用できない」という考えを変えることができます。

2.人に対して疑いから入らない
そして、人間不信だと人に対して疑いから入ってしまうことがあるでしょう。普通であれば、「あの人は好印象だな」と思っても、人間不信の状態であれば「あの人は好印象だけど、何かしら裏がありそう」と疑ってしまいます。
しかし、そのような疑いを抱いていれば、他人とは関わることができ、人間不信は改善できません。裏切られたなどのトラウマもわかりますが、他人が全員、自分を裏切るなんてことはありえません。
好印象であれば、本当にその印象通りの人で、自分に優しく親しみを持って接してくれるという人も多いです。そのため、人に対して疑いから入らないようにしましょう。そうすれば、他人と関わりやすくなり、自然と人間不信も改善できます。

3.他人に期待しすぎないようにする
人間不信になってしまったきっかけとしては、相手にも原因がありますが、自分が期待をしすぎてしまったなんてケースもあるものです。
何でも自分のために尽くしてくれると思った人に裏切られて人間不信になった場合には、裏切った相手も悪いですが、相手に期待しすぎた自分にも人間不信になってしまった原因はあります。
相手に期待しすぎなければ、裏切られても少ないショックで済んだことでしょう。そのため、他人には最初から期待しすぎないようにするべきです。
過度な期待を抱いてしまえば、それだけイメージが覆される可能性が高く、ショックが大きくなるだけです。期待しなければ、たとえ裏切られたとしても「そうか。」と気楽に考えて開き直ることができるでしょう。
もちろん、全く信用しないということではありません。それでは人間不信は改善できません。信用しつつも、だからといって大きな期待を抱くということはしないように努めましょう。

4.他人の優しさを実感して感謝する
「他人は悪、信用できない」という考えを覆すためには、他人から何か恩恵を受けるのが一番手っ取り早いです。他人がしてくれたことで自分に何か恩恵があれば、他人を少しは信用できるようになるでしょう。
そこで、他人の自分へのやさしさを実感し、それがたとえ少しだとしても感謝をするようにしてください。感謝ができれば、相手に抱く不信感も払拭することができます。
それを、色んなたくさんの人との関係で積み重ねていくことで、「他人は信用できない」という考えをなくすことができるでしょう。むしろ「他人には優しい人の方が多い」とプラスの考え方をできるようになります。

5.環境を変えてみる
現在の人間関係がきっかけで人間不信に陥っているのであれば、環境を変えてみるといいでしょう。同僚や上司に裏切られたのであれば、転職をしましょう。
もしくは、引越しをして生活そのものを全く別のものに換えてみることもおすすめです。環境が変われば、以前の環境での出来事などどうでもよくなります。
裏切られたということについても悩むことは少なくなるでしょう。また、新しい環境で良い関係を築くことができる人に出会えれば、それで人間不信はしっかりと克服することができます。
時には逃げるということも重要です。意地を張って嫌な場所に居続けても、ストレスが溜まってさらに人間不信になるだけです。自分の周囲の環境を一度リセットし、他人との関わりを見直すようにするといいでしょう。

6.日常生活に支障をきたすようであれば、病院へ行く
この世の中はある程度他人と関わっていかなければ生きていけません。人間不信がひどいと生きづらくなってしまうので、しっかりと改善することが重要です。
しかし、重度の人間不信で、他人と接する時に緊張や吐き気、過呼吸を催す、もしくは怖くて家に引きこもってしまうなんて場合には、単なる悩みではなく治療が必要な心の病です。
日常生活などに支障をきたすものとなっているので、精神科を受診するようにしましょう。なるべく早めの治療が必要となります。

まとめ
以上が人間不信を克服するための方法となります。過去に人間関係やいじめ、恋愛などのトラブルで他人にひどい目にあわされた場合には、それがトラウマとなって人間不信になってしまいます。
しかし、この世の中はある程度他人と関わっていかなければ生きていけないので、人間不信はしっかりと改善して治すべきです。
自分の原因や症状に合わせて、それに合った克服法をしましょう。人間不信が治れば、他人ともしっかり向き合って関わることができ、楽になります。
投稿日:2017-07-24
返信 38
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
我々の判断で必要箇所は削除しています。
追加での削除が必要であればおっしゃってください。
投稿日:2017-07-24
返信 39
よしのさん
高1削除
息子は、掲示板の利用の仕方を知らないのかもしれないので、さりげなく伝えました。また、家でも会話のやり取りを気を付けてみます。
投稿日:2017-07-28
返信 40
よしのさん
高1削除
夏休みに入り、私が家に居ることが多いので、娘は笑顔になることが以前より増えたように思いますし、イライラも少し減った様子です。
ありがとうございます。
投稿日:2017-07-28
返信 41
よしのさん
高1削除
また、私が、息子のことを考えたりしていて、話し掛けられた時、怖い顔になってたら、ごめんね。と言うので、娘も安心して待ってくれたり、状況を理解してくれ琉ようになり、お互いの関係が良くなってきました。
投稿日:2017-07-28
返信 42
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
>返信 39について

もしもよろしければ掲示板の利用の方法を教えてあげてください。
息子さんからのご相談もお待ちしています。
投稿日:2017-07-28
返信 43
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
>返信 40・41について

娘さんとのご関係がよくなってきたとのこと。
これは、よしのさんの関わり方が変わったからです。

「親が変われば子も変わる」

これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。
必ず更に良い関係になると思いますよ。

投稿日:2017-07-28
返信 44
よしのさん
高1削除
返信43
教育支援センターさんの
アドバイスのお陰です。
子どもの安心した、笑顔は嬉しいです。 
ありがとうございます。
投稿日:2017-07-28
返信 45
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」・・・ですよ。

潜在的、顕在的に残る、イメージを良い方向に変えるには
「過去は過去」というふうにいい意味での開き直りが必要なのではないでしょうか。
もしもそのように捉えられれば、「変えられない」という過去も
その形(受け止め方)は変えられるような気がします。
「受け止め方」に関しては「返信10」を参考にしてください。
投稿日:2017-07-28
返信 46
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
そして!
「I love you because you are you」の言葉を紹介します。
これはカウンセラーがクライアントに接する際の基本姿勢です。
「あなたはあなたのままで良いのですよ」という意味です。

これは子育てや人間関係に共通して言えることではないでしょうか。

そして、この言葉を是非ともご自身に言ってあげてください。
「I love me because I am I」
私は私のままで良いんだ・・・と。
投稿日:2017-07-28
返信 47
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
よしのさんは親失格でもなければ、最悪でもありません。
そもそも子育てに正解も不正解もないのではないでしょうか。
したがって、最悪も最高もないのです。
あまりご自身を責めないでくさいね。
投稿日:2017-07-28
返信 48
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
クラスには入れないけど、テニス部には行くという理由は我々にも想像の域を超えないのでいい加減なことは申し上げられません。
あくまでも想像の範囲ですが、クラスには気に入らない子がいて、クラブにはいない。
だからクラブは居心地が良いのではないでしょうか。

これを本人と話してみるという手もあります。
「どうしてだと思う?」と自己分析させるのです。

自分で考えて、自分で理由を見出せば、自分で解決する手段も考えられるのではないでしょうか。
投稿日:2017-07-28
返信 49
よしのさん
高1削除
そんなにも、バッサリとスッキリと割りきるんですね。分かりました。そう、言い聞かせるようにします。子どもへもこれから今から未来をという態度だけでいいでしょうか?いつか、分かってくれるでしょうか?私が、理由を言い、謝らなくていいですか?

テニス部の件は、本人と話してみます。

もうひとつ、そんな私なので、
世間体、親のエゴと本当に、子供の将来を思ってのアドバイスや子供を支える態度か境目が分かりません。また、高校の先生方など本当に、息子の為によくしていただくので、大好きだし、有りがたいのと同時に、もし、息子が耐えれなくなったとき、理解に苦しむ態度をとった時、申し訳なく思う、自分がいます。良くないと分かっているのに。
世間体やエゴを捨て、子供を一人の人として尊重していくには、どうしたら良いですか?
投稿日:2017-07-28
返信 50
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
バッサリ・スッキリと割り切れるか切れないか…というよりも割り切るしかないという考えでいかがでしょうか。
お子さんには未来を…という態度で構いません。
未来を明るくするために「今」があるのです。
これは「森田療法」といいます。
ちなみに、森田療法は「今、ここ」という「禅」の教えがベースとなっています。

もちろん、過去を振り返り「ごめんね」が必要なら謝るべきです。
そうすることで、「過去の受け止め方」が変わるのです。
そして、お子さんの心は未来へと向き、明るく照らしていくのです。
投稿日:2017-07-28
返信 51
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
世間体やエゴを捨て、お子さんを一人の人として尊重するには、お子さんを横軸ではなく、縦軸で見てあげるのが大切です。

横軸とは他の子どもと比べるような見方です。
縦軸はお子さんの過去と今と未来を基軸にしています。

そして、お子さんの良い部分を引き出してあげる。
これが「教育」です。

「教育」=「education」の語源はラテン語の「educare(エデュカーレ)」だそうです。
その意味は「引き出す」です。

そのために短所も長所側から見てあげるのです。
そして、それを言語化するのです。

例えば・・・
「あなたは本当に理屈っぽいね」ではなく、
「あなたの考え方は論理的だね」というふうに・・・。
投稿日:2017-07-28
返信 52
よしのさん
高1削除
ありがとうございます。
縦軸で見ていくのは
かなり、意識しなくては出来そうにないというか、冷静でない、心に余裕の無いときもあるので、習慣づくくらいに頑張らなくてはと思いました。
でも、自分では整理できなかったことをアドバイス頂いて、良かったです。
ありがとうございます。
投稿日:2017-07-28
返信 53
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
考えが変われば、意識が変わる
意識が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人生が変わる
人生が変われば、運命も変わる

これは、ウィリアム・ジェームズの名言です。

習慣化するには、行動を変えましょう。
行動を変えるには意識を変えましょう。
意識を変えるには考え方を変えましょう。

考え方を変えるには「プラス思考」になればいいのです。

そうすれば、人生も運命を変わります。

プラス思考に関しては以下を参考にしてください。
投稿日:2017-07-28
返信 54
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「プラス思考」6つの方法

プラス思考になれないマイナス思考気味の人は現代人に増えています。
学校、職場などでまったく同じ環境なのに楽しいと思ってワクワク生きている人と、めんどくさいダルいと生きている人がいるわけです。
また、同じものをもらっても喜ぶ人と、足りないとわめく人がいたりします。
人生には辛いことも嬉しいこともある程度平等に起きているのに、マイナス思考はマイナスのことだけに焦点を当ててしまいいつまでも引きづります。

そして良いコトが起きても足りないと不満を言ったりしてしまうことも。
逆にプラス思考ならマイナスもプラスに変えてしまう力があり本当に毎日人生楽しそうな人ってよくみます。
結果マイナス思考は損ですよね。
一刻も早く治したい思考です。

多くの自称プラス思考は実はプラス思考ではなくただ自分に言い聞かせている人も多くいます。
本当の意味でプラス思考に、穏やかに明るく夢を持っていきるための6つの方法をまとめました。
トレーニングも兼ねてポジティブになれるツボとコツを抑えて、前向きに生きることが出来たら人生はどう変わりますか?
ぜひ参考にしてみてください!

1、マイナスを見ないコトがプラス思考ではない
嫌なことは早く忘れて良いことだけを見な!そんな言葉で慰めたりすることはあるけど決してそれがプラス思考という意味ではありません。
なぜならそれは重大な問題に目を逸らしているだけで根本的な解決にはなっていませんし、悪いことを受け止めることが出来ないままでいるからです。
恋愛に関してもそうです。
辛い過去や失敗があってもそれを忘れようとするだけで根本的な解決がないのでまた次に進んでも同じ過ちを繰り返しがちです。

真のプラス思考とはマイナスをプラスに変える力です。
失敗は全て過去のこと。
それをいつまでも考えて気に病んだり忘れることではなくどうすれば良かったのか、次からはどうするのかを冷静に分析し行動に移すことが出来ることが真のプラス思考と言えるでしょう。

2、無理やり思い込むのではなく「〜かもしれない」と仮説をたてる
良い方に思おうとしても口に出しても心の中のもう一人の自分が「どうせ無理だよ」という言葉を囁いてきませんか?
無理やりプラス思考になろうとする人ほど挫折するのも早いしやっぱり駄目だった時のダメージも大きくなりますね。
そんな時は「自分には出来ない、ムリだ、でももしかしたら出来るかもしれない 」と自分の心の中で仮説をたてましょう。
人は仮説に対しては無抵抗です。

なぜなら仮に、もしかしての話だから。仮説に対して「そんなことあるわけないだろ」は通じませんよね…仮説なのですから。
その仮説をマイナス思考の人は「ムリかもしれない、出来ないかもしれない」とマイナスで仮説を立ててしまいます。
しかしどうせ仮の話、想像の話なら「駄目かもしれないけど、もしかしたら出来るかもしれない」とプラスで立てた方が得です。
絶対出来ると意気込む必要はありません。
ただ自由な想像の話の中では「もしかしたら出来るかもしれない」とプラスの仮説を立てましょう。
そんなことしても意味はないと思うかもしれません。
でも、もしかしたら人生が大きく変わるかもしれないのです。

3、やる時はやる!やらない時はやらない!メリハリを付けて決め込むこと
プラス思考になれない人は人生をナアナアに過ごしてしまいます。

・仕事をしながら休みのことを考えている
・せっかくの休みなのに明日のことを考えてしまう
・やると決めても他の用事が出来たら脱線してしまう
・やらないと思っていもついやってしまう

これでは常に20%ほどの力しか使わないので人生に力が湧きません。
プラスもマイナスもない曖昧な人生で潜在意識が発揮できることなんてありません。
遊ぶこともサボることも休むことも時には必要です。
しかし全てやるのか、やらないのかを決めることが大事なのです。

何時から何時までは仕事をすると決める。
何時から何時までは誰になんと言われようと全力で休む。
遊びは週に1回と決めたらその時は全力で遊ぶ。
誘いがあろうと何があろうと休む時は休み働く時は働くこと。

こうしてメリハリをつけることで潜在意識が活性化し、ダラダラとマイナス思考に陥ることもなくなり人生に活力がうまれます。
さぁこれからどうしますか?
遊ぶなら遊ぶ、休むなら休むと決めましょう。
そしていつまで休むのか、次に何をするのかを決めましょう。

4、捉え方は自分次第?!全てのことに興味を持とう
有名なセールスの話があります。
アフリカに2人のセールスマンが靴を売りに行きました。
アフリカに着いて2人は驚きました。
なんとアフリカでは誰も靴を履いていなかったのです。
それを見て2人のセールスマンはこう言いました。

A「これは絶対に売れない。だって誰も靴を履いていない!」
B「これは絶対に売れまくる。だって誰も靴を履いていない!」

2人に起きた状況は一緒です。ですが捉え方次第でプラスにもマイナスにも捉えることが出来るということですね。

自分に起きた状況は皮肉ろうが落ち込もうが泣こうが喚こうがどうしても変えることの出来ない事実です。
起きてしまったことは変わらないのにそれをいつまでも文句を言っていても仕方がないですね。
起きた状況は変わりません。
そしてそれをどう捉えるかはあなたの自由です。

振られた時にただ落ち込むのか、大事なものだったと気付けるキッカケになったと次からの糧にするのか。
外国人とのコミュニケーションに会話が出来ないからどうしようと嘆くのか、英語を覚えるいいチャンスだと勉強するのか。
ここで覚えておきたいのはどちらを選んでも状況は同じというコト。
そして捉え方次第では先の未来はまったく別のものになるということです。

辛い状況に陥った時には当たり前のようにネガティブな気持ちになるでしょう。
しかしそれと同時に他の捉え方がないか、この状況をプラスに変えるにはどうしたらいいかを立ち止まって一度考えてみましょう。

5、 信じるな!疑わうな!自分の目で確かめろ!
マイナス思考の人は物事を信じてしまいます。
信じることは良いコトですが、この場合は「自分の都合の良いように捉えて信じている」ということがほとんどで、それが叶わないとすぐに卑屈になります。
逆になんでも疑う人はなんか嫌ですね。
いちいち疑ってかかるような人には友達も出来ませんし何も出来ません。
物事の表面だけを見て本質を確かめようと思う人なんてなかなかいませんよね。

しかしプラス思考は物事の本質を自分で確かめて判断するのでちょっとの変化で喜んだり落ち込んだりしません。
言葉や行動の意味だけにとらわれずに、なぜその人はそう言ったのか、なぜこんなことをしたのかと本質を確かめましょう。
信じた、裏切られたで図っても現状は変わりませんし次にも進めません。

6、想像の中のことしか起きない!可能性は自分が決める?!
人生はあなたが想像した範囲の中のことしか起きません。
月20万円収入が欲しいと思っている人が年収億を超えることはありません。
沖縄旅行行きたいと思っている人は沖縄には行っても世界一周の旅に出ることはないでしょう。
億を超える大企業を作り上げた人は億を超える大企業を作ろうと思った人であり、豪邸に住んでいる人は豪邸にいつか住むと想像していた人たちです。

他にもスポーツ界で有名なイチローや本田圭佑は小学校の頃からプロになることを想像し、年収や入団するチームまで具体的に想像していました。
想像の全てが手に入るかどうかはわかりません。叶わないことの方が多いでしょう。

しかし想像していないものは高確率で手に入りません。
なぜならそのチャンスが目の前に仮に現れたとしても想像外のことなので受け入れる準備がなく、自分には関係のないものだとチャンスをみすみす見逃してしまうからです。

そして行動すら移さないのでもう出来る、出来ないの話にもなりません。宝くじは買わなきゃ当たりませんよね。
どうせ無理だろうと想像の中のことでさえも現実的に謙虚に考えている人は数々の可能性を0にしています。
自ら可能性を閉ざし夢を持たずに生きているのです。

それが悪いわけじゃないですけど多くの人はそれなのに不満を持ち挙句には他の人の夢や成功を否定してしまいます。
想像することは自由です。
ルールも制限もなにもありません。

そして想像内のものしか手に入らないのなら想像しない手はありません。
自分は、本当は何が欲しいのか、どうなりたいのか、ムリでも手に入る可能性があるなら好きなだけ欲しいと思い込みましょう。
宝くじより確率が高くて、宝くじと違ってお金もかかりませんから!
投稿日:2017-07-28
返信 55
よしのさん
高1削除
その通りだと思います。
目をそらしてきたことが、あります。だから、同じような事が起きてきます。
真ん中の文の辺りは、もともと私の考えにないものもあるので、理解して実行が難しいかもしれないですが、私の職場にプラス思考の人がいます。頭が切れる方でとても、尊敬する人で大好きですが、その人にアドバイスされると差が有りすぎて疲れました。でも、言いたかったことは、この事だったのだと分かりました。
プラス思考やってみます。変われるのは楽しいです。 

