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お悩みNO.439
よっこさんさん
うちも同じような状態で中1になりました。削除
ゆっちゃんさん、伊藤先生
はじめまして。
ここに書いてよいのかわかりませんでしたが、相談投稿をしようとしたところ、ゆっちゃんさんの内容が我が家の状況と酷似しており、強く共感しております。

ゆっちゃんさんと我が家が違うのは、母親である私の反省度合いです。私も、自分のやっていることのせいで息子を混乱させていいる。それはわかっていても、長時間パソコンをして、のめり込んでいる姿をみるといてもたってもいられなくなるのです。

スクールカウンセラーの先生に、そういう姿をみると、また約束を破られるのかしら、と不安になるからですよね、と言っていただきましたが、自分がこれまで息子のことで様々な対処をしてきて、中には勝手に自分が事情を大げさに捉えすぎていたこともあったとは思いますが、不登校気味だったこともあり、私の心が枯渇しきってしまったような、気がしています。

こんな状態の母親の側にいない方が彼のためと思い、離れたいけれど、上の子の大学受験が間近な為、家を空けられません。だから伊藤学校に息子を預けたいと真剣に思い、先日電話したところです。

1年前はまだまだ希望を捨てずに、前向きな声かけをして、中学受験は辞めたいというのでやめ、それでも希望を持ちつつ公立中学に入学して楽しそうに通っていたのですが、夏休み明けから、不登校気味になり、荒れ方も酷くなり、私が狂いそうです。

学校は音がうるさい、みんながうるさい、身体が拒否するから行きたくない、と言って、パソコンをしている時だけ元気です。
パソコンのゲーム音は、音量調節できるから良いのだそうです。担任の先生と話したり、耳栓も勧めましたかダメです。

保健室も、教室にいつ戻れる?
と聞かれてしまうので嫌だそうです。

パソコン使用のルールは、かなりよく話し合って、無理なとりきめにならないよう考えて決めましたし、親も息子の大好きな世界を理解しようと努力はして、それが無駄ではないのも感じますが、やはり一旦始めるとなかなかMAXの時間を守れず、約束の期間パソコンなし、となると全てに対して気力を失います。

過干渉についてのスレでしたのに、ネット依存についての話になってしまってます。

ゆっちゃんさんも、お子さんのネット依存については、とても気になってらっしゃるご様子とお見受けしたので、どうかご容赦ください。

ネットはこれからの世の中必要なツールであることは確実ですが、それがないといきていけないかのように、魂を取られたかのように、体や心の一部のような状態になってしまっていることが心配です。

伊藤先生にすがるような思いになっていましたが、書いているうちに少し何かやはり、出来ることをやってみようと思えてきました。

文章はまとまりませんが、先生に何かすこしでもお言葉をいただけたらと思い、投稿します。
投稿日:2015-10-03
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
よっこさんへ削除
改めまして、よろしくお願い致します。

お子さんのネット依存に対するお悩みですね。
出来ることから始めてみようとお考えとのことで、それはとても素晴らしいことです。

今は将来の目標や、目的が見出せず無気力状態なのかもしれませんね。
であれば!
パソコンをそれだけ好きなのであれば、その「好き」を将来に活かせるようになればいいですよね。
お子さんが将来、仕事に就くときにはパソコンを使った仕事は今よりも増えるでしょう。
当然、そのような人材は企業から求められます。
将来、「好き」を仕事にするための「今」です。
将来から逆算して、今を有意義にしていけるような、そんな誘導を親がしてあげたらいかがかと思います。

尚、参考までに、ゆっちゃんへのお返事にも書きましたが、以下、ネット依存に関する内容をまとめています。
お時間のあるときに読んでいただいて少しでも参考になれば幸いです。
投稿日:2015-10-03
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
よっこさんへ削除
「ネット(ゲーム)依存」

まず、家庭内のルールと、そのルールを破ったときのルール(メタルール)を親子で話し合い決めていくことが大切です。
その際に、親が強引にルールを決め付けるのではなく、子どもが自分で守れるルールと、親が守って欲しいルールを話し合いの中で決めていくことが求められます。
ルールを決める過程においては、子どもが「自分でルールを作った」という意識を持たせることも必要です。
そして、決めたルールは紙に書いて家族が常に見ることが出来るように貼り出します。
そのことで、家族でルールを共有でき、ルールに関する会話も増える効果が望めます。

