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お悩みNO.412
ハチ公さん
頑張り過ぎる娘削除
以前、娘のことでご相談したことがあります。その節は有難うございました。

実はその娘のことでまた心配なことが出て来ました。

娘は現在21才、昨年結婚し婿とゴタゴタがあり3ヶ月で一方的に離婚させられ(結果的には離婚して正解でしたが)、当時妊娠中でしたが、離婚のショックや実家に戻って来たという負い目などもあり精神的に不安定な時期もありましたが無事1月に出産し、今では毎日育児を頑張っています。

ただ、現在は夜スナックにバイトに行って収入を得ています。その間は同居する私が孫の面倒を見ています。
バイトを始めた頃は21:00前後から2:00過ぎあたりだったのが、最近は19:00台から4:00台に帰宅ということも増えて来ました。
もっともっと稼がなくちゃという気持ちが日に日に強くなっているのかわかりませんが、私は娘の体が心配です。

育児も一生懸命やってますので、いくら若いとはいえ体は疲れていると思います。
私も一緒に住んでいるので、そこまで頑張らなくても生活自体は成り立つわけで、夕方から朝方迄の本来体を休める時間帯に、こんなにガッツリ仕事をして欲しくないというのが本音です。

帰ってくると、私と一緒に寝ている孫を自分の部屋に連れて行きながら有難うと言ってくのですが、時々ホントにクタクタなようで部屋で倒れるようにして寝てしまっていることもあります。

これでは体がキツイだろうから、辞めるか、もっと早く帰って来れる店にかえなさいと言ったところ「しょうがないじゃん」という返事でした。

私自身も職種は全く違いますが夜勤がある仕事なので、夜•夜中・朝方に仕事をしている大変さ、体の負担は充分わかっております。
私自身も娘が小さい時に離婚しまして、仕事仕事でやってきました。その為に娘には辛い淋しい時間を過ごさせたことをとても後悔しております。
ですので、娘にはもう少し精神的、体力的に負担の少ない働き方をして欲しいと思っています。
頑張り過ぎないで欲しいのです。

娘の頑張りを評価していますが、もう少し負担の少ない働き方にさせたいのです。

アドバイスお願い致します。
投稿日:2015-08-12
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
お久しぶりです。
その後、いかがされているのかな…と思っていましたので近況を教えていただき嬉しいです。

娘さんは離婚を乗り越え、無事にご出産されて今は育児に頑張っているとのこと。

まずは、無事にご出産されたとのことが何より!
一安心です。
おめでとうございます。

一方で、娘さんの頑張り過ぎを心配されてるのですね。
ハチ公さんご自身も現在夜勤のあるお仕事に従事されていて、また小さいときにご両親が離婚されたご経験がおありのために、娘さんの大変さや、お孫さんのことを自分ごとのように思ってあげられるのでしょう。

娘さんには今の仕事やシフトの件を否定することなく、頑張っているね、応援しているよ、という思いを大前提に伝え、その上で、負担の少ない働き方を一緒に考えるようにしていってください。

ただし、話し合いは仕事の合間ではなく、完全にオフ(お休み)のときにされるのがベストでしょう。
その方が落ち着いた気持ちで話せますので、冷静に相手の助言を受け入れることができます。
投稿日:2015-08-12
返信 2
ハチ公さん
有難うございます削除
アドバイス有難うございました。

私自身、思ったことを口にしたり態度に出したりしてしまうことが多く、また勝手な思い込みで心配をしてしまったり、自分の考えとは違う意見には攻撃的になってしまいがちという、とても自分勝手で偏った性格の為、娘達も辛い思いやイヤな思いをすることも少なくないと思います。

先生のおっしゃるように、まず頑張っていることを褒め、その中でも改善すると更に楽しく負担も軽減されて続けていけることを話し合っていけたらと思います。

娘は、妊娠中に突然起こった離婚劇により精神的に不安定になった時期があったり、現在は孫を私に預け夜にバイトに行くことに迷惑をかけてしまっているという気持ちがとても強いのです。私は娘と孫が元気でいてくれることだけで幸せです。
勿論、頑張って生活していくことも大切ですが、あまり無理をして結果、体を壊してはいけませんので。