それから、息子は、高校のテニスは怒られたりしない。ダブルスで失敗しても、協力して頑張ってるし、試合の時一人、ダブルスの相方の失敗を責めた人がいたけど、責めた人が注意されてた。すごく当たり前だけど、中学のテニス部はそれがなかったと言いました。

でも、中学の部活は、辛いことも言われたけど、よその部より比較的いい仲間がいた。とも言いました。

中学の時は、受験もあり部活の朝練からクラスに入ることはできたけど、高校はそうはいかないとも言いました。

すみませんが、私は、今お盆のリフォームや色々で、とても、
忙しく、聞きたいことを途切れ途切れに打つ時があるかもしれませんし、返事が前後して、おかしくなったりするかもしれませんが、宜しくお願い致します。


投稿日:2017-07-29
返信 56
よしのさん
高1削除
息子は、この夏休み、高校から体調を良くし、体力をつけ、一時期の復習をし、これからの自分がどうしたいか?どうするか?を考え、二学期を迎えること、そして、二学期からは休まず、そして、他の子と同じように厳しくなると欠点のある子の三者面談で言われています。
当然、二学期から勉強、提出物に苦しむことが予想されます。
夏休みに入り、今まではゆっくりさせました。このゆったりとした感覚のまま、勉強を勧めるにはどうしたら良いでしょうか?小学二年からの塾の先生は
かなり広い範囲で教えて下さるし、息子の性格、今の状態を知ってくれています。その先生も頼ることできます。
投稿日:2017-07-29
返信 57
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
職場の尊敬できる方がプラス思考なのであれば、その方をそのまま真似ればいいのです。
「自分とは違う」と考えず、まずは見よう見真似でいいのでその方の言動やクセまでも真似てみましょう。

「学ぶ」の語源は「真似る」から来ているようですよ。
真似ることは学ぶことです。

これは心理学的に言うと「モデリング」といいます。
そのモデリングの対象が職場にいるのであればそれはとても幸せなことです。

そして、いつの日か、よしのさんご自身がお子さんからモデリングをされる対象になれればいいと思っています。

投稿はご多忙中かと思いますので、よしのさんのペースで構いません。
話しが前後しようがお気になされず・・・。
投稿日:2017-07-29
返信 58
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
二学期からは厳しくなるというのは仕方ないと思います。
いままでの分を取り戻すためには若干、厳しい現実が待っていることは覚悟しなければなりません。

ただし、それを過剰に考え過ぎて、まだ来ていない未来(二学期)を苦痛に感じてしまうのも間違っています。

これも「プラス思考」で捉えましょう。
厳しいという言葉を使うことで悲観してしまいます。
であれば、プラスの言葉を使って二学期を迎えましょう。

いままで出来ていなかった分、自分は他人と違って「伸びしろがある」と。
これこそ、自己成長を喜びに転換する方法です。

その考え方を基軸にして、ゆったりと焦らずに勉強に取り組めばいいのです。
今日は30分、明日は45分、明後日は60分。
こんなふうに段階を踏んで徐々に慣れていけばいいのです。

そうすることで小さな成功体験を積ませ、自信を取り戻しましょう。
投稿日:2017-07-29
返信 59
よしのさん
高1削除
プラス思考にする為に、嫌なこと辛いことを書いて、プラスの考えに書き替えることは、無意味ですか?逆に、マイナスなことを脳に刷り込みますか?

自分がマイナス思考になっていることが分からない時があることに気付きました。

昨日、主人と伊藤先生のDVDを見て、不登校といじめなのですが、過去のことより、これから
親が、息子にどうしてやるか、親がどうかわるか?とか言われて、もっともことなのですが、
何度も何度も息子にどうしてこうなる、どうして?と聞いて、
説明してるのに、納得いかないとずーっと聞いて、息子はつかれています。
結局、息子が、変わらないと、気づかないと駄目とかいう根底で聞くので、息子はすごく疲労します。
どうしたら、プライドの高い主人に息子の状態を伝えれますか?
投稿日:2017-07-31
返信 60
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
プラス思考にする為に、嫌なこと辛いことを書いて、プラスの考えに書き替えることは、決して無意味ではありません。
むしろ効果的です。

プラス思考になるために、まずは自分のマイナス思考な考えを言語化して文字として書く。
これにより、「自己分析」が効果的にできます。
「なぜ、自分はこのようなマイナス思考に至ったか」ということも自問自答しながら書き出してみてください。

その次に、それらのマイナスな言葉を「プラスの言語に転換(書き換え)をする」。
マイナスな言葉だけで終わってしまってはご心配の通り、マイナス思考を脳に刷り込むだけになってしまいます。
そうならならために、プラスの言葉を脳に刷り込ませるのです。

そしてこれを継続してみてください。
これにより、「習慣化」されます。
投稿日:2017-07-31
返信 61
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
何度も何度も「どうして?」と聞かれたら子どもでなくても疲弊してしまいます。
大人だってそうですよね。

「どうしてできないの?」と言われても
「できないものは仕方ない!」
「できない僕(私)がダメ人間」
こんなふうに投げやりになってしまいます。

であれば、「できるようにするため一緒に考えよう」というスタンスが必要なのではないでしょうか。

もちろん、最終的にはお子さん本人の「気づき」が大切なのですが、その「気づき」を導くのは大人(親)の努めではないでしょうか。
そのために長く生きているのですから。

また、プライドの高いご主人への対処法は以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2017-07-31
返信 62
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「プライドが高い人への対処法」

普段、社会で生活していると様々な人とお付き合いする必要があります。
気の合う人ばかり選ぶことができれば良いのですが、なかなかそうはいきませんよね。

中には嫌な人や苦手な人もいると思います。
そんな嫌な人の中でも、多いのがプライドが高い人ではないでしょうか?

自分の自慢ばかりで、いつも上から目線でものを言われるのは、気持ちの良いものではないですよね。
このような人たちはなぜプライドが高いのでしょうか?
そして、どのようにしたら上手に付き合うことができるのでしょうか?

ここではプライドが高い人の心理と特徴、そして、上手な付き合い方をお伝えします。
プライドが高い人の心理を理解する前に、そもそもプライドってどういうものなのかからおさらいしましょう。

日本語で「プライドを持つ」と言った場合、「自分に誇りを持ち、人に媚びずに自分を貫き通す」といった感じの良い意味で使われることが多いですね。

しかし、元々英語の「pride」という言葉の意味は「自慢、高慢、うぬぼれ、傲慢」といった悪い意味の言葉です。
日本語で使う時のような良い意味は、含まれてない言葉なのです。
プライドが高い人というのは、もしかするとプライドが高いことは良いことだと、勘違いしているのかもしれませんね。

では、なぜ人はプライドが高くなってしまうのでしょうか?
プライドが高い人の心理は、実はとても単純です。

このような人たちは、全くと言って良いほど自分に自信が無いのです!
いったいなぜ自信が無いのでしょうか?

プライドが高い人が常に欲しいものは、例えば次のようなものです。
・権威や影響力が欲しい
・権威や影響力のある地位につき、グループの中での自分の立場を確立することを望む
・人と比較して安心したい
・人と比較して、自分が優れた者であることを確認して、安心したり、周りに自分の価値を認めさせる
・人からの信頼が欲しい
・人から良く見られることで、自分の価値を保証したり、自分の立場を安定させたい

欲しがっているという事は、今現在それを持っていないということです。
プライドが高い人は、自信満々に見えますが、実は自分に自信がありません。
傲慢な態度は、自分の立場を無理に持ち上げて、自分に自信を持ちたいからなのです。

例えば身近にいるプライドが高い人を想像してみてください。
そういう人たちは、今までそれほど大きな実績が無かったり、友達が少なそうな人ではないでしょうか?

逆に大きな実績がある人や、たくさんの仲間に囲まれている人には、プライドが高い人が少ないのではないでしょうか?
そういう人たちは、「自分には十分な能力があって、人から信頼されるに足る人間だ」という自信が既にあるため、無理に自分を持ち上げる必要がありません。
だからプライドを持つ必要が無いのです。

では、なぜプライドが高い人は、なぜ自分に自信が持てなかったのでしょうか?
プライドが高い人に共通するのは、それまでの人生、特に子どもの頃に大きな原因があります。
幼少期から思春期に次のような経験をしている人は、プライドが高くなる可能性があります。
・両親が厳しく、あまり褒められたことがない
・いじめにあった経験がある
・勉強や受験で良い結果を残さないと認めてもらえなかった
・恋愛で傷ついた経験がある

これはほんの一例です。
あまり評価されない子ども時代を過ごしていたり、恥をかいて傷ついた経験などが大きく影響します。

プライドが高い人は、実は寂しくて心に傷を持っている人が多いのです。
このような心理を理解していると、プライドが高い人と上手に付き合うことができます。

今度はプライドが高い人との上手な付き合い方を見ていきましょう!

プライドが高い人と上手に付き合うコツは、ズバリおだてることです。

基本的に自信のない人なので、批判や意見をすると、不安を感じさせてより傲慢な態度にさせたり、怒らせたりしてしまうため逆効果です。
逆におだててあげると、安心して自信を深めるため、謙虚な態度に変わって付き合いやすくなります。
とは言え、ずっとおだててばかりではいられません。
たまには意見を言う必要も出てくると思います。
しかし、プライドの高い人に意見を言うのは、とても難しいものです。

そんな時には、少し忍耐が必要ですが、次のように段階を踏むのが効果的です。
・鼻を折らない
・褒めてあげる
・改善して欲しいことを伝える

すぐに意見を言おうとしても、難しいため普段から信頼関係を作っておくことが重要です。

具体的にどうすれば良いのか、順番に説明しますね!

【鼻を折らない】
プライドの高い人は、普段から自慢話や自分の武勇伝を話したり、他人に対して上から目線の話し方をしたりします。
そういった時に、無視したり、批判したりせず「へぇ~凄いですね!」といった感じで、ちゃんと話を聞いてあげましょう。
こうして話を聞いてもらうことで、自分は他人からよく見られていると感じて安心するため、信頼関係が築きやすくなります。
ポイントは「あっ、そうですか」と聞き流すのではなく、ちゃんと話を聞いてあげることです。
プライドの高い人は自分の話を聞き流されることが多いため、ちゃんと話を聞いてくれる人に対して、とても親近感を感じるからです。

【褒めてあげる】
プライドの高い人は、何かがあれば褒めてあげましょう!
仕事で何か成果を出した時や、自分に何かをしてくれた時などに、「本当に凄いですね!」とか「あなたが助けてくれなければ、大変でした!」というように積極的に褒めてあげてください。
自信のない人にとって、評価や信頼は一番嬉しいものなので、信頼を築くために非常に効果的です。

【改善して欲しいことを伝える】
十分に信頼ができたら、ここで初めて改善して欲しい事や、変わって欲しいことなどを意見します。
ただし、この時も、まず最初に普段の働きへの感謝や賞賛を伝えてからにしてください。
意見したい事の3倍は褒めて励ましてあげてください。
プライドが高い人と上手に付き合うのは、かなり忍耐が必要ですが、普段からしっかりと信頼関係ができていれば、ちゃんと話を聞いてくれます。
おだてると更に調子に乗って、不愉快な気持ちにさせられる時もありますが、うまくツボを押さえるとちゃんと話を聞いてくれるようになります。

■まとめ
プライドが高い人は、評価されたり、承認されたりすることが少ない人生を送ってきた、実はとても自信の無い人です。
本人は決して認めませんが、少なからず心が傷ついた経験を持っている人なので、自信が持てるように褒めたり感謝を伝えることがとても重要です。

私の身近にもプライドが高い友人も何人かいます。
そういう人には、常に感謝と励ましを伝えることを心がけています。
この普段からの感謝と励ましがあると、何か意見したい時に、上手に伝えることができていると思います。

プライドが高い人は上手におだてて、良い関係を築いてくださいね!
投稿日:2017-07-31
返信 63
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
いかがでしょう。
このことをベースにして、「子育ての目的」「発する言葉の目的」もご夫婦で共有してください。

何のために・・・ということが大前提です。
投稿日:2017-07-31
返信 64
よしのさん
高1削除
息子は、自信、自尊心が、
あまりないとスクールカウンセラーの先生に言われました

今から、
どう対応すれば良いですか?
自尊心とプライドとは、
どこがちがいますか?
投稿日:2017-08-01
返信 65
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「自尊心」
自分を尊び他からの干渉をうけないで品位を保とうとする心理や態度。
「プライド」
他の人によって、自分の優越性・能力が正当に評価されることを求める気持。

自尊心は、自己肯定感を持つためには必要不可欠な感情であるといえるようです。

プライドについてですが、キリスト教の影響が濃い英語圏では、「pride」 は、キリスト教における「七つの大罪」の一つ(和訳では傲慢・高慢)であり、肯定的な意味として使われないことがあるということです。

自己肯定感に必要な「自尊心」ですが、自己肯定感については以下を参考にしてください。
投稿日:2017-08-01
返信 66
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。~

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2017-08-01
返信 67
よしのさん
高1削除
8月1日に息子が、カウンセリングに行き、他人中心に動くようになっているから、自分に目を向ける、本来の自分ならどうするかを考える。と言われ、本来の自分を出して、また、いじられたり、いじめられたりして、困るのではないかと思いこわいと、息子から聞いたので、私なりに色々、考えて、中学一年の時に息子をいじめていた相手の理由が、息子が自己中だし、自慢してきて、仲間で会話をしていても、息子がくると、会話が面白くない方にたちきられる感じがするという理由でした。
息子は、球技に関しては、わりと何でも直ぐにできてしまい、
会話も理論的で面白くないかもしれませんが、相手もワガママだし、自慢もするし、負けず嫌い、だったりどっこいどっこいです。でも、息子は、その時相手が理不尽でも自分の意見を殺してでも合わせようとしたように思います。本来の自分の出し方を戸惑うのは分かります。
どうホローしてやれば良いのか迷いましたので、カウンセラの先生に、たずねましたら、今は、考えるだけ頭のなかで置き換えるだけでいいということでしたが、息子の会話が相手にキツイ言葉なら相手も悪気なくキツイ言葉で返してくるので、そうならないようにどう練習していけば、宜しいでしょいか?
投稿日:2017-08-04
返信 68
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
日々の積み重ねしかないと思います。
突然、今日から急に変わることは不可能です。

お子さんに是非ともお伝えいただきたいのは以前も「コミュニケーション方法」です。
おっしゃる通りキツイ言葉を言えばそれがそのまま返ってきます。
コミュニケーションはキャッチボールです。
おそらくお子さんのコミュニケーションはドッジボールになっているのでしょう。

以下に再度ご紹介しますのでお子さんと一緒に読んでみてください。
投稿日:2017-08-05
返信 69
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-08-05
返信 70
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

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伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
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投稿日:2017-08-05
返信 71
よしのさん
高1削除
アサーショントレーニング
のやり方
のオススメの本をご存知ですか?
投稿日:2017-08-13
返信 72
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
アサーションに関して、我々は専門ではありませんが、お調べしました。
以下を参考にしてください。
また、我々がお伝えした、コミュニケーションの「Iメッセージ」もご参考にして頂けるかと存じます。
投稿日:2017-08-13
返信 73
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
『アサーション・トレーニング』

「アサーション・トレーニング」により、自分も相手も大切にする自己表現法「アサーション」を身につけることができます。
これにより、自分の気持ちを制限することなく、お互いを尊重しながら自己表現し、うまくコミュニケーションをとることができれば、対人関係の悩みが解消されることでしょう。
以下「アサーション・トレーニング」について解説していきます。

1.アサーション・トレーニングとは?
自分と相手、双方を大切にしながら自己表現を行うコミュニケーションスキル「アサーション」。
このアサーションを身につけるためのトレーニングが「アサーション・トレーニング」です。
アサーションの自己表現は大きく3つのタイプに分けられます。

【ノン・アサーティブ(非主張型)】
自分よりも相手を優先し、自分を後回しにするタイプ。
ドラえもんでいえば、のび太君のようなタイプです。
自分の意見を表現しなかったり、しそこなってしまったりします。
自己肯定感が低く、相手の気持ちや態度を考えてしまうために自己主張できずに、自分のことを分かってもらえないという気持ちが残ったり、後で言い訳をしてしまうタイプです。

【アグレッシブ(攻撃型)】
相手よりも自分の意見を優先するタイプ。
ドラえもんでいえばジャイアンのようなタイプです。
自分の意見ははっきりと伝えるのですが、相手の気持ちを無視し、考えを押し付けたりします。
自分が一番という思いが強く勝つことにこだわり、攻撃的自己表現で自分勝手な行動をしたり、自分が優位になるように相手を操作しようとします。

【アサーティブ(攻撃型と非主張型の黄金率)】
自分の気持ちを正直に表現でき、相手の意見も大切にするタイプ。
ドラえもんでいうと、しずかちゃんのようなタイプです。
その場にふさわしい表現で率直に自分の意見をいうことができます。
時には意見がぶつかることも踏まえていて、お互いに意見を出し合い、最終的に双方の納得のいく結論を出そうとする理想的なタイプです。

【タイプの違いによる自己表現の例】
行列に並んでいて自分の前に横入りされた時、
①ムッとして内心腹は立つが、相手には何も言わない。(ノン・アサーティブ)
②割り込みしたことに対して怒り、列から外れるように言う。(アグレッシブ)
③先に並んでいたことを伝え、後ろに並ぶよう丁寧に頼む。(アサーティブ)

アサーション・トレーニングとは、上記③のように自分と相手、両方を大切にした自己表現を身につけるトレーニングです。
相手の意見を尊重しながら、その場にふさわしい表現方法で自分の気持ちや考えなどを正直に伝えられるようになるコミュニケーションスキルを養います。

2.アサーション・トレーニングの必要性
自分と相手の両方を尊重することは、時に心の葛藤を起こすこともあります。
アサーション・トレーニングは、多くのカウンセリング経験を持つトレーナーが担当します。
対人関係や苦手な相手とのコミュニケーションなど個人が抱える問題について、ひとつの正解を求めるのではなく、ひとりひとりが自分なりのアサーションを習得していくことを目指します。
アサーションは、相手を自分の思う考えに導くよう操作したり、無理にイエスを言わせようとするものではありません。
お互いがそれぞれ自分の気持ちを率直に表現しながら、より良い関係を作っていくことが目的です。
アサーションができるようになれば問題なく物事が進むようになり、人間関係の改善も見られるようになるでしょう。
しかし、それが短期的なものであれば無理に自己表現を行うことでストレスが溜まったり、精神状態が悪化するなどの恐れもあります。
アサーションの達成感とは逆に、気づかぬうちにストレスを溜めてしまわないようにトレーニングにより自然に身についていくことが必要です。

