不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

お悩みNO.6
りささん
助けてください削除
この掲示板の子供の相談のカナミさんのメールを見ていてまさに私の娘の心境なんだなと実感しました
私は今年の春に再婚しました
それから3ヶ月の6月に息子が高校を退学になり夏休みには娘(中2)が実家で生活するようになりました
夏休みに娘は彼氏と別れ、友達とも関係が悪くなった為に2学期は荒れてしまい学校も行ったり行かなかったり・・・
そのうちに居場所や今までのポジションを見失い行き辛くなりました
子供達がバランスを崩したことで私の実家の面々が主人と私に詰め寄り
子供がこんな事を言ってるとか
悪の根源はお前たちの結婚だとか言い
主人も子供達に対して心を開かなくなり子供達の行動に対して文句を言うようになり
娘は又出て行ってしまいました
主人はもともとは優しい人ですが
私の実家が敵になってしまった為に
少し攻撃的になってしまう時があります
悪い人ではありませんが
思春期に親から自立して自分の力で生きてきた人なので受け入れるとか包み込むとかがなかなかできないようです
自分が世間の厳しいなかで生きてきた分子供にも厳しいところはありますが
本当は子供の事を想ってくれています

娘もカナミさんのように多分私の幸せを願って再婚を許してくれたのだと想いますが
先日悲しみが爆発し
離婚してくれ。私の人生を返してくれ
あんた達が憎いと言われてしまいました。
私から見ると主人は子供達を
子供達は主人を多々誤解や勘違いしているのが辛いです
このままだと娘はグレてしまいそうです
子供の為に離婚も考えますが
先月より主人と商売を始め借金も抱えてしまったのと
主人が悪いわけでもないのでなんとか離婚はしたくありません

カナミさんの声は娘の声なんだと
現実を受け入れるものの
出口のないトンネルに入ったようで
夜が怖くて眠れません
投稿日:2008-12-15
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

はじめまして。
書き込みありがとうございます。

今年の3月に再婚をされてそれ以来、息子さんや娘さんが荒れ始めたのですね。
ご実家の方とお子さんと、そしてご主人との間に立ってお辛いでしょう。
今はおっしゃるように「出口が見えない」状態で不安な日々かと思います。

そんな時にここに来ていただき書き込みをしてくれたこと!
…嬉しく思います。

お独りで考え込まず一緒に考えましょうね。

まず、りささんはここの掲示板のカナミさんの言葉から「これは自分の娘の声だ」と感じたのですよね。
確かに環境は似ています。
ここの子どもたちの叫びを読んで自分たちに置き換え自分の行動や考えを見つめ直す!
…素敵なことだと思いますしこの掲示板の目的もそこにあります。

でもひとつだけ申し上げたいのは…。
カナミさんはカナミさん。
りささんの娘さんはりささんの娘さん。
まったく一緒ではないということです。
参考にはしても同一化して考えないようにしましょうね。

まず…!
りささんの今の状況ですが。。。
お分かりかと思いますけど「誰一人悪者はいない」ということです。

再婚したりささんご夫妻。
そのことで心が荒れてしまった子どもさん。
それを心配して苦言を呈するご実家の面々。
…誰も悪くないですよね。

誰も悪くないのに取り巻く状況は悪化してしまっている。
だからお辛いのですよね。

この状況を打破するには…?

もっともっと「会話」を増やすことがひとつの案だと思います。

まずは、りささんと息子さん。りささんと娘さん。
そしてりささんとご主人。
その次にりささんと子どもさん二人とご主人の4人。

お互いを責めてケンカするのではなく
今のお互いの感情を健全にぶつけ合いお互いが今、何を考え何を思っているかを理解する場として…。

今はそれぞれに対して「誤解」から負の感情がわいているのですよね。
「誤解」を正すためには話し合いです。

「あなたたちを苦しめるために再婚したわけではない」ということ。
「あなたたちの幸せを心から願っている」ということ。

言葉足らずで子どもさんたちに誤解を与えてしまったのならその点は素直に謝ること。

子どもさんたちは心から離婚を願っているわけではないと思います。
心から「人生を返せ」と言っているわけでもない。

無理難題を言って「親を困らせたい」のかも知れません。
その奥にある願いは…
「親ともっとコミュニケーションを図りたい」
「そして親の謝罪の言葉を聴きたい」
…ということです。

もちろん!
間違っていないことに対して謝る必要はありません。
でも「辛い思いをさせちゃってごめんね」
この言葉で救われることもあるかも知れません。

時間は掛かるかもしれません。
話し合いの途中では子どもさんから罵倒されて嫌な思いをするかも知れません。

でも…「雨降って地固まる」の言葉通り今は耐えましょう。

その中で方法が見えず出口が見えないときはいつでもここに来てください。

僕らはそんなりささんの「トンネルの先の灯火」になりたいと思っています。


投稿日:2008-12-15
返信 2
りささん
ありがとうございます削除
私も誰も悪くないと思っています。誰も悪意をもって何かをした人はいません。だからこそ辛いです
私からしたら両親、子供、主人・・・全員が大切なのです
皆の幸せを望んでいるのですが
実際は お互いがお互いの悪いところばかりを見て責めていてコミュニケーションを取ろうとしません
皆、相手が悪い、だから自分は傷ついたと思っていうのです
私は全員のいいところを知ってるので
その絵図をみるのが辛いし
それぞれの心情を考えると辛い
でも私一人で何が出来るのだろうと
毎日仕事に追われながらもがいています
投稿日:2008-12-16
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

早速のお返事…ありがとうございます。

…そうですよね。
りささんだって「誰も悪くない」と既に思っているんですよね。
だからこそお辛い。。。

仕事に追われながら家族のこともお独りで考えなければならない。
きっと仕事も手に付かず辛さだけが残る日々なのでしょう。

りささんは今まで「お独り」で考え苦しんでいたのでしょう。
でも!
これからはお独りじゃありませんよ。
「この場」を使って一緒に考えられますよね。
僕らはりささんの味方です!