落ち着いた中で、話し合ってみます。

有難うございました。
投稿日:2015-08-13
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
我々のアドバスが少しでもお役に立てるのであれば嬉しいです。

話し合いの際は自分を主語にする「Iメッセージ」で、ご自身の想いを伝えてください。

以前のスレッドでもご紹介しましたが、改めて再度、伝え方について以下にご紹介しますので参考にしてください。
投稿日:2015-08-13
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
お子さんとの信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながらお子さんからの話を聴いたことがありますか。「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ずお子さんの名前を呼んであげてください)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。その際は、はっきりと親としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、お子さんが悩みを打ち明けたとします。悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。それを意識することで、部下に対して自分は上司にどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。
相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2015-08-13
返信 5
ハチ公さん
娘が出て行った削除
何度か先生にアドバイスを受けたことがございます。その節は有難うございました。

そして、また心配なことが起きました。
以前にもご相談しました次女です。

現在、次女は生後10ヶ月の子と元気に実家である我が家で生活しておりますが、娘なりに頑張っていて夜は私が孫の世話をし、娘はスナックにバイトに行っております。

しかし、その為に生活は逆転に近く、朝方帰ってきて昼迄寝て、家のことはほぼ何もせず私が全てやっているといった感じです。
子供の母親だということもありますし、もう少し家のこともやればいいのにと思い、今迄にも何度か言ったことがありますが、その時だけですぐに元に戻り、やらなくなってしまうということが何度も続き、昨日の朝、ちょっとしたことがきっかけで私がまた口うるさく伝えました。職場からLINEで内容を送りました。
そうしたら、「とっとと出てくから」という返事がありました。

私はそんなつもりで言ったわけではないのに娘にはきっと前から、口うるさい私との生活は窮屈だったんだと思います。

出て行ってしまいました。

「言い過ぎた。ごめんね。ここがあなたの家だから」とLINEしましたが返事はありません。
スナックのバイトは続けないと生活出来ないし、家を出て行って何処にいるのか?
友達の家に居候といっても毎日毎日友達に孫の世話をお願いすることもなかなか難しいでしょう。夜間保育に頼めばお金もかかるし、バイトの意味がなく、またその選択を娘がするとは思えません。

娘に言ったこと自体は間違ってると思いません。ただ、娘にしては私が考えるような毎日の掃除や洗濯する時間など、その通りにしなくても別にいいじゃないかという考えだったんだと思います。私の考え方が全て正しい訳ではないので。

娘は多分すぐには戻らないんではないかなと思います。
いつも娘を傷つけてしまって本当にダメな母親だと、後悔と反省で一杯です。

娘には昨日LINEで戻るよう伝えましたが、返事はないままです。暫くそのままでいようかと思いますが先生、いかがでしょうか?
投稿日:2015-12-06
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
お久しぶりです。
その後、どうされたかなと思っていましたので、再び書き込みを頂き嬉しく思います。

さて、娘さんとの件・・・小さな子どもを抱えて家を出ていってしまったとのこと。
心配ですね。

LINEでメッセージは伝えているとのことですが、返事がないのですね。
暫く放っておくよりも、今はメッセージを送り続けた方がいいでしょう。
それが返事がない一方通行だったとしても・・・です。

なぜか。

今回は売り言葉に買い言葉に近い状態で家を出ていってしまいました。
いまはやせ我慢しているかもしれませんが、必ずそのうちに根を上げることもあるでしょう。
その時にハチ公さんからメッセージが送られ続けていれば帰って来やすいのです。
突っ張って家を出ていった手前、困ったときにも「帰って良い?」とは言いづらいですよね。

その時のための今のLINEです。
投稿日:2015-12-06
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
したがって、LINEのメッセージは長くなく・重くなく・・・です。