【ビジネスシーンでの必要性】
「職場の風通しが悪くては生産性が上がらない」これはビジネスにおいてのコミュニケーションの重要性を物語っています。
さまざまな人間が集まるビジネスシーンでは、年齢や立場、考え方や性格の違う人々との間で良好な人間関係を築いていくことが求められます。
ストレスは、人によってその原因も違えば感じ方も違います。
中でも人間関係のストレスは厄介で、なかなか解決に向かうことができません。
毎日職場で顔を合わせる相手との関係であれば、かなり深刻な問題です。
社訓などで個人を尊重することを前提としていても、立場上イエスマンになってしまったり、「ノー」と言えないことで「うつ」になってしまっては、自分を守ることができません。
会社としても、有能な人材を失うことにもなりかねません。
従来から管理者研修においてコミュニケーションは必須です。
アサーションにおける自他尊重の自己表現を身につけ、実践できることがビジネスの成功につながることは明らかです。

【日常生活での必要性】
苦手な人とのコミュニケーションは、多くの人の悩みです。
誰にでも苦手な人というのはいるものです。
出来るだけ関わらないようにしたいのが本音ですが、実際はそうはいかない場合も多いものです。
アサーション・トレーニングでは、苦手な人とでも良好な関係を築くことができるようになるヒントや技法を習得することができます。
私たちは知らず知らずのうちに自己防衛反応が働き、そのつもりがなくても苦手な相手に感情的な態度をとってしまったり、言いたいことをうまく表現できずに苦労しています。
不思議なもので自分が苦手だと思っている相手も、自分のことを苦手と思っていたということがよくあります。
言ってみれば、それはお互いにうまくコミュニケーションをとりたいという心理の表れともいえます。
アサーション・トレーニングを学び、自己分析することで自分のコミュニケーションパターンが分かり、考え方の方向転換ができるようになるでしょう。
上手なコミュニケーションにより苦手な人たちとの関係がよくなれば、心の負担が軽くなります。

3.アサーション・トレーニングの効果
【ビジネスにおける効果】
サービス業を中心として人と関わる職業のビジネスパーソンは、顧客の要望を聞き入れることが優先となり、結果的に自己犠牲を伴い「燃え尽き症候群」になりやすいと言われています。
熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時から急に意欲がなくなり無気力状態になってしまう。
そうならないためにも、たとえ顧客であっても自分の意思を伝えることが大切です。
無理な依頼をされた時、「そのスケジュールでは難しい」「こういう方法ではいかがでしょうか」など、相手の意見も尊重しながら話し合うことで双方に良い状況を作り出すことが出来ます。これが、アサーションの効果です。

【友人間における効果】
いつも待ち合わせに遅れてくる友人と旅行に行くことになりました。
当日、その友人は30分以上も遅れてやってきて「ごめんね!」と謝りました。
あなたはどんな返答をするでしょうか?
「なんとも思ってないよ」「私も遅れてきたから大丈夫」など、その場を取りつくろうために不満な気持がありながらも適当に済ませてしまったら、旅行の間ずっとモヤモヤした気持ちが残ります。

いつも遅れてくるということは、あなたなら許してくれるという甘えがあるのではないでしょうか。
本当は不満に思っていることを上手に伝えれば、友人の考えや行動も変わるかもしれません。
謝っている友人のことも尊重しながら、自分の気持ちを伝えるにはどのような言い方がよいでしょうか?
「遅れてきたのには理由があるのだろうけど(相手の気持ち優先)、待っている気持ちを考えてくれるなら、次からは約束を守ってほしい(自分の気持ち表現)」などと率直に伝えてみましょう。

結果、お互いに気持ちが通じ合い、これまでより良い関係を築くことができればアサーションの効果があったといえるでしょう。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
友人、親子、夫婦、恋人などの日常の会話を思い出してみて、「あの時はこうすべきだった」「こんな風に言えればお互いを尊重できた」など、まずは身近なところからアサーションを活用してみてはいかがでしょうか。

4.アサーション・トレーニングの実践例
【上司からの無理な依頼を上手に断りたい】
ビジネスの現場で上司からの仕事依頼は、手一杯の仕事を抱えていても断りにくいものです。
自己主張できるタイプの社員であれば問題ないことでも、口下手で自分の意思を伝えることが苦手なタイプの社員には深刻な問題となります。
かといって、どんな仕事も引き受けていては、実質的な負担も心の負担も溜まる一方です。
「悪いけど、すぐに急ぎの書類を作成してくれないだろうか」という上司の依頼を断りたいとき、どのように返答すればよいでしょうか?
例①「はい、わかりました。」と仕方なく引き受けてしまう
例②「今はちょっと忙しいので…」と言いにくそうに断る
例③「それは、私の担当ではないので」と言って断る

②と③は断ってはいますが、あまり良い返答ではないようです。
返事のしかたで相手の受けるあなたの印象はずいぶん異なります。
いつも引き受けていれば、少し無理をしても引き受けてくれると思われるでしょう。
はっきりと断れば、できないということは伝わりますが、このような断り方では印象はよくありません。
アサーションは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。
この場合は「今は○○の書類を作成していて時間がとれません。
終わり次第取り掛かれますが、それでよろしいですか?」と自分の状況を説明し、こうであれば出来ると提案する方法が望ましいでしょう。

上司は早急に必要であればほかの人に依頼するでしょうし、少し待ってもあなたに依頼したいと思えばそうするでしょう。
この返答により、自分の気持ちを伝えることができたので、次からは上司の対応も少し違ってくるかもしれません。

【人に褒められたときの対応のしかた】
人に褒められることは嬉しいことです。
でも、その場に同期の社員がいたり、同じ仕事をして自分だけが褒められたりすると、恥ずかしかったり、返答に困ったりする場合もあります。
そんなとき、どんな対応のしかたがよいでしょうか。

【褒めてくれた相手と周りの人を尊重しながら、自分の意思を素直に告げる方法】
まずは、褒められたことに対し、素直に「ありがとうございます」と答えるのがよいでしょう。
その上で「みんなの協力のおかげです」と付け加えたり、「ご指導のおかげです」や「また頑張ります!」など、自分も周りの人も気持ちがよくなる返事ができるとよいでしょう。
アサーション・トレーニングによって、場面ごとの表現のしかたについてイメージトレーニングができれば、自然に表現できるようになるでしょう。

5.アサーション・トレーニング実施時のポイント
アサーションの基本は自他尊重の自己表現です。
その心構えが4つあります。

・思いを率直に表現すること
・相手に対して誠実であること
・自分と相手が対等であること
・表現することは自己責任であること

なぜ自己表現することが難しいのか。
まずは自分の感情と向き合い、受け入れることが重要です。
苦しんでしまうのは、感情の矛盾があるからです。
「本当は断りたいのに引き受けてしまう」「本当は怒っているのに相手に伝えられない」そんなモヤモヤを取り除くためには、適度に表現することが重要です。
それにより、自分の感情と行動が一致し、矛盾から解放されます。

私(I=アイ)を主語として伝えること。
まず自己を表現し、対等な相手に対して誠実であり、相手を尊重すること。
自分の責任において、自信をもって会話するのです。
「あなたはいつも自分勝手な行動ばかりするので困る」
Iメッセージにすると… 「私はあなたが協力してくれたら、もっと良い仕事ができると思う」
「あなたはいつも自分の話ばかりで聞く耳を持たない」
Iメッセージにすると… 「私はあなたに聞いてほしい話がたくさんあるから、時には聞いてほしい」
主語を「あなたは」から「私は」にすることで相手を責めるような表現でなく、自分はこう思っているからこうしてほしいという表現になります。
答えはひとつではありません。
アサーション・トレーニングを繰り返すことで、その場に応じて自然な対応ができるようなります。

6.アサーション・トレーニングの参考書籍
■改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
平木 典子 (著)
・日本にアサーション・トレーニングを初めて紹介し、依頼その普及のために第一線で活躍されてきた平木典子先生による決定版といえる一冊です。

■アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 新書
平木 典子 (著)
・第一人者が語るわかりやすい入門書です。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。

■マンガでやさしくわかるアサーション 単行本
平木 典子 (著), 星井 博文 (その他), サノ マリナ (その他)
心理療法としても、日常のコミュニケーションスキルとしても必要にされているアサーション。
第一人者として活躍する著者によるわかりやすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式でアサーションの基礎を楽しく学べる一冊です。
投稿日:2017-08-13
返信 74
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ご主人と子育てについて話をされたのですか。
期待通りの会話がなされなかったのでしょう。

でも、
「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」です。

ご自身を変え、未来を変えていきましょうね。
投稿日:2017-08-22
返信 75
よしのさん
高1削除
今日は、二学期始業式です。
昨日は、恐怖でねむれなかった。と言いながらも、間に合うように行くことが出来ました。
投稿日:2017-08-25
返信 76
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
本日から二学期。
今日は始業式だったのですね。

恐怖で眠れなかったにも関わらず、間に合うように行けたこと。
まずはこのことを褒めて認めてあげましょう。

できたことを一つひとつ褒めることが、自己肯定感の高まりになります。
そして、それが「自信」「自尊感情」の向上につながります。
投稿日:2017-08-25
返信 77
よしのさん
高1削除
息子の今の悩みです
高校の文化祭のような行事がもう少ししたらあり、総合の授業でグループ活動しなくてはならないこと、音楽の前に出て歌う、グループになること、体育のプールは見学でなく水に入ること、二人グループでと、組まされることです。
その時に、仲のよいこが直ぐにグループになり、自分は一人で
、一人でいいやとおもうのに、先生がこの子どこかに入れてやってとか言われて、みんなが、どうする?とか言ったり、息子を見たりするのが、毎回苦しいみたいです。
私はその相談に、どう、対応したらよいですか。

また、主人が息子はお前の言われた通りに人形のように動いてるだけ、考えもお前の考えとおりに感じる。こんな感じで、いつ自立させるのか?自立出来るのか?もっと自分で考えさせ、自分から動かないと駄目だ。と
私に言います。
主人の最大の不安だと思います。私も、主人にそう言われると不安になりますが、今ほっておくのが正解なのか、わかりません。

投稿日:2017-09-04
返信 78
よしのさん
高1削除
主人との話し合いに、時間はかかりましたが、今週、息子の対人恐怖症のカウンセリングの先生に、息子の現状と親としてどう接するかを聞きに親カウンセリングを夫婦で受けに行くことができるようになりました。
主人とは、他にも、家でも息子が休まらない、両親と話すのもすごく気を使っているとか、息子から聞いた、今の気持ち、不安。私が、息子から聞いたことから、沢山本を読み、病院に行き、ネットでしらべ、先生やスクールカウンセラーの先生に相談し、学んで息子に接していることなど、沢山話し、主人も私に、自分だけが、息子のことから、外されて進んでいくのが嫌だとか、子育てのやり方が、君のやり方と違うとか、話しました。今まで、怖くて相談できないこと、言えないことも、少しづつ言えるようになり、夫婦らしくなってきました。
また、家の片付けも頑張ってくれていて、物を沢山持ってしまうし、捨てられない人なのですが、頑張ってくれています。
少しづつ、家族の和を取り戻せるように努力したいです。
息子は、不安をかかえながらも、今のところ送っていますが、一時間目から出ています。すごいと思います。カウンセリングのお陰です。ありがとうございます。
投稿日:2017-09-04
返信 79
よしのさん
高1削除
もう1つ、
息子がゲームやスポーツを
わりと早く習得し
勝ってしまうと、お友達が嫌がったり、自慢する人と言われてしまいます。
どう、対応したら良いのでしょうか?わりと、みんな自分が勝ちたい人だし、自慢もしています。 
息子の中学、また、地元の周りの人は、アサーションでいうジャイアンがとても多いです。
今の高校は、違うので、それはそれで、どう接すればと悩んでいます。
投稿日:2017-09-04
返信 80
よしのさん
高1削除
息子は、のびたなのに、やられないために、ジャイアンの言葉を使って防御している。でも、ジャイアンの相手の言葉には、気持ちが折れる。また、すごく根底には、息子も負けず嫌いなところもある。
分かりにくいですかね。
投稿日:2017-09-04
返信 81
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ご主人の不安…理解できないこともないのですが、
それをよしのさんへ問いただすのはいかがなものかと思います。
そう思うのなら、ご自身が主体的にお子さんとコミュニケーションを図り、
お子さんの自立を促すように背中を押してあげればいいのに・・・と思ってしまいます。
投稿日:2017-09-04
返信 82
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
それを踏まえて、お子さんからの相談によしのさんがどう対応すべきか。
毎回苦しいのはさぞつらいと思います。
でも、そこから逃げていては新たな一歩はありません。

「あなたはどうしたいの」

このように投げ掛けてみてはどうでしょう。

もちろん、親としての意見は伝えるべきですが、まずは「自分自身はどうしたいのか」を明確に言葉にさせるべきです。
投稿日:2017-09-04
返信 83
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ゲームやスポーツはやるからには勝ちたい。
勝ったら自慢したい。

これは思春期に限らず、人として当然の感情です。
それをやめさせる必要はありません。

でも、相手に嫌がられる自慢の仕方や勝ち方は
結局は友達を減らしてしまうことにもつながりかねません。

わざと負ける必要はありませんが、
勝ったときは、せめて相手を思いやる気持ちが大切なのではないでしょうか。
勝者はゲームセットの瞬間に既に勝者なのですから
それ以上は相手を追い詰める必要はありません。

それが勝った者のマナーです。
そしてそれをできる人は真の勝者なのではないでしょうか。
投稿日:2017-09-04
返信 84
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ジャイアンやのび太は、すべての人の中に少しずつ存在するのだと思いますよ。
特に思春期の不安定な時期は、時にはジャイアン、時にはのび太。
わかりづらくて当然です。
それが思春期です。
投稿日:2017-09-04
返信 85
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ご夫婦の会話が増えたとのこと。
とても良いことです。
どんどん想いをぶつけ合い、相手を受け入れて、こちらも受け入れてもらい、子育てを楽しめるレベルまで夫婦で取り組んでいきましょう。
投稿日:2017-09-04
返信 86
よしのさん
高1削除
ありがとうございます。
パートナーがいる場合、二人で進む方向を話し、理解しながら、子育てしたほうが、本当に
いいのだなぁと思います。

今までのように、意見を何も言わず我慢して、うわべだけ、穏便にすます。そんな、家族でなく、夫婦でなく、安心して話し合える、聞いてあげられる。
家族になれたらと思います。
投稿日:2017-09-05
返信 87
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
賛成です。
ご夫婦で思い切り意見を交わしてください。
時にはお互いの意見が対立することもあるでしょう。
でも、それでもいいのです。

本来の目的さえ見失わなければ。
その、「本来の目的は何か」もご夫婦で話し合って見出してみてくださね。
投稿日:2017-09-05
返信 88
よしのさん
高1削除
やっと、七時間フルで授業に出てくれました。
本当に、嬉しいです。
しかも、音楽、体育、コミュニケーション英語、対人恐怖症にとって、人間不振になってる息子には本当に大変な1日だったと思います。
そして、主人も私に違和感と、プライドを傷つけらた、不満一杯の中、頑張ってくれています。
嬉しい反面、主人にどうしようと悩んでいます。
最後は、家族の絆を深めたい。
でも、主人の息子への理解は、浅く、対応の仕方は今の息子へは合わないことが多い、それに、気づかない気づく努力が足りない、その上に本人に聞いて負担をかける。
亭主関白なので、私から言われるのは指示されるととってしまう。難しいですね。
でも、この息子の頑張り、努力を生かしたいです。
主人は、息子から悩み原因今の考え気持ちを何度も聞いて、考えさせ、なおかつ、親として対応作を教えていかなくては、このままでは、世間にでれない。自分はいじめられて大変で、自分は悪くなくて、周り全てが悪い人と思っている息子を変えなくてはと、まだ、鬱にちかい息子に求めてたり、何度も聞いている。それに従わない私もおかしな人間となる。悩みますね。
留年ぎギリギリだし。
そこの、保護者としての判断は男親として出て欲しいのに、判断できないのに。
私は、主人を頼りたいし、一緒に歩みたい。息子を救い、成長させたい。
私は、主人が休職したときも、不安だったけど追い詰めなかった。なぜ、息子には厳しいのだろう???
投稿日:2017-09-11
返信 89
よしのさん
高1削除
夫婦の修復をし息子の理解を求めつつ、息子の状態を守り、良い方向に進めるのは難しいですね。

投稿日:2017-09-12
返信 90
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
7時間の授業フル参加。
良かったですね。
お子さん・・・頑張りましたね。
そんなときは共に喜びましょう。
親子で喜びを共有するのです。
もちろんご夫婦でも・・・。

心に思っているだけではなく、表情や言葉に出して喜びを発信しましょう。
投稿日:2017-09-12
返信 91
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
一方で気になる言葉が。
それは・・・
「良い方向に進めるのは難しいですね」のひと言。

意識は言葉によりつくられます。
ネガティブなことを言えば、脳がそのままキャッチしてそうなるように指令を出します。
なので、ポジティブな言葉を意識して使いましょう。

もちろん、「難しい」という局面は現実問題あります。
でも、そのときは
「難しいですね。でも、それを家族で乗り越えます」と。

人は最後に発した言葉を強く記憶します。
なので、最後はポジティブな言葉で締めくくるクセをつけましょう。
投稿日:2017-09-12
返信 92
よしのさん
高1削除
分かりました。
良い方向に向かう方法を
今日、1日考えました。

息子も、頑張っています。
私も、出来にくいことをやることにします。

プライドの高い主人に
合う妻を演じることからでも
はじめます。

これは、上から見下ろすとかではなく、上手に立ち回ることが苦手な私だからです。
これを私の成長としてみます。

私と未来は変えられる
ですよね。
投稿日:2017-09-12
返信 93
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
早速のお返事ありがとうございます。
ご理解いただけたようですね。

そう!
変えられるのは、未来と自分・・・です。
投稿日:2017-09-12
返信 94
よしのさん
高1削除
息子は先週、頑張って、月曜日七時間、火曜日警報で休校日、水曜日七時間、木曜日金曜日、六時間行くことが出来ました。
とても、嬉しい結果だったのですが、疲労もすごいようです。

私の今の悩みは、
私が留年という結果が出ないように、焦って念を強く持ちすぎて、息子にプレッシャーが掛かりすぎている点です。
ですが、息子の考えや気持ちをきかなくては前にすすまないことも沢山あり、返事が無いときは困るので、ついキツイ口調になります。
改善する方法は、メモに書くか、メールするか。
と思っているのですが、何か良い他にも方法があれば、教えて下さい。
投稿日:2017-09-17
返信 95
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
留年はしないに越したことはありません。
親であればそう思うのも当然です。
でも、結果的にそれで子どもを追い詰めているのであれば本末転倒。

むしろ、1年くらい留年を経験してもいいじゃない!
…くらいの気持ちでドーンと構えてあげましょうよ。
投稿日:2017-09-17
返信 96
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
さて、ついキツイ口調になってしまう改善策ですが、メモやメールは効果的です。
文字にすることで冷静になれますから。
それ以外ですが・・・。
そもそもキツイ口調にならないようにするしかありません。
これは親自身が強い意志のもと実践するしかないのです。

そのためには、お子さんの短所やできない点に焦点をあてるのではなく、
長所やできている点に焦点を当てることです。
投稿日:2017-09-17
返信 97
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
要するに「気持ちを切り替える」ということなのですが、
その点に関しては以下を参考にしてください。
投稿日:2017-09-17
返信 98
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「気持ちの切り替え方」