りささんはお互いのいい部分を知っているんですよね。
でも他の皆はいい部分を見ずに悪いところだけを見て責めてコミュニケーションを取ろうとしない!

…であれば、りささんが中心になって他のみんなのいい部分を言葉に出して言ってみるのも手ですよ。

相手に押し付けるのではなく日々の生活の中で何気なく言葉にする。
毎日、一人に対して一回以上…と決めて。。。

しかも誉める相手だけがいる場ではなく…です。
むしろ誉める相手がいないときに別の相手に対して。

例えば…
娘さんがいない場所でご主人に対して
「○○(←娘さんの名前)は学校で辛いことがあるみたいだけど頑張ってるよねぇ?」とか。
ご主人がいない場所で娘さんに対して
「お父さんは毎日、仕事大変みたいだけど愚痴ひとつ言わず頑張ってるわ」とか。。。

そしてその後に必ず目の前の本人も誉める!

相手のいい部分を言葉に出して別の相手に「洗脳」するのです。
「洗脳」というと言葉が悪いかもしれませんし語弊がありますよね。

要するにお互いのいい部分を言葉に出すことでそのいい部分を「意識」させるのです。
言った直後から変わるとは思えません。
でもそれを続けることでいい方向に向かう可能性を秘めています。

試していただいて上手くいかないケースも出てくるでしょう。
そうしたらまた「一緒に」考えましょう。

りささんは独りじゃない!

そう思ってくださいね。
投稿日:2008-12-16
返信 4
りささん
ありがとうございます削除
こうやって私の話しを聞いて頂いて理解を示して頂けることが唯一の救いです。正直、全てから逃げ出したいと思うこともしばしばです
今までもそれぞれのいいところを伝えて来ましたが、子供は私が主人を庇ってると言いますし、主人も私が子供を庇ってると言います。
でも、私は本当にそれぞれの本質やいい部分を言ってるだけなのです
娘は今は実家にいるためになかなか対面して話すことが出来ません
連絡は取り合っていますが
先週、娘が 離婚してくれとか
あんた達のせいで私の人生が狂ったと私に吐露して以来、心を閉ざしてしまったと言いますか・・・今まで我慢していた詮が抜けたかの様に自己主張のみです
アドバイス頂いた通りに私が洗脳し
それぞれに言葉を重ねていくしかないのだろうと思います
正直、不安ですが
出来ることをしてゆくしかないのですね
投稿日:2008-12-17
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

メッセージ…ありがとうございます。

そう!
出来ることを出来る範囲で無理せずにしていく!
…そんなふうに徐々に始めていきましょうね。

ご主人や息子さんは一緒に住んでいるので接点は保たれると思います。
だからと言って即良い方向に向かうとは言えませんがそれを伝え続けることで思いは伝わるはずです。
「継続」が解決のポイントです。

そして離れて暮らしている娘さん!
今は「人生が狂った」の発言以来、心を閉ざしているのですよね。

「心のカギ」は外側には付いていません。
心のカギは内側からしか開かないのです。
本人が扉を開こうと思わない限りこちらからこじ開けることは出来ませんよね。

では…本人の意思で心のカギを開ける方法は?
これはひとつのヒントですが…。
今、離れて暮らしていることを「チャンス」と捉えましょう。
俗に言う「ピンチはチャンス」の思考です。

離れていても連絡は取り合っているのですよね。
どんな方法ですか?
メール?電話?

メールや電話も良いかと思いますが時には「手紙」を書いてみるのはいかがですか?
無機質なメールの文字に比べ手書きの文字は感情が伝わります。

その日あった何気ないこと。
嬉しかったこと、悲しかったこと。

そして大切なのは娘さんに対して…
「あなたを愛している」
「あなたは大切な存在」
「あなたを必要としている」
…などのメッセージが入っていることです。

尚且つ投げかける言葉には必ず「名前」を入れてください。
人は「名前」で呼びかけられると嬉しいものです。

お仕事で忙しく手紙など書いている時間も捻出するのは難しいかも知れません。

でも少しでもいいので試してみてください。
投稿日:2008-12-17
返信 6
りささん
感謝しています削除
いつも丁寧なお返事、本当に感謝しています。
あれから、娘とは私の仕事が終わってから2時間程度ドライブをしています。
その時々の今考えていること
学校でのこと
話してくれます
私はもっぱら聞き役に徹しています
娘は私の事は大好きなのですが
今は最近感情を表に出す主人に対して
嫌悪感を抱いているために
家には戻る気配はありません
主人も悪い人ではありませんが
気持ちよりも理屈のところがあって
子供達に身勝手に見える言動が気に食わないようです
私からすれば子供達には子供達の
主人には主人の言い分や理由があるのがわかるのです
主人とは仕事で言えばよきパートナーですし
私のみの人生で言ってもよきパートナーです
不器用な人ですがいい面も沢山あるので離婚はしたくありません
でも子供達の大切な今の時間
将来を考えるとこのお互いが相手を責めて理解しようとしない状況がとてもプラスになるとは思えません
仕事も今から軌道にのせていかなければならないというプッレッシャー、家の事・・・
すべてに押しつぶされそうです
私から見ると
やはり誰も悪くないですし
皆が大切なのです
投稿日:2008-12-21
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