短くていいのです。
「心配していること、あなたの居場所はここだということ、帰って来てほしいこと・・・」を伝えましょう。

帰って来てからは一度話し合いの場を作るべきだとは思いますが、それはその時に一緒に考えましょう。
投稿日:2015-12-06
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
ちなみに・・・。
今回の件はハチ公さんが言っていたことは正しいです。
正論です。

しかし、一方で、時に正論は相手の心にグサッと刺さります。
娘さんも女手ひとつで幼子を育てるために、夜の仕事で疲れているのでしょう。
家事もやらなければならないと思いつつ、ハチ公さんに甘えてしまっているのでしょね。

投稿日:2015-12-06
返信 9
ハチ公さん
有難うございます。削除
早速のアドバイス有難うございます。
短文とはいえ、娘にLINEを送り続けていいものでしょうか?

娘にしてみれば、私との生活はとても窮屈だったんだと思います。
そこへ私がまた口うるさく言ったことが、娘の気持ちを爆発させたんだと思います。

私自身も娘達が小さい頃に離婚し、淋しい思いや辛い思いをさせてきましたので、娘には実は負い目がありまして、今、娘が私にして欲しいこと(バイトの際の孫の世話など)があれば、私自身の予定をズラしてでもしてあげることしか娘への罪滅ぼし的なことは出来ないと思っているのですが結果的には娘を苦しめていたということです。

LINEを送ることは、かえって娘には「言いたいこと言って、自分が困れば手の平返したように下に出て……」と、思うんではないかと私は思うのですが。

いかがでしょうか?
投稿日:2015-12-06
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
その辺は母親としてのハチ公さんのご判断かと思います。
LINEを「口うるさく」送れば、娘さんは当然嫌がりますし、「心のこもった」内容であれば、相手に想いが伝わるのでは?
投稿日:2015-12-06
返信 11
ハチ公さん
有難うございます削除
頑張ってみます。
私の感情だけで物を言わずに、娘のことを考えて伝えられるといいのですが。
投稿日:2015-12-06
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
そうです。
感情をぶつけても感情でしか返ってきません。

相手の立場になり切って発信してみましょう。
投稿日:2015-12-06
返信 13
ハチ公さん
連絡ありました削除
おはようございます。
先生、娘から連絡がありました。

友達のところに居候していること
勝手に出て行って悪かったということ

この2つだけがLINEに書かれてました。

深夜のLINEでしたが私は夜勤中でしたのでそれをすぐに見ることが出来、返信は言葉を考え朝しました。

娘なりにもだらしない生活や、何も出来ていなかった自分に気づいたとのことで、勢いで飛び出しいろいろ考えたのが、取り敢えず友達のところに居候しながら生活全般を自分でやってみるということらしいのです。
全てを抱えることは無いと私は伝えました。また、甘えることも必要だとも伝えました。

今現在の娘の考えは、バイト中の孫の世話は基本は私がやり、私が夜勤の日等は(月に5回位)スナックのママのお母様(60代)も協力してくれるとのことで、そこは甘えて、またどうしても都合がつかない際は夜間保育を考えているとのこと。
夜間保育の料金も店で少し負担してくれるとのことで、そういった話も娘なりに考え、進めているようです。

私としては今迄使わなかった部分への出費も増えるし、バイトの日数も増やし定休日以外全部出るつもりで出費も増えるが収入も増やすという考えのようです。

世の中にはもっと厳しい条件や環境で頑張っている若いお母さん達もいっぱい居るかと思いますが、手を差し伸べたり協力するばかりが娘の為にはならないということでしょうか?

カゴの鳥のように、ここがあなたの家だからと住まわせ自分自身の安心を得る為に娘はここに居ればいいんだという考えは自己満足でしかないのでしょうか?

今は娘の思うままにやらせ、静観していた方がいいのか?

