こんにちは。
不登校の中2の息子のことです。
中学受験をし、都内の私立中高一貫の進学校(男子校)に進みました。
昨年の秋から学校に行き渋ることが月に2回ほどありましたが、今年の夏休み明けから完全に不登校になりました。
部屋に引きこもり、内側からバリケードを張ることもありましたが、現在は落ち着いており、学校以外の外出は問題なくできるようになりました。表情がだいぶ明るくなり、フリースペースや塾には喜んで行くようになりました。
不登校の原因と思われるのが「課題が終わらない恐怖症」です。(本人が話してくれました)
入学以来、毎日毎日、大量の宿題が出ていました。
こなしきれなければ、立たされる、走らされる、残されるなどの厳しい罰が待っています。
本人は頑張ってやっていましたが、決して要領のいいほうではなく、当然こなしきれず、私が思っていた以上に、学校では色々な罰をもらっていたようでした。
「宿題が終わらない」と思った時点で体が震え出し、それが学校に対する恐怖心になっていったようです。
私も、宿題をこなせば罰を受けずに済むと思い、家に帰ってか「宿題やったの⁉︎」など、たくさん口出しをしてきました。今思うと、対応を間違ったという思いです。伊藤先生がDVDの中でお話されていたように、家が「舞台稽古場」だったのだと思います。
原因はもうひとつ、学校で友達がうまく作れなかったようです。これは、もともとの神経の細かさとか、プライドが高いところが災いしているように思います。本人にとって、学校は楽しい場所ではないようです。
親は転校も視野に入れていますが、本人は学校にもどれたらいいなと言います。
頑張って、第1志望で合格した学校だけに、思い入れはあるようです。
まず、学校に対する恐怖心を取り除きたいようです。
そのために、まず家庭でホッとできることを第一に心がけていますが、学校との繋がりは持っておいた方がいいのではと思い、登校練習をしてみたらと時々声をかけたりしていますが、怖いという意識が先に立ってしまうようです。
恐怖心を取り除くのに、有効な方法は何かないでしょうか。
ちなみに、息子の学年は特に厳しく、不登校の生徒が多くなり始めて問題視され、少しは対応が変わったようです。