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お悩みNO.51
いちははさん
中3の娘の進路について削除
三人兄弟の次女は、中2の終わりに、部活をやめてから、急に態度が反抗的になり、夜遊びが始まり、たばこを吸ったりいわゆる非行が始まりました。今では、学校を抜け出して、公園や友人の家で昼も夜も過ごしています。つい最近までは、高校に進学すると言っていましたが、今は家を出て働くといいます。私たちは、将来のことを心配してしますので、高校ぐらいは行ったほうがいいと思うのですが、聞く耳を持ちません。こんな娘には、どのように対処すればよいのでしょうか。
本人は、仕事に関してはやる気に燃えていますが、世の中そんなに甘くないと思うのですが、一度思う通りに経験させるしかないんでしょうか。
投稿日:2010-05-19
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
いちははさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

中3の娘さんに関するご相談ですね。
今まで打ち込んで来た部活を辞めて他に打ち込むものがなくなったのでしょうか?
生活態度の変化はそこらへんに原因があるのかもしれませんね。
中学の2年、3年って興味本位でたばこを吸ったり非行に走ったり…って年頃です。
働くってこともそれがどのくらい本気なのか真意を知る必要はあるでしょう。

まずは「なぜ?」を知ることからはじめたらいかがでしょう?
「なぜ…部活をやめたか」
「なぜ…反抗的になっているのか」
「なぜ…高校進学ではなく働きたいのか」

親が想像していないことが原因だったりすることもあるはずです。
それをじっくり膝と膝を付け合って話し合ってみてください。

そしてその様子を我々にも知らせてください。
その後の対応策をその段階で一緒に考えていきましょう。

とにかく!
思い通りにさせることは今の段階では考えから外していきましょう。
投稿日:2010-05-20
返信 2
いちははさん
お返事ありがとうございました削除
なぜ・・これを語るには、家族の背景も聞いていただいたほうがいいと思います。
我が家は、田舎の農家で主人の両親と三世代で7人で暮らしています。主人は長男で妹は近くで家庭を持っています。次女は、子供のころからとても気立てのいい子で、かわいらしく、勉強もまじめにする子でした。中学に入って、初めてバスケを始めました。それで、楽しそうに過ごしていたのですが・・あっという間に、気がついたら退部して、それから転落が始まりました。
夫は、職を転々とする人で、最近まで無職でお酒に酔っては醜態をさらすことがしばしばありました。無職でも子供が学校に行けるのは、義理の父母のおかげなので、主人は頭が上がらないんです。私は、ずっと専業主婦でしたが、主人と二人家にいても仕方がないからと、二年前ぐらいから働くようになりました。

なぜ部活をやめたか
ある時、試合に負け、その時に先生や周りの部員たちが、負けたから悔しいからもっとハードに練習して頑張ろうということになり、話し合いがあったそうです。その時に、うちの子ともう一人の子は、そんなにハードじゃなくて、試合に負けてもいいからバスケを楽しんでやりたいそれでいいという意見を言ったそうです。それで、次回体操服で部活に行くと、考えと生活態度を変えるまでは来なくていいと言われて追い返されたそうです。生活態度というのは、5分くらいの遅刻とスカートが短いくらいのことだそうです。
それで、次女は気が強いので、それならそれでいいわと部活に行かなくなってしまいました。その後、部活に入っていない者同士仲良くなり、たばこを吸ったり夜も遅くまで帰らないという生活が始まりました。

なぜ反抗しているのか
我が家は、80代の祖父母がいるくらいなので、とても保守的です。しかも、父親が職がないので祖父母の力が強く父親が職がなくてお酒に酔ったりしているので家の雰囲気が悪く、祖父母の孫たちに対する風当たりが強かったです。それで、出て行けとか出ていくとか口論になったり、挙句の果てには父親が娘に死んでくれと言ってしまったり、最悪の事態になっていました。そのことで、娘はすごく傷つき、お父さんがあんなことを言うからもう学校には行かない。中学にも行かない。高校にも行かない。家を出て働いて、一人で暮らすと言い出しました。それを私は祖父母や夫に話し、夫にはしっかり娘に対して謝ってもらいましたが、そのくらいで、簡単に元に戻るものでもないですね。

なぜ進学ではなくて働きたいのか
彼女の中では、働きたいというのは真剣で、具体的な働く場所の希望もあります。親としては、それがうまくいかなかったときのことを心配してしまうのですが、本人はこんな家にいるよりも自分で頑張るほうがましと言っています。
勉強に関しては、まじめにしているほうでしたが、ここ半年ぐらい授業も寝ていたりという具合でまったく意欲がなくなり、塾にも行っていますが、まったくわからなくなってしまったと行っています。進学する気持ちがないので無駄だから塾はやめたいと言っています。私は、塾はともかくとして、今しか学校に行かないならなおさら今だけは勉強しておいたほうがいいと言っています。