アドバイスお願い致します。
投稿日:2015-12-08
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
娘さんから謝罪の言葉があり、且つ具体的な提案がされているのであれば、まずはそれを受け入れてあげましょう。
しかし、静観だけではいけないと思います。

「あなたの希望は基本的に賛成だけど、お母さんも力になりたいから一緒に頑張りたいの。何か応援して欲しいことあるかな」と投げかけて、あくまでも「放置」ではなく、見守りながらも支援していくという姿勢を伝えたらどうでしょう。

「ここがあなたの居場所」ということを伝えつつ離別感を持って接することも大切ですよ。
投稿日:2015-12-08
返信 15
ハチ公さん
私が子離れできていないのか?削除
先生、日が経つにつれ同じことに対しての見方、捉え方、考え方が変わってきます。

娘が出て行くことになったきっかけが、あまりいい形ではないので自分自身の後悔や反省もあり、いつまでもモヤモヤしたり心配しかないのでしょうか?

娘が自立しようとしているわけなので、協力できることは全面的に協力するものの、必要以上にこちらから先回りして何かしたりせず温かく見守る……これでいいのでしょうか?
投稿日:2015-12-11
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
それでいいのですよ。
親が子離れできないケースは決して珍しいことではありません。
それだけ関心がある証拠です。
しかし、過剰な場合は離別感を持つことも大事です。

以下に「過干渉・過保護・しつけ」に関してまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2015-12-12
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2015-12-12
返信 18
ハチ公さん
またまた不安が…..削除
先生、ご無沙汰しております。
次女とのことで問題が生じるとつい先生を頼ってしまいます。

さて、またまた不安なことが出て参りました。
次女は離婚して現在1才になった子供がおります。今は実家であります我が家で生活をしていますが、意見や考え方の食い違い、そして私が自分の考えや生活リズムなどを押し付けてしまってるところも正直ありまして、そこは改めないといけないと思いつつ日々過ごしております。

私は勤務形態がバラバラの介護職に就いておりまして夜勤もありますが、基本、夜は次女がスナックにバイトに行きますので1才の孫の面倒は私が見ます。
それは私にとっても楽しみの時間です。

私自身もバツイチで幼い子供達に淋しい思いや辛い思いをさせてしまったという負い目がありまして、私に出来ることは次女の助けになるなら喜んでしたいという気持ちが強いです。しかし、先程も言ったように娘に私自身の考えを押し付けてしまっていることも多いわけで次女とはぶつかることも少なくありません。
今日、次女が「近いうちに子供と2人で暮らすから。」と言い出しました。夜バイトに行く時はどーするのかと聞くと「それは今迄通り頼む」と、その部分は笑いながら答えました。
いつも朝方4:00過ぎ位にバイトから帰って来て私と一緒に寝ている孫を自分の部屋に連れて行き、そこから寝るわけなので起きるのは昼近くです。私が日中いる日や出勤が遅い時間の日は朝、孫が起きても私がオムツを替えたりご飯を食べさせたりしているのですが娘は熟睡状態で全く起きません。次女が孫との2人での生活をすることは次女にとっても自立できる方法としてそれ自体を否定するつもりはありませんが、今のこんな様子では少なくとも午前中は孫が放置されてしまう状況になるのでそれだけが心配なのです。しかし、2人での生活を見守ることも必要なのかな?とも、わずかではありますがそんな考えも無くはありません。
心配や不安を抱きつつも次女の頑張ろうという気持ちを優先させるべきでしょうか?
次女が1人の人間として、そして母親として成長するいい機会であるとは思います。
ただ、掃除、洗濯など生活面にだらしない部分が多い子なので大丈夫なのか?と、心配でたまらないというのが正直な気持ちです。
どうかアドバイスお願い致します。
投稿日:2016-03-06
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
娘さんが決めたことです。
支援してあげていいのではないでしょうか。
ただし、出来る範囲で。

娘さんの人生です。
しかも既に成人している娘さんです。

ピンチの時には手を差し伸べて欲しいと言ってくるでしょう。
その時に親は手を差し伸べってあげればいいのです。
しかし、何とも言いますができる範囲で。

心配な気持ちはそのまま伝えて支援してあげましょう。
投稿日:2016-03-06
返信 20
ハチ公さん
補足です削除
補足ですが、生活面にだらしない部分が少なくない次女ではありますが、孫を置いて遊びに出掛けたり、ご飯をあげなかったり、その他孫が虐待やネグレクトの被害に遭っていることは全くなく、むしろ宝物のようにいつでも一緒に過ごしていて、そこは安心しております。
ただ、寝てしまうと孫が多少泣いたくらいでは目を覚まさないのでそこは心配ということです。
投稿日:2016-03-06
返信 21
ハチ公さん
有難うございます削除
先生、有難うございます‼