それでも依存してしまう場合には以下の対処法がありますので参考にしてください。

【症状が軽い場合の対処法の例】
・意思の力でやめる。
・飽きるまで続ける。
・パソコンの電源を入れる前に、やるべきことをやってしまう。
・電子メールはやめて普通の手紙やハガキを出す。
・インターネットに接続する時間を決め、その時間はネットに集中する。その時間以外はパソコンの前に行かない。
・キーボードを打てないように、軍手などをする。
・自宅に帰らずに、図書館や喫茶店で時間を費やす。
・ネットに接続したくなったらとりあえず部屋を出て散歩をする。
・パソコンに(オンラインではない)ゲームをインストールし、接続したくなったらそのゲームをやることにする。
・とりあえず接続時間をこまめに記録してみる。
・インターネット以外に集中できることを無理矢理見つける。
・新しい趣味を見つけて熱中する。昔やっていた趣味などに再度取り組んでみる。
・旅行に行く。
・一人暮らしの人なら、しばらくパソコンのない実家に行く。
・友人に事情を話し、しばらく居候する。
・パソコンと電話線の接続を切る。
・パソコンと電話線の接続コードを捨てる。
・プロバイダーのパスワードをパソコンから消し、書類などもすべて破棄する。
・モデムやTAを取り外し、どこかにしまう。友人に預ける。
・モデムやTAを破壊し、捨てる。
・プロバイダーの契約を破棄する。
・まとまった時間のとれる週末などに、食事もしないでひたすら接続し続け、いやになったらやめて、もう接続しない。


【症状が重い場合の対処法】
(1)現状の把握
1週間程度の期間を決め、インターネットでの活動内容を詳細に記録する。形式は気にしない。
例えば次のような項目について記録します。
・1日のメールの受信記録、送信記録。読み書きに使った時間。どんな利益があったかの評価。
・見に行った掲示板の名前、自分が書き込んだ掲示板の名前、件数、興味を持った書き込みの内容。それを読んだことによる利益の評価。
・どこのチャットサイトに行ったか。誰とどのくらいの時間チャットしたか。どんな内容だったか。自分にとっての利益の評価。
・オンラインゲームの開始時刻と終了時刻、その内容。自分の感情。自分にとっての利益の評価。
・検索サイトを使って情報を収集したなら、検索した内容、使った時間、それが役に立ったかどうかの評価。

これらが記録されたら、それを整理してみる。
どの活動にどれだけ時間を使ったか、どんな利益があったかまとめる。

(2)失った時間の検討
もしインターネットを使っていなかったら、何に時間を使っていたか、あるいは何に時間を使いたいかを考える。
今やりたいことがないからインターネットに接続してしまうという場合、かつての自分の趣味や人生の目標などを思い出し、ネットへ接続した時間を活用できないか考えてみる。
考えたことを、ノートなどに記載する。

(3)目標の設定
(1)(2)の結果を見ながら、今週の接続時間の目標を決める。なるべく無理のない目標にする。
例えば週に70時間アクセスしていた人ならば50時間に減らすなど。
実際のアクセスの際には、その接続でやることと時間を決め、それが終わったらすぐに接続をきるよう努力する。
やるべき項目を付箋紙に書き(○○へ書き込み、△△へメールを書くなど)、画面の横にでも貼っておくと接続を切りやすい。

(4)引き続き、状況の把握
 (1)で行ったインターネットでの活動内容の記録を続ける。そして目標を達成できたかどうか評価し、再度目標を立てる。

(5)他人への協力の依頼
インターネットに理解があり、インターネット依存症のこともある程度知っている友人や知人を見つけ、協力を依頼する。
自分の現状や目標を説明し、目標の達成状況を報告し、励ましや叱咤をもらう。
協力を依頼できる友人や知人が見つからない場合、ネットで見るけることも可能かもしれない。理解してくれそうな管理者がいる掲示板に書き込んだり、自分のサイトの訪問者や信頼できるメールフレンドに協力を依頼しても良いかもしれない。

(6)他人への協力
だれかがインターネット依存症に悩み、克服しようとしていたら、その人の活動を励ますなどして協力する。
それが自分自身の回復への気持ちの維持につながるし、戒めにもなる。

(7)健全なアクセス状態の維持
アクセスする目的や時間をあらかじめ決めておき、それ以上のアクセスはしない。
その状態を維持する。
投稿日:2015-10-03
返信 3
よっこさんさん
返答ありがとうございます。削除
伊藤先生

こちらに転記してくださってのご返信、誠にありがとうございます。

以前もルールを決め、それが守れなかったので、決めた期間はパソコンなしということでここ2週間ほど過ごしております。

息子の場合は、パソコンしすぎの弊害と思われることが散見されましたので、荒療治とは思いましたが、思い切って暴れても叫んでも少しの間パソコンゲームから離してみました。
タブレットはWiFi接続なので、それをコントロールできるアプリを使って時間制限しつつ、パスワードも何気なく解除して外との断絶とならないよう何も言わずに逃げ道は作っておきました。

始めは、禁断症状といいますか、パソコンが無ければ生きていけない!という様子でしたが、なんとかなると感じ始めたのか、中学のクラスのLINEに入れてもらえたからなのか、少し落ち着いて来ました。

こちらも、伊藤先生のサポートもあったお陰で夫と共に、腰を据えて話をすることができました。

息子にも、なんとかしてゲームの楽しさを理解してもらおうと工夫して伝えようとする姿勢も出てきたので、事を変えていくチャンスと思いました。

息子の話をききつつ、
親は、
あなたのパソコンライフを阻害するつもりはない
ゲームは難しくてよくわからないけど、夢中になるほどスリルがあって面白いのはわかった

と伝え、
意地を張って、そんなこと言っても結局ダメなんでしょ!という態度も何度かありましたが、落ち着いて本音を言って欲しいと時間をかけ、

パソコンやりたい、やらせてくれ!

