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お悩みNO.353
次男の母さん
高校中退希望の次男削除
もともと時々きつくなると学校を休みたがる次男ですが、ついに続けていけなくなり、「もうやめる」と宣言。現在家にいる毎日です。
学校の先生方への不信感がストレスになり呼吸がうまくできないという症状が出ている様です。
傍目には苦しそうにも見えず、ついつい「学校に行こう」と誘っておりましたが、自分の立場で考えない親への不信も強く、「あんたらみたいなくずに世話にならないように稼ぎたい。自分で稼ぐようになれば二度と会わない」と言っています。
両親とも仕事が忙しく、話を聴くときも真剣に向き合っていなかったりすることを、いつも不満に思っていたようです。幼少の頃から関わる時間が少なかったこと、親の都合が優先だったことの積み重ねが今に来ているのかと、後悔ばかりの毎日です。
明るく話そうとすると「いい人ぶって」と反発。心療内科は2回行ったきりで二度とかからないと言っています。
とにかく今は家を出てアパートを借りて、アルバイトをしたいの一点ばりです。
長文になってしまい申し訳ありませんが、アドバイスをいただけると有り難いです。
投稿日:2015-03-02
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
高校中退を希望しているご次男のお悩みですね。

学校の先生に対する不信感とのことですが具体的にどんなことがあったのでしょう。
また、そのことを学校に行って先生に確認してみましたか。

まずはその2点を教えてください。

すいません。
不確かなことでいい加減なお返事をしたくないので、よろしくお願いします。
投稿日:2015-03-02
返信 2
次男の母さん
返信ありがとうございます削除
宿題の多さと、スイミングの両立が体力的にこなしきれなかった時に、立たせるなどの罰を与えることや、ひとりひとりの生徒に対する態度が事務的、生徒の立場で考えてくれない、授業もつまらないものばかり、などへの不信がストレスになり、耐えられなかったようです。
中退を決意するまでの展開が早く、充分学校とは話していませんが、先生方とのコミュニケーションがストレスだと、学校には伝えました。
学校からは、教育相談の先生と面談しますか?という電話が一度あったきりで、次男への働きかけは全くなく、確かに事務的な先生だと、納得しました。
中退したので地元に居たくない、親も軽蔑してるから、離れたい、というのがいまの一番の希望です。
投稿日:2015-03-02
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
「中退したので地元に居たくない」とのことですが、既に中退したのですか。
てっきり「中退希望」とのことだったので、まだ中退はしていないのかと思いました。

学校の対応に関しては残念でなりません。
あまりにも事務的且つ人間味がない。
でも、いまさら学校に言っても中退は撤回されません。

であれば、親子の信頼関係を構築していくしかありません。
軽蔑しているから離れたいと、もう思わせないように。

以下に親子の信頼関係の構築に関してまとめました。
参考にしてください。
投稿日:2015-03-02
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
■信頼関係の構築
お子さんとの信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながらお子さんからの話を聴いたことがありますか。「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。大きくうなずくときは「なるほどねぇ?」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ずお子さんの名前を呼んであげてください)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。その際は、はっきりと親としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、お子さんが悩みを打ち明けたとします。悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。それを意識することで、部下に対して自分は上司にどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。
相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識してお子さんとのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

投稿日:2015-03-02
返信 5
次男の母さん
中退ついて削除
中退について紛らわしくてすみませんでした。本人はやめると決めていますが、学校の手続きはまだしておりません。ぎりぎりまで可能性を残しておこうと思っています。
日を追うごとに本人と話ができなくなって来ておりますが、送っていただいたコミュニケーションをしっかり行って行こうと思います。本人が望むなら独り暮らしも良いのでしょうか。
私はできれば家において、支えてあげたいと思っています。
投稿日:2015-03-03
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
まだ学校は辞めていないのですね。
確かにギリギリまで可能性があるのなら手続きはしない方がいいでしょう。
ただし、万が一退学をしてもそれでお子さんの人生が終わるわけではありません。
いまは通信制の高校など再チャレンジの道はあります。
むしろ、その方が最終的に本人のためになることだってあります。

ひとり暮らしの件は、我々は反対です。
自分で自立した生活もできないのにひとり暮らしなんて許されないのではないでしょうか。
生活も荒れる可能性が高いです。
投稿日:2015-03-03
返信 7
次男の母さん
ありがとうございます削除
やはり私も反対です。しかしいくら誠意を持って話していても、「本当に思ってるわけじゃないくせに、うざい。俺のためを思うならさっさと引越しの手続きをしろ!」と大声を出します。以前の私の対応を繰り返し持ち出しては責めたりもします。
それが望みなら、と思ってしまいそうですが、踏みとどまって関係修復に努めたいと思います。仕事が忙しい時期でもあり、もっと一緒にいる時間が作れないのが、悩ましいです。
投稿日:2015-03-03
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
誠意をもって話してもなかなか理解を得られず大変かと思います。
でも、一回や二回・・・といった数回では無理だと思ってください。
掛かった時間の倍の時間を使うくらいの気持ちでじっくりと取り組みましょう。
やっていることは間違っていません。
なので一番大事なのは「継続」です。
継続は力なり・・・です。
止まない雨はありません。
必ず効果は表れます。

