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お悩みNO.386
オッコさん
息子の暴言 削除
中三の息子です。昨日はとても穏やかで結構話もして家族皆楽しく過ごしました。
ところが、今朝、毎朝制服の下に着て行く、白いTシャツがないと騒ぎ出しました。全部で5枚あるのですが、3枚は少し小さくなったため、先週ワンサイズ上の物を2枚追加で購入しました。その大きい方のTシャツが2枚とも洗濯していなかったために、キレてしまいました。
洗濯は基本毎日していますが、息子の方が、次の日になってから、出したり、かなりいいかげんなので、いつ洗濯したのか、私もわからなくなりました。(自分では一昨日出したと言い張っています。)先週まで着ていた小さいサイズの方を今日は着たらと言っても恥ずかしくて着れない、今まで我慢して着てたんだと、大声でわめきました。
俺に謝れ、謝ることもできないのか、オメーがだらしないから、いつもこんなことになるんだ、飯もろくなもの作らねーし、オメ―みたいな母親を持って最悪だ、今度こんなことしたら、1,000円とるからな、と言って、畳んであった洗濯物を蹴りあげてバラバラにして学校に行きました。
こんな子供になってしまい、情けなくて涙が止まりません。
昨日は穏やかで、今朝は別人です。どういう思いがあってこんなにキレるのでしょうか?
自分では何一つできない息子にわからせるために、しばらくの間、私自身が家を出ようかと思っています。そんなことをしたら、ますますひどくなるでしようか?
正直、死にたいです。
投稿日:2015-06-19
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
オッコさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中3の息子さんに関するお悩みですね。
家を出るとのことで悩まれているようですが、ひどい場合には一時避難は必要です。
ご主人ともよく話し合ってご決定してください。
そのご主人がお子さんに接する際。
同様のケースで我々が父親側にお伝えしているのは以下の通りです。
母親に暴言・暴力を振るう子ども(特に男の子)に対して父親が伝えるべきこと。
「○○(子どもの名前)。お母さんはお父さんにとって人生で一番大切な女性だ。その大切な人に暴言を吐いて、悲しませたり、辛い思いをさせたりすることは、お父さんが決して許さない。お父さんは身体を張ってお母さんを守るつもりだ!覚えておけ!」
…以上です。
この鬼気迫る勢いが抑止力になります。
以下に「家庭内暴力の対処法」をまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2015-06-19
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
オッコさんへ削除
「家庭内暴力の対処法」

まず家庭内暴力の原因としては「子供返り=退行」が挙げられます。

子どもは親を自分の持ち物だと思い込み自分の言いなりにならないと爆発してしまう状態になります。
その場合、いくらおかしなことを言って来ても、またいくら忙しくても手を止めて子供の横に座りうなずきを忘れずじっくり話しを聴いて悪かったと思うことは素直に謝ることが大切です。

30分もあれば暴言は止まり翌日には何事もなかったかのようにケロッとしています。
親がいい加減に聞いていると子供の暴言は2〜3時間続き、しまいには怒りがおさまらず夜中、親の寝室に来て朝まで暴言を聞かされたり、翌日も何時間も暴言を聞かされることになり、それがエスカレートして家庭内暴力へと繋がるのです。

子どもは話しているうちに大声になります。
その声が耳に入り余計に興奮してしまうのです。

また子供の言葉に反論してしまうと余計に子どもを怒らせることになります。

この退行を抑えれば、家庭内暴力に繋がりません。

それには身体接触は止めさせることです。
そのためには、「止めなさい」「イヤだ」とはっきりと言うことです。

また、家庭内暴力は家庭でしか起こりません。
家庭内暴力を起こす子どもは、学校や近所など第三者の前ではまったくそう言う面は見せずいい子であるケースが多いです。
したがって家に誰かを下宿させるという方法も考えられます。

また実際に暴力を振るわれた場合は100%拒否する姿勢を示すことが最も重要です。
暴力に対して暴力で対抗すると必ず復讐されます。暴力は暴力の連鎖を生むだけでなのです。

前述の対処が無理な場合は親(ほとんど母親)が別の場所に避難することも検討してみてください。
その際は、子どもには必ずメッセージを残すことも忘れずに。
「○○くんのことは大切だけど暴力には耐えられないので家を出ます。母より」というメッセージで良いと思います。

そうすると、直後に子どもから電話が来るが携帯には出ないようにしてください。
出ても「テメー、どこ行ってんだ。必ず見つけ出してぶっ殺すぞ」と言われるのがオチです。

2〜3日後に携帯やメールに「ごめんなさい」というメッセージが子どもから来ます。
時間を置くと子どもは後悔し反省するので「帰って来て」という電話が頻繁に入ります。

その段階で子どもとは毎日5分くらいは電話で話しをして2週間ほどしてから食事を作りに家に帰ります。
ただし食事を作ったらまた家を離れる。
子どもは母親の食事を食べて母のありがたみを改めて感じるのです。

また母親が離れることで「母親は本気だ」と言うことを子どもは感じ「今度、暴力を振るえば母親は二度と帰ってこない」と思うようになります。

1ヶ月で十分効果はありますが、一生の問題なので、出来れば2ヶ月の期間を考えた方が良いでしょう。

そして子どもに二度と暴力を振るわないと約束させることも必要です。
これで家庭内暴力は収まり再発することはないはずです。

ただし子どもが謝ったからと言ってすぐに戻ってしまうと「どうせ暴力を振るってもまた謝れば戻ってくる」と言う思いが植えつけられてしまう危険性もありますのでご注意ください。
投稿日:2015-06-19
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