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お悩みNO.290
一児の父さん
ネット人格が出てきた娘・・削除
はじめまして 
今日は相談があって書き込みさせていただきました
娘(中1)がネット依存になりました
ネットゲーム自体は小学4年くらいから、同じタイトルのゲームを好んで3年くらいやっています
毎日、ネット内で遊ぶ「狩り友」もいるようです
やっているゲームは大人数で1つの世界を共有して遊ぶゲームらしく、終わりがないから楽しいと言っています

ここ最近浪費も目立つようになり、課金は月に500円までと言うルールを破り、1000円以上課金するようになりました
3年間で課金した額は10万円を超えます
そのせいか、娘のゲーム内キャラクターは輝いています。
娘は部活や塾をさぼることが増え、顧問先生から部活に来るようにという電話が来ました。
娘の1日のゲーム時間は5時間以上、休日は10時間くらいです
時々、徹夜したり、朝からずっとやる、など異常な行動も見られます

ゲームを取り上げると自傷行為をするので、下手に手を出せません。
娘にとってはリアルの人との交流や日常を楽しむより、仮想世界の自分の強化や仲間との文字の会話の方が楽しいそうです

なぜこんなになったかというと、娘は発達障害を持っています
高機能アスペルガー症候群という発達障害でした、そのせいか、現実社会の友人と交流ができず、いじめやからかいにあっていたそうです。人には言えない悩みを吐き出し、発達障害を持つと言う自分を隠せるネット社会に居場所を作ったそうです

今では、ネット人格のようなものが出てきました
リアルでは、口数が少なく亡霊のような娘がネットでは雄弁で、勇ましい、女騎士のキャラクターになりきっています

私たちも正直、この子は精神科の病棟に預けるしかないのか、と感じてしまいます どうすれば、よくなるのでしょうか?
ネットゲームを辞めろとも言いません、1週間に1日でいいからゲームをやらない日を作ってほしい。
1日2時間以内におさえてほしい

それしか思っていないのに、私のゲームを取り上げるのと怒り出します
どうしていいのか、アドバイスお願いします
投稿日:2014-10-07
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
以下にネット依存に関してまとめました。
参考にしてください。

まず、家庭内のルールと、そのルールを破ったときのルール(メタルール)を親子で話し合い決めていくことが大切です。
その際に、親が強引にルールを決め付けるのではなく、子どもが自分で守れるルールと、親が守って欲しいルールを話し合いの中で決めていくことが求められます。
課金の500円もネットの時間も親が決めたのではなく、本人納得のもと決めてください。

ルールを決める過程においては、子どもが「自分でルールを作った」という意識を持たせることも必要です。
そして、決めたルールは紙に書いて家族が常に見ることが出来るように貼り出します。
そのことで、家族でルールを共有でき、ルールに関する会話も増える効果が望めます。

それでも依存してしまう場合には以下の対処法がありますので参考にしてください。

【症状が軽い場合の対処法の例】
・意思の力でやめる。
・飽きるまで続ける。
・パソコンの電源を入れる前に、やるべきことをやってしまう。
・電子メールはやめて普通の手紙やハガキを出す。
・インターネットに接続する時間を決め、その時間はネットに集中する。その時間以外はパソコンの前に行かない。
・キーボードを打てないように、軍手などをする。
・自宅に帰らずに、図書館や喫茶店で時間を費やす。
・ネットに接続したくなったらとりあえず部屋を出て散歩をする。
・パソコンに(オンラインではない)ゲームをインストールし、接続したくなったらそのゲームをやることにする。
・とりあえず接続時間をこまめに記録してみる。
・インターネット以外に集中できることを無理矢理見つける。
・新しい趣味を見つけて熱中する。昔やっていた趣味などに再度取り組んでみる。
・旅行に行く。
・一人暮らしの人なら、しばらくパソコンのない実家に行く。
・友人に事情を話し、しばらく居候する。
・パソコンと電話線の接続を切る。
・パソコンと電話線の接続コードを捨てる。
・プロバイダーのパスワードをパソコンから消し、書類などもすべて破棄する。
・モデムやTAを取り外し、どこかにしまう。友人に預ける。
・モデムやTAを破壊し、捨てる。
・プロバイダーの契約を破棄する。
・まとまった時間のとれる週末などに、食事もしないでひたすら接続し続け、いやになったらやめて、もう接続しない。