書き込み…ありがとうございます。

娘さんとのドライブをお仕事の後にされているのですね。
とても良いと思います。
お仕事終わりで2時間のドライブ。
りささんの体力面だけは心配ですがそれを上回る「意味」がそこにはあるのでしょう。

りささんは「聴き役」とのこと。
それもとても良いですね。

人は自分の話を聴いてくれる相手に対して心を開きます。
前回、申し上げた「心のカギ」を開けるヒントは「聴く」ということだと思います。

カウンセラーに対してクライアントが心を開き人には話したくないような内容を話してくれるのには理由があります。
それはカウンセラーは「聴く」ということに長けているから。。。
(昨今はそうでないカウンセラーもいるようですが。。。)

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく
「心」の文字が入っている「聴く」です。
…相手を受け入れて相手に話しに耳を心を傾ける。
専門用語では「傾聴」と言います。
りささんはこれが出来ているんですね。
だから娘さんはりささんのことは大好きなのでしょう。

りささんがもっと上手く「聴き上手」になるためにカウンセリングのテクニックをご伝授しますね。

相手の話を上手に「聴く」ためには2つの聴き方に分かれます。
「受動的聴き方」と「能動的聴き方」
それぞれポイントは3つ!

「受動的聴き方」の3つのポイントは…
1.黙って聴く
これは意外と難しいんですよね。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる。
相手を受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたり…。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ?」と言う意味があり小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。
それにより相手は「聴いてもらえてる」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
…というようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

「能動的聴き方」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾を繰り返してあげてください。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつきます。
これも効果的ですよ。

3.気持ちを汲む
「それは楽しかったね」「それは悔しいね」「それはムカつくね」
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

…以上、今回もすべてうまくやろうとせずにまずは出来そうなところからやってみてください。

そしていつかはご主人もこの「傾聴」が出来るようになれば父娘の関係も改善されるんじゃないかなと思います。
また予断ですがこの聴き方のテクニックをマスターするとお仕事にも効果的かと思われます。
投稿日:2008-12-22
返信 8
りささん
ありがとうございます削除
そうですね
最近は相手の話を聞くという事が多少出来るようになってきましたが今までは子供の話を聞いてあげられなかった

気がします。
今は、主人と子供の事を発端にもめてしまっているので・・・
私が娘とドライブをすることも主人からすれば私が勝手なことをしている様に思えているみたいで
主人は早くに自立せざるを得なかったため多分理屈のみで自分を武装して
相手の心を聞くということが出来ないんだと思うのです
私にとって子供達は大切です
主人も大切です
しかし、子供達には私しかいません
正直離婚すれば子どもは変わるのかもしれません
ちょっと混乱していますので
冷静に考えてみます
投稿日:2008-12-22
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

早速のお返事…ありがとうございます。

お子さんもご主人も両方、大切!
…こう思うりささんは当然です。

確かに離婚すればお子さんは変わるかもしれません。
でも、りささんの中に…
「この子達のせいで私の幸せは奪われた」
…こう思ってしまう可能性を秘めているのであれば決断はまだ早まらない方がいいと思います。

子どもたち、ご主人、そしてりささんの全員が幸せになる方法を一緒に考えましょう。

今は混乱しているかもしれません。
でも、きっと活路は見出せます。

時間を掛けてゆっくりと最高の方法を!

そのために我々もお付き合いさせてくださいね。
投稿日:2008-12-22
返信 10
りささん
ありがとうございます削除
子ども達は傷ついています
そして主人だって傷ついています

夏からずっと相談してきたカウンセラーさえこちらもように全員の幸せなんて言葉はなく八方塞がりでした
主人は主人で傷つき孤独を感じているのです
確かに子どもは大切です

子どもにも主人にもそして私にも悪いところがあります
悪者は私一人で十分です

スタートはだれも不幸になろうと思ってたわけでもなく
相手を憎いと思ってたわけでもありません
でも、それぞれが傷ついたので
悪者探しになって自分を守っているのだと思います
今回、正直、いろいろ考えました
よからぬ事までも
本当にここで救われました

私は、主人も子ども達も救いたい。今の感情や苦しみから解放してあげたいのです

投稿日:2008-12-22
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

書き込み…ありがとうございます。

今は「全員が傷ついている」状態でしょう。
でも裏を返せば「全員が幸せになれる」可能性があるということです。

りささんは悪者ではないし
子どもさんもご主人も救える方法はあるはず。
だって、りささんは…
これだけ心を痛め
これほど全員の幸せを願い
これほどまでに苦しみから解放してあげたいと願っているのですから!