悩み事や失敗、もしくは突発的なアクシデントなどにより、不安や落ち込みで平常心が保てなくなると、前向きに物事を考えたり、行動したりすることができなくなります。
そしてその精神的な不調はさらなる失敗の元となり、それによってさらに精神を不調に追い込んでいく悪循環に陥っていくことも考えられます。
では、そのような精神的不調の悪循環に陥らないようには、どうやって気持ちを切り替えることができるでしょうか。
そこでこの記事では、上手な気持ちの切り替え方として、落ち込んでしまった気持ちを平常心もしくはポジティブに変えてくれる方法をお伝えします。
参考にしてください。

■深呼吸をしてみる
気持ちを切り替える最も手軽な方法が深呼吸です。
人は不安や緊張感が高まると交感神経系が活発化し、その状態が続くとストレスがどんどん強まってしまいます。
深呼吸をすることで交感神経から副交感神経へと身体のスイッチを切り替え、気持ちをリラックスさせることが可能になるのです。
深呼吸の具体的なやり方は、まず口からお腹の中にある空気を全て吐き出し、その後でゆっくりと鼻から息を吸い込みます。
そしてお腹に十分に空気が溜まったらその状態で5秒間程度静止し、その後口から10秒間ほどかけてゆっくりと空気を吐き出します。これを3セット繰り返しましょう。

■全ては良い経験であると考える
何か悪いことがあった場合に、それを単に「悪いこと」と考えるのではなく「良い経験を積んだ」と前向きに考えるようにしましょう。
人間は「良いこと」からよりも「悪いこと」からの方が、たくさんの教訓を学び取ることができるのです。
そのような思考を習慣化できれば、気持ちの切り替えが早くなるだけでなく、そもそも落ち込んだりすること自体が少なくなるでしょう。

■自分を客観視する
現在の自分の状況を客観的に認識することで、それを元に意識的に思考や行動を改めて気持ちを切り替えていく方法です。
自分を客観視する方法としては、第一に「今の気持ちを口に出してみる」ことです。自分の気持ちを口に出すことによって自分を外部から認識し、自分自身を適切に操作することができるようになります。
また同様の理由により、「自分の気持ちを紙に書いてみる」ことも非常に有効です。
このとき「自分の今の気持ち」を書きだした後、「なぜそうなったのか?」という原因を書き出し、最後に「どうすれば良いのか?」という対処法を書き出します。
あらゆる物事には「原因と結果」が存在します。
自分の現状に関してまずその原因を特定し、それからその解決策を考えていく。こうした「原因と結果」に対応したアプローチは、気持ちの切り替えだけでなく、あらゆるケースにおいて応用をすることができます。

■感情を露わにする
怒りや悲しみなど、そのときの感情を思い切り露わにすることによって気持ちを切り替える方法です。
思いっきり泣いてみたり、声を荒げて怒ったりして、内に溜まってた感情を爆発させましょう。
多くの人は躾(しつけ)や教育の中で「感情を表に出さない」ように教えられます。しかし感情は発散させないと蓄積されていき、最終的にはうつ病などさまざまな身体の不調の原因となります。
こうした気持ちの落ち込みに起因する不調を防ぐためにも、ストレスが溜まったときには感情を発散させるようにしましょう。
一時期流行った言葉に「涙活」というものがあります。涙活とは涙を流すことによってスッキリとした気分になることを目的としていましたが、この「スッキリとした気分になる」ことを心理学的には「カタルシス(浄化)効果」といいます。
感情を露わにすることは気持ちをスッキリと「浄化」させ、切り替えていくことを可能にするのです。

■抽象度を上げて考える
抽象度を上げて考えてみることで、小さなことで悩んでいた自分が馬鹿馬鹿しく感じられるようになり、気持ちを切り替えられることがあります。
例えば、家族や職場などの人間関係に悩んでいる場合、「家族」や「職場」がそもそもなぜ必要であり、それが自分にとってどのような意味を持つのか考えるようにします。
また失恋をして落ち込んでいる場合にも、恋愛をすることはなぜ必要なのか、自分はなぜこの人を必要としていたのか、などを考えるようにします。
要するに「悩み」を単なる個人のものとして捉えるのはなく、自分が囚われている悩みは社会や歴史、あるいは生物の進化や物理法則の中でどのように位置づけられているのかと、より抽象的な次元で物を考えるようにするのです。
このように自分の悩みを大局的な視野で捉え思考をすることで、素早く解決策を発見できたり、いつまでもそのことに囚われ続けてしまうことを防ぎ、気持ちを切り替えることができます。

■違うことを始める
悩みや落ち込みと関係があるものとは全く別のことをやってみることにより、気持ちを切り替えていく方法です。
例えば仕事でミスをして落ち込んでいる場合は、終業後は思い切って仕事から頭が離れられることをして気分転換してみましょう。
このときにポイントなのが、できれば未経験なことにチャレンジしてみることです。これまでに一度もやったことがないもので、やりたいと思っていたものに対してこの機会にチャレンジをしてみましょう。
新しいことを初めて見ることで今までにない刺激が気分転換にもなりますし、新しい自分との出会いが気持ちを高めてくれるかもしれません。

■笑顔を作る
笑える漫画や動画などを見たり、あるいは無理矢理にでも笑顔を作ったりしてみると、想像以上の気分転換になります。
驚くべきことに、人間は笑顔をするだけでもストレスを緩和させる効果があることが知られています。笑顔には神経系統のスイッチを切り替え、副交感神経系を優勢にする作用があるためリラックスできるのです。
また、楽しい気分ではなく笑顔になれない場合であっても、無理矢理にでも口角を上げ笑顔を作ってみるだけも副交感神経系を優位にすることができます。
これは笑顔を作るときの表情筋の動きが脳に刺激を与え、脳があたかも本当に楽しい気分、リラックスをしているかのように錯覚するためです。

■心身を休ませる
無理をせずに心身を休ませることで気持ちが自然と切り替わる場合もあります。
まずは、「深く物を考えない」ようにしましょう。悩みごとを考えれば考えるほど、気持ちが問題の方向に引きずられていってしまうものです。
そうならないためにも、何も考えずひたすら「ぼーっと」する時間を持つこともときには重要です。
もちろん、睡眠も心身の休息には非常に有効です。睡眠が不足しがちな人は精神疾患になるリスクが高まってしまうことも知られています。
人間にとって最適な睡眠時間は6〜8時間程度であると言われており、さらに不安や悩み、気分の落ち込みなどがある場合はより長い時間眠るようにすると良いでしょう。
休憩をとって少し時間をおいてみると、嫌な気持ちになって落ち込んでいた大抵のことが「なんだこの程度だったか」と思えるでしょう。

■香りを嗅ぐ
ハーブなどの香りを嗅ぐことでリフレッシュし気分転換をすることができます。
具体的には、ラベンダー、ローズマリー、ミント、ハイビスカス、ローズミントなどが気分転換の効果が高いハーブの種類であると言われています。
香りを嗅ぐ方法としては、ハーブティーとして摂取をすることが最も良いですが、アロマオイルなどの形で使用をすることもおすすめできます。
アロマオイルに関して言うと、前述のハーブ以外にもチョコレート系の香りも高い気分転換効果を持っています。

■運動をする
運動をすることによって気持ちを切り替える方法です。
運動には大きく分けて走ったり泳いだりする有酸素運動と、筋トレのような無酸素運動がありますが、気分転換という観点ではどちらも有効です。
また、運動の種類としては、ヨガや体操、ウォーキング、ジョギングなど、空いた時間に一人で行うことができるものが良いでしょう。
さらに気分転換のために運動をする場合、必ずしも激しい運動である必要はありません。むしろ外の空気を吸い、景色を見ながらゆったりと行うことができるウォーキング、サイクリング、ジョギングなどが特におすすめです。

■友人に会う
友人など親しい人に会うことは、非常に高い効果が期待できる気持ちの切り替え方法です。
いろいろな調査でも、親しい人が身近におらず、友人とほとんど会うことがない孤独な人ほど悩みを抱えやすく、精神疾患にもなりやすい傾向があることが分かっています。
親しい人に直接会ってさまざまな話をしていけば、自分では全く思いつかなかったような新しい視点や着想を得ることができるかもしれません。
また、自分が今抱えている悩みや不安などを話してみるだけであっても、気分を安定させ切り替えることができるようになります。

■家と学校・職場以外の居場所を持つ
前項「友人に会う」とも関連しますが、家や職場・学校以外で自分の居場所を持つという方法です。
多くの人は子どもの頃から「家から学校や職場に行き、また家に帰る」というような生活スタイルを送っているはずです。こうした生活を長い間続けていると、あたかも世界が狭い空間で完結しているかのような錯覚を抱いてしまいます。
当然のことながら、そうした閉塞した状況では一つの観念から逃れて気分転換をすることも難しくなってしまいます。
この状況を打破するためにも、家や職場、学校というルーティンから外れた居場所を見つけることが非常に重要となります。
幸いなことに現代ではインターネットの発達によって、自分と共通の趣味や関心を持っている人を見つけることも簡単になっています。
SNSやサークルなどを活用してそうした人たちと出会い、コミュニティを作っていくことで、日常で溜まった悩みなどを解消していきましょう。

■良いことを思い出す
これまでにあった良いことを思い出すことで、気分転換して気持ちを切り替えるという方法です。
これまでに述べてきたように、気持ちを切り替えるためには悩みや不安とは別のことを考えることが重要となります
つい最近の出来事や、あるいは幼少期や若い頃にあったことでもどんなことでもOKです。仕事での成果や恋人との思い出、学校での武勇伝など、嬉しかったときのことを思い出しましょう。
良いことを考えることで、今の悪い考えに支配された状態を脱却していきます。

■「想像し得る最悪の状態」を想像する
これから起こるかもしれない「最悪の状態」を敢えてイメージすることで、その状態に慣れることが気持ちの切り替えになるでしょう。
最悪の事態をあらかじめ想定しておくことにより、それに対して過剰な恐怖心を抱くことはなくなります。また、それが起こり得る確率や対処法などを冷静に考え、リスクコントロールをしていくことができます。
すべてを想定の範囲内に収めていくことで不安を解消し、気持ちを切り替えて物事に取り組むことができるようになっていくのです。

■部屋の掃除・模様替えをする
部屋の掃除や模様替えは気持ちを切り替えたいときに非常に大きな効果をもたらします。
部屋に物が散らかっていると、同じように自分の頭の中の情報も散らかっているため、注意力が散漫になったり、パフォーマンスが落ちてしまっている可能性があります。
部屋の中を整理し、必要のないものを片ずけたり捨ててしまうことで、頭の中を整理してスッキリとした気分になることができるのです。
また、気持ちが落ち込みがちである場合には、部屋の模様替えをすることで気持ちを一掃し心機一転するようにしましょう。
例えば、気持ちの落ち込みが原因で模様替えをする場合には、壁紙を赤や黄色などの暖色系に変えてみるようにしてみましょう。反対にイライラが高まっている場合は、青などの寒色系に変えてみるのがおすすめです。
人間の心理と色の間には密接な関係が存在することが知られています。赤などの暖色系の色は人間の気持ちを高ぶらせる効果があり、逆に青などの寒色系は気持ちを鎮める作用が存在するのです。

■旅行に出かける
旅行に出かけることも非常に効果の高い気分転換法の一つです。気分転換のために旅行をするときは、できるだけ遠くの場所に向かうのがおすすめです。
日常から遠く離れ、違った場所の空気を感じることは、自分の現在の状態を相対化して考えることにつながります。
また、家族や友人と一緒にでかけたり、パック旅行や団体ツアーを利用したりするのではなく、事前のリサーチなどは全て自分一人で行い、一人で旅をするようにするのが良いでしょう。

■瞑想する
瞑想を行うことによって気持ちの切り替えを行うという方法です。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズは瞑想を日課としていたことで有名ですが、ジョブズ以外にも瞑想を生活の中に取り入れている有名人は数多く存在します。
瞑想は日々の生活の中で乱れがちになっている脈拍や呼吸を整え、さまざまな雑念を取り除く効果を持ちます。これにより仕事などで煮詰まった頭の中をリフレッシュし、新鮮な気分で新たな作業に向かうことができるのです。
瞑想のやり方は、基本的には静かな環境で座るかもしくは横になり、目を瞑ってじっとするだけでOKです。ただし、横になって瞑想をするときは寝てしまわないように注意をしてください。

■課題・目標を設定する
不安や悩みを引きずったまま新しいことに取り掛からなければいけない場合は、少々厳しめの課題・目標を自分に課してみるのもおすすめです。
達成が容易ではない課題や目標を立てて自分を追い込んでいくことは、小さな雑念などを忘れさせることにつながります。
そしてそれをクリアすることができたときには大きな自信となり、自然と小さな悩みなどを克服していくことができるようになります。
どれだけ普段明るい性格だったとしても、気持ちが落ち込んだりして沈んでしまうことがあるでしょう。
そんなときにできるだけ早く立ち直れるように、ぜひ自分に合った気持ちの切り替え方法を見つけてみましょう。
投稿日:2017-09-17
返信 99
よしのさん
高1削除
分かりました。
そうしてみます。
よくよく、考えますと、伝えたい内容に聞きたい内容に、私の思いや、感情、不安、焦りが何倍にも話を長くややこしくさせ、息子を疲れさせ、傷つけていますし、私も疲れ、罪悪感と
時間のロスになります。何の解決にもなっていない。
息子にも考える時間、休む時間がいるし、学校のことを考えない時間も大切ですしね。
きつく言って、プラスは何もないですよね。

投稿日:2017-09-17
返信 100
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
そうですね。
キツク言うことで双方に負担がかかってしまうのであれば、それは本来の目的から逸脱してしまいます。
本来の目的はお子さんの自己肯定感を高めることだと思います。
キツクいってもそれは高まりません。

自己肯定感を高めるためのヒントを以下にまとめました。
参考にしてください。
投稿日:2017-09-17
返信 101
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
『自己肯定感(セルフエスティーム)を高める』

自己肯定感(セルフエスティーム)を高めるとはいったいどんな状態でしょうか。
それは「脳内が“快”」の状態のことです。

その3要素とは以下の3つです。
1.自己重要感・・・みんなから大切にされている
2.自己有能感・・・みんなから脳力を認められている
3.自己好感・・・みんなから好かれている

これらの実感が持てると行動に柔軟性が出たり、生産性に良い影響を及ぼすと言われています。

自己肯定感が高いと
・自分も他人も大事にできる
・成長を楽しめる
・自分のことを信じることができる
・他人の意見を聞くことができる
・自分の意見を述べることができる
・自分でものごとを決めることができる
・問題解決能力が向上する
・人間関係が好きになる
・自分の感情をコントロールできる
・周囲の人の感情を読み取ることができる
・失敗や挫折から立ち直るのが早い

これらの効果が見込めます。
逆に自己肯定感が低いと上記の反対の作用が起こります。

では、自己肯定感の3要素を高めるための、こちら側のアプローチ例はどんなものがあるでしょうか。

1.「自己重要感(大切にされている)」を高めるためのアプローチ例
・相手の目を見て話す
・相手に関心を持って、声を掛ける
・相手に取り組み(勉強や仕事)の意義付けや期待を言葉で伝える

2.「自己有能感(認められている)」を高めるアプローチ例
・相手の行動について、良いと思ったことは褒め、悪いと思ったことは伝える(どちらも具体的に)
・相手が成功したときは心から喜ぶ
・相手の行動について結果だけではなく、プロセスも評価する

3.「自己好感(好かれている)」を高めるためのアプローチ例
・相手を大事な存在として認める
・相手と一緒に冗談を言ったり、笑い合える雰囲気をつくる
・相手に何か問題が起こったときに逃げない

いかがでしょう。
上記をすべて出来ているという親御さんは多くはないと思います。
今日からのコミュニケーションでは是非とも参考にして取り入れてください。
投稿日:2017-09-17
返信 102
よしのさん
高1削除
今日でやっと、一週間の授業を
全部出られそうです。
ただ、クラスの生徒さんとの関わりも増え、対人恐怖症と知らないクラスの人は、優しく見守る人もいれば、大丈夫なんだったら、きちんとする事して欲しいみたいな人もいて、分かりにくい息子は一杯一杯なうえに誤解を受けるのが、また、心配です。スクールカウンセラーの先生は、クラスに対人恐怖症と言ってしまうと、周りから普通に接してもらえないとアドバイスして下さって、クラスに対人恐怖症を公表するか迷っています。
また、スクールカウンセラーの先生に息子の文句と甘えの部分が一緒で親に依存の部分が他の子より多い。義務教育ではないんだから、親に学校にいかされ
てるではなく、自分でがんばる。自分の為に行っているというのが足りないのが気になると言われました。私が頑張る分だけ、依存が強くなるみたいです。私も心配なところですが、子どもの性格もふまえて、人生の岐路で大失敗したらいけないところもありますし、自立はしなくてはいけないし、6、7回カウンセリングしただけで、全て正しいとも、間違えてるとも思わないのですが、参考にしつつ判断したいですが。私が、盲目で、主観的になりすぎているのでしょうか?
投稿日:2017-09-29
返信 103
よしのさん
高1削除
対人恐怖症で引きこもっていても良い状態の息子を早いペースで高校に行かせてることは、奇跡に近いのですが、それは、マイナスな過保護なこと、本人をダメにする事でしょうか?
同じ学校の保健室に来ていた一年の子達は、皆、他の道に行き、今、保健室に残っているのは、息子だけです。
投稿日:2017-09-29
返信 104
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
スクールカウンセラーの先生のおっしゃることはあくまでも「参考」程度で良いと思います。
「この部分はおっしゃる通りで共感できるけど、この部分は違う気がするので参考程度にとどめよう」
そんな選択が必要です。

今回であれば、クラスに公表することのリスクに関しては同感です。
でも、数回のカウンセリングでお子さんのすべてを理解してもらえたわけではないと考えます。
もちろん、カウンセラーの方は多くのご経験からの助言だと思いますので聴く耳は持っていてください。

思春期のお子さんです。
色んな側面があります。

たった一度や二度の行動から「すべてがそうだ」と決めつけるのが一番危険です。
これは「過度の一般化」という側面があります。
投稿日:2017-09-29
返信 105
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「過度の一般化/overgeneralization」」

たった一つでも良くないことがあると、世の中すべてそうだと考えてしまう。
これを心理学では「過度の一般化/overgeneralization」と言います。

例えば、あるオフィスでの風景を思い浮かべてみましょう。
外出先から帰って来た上司が
「最近の若い者はまったくなってない!」と何か怒っていたとします。

聴けば、電車の中で若いビジネスマンがシルバーシートに座り
お年寄りが目の前に立っているにも関わらず
ぺちゃくちゃとおしゃべりに夢中になっていて席を譲らなかったとのこと。

その光景を見て
「けしからん!」
→「どんな奴だ」
→「若者じゃないか!」
→「最近の若いやつはダメ」
という論法が頭に浮かんだのでしょう。

でも「若者=ダメ」と考えるのは短絡的過ぎます。
確かに、目の前にお年寄りが立っているのに、
席を譲らないのは、マナー違反ではありますが、
若者すべてがそうだとは言い切れません。

このような例は他にもあります。

「大阪人=面白い人」
「A型=几帳面」
「太っている=優しい」
「役人=お堅い」……etc

そして、あるタレントさんの野球部出身者に対する辛口発言が
ネット上で話題になったことも記憶に新しいところです。

これらは割合的には多いのかもしれませんが、
全部(100%)ではありません。

過去の数少ない経験だけで100%こうだと決め付けて
一切、受け入れる姿勢をとらないでいると視野を狭めてしまいます。
「あの人は○○だから△△だ!」

これではその人の世界は拡がりを持ちません。
もっと柔軟に考えていなかいと交流関係の輪は狭まる一方です。

以前、こんな相談者(女性)がいました。
「○○大学出身の男は最低です」と。

少し前に交際していた○○大学出身の男性から
ひどい別れ方をされて、それでそう思ってしまっているのだそうです。

それ以来、付き合う男性はまず出身大学を聞いてからとのこと。

○○大学出身の男性はすべて拒否という姿勢は
出会いのチャンスを狭めていることになります。

突き詰めていけば、「男性はみんな最低」となってしまいます。
これでは、まったく出会いは見込めませんよね。

人は誰しも個性があります。
同じ人間などはひとりもいません。
一人ひとりに違いがあるから人間関係は面白いのです。

その人を取り巻く環境や過去や経歴などではなく
その人個人をいかに見ることができるか。
このような視点や考え方が大切なのではないでしょうか。
投稿日:2017-09-29
返信 106
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
他の子は他の子です。
どのようなペースで登校するべきかは、個々のお子さんの精神状態や性格等を判断して決めるべきです。
もちろん、本人の意向も重要です。
そして、生まれてから今まで一番長い時間を接している親の判断も。

一番気をつけるべきは「良い状態」だと周囲が思う時ではないでしょうか。
今まで張りつめていたのです。
そして、良い状態のときは更に張りつめています。

弓の弦がずっと張りつめていると切れてしまうように、時には緩めてあげないと・・・。
それが「今」なのかもしれませんよ。
投稿日:2017-09-29
返信 107
よしのさん
高1削除
ご相談して良かったです。
ありがとうございます。

張りつめた糸を緩めるとは、
例えば、どんな風にしたら良いでしょうか?