【症状が重い場合の対処法】
(1)現状の把握
1週間程度の期間を決め、インターネットでの活動内容を詳細に記録する。形式は気にしない。
例えば次のような項目について記録します。
・1日のメールの受信記録、送信記録。読み書きに使った時間。どんな利益があったかの評価。
・見に行った掲示板の名前、自分が書き込んだ掲示板の名前、件数、興味を持った書き込みの内容。それを読んだことによる利益の評価。
・どこのチャットサイトに行ったか。誰とどのくらいの時間チャットしたか。どんな内容だったか。自分にとっての利益の評価。
・オンラインゲームの開始時刻と終了時刻、その内容。自分の感情。自分にとっての利益の評価。
・検索サイトを使って情報を収集したなら、検索した内容、使った時間、それが役に立ったかどうかの評価。

これらが記録されたら、それを整理してみる。
どの活動にどれだけ時間を使ったか、どんな利益があったかまとめる。

(2)失った時間の検討
もしインターネットを使っていなかったら、何に時間を使っていたか、あるいは何に時間を使いたいかを考える。
今やりたいことがないからインターネットに接続してしまうという場合、かつての自分の趣味や人生の目標などを思い出し、ネットへ接続した時間を活用できないか考えてみる。
考えたことを、ノートなどに記載する。

(3)目標の設定
(1)(2)の結果を見ながら、今週の接続時間の目標を決める。なるべく無理のない目標にする。
例えば週に70時間アクセスしていた人ならば50時間に減らすなど。
実際のアクセスの際には、その接続でやることと時間を決め、それが終わったらすぐに接続をきるよう努力する。
やるべき項目を付箋紙に書き(○○へ書き込み、△△へメールを書くなど)、画面の横にでも貼っておくと接続を切りやすい。

(4)引き続き、状況の把握
 (1)で行ったインターネットでの活動内容の記録を続ける。そして目標を達成できたかどうか評価し、再度目標を立てる。

(5)他人への協力の依頼
インターネットに理解があり、インターネット依存症のこともある程度知っている友人や知人を見つけ、協力を依頼する。
自分の現状や目標を説明し、目標の達成状況を報告し、励ましや叱咤をもらう。
協力を依頼できる友人や知人が見つからない場合、ネットで見るけることも可能かもしれない。理解してくれそうな管理者がいる掲示板に書き込んだり、自分のサイトの訪問者や信頼できるメールフレンドに協力を依頼しても良いかもしれない。

(6)他人への協力
だれかがインターネット依存症に悩み、克服しようとしていたら、その人の活動を励ますなどして協力する。
それが自分自身の回復への気持ちの維持につながるし、戒めにもなる。

(7)健全なアクセス状態の維持
アクセスする目的や時間をあらかじめ決めておき、それ以上のアクセスはしない。
その状態を維持する。

これでもダメであればやはり専門機関に相談したり、医師の診断を仰ぐことも視野にいれてください。
投稿日:2014-10-08
返信 2
一児の父さん
返信ありがとうごございます削除
娘の症状は悪くなるばかりです
今後心療内科の予約を検討しています昨日も娘は徹夜をしました
大変です
投稿日:2014-10-08
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
心療内科の予約をされているのですね。
悪いことではないと思います。

その様子を聞かせてください。

時間をかけてじっくり向き合っていく!
そんな覚悟も必要ですよ。
投稿日:2014-10-08
返信 4
一児の父さん
返信です削除
約1週間ぶりに書き込みました
心療内科の予約が正式に決まりました
11月2日に予約を入れることができました
(しかも、運がいいことにネット依存の専門家がカウンセリングしてくださることになりました)

現在 ネット依存に詳しい知り合いの助言を受けて
心療内科に行くまでに親がすることをしています
・しこしでもいいからネットの使用時間を減らす
途中結果 休日は今も10時間程度やりますが、平日は3時間程度まで減りました

・どうしてネット依存になったかを考える
(何度か声かけましたが、考えたくないようです)
・最低限のことを守らせる
途中結果 知人のアドバイスもあり、毎日入浴することとしっかり3度の食事をとることはできるようになったようですが、まだ睡眠時間や起床時間が驚くほどバラバラです