りささんはその信念に基づき
みんなを救うことだけど考えてもらって構いません。

僕らがりささんの心のよりどころになりますから!

そしていつの日かこの場が必要ではなくなったときに
りささんファミリーの本当の幸せが来るのだと確信しています。

それまでは…もう少しだけここで一緒に考えましょうね。

人は…
後にも戻れず、先にも進めないと
それこそ八方塞がりな気持ちになりますよね。

でももうひとつ選択肢はあります。
それは…「その場に留まる」

一見、進歩がない、成長してない!
…と捉えがちなこの選択肢も
後から見たら一番有効な選択肢になることもあります。

数多くある心理療法のひとつに「森田療法」という有名な療法があります。
日本が世界に誇る心理療法です。

この「森田療法」をベースに様々な心理療法が世界で創始されているんですよね。

今は亡き森田正馬教授が考えたものです。

この森田療法の基本は「禅の教え」と言われています。
その「禅の教え」の核となるのが…
「今、ここ」「あるがまま」の精神。

不快な感情や悩みや不安を取り除くものとして受け取らず
あって当たり前のものだと認識しましょうということです。

悩みや不安がない人なんていませんよね。
…悩みや不安を解消するよりも
その悩みや不安とうまく付き合い
そしていつの日かそれは悩み不安ではなくなる!

そのためにはまず焦らずこの場に留まり
今を受け入れて悩みや不安とお友達になってしまう。
…そんな方法を見出しましょう。

投稿日:2008-12-22
返信 12
りささん
ありがとうございます削除
私は基本的に自分に起こる事はいいことも悪い事もいまの自分に必要だから起きているのだと思っています
実際にいろんなゴタゴタ子供達の変化で確かに心を痛めてきましたが
あれがあったから私は全てを受け入れると腹をくくる事が出来るようになりましたし、待つことが出来るようになりましたし
まだまだだとは思っていますが
苦しみの中からいろんな事を見つけることが出来ました
相手を変えるには自分が変わるしかないんだと身を持って体験した気がします
私が皆の幸せをと願うのは偽善者に思えるかもしれませんが
子供にも主人にも感謝してるのです
いろんな事を教えられ
黙って受け入れてくれる家族は私にとっては本当に大切なのです
主人も確かに暴言を吐きますが
それは主人の心の痛みなんだと思うのです。
主人の生い立ちを含め大切にしたいのです
今起きていることは私の必然だとしても子供や主人の苦しみを考えると焦ってしまいます

子供も主人も今が嫌で相手が嫌で
苦しいとは思いますが
私から見ると皆いい人です

いつも私のその場の感情のメールに丁寧なお返事本当に有難うございます
投稿日:2008-12-23
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

メッセージ…ありがとうございます。

そうですね。
自分に起こることは必要だから起こる。
良いことも悪いこともすべて必然。
…そう思えた人は強いです。

皆の幸せを願うりささんは僕は偽善者とは思えません。
むしろ家族に対して愛情を持てなくなっているこのご時勢に
りささんのようなお考えの方がいることの方が救われます。

心理学にはこんな言葉があります。
「I love you because you are you」

これはアメリカの心理学者で来談者中心療法の創始者、カール・ロジャースの言葉です。

カウンセラーの基本姿勢でもあるこの言葉は
「あなたはあなたのままで良いんですよ」というスタンスでクライアントと接するという意味を持ちます。

これはカウンセラーとクライアントの関係の他、日常の人間関係にも同じことが言えます。
友人や恋人、そして家族を愛するのには理由は要りませんよね。
決して相手が自分にとってメリットになるからでもないし お金持ちだから、容姿が綺麗だから、学歴が高いからでもありません。
相手の存在自体が愛するに足る理由なのです。

今、りささんはご家族に対してそんな心境なのでしょうね。
そんなりささんを僕は支持しますし応援しますね。
投稿日:2008-12-23
返信 14
りささん
はい削除
昨日から仕事が忙しく
娘との時間が取れそうにない状態でいます
娘から夕方ドライブに行ける?とメールがあり
ずっとお客さんが続いてた為
返信せずにいると
しばらくして 離婚しての一言のメールが・・・
構ってやれないからだと思うのですが

大人は正直生きていく為に
いろんな事から逃げられません
特に仕事からは
離婚も考えなくはないですが
ビジネスパートナーとして
人生のパートナーとそて
いい面も悪い面も含めて主人とも向き合っていきたいのです

今日は家に帰ったのが21時の為
ドライブは断念ですが
NOに関してはNOしか出せません

娘に応えてやりたい気持ちは一杯ですが・・・
全ての希望には応えられませんし
娘の人生を思っても願いを全て叶えることが愛情でもない気がするのですが

私は間違ってますか?
投稿日:2008-12-23
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

書き込み…ありがとうございます。

りささんのお考え…間違ってないと思いますよ。
親の愛情というのは無理難題に応えることではないと僕も感じています。
親の愛情とは「NO」に対して自分を偽って「YES」と応えることではなく
「NO」に対しては毅然と「NO」と言えることも含まれると思います。

今回の娘さんからの要望には時間的に「NO」ですよね。
だから…りささんは間違ってない!

