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お悩みNO.235
ぼやっきぃ?さん
長い保健室登校削除
小学3年の時に、友達の度重なる嫌がらせと心無い謝罪に爆発、友情失望で
不登校に。
半年してやっと保健室登校になり
授業には出なかったのですが、休み時間
やクラス遊び、クラブ活動、放課後の友達との遊びは、毎日でした。
時折、学校を休んだり、昼過ぎに登校もありましたが、本人は教室や行事に参加できるように頑張って戻りたいと言ってはいるのですが、自分から行動や考えはなく。
でも先生の考えや友達の誘いで、戻ったりするのは嫌だといいます。
もう2年が経とうとしています。
無理に学校には行かせていません。
本人が自ら行くまでは、普通に朝から接しています。
長引く保健室登校、どうすれば抜け出せますか?
投稿日:2014-05-13
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
はじめまして。
小学校3年の時に不登校から保健室登校になり、2年が経過したとのこと。
今は5年生ですね。

長引く保健室登校から抜け出すにはどうすればいいかお悩みなのですね。

お子さん自身も戻りたい気持ちはありものの、なかなか一歩が踏み出せない状態のようですね。

確かに一番の理想は本人が自らの意思で行けるようになること。
でもあまりにも時間を要してしまっているのであれば、ある程度のところで背中を押してあげることも必要でしょう。

強引に・・・ではなく、ちょっと頑張れば乗り越えられそうな目標を親子で決めてそれに向けてチャレンジしてみるというのはどうでしょう。

「今週は1日だけ」「来週は1.5日」というように少しずつ。
投稿日:2014-05-14
返信 2
ぼやっきぃ?さん
ありがとうございます削除
お返事ありがとうございます。
ちょっと頑張れそうな目標ですね。

本人からの意見や決意、出来そうな事が
全く無く、本人自身もどうしていいのか
わからないと…毎回こんな感じです。
お母さんならどうする?と質問され、答えると、僕には無理とか聞いてない態度をとります。

ちょっとハードルが高い方法を探していたのかも知れないですね。
じっくり、今出来る目標を
もう一度話したいと思います。
投稿日:2014-05-14
返信 3
ぼやっき?さん
続きます削除
今出来る目標を
親子で話しましたが
やはり、息子の答えは何も無いと。
保健室もやることが無く、昼近くに登校しています。
何時に行ったらいい?とか…
私と普通の会話をしていたら
いつまでも行こうとしません。
教室戻りたい…しか言いません。

自分から始めた習い事は
学校休んでいても絶対に行きます。

どうやって話を進めていったらいいのか
何事も否定的です

投稿日:2014-05-15
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
人間の脳はできることをやり続けても活性化しません。
自分にはちょっと難しいかな…というくらいの適度な目標を達成したときに大いに活性化し、それが人間的な成長につながります。

是非とも検討してみてください。
投稿日:2014-05-15
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
そんな中、今できることを話し合ったのですね。
話し合いの中でどのように質問をしましたか?

相手が答えやすいように誘導するのも聴き手の役割です。

「どんな目標ならクリアできそう?」などと聞いてしまいがちですが、それだと焦点が「クリアできるか、できないか」になってしまいます。

それを話し合ってもワクワクしませんよね。
ワクワクしながら話し合いを進めるために相手の希望から落とし込むのです。

「教室に戻りたい」というのであれば「教室に戻るためにはどんなふうになていれば戻れるかな」
「教室に戻ったらどんな楽しことが待っているかな」などです。

要は相手にプラスのイメージをひとつでも多くさせてそれを実現したらこんなご褒美(楽しいこと)があると思いこませるのです。
投稿日:2014-05-15
返信 6
ぼやっき?ぃさん
伊藤幸弘研究所さんへ削除
ありがとうございます!
こんなに、的確な回答を早々に頂き
本当に嬉しくおもいます。

ずばり、ストレートにクリアできそうな物は何?と聞いていました。
研究所さんのご意見を読んでいて
痛感いたしました。

公的な相談には、不登校になってすぐに
親子で通っていたのですが、
相談は一時間と制限があり、
子供の言動を話すだけで終わってしまい
毎回、様子見、見守る、充電期間と言われるだけで、二年が過ぎていました。

話す事も、だんだん息子的には
またか…うんざり…
わかってくれていない…
嫌!と、わかるくらいの態度です。

話の仕方、はこび方ですよね。
勉強になりました。

また、息子との会話の様子を
ご報告しますので
相談、アドバイスを
よろしくお願い致します



投稿日:2014-05-16
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっき?ぃさんへ削除
助言に対して共感いただきありがとうございます。
我々のアドバイスに即反応いただく姿勢にこちらとしても嬉しく思います。

これって、子育てにも共通していませんか?