現在、心療内科に行くまでにやると良い事を実施中です
結果はまだ見られませんが 
心療内科に行くまで
悪化させないように見守っていく必要があると思っています
また10月後半に報告します
投稿日:2014-10-15
返信 5
一児の父さん
訂正削除
先ほどのコメントで
少しでも、と書くところを
しこしでも書いてしまいました
訂正しますm(_ _)m
投稿日:2014-10-15
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
ご報告ありがとうございます。

11月に心療内科に受診されるのですね。
しかも、ネット依存の専門家の先生が診てくださるとのこと。
安心材料が増えましたね。

しかも、心療内科を受診するまでの、今の取り組み。
これもいいです。

このまま継続して下さい。

またのご報告お待ちしています。
投稿日:2014-10-16
返信 7
一児の父さん
心療内科でのカウンセリングの報告削除
先日心療内科でカウンセリングをしました
その結果 
バーチャル多重人格の症状とネトゲ依存の併発型と診断されました
人格に異常をきたしていて、ネットと現実の見分けがついていない状態なので
しばらく入院するとのことです
娘は11月29日に退院する予定です
その後はネトゲの時間を減らしつつ
現実社会での活動やカウンセリングを行うとのことです
投稿日:2014-11-09
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
11月に心療内科を受診されると聞いていたので「今月だな。その後、いかがされたのかな」と思っていました。
ご報告ありがとうございます。

いまh専門家の診断を受けてこれから回復に向けてスタートしたのですよね。

入院も娘さんが良くなるための手段です。
いまは先生を信じていきましょう。

これからもご報告お待ちしいています。
投稿日:2014-11-09
返信 9
一児の父さん
申し訳ありません・報告遅れました削除
すみません、会社が忙しく、しばらく報告の返信ができませんでした

娘は予定よりも数日遅れて12月5日に退院いたしました
現在も、心療内科でのカウンセリングをやっていますが、症状の改善が見られ、ゲーム時間も1日3時間以内にまで減らせたため、このまま回復すれば
4月くらいにカウンセリングは終了ですねと言われて、ようやく終わるのか、長かったなあと感じております

ネット人格は消えていて、元の可愛い娘に戻っていました。
でも、まだネット依存が完璧に治ったわけではないので、もうしばらくカウンセリングを行うとのことです
投稿日:2014-12-30
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
ご報告ありがとうございます。
お仕事等、お忙しいでしょうからここへの書き込みはお気になさらず。

現在は退院をしてその後も順調のようですね。
もちろん楽観視をしてはいけないのでしょうが、今は改善を共に喜んであげましょう。
親が喜び笑顔になること…これが子どもにとっての一番の薬です。

またお時間のある時にでもその後の様子をお聞かせください。
投稿日:2014-12-31
返信 11
一児の父さん
かなりお久しぶりです削除
お久しぶりです
良い報告ができたらと思っていましたが
残念ながら、また少し依存のような状態も戻ってきていて、少し心配です
娘は中学3年生になりました
しかし、先日、娘の部活の顧問の先生から、家に電話があり、娘が部活に来ていないとのとこでした
そして、娘を問い詰めた結果、部活をやらずに帰ってきて、ネットゲームのための時間にしていたそうです
ちゃんとしたルールも作り、守らせていましたが、娘は部活に行かずに帰ってきて、すぐに部屋にこもっていました、親には勉強する と言っていましたが、その裏ではネットゲームをしてました
1日2時間までと言う約束に対し
1日4時間くらい、やっていることがわかりました。
担任の先生に、確認したところ、娘を対象にしたいじめに関することを他の生徒から相談されていたそうです。
また、授業中寝ることもあり、体育の授業は、いつも見学していたそうです。
当然、対応しようと思いましたが、娘の部屋からカミソリが見つかり、腕には1本か2本のひっかき傷のようなものを見つけました
出来るだけ早く、心療内科の方に相談しようと思います、また、いじめに関しても学校と対応していきます

投稿日:2016-06-30
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
お久しぶりです。
またここを思い出していただきありがとうございます。