ただし!
その「NO」の理由を相手に伝え
それが相手に伝わったかどうか。。。
…これも親の務めだと思います。

人は「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」がコミュニケーションでは重要です。

今回は仕事が忙しかったためにドライブに行けなかった。
決して「行きたくなかった」わけではなく「行けなかった」それを伝え相手に理解されるまで言い続ける。

娘さんの気持ちには応えたいけど応えられなかった。
そのことは「ごめんね」と伝え理解を得てみてください。

その真摯な姿勢は必ず娘さんにも伝わると思います。
投稿日:2008-12-24
返信 16
りささん
お久しぶりです削除
あれから、お正月やなんかでバタバタでした。娘とは相変わらずの別居生活が続いています。お正月は私の兄姉が集まったのですが私は隣県で一人暮らしをしている主人の父の所へ行かなくてはだったので・・・子供達は実家で過ごし、その時に私の両親、兄姉いろんな大人が私達や私を悪く言っていたようで(予想はしていましたが)それを聞いていた子供達は傷ついたと思いますし又、私や主人に対する偏見を強くしたみたいです。最初の問題からどんどんかけ離れてしまっています。
確かに私が悪いのだと思います。
でも私は決して娘を放任してるつもりはないのです。周りからみたら実家に預けっぱなしで放任してるように写ると思いますが私は娘を信じてるのです。本人はいろんな事を頭ではわかっています。そこに私までが責めてはと思い娘の力を信じてあげたいのです
昨日も主人を家族とは認めたくない。
元の生活に戻してとドライブ後のメールがきました。
私自身は主人との離婚は考えていません。仕事でも助けてもらっていますし
皆が思ってるような悪い人ではないのです。
商売も始めたばかりで借金も抱えていますし主人と協力して頑張りたいというのは夫婦共通の思いです
仕事と時間に追われもうどうしたらいいかわかりません
私自身は今の借金、仕事、子供達全てが必然と思いますし、今は人生でそういう時期なんだと思っています
今と同じ状況がずっと続くとは思ってません
でも、やはり子供の人生は気になるのです
投稿日:2009-01-19
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

お久しぶりです。
メッセージありがとうございます。

お正月にご親族が集まり娘さんは色んな方々からりささんたちの悪口を聞かされて傷ついているのですね。

中2とは言えまだまだ精神的に完全に成熟しているとは言いがたい年頃です。
その娘さんに大人が寄ってたかってあれこれ言えば不安になりますよね。

まずはりささんと娘さんの間で強い絆を作り上げることです。
他人からの中傷にも動じない結束力!

これを築くためにはりささんがメッセージを伝え続けることです。
離れて暮らしているのは決して放任でも放棄でもない。
むしろこのような掲示板に書き込みをして相談するくらい心配をしているんだ。
そして娘さんを信じているからこその決断!
…そんなメッセージを!

タイミングを見て必要であればこのやり取りをプリントアウトして娘さんに読んでもらってもいいかもしれませんね。

投稿日:2009-01-19
返信 18
りささん
有難うございます削除
先週くらいから娘が又、学校に行かなくなってしまいました。
原因は仲良くしていた友達に避けられている気がするというのです
実際学校でも、授業に出たり出なかったりで浮いた感じみたいですし
学校側も、もう打つ手がないと言ったところだと思います
でも、高校には行きたい
学校は面倒だ
大人はウザイ
嫌な事の羅列です
先生方をはじめ関わる大人があの手この手で接していますが
自分の思うようにならないとすぐ反抗的になります
私としても高校には行って欲しいと思っていますし実家もさすがにストレスが溜まってるみたいで
娘はそうなると祖父母がウザイ
ますます孤独のスパイラルにはまってしまいます
だからと言ってカウンセラーの所に言っても自分の想いは話しません
今までは娘の自己治癒力を信じたいって思いで基本的に娘の言動を受け入れてきましたが
少し厳しい事を言った方がいいのでしょうか
投稿日:2009-01-21
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

書き込み…ありがとうございます。

今までは娘さんの言動を受け入れてきたのだけど
そろそろ少し厳しいことを言った方がいいのか迷われているのですね。

確かに負のスパイラルに陥った娘さんを見ると
何とかしなくては…という思いから
厳しい態度に出てしまいがちです。

でもその前に!

人は信頼している人の言葉は受け入れます。
娘さんが大人はウザイと思っている心理は
大人を信用していないからだと思います。

逆に信頼している人の言葉は多少の整合性がなくても聞き入れるものです。

例えば…
キムタクやエビちゃんのファッションを若者が真似る心理。
これは若者が「あ?なりたい」と思っているからです。
専門用語で言うと「モデリング」といいます。

我々大人も子どもたちから「モデリング」をされる存在であるべきだと思いますよ。
そうすれば娘さんは自ずと心を開き聴く耳を持ちます。

前置きが長くなりましたが
信頼関係のない状態で厳しいことを言っても逆効果だと思います。

信頼関係を築くコミュニケーション方法を習得することが先ではないでしょうか?