自分の投げかけに対して即レスポンスが来る。
しかも、的をついている。

そうすると嬉しい。

親子のコミュニケーションにも役立ててください。

公的機関のカウンセリングに対する不満はいろんな方面で耳にします。
きっと公的な機関のすべてがダメではないと思いますが、民間のカウンセリング機関の多くは常に自身のカウンセリング技術を向上させるために勉強しています。
その差ですね。

またの報告をお待ちしています。
投稿日:2014-05-17
返信 8
りんごさん
お子さん好きな教科ある?削除
お子さん好きな教科ありますか?
体育でも音楽でも図画工作でもいいんですけど何か好きなものある?

もし教室へ戻りたいと思うのでしたら
まず好きな教科だけ週一回・一時間から
参加してみたらどうかなぁ・・・
一人で行くのが難しかったら手の空いている先生にでも一緒に行ってもらって、最初は見学からでどうだろう。

無理に教室でなくてもまず廊下からとかでもいいと思うし、席に座らなくても後ろの方でただ見ているだけでもいいんじゃないかなぁ?

加配の先生つけてもらってとりあえず
5分からどうでしょう・・・。
投稿日:2014-05-17
返信 9
ぼやっき?さん
りんごさんへ削除
アドバイスありがとうございます。

好きな教科は、体育、図工、理科の実験、社会、算数です。
理科の実験は、普通に参加できるんです。
先生も、びっくりするぐらい、普通に入ってきて授業受けて、皆と楽しそうにしていると。

不登校で家に居る間
生きていくためにもと思い、料理、洗濯のたたみ方、掃除など教えていました。
なので、調理実習を楽しみにしています。

息子は、ちゃんと授業は出るものと思いこんでいます。
そうですよね!…りんごさんの言う通り
廊下から、後ろからと見学でも
いいんですよね。

息子は、どちらかと言うと
頑固で、マジメすぎ
ずるい考えや、柔軟さ、いい加減さが
ないので、真っ正面でしか物事をとらえる事ができないのです。
だから、教室にもどるのにも
あれこれと頑なに考えてしまい
どうしたらいいのか、わからないんだと
おもいます。

色んな方法があること
伝えます!

ありがとうございます



投稿日:2014-05-17
返信 10
ぼやっき?さん
伊藤教育研究所さんへ削除
早速、息子への話し方を変えてみました

朝早く行くようにしようかな。
と言葉が出てきました。
その行動が皆と会える、話せるチャンスが
自分にあると。
で、金曜日は、10時に登校しました。
まだ、迷いがありそうでしたが
早く行けた結果が、本人もうれしそうでした。
もう少し、私も上手く話せる様になれれば
よいのですが…
今日まで、沢山話して生きてきたのに、
大切な息子への言葉かけが上手くいかないのは、ホント辛いですね。
笑顔だけは、絶やさず行こうと思ってます。


投稿日:2014-05-17
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
ぼやっきぃ?さんの行動でお子さんの心にも変化が起こり、更に行動も変化したのですね。
うまく話す必要はありません。
笑顔だけでいいのです。
その笑顔は言葉の何100倍もの効果があるのですから。

笑顔を作れるのは人間だけです。
笑顔は何10メートルも先から判断できる人間だけが持ち合わせている機能です。

親が笑顔でいる家庭は必ず子どもも笑顔になるのです。
不思議なものですよね。
でも、本当です。
続けてみてください。

いつの日か絶妙なタイミングで話し方のアドバイスをさせて頂きますね。
投稿日:2014-05-18
返信 12
ぼやっきぃ?さん
教えてください削除
登校を決意するのに時間がかかります。

自分の部屋の机にただ座って
時間が過ぎていき…
和室で、ビーチボールで遊んだり。
でも、もうすぐ登校するから
と言い…言わない日もありますが。

この時、私はいつも
時間あるなら、勉強教えるよ?と言ったり
行きなさい!と言ってしまいそうなので
家事が忙しいふりして
知らないふりをしてしまいます。

登校に行こうとする前は、何度もお茶を飲んだり、トイレに長く入ってたり…
給食のメニューを見ては、ご飯食べてから
登校したりもします。

なんと声かけしていいのか…
それとも、知らないふりをして
登校を待つほうがいいのでしょうか?
自分の朝の行動が不自然でいやです
投稿日:2014-05-19
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
前回もお伝えした通り今は笑顔です。
なにか声掛けをしても今はぎこちないでしょう。
知らないふりも変です。