少し依存のような状態が出てきたのですね。
そして、いじめの問題。

心療内科の受診はお勧めします。
早めに予約を取ってあげてください。
投稿日:2016-07-01
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
娘さんの部屋からカミソリが見つかり、腕にはひっかき傷のようなものがあったとのこと。

リストカットの可能性を否定できません。
もしも違うにしても事前に知識として得ているといいのかもしれません。

以下に紹介します。
長いですので何回かに分けます。
参考にしてください。
投稿日:2016-07-01
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
「リストカット対処法 はじめに」

最初に、リストカットをする心理的な背景を理解しましょう。
カミソリやカッターでリストカットすると、自分自身の中で渦巻いていたジリジリする気持ちが少しだけ抜けて内圧が下がります。
また、リストカットする時というのは「自分が変わりたい」という気持ちの表れであるとも言われています。
そのことを汲み取り「今、変わりたいんだね」と声を掛けてあげることも効果的です。

対処法としてはまず、赤いボールペンを用意してください。
そして肌を傷つけない程度の強さでそのペンでリスカをしたいと思う場所に線を書いてみてください。
(リスカをするのと同じような方法で)

その後にノートを準備してください。
そしてそのノートに「なぜリスカをしたくなったのか」を書いてください。
殴り書きで結構ですし、紙が何枚になっても構いません。
ノートが真っ黒になるまで書いて自分の中で溜まってしまったうっぷんを吐き出します。

人は思いを文字にすることで「スーッ」と気持ちが晴れるときがあります。
そして気持ちがある程度、落ち着いた段階でじっくりと話を聴いてあげるのです。

体を傷つけるという以外の方法で、自分の中で渦巻いたものを放出する術を身につけることができれば、リストカットも自然に治っていきます。
投稿日:2016-07-01
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
「リストカット対処法」1

自傷行為をしたくてしている人はほとんどいないと思います。
できればしたくない、治したいと思っている方が多いですよね?
ですので、今回は自傷行為を治していく方法を書いていきます。

●まずは自分の中にある根底の問題と向き合う
なぜ、自分は自傷行為をしてしまうのか?
その部分についてゆっくりと自分自身と向き合って考えたことはあるでしょうか。
この部分が、自傷行為を誘発する環境や原因を取り除くことにつながる大事な情報となります。
自傷行為を克服するためには、本人が「なぜ、自分の身体を傷つけるのか?」ということをしっかり見つめなおす必要があります。

これは正直、簡単なことではありません。
自分のことを本当に理解している人などほとんどいませんしまずは 自分を知ろうと行動することがすでに大きな変化であり、大きな自身の成長へとつながりますのであせらず、あきらめないで克服していきましょう♪

・そもそものきっかけは?
■友人とケンカした。
■親に注意された
■自分のことを素直に話ししても受け入れてもらえず自分を理解してもらえていないと感じた。
(友人や親はあなたを傷つけるつもりで言ったわけではなくても何気ない一言が後々まで心に強い不安や絶望感などを感じさせる場合があります。)

・その時どうしたらよかったのか?
□友人との会話でもっとちゃんと相手の話を聞けばよかったのでは?
□自分の気持ちをもっと相手に理解しやすいように伝えられなかっただろうか?
(ここを考えすぎて落ち込まないようにね。
ただ、なぜその時に自分はそういった対処ができなかったのかを自分自身で考えられるようになることを少しずつできるようにしていきましょう)

・その時の自分の気持ちは?
■怒り
■悲しい
■くやしい
■憎い
■あせり
■切ない などなど
(その時の自分の気持ちを振り返ってみます。)

・その時どうしたらよかったのか?
□ほかの解決方法が思いついていたとしたらその時の激しい感情はおさえられなかっただろうか
□その時の気持ちを相手に言葉で伝えられなかっただろうか
□我慢することはできなかったか などなど
(自分の気持ちをなだめる方法や他にそらす方法、冷静になる方法などを自分なりに考えます。)

・自身を傷つけてしまった後はどうだった?
■安心した。
■すぐにむなしくなってしまった。
(自分を傷つけてしまった後の安堵感、一瞬の開放感などどう感じましたか?
その感覚がどのくらい持続しましたか? 傷をつけたことによるデメリットよりメリットのほうがあるのかどうかも落ち着いて考え 見直してみましょう)