これはりささんに対して言っている分けではありませんが
日々カウンセリングをしていると
カウンセリングに訪れる子どもさんよりも
親のカウンセリングの方が先決な場合も多々あります。

まずは親(大人)がコミュニケーション方法を正しく学ぶ必要があるのかもしれませんね。

必要であれば私ども「伊藤幸弘教育研究所」でご伝授します。

事務局へ直接お問い合わせください。
投稿日:2009-01-21
返信 20
りささん
削除
今日、学校の先生に聞いたところ娘が距離を感じている友達は別に喧嘩をしてる訳でもなく、友達本人が自分の高校受験に目が向いて一生懸命なのだそうです
だから必然的に娘と遊ぶことばかりを考えられないらしいのです
娘がちゃんと学校に来て高校受験を目指したら一緒に頑張りたいらしいのです
娘本人も自分の被害妄想かもと言ってますが、その友達がいるから学校が楽しかったのに
今は学校に自分の居場所が見出せないみたいなのです
娘をどの様に導いてやったらいいかわかりません
娘は基本依存するタイプなので
自分は・・・という考えが難しいみたいです
理想は高いけど行動は伴わず自分に幻滅するといったパターンなのです
投稿日:2009-01-21
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

メッセージありがとうございます。

娘さんが距離を感じているお友だちとの件は誤解もあったようですね。

ただし娘さんは「居場所」が見出せないみたいなのですね。

発達心理学的な見方ををすると
思春期の課題として「アイデンティティの確立」が挙げられます。
アイデンティティとは…
「自分とは何なのか?」という問いかけにより探し出せる「自己存在意義」です。

アイデンティティの確立には以下の3つが必要です。
「居場所」「自尊心」「役割り」
これらを持つことでアイデンティティの確立=自己存在意義が得られるのです。
それが「人生への価値観」へと導かれます。

りささんは娘さんをどのように導けばいいか分からないとのこと。

…簡単です。
「認めてあげる」ことです。

人は「承認欲求」と言って
「誰かに認められたい」という欲求があります。

一番近い存在(=親)から認められることで
安心して安らげる「居場所」を得られます。
居場所を得た人は「自尊心」が芽生えます。
自尊心が芽生えた人には「役割り」が与えられます。
…そうやってプラスのスパイラルは続くのです。

その第一歩は「認めてあげる」こと!

理想が高くて行動が伴わず自分に幻滅している娘さんを救うのは親であるりささん!

高い理想を掲げること!
…決して悪くないですよね。
まずはそのこと自体を誉めてあげましょうよ。
理想が高いということは目標が高いということ。
高い目標を自分に課すことが出来る人は成長します!

すべて、プラスの部分に焦点を当てて
認めて自信を持たせてください。
投稿日:2009-01-22
返信 22
りささん
ありがとうございます削除
娘は学校へ行かなくてはいけない事も、遅刻してはいけない事も、本当はちゃんと授業を受けなければいけない事も解っているのです。高校にも普通に行きたいし・・・でも、家にも実家にも学校にも自分の存在を見出せないのです。
私は今まで周りから放任してると見られているのは解っていますが、娘の気持ちうぃ重視してきました。
娘のHPに皆は幸せなのに自分だけ不幸だ。生きている意味がわからない。
死ねる勇気があれば楽なのに・・・とありました。
私も過去に同じ様に自問自答したことがあります。
極論、高校になんか行かなくても
中学にちゃんと通えなくても
元気でいてくれたらいいと思います。
しかし、やっぱり普通に高校生活を送らせてやりたい。本人もそれを望んでいると思うとなんとか今の生活から救ってやりたいのです。
私も少し焦りすぎていたのかもしれません。
娘のプラスを探してそのままの娘を認めてあげようと思います
娘を丸ごと認めた上で伝えたい事を伝えれば少しは伝わるのかとも思います
投稿日:2009-01-22
返信 23
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

早速の返信、ありがとうございます。

僕のお伝えしたことに共感していただきありがとうございます。
是非、娘さんを丸ごと認め受け入れてくださいね。

時には娘さんと「生きるとは?」「死とは?」などの
どれが正しいかという答えがない会話も必要でしょう。

人生は永遠に続く禅問答のようなものです。

その禅問答の繰り返しが
ある日人生のヒントになることもあります。

↑上で書いていただいた娘さんに対する極論と
その反面、高校生活を送らせてやりたいという願い。
また焦りすぎていたかもという反省。
…すべてを娘さんに伝えてみてください。

気持ちの「結果」だけを知らせるよりも
それに至る経緯も含めて知らせることで
相手にメッセージは伝わりやすくなります。

投稿日:2009-01-22
返信 24
りささん
ありがとうございます削除
昨日、娘と話しました。去年末の娘からの投げかけ 離婚して欲しいとう事の返事が欲しいとの事でした
子供達の立場をわかっってあげられなかったことを謝り、娘を放置しているのではなく信じてるから黙って受け入れてきた事。
私達が再婚してから起きた息子の退学や私達と両親の確執、娘の事
いろんな事があった中
誰も悪意があった人はいないし
悪者はいないと思うということ
主人や私の思い
去年11月末に始めた私と主人のそれぞれの商売や生活の状況
全てを話しました
その中で私が今出来る事を話し
生活の面を考えても離婚は考えられないと伝えました
そうしたら娘はママは私よりあの人を取ったんだねと言いました
ママが離婚したら私は幸せになれる
ママ達の結婚のせいで私は彼氏を失い、学校生活も滅茶苦茶になったと・・・家のゴタゴタを彼氏にいろいろ言っているうちに彼が自分から離れて行ったと思い込んでいるのです
彼氏を失ったショックで荒れ始め今に至っています。
今、恥ずかしい話商売を始めたばかりでまだ軌道にのっていません
娘が高校に行くにしても、早く生活のめどを立てられるようになるのが先決です。
いろいろある中で今、私に出来る事はとりあえず主人と協力して仕事をすることです
生きるって大変な事です
でも、そこから逃げ出す事は出来ませんし
どんな苦境でも逃げるつもりはありません
本当に、私個人だけで言えば今回の事は私自身いろんな事に気付くために起こった試練だと思います
でも、娘のいう通り離婚とは考えられず困っています
投稿日:2009-01-26
返信 25
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

