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お悩みNO.68
なおさん
次男と他の兄弟に対して削除
こんにちは。

小学校6年の次男が10月頃から、ちょくちょく気持が悪いと休みようになり、11月は毎週月曜日は行かれず、先週よりほとんど行けなくなりました。
あまり自分のことを話す子ではありませんでしたが、あまり詮索しないように理由を聞くと、友達にいじめられる、担任の先生の叱り方がしつこいとのことでした。

次男は超マイペースでとてもやさしい子です。
保育園の頃から自分の世界とペースがしっかりあって、大人から見ると人より遅れがちな子でした。
多分、高学年になりクラスの中でどこかからかわれキャラとして見られていた扱いに我慢ができなくなったんじゃないかと思いました。
子供の親に言う理由はそこにあっても、本当の理由は私にあると思っています。

この子には中3の兄と小3の弟がいるんですが、少し前までこの長男が非常に不安定な時期があり(不登校ではありませんが、親との会話はなく非常にふさぎこんでました)、親として子育ての本や講演、色々な講座、啓発本等を聞いたり読んだりして、自分のプライドの為の子育てをしていた事を自覚し、自分なりに長男と向き合いやっと会話ができる状態になってきた矢先の出来事でした。
私が思ったのは長男に気を使うあまり、長男だけを特別視してしまった為にしわ寄せが次男にきてしまったのではないかと言うことです。
今まで甘えることができなかった長男に対し、甘やかすことで心が緩んだのですが、反対に次男には厳しくしてしまいました。
正直、次男のマイペースさが親には“だらしがない、根性がない”に見え、くどくど指図し、本人に任せる事ができずにいたんです。

今、一番辛いのは本人だと思い、無理に登校させることは一切していません。
本人の行動もなるべく尊重し色々言わないようにはしていますが、1日中ゲームの日々にこれでいいのかと不安は募ります。
そして、それを見ている弟が「お兄ちゃんだけずるい」とか、朝「気持ちが悪い」とか言うようになり(休みはしませんが)、次男はもちろん他の兄弟に対する接し方にも迷っています。

それに合わせて、次男の金遣いの事も心配です。
お菓子の買い食い程度なんですが、おこづかいをもらうとすぐ買い食いに消えてしまい、出かけてもすぐにジュースとか、今日は頑張ったからお菓子とか他の兄弟より要求が多いのが気になります。。
食べ物を買う事に凄く執着しているように見えます。
ダメと言えば諦めますが、要求が多い分今まで次男の要求に100%答えた事はないような気がするのも気にかかりました。
どうすればいいか考えていた矢先、先日次男を外に連れ出した時、あるはずのない5000円を持っていて、食べたいものを買っていました。
思わず私の財布からでは・・・と疑ってしまい、聞くと貯めたから、と。
今日、私のかばんを見て、お母さんお財布ないけどどうしたの?と聞くので、これは?
と思い、再度あのお金はどうしたのか聞いたところ、「貯めたんだ」の一言。
「わかった、信じるよ」と抱きしめましたが、この対応が彼にとって良かったのか、悩むところです。

自分の子育ての結果がここに現れてきていると思い、自分を変えていきたい…。
でも今、何をやっても自分のやる事に自信が持てません。

何かアドバイスお願いします
投稿日:2010-12-23
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
なおさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

今の子育てに自信が持てないのですね。
ご次男の状況をご自身のせいだと思ってネガティブになっているのかも知れませんね。

子育ては幸せの時限装置付きタイマーです。
今、やったことや言ったことがスグに効果が表れるものではありません。
1年後、2年後、5年後、10年後…もしかしたら親がいなくなったあとかもしれませんね。
でもそれでいいんです。
ご次男がそうであるように、なおさんもなおさんのペースで子育てをしていきましょう。

子どもを抱きしめることはとてもいいことですよ。
抱きしめた直後に効果が表れなくても、なおさんの抱きしめた温もりをお子さんは必ず覚えています。
ふっとしたきっかけで思い出すことでしょう。

ご長男の件で、もしかしたらご次男にしわ寄せが…と思っているのであればそれをそのまま伝えても良いかもしれませんね。
「一時、お兄ちゃんに掛かりきりになって、もしかしたらあなたに淋しい思いをさせたのなら本当にゴメンね」…と。
そして今は信じて待つことを伝えてください。

「自分を変える」とはそんな小さなことからでも出来るはずです。

心理学では「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」と言います。
なおさんの言動が少し変わるだけでも相手は自ずと変わってくれますよ。

これからその方法をここで一緒に考えませんか?
「アドバイス」なんて大それたものではありませんが、なおさんが子育てを楽しめるように一緒に考えて行きたいと思っています。
投稿日:2010-12-24
返信 2
なおさん
自分と子供を信じること削除
早速お返事ありがとうございます。

先生のお返事を読みながら、自分が完璧な親を目指していたのに気がつきました。
周りの子供と自分の子を比べ、子育てがうまくいってる親御さんと自分を比べ、どうして私にはそれが出来ないんだと、子供を責め自分を責めていました。

常に自分の子育ては正しいの?子供を見てもすぐに結果に現れないと、正しかった?正しくなった?どっち!!
と自分が不安で不安でいられませんでした。
失敗が怖いんです。

”子育ては幸せの時限装置付きタイマーです。”
この言葉は胸に染みました。
何が失敗で成功かなんて今すぐわかるものではないし、いつかは幸せになるという時限装置を信じていればいいんですね。
辛い時はこの言葉を思い出します。

私という人間とそれぞれの子供達をもう一度見て、私の子育てをしていかなければと、改めて思っています。
少しづつ焦らないようにやっていこうと思います(これがなかなか難しいんですが…)

早速、次男には長男のしわ寄せも含め一番我慢させてきたこと、そんな子育てをしてしまった自分を認め、謝りたいと思います。
信じて待つことも伝えてみます。

また迷った時はご相談させてください。
本当にありがとうございました。

投稿日:2010-12-25
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
なおさんへ削除
こちらこそ、早速のお返事ありがとうございます。

迷った時は(そうでなくても)いつでもここに来て共に語りましょう。
独りでは思いつかないことも二人なら良い知恵が出てくるかも知れませんよ。

焦るな…と言ってもそうもいかないのが子育てです。
それも当然!
だって我が子のことですから焦るのも当たり前です。
そんな焦る自分も含めて受け入れて認めてあげると子育てに余裕が出てきて良い方向に向かうものです。

子どもさんや子育てをしている自分を「横軸」ではなく「縦軸」で見てあげましょうね。

「横軸」とは他人と比べること。
「縦軸」とは自分自身の過去と今を比べること。
過去よりも少しでも進歩していれば良し。
もしも進歩していなくても「進歩していない」と気付けた自分は「進歩をしている」のです。
そう捉えてみてはいかがですか?

なおさんは子育てを頑張って来たわけですから責められる人は誰もいません。
もっと胸を張ってもいいのですよ。
投稿日:2010-12-25
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