・その時どうしたらよかったのか?
□傷つけた時は楽になるが、その後の周囲との関係がかえって悪化してしまうのでは?
□自らを傷つけるよりも楽な方法はないだろうか?
(冷静に自傷行為のメリット、デメリットを考えてみると傷つける以外の方法での対処に目がむきやすくなります^^)

どうでしょうか?
自分を見つめなおすという作業は一人ではなかなか進まないものです。
専門の方に話しを聞いてもらう、対話することで自分自身が見えてくることもありますから まずはあせらずに少しずつ前に進んでいきましょう。
投稿日:2016-07-01
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
「リストカット対処法」2

・リストカットなどの代わりになるものを見つける。
・自分の身体を大事にする習慣を身につける。
・言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
・いつでもできる息抜き法。
・身体と心をリラックスさせる。
…です。

これらは単品でやるというよりも全てをある程度並行させてやっていくことでより効果がありますので、ぜひやってみてください。

では まずは
●リストカットなどの代わりになるものを見つける。
まずはリストカット以外の方法で問題を解く方法が身につけばリストカットの回数は減らすことができます。

以下に自分で体得できる方法をご紹介します。

●代替技法(だいかえぎほう)
・皮膚を赤く塗ったり、傷跡を描いてみる。
・輪ゴムなどで皮膚をはじき 刺激を与えてみる。
・氷などをいつも切る場所にあてて刺激を与えてみる。
…などなど

これ以外での気の紛らわせ方として
・大声で叫んでみる。
・気分が落ち着くまで紙をやぶいたり、紙になぐり書きをしてみる
・なぐっても手を傷めないような殴り専門のクッションを一つ用意してたたいてみる。

ただし あくまでこれは代替ですので 他の方法が軌道に乗るまでの一時しのぎだということを忘れないようにしてください。
すぐにできますがあまり長く続けないようにしてください。
ぜひ、「傷つけるのを自分は我慢したんだ!」とか「自分で行動を選んで決めたんだ!」というように自分が自分をコントロールできたことへの実感をまず感じ取ってほしいのです。

●自分の身体を大事にする習慣を身につける。
まず、自傷行為とは、本来守らなければならない自分の身体をすすんで傷つけるという通常では考えらない行動であるがゆえに家族や友人への衝撃が大きいのです。
これはつまり 「自分の身体は大事だから守らなければならない」と感じていないということなのです。
ですので、まずは自分の身体について考えたり、健康に気を配ったりしていきます。

●自分の健康について考える
・一日の食事の内容を見直してみよう♪
・間食などを控えめにするよう意識してみよう♪
・健康診断を受けてみよう♪

まずは、上記のことを含め身体を大事にすることを意識しつつ実践してみてください。
健康になると身体への安心感が深まります。
健康に気を配るようになると、自分の身体の不調などにも早く気づけるようになります。
そうなることで身体の痛みや不快感に気づくことができるようになります。

●自分のセクシュアリティ(性のありかた)を考える
・自分にとっての男性らしさ、女性らしさについて見つめなおしてみる。
・大人になりつつある自分の身体を受け入れる。

上記のことを考えつつ おしゃれをしてみたり、たとえば性的特徴を強調する服装や、逆に隠す服装を試してみたり(いやらしい意味ではなく)、身体的な魅力を高めるのもセクシュアリティを確かめる一つのポイントです。
おしゃれ以外にも好きな自分を思い浮かべてみるのもいいです。
自分の身体の好きな部分はどこだろう?と考えたりしてみて自分の身体を好きになりましょう。

●身体を動かすことの楽しさを感じる
・好きなスポーツをしたりダンスをしてみて身体を動かしてみる。
・ヨガやマッサージなどでリラックスしつつ意識して身体を動かしてみる。

スポーツなので身体を動かすことで得られる気持ちよさや充足感などは身体に対するイメージをプラスへと強めてくれます。
得られる満足感によって自傷行為の衝動を抑えてくれるのです。

これらの方法を重ねていくにつれて…

●自分の健康や身体をコントロールする感覚を取り戻す。
自分の身体を守り、管理し、コントロールできるのは自分自身であり自分を大切にできるのは結局、自分であるということに気づくことができます。
今までの事柄を少しずつ身につけていくことで衝動的に自分を傷つけてしまったり、もう自分なんてどうなっても構わない!
…というなげやりな気持ちも少しずつ抑えられるようになります。
投稿日:2016-07-01
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
「リストカット対処法」3