書き込み…ありがとうございます。

娘さんと時間を掛けてじっくり話されたようですね。
文面からの推測ですがしっかり思いを伝えられるような話方が出来たんじゃないかと思います。

でも!
結果としてその思いが娘さんに届いていないようですね。
「離婚して欲しい」という娘さんと
「離婚は考えられない」というりささん。

僕は「子育てセミナー」や「子育て講座」などでよくこんなことを言います。

「子育てとは時限装置付き爆弾のようなもの」

今、伝えたことがその場で爆発(結果を出す)のではなく
今、伝えたことは何年後、何十年後…。
もしかしたら親が死んでから心に響くのかもしれない…と。

娘さんの言うとおりに離婚したら
娘さんの機嫌は良くなるかもしれません。
でもその場限りの気休め的な選択ですよね。

娘さんになんと言われようが
家族の生活を守るために歯を食いしばり必死に働くりささんを僕は応援したい!

そして!
そんな姿はいつの日か必ず娘さんの心に通じる!
そう信じ願っています。

「試練を乗り越えられない人に神は試練を与えない」
…どこかで見た言葉で受け売りではありますが
この言葉をりささんにお贈りします。
投稿日:2009-01-26
返信 26
りささん
ありがとうございます削除
自分に起こる事は全て必然だ。受け入れようと決めて
本当に一人で全てを背負ってきました

自分の両親や兄姉にも多分いろんな誤解をされ、勝手な奴だと思われているのもわかっていますが
いろいろ話をしたら、過去を振り返り
その時々でなぜその人がそうなったかを紐解こうとすると、誰かが悪者になってしまうからと思い黙ってきました

昨日のお返事を読んだ時、ずっとしまい込んでた涙がでました
涙を流したのは久しぶりでした

お答え頂いたように子育ては時限装置つき爆弾だと私も思っています
周りが思うほど理想通りにはいかないですし、こうであるべきはなかなか通用しません

娘にわかってもらおうとしていましたが、今はわからなくていいんだと
思える様になりました
その日まで、私の行動(仕事や娘との関わり)を見せていけたらと思います

私はよく自分の人生をドラマのように感じる事があります
そう考えたら平成20年、21年にいろんな事があった・・・ただそれだけなんだと思います

今、出来ることはやはり一日でも早く仕事を軌道に乗せること
娘との時間を楽しむこと
それだけです
いえ、時間的に考えてもそれが精一杯です
周りの期待に応えようと頑張りましたが・・・私が出来ることは知れています

本当に少し楽になりました
それと共に日頃は精神的にいっぱいいっぱいなのでお礼も言えませんが
こうやって、毎回丁寧に対応して下さって本当に感謝しています

いつも本当に救われています
いろんな自問自答の中でやはり孤独ですし自分の判断に自信がもてなくなっていましたがこうやって丁寧に対応して下さるお陰で日々をすごしています

きっと又、書き込む事があると思いますが今回はとりあえずお礼を・・・
投稿日:2009-01-27
返信 27
伊藤幸弘教育研究所さん
りささんへ削除
りささん

こちらこそご丁寧な書き込みをありがとうございます。
お礼だなんて言われると恥ずかしいですが
僕のメッセージがりささんに確実に届いていると確信し
そのことに対しては素直に嬉しく思います。

涙は我慢せずにどんどん流しましょうね。
「カタルシス効果」と言って溜め込まず吐き出すことは心理的にも影響が良いのですよ。

流した涙の量は決してりささんとご家族を裏切らないと思います。
流した涙の分だけ幸せになるんだ!
…そう信じていきましょうね。

「カウンセラーは“がんばれ”は禁句」
…カウンセリングの講座で最初に学ぶことですし
僕自身もカウンセラー養成講座でそう伝えています。

でも!
あえて僕は言いたいです。
「りささん!頑張れ!」

平成20年と21年のドラマは将来、ビデオ再生したときに
「この時期に頑張ったから今があるんだなぁ?」ときっと思えます。

そして自問自答の中で孤独に陥ったらいつでもここに来てくださいね。
いつでも大歓迎です!
投稿日:2009-01-27
返信 28
りささん
お久しぶりです削除
あれから、私の気持ちは少し落ち着きました。私がどんなに娘を想っても娘に今は伝わらないのかもしれないって事と、ずっと同じ状態が続く訳ではないって事・・・
しかし、やはり娘のことは心配で
最近は殆ど学校に行かなくなってしまいました。
全て現実逃避というか、嫌な事や思うようにならない事は人のせいでウザイの連発です
多分、先生方も当然の事ながら娘に対してNOはNOと言われますし、校則違反に関しては直さない限り家に帰るように言われるので面白くないようです。
最近の行動は益々悪くなる一方です
本人の気持ち的には高校に行きたい。でも学校は嫌だの繰り返しで
高校も県外に出たい。中学は自分にとっていいところではないから辞めたい・・・と、ちょっと我儘な考えに偏っています。
私もはっきり現実を伝えるべきだとは思う中、つい、腫れ物を触るようなかんじになってしまいます
どう接したらいいか困っています
投稿日:2009-02-06
返信 29
伊藤幸弘教育研究所さん
りささん削除
りささん