また、息子が自分はプライドか高いから良くないなぁといいます。今からでも、自分を自分で苦しめるようなプライドから逃れる方法はありますか?

七時間出ることにより、周りが当たり前と考え、次を求めたり、たまに七時間出れないと、どうして?と責められるのが怖くて、次の努力に踏み出せない。それでは、成長できないので、その両方の時の息子への
成長を促す親としての対応を教えて頂きたいです。
投稿日:2017-09-29
返信 108
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
張りつめた糸を緩めるとは、あくまでも“ものの例え”ですので具体的にこれ…ということをお伝えするのは難しいですが、例えば「いま、無理しているな」と感じたら、「頑張りすぎなくてもいいんだよ。休んでもいいんだよ」というように「逃げ道」を作ってあげることではないでしょうか。

また「プライドが高い人の対処法」に関しては以前、我々でまとめたものがございますので参考にしてください。
投稿日:2017-09-29
返信 109
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「プライドが高い人への対処法」

普段、社会で生活していると様々な人とお付き合いする必要があります。
気の合う人ばかり選ぶことができれば良いのですが、なかなかそうはいきませんよね。

中には嫌な人や苦手な人もいると思います。
そんな嫌な人の中でも、多いのがプライドが高い人ではないでしょうか?

自分の自慢ばかりで、いつも上から目線でものを言われるのは、気持ちの良いものではないですよね。
このような人たちはなぜプライドが高いのでしょうか?
そして、どのようにしたら上手に付き合うことができるのでしょうか?

ここではプライドが高い人の心理と特徴、そして、上手な付き合い方をお伝えします。
プライドが高い人の心理を理解する前に、そもそもプライドってどういうものなのかからおさらいしましょう。

日本語で「プライドを持つ」と言った場合、「自分に誇りを持ち、人に媚びずに自分を貫き通す」といった感じの良い意味で使われることが多いですね。

しかし、元々英語の「pride」という言葉の意味は「自慢、高慢、うぬぼれ、傲慢」といった悪い意味の言葉です。
日本語で使う時のような良い意味は、含まれてない言葉なのです。
プライドが高い人というのは、もしかするとプライドが高いことは良いことだと、勘違いしているのかもしれませんね。

では、なぜ人はプライドが高くなってしまうのでしょうか?
プライドが高い人の心理は、実はとても単純です。

このような人たちは、全くと言って良いほど自分に自信が無いのです!
いったいなぜ自信が無いのでしょうか?

プライドが高い人が常に欲しいものは、例えば次のようなものです。
・権威や影響力が欲しい
・権威や影響力のある地位につき、グループの中での自分の立場を確立することを望む
・人と比較して安心したい
・人と比較して、自分が優れた者であることを確認して、安心したり、周りに自分の価値を認めさせる
・人からの信頼が欲しい
・人から良く見られることで、自分の価値を保証したり、自分の立場を安定させたい

欲しがっているという事は、今現在それを持っていないということです。
プライドが高い人は、自信満々に見えますが、実は自分に自信がありません。
傲慢な態度は、自分の立場を無理に持ち上げて、自分に自信を持ちたいからなのです。

例えば身近にいるプライドが高い人を想像してみてください。
そういう人たちは、今までそれほど大きな実績が無かったり、友達が少なそうな人ではないでしょうか?

逆に大きな実績がある人や、たくさんの仲間に囲まれている人には、プライドが高い人が少ないのではないでしょうか?
そういう人たちは、「自分には十分な能力があって、人から信頼されるに足る人間だ」という自信が既にあるため、無理に自分を持ち上げる必要がありません。
だからプライドを持つ必要が無いのです。

では、なぜプライドが高い人は、なぜ自分に自信が持てなかったのでしょうか?
プライドが高い人に共通するのは、それまでの人生、特に子どもの頃に大きな原因があります。
幼少期から思春期に次のような経験をしている人は、プライドが高くなる可能性があります。
・両親が厳しく、あまり褒められたことがない
・いじめにあった経験がある
・勉強や受験で良い結果を残さないと認めてもらえなかった
・恋愛で傷ついた経験がある

これはほんの一例です。
あまり評価されない子ども時代を過ごしていたり、恥をかいて傷ついた経験などが大きく影響します。

プライドが高い人は、実は寂しくて心に傷を持っている人が多いのです。
このような心理を理解していると、プライドが高い人と上手に付き合うことができます。

今度はプライドが高い人との上手な付き合い方を見ていきましょう!

プライドが高い人と上手に付き合うコツは、ズバリおだてることです。

基本的に自信のない人なので、批判や意見をすると、不安を感じさせてより傲慢な態度にさせたり、怒らせたりしてしまうため逆効果です。
逆におだててあげると、安心して自信を深めるため、謙虚な態度に変わって付き合いやすくなります。
とは言え、ずっとおだててばかりではいられません。
たまには意見を言う必要も出てくると思います。
しかし、プライドの高い人に意見を言うのは、とても難しいものです。

そんな時には、少し忍耐が必要ですが、次のように段階を踏むのが効果的です。
・鼻を折らない
・褒めてあげる
・改善して欲しいことを伝える

すぐに意見を言おうとしても、難しいため普段から信頼関係を作っておくことが重要です。

具体的にどうすれば良いのか、順番に説明しますね!

【鼻を折らない】
プライドの高い人は、普段から自慢話や自分の武勇伝を話したり、他人に対して上から目線の話し方をしたりします。
そういった時に、無視したり、批判したりせず「へぇ~凄いですね!」といった感じで、ちゃんと話を聞いてあげましょう。
こうして話を聞いてもらうことで、自分は他人からよく見られていると感じて安心するため、信頼関係が築きやすくなります。
ポイントは「あっ、そうですか」と聞き流すのではなく、ちゃんと話を聞いてあげることです。
プライドの高い人は自分の話を聞き流されることが多いため、ちゃんと話を聞いてくれる人に対して、とても親近感を感じるからです。

【褒めてあげる】
プライドの高い人は、何かがあれば褒めてあげましょう!
仕事で何か成果を出した時や、自分に何かをしてくれた時などに、「本当に凄いですね!」とか「あなたが助けてくれなければ、大変でした!」というように積極的に褒めてあげてください。
自信のない人にとって、評価や信頼は一番嬉しいものなので、信頼を築くために非常に効果的です。

【改善して欲しいことを伝える】
十分に信頼ができたら、ここで初めて改善して欲しい事や、変わって欲しいことなどを意見します。
ただし、この時も、まず最初に普段の働きへの感謝や賞賛を伝えてからにしてください。
意見したい事の3倍は褒めて励ましてあげてください。
プライドが高い人と上手に付き合うのは、かなり忍耐が必要ですが、普段からしっかりと信頼関係ができていれば、ちゃんと話を聞いてくれます。
おだてると更に調子に乗って、不愉快な気持ちにさせられる時もありますが、うまくツボを押さえるとちゃんと話を聞いてくれるようになります。

■まとめ
プライドが高い人は、評価されたり、承認されたりすることが少ない人生を送ってきた、実はとても自信の無い人です。
本人は決して認めませんが、少なからず心が傷ついた経験を持っている人なので、自信が持てるように褒めたり感謝を伝えることがとても重要です。

私の身近にもプライドが高い友人も何人かいます。
そういう人には、常に感謝と励ましを伝えることを心がけています。
この普段からの感謝と励ましがあると、何か意見したい時に、上手に伝えることができていると思います。

プライドが高い人は上手におだてて、良い関係を築いてくださいね!
投稿日:2017-09-29
返信 110
よしのさん
高1削除
では、自信が少しづつ持てれば、変にプライドを持って頑張らなくてもよくなりますか?

自信というのは、他人より、すごくできることがないと、持てないものでしょうか?
よく、息子は、どうせ僕なんて
といい、もう少し頑張れば良いものが沢山あるのに、ほどほどで止めてしまいます。
自分は、これくらいしか出来ないと決めて諦めてしまいます。
投稿日:2017-09-29
返信 111
よしのさん
高1削除
度々すみません。
佐々木正美著者の
抱きしめよう、わが子のぜんぶ
という本があるのですが、ご存知ですか?
もし、ご存知なら、思春期に、反抗で成長することだけでなく、プラス甘えと依存をしながら自立していくと書いてある。
また、反抗も甘えも根底は親の愛を試したり、ありのままの自分が受け入れてもらえるか、を確かめている。様なことも書いてあります。でも、世間や普通に心療内科の先生でも、高校になったら、自分で出来るようになってないと、いつまで手を出すつもりですか?みたいに言われます。私の息子の性格と息子の小さな時の子育てが、息子を満たしきれていなかった場合、
いま、世間でおかしくても、息子の自立の最後のチャンスのように私は思います。私の叔母は、同じような息子をかかえ、思春期に自立させようと、厳しめにいき、その愛情が息子に伝わらず、今、40歳過ぎても自立していませんし、親子関係も思春期の頃のまま時間が止まっている感じです。なので、私は何か今大切なことに気づかないといけない気がします。
留年という、現実面だけでなく、世間体でもなく、わたしの家族、息子、娘に必要なこと、時間。ひょっとしたら、欠けてる愛情のやり直しの時間。

普通とか、普通でないとか、知り合いや、人生の先輩に
よく言われるし、私も言ったり思ったりするし、今も、なんでうちだけ普通でないんやろと思う時ありますけど、普通から外れた時、その言葉を掛けられると、結構、傷ついたり、考えさせられたり、わたしの家族のやってきたことを、全否定されたようで、辛いですね。
投稿日:2017-09-30
返信 112
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
自分に自信を持つことは素敵なことです。
でも、だからと言って、今日から急に自信を持てるかと言えば、それは難しいです。
自分に自信を持つためには、小さな成功体験を積み重ねていくしかないと考えます。
少しだけ背伸びすれば届きそうな目標を自分に課し、それをクリアしていくことで自信につながるものだと思います。

その自信さえあれば肩ひじ張ったプライドを持たなくても自分らくしいられるのではないでしょうか。

「プライドを持って頑張る」ではなく、「頑張ったらからプライドが持てる」のだと思いますよ。

自分に自信を持つための内容をまとめたものがございます。
参考にしてください。
投稿日:2017-09-30
返信 113
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2017-09-30
返信 114
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
佐々木正美先生は我々とも関係があるので著書も存じ上げています。
とても共感する部分が多いです。

「愛情のやり直しの時間」と捉えるのはとても素敵な考え方だと思いますよ。
それでいいのです。
人間は何度でも、いつからでもやり直せるのですから。

そして、「普通」という言葉。
傷つきますよね。

そもそも「普通」ってなんでしょうね。
我々はあまり好きな言葉ではありません。

以下をご覧いただけますでしょうか。
投稿日:2017-09-30
返信 115
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「赤いカラス」

ある少年がいました。小学校の1年生。クリクリ坊主頭でおまけに目もクリクリとして可愛らしい。
その少年…他のお友達とはちょっと違う感性の持ち主。

ある授業での事でした。その時の授業のテーマは「笠地蔵の話し」を読んでの感想です。

先生:「おじいさんに笠をもらったお地蔵さんはどんな言葉をおじいさんに言ったのかな?」

生徒全員が勢いよく挙手!そして、その少年が当てられました。

少年:「もっときつく結んでください」
先生:「………(無言)。えーっと、他に答えられる人いますか。」と言って他の生徒を当てました。
他の生徒:「『ありがとう』って言いました。」
先生:「正解です。」

確かに「ありがとう」は正解です。
でも少年の答えだって間違っていないのです。
その晩は雪が降って風も強かった。
だからお地蔵さんはおじいさんに向かって笠が風で飛ばされないように「もっときつく結んでください」と言ったのです。

別の授業の話し。
この少年が図画の授業でカラスを描きました。
しかし「赤いカラス」を。

それを見た先生は有無も言わさずにカラスを黒に塗り替えてしまったとのことです。
「○○くん、カラスの色は黒で描かなきゃダメでしょ~」…と。

少年は家に帰って母親の前でワンワン泣いたらしいです。
せっかく描いた絵を先生に勝手に塗り替えられた…と。

母親がよくよく聴いてみると…。
少年は昨日の夕方の光景を思い浮かべて絵を描いたらしいのです。
夕方…空を見ていたら夕日に染まるカラスが飛んでいた。だからカラスが赤く見えたのです。

少年は自分のことを「否定された」と思ったのでしょう。笠地蔵の時だって「無視された」と思ったはずです。

こんな大人によって、こうした少年のピュアな心は「普通」になってしまうのでしょう。

全員が同じ答えでないとダメな教育。
だから今の若者は周囲と同じじゃないと不安になるのです。
そのような社会では発達した文明は望めないのではないでしょうか?

それは歴史が証明しています。
文明や歴史を進歩させるためには「変わり者」が必要なのです。
ガリレオ、アインシュタイン、エジソン、ニュートン、坂本竜馬…etc。
皆、「変わり者」と言われていました。
いや、むしろ彼らを「変わり者」と呼んでいた人たちの方が実は「変わり者」なのかもしれませんね。

学校の理科の授業では「氷が溶けたら」の答えは「水(H2O)」です。
でもこの少年はこう答えました。
氷が溶けたら…「春になる」

答えはひとつではありません。
他人と違っていいのです。
そのことを我々大人は子どもたちに教えてあげなければならないのではないでしょうか。
投稿日:2017-09-30
返信 116
よしのさん
高1削除
息子は、これくらいで勉強を諦めてしまう、上限の線引きを自分でしてしまいます。
塾の先生にも、中学の時の先生にも、その一線を越えたら、もっとできるし、越えるだけの頭があるのにと言われます。
私は、力以上のことを求めるというより、最後の最後まで諦めずやりきる、悔いのないくらいに。という体験があったほうが、今後よいのではないかと、思います。そんな人に育っていってくれるには、私は黙って見守るだけでいいですか?
投稿日:2017-10-09
返信 117
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
黙って見守るというのは時と場合によります。
助言が必要な時には見守るだけではなく、そっと背中を押してあげるのも親の役目です。

その点では「最後まで諦めずにやり切る」というのはとても大切なことです。
このことで達成感を味わうことができます。

そして、達成感と言う意味では「少し高い目標を掲げる」というのも大切な目標設定項目です。
決して力以上のことを求めるのではなく、本来は少し頑張れば出来るのに勇気を出さずにその手前で諦めてしまうこをと阻止するために、少しだけ高い目標を設定するのです。

それを達成できれば、その達成感は更に強く自分の自信につながります。
投稿日:2017-10-09
返信 118
よしのさん
高1削除
ありがとうございます。
工夫して、実行してみます。

また、最近、五年生の娘が、なぜ勉強しなくてはいけないの、めんどくさいし、大人なって使わない、もし、使うことあっても、私は、分数で分けるような考え使わない。他のやり方する。と言い。なかなか、勉強しません。頭は悪くなく、むしろよい方で、マラソン大会、運動会などがどれも嫌です。最近、算数の考えることがしんどい。
と言います。少し、風邪をひくと、ぜんそくぽくなります。
勉強が何故大切かという説明をするだけで良いのでしょうか?