2人での生活が現実になった時には、そのようにしたいと思います。

有難うございました!
投稿日:2016-03-06
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
直接的に関係はありませんが、もしかしたら参考になるかな・・・という文章を以下、2つ紹介します。

この中の言葉で1つでも2つでも参考になる部分があれば嬉しいです。
投稿日:2016-03-06
返信 23
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
「母子一体感」と「離別感」

母子一体感と言うのは字のごとく、子供が母親に対して持っている思い。
お母さんはボク(私)の事を解っていてくれてる…と言う様な、『自分の感情を他人が理解してくれて当たり前だ』と言う甘えの感情を相手にもつ事です。

だから夫婦で言うと、
『私の事、解ってくれて当然なのに、なんで解ってくれないの。
解ってよ!!私はこれをやって欲しいのよ!!(私のこの気持ちに気付いて欲しいのよ!!)
でも、全く気づかないわ。イライラ、イライラ。』

言わずに解ってくれって、思った事ってきっと誰しもあると思います。
それは夫婦に限らず、親しい友人や親子なら、解ってるよね?と言う思いもそうです。

離別感と言うのは人と人は違う考えを持った生き物であると言う事。それぞれが違う人間であると言う事を理解している、と言う事です。

この離別感を持っていない人は私の事、解ってくれてて当然なのに、この人は解っていないと怒ったり、悲しく思ったりします。
それは『親しき中にも礼儀あり』と言う言葉の通り、相手と自分との間にパーソナルスペースがある様に、お互いが一線を引いてのおつきあいが出来ないのです。
要するに、心が子供と同じなのです。
心が成長していないと言う事です。

相手を尊重し、自分と考えがちがって当然なんだと思えれば、自分の思いと違う行動を相手がとってもイラッとしたり、悲しくなったりはしないはずです。


例えば、
ママ友が向こうからやって来た。。
『おはよ〜』
と、いつもの用にご挨拶をしたのに、彼女はそのまま私のそばを難しい顔をして通り過ぎてしまった。

そんな時、あなたはどう思いますか??
『あらっ?今日はご機嫌斜めかしら?』で、通り過ぎるのが離別感を持った人。


しかし!
『え?なに?なんなの?今の、スルーされたわ!私、なにかした??あの人に!!なんか悪い事、言ったかしら??』
そう思って、ドキドキしながら一日中、掃除をしてもお料理をしていても、自分が彼女に何か悪い事を言ったり、したりしたかもしれない事を脳みそは探し始めます。

でも、思い当たらないので不安になって来ます。
母子一体感を持って日常を過ごしている人は常にこの不安にさらされます。
一日が、こんな事で埋まってしまうなんて、もったいないですよね?

☆人と自分は違う人間なのだから考えがちがって当然☆
☆違う意見はなぜ、そこから生まれてくるのか?☆
☆自分の意見は甘えから来るものではないのか?☆

それぞれオトナの対応をして行く事が離別感を持って生きると言う事です。

「それで自分の周りからみんな居なくなっちゃったら不安で」
「私は子供の頃、親に甘えさせてもらえなかったから」
…いろいろご意見もあろうかと思います。

でも、本当にそうでしょうか?
親に甘えられなくても、他に手を差し伸べてくれた人が、誰も居ない人生だったでしょうか?

誰も、私の事を解ってくれないと、思っているならば、あなたは相手のどれだけの事を解っているでしょう?
あなたの身の回りの大切な方々の事を。
きっと、一つ相手のいい所を探したら、たくさん出て来ますよ。
そうしたら、感謝の気持ちで満たされる事でしょう。

まず、相手から愛される事を望むのではなく、自分から愛する事をして行くと
きっと、離別感と言う事が解ってくると思います。

そして、もし、どうしても相手の事を嫌いならば自分の事、好かれる必要なんてないですよね?