娘さんの行動がエスカレートしてきて
言動もわがままなのでは…と思い始めてきたのですね。

現実を伝えるべきか否か!
そんな中ついつい腫れ物に触れるような対応をしてしまう。

…理解できます。
接し方で悩まれている様子が伝わります。

腫れ物に触るような対応は娘さんも嫌がるでしょう。
言葉ではなく母と子だからこそ伝わってしまう「何か」によって
娘さんは敏感に感じてしまいます。
「どうせ私は厄介者」などと思われてしまったら本意ではないですよね。

であれば!
はっきりとりささんの思いは伝えるべきだと感じます。
感情をぶつけ合うものではなく心を込めて諭す!

「叱り方」って意外と難しいんですよね。

以下の文は僕が子育てに関してブログで述べた内容です。
対象は2?3歳児の子どもを持つ親!

ただし基本は2?3歳児も中学生も同じです。
文中の言い回しはあくまでも2?3歳児を対象とした例もありますが
我が子に置き換えて読んでみて参考にして下さい。

子どもの自信の芽を摘まない「叱り方」4ヵ条。

●「叱り方 その1」
?「人格」を否定せず「行動」を注意する!
例えば…お友だちに意地悪をしたとき。。。

×→「お友だちに意地悪をするなんて悪い子ね!」
○→「お友だちに意地悪をすることは悪いことよ。」

叱るときは行動を叱る。
悪いのは「したこと」であって「それをした子」ではない。
人格を否定するようなことはしない方がいい。
それを意識していないと…
「悪い子だね!」「○○くんは乱暴だね!」などとうっかり言ってしまいがち。
大人が人格を否定されたら傷つくように子どもも傷つく。
更に子どもは「自分は悪い子なんだ」と劣等感を持ち
「自分は悪い子だから自分のことが嫌いだ」と自信を失い自己肯定感が育たなくなる。

●「叱り方 その2」
?「永久言語」ではなく「一時言語」を使う!
例えば…食事中に集中せずごはんをこぼしたとき。。。

×→「いつも、いつもごはんをこぼして!ちゃんと見て食べなさい!」
○→「(うっかり)こぼしちゃったのね。ちゃんと見て食べようね。」

「いつも」「必ず」「絶対」「みんな」などの言葉を「永久言語」
「たまたま」「珍しく」「時々」「うっかり」などの言葉を「一時言語」という。
叱るときに永久言語を多用していると子どもの心理としては
「自分はいつもできない」「自分はみんなより劣っている」と思い込んでしまう。
でも本当は「いつもできない」ではなく「まだできない」のはず。
また「みんなはできるのに」ではなく「できる子もいる」程度だろう。
叱るときは…
「(うっかり)そういうことをしちゃったんだね」
「(たまに)こういうことをしちゃうことがあるね」
…という一時言語を使うように心掛けたい。

●「叱り方 その3」
?「感情的」に怒らず「冷静」に諭す!
例えば…テーブルに落書きをしたとき。。。

×→「どうしてそんなことするの!もういい加減にしてよ!」
○→「テーブルは描いちゃいけないところなんだよ。次は紙に描こうね」

感情的なってしまうと「叱る」ではなく「怒る」になりがち。
怒りがエスカレートしそうなときは子どもから離れて落ち着いてから叱る。
親が怒ってばかりいると子どもは怒ることで他人を制御しようとする子になる可能性がある。
また勢い余って「もうそんな悪い子はうちの子じゃありません!」などは絶対にタブー!
2?3歳児の言語理解力では「例えの表現」だとは分からずに
そのままの意味として捉えてしまう可能性が高い。
「そんなことするとお友だちに嫌われるよ」などと脅すような言葉も
その意味を素直に吸収して萎縮してしまう。
萎縮して周囲の顔色ばかりうかがうようになってしまっては自信も芽生えない。

●「叱り方 その4」
?「命令」は「提案」に言い換える!
例えば…出かける前におもちゃを片付けないとき。。。

×→「もう出かけるわよ!さっさとおもちゃを片付けなさい!」
○→「そろそろ出かけたいからおもちゃを片付けようか」

いつも命令口調で子どもを強制的に従わせていると
子どもは指示されないと動けない、いわゆる「指示待ちの子」になってしまう。
あるいは親を真似て他人に高圧的な言葉を使うようになる。
子どもにさせたいときは出来るだけ提案型で伝える習慣をつけた方がいい。
「お片づけしないとママ困っちゃうんだ」と分かりやすい言葉で納得をさせるのも良い。
または…「○○がいい?それとも××がいい?」と選択肢を与える。
「自分で決めた」と感じさせる経験を積ませるのも指示待ちの子にしないための方法だ。

…以上です。
参考になりましたか?

ご質問等あればまたいつでもここで質問してくださいね。
投稿日:2009-02-06
返信・コメントはこちら
削除用パスワード(同じものを2回入力してください)

掲示板トップに戻る