投稿日:2017-10-16
返信 119
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
何故勉強が大切かを説明するだけでは、片手落ちです。
その説明を「納得させる(腹落ちさせる)」ことが大切です。
そして、「あ~だから勉強が大切だったんだ」と思わせ、
その結果として、意欲的に主体的に勉強に取り組み、
自分の成長につなげてもらうことが目的です。
投稿日:2017-10-16
返信 120
よしのさん
高1削除
なるほど、そうですよね。特に娘の性格は納得しないといけないし、人に言われてするのは嫌なタイプです。

知るとが楽しい、出来たら楽しい、分かると楽しいと思えたら
もっと良いですね。
投稿日:2017-10-17
返信 121
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
そうです。
知識を吸収することの楽しさがわかれば「もっと学びたい」と思うでしょう。
そして、そのことを誰かに伝えるのです。
人は知りえた知識を誰かに伝えることで記憶の定着が格段にあがります。
何よりも、人に教えることで人から喜んでもらえますし。
その繰り返しが自己肯定感を高めることにもつながりますよ。
投稿日:2017-10-17
返信 122
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
確かに考えすぎてしまって苦しくなったり、焦ったりしてしまうかもしれません。
「焦ってはいけない」と考えれば考えるほど、その苦しさは重くのしかかることでしょう。

であれば、「焦ったっていいんだ」と思ってみたらどうでしょう。
親ですから我が子の行く末を案じて焦るのはある意味当然です。

また、焦りは「不安」となります。
この「不安の対処法」に関しては以下を参考にしてください。
投稿日:2017-10-18
返信 123
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。
投稿日:2017-10-18
返信 124
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
いかがでしたか。
また、人生とは振り子の法則に則っているとも言われています。
良いこともあれば、悪いこともあるのです。
これを認識できれば、少しは心が軽くなるのではないでしょうか。
投稿日:2017-10-18
返信 125
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
振り子の法則

振り子の法則とは、人生のどん底に居るときには振り子のように成功も伴っているということ。
これを振り子に見立てて失敗側に居る時には、先に成功があるという事を思い浮かべて行動するという訳です。
引き寄せの法則にも共通しているところが、思わなければいけないという事。
日常的に失敗の事しか考えなければ、悪い事は立て続けに起こってしまうし、運が良いと思っているときにはラッキーな事が起こったりします。
経営の神様と言われる松下幸之助氏は「運が良い人とは、自分の事を運が良いと思っている人。運が悪い人とは、自分のことを運が悪いと思っている人。ただ、それだけや」と言ったそうです。

■プラスに向ける考え方
①悪い予感は良い予感に考え方を変える
悪い予感が当たるのはオカルト的なことではなくて、悪い予感を感じるときにはもうすでに悪い出来事が起こっているからです。
「悪い予感がする」この時点で悪い事が起こる要素が盛りだくさんという訳です。
これは主に引き寄せの法則寄りの意見なのですが、悪い予感を感じたときは逆の良い予感を考えて行動すると良いでしょう。
悪い事を考えて行動するより行動範囲が広がるはずです。

②良い行いをしたと思える状況を作り出す
よい行いとは何なのでしょうか?
人間というのは人が見ていない所では手を抜いてしまう生き物です。
他人から見た目線ではなくて、「自分が本当に良い行いをしたと思える状況」を作り出すことは、次に来る良い出来事に繋がります。
些細な事でもよいので、1日に1回は良い行いをしたと思える状況を作り出してやると、メンタル的に活力が沸いてくると言われています。

③そんなもんだと割り切る
起こってしまった状況に対していつまでも念を持ち続けるのは厄が貯まってしまいます。
このような時には「そんなもんだ」と割り切る事が重要となります。
いい意味での「開き直り」です。
開き直りはマイナスなイメージとして捉えられているが、そんなもんだと開き直る事は次のステップへと進むためのメンタルを作るメリットがあるのです。
投稿日:2017-10-18
返信 126
よしのさん
高1削除
三学期になり息子は腹痛体調悪く、学年末テストを控え、私が本人より焦ってイライラし、息子の人生なのに、支えになるのではなく、要らないおせっかいをし、息子を苦しめ、やる気を逆に無くすようなことをしてしまいます。
息子の邪魔をしないように、やる気がでるような態度や言葉のかけ方は有りますか?
また、こんなときこそ私が冷静
に穏やかな母親でいるには、どうしたら良いですか?
投稿日:2018-02-26
返信 127
よしのさん
高1削除
息子は、本当に良く頑張り、踏ん張り続けています。
逃げずに、毎日自分と向き合い真剣に変わろうと努力しています。
投稿日:2018-02-26
返信 128
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
やる気がでるような態度や言葉のかけ方。
また、こんなときこそ冷静に穏やかな母親でいるには、どうしたら良いか・・・とのことですね。

「親が変われば子も変わる」

これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。
では、どうかわればいいのか。
以下を参考にしてください。
投稿日:2018-02-26
返信 129
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方がわからない。
自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。

まず、自分の中にも
“「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。
そのことを認識することが優先されます。

この2つを分類してみると、
自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」
に区別できます。

例えば、今、この文章をを読んでいるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、
「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、
そのようにできるはずです(行動)。

このように「思考」や「行動」は、
インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」
と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、
「胃液を通常の5倍出してみてください」
と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。

「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると、
「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。

例えば、思わぬミスをしてしまったとします。
よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、
次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教
材になったと言えます。

成功を目指す過程において、
良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。

言うなれば、
この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。

ホームで電車を待っているとします。
急いでいる時に限って遅れる。
そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして
しまうでしょう。

しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。
……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。
「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて
いるのです。

自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、
「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、
という行動を起こせば時間を有効に使えますし、
自分にとってもプラスなはずですよね。

カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。
その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。
この手法により、より早く効果が出ると言われています。

「楽しいから笑う」ではなく、
「笑っているから楽しくなる」という考え方です。

このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて
いく習慣をつける。
これが自分を変える近道であり、
その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

また時々、
「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」

これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。

自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、
もしかしたら……
「過去の事実」は変えられないにしても、
「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

江副浩正(リクルート創業者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-02-26
返信 130
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
そして、自分を変えるには自分の受け止め方を変えることです。
投稿日:2018-02-26
返信 131
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2018-02-26
返信 132
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
変わった親を見て、子どもは「自分も変わっていこう」と思えるのです。
要するに子どもは親の背中を見て育つということです。
投稿日:2018-02-26
返信 133
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
■子どもは親の背中を見て育つ

弟子が師匠の後ろ姿で学ぶように、上司の姿を見て、部下が仕事が何たるかを学ぶように、人は、前を歩いている、傍にいる人の影響を受けて、成長をしていくものなのでしょう。

そして、「子どもは親の背中を見て育つ」。

これは”背中を見て育つ”、際たる例ではないでしょうか。

『こころのチキンスープー愛の奇跡の物語』という本に、こんなお話が紹介されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『子どもは大人の鏡』

子どもは、批判されて育つと人を責めることを学ぶ
子どもは、憎しみの中で育つと人と争うことを学ぶ
子どもは、恐怖の中で育つとオドオドした小心者になる
子どもは、憐れみを受けて育つと自分を可哀想だと思うようになる
子どもは、馬鹿にされて育つと自分を表現できなくなる
子どもは、嫉妬の中で育つと人をねたむようになる
子どもは、ひけめを感じながら育つと罪悪感を持つようになる

子どもは、辛抱強さを見て育つと耐えることを学ぶ
子どもは、正直さと公平さを見て育つと真実と正義を学ぶ
子どもは、励まされて育つと自信を持つようになる
子どもは、ほめられて育つと人に感謝するようになる
子どもは、存在を認められて育つと自分が好きになる
子どもは、努力を認められて育つと目標を持つようになる
子どもは、皆で分け合うのを見て育つと人に分け与えるようになる
子どもは、静かな落ち着いた中で育つと平和な心を持つようになる
子どもは、安心感を与えられて育つと自分や人を信じるようになる
子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと生きることは楽しいことだと知る
子どもは、まわりから受け入れられて育つと世界中が愛であふれていることを知る

あなたの子どもはどんな環境で育っていますか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私の友人に、保育士の女性がいるのですが、彼女がいっていたのがこんな話でした。

「子どもを見ると、親がどんな生活をしているのか、手に取るようにわかるんだよ。
例えば、4歳の子どもが、「物を足でどかす」みたいなことを普通にしていると、ほぼ100%、親がそれを家でやっていたりする。
他にも、片付けない、挨拶しない、なども大体同じだよね。」…と。

上に立つ人が、「見られていないだろう」と思い、良くないな、と自分でも思う事をついしてしまう。
見られていないから大丈夫だろう。
そう思ったりするかもしれません。
でも、子どもはもちろん、そういった何気ない仕草こそ、よーく見ているものです。

そして、その行為こそが、影響を与える最も大きなことなのではないでしょうか。

ベストセラーとなった、スティーブン・R・コヴィーの書籍「7つの習慣」の次の習慣として、「第8の習慣」という本があります。
これは、『より高い次元のリーダーシップ』の原則(周りに大きな大きな影響力を与えるリーダーシップ)について書かれている本なのですが、この本では、こんなことを言っています。

『リーダーは、”模範”にならねばならない』。

自分は、後ろにいる人達に対して、良き背中を見せられているだろうか?
自分の子どもに対して、良き模範となれているだろうか?
自分の部下が見て、恥ずかしくない行動をとれているだろうか?

こんなことを、時に立ち止まって考えてみることも、大切かもしれませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

偉大な人物には必ず偉大な母親がいた。
(オリーブ・シュライナー)

投稿日:2018-02-26
返信 134
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
また、冷静で穏やかな母親であるにはまず「笑顔」です。
親(特に母親)の笑顔は子どもにとって最高のご褒美であり、安心を与えるものです。
投稿日:2018-02-26
返信 135
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「笑う門には福来る」

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せに!
投稿日:2018-02-26
返信 136
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
上記は既に何度かお伝えしている内容も含まれます。
あえてそれをご紹介したのは、その時々で伝わり方が違うからです。
今の想いをそのままに、今の感情のまま読んでいただければ幸いです。
投稿日:2018-02-26
返信 137
よしのさん
高1削除
本当に、何度ももらうコメントで、自分の心の使い方の癖がわかります。
なかなか、変わることは難しいです。特に調子の悪いときは、特にですね。

もうひとつお聞きたいのは、少しずつ子離れしていく方法を、お聞きしたいです。
当事者だと、離れ方が分かりにくかったりします
投稿日:2018-02-28
返信 138
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
子離れしていく方法ですね。
これは特効薬はありません。
まずはその必要性を本気で感じることが求められます。
子どもは親の所有物でもなければ、親の求めることも行う存在でもありません。
子ども個人の人生があるのです。

まずはそれを認識しましょう。
それをご理解しているという前提で、以下の内容を参考にしてください。
投稿日:2018-02-28
返信 139
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
■過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この中で言う「他人」は自分以外を指します。
なので親兄弟・子ども・親戚などの身内も「他人」という定義です。

どんなに変わって欲しいと願っても変わらないのです。

例えば親の言動に心を痛めても、または子どもの行いにイライラしても・・・
それは、親や子ども自身の問題なので、基本的にあなたが関与することはできないわけです。

親や子どもが変わろうと思わない限り変わりません。
それを待つしかないのです。

…であれば、変えられる「自分」や「未来」を変えることにエネルギーを費やした方が建設的です。

冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。

そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。

自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。
投稿日:2018-02-28
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若者教育支援センターさん
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親が変われば子も変わる(縦軸・横軸)

「勉強をしていないことでみんなについいけない」という不安は大いにお察しします。
親としては焦りますよね。

しかし、一方でそのようなスタンスがすべてに出ていてお子さんをイライラさせているのかもしれませんよ。

「そのようなスタンス」とはなにかわかりますか。

それは周囲と比べることです。
「周りについていけない」と無意識に思ってしまっているのかもしれませんが、心配すべきは周囲にくらべてどうかではなく、本人の学力が以前と比べてどうなってしまうのかと言う問題ですよね。
似てるようで受け取る側からすると大きく違いがあります。

今回、無意識に「みんなについていけない」と本人とみんな(周囲)とを比べてしまっていますが、大切なのは、子どもを横軸(周囲との比較)ではなく、縦軸(本人の成長度)で見てあげることです。

そのように思えれば、「みんなについていけない」という不安自体が存在しなくなるので不安や焦りもせずに済みます。
不安や焦りがなくなれば自然と笑顔で過ごせます。
笑顔は周囲の相手にも波及します。
また、笑顔でいることでお子さんにも好影響です。
親がイライラと怖い顔をしたり、悲しい顔をしているのを子どもはしっかりとみています。
「親が怖い顔(悲しい顔)をしているのは自分のせいだ」と思い、ストレスを溜めこんだり、自分を傷つけたり、相手を傷つけたりします。

でも子どもを縦軸でみることで、お子さんを追い詰めることもせずに済みます。

生まれた瞬間に不登校の要素を持って生まれてくる子どもは一人もいません。
子どもは誰かの影響があって性格が形成されていきます。
「生まれつき」なんてことはないのです。

その「誰かの影響」とは「誰」なのでしょう。
当然、生まれてから今まで一番長く一緒に生活している「親」です。

親が子どもの成長に大きな影響をもたらしているとしたら!
子どもに変わって欲しという願いを叶える手段はただひとつ、それは「親が変わること」です。
投稿日:2018-02-28
返信 141
若者教育支援センターさん
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「ゲシュタルトの祈り」

ゲシュタルトの祈りはよく親子関係のセミナーや人間関係のセミナーで紹介されるもので、ドイツの精神医学者にしてゲシュタルト療法の創始者フレデリック・S・パールズ(1893~1970)が書いたものです。

【ゲシュタルトの祈り】
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。


いかがでしょうか?
親子関係でも夫婦関係でも職場の人間関係でもすべての人間関係に共通するお話です。

ゲシュタルトの考えで一番大切にすることは「私は私」
これは利己主義とは全く違って自主性の確率・人間の成熟です。

本当の意味で成熟した人の「私は私」は他者が自分の思い通りに動かなくても自分の能力の限界と関与していいラインを引けているので潔く気持ちを切り替えることができます。
もし他人に対して「行動期待⇒期待通りにならない⇒怒り・悲しみ」というようなことがあればそれはあなたの自主性が確立されていない…というふうに捉えられるでしょう。

逆に言えば、人として未成熟(伸びしろがあるってことですよね)。
残された可能性がいっぱいということなので早速、自分の自主性の確率に取り組めばいいだけなのです。

私は何がしたいの?
どうなりたいの?
何ができるようになりたいの?

これらを明確にして、取り組んでいくだけでいいのです。
とてもシンプルですよね。

またパールズは、「より良い人間関係を作ろうとすること自体、“自虐”である」と言っています。
特に人と人はうまくやろうなどと意識しなくてもいいと…。

ただ、我々は、成熟した人間同士だったら 特に意識しなくてもお互い自然なかたちでうまくいくような気がします。
…ということで パールズの言葉を言い換えると、
「成熟していない人とは付き合わなくてよろしい」ということになるかもしれませんね。

人と人のお付き合いは自分自身の鏡です。
今、あなたの周りにいる人は、あなたの立っている位置を映し出してくれる鏡です。
近寄ってこようとする人も、あなたの立っている位置を映し出してくれる鏡です。
あなたが成熟すれば あなたの周りも成熟した人たちに変わります。

だから心配しないで結構です。
今のお付き合いに執着しないで大丈夫。
人は自然に似た段階の人が集まるようにできていますから。

そして一番意味が深いのが、「ゲシュタルトの祈り」の最後の一文だと言われています。
「たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ」

私たちは出会うことに意味を感じ出会わないことには意味を感じないでいませんか?
出会って知り合いになった方には不思議なご縁だね…と 喜び合うことはあります。

出会わない人もこれまた 出会わないという不思議なご縁。
どちらにも価値を置かないで、ありのままを受け入れるというパールズらしい最後の一文です。
投稿日:2018-02-28
返信 142
若者教育支援センターさん
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■子どもは親の背中を見て育つ

弟子が師匠の後ろ姿で学ぶように、上司の姿を見て、部下が仕事が何たるかを学ぶように、人は、前を歩いている、傍にいる人の影響を受けて、成長をしていくものなのでしょう。

そして、「子どもは親の背中を見て育つ」。

これは”背中を見て育つ”、際たる例ではないでしょうか。

『こころのチキンスープー愛の奇跡の物語』という本に、こんなお話が紹介されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『子どもは大人の鏡』

子どもは、批判されて育つと人を責めることを学ぶ
子どもは、憎しみの中で育つと人と争うことを学ぶ
子どもは、恐怖の中で育つとオドオドした小心者になる
子どもは、憐れみを受けて育つと自分を可哀想だと思うようになる
子どもは、馬鹿にされて育つと自分を表現できなくなる
子どもは、嫉妬の中で育つと人をねたむようになる
子どもは、ひけめを感じながら育つと罪悪感を持つようになる

子どもは、辛抱強さを見て育つと耐えることを学ぶ
子どもは、正直さと公平さを見て育つと真実と正義を学ぶ
子どもは、励まされて育つと自信を持つようになる
子どもは、ほめられて育つと人に感謝するようになる
子どもは、存在を認められて育つと自分が好きになる
子どもは、努力を認められて育つと目標を持つようになる
子どもは、皆で分け合うのを見て育つと人に分け与えるようになる
子どもは、静かな落ち着いた中で育つと平和な心を持つようになる
子どもは、安心感を与えられて育つと自分や人を信じるようになる
子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと生きることは楽しいことだと知る
子どもは、まわりから受け入れられて育つと世界中が愛であふれていることを知る

あなたの子どもはどんな環境で育っていますか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私の友人に、保育士の女性がいるのですが、彼女がいっていたのがこんな話でした。

「子どもを見ると、親がどんな生活をしているのか、手に取るようにわかるんだよ。
例えば、4歳の子どもが、「物を足でどかす」みたいなことを普通にしていると、ほぼ100%、親がそれを家でやっていたりする。
他にも、片付けない、挨拶しない、なども大体同じだよね。」…と。

上に立つ人が、「見られていないだろう」と思い、良くないな、と自分でも思う事をついしてしまう。
見られていないから大丈夫だろう。
そう思ったりするかもしれません。
でも、子どもはもちろん、そういった何気ない仕草こそ、よーく見ているものです。

そして、その行為こそが、影響を与える最も大きなことなのではないでしょうか。

ベストセラーとなった、スティーブン・R・コヴィーの書籍「7つの習慣」の次の習慣として、「第8の習慣」という本があります。
これは、『より高い次元のリーダーシップ』の原則(周りに大きな大きな影響力を与えるリーダーシップ)について書かれている本なのですが、この本では、こんなことを言っています。

『リーダーは、”模範”にならねばならない』。

自分は、後ろにいる人達に対して、良き背中を見せられているだろうか?
自分の子どもに対して、良き模範となれているだろうか?
自分の部下が見て、恥ずかしくない行動をとれているだろうか?