このところ、父親が次女のことで反省して仕事に行くようになりました。彼は、仕事がないことが原因で少しうつ状態だったのですが、3日行ったぐらいで、このところ見たこともない笑顔になって帰ってきました。仕事をすることのありがたみをわかってくれて、これからは娘にうまく対応してくれるように思います。娘もそんな父親の姿を見て考えてくれるといいなと思っているのですが、一度傷ついた心はなかなか元に戻らないのでしょうか。
投稿日:2010-05-21
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
いちははさんへ削除
ご丁寧な説明をありがとうございます。
ご家族の背景を理解してこれからの助言の参考にさせていただきます。

最後に書いてある「一度傷ついた心はなかなか元に戻らないのでしょうか。」という質問ですがそんなこそはないですよ。
人間の身体には自然治癒力がありますよね。
例えば転んでひざを擦りむいてもその傷跡が一生残ることはあり得ません。
同様に人間の心にも自然治癒力はあると思います。
絆創膏や塗り薬を使うことは出来ませんがその代わりに周囲の人のちょっとしたひと言が薬となり心を癒すのです。
それで人間力の向上にもつながり人間力が高まれば今後同様の困難にぶつかった時も耐えられる力を備えられるのだと思います。
カウンセリングもそれを身につけるために行う行為です。

部活でのことお父さんとの関係…確かに娘さんにとっては耐え難い経験だったと思います。
でも過去を憎むよりも今は未来を見つめましょう。
娘さんの未来が明るいものになるように!
そのためにはどんな助言や決断が必要なのか。

進学か就職か…。
これも決断のひとつですよね。
もちろん娘さんの人生ですから娘さんの意思は尊重するものの親として如何に助言していくかも大切です。

そのためにはもっともっと娘さんと話し合う必要はありますよね。
話し合う中で娘さんの気持ちに寄り添うことが大切なんです。
もしはじめて聴くような話なら「今まで気付かなくてごめんね。ひとりでそんなこと抱えてたんだね。これからはお母さんにも話してね。一緒に乗り越えよう」と言ってあげてください。

娘さんに対して「ひとりじゃない」って思わせることが重要です。

心理学を学んでいく中でこんな言葉に出会いました。
「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」
この言葉を、いちははさんと娘さんにプレゼントします。

これからもこの掲示板でなんでも相談してください。
もしも直接話したいということでしたら事務局にお電話いただいても構いません。
伊藤幸弘教育研究所のスタッフが対応させて頂きます。
投稿日:2010-05-23
返信 4
いちははさん
親のほうが落ち込みます削除
変えられるのは未来と自分
お言葉ありがとうございます。
自分と未来を変えてみたいです。

今日も娘は、家を出ましたが、
学校には行っていません。
家族の中で、それを知っているのは、
私だけです。
このことが、家族にわかってしまうと、
またひと悶着起きてしまいそうで、
怖くて言えません。
考えてみると、我が家は、
夫がDVなんですね。
ここ2.3日の間にも、
主人がお酒を飲んで、私に怒鳴り散らすということがありました。
次の日になるとけろっとして、昨日のは冗談だというのですが、こういうことの積み重なりで、娘も心が不安定になっているのではないかと思います。私も正直言って落ち込んでいます。
娘はもっとつらいのだと思います。
今日は、反抗的な態度で家を出て行きました。何か話しかけると、うるさいの一点張りでした。
娘のことを思って話しかけているのに、とってもつらいです。
夏休み、近くなりましたが、一体どのように過ごしたらいいのか、見当もつきません。受験勉強どころではないでしょうから、アルバイト雇ってもらえればですけど、、させるとかはいいのでしょうか。伊藤先生のところでは、夏休みの合宿とかはないのでしょうか。家から離れてみるのはどうなんでしょうか。
投稿日:2010-05-25
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
いちははさんへ削除
娘さんの件の背景にはご主人のDVがあったのかもしれませんね。
「それが全ての原因」…とまでは言いませんが少なからずの影響はあるのだと思います。

そこで提案なのですが…
夏休みに娘さんを伊藤学校に体験入学させてご夫婦でじっくりと話し合う時間を持たれたらどうですか?

あるいは娘さんの体験入学の間にご夫婦で伊藤幸弘教育研究所でプチカウンセリングをする…ですとか。。。

伊藤幸弘が長年言い続けていることですが
「親が変われば子も変わる!」
…という信念があります。

その想いをまずはご夫婦にお伝えしたいと思います。
カウンセリングにおいては伊藤幸弘教育研究所の専属カウンセラーが行います。
伊藤幸弘の教えを伝授している者ですので安心してください。

詳細は事務局までお問い合わせいただけると助かります。
伊藤幸弘教育研究所
03-5985-0622
投稿日:2010-05-25
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