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お悩みNO.432
アッキーさん
中3の娘のやる気のなさ削除
娘のことで困り果てここにたどり着きました。

もともと我が強く、少し育てにくさがありました。かなり叱ったり、てをあげてしまったりしたこともあります。
反抗期になってから、反発がひどく
家出をしたり(一日くらいでけろっとかえってきます)ものにあたったり。保健室に行く回数が増えたり問題がでてきました。
初めは先生方も親がきびしいからと
淋しいのだろうと思っていたようですが、それしたら他の家でも怒られるし認知がおかしいという感じになりました。
例えば、携帯をやりすぎ→とりあげる→携帯やれないから学校いかない
塾もういかない→塾やめる→やめるとはいってない、塾いけないなら受験できない→学校いかないみたいになるんです。
こうなると何を話してもだめで。ムリという言葉しかかえってこず。妥協点を見いだしたくても無理難題をいってきます。

中2の最後辺りから高校進学が目の前になり
定期テストが怖いようです。
どこかホントはやればできるとの逃げ場をのこしたい。かといってやる気はでないと苦しんでいるよう。でも、これが他人に転換されてきます。
塾の先生の話からやるきがなくなった。
携帯取り上げられたから、家出やる気なくなった。
などなど。転換できるものを探しています。
明日からは、内申がいく最後のてすとなんですが。こちらも傾向は分かってるので挑発にのらないようにしてるのですが。
高校にいく意味が分からないとから
勉強しない
中卒で働いてもいい
勉強をしないで行ける高校でいいし
高校にいったほうが、いいというならお母さんが選んで(何かの時に私が選んだ高校じゃないという逃げ場をのこしたい?)
風邪をひいてることもあり、身体が資本だし寝て治してとも声かけをし。
勉強どうするの?という言葉を飲み込んできましたが。

風邪をひいてやってないし、テスト受けたくないんだけど。風邪なら休んでもと言い出し。いや、それだと1つくかもよ、受けるだけは受験ならインフルエンザでも別室でうけるし。

なら。別室でうけれるの?
→いや、インフルエンザじゃないし。

じゃ、ゴホゴホしながらみんなに迷惑かけてやるんだー

しまいには
ままとパパが風邪ならゆっくり寝てというから寝ていたけど治らないし勉強もやってないどうするの?

やらないだけなら、まだいいのですが
にじりよりこちらの気持ちを乱してきたり
畳み掛けるように色々いってくるので
本当に疲れてしまって。

これから試練はたくさんあるし、自分がしたことの結果は引きうけてほしい。私はてを貸すことしかできないということを分かって欲しいと思っています。

長文で失礼しました。
どうかお知恵をお貸しください。

投稿日:2015-09-23
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
アッキーさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中3の娘さんに関するお悩みですね。

確かにあー言えばこう言う…という状況で、手に負えないというお気持ちが伝わってきます。
親としては手を尽くしているのに何で?という思いなのでしょう。
「携帯をやりすぎ→とりあげる→携帯やれないから学校いかない。
塾もういかない→塾やめる→やめるとはいってない、塾いけないなら受験できない→学校いかない」

これでは困ってしまいますね。

一方で、アッキーさん(親側)も最初の段階で強引さが見受けられます。

携帯やり過ぎ→「取り上げる」
この部分です。

携帯のやり過ぎは良いことではありません。
その際に「取り上げる」のではなく、ハンドルで言えば「遊び」の部分も残してあげてはいかがですか?

今の中高生には携帯・スマホ・ネットは切っても切り離せないアイテムです。
そして、それらはこれから成長する段階では更に必須アイテムになるでしょう。

一切を禁止するのではなく、時間を決めて使用できる状況も残してあげることが結果的に効果があるのです。

そのためには家庭でルールを作ること。
そして、家庭のルールを守れなかったときのルール(メタルールと言います)も同時に作ること。

その際に、必ず子どもも入れて、子どもに決めさせるように誘導するのです。

メタルールも強引なものにしないこと。
例えば使用時間は21時まで。
それを破ったら一週間は19時以降禁止等。

厳しさは時に子どもを追い詰めます。
追い詰められた子どもは居場所を家に見出せず、家庭の外に求めます。
しかし、家庭が安住の地でない子どもは外でも心が不安定ですので、そこでも他の人に迷惑をかけて、そこでも受け入れられず、どんどん追い詰められていくのです。

その為にはまず家庭での親子のコミュニケーションが大切になるのです。
以下に、その点をまとめましたので参考にしてください。

投稿日:2015-09-23
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
アッキーさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
お子さんとの信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながらお子さんからの話を聴いたことがありますか。「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ずお子さんの名前を呼んであげてください)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。その際は、はっきりと親としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、お子さんが悩みを打ち明けたとします。悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。それを意識することで、部下に対して自分は上司にどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。
相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2015-09-23
返信 3
アッキーさん
返信ありがとうございます削除
携帯はいきなり取り上げるにしたわけでは、なくルールを緩和したり守らなかった結果です。今は色々考えて自由に使わせています。

今日から、定期テストが始まりました。
二学期制なので内申がいく最後のテストです。
案の定また始まりました。
なるべく話を聞き、苦しんでいるならそれを取り除いてあげたいと思っていること。
なげやりになるのではなく最善を尽くしてほしい、困ったら一緒に考える
でも、貴方の人生を代わりには生きられないなど。
少し顔が明るくなりがんばる寝てから少し勉強するねといったものの。
おこしたら、わかったよといいおきず
なんでもっとしつこく起こしてくれなかったの。
明け方こんな時間何もやってないし。課題も。昨日話してた時間に勉強できた。
もう生きてる意味もわからない。
二時間近く話しましたがテスト受けないし学校いかない気持ちはかわらずもういやだというのでそっと部屋をでました。
その30分後くらいに朝起きる時間をむかえ
なんで起こさないとはじまり
見かねた主人が
自分のことなのにままをあまり困らせるなと
珍しく冷静にいいました。
すると、家を出ていきましたがほっておきました。すぐにピンポンして帰ってきて
家のものにあたり、学校はいかなきゃ行けないのか宿題を手伝えといいだしたので
ママの宿題ではないし、仕事にいかなきゃいけない。学校はいった方がいいよと冷静にいいました。
そのあと、私のところにきて
もうこの家にいるのやめるからというので
私も付き合いきれない気持ちもあり
そっかといい家をでました。

気持ち的にはクタクタです。
投稿日:2015-09-24
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
アッキーさんへ削除
その対応でよかったですよ。
ご主人も冷静にしっかりと伝えるべきことを伝えてくれたと思います。

ただし、これからも大切です。
なぜ、お母さんがあのような態度を取ったのかをしっかりと冷静に伝えてあげてください。

これは、我々が示すことではありません。
アッキーさんのお気持ちを伝えればいいと思います。

学校は行った方がいいです。
でも、行きたくないのに無理に行かせると逆効果です。
なぜ、学校に行った方がいいのかを理解させてあげてください。

ヒントとしては将来の夢からの逆算です。
将来やりたいことがあれば、それになるための手段として学校がある。
学校に行くことは目的ではなく、手段です。

将来やりたいことがなければ一緒に探してあげましょう。
いま、好きなことは何か、それを将来の夢に結び付けられないか…等。

それでも何もなければ、それを探すために学校にいけばいいことをさりげなく伝えてみましょう。

この際の会話のテクニックとしては、答えは子どもから言わせること。
決して親が答えを言わない。

これを試してみてください。
投稿日:2015-09-24
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