一緒にいる時間がなかなか取れないとのことですが、仕事なのですから仕方ありません。
時間を掛けられないのであれば、密度で補いましょう。

投稿日:2015-03-03
返信 9
次男の母さん
励まされました削除
夜遅くまで対応していただき、本当に感謝してます。焦らず続けて行こうと思います。止まない雨はない、ですね。
迷ったときはまた、おじゃまさせてください。
投稿日:2015-03-03
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
はい、お待ちしています。

迷ったとき…迷わないとき。
どんな時でもお気軽にどうぞ。
投稿日:2015-03-04
返信 11
次男の母さん
なかなか話ができません削除
日々、挨拶や声かけをしますが、なかなか会話ができません。部屋に入ると「出て行け」となってしまうので、食事におりてくる時だけがチャンスなのですが、良くて問いかけにうなずく程度。毎日置き手紙をしたり、メールを送ったりしていますが進展しません。
「独り暮らし」の話は、全くしなくなりましたが、会話も全くなく苦しい日々です。きっかけ作りでアドバイスをいただければ、本当に有り難いです。
投稿日:2015-03-09
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
お子さんがいま、夢中になっているものってわかります。
あるいは好きなもの。

スポーツでも音楽でもゲームでも…。

例えばそれがお子さんの好きなタレントや歌手だとしたら、お母さんもそれを徹底的に研究してください。
ゲームだったらそのゲームをやってみましょう。

生半可な知識ではなく、ある程度話が盛り上げるくらいまで研究してください。

人は自分の好きなものが共通しているというだけで親近感がわくものですよ。
投稿日:2015-03-09
返信 13
次男の母さん
ありがとうございます削除
ありがとうございました。時間があるので、スマホで良く映画を見ているようです。私も見てみようと思います。DVDも拝見してますが、なかなか出口が見え手来ません。あせらない、と思いながらついあせってしまします。
しんどくなりますがこうしてアドバイ
スをいただけるのは本当に心の支えになります。頑張ります。
投稿日:2015-03-10
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
映画ですか。
いいじゃないですか。
お子さんの好きな・あるいは最近見た映画を徹底的に勉強して下さい。
最近はネットで簡単に情報を得られます。
それを有効に活用しましょう。

その映画のテーマなどを一緒に話してもいいでしょう。
その映画の主人公が出ている他の映画を一緒に観ようと誘ってもいいでしょう。

まずは行動です。
それが「親が変わる」ということです。

しんどいのはそれだけ真剣に子育てに向き合っている証拠です。
これからも一緒に頑張りましょう。
投稿日:2015-03-10
返信 15
次男の母さん
再び一人暮らしについて削除
先日からアドバイスありがとうございます。日々手紙を書いたり、DVD借りてきたよと話しかけたりしていますが、なかなか進んでいません。
そんな中珍しく話しかけてきたと思ったら、「いつから一人暮らしをさせるのか」とのことでした。以前夫が「一か月くらい様子を見て元気になったら考えよう」と話していたからだと思います。
「元気になれないのは、あんたらがストレスのもとだからだ。仲直りすればいいなら仲直りしてもいい」と言います。
私は本当に仲良くなれて、目標ができたときにまた考えよう、でも基本的にはずっと一緒にいようと思っていると話すと、部屋を出ていき、まただんまりです。
そんなに家が嫌ならいっそ一人でさせてみても良いのではと思ってしまいそうですが、やはり家で大切にしたいと揺れている毎日です。一旦一人暮らしをさせるという道もあるのでしょうか。
投稿日:2015-03-11
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
一旦一人暮らしをさせるという選択肢…これもありなのかもしれませんね。

しかし、もしもそうするのであれば何度か家屋会議を開いて、話し合いを徹底的にすべきです。
また、何もかも勝手にさせないように、ある程度の条件を提示したらどうでしょう。
まだ、未成年なのですから。

・必ず1日に1回以上は家に連絡を入れる(安否を確認するため)。
・週末は必ず実家に帰る。
・地元にいたくないとのことだけど、実家からそんなに遠い場所にひとり暮らしをするのはNG。
・今後のお子さんの進路の道筋を立てる。
・以上のルールを守れない場合はひとり暮らしは認めない。
・また、もしも一人暮らしをしてもルールを一回でも破ったら一人暮らしは即刻引上げる。