今は笑顔で接することだけを考えて!!
投稿日:2014-05-20
返信 14
ぼやっきぃ?さん
避ける削除
このごろ保健室への登校も遅いのですが、
休み始めました。
休み時間のたび、皆と遊んでいたのに
遊ぶ事もしません。
帰りの会もでない、放課後遊びにも行かなくなりました。
給食だけを食べに行く感じです。
運動会があるので、話題に入れない、皆が盛り上がってるし…練習があって入れない
など、理由はあるみたいです。
しかも、運動会は出ないと言いました。
どんどん、クラスから離れてしまっているみたいで。

笑顔で登校の声かけなどしているのですが。
先生も運動会が終わってから、クラスとの関わり方を考えると。

楽しいイメージ、自分がそこにいるイメージを与えることが難しいです。

今の段階で、どんな事を話してあげたらよいでしょうか?
投稿日:2014-05-21
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
難しい・・・と言ってしまってはそこでおしまいです。

難しくても「○○をしてみたらどうだろう」等のアイデアを挙げてみましょう。
それをここで話し合っていい方向に向かうように一緒に考えるのです。
投稿日:2014-05-22
返信 16
ぼやっきぃ?さん
教育研究所さんへ、削除
ありがとうございます。

色々と提案をしているのですが、
やはり後向きで、色々と理由をつけてきます。
給食を教室に取りに行く事が嫌、それを言ってもダメと言われる。
教室の雰囲気と給食の匂いで
気持ち悪くなり、吐きそうになったと言うのです。
もともと、給食が量的に食べらない、
食べてる時にからかわれたトラウマ等があり、給食に対する恐怖心が強いのです。

新学期の給食がない4日間は、
授業も朝早くから出れていたのですが
給食が始まったら、行けなくなるのです。
本人も、今回は克服できると思ったらしいのですが、トラウマで人前で食べるのが怖いと…休むようになりました。

給食克服と、先生と本人とで
色々考えて、保健室で友達2人と食べる
事を始めていたのですが、
運動会の練習とかで、なかなか時間がなく
1人で食べる、運べないから取りに行く
等で、嫌な気持ちが増え、また距離感も感じるようになりました。

担任も運動会の練習でバタバタしてて。
運動会後から頑張りましょうとか。
合間には、保健室に顔を出してくれたりはするのですが、忙しい合間の行動なので
息子の反応の悪さに、ヒステリック気味で
戻ってしまうそうです。

今は息子に、登校出来ていることが
素晴らしい事で、これが次の事につながっていけるんだからね、と毎回話してはいます。
その後は、まだ息子からの反応がありません。

給食は、先生と私が話す事にしました。

息子には、早めに登校して皆と関わり合える時間をもとうねと話しています
投稿日:2014-05-23
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
ぼやっきぃ?さんへ削除
なるほど。
給食の件でトラウマがあるのですね。

学校の対応については、運動会後に頑張りましょうと言っていただいているのであれば、今はそれを待つしかありません。
それを信じましょう。
むしろ、どんな対応をしていただけるのか、報告してください。
楽しみにしています。

親としてはその間手をこまねいているわけにもいきませんよね。

ではその間にどうするか。
トラウマを克服する方法のヒントをお伝えしますので参考にしてください。

そもそも「トラウマ」とはなんでしょう?
今やすっかり、広い意味での“恐怖体験”を表わす言葉として日常的に使われる『トラウマ』。
元々は“非常に衝撃的な体験”を指す、心の分野(心理学・精神医学)の専門用語です。

大きな災害、たとえば阪神淡路大震災や東日本大震災では、生命の危機を感じ、大切な人を失うなど、多くの人が強い恐怖や悲しみを体験されたと思います。
このように、心と身体に強烈な影響を与える体験を本来『トラウマ』と呼びます。
こうした体験の後の後遺症(PTSD)に苦しむ方々は、できるだけ早い段階で信頼できる専門家に相談し、心と身体のケアを受けることが大切です。

一方、最近巷でよく耳にする『トラウマ』は、もっと日常的な“傷つき体験”として使われていますね。
お子さんの場合はこちらのケースでしょう。

大きな災害や事故でなくても、日々の生活の中で傷つき、心身のバランスを崩したり、いつまでもとらわれてしまうことはよくあることです。
「なぜ心の傷をひきずってしまうのか?」を理解した上で、日常的な傷つき体験も含めた、『トラウマ』の克服法についてご紹介していきます。