と言えるところまで導きました。

それを聞いたので、
よし!わかった!
だったらもう一度ルールを決めて、みんなで気持ちよく過ごそう。

押し付けのルールでなく、管理する方もちゃんとあなたの様子を見ていかなくちゃ、それはエネルギーも要りますが、やらなくちゃお互いに頑張らなくちゃね。

そんな話になっています。

ながくなりまとまらず、本当にすみません。

波のある子ですが、少しずつでも変わっていけると信じます!
投稿日:2015-10-06
返信 4
よっこさんさん
補足です。削除
オンラインゲームは、マインクラフトです。
パソコンの方にソフトがダウンロードされており、自分で使うデータなども一つのぱそこ内なので、タブレットではゲームはすることができません。

それでもタブレットがあるとyou tubeで遊び方などを見ることが出来るので、観てひたすらやりたい気持ちを募らせているかと思います。

ITの力を伸ばして将来そちらの方に進むことが出来れば良いですが、そういう仕事をしていても、やはり機械ではありませんから、コミュニケーション能力、企画をしたらそれを通す力、説明する力、そういうものはリアルな生活の中でしか着かないのではないかな?と思っています。

パソコン上では、ある程度簡単に嫌なことはバッサリ切ることが出来ます。リアルな世界では、嫌でも少し我慢して乗り越える必要のあることもあります。

その体制が育たないこと、それが今一番心配です。実際に、クラスでの周りの話し声がうるさく感じすぎるそうで、それによって学校に行けなくなりました。ゲームの音の方がよっぽど私にはうるさく感じますが、本人に聞くと、それは音を下げられるから良いのだそうです。

パソコンの技術が身につくなら、と小さい時からあまり制限せずに使わせてきた分、確かに中1にして動画編集も、パワーポイントもサクサク出来ますが、その位の知識はその気になったら一ヶ月くらいあれば大学生になってから充分身につくと、今になって思います。

そこを理由に甘くしてしまったことを後悔する気持ちもあります。世の中の親御さんも今の時代はパソコンくらい使えないと乗り遅れる、という気持ちもあってパソコンなどやらせてしまうかもしれませんが、そこではまりすぎても、きっかけを作ったのは自分だから、与える限りは多少面倒でもしっかり管理を常々すること。これが大事だなと痛感しています。

私が単にそういう親、というだけのことでして、反省の念を込め、もし同じようなことでお悩みの方がいて少しでも何かの足しになればと書かせていただきました。

伊藤先生、このように出せる場を設けてくださり本当に感謝しております。
投稿日:2015-10-06
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
よっこさんへ削除
情報の提供をありがとうございます。
同様のお悩みを抱えている親御さんにとって参考になることでしょう。

こちらこそ、感謝申し上げます。
投稿日:2015-10-07
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
よっこさん削除
>RE.3について

いい方向に向かっていますね。
しっかりと話し合いが出来ていると思います。

もう一度のルール決めは、おっしゃる通り押しつけではなく親子で楽しみながら一緒に決めていきましょう。


投稿日:2015-10-07
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
よっこさんへ削除
以下、あるご家庭のルールです。
参考までに。

・プレイ時間の制限
・課金額の制限(月500以下)
・2週間に1回使用履歴を親に見せる
(協力してくれたら何らかの形でお礼をする)
・家族がいるところでやる
・毎週木曜、金曜の2日間は
家族のNOゲームデー
毎週木曜、金曜は、息子だけでなく
私たち親もゲーム機やスマホを一切使わず、その2日間は
鍵がかかる指定されたたなに
親も息子も自分の電子機器をしまわなくてはなりません
鍵は父親が管理することにしました
そして、その2日間は電子機器に触れることは親も息子も許されません

いつもゲームに使っている時間を用いて 外遊びや家族だんらんをします
以上が私たちにできる最大の対応です
投稿日:2015-10-07
返信 8
よっこさんさん
ルール削除
伊藤先生
励ましのお言葉ありがとうございました。
あるご家庭のルール、こちらも大変参考になります。
うちも記録を付けて見直しをすることにします。とても波のある子なので、また続きがあるとは思いますが、今回はなんとか落ち着いてきました。行ったり来たりしながら頑張ります。
投稿日:2015-10-08
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
よっこさんへ削除
波があっていいのです。
行ったり来たりでいいのです。

三歩進んで二歩進む…そんなイメージで。

焦らないことですよ。
投稿日:2015-10-08
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