●言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
人は 言葉で言わなければ伝わらないことが多いです。
激しい怒りや自己嫌悪などによる突発的な行動も少しずつでもいいので言葉や文章にしていくと自傷行為などへ向かう衝動は和らいでいきます。

・日々の日記をつけてみよう!
自分の気持ちを言葉にするにはうってつけなのが日記です。
素直に自分の今の気持ちを書くことで出来事を振り返り客観的に自分のことを見られるようになります。

つまりは頭にあるごちゃごちゃしたいろんな想いを書き出すことで整理することができるわけです。
自分はなぜ、あの時イライラしてしまったのか?
あの時 こちらの選択肢を選ぶこともできたのではないか?
友人や家族の行動や言葉をもう一度考えてみてあの時、自分を攻撃しているように受け取ってしまったけれど 実は自分のことを考えてくれての言葉や行動だったのではないか?
…などなど

一度、文章にすることで 冷静な状態で物事を見ることができるようになります。
これは手軽で自身の成長にもつながりますので誰もが行うことで新たな発見ができますのでぜひ、おためしください。

・自分と周りの人とのコミュニケーションを見直してみよう♪
まずは あいさつから始めていきましょう。
おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさいと周囲との関係があまり良くない状態になってしまっていて話す機会が少なくなってきている場合は まず あいさつからはじめてみましょう。

最初は相当な勇気がいりますし、なかなかタイミングもつかめないかもしれませんが少しずつ、焦らないで。

・イライラしたら行動で表すのではなく 言葉で伝えよう♪
イラっとしたら即行動! ではなく ●●が●●だから●●なんだよ!
…みたいな感じになぜ?何が?どうなる?を言葉にするとより伝わりやすいです。
行動で表されてもまわりは原因がわからず、対応ができません。

言葉で表すことで自分も相手にもお互いに突破口を開くことができるようになります。

・いつも気づけば喧嘩ばかり、どうしたらいいんだろう?
喧嘩をする場合は必ず なんかしらの原因があります。
だとすれば なぜ喧嘩してしまったのか? 原因は? 等を考えつつ喧嘩をしていない時と何が違うのか?などを考えてみると
口を開けばすぐ喧嘩という状態を打破できるようになります。
投稿日:2016-07-01
返信 18
伊藤幸弘教育研究所さん
一児の父さんへ削除
「リストカット対処法」4

●いつでもできる息抜き法。
自分を傷つけたいという衝動が強くなった時にすぐにできる息抜き法は強い味方となります。
選択肢が多いことや、費用がかからず、そして手軽なので、まずはここから初めていくのもいいかもしれません。
自傷行為と向き合うためにはまわりの人の協力も不可欠ですが常に誰かがいるわけではありません。

誰かと一緒にいる時より一人でいる時間のほうが以外と長いものです。
ですので、一人の時間をどう過ごすかがとても重要となってきます。

・すぐにできる方法
●本を読む
●ゲームをする
●部屋の掃除
●音楽を聞く
●自分の好きな趣味(絵を描いたりなど)
●テレビを見る
●ペットがいればペットと戯れる など

・リラックス効果は高いが時間や場所によってはできない場合もある方法
●運動、散歩、ジョギングなど。
●絵画を鑑賞する。
●楽器を演奏する。

あくまで例ですが、こういった方法から自分を傷つけたいという気持ちが強くなってきた時に自分にあった息抜き法をいくつか決めておいてうまく対処できるように練習していくうちにリラックス効果も高まっていきます。

時と場合によってはできないものではなくいつでもどこでもできる方法を用意しておけばいざという時も一人で対処できるようになり安心感と一人でもなんとかできるという自信にもつながっていきます。

自分だけで自分のことを考えることは孤独で辛いものです。
不安や絶望感などが高まった時にその緊張などを自ら緩めてあげる方法を身につけて行うことは問題から逃げるのではなくちゃんとした対処法の一つということを知ってもらえると嬉しいです。
投稿日:2016-07-01
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