こんなことを、時に立ち止まって考えてみることも、大切かもしれませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

偉大な人物には必ず偉大な母親がいた。
(オリーブ・シュライナー)

投稿日:2018-02-28
返信 143
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「躾(しつけ)の三原則」

“国民教育の師父”と謳われた教育哲学者・森信三先生。
SBIホールディングスの北尾社長やレスリング指導者のアニマル浜口さん等々、数多くの指導者が敬愛してやまないと言われています。
その森信三先生の代表的な教えの一つ「躾(しつけ)の三原則」をあるインタビュー記事から紹介します。

 1、朝、必ず親に挨拶をする子にすること。
 2、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること。
 3、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。

じゃ、このしつけのコツはというと、まず、母親自身が、ご主人に対して朝の挨拶をハッキリするようにし、また、ご主人から呼ばれたら、必ず「ハイ」とはっきりした返事をするように努力することです。

この「ハイ」という一語によって、その人は「我」を捨てるわけです。
つまりそれまでの意地や張りの一切を投げ捨てるわけです。

同時に、それによって当の本人はもとより、一家の人びとの雰囲気までが変わりだす。

昔ね、登校拒否の中学生をもって困り抜いたお母さんから相談を受けたんですがね、その解決法はただ一つあるだけで、それは明日からあなたがご主人によく透る声で「ハイ」と返事をされることですといった。

その人はその通りしたんでしょう、その子どもはその後11日目にはもう登校しだしたとのことでした。

「ハイ」という言葉が本当にいえたら、非行少年でも徐々に変わってくる。

ところが、本当に「ハイ」がいえる婦人は100人のうち、2、3人じゃないかな。

表現を変えればね、これだけの俸給を得るために、主人がどれほど下げたくない頭を下げ、いいたくないお世辞をいっているか。
…ということのわかる奥さんにして、初めて聡明な母親となるわけです。

インタビュー記事は以上です。

「躾(しつけ)」とは「身」を「美しく」と書きます。
まずは親が日常の立ち居振る舞いを美しくすることで、それを見ている子どもも変わってきます。
「親が変われば、子も変わる」…これは我々が長年伝え続けてきたことです。

ぜひ、実践してみてください。

投稿日:2018-02-28
返信 144
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
親の責任

親の責任ってなんでしょう。
どんな人生本をみても、
「親がしっかりした生きる姿勢をもつこと。人生観を確立すること。
そこから、子どもに対しての十分な説得力も生まれてくる・・・」などと書かれています。

その通りです。

「親になるのは優しいが、親であることは難しい」という言葉を聞いたことがあります。

確かにその通りの一面があると思います。

そして、その親として難しいことの最たるものが、子どもへの躾(しつけ)、教育というものではないでしょうか。

昔から「三つ子の魂百まで」と、「鉄は熱いうちに打て」などと言われますが、人間が一人前の立派な人間として成長していくためには、生まれてから大人になるまでに、人間として大切なことを、しっかりしつけられ、教えられるということが、どうしても必要です。

人間としての生き方というものは、誰からも導かれずして自然に養われるというものではありません。

かつて、インドのジャングルで赤子の時からオオカミに育てられた少女が発見され話題になったことがありましたが、少女はオオカミのように吠えるだけで、もはや人間の生活には戻れなかったと言います。

どのような偉人であろうと、やはり子どものうちに、人間としての正しい方向付けがなされる必要があるわけです。

そうした子どもたちに対する方向付けというものは、広くは、その時々に生きる大人全体が果たすべき役割であり、責任であると言えます。

直接的に、日々子どもに接している親が、一番大きな責任を担っているのです。

したがって、親である限りは、この責任を子どもに対するしつけ、教育という形で、どうしても果たしていかなければなりませんが、これがなかなか難しいのです。
そのために、昔の商家などでは、自分の子を他のしかるべき店に預けて教育してもらうといったことがよく行われていたわけです。

言えることは、親自身が一つの人生観なり社会観というものを、しっかり持つことです。

親が直接的に子どもに「こうしなさい、こうしたらいけない」といったように教えたり、しつけたりすることも、極めて大切だと思いますが、それと共に、あるいは、それ以上に必要なのが、親なりの人生観や社会観を持っていることだと思います。

親にそういうものがあれば、それが信念となって、知らず知らずのうちに言動に現れ、それが子どもに対する無言の教育となっていくでしょう。
投稿日:2018-02-28
返信 145
よしのさん
高1削除
スクールカウンセラーの方や、学校の先生は、まるでマニュアルがあるかのごとく、15才の高校生だとこんな感じだから、この辺りからやってみましょうとかよく言われるんですが、そんなマニュアルがあるなら教えて頂きたいです。みんなはできて、普通の高校生なのに、貴方は親として駄目だったみたいに感じます。

いじめのダメージも人によって違うので難しく、子離れのタイミング本当に難しいです。

投稿日:2018-03-01
返信 146
よしのさん
高1削除
すみません、愚痴になりました。ですが、世の中、秩序や常識とかいうわりには、理不尽なことを平気でする人のほうが、上手く世の中を渡っていきます。いわゆる人のなかで揉まれるということでしょうか。下手に純粋に無垢に育つといじめにあったり、弱いとか言われて、どう育てたら良かったんだろうか?とか、沢山考えてしまいます。
投稿日:2018-03-01
返信 147
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
愚痴、大歓迎です。
お気になさらずこれからも愚痴ってください。
この掲示板はそのような場でもあります。
投稿日:2018-03-02
返信 148
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
マニュアルに沿った教育・・・残念です。
人はロボットではありません。
マニュアルを超えたところに感動があることを知ってほしいです。
投稿日:2018-03-02
返信 149
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
子離れは無理にしなくてもいいのではないかと思い始めました。
「~ねばならない」という考え方の方を変えていった方がいいのかもしれませんよ。

気づいたら自然に子離れできていた・・・というのが実は大半かもしれません。
投稿日:2018-03-02
返信 150
よしのさん
高1削除
前任のスクールカウンセリングの先生に、子供からいらないお節介だ。自分で出来るから。分かってる。など言われた時に、あえて手を出すことは過保護の域です。あと、自分で出来そうなことまで、してあげてしまうことも。と言われたのを、おもいだしました。

まず、自分で考えてやってることを、見守って、それで、子供が失敗しても、子供が考えて判断したことを、例え間違ったとしても、その部分を責めてはいけない。なぜ失敗したのかを考える機会を与えるか、一緒に考える。ことですよね。
4月より、かなり息子の出来ることが増えたり、自分の考えを言うこと、判断力も意志も体力も出てきた。
喜ばしいことなのに、そのスピードやよくなったり悪くなったりの波に、私がついていってない感じですね。

息子が、ときどき、カウンセラーの方に、何かあったら最後は親が何とかしてくれる。親のせいで自分はこんな風になった。というのが気になると言われたこと、息子に、生まれたくなかった。ともよく言われるのも、気になりますが、また、どうしたらいいか考えていこうとおもいます。

なので、今のカウンセラーの先生がおっしゃった、子供と同じ土俵に乗ってる。子離れしてもらわなくては。と言われたことが分かってきました。

返信143ですが、私は、ずっと俺の言うとおりにしろ。俺が正しいという主人と暮らしています。ずっと逆らわず家族が大変になったのは、自分の子育ての悪さ自分が悪い自分のせいと反省ばかりして、生きてきましたし、責められもしました。
それでも、ハイという必要性をハイという意味を、割りきり方を教えて頂きたいです。
宜しくお願い致します。




投稿日:2018-03-03
返信 151
よしのさん
高1削除
もう一つ、子供の睡眠障害のTVをたまたま見たのですが、息子や主人の症状にかなり似ています。今までストレスで夜型になってると思ってましたが、入院せず家で治す方法ありますか?
投稿日:2018-03-04
返信 152
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
前任のスクールカウンセリングの先生の言葉を思い出したとのこと。
過保護と過干渉は違います。
我々なりにまとめたものがございます。
以下を参考にしてください。
投稿日:2018-03-05
返信 153
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2018-03-05
返信 154
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
>それでも、ハイという必要性をハイという意味を、割りきり方を教えて頂きたいです。

それは「143」に紹介した内容とはまったく別として考えて行った方がよいです。

「ずっと俺の言うとおりにしろ。俺が正しい」ということが果たして正しいかどうか。
そもそも論になってしまいます。

ご主人は未熟です。
まだまだ精神的にも子どもで可哀想・・・って思えば優しくなれるかもしれませんね。
投稿日:2018-03-05
返信 155
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
入院せずに治す方法は我々にはわかりません。
もしも睡眠障害で医師の診察や入院が必要であればそれを選択しない理由がわかりません。
なぜ入院しないで治す方法をお知りになりたいのですか。
投稿日:2018-03-05
返信 156
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
似ているといってもそれと同じではないという視点も必要です。
ある一つの事象が一致したからといってそれをすべて同じと判断してしまう方が危険です。
投稿日:2018-03-05
返信 157
若者教育支援センターさん
よしのさん削除
「過度の一般化」(overgeneralization)

これは、個々のケースを一般化し、多くのケースに当てはめようとする行為。狭い範囲のことや、ひとつの事例を、全体に通用させようとする。時には、個人的な経験を、みんなもそうなるに決まっていると、一般的なものに拡大してしまうことも。例えば、あるやり方で成功したとします。すると、このやり方で「何にでも成功する」ものだと信じてしまう。あるいは、「いつも成功する」のだとしてしまう。逆に、一度失敗すると、「必ず失敗する」のだと思ってしまう。いつ、何に適用しても、失敗するのだと信じる。極論すれば、一度の失敗で、これからもずっと失敗するものだと思ってしまうし、一度の成功で、全部に成功するものだと思ってしまう。そう固く信じ、疑いません。(この場合の「一度」は厳密な回数ではなくて、少ない回数のこと)

しかし、これも、場合場合なんですね。「こうやったら成功する」にしても、「こうやったら失敗する」にしても、それは限定された範囲に適用されるもので、それを超えると、うまくいかなくなります。場合によっては、「たまたま」なんてことも、あるでしょう。そんなことは検証してみないと、分かりません。

例えば、薬というのは限定された症状に効果を発揮するのであって、他の症状には(基本的には)効かないし、時には害にさえなります。
ただ、過度の一般化に囚われると、こういうことが分からなくなってしまう。

一度効果を実感してしまうと、いつも効くように思ってしまう。また逆に、一度効果を感じられないと、全部に効果がないものだと思ってしまいます。
基本と例外を考えるなら、例外ばかりに目がいって、基本を蔑ろにしてしまう。

基本というのはだいたいそうなること、だいたいそうであることなのですが、例外ばかりに囚われると、認知しにくくなるようです。「確かに絶対ではない、でも、だいたいそうである」が、なかなか理解できない。

こういったことの背景にも、ひょっとしたら、認知の歪みがあるのかもしれません。

一度成功すると(成功したと聞くと)、いつも成功すると思ってしまう。科学的根拠も統計的な有効性も立証されていないにもかかわらず、それが有効な医療行為だと錯覚してしまう。逆に、だいたい成功するけれど 時には失敗することのある 一般的な医療行為の方を、疑ってしまいます。

一般的な医療行為とて完全ではありませんから、時には効果があまり見られない場合もあるでしょう。そして、この場合、それが拡大され、「何だ効果がないじゃないか」→「何にでも効果がないに違いない」となってしまう。

実際に全体のうち どれくらいの割合で効果があったりなかったりするのか、そういうことが無視されてしまいます。

一方で、わずかな成功例が拡大され、もう一方で、わずかな失敗例が拡大されてしまう事態に。そしてそれを信じたら、とことん邁進してしまう。


また、こういう認知になると、往々にして、悪者が作られてしまいがちです。

悪い部分だけがクローズアップされ、まるで全部が悪いかのような扱いを受けてしまう。また時には、悪い部分が多いものが信奉され、実際よりよいものとされたりもする。

目の前のものが、正しく認知されません。


これも、オール・オア・ナッシングと同様、場合場合や割合が無視されていますよね。一度や数度が拡大され、いつものように扱われてしまう。

なので、もう少し全体を見る習慣が求められるようです。

別に、部分に注目することは悪くはないのですが、それがいつもになったり、何にでもとなったり、全体を無視して使われると、バランスを失ってしまうようです。

なので、全体を見ることも、時には求められます。というか、部分も全体も、両方が大切になる。その一方のみになると、偏りが生じるようです。

たまには他のものに触れたり、視点を変えたり、そういうことが必要になってくる。あるいは、もう少し合理性というものを鍛えることも、必要になるかも。

何より、「本当にそうか?」と、確認することが大事。

部分も大事、でも、全体も大事。どちらも同等に扱うことが、脱出の秘訣です。本当に「必ずそうなる」のか、検証しないと、危ないかも…
投稿日:2018-03-05
返信 158
よしのさん
高1削除
分かりました。ハイと言ってみます。
過保護と過干渉のことも、気を付けながら、前進していきたいです。
冷静に、俯瞰でものをみなくてはいけないのに。
三学期になり、結構いっぱいいっばいになったり、疲れてきました。
息子も、疲れてるのに、悪かったと思います。
過度の一般化は、私の癖かもしれませんね。これも、気を付けます。
睡眠障害の件は、まだ私の努力できそうな所があるので、努力してみます。

色々、ご相談していますが、良いこともあり、
昨日、娘がお母さんの姿を見て、私も学ぶところがあると言ってくれました。私は、出来たお母さんではないですが、頑張り続ける姿と、最後まで諦めない、考え工夫してやってみることは、背中で伝えたかった。
ので、何かを感じとってくれていたら嬉しいなと思います。
息子も、今朝は送った車から一人で保健室に行きました。
色々考えを言ってくることが多くなり、自分でやれるから、考えてるから、と言うようになり、失敗するかもしれないけど、良い兆候です。
有難いです。

投稿日:2018-03-06
返信 159
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
とてもよいことがありましたね。
親の姿を見て学んでもらえるということはとても素晴らしいことです。
日頃のよしのさんの頑張りは必ず伝わります。

失敗も成功するまで継続すれば、それは成功までのプロセスとして蓄積されます。

これからも親の背中を見せ続けましょう。

でも、時には辛くなることもあります。
そんなときはこの場で吐き出してくださいね。
投稿日:2018-03-06
返信 160
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
■子どもは親の背中を見て育つ

弟子が師匠の後ろ姿で学ぶように、上司の姿を見て、部下が仕事が何たるかを学ぶように、人は、前を歩いている、傍にいる人の影響を受けて、成長をしていくものなのでしょう。

そして、「子どもは親の背中を見て育つ」。

これは”背中を見て育つ”、際たる例ではないでしょうか。

『こころのチキンスープー愛の奇跡の物語』という本に、こんなお話が紹介されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『子どもは大人の鏡』

子どもは、批判されて育つと人を責めることを学ぶ
子どもは、憎しみの中で育つと人と争うことを学ぶ
子どもは、恐怖の中で育つとオドオドした小心者になる
子どもは、憐れみを受けて育つと自分を可哀想だと思うようになる
子どもは、馬鹿にされて育つと自分を表現できなくなる
子どもは、嫉妬の中で育つと人をねたむようになる
子どもは、ひけめを感じながら育つと罪悪感を持つようになる

子どもは、辛抱強さを見て育つと耐えることを学ぶ
子どもは、正直さと公平さを見て育つと真実と正義を学ぶ
子どもは、励まされて育つと自信を持つようになる
子どもは、ほめられて育つと人に感謝するようになる
子どもは、存在を認められて育つと自分が好きになる
子どもは、努力を認められて育つと目標を持つようになる
子どもは、皆で分け合うのを見て育つと人に分け与えるようになる
子どもは、静かな落ち着いた中で育つと平和な心を持つようになる
子どもは、安心感を与えられて育つと自分や人を信じるようになる
子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと生きることは楽しいことだと知る
子どもは、まわりから受け入れられて育つと世界中が愛であふれていることを知る

あなたの子どもはどんな環境で育っていますか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私の友人に、保育士の女性がいるのですが、彼女がいっていたのがこんな話でした。

「子どもを見ると、親がどんな生活をしているのか、手に取るようにわかるんだよ。
例えば、4歳の子どもが、「物を足でどかす」みたいなことを普通にしていると、ほぼ100%、親がそれを家でやっていたりする。
他にも、片付けない、挨拶しない、なども大体同じだよね。」…と。

上に立つ人が、「見られていないだろう」と思い、良くないな、と自分でも思う事をついしてしまう。
見られていないから大丈夫だろう。
そう思ったりするかもしれません。
でも、子どもはもちろん、そういった何気ない仕草こそ、よーく見ているものです。

そして、その行為こそが、影響を与える最も大きなことなのではないでしょうか。

ベストセラーとなった、スティーブン・R・コヴィーの書籍「7つの習慣」の次の習慣として、「第8の習慣」という本があります。
これは、『より高い次元のリーダーシップ』の原則(周りに大きな大きな影響力を与えるリーダーシップ)について書かれている本なのですが、この本では、こんなことを言っています。

『リーダーは、”模範”にならねばならない』。

自分は、後ろにいる人達に対して、良き背中を見せられているだろうか?
自分の子どもに対して、良き模範となれているだろうか?
自分の部下が見て、恥ずかしくない行動をとれているだろうか?

こんなことを、時に立ち止まって考えてみることも、大切かもしれませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

偉大な人物には必ず偉大な母親がいた。
(オリーブ・シュライナー)

投稿日:2018-03-06
返信 161
よしのさん
高1削除
このような経験からか、息子が、心理学に興味を持ち始めました。また、英語が通じるのが嬉しい。とか、色々、やりたいことや自分ができることを最近言いはじめました。
成績一年生は悪いけど、大学まにあうかなぁ。などの不安と希望も言ったりします。
そんなとき、今は、ただ聞いて受け止めるだけでいいんでしょうか?
投稿日:2018-03-07
返信 162
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
何かに興味を抱くことはとてもいいことです。
その夢を実現する原動力は周囲からの共感。
親としてはその夢を抱いたこと自体を褒め・喜び・共に乗り越えていくことを言葉で伝えてあげましょう。
投稿日:2018-03-07
返信 163
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
きっと夢を叶える過程では途中で挫折したり、くじけたりすることもあるかもしれません。
でも、夢はあきらめたらそこで試合終了です。
継続していけるように支援するためにも声掛けは大切です。
投稿日:2018-03-07
返信 164
よしのさん
高1削除
褒め、喜び、共感と、
支援のための声掛けですね。

ついつい、多くを求めて失敗しそうなので、お聞きして良かったです。


投稿日:2018-03-08
返信 165
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ご理解に感謝です。
多くを求めてがんじがらめになるよりも、出来ることからコツコツと進めていけばいいと思います。

よしのさんなら大丈夫!
投稿日:2018-03-09
返信 166
よしのさん
高1削除
息子の、メンタルを治すには、周りの人ばかりに気持ちをとられ、気にばかりして、人に褒められたら喜び、くさされたら悲しみ、人にこうしたら。と言われたら、考えずに、そのままして、失敗し。まるで浮草で自分の考えなくしてしまう。他者中心で、人からどう思われるか、どうされるか、ばかり気にして
エネルギーを使い果たす。それでは、いつまでも治らない。自分自身に目を向けて、人はそんなに息子のことを見ていない
大丈夫大丈夫と毎日そう思うように努力してほしい。自分はどして、生きていくのか。将来を見据えてどうしたいから、自分はこうするという努力をこの春休み、考えてほしいと言いました。そうしないと、二年生も同じか、クラス替えで、へたしたら、不登校になる可能性がある。といいます。
どうしたらいいでょうか?
投稿日:2018-03-11
返信 167
よしのさん
高1削除
上記のことを、主人に言われました。

日々の心への問いかけをし、息子の意識が変わらないと、何時になっても、根本的に治ってない。すぐ何かあったら、人の中に入れない症状が出る。と言われます。

その方法で、いいのでしょうか?悩みます。

投稿日:2018-03-11
返信 168
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ご主人のご心配も分かります。
むしろ、親であれば当然の心配です。

一方で・・・
「そうしないと、二年生も同じか、クラス替えで、へたしたら、不登校になる可能性がある」
・・・このようなことはご夫婦間では話し合っても良いですが、お子さんに伝わらないようにして頂きたいです。
親の心の内は親が感じてる以上に子どもに伝わります。
投稿日:2018-03-11
返信 169
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
結局はお子さんの人生はお子さん自身が切り拓いていかなければいつまでたっても自立できません。