「イヤなことなんて、なるべく早く忘れたい」
そう、誰でもなるべく早く忘れたいし、できれば無かったことにしたい。
でも、実はこの“無かったことにしたい”がクセモノです。

わたしたちは自分の身に起きたことを、実際よりも軽く見ようとする傾向があります。
例えば誰かからヒドイ言葉を言われたとき、「これくらいのことでイチイチ傷ついていたら生きていけない」とか、「気にしない、気にしない!」と、気持ちを切り替えて忘れようとすることがありますね。

気持ちの切り替えは日常生活では必要なことですが、しかし切り替えて“忘れた”はずの感情は、無くなったわけではありません。
意識しなくてもいい心の領域(無意識)に押しやっているだけなのです。
心理学ではこれを『否認』『抑圧』などと言います。

無意識に押しやった感情は、強ければ強いほど、ふとした瞬間に意識にのぼってきます。
中には夢に出てくるという場合もあるでしょう。
「イヤな記憶なのに、なぜか繰り返し思い出して辛くなってしまう」というのは誰しも体験することですが、それはこの“無かったこと”“忘れたこと”にした気持ちが、「無かったことにしないでよ。こんなに傷ついてるんだから!」と訴えるために、再び現れている現象なんです。

つまり、こうしたつらい記憶を繰り返し思い出しているのは、他でもない自分自身からの「しっかり癒されたい!」というサインなのです。
では、どうすればこの繰り返しを終わらせることができるでしょうか?

傷つき体験を本当の意味で消化するためには、体験したことを軽く扱わず、心が感じている本音を受け入れてみることです。
「大したことじゃないと思ってたけど、本当はすごく傷ついているんだ」と認めてあげるのです。

このとき、誰かがお子さんのそばで話を聴いていてくれたら「サイコー!」です。
心に浮かぶいろいろな気持ちを十分に聴いてもらうことができれば、たとえ過去や現実は変わらなくても、つらい気持ちや胸のつかえが少しずつ和らぎ、薄れていくことに気づくでしょう。

過去の事実は変わらなくても、過去の形くらいは変えられるのです。

過去の辛い体験を「もう終わったこと」にするために効果的な方法があります。
それは、その体験の“記憶の仕方”を変えてしまうことです。

ひとつ、実験をしてみましょう。
最近体験した楽しいことを一つ思い出してください。

さあ、その思い出の映像の中に、あなた自身の姿は見えるでしょうか?

人が記憶を思い出す方法には2種類あります。
一つは、“思い出の場面を映画を見るように思い出す”方法。
このときその思い出の映像の中には、あなた自身の姿が見えるはずです。

もう一つは、今ここのあなた自身がその場に戻ったかのように、“気持ちや身体の感覚までもリアルに思い出す”方法。 この場合あなたは思い出を“再体験”しているので、映像の中に自分の姿が見えることはありません。

トラウマ的体験の記憶で長く苦しんでいる人は、思い出を“再体験”するように思い出すと言われています。
そしてそれを何度も繰り返すことで、かえって印象を強めてしまっていのです。
イヤな場面を思い出すとき、“再体験”をしていると気がついたら、ぜひ試してほしいことをお教えします。

1.目の前に映画館のスクリーンをイメージします。


2.そのスクリーンの上に、自分の体験を映画のように映し出します。
画面には自分の姿も映っています。あなたはその映画を見ている観客です。
イメージの中で、映画館の一番後ろの椅子に腰かけてその映画を眺めてみましょう。
自分を登場人物のように
※この時ドキドキしたり苦しくなったりしたら無理をせず中止するか、場面を選び直しましょう。
スクリーンを遠ざけるのも一つの方法です。
遠ざけることで、臨場感が薄れる、その場面がより客観的にイメージできるという効果が期待できます。


3.その映画を見ながら、この体験は今の自分ではなく、画面の中の彼/彼女がしているのだと感じられるまで、その映画を繰り返します。
そして心の中で「これはもう終わったことだ」とつぶやいてみましょう。


4.引いて自分をイメージします今度は映写ホールの出口に立ちます。
そして椅子に座って映画を見ている自分の後ろ姿を眺めてみてください。
そしてまた「あれはもう終わったことだ」とつぶやきます。


5.最後に、スクリーンに幕が降り、出口に立っている自分が映画館を出るようなイメージをしてみましょう。



これを試した後には、同じ体験を思い出す時の感覚が変わっていることに気づくでしょう。
これは脳の働きを利用して、「これはもう終わったこと」だと心と身体に認識させる方法です。

長くなりましたが参考にしてください。
投稿日:2014-05-23
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