オトナとして、一歩引いていればいいのではないでしょうか?

もしくは、相手と対峙しても(正面から向き合う事)、いいのではないでしょうか?

自分一人で生きていたら、誰かが必ず声をかけてくれます。
一人で凛として生きていたら、あなたは輝いているので誰かがなからず見つけてくれるのです。

そして、究極は「自分が自分を好きになること」
だって、生まれてから死ぬまで、一番長く付き合っているのが「自分」なのですから。
投稿日:2016-03-06
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
ハチ公さんへ削除
■過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

しかしながら、人は、人間関係で悩む生き物。
「他人は変えられない」といったって、つい目についてしまう気になる人もいるものです。

例えば、あなたの周りにも…
仕事に全くやる気がない部下とか、
何事も否定的に捉える友人とか、
勉強を全くしようとしないお子さんとか、
というような「いや、変わってよ」と思いたくなる人はいますよね。

この話に関連して、先日、こんな相談を受けました。
「子どもが勉強をしないんです。どうしたら”変えられ”ますか?」…と。

このようなご相談は実際に少なくありません。
そのような場合に、我々はこのようにお答えしています。

「子どもが勉強をしない、というのは、“子どもの課題”であって、“親の課題”ではありません。
 子どもが取り組むべき話で、親であっても、どうこう言えないのです」…と。
 
…とはいうものの、それが自分にとっても影響すること、ありますよね。
子どもの問題などは、特に気にそうでしょう。
しかし、それはやっぱり、あくまで子どもの課題なので、本的に親が関与することはできないわけです。

大抵の場合、「(じゃあ、どうすればいいのですか?)」
相談者のこんな心の声が聞こえてきます。

ある、引きこもりの息子を持った親御さんのお話があります。
 
 
引きこもりで学校に行かない、働かない、そんな息子を心配したあるお母さんが、息子を連れてカウンセリングに来たのです。
「息子をどうしたらよいのでしょうか?」
そんなお母さんお父さんの訴えについて、
我々は、今お伝えした「課題の分離(息子さんの課題は息子さんのもの)」 というお話をしました。

いくら親御さんが気にかけて、手取り足取り関与しても、それは息子さん自身のものだから、息子さんがその気になって取り組むまで待つしかない、と。

そして、お母さんお父さんには、こう伝えました。
「息子さんがどうこうではなく、お母さん・お父さんは、今、あなた自身が課題としていることに取り組んでください」…と。

すると、お母さんは前から体が弱かったこともあり、それを改善すべく、取り組んでみたいと思っていた、太極拳を始めることにしました。
そしてどんどんとハマるお母さん。
なんと中国に渡り、本場の太極拳を学びに行く、というレベルにまで到達してしまいました。

お父さんはお父さんで仕事にこれ以上に打ち込みました。
家にはなかなか帰りません。

こうなったとき、息子からすれば、今まで自分にかまってきていた父母が、急に自分の事をし始めて、関与しなくなってきたのです。
加えて、父母共に、イキイキしてきていることを目にします。

そして、しばらくして、その息子さんが、一人でカウンセリングにやってきました。

「どうしてまた、今日は一人で来たの?」と聞くと彼は、こう答えました。
 
「先生、僕はどういう人生歩めばよいのか、不安になりました。今日は、そのことで相談に来たんです」。

この息子さんは、親の関心が向かなくなったことがきっかけで「自分はこのままではまずいのではないか」と、自分自身で思った瞬間に、彼の、彼自身の人生の課題への取り組みが始まりました。

子育てとは子どもがこう思うところまで、待たなければいけないのです。
誰かを無理やり変えることは、できないのです。
子どもに影響を与えるためには、まず、親が変わることです。

要するに…
親が勇気を持って、自分の人生の課題に取り組むこと。
その後ろ姿を見て「あんな風になりたいな」と思い、子どもに伝染して伝わっていくのです。
これは心理学では「モデリング」といいます。

冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。『
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。

そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。

自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。
投稿日:2016-03-06
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