…etc
投稿日:2015-03-12
返信 17
次男の母さん
心療内科について削除
いつもご助言ありがとうございます。独り暮らしを前提にアパートなど見て回る中で少しずつ話ができるようになり、時には会話も弾むようになりましたが、あごが疲れてうまく話せない、眼のピントが合わなくていらいらする、と言うことが良くあり、そうなるとまた部屋に入ってしまいます。
以前心療内科に行って先生と合わずに行かなくなってしまったのですが、本人の方からもう一度別なクリニックにかかりたいと言ってきました。
先生のお話や御本の中では心療内科は勧めないという内容があったと思うのですが、本人が望むなら受診させてみようかと思うのですが、いかがでしょうか。
先程書いた様な症状がとてもつらいようです。
投稿日:2015-03-28
返信 18
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
本人が望むようであれば心療内科など専門医に診ていただくのは決して反対ではありませんよ。
是非とも受診を。

また結果をお知らせください。
投稿日:2015-03-28
返信 19
次男の母さん
心療内科の予約を取りましたが…削除
先日以前から偏頭痛のある時に行っていた脳神経外科に行く際、送って欲しいと言われ、「行きたいけど仕事が…」という事をまず言ってしまってからまた会話をしなくなってしまいました。この間親しく話もできてとても良い感じだったので油断してました。
あちこちあたってやっと予約は取ったのですが、行くか、行かないかの話ができない状態です。部屋に行けば「入るな!死ね!」という感じで、また振り出しに戻ってしまい、本当に後悔しています。
あまりこちらからしつこく話をせずに、メモやメールで伝えることから始めています。また地道にして行くしか無いのでしょうか。
投稿日:2015-04-03
返信 20
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
態度は当初に戻ってしまったかもしれませんが、決して振り出しではありません。
今まで接してきた事実は残っています。
今回はたまたま虫の居所が悪かったと捉えましょう。

ただし、おっしゃる通り、こちらからしつこくコンタクトを取らず、メモやメールで想いを伝えるようにしましょう。
想いは必ず伝わります。
その際に一点注意。
必ずお子さんの名前で呼びかけるような文にしてください。
投稿日:2015-04-04
返信 21
次男の母さん
毎日揺れています削除
アドバイスありがとうございます。日々良く話したり、とても攻撃的だったりと、こちらもはらはらして過ごしています。独り暮らしの話も再度浮上し、1日も早く、と強く言ってきます。今日は修学旅行の返金についてこだわり、キャンセル料で引かれた分は担任に今すぐ払わせろと職場に電話がありました。さすがに、これにはイエスといえず、さらに腹が立ったようです。
担任への恨み(?)は強いようで、「いつか殴ってやる」と言っているほどです。こんな時、何と返事をしたら良いのでしょうか。
つらいのは次男なので、頑張らなくてはと思いますが、ちょっと疲れてきてしまいました。ふと、家に帰りたくないと思ってしまう自分は、親失格だなと。
でも気を取り直して帰らなくてはと思います。
投稿日:2015-04-06
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
失格だなんて思いませんよ。
当然の感情です。

でも、それでも気を取り直して帰る姿は素敵です。

担任にネガティブな感情を持っているとのこと。
ここで殴ったら同類です。

こちらが見下すつもりで・・・。
そう助言しましょう。
投稿日:2015-04-06
返信 23
次男の母さん
その後のご報告削除
前回から長く立ってしまいましたが、実はその後統合失調症との診断を受けました。打ちのめされた気分でしたが、この頃ようやく症状が落ち着き始め、やっと前向きになれました。年齢なりの反抗期ではありますし、たくさんの服薬で勉強もうまくできずに荒れることもありましたが、高卒認定試験に合格してからは少しずつ勉強もしたいと言うようになりました。
まさか自分の子がそんな病気にと思いましたが、この子なりの人生が送れるように、自分も元気でサポートしていこうと思います。
本当につらいときにたくさん助言をいただき、励ましていただいた事に一言お礼を言いたく、書き込ませていただきました。ありがとうございました。
投稿日:2016-01-12
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
お久しぶりです。
その後のご報告ありがとうございます。

お礼だなんてとんでもございません。
次男の母さんが頑張っていらしたから当然のことです。
我々の言葉が少しでもお役に立てたのであればそれはともて嬉しいことです。

もしもよろしければこれからもこの場でお話ししましょう。

子育てを楽しめるように・・・一緒に考えましょう。
投稿日:2016-01-12
返信 25
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行ったアンケートです。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。〜

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2016-01-12
返信 26
次男の母さん
返信ありがとうございました削除
子ども自身が病気が苦しすぎて「生きていたくない」「死にたい」と涙をこぼしたとき何といってあげたら一番いいのだろうと悩みながら過ごしてきました。「生まれてきてありがとう」ですね。ここに生まれてきてくれてそばにいてくれる。かけがえのない存在だということを伝えていきます。
いつか「生まれてきて良かった」と次男が心から思えるように。
いつも暖かい対応をして下さり感謝しています。
投稿日:2016-01-21
返信 27
伊藤幸弘教育研究所さん
次男の母さんへ削除
ご理解頂けて嬉しいです。
そう、「生まれてくれてありがとう」を伝えることで「生まれてきて良かった」と必ず思える日がくるでしょう。

継続して伝えてあげてくださいね。
投稿日:2016-01-21
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