しかし、親としてお子さんに対してメッセージは伝え続けましょう。

・他者中心で、人からどう思われるか、どうされるか、ばかり気にして
エネルギーを使い果たす。
・それでは、いつまでも治らない。
・自分自身に目を向けて。
・人はそんなにあなた(息子さん)のことを見ていない。
・大丈夫大丈夫と毎日そう思うように努力してほしい。
・自分はどして、生きていくのか。
・将来を見据えてどうしたいから、自分はこうするという努力をこの春休み、考えてほしい。

これらのメッセージはとてもよいです。
どうか伝え続けてください。

それで失敗してもいいじゃないですか。
そもそも人生で失敗なんてないのです。
成功するまで続ける限り失敗はない。

そして、万が一、本人が「失敗した」とくじけたときは親がその支えになってあげればいいのです。
投稿日:2018-03-11
返信 170
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
スコットランドの古い詩の一節をご紹介します。

「我々のもっとも大きな誇り、それは決して倒れないことではない。
 倒れるたびに立ち上がる、それが誇りだ」

このようなことを親が胸を張ってお子さんに伝えられたらどんなに子どもは勇気を持てるか・・・と思いませんか。
投稿日:2018-03-11
返信 171
よしのさん
高1削除
分かりました。
息子と親の信頼関係がないのに、どういう形で伝えていくのかが問題なのと、
日々、ギリギリのいっぱいいっぱいの生活なので、まだ、注文をつけるのか。と思いながら親からの言葉や、先生の言葉をきいていて、休めないと思いながらやっているということが、自然でなくて、よくないのではともいます。
投稿日:2018-03-12
返信 172
よしのさん
高1削除
私は、主人の言うことを否定してはいないんです。親との信頼関係がないなら、言葉で伝えれば余計逆なでするので、チャンスやきっかけをさりげなく与える方法を今は選んでいます。
何故に、わざわざ、息子が嫌がることをするのか、分からないです。
投稿日:2018-03-13
返信 173
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
どんなに素敵なメッセージでも伝える人と伝えられた人の信頼関係が深まっていなければそれは心に響きません。
心に響くメッセージにするためには、日々のコミュニケーションが重要になります。
時間は掛かりますが、もっとも効果的です。

そのコミュニケーション方法はよしのさんとのやり取り当初にお伝えしていますが、再度、以下にご紹介しますね。
読む時々によって伝わり方も違ってくるかと思います。
投稿日:2018-03-13
返信 174
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-03-13
返信 175
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-03-13
返信 176
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「コミュニケーション~③アサーション・トレーニング」

「アサーション・トレーニング」により、自分も相手も大切にする自己表現法「アサーション」を身につけることができます。
これにより、自分の気持ちを制限することなく、お互いを尊重しながら自己表現し、うまくコミュニケーションをとることができれば、対人関係の悩みが解消されることでしょう。
以下「アサーション・トレーニング」について解説していきます。

1.アサーション・トレーニングとは?
自分と相手、双方を大切にしながら自己表現を行うコミュニケーションスキル「アサーション」。
このアサーションを身につけるためのトレーニングが「アサーション・トレーニング」です。
アサーションの自己表現は大きく3つのタイプに分けられます。

【ノン・アサーティブ(非主張型)】
自分よりも相手を優先し、自分を後回しにするタイプ。
ドラえもんでいえば、のび太君のようなタイプです。
自分の意見を表現しなかったり、しそこなってしまったりします。
自己肯定感が低く、相手の気持ちや態度を考えてしまうために自己主張できずに、自分のことを分かってもらえないという気持ちが残ったり、後で言い訳をしてしまうタイプです。

【アグレッシブ(攻撃型)】
相手よりも自分の意見を優先するタイプ。
ドラえもんでいえばジャイアンのようなタイプです。
自分の意見ははっきりと伝えるのですが、相手の気持ちを無視し、考えを押し付けたりします。
自分が一番という思いが強く勝つことにこだわり、攻撃的自己表現で自分勝手な行動をしたり、自分が優位になるように相手を操作しようとします。

【アサーティブ(攻撃型と非主張型の黄金率)】
自分の気持ちを正直に表現でき、相手の意見も大切にするタイプ。
ドラえもんでいうと、しずかちゃんのようなタイプです。
その場にふさわしい表現で率直に自分の意見をいうことができます。
時には意見がぶつかることも踏まえていて、お互いに意見を出し合い、最終的に双方の納得のいく結論を出そうとする理想的なタイプです。

【タイプの違いによる自己表現の例】
行列に並んでいて自分の前に横入りされた時、
①ムッとして内心腹は立つが、相手には何も言わない。(ノン・アサーティブ)
②割り込みしたことに対して怒り、列から外れるように言う。(アグレッシブ)
③先に並んでいたことを伝え、後ろに並ぶよう丁寧に頼む。(アサーティブ)

アサーション・トレーニングとは、上記③のように自分と相手、両方を大切にした自己表現を身につけるトレーニングです。
相手の意見を尊重しながら、その場にふさわしい表現方法で自分の気持ちや考えなどを正直に伝えられるようになるコミュニケーションスキルを養います。

2.アサーション・トレーニングの必要性
自分と相手の両方を尊重することは、時に心の葛藤を起こすこともあります。
アサーション・トレーニングは、多くのカウンセリング経験を持つトレーナーが担当します。
対人関係や苦手な相手とのコミュニケーションなど個人が抱える問題について、ひとつの正解を求めるのではなく、ひとりひとりが自分なりのアサーションを習得していくことを目指します。
アサーションは、相手を自分の思う考えに導くよう操作したり、無理にイエスを言わせようとするものではありません。
お互いがそれぞれ自分の気持ちを率直に表現しながら、より良い関係を作っていくことが目的です。
アサーションができるようになれば問題なく物事が進むようになり、人間関係の改善も見られるようになるでしょう。
しかし、それが短期的なものであれば無理に自己表現を行うことでストレスが溜まったり、精神状態が悪化するなどの恐れもあります。
アサーションの達成感とは逆に、気づかぬうちにストレスを溜めてしまわないようにトレーニングにより自然に身についていくことが必要です。

【ビジネスシーンでの必要性】
「職場の風通しが悪くては生産性が上がらない」これはビジネスにおいてのコミュニケーションの重要性を物語っています。
さまざまな人間が集まるビジネスシーンでは、年齢や立場、考え方や性格の違う人々との間で良好な人間関係を築いていくことが求められます。
ストレスは、人によってその原因も違えば感じ方も違います。
中でも人間関係のストレスは厄介で、なかなか解決に向かうことができません。
毎日職場で顔を合わせる相手との関係であれば、かなり深刻な問題です。
社訓などで個人を尊重することを前提としていても、立場上イエスマンになってしまったり、「ノー」と言えないことで「うつ」になってしまっては、自分を守ることができません。
会社としても、有能な人材を失うことにもなりかねません。
従来から管理者研修においてコミュニケーションは必須です。
アサーションにおける自他尊重の自己表現を身につけ、実践できることがビジネスの成功につながることは明らかです。

【日常生活での必要性】
苦手な人とのコミュニケーションは、多くの人の悩みです。
誰にでも苦手な人というのはいるものです。
出来るだけ関わらないようにしたいのが本音ですが、実際はそうはいかない場合も多いものです。
アサーション・トレーニングでは、苦手な人とでも良好な関係を築くことができるようになるヒントや技法を習得することができます。
私たちは知らず知らずのうちに自己防衛反応が働き、そのつもりがなくても苦手な相手に感情的な態度をとってしまったり、言いたいことをうまく表現できずに苦労しています。
不思議なもので自分が苦手だと思っている相手も、自分のことを苦手と思っていたということがよくあります。
言ってみれば、それはお互いにうまくコミュニケーションをとりたいという心理の表れともいえます。
アサーション・トレーニングを学び、自己分析することで自分のコミュニケーションパターンが分かり、考え方の方向転換ができるようになるでしょう。
上手なコミュニケーションにより苦手な人たちとの関係がよくなれば、心の負担が軽くなります。

3.アサーション・トレーニングの効果
【ビジネスにおける効果】
サービス業を中心として人と関わる職業のビジネスパーソンは、顧客の要望を聞き入れることが優先となり、結果的に自己犠牲を伴い「燃え尽き症候群」になりやすいと言われています。
熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時から急に意欲がなくなり無気力状態になってしまう。
そうならないためにも、たとえ顧客であっても自分の意思を伝えることが大切です。
無理な依頼をされた時、「そのスケジュールでは難しい」「こういう方法ではいかがでしょうか」など、相手の意見も尊重しながら話し合うことで双方に良い状況を作り出すことが出来ます。これが、アサーションの効果です。

【友人間における効果】
いつも待ち合わせに遅れてくる友人と旅行に行くことになりました。
当日、その友人は30分以上も遅れてやってきて「ごめんね!」と謝りました。
あなたはどんな返答をするでしょうか?
「なんとも思ってないよ」「私も遅れてきたから大丈夫」など、その場を取りつくろうために不満な気持がありながらも適当に済ませてしまったら、旅行の間ずっとモヤモヤした気持ちが残ります。

いつも遅れてくるということは、あなたなら許してくれるという甘えがあるのではないでしょうか。
本当は不満に思っていることを上手に伝えれば、友人の考えや行動も変わるかもしれません。
謝っている友人のことも尊重しながら、自分の気持ちを伝えるにはどのような言い方がよいでしょうか?
「遅れてきたのには理由があるのだろうけど(相手の気持ち優先)、待っている気持ちを考えてくれるなら、次からは約束を守ってほしい(自分の気持ち表現)」などと率直に伝えてみましょう。

結果、お互いに気持ちが通じ合い、これまでより良い関係を築くことができればアサーションの効果があったといえるでしょう。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
友人、親子、夫婦、恋人などの日常の会話を思い出してみて、「あの時はこうすべきだった」「こんな風に言えればお互いを尊重できた」など、まずは身近なところからアサーションを活用してみてはいかがでしょうか。

4.アサーション・トレーニングの実践例
【上司からの無理な依頼を上手に断りたい】
ビジネスの現場で上司からの仕事依頼は、手一杯の仕事を抱えていても断りにくいものです。
自己主張できるタイプの社員であれば問題ないことでも、口下手で自分の意思を伝えることが苦手なタイプの社員には深刻な問題となります。
かといって、どんな仕事も引き受けていては、実質的な負担も心の負担も溜まる一方です。
「悪いけど、すぐに急ぎの書類を作成してくれないだろうか」という上司の依頼を断りたいとき、どのように返答すればよいでしょうか?
例①「はい、わかりました。」と仕方なく引き受けてしまう
例②「今はちょっと忙しいので…」と言いにくそうに断る
例③「それは、私の担当ではないので」と言って断る

②と③は断ってはいますが、あまり良い返答ではないようです。
返事のしかたで相手の受けるあなたの印象はずいぶん異なります。
いつも引き受けていれば、少し無理をしても引き受けてくれると思われるでしょう。
はっきりと断れば、できないということは伝わりますが、このような断り方では印象はよくありません。
アサーションは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。
この場合は「今は○○の書類を作成していて時間がとれません。
終わり次第取り掛かれますが、それでよろしいですか?」と自分の状況を説明し、こうであれば出来ると提案する方法が望ましいでしょう。

上司は早急に必要であればほかの人に依頼するでしょうし、少し待ってもあなたに依頼したいと思えばそうするでしょう。
この返答により、自分の気持ちを伝えることができたので、次からは上司の対応も少し違ってくるかもしれません。

【人に褒められたときの対応のしかた】
人に褒められることは嬉しいことです。
でも、その場に同期の社員がいたり、同じ仕事をして自分だけが褒められたりすると、恥ずかしかったり、返答に困ったりする場合もあります。
そんなとき、どんな対応のしかたがよいでしょうか。

【褒めてくれた相手と周りの人を尊重しながら、自分の意思を素直に告げる方法】
まずは、褒められたことに対し、素直に「ありがとうございます」と答えるのがよいでしょう。
その上で「みんなの協力のおかげです」と付け加えたり、「ご指導のおかげです」や「また頑張ります!」など、自分も周りの人も気持ちがよくなる返事ができるとよいでしょう。
アサーション・トレーニングによって、場面ごとの表現のしかたについてイメージトレーニングができれば、自然に表現できるようになるでしょう。

5.アサーション・トレーニング実施時のポイント
アサーションの基本は自他尊重の自己表現です。
その心構えが4つあります。

・思いを率直に表現すること
・相手に対して誠実であること
・自分と相手が対等であること
・表現することは自己責任であること

なぜ自己表現することが難しいのか。
まずは自分の感情と向き合い、受け入れることが重要です。
苦しんでしまうのは、感情の矛盾があるからです。
「本当は断りたいのに引き受けてしまう」「本当は怒っているのに相手に伝えられない」そんなモヤモヤを取り除くためには、適度に表現することが重要です。
それにより、自分の感情と行動が一致し、矛盾から解放されます。

私(I=アイ)を主語として伝えること。
まず自己を表現し、対等な相手に対して誠実であり、相手を尊重すること。
自分の責任において、自信をもって会話するのです。
「あなたはいつも自分勝手な行動ばかりするので困る」
Iメッセージにすると… 「私はあなたが協力してくれたら、もっと良い仕事ができると思う」
「あなたはいつも自分の話ばかりで聞く耳を持たない」
Iメッセージにすると… 「私はあなたに聞いてほしい話がたくさんあるから、時には聞いてほしい」
主語を「あなたは」から「私は」にすることで相手を責めるような表現でなく、自分はこう思っているからこうしてほしいという表現になります。
答えはひとつではありません。
アサーション・トレーニングを繰り返すことで、その場に応じて自然な対応ができるようなります。

6.アサーション・トレーニングの参考書籍
■改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
平木 典子 (著)
・日本にアサーション・トレーニングを初めて紹介し、依頼その普及のために第一線で活躍されてきた平木典子先生による決定版といえる一冊です。

■アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 新書
平木 典子 (著)
・第一人者が語るわかりやすい入門書です。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。

■マンガでやさしくわかるアサーション 単行本
平木 典子 (著), 星井 博文 (その他), サノ マリナ (その他)
心理療法としても、日常のコミュニケーションスキルとしても必要にされているアサーション。
第一人者として活躍する著者によるわかりやすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式でアサーションの基礎を楽しく学べる一冊です。
投稿日:2018-03-13
返信 177
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
どうか、ご主人とも共有してみてください。
投稿日:2018-03-13
返信 178
よしのさん
高1削除
学校から連絡があり、お陰様で、無事、二年生に進級できることになりました。
辛いときに支えてくださり、ありがとうございました。
まだまだ、考えることはありますが、取り敢えず今日は喜びたいと思います。
投稿日:2018-03-15
返信 179
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
ご進級、おめでとうございます。
よかったですね~。
我々も嬉しいです。

素直に喜びましょう。
その姿を見て子どもも心を動かされるはずです。
投稿日:2018-03-16
返信 180
よしのさん
高1自立と人との交わり、子離れ削除
ありがとうございます。
取り敢えず、休む日数や点数に追われることは、クリアーになりました。
ここからは、やってみようという気持ちがでるように、自分で出来ることが増えるように、健康と、体力をつけることを見守りながら、支えたいです。
私は、子離れをしなくてはとおもいます。
投稿日:2018-03-16
返信 181
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
子離れはいつかは必要ですが、「自然に任せる」という考え方もあります。
そして、離れて良い時期と、離れて良い内容。
離れてはいけない時期と、離れてはいけない内容。

これらがあるのです。
投稿日:2018-03-16
返信 182
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
「子育て四訓」

一.乳児はしっかり肌を離すな
二.幼児は肌を離せ、手を離すな
三.少年は手を離せ、目を離すな
四.青年は目を離せ、心を離すな

子どもたちの問題行動が、人間愛、親子愛の欠落に起因している部分が多いと言われています。
問題行動の背景に愛情不足や親子の分離不安があり、いわゆる、親や社会に対する“甘え”があります。
しかし、そうした子どもたちに「甘えるな!」といってみても、そうせざるを得ない過程を経てきているのです。
親としても、大人としても、社会としても、そこに目を向けることが必要です。

「一.乳児はしっかり肌を離すな」
胎児期には、文字通り母子は臍の緒でつながり、羊水の中で守られています。
出生と同時に赤ちゃんは外界にさらされ不安になり、その心の安定を保つためにも、しっかりと肌と肌を触れ合わせることが大切なのです。
サルの子育てで言えば「抱いてちょうだい」の時期です。
人間は生まれて一年間はほとんど受身の状態で、二足歩行ができるまでは、母親の胸は“子宮”の延長であり、しっかり抱かれることによって、赤ちゃんは「守られている」「かわいがられている」と無意識のうちに感じ、信頼し安心するのです。
それが、愛情や信頼、情緒安定、他人を思いやる心など、人間形成の基盤になります。
乳児期の親子の接触はとても大切なのです

「二.幼児は肌を離せ 手を離すな」
幼児は乳離れをするが、一気に離すのではなく、常に親がそばにいることで、「心配しなくてもいいよ」という安心感を与えることが大切。
サルの子育てで言えば「下ろしてちょうだい」の時期。
ちょっと周囲のものに注意や関心があり、自立させるための第一段階だ。自立に目覚める幼児期は、完全な保護から社会に向いて一歩を踏み出す時期といえます。
昨今、子育ては苦痛なもの、苦しみを伴うものという感覚を植えつけ過ぎ、安易に生きることが奨励されすぎていますが、。本当の生きる喜びとは、親子の絆を大切にし、温かい家庭を作り、その延長として健全な社会を形成していく、そうした家庭の社会的意義について考えたいものです。

「三.少年は手を離せ 目を離すな」
少年(少女)は、友達との付き合いによって社会性が育つ時期なので、ここではしっかりと手を離し、活動範囲を広げてやらないといけません。
ただし、いろんな危険があるので、目を離してはいけません。
サルの子育てでいえば、『一人にしてちょうだい』という時期であり、親猿はこの時期、遠くから子猿を見守り、子どもが何かで声をあげるとすっ飛んでいくのです。
人間も学ぶべきところが多いのではないでしょうか。
この時期、子どもが親に反抗したり、非行や問題行動に走ったり、いろんなことで苦しい思いをするかもしれません。
しかし、それは成長の過程です。
親として逃げず、共に成長することを心がけるべきなのではないでしょうか。
子どもの荒れの背景には、親や友人に『こちらを向いてほしい』というメッセージであることが多いです。

「四.青年は目を離せ 心を離すな」
青年期にまでなると、完全に自立していくために、自分なりの生きがい、進路を歩んでいくときであるが、気持ちの上では、心を離してはいけないということです。

いずれにしても、子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはいけません。
投稿日:2018-03-16
返信 183
若者教育支援センターさん
よしのさんへ削除
高校生は少年から青年に変わっていく微妙な時期です。
ある時は目を離さず、ある時は目を離す。
でも、心だけは離さずに!
投稿日:2018-03-16
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