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お悩みNO.457
パインさん
その後です削除
一週間ほど前に、アドバイス頂いたパインです。
詳しく書いたため特定を恐れ、削除させていただきました。

先生から本人の学校での様子をくわしく聞いたので相談させてください。
よろしくお願いいたします。

中1娘は、まさに昼夜逆転の状態にあり、夜中はスマホをいじり明け方までやっているとクラスの子に話しているようです。また、そのために朝は起きられずに、堂々と6時間目ぐらいから登校し、全然悪びれる様子もないそうです。服装や持ち物等の校則違反も少し出てきました。
目立ちたい!私を見て!アピールだと先生はおっしゃいます。やはりそれは、親にもっと見てほしいという表れなのでしょうか?愛情不足なのですか?

昼夜逆転は、今からルールやメタルールを作っても大丈夫でしょうか?スマホを購入する前に本人が作ったルールがあるのですが、「それは守ろうね、家族みんなが○○の身体が心配なんだよ」と言ってありますが、「うん」とはいいますが軽く流しているように感じます。

今の状態は、受容と共感と傾聴を意識したコミュニケーションをとることの継続で解決できるでしょうか?

また、学校の係の仕事がある時等もやはり無理に行かせないほうがいいのですよね?そういう場合は、どういう対応がいいのでしょうか?
投稿日:2015-11-15
返信 1
パインさん
追記させてください。削除
さっき、子供の前で、「もうお母さんどうしたらいいか、わかんない!」って言ってしまいました。
○○は、どうしたいの?と聞いたら、今のまま休んだり、途中で行ったりする。と。

いつの日か、学校へ行く!という日がくるのでしょうか?

子どもがいちばん苦しいのは、わかっているつもりですが、頭がおかしくなりそうです。
投稿日:2015-11-16
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
以前の書き込み削除の件、承知いたしました。
書き込みを削除されると事務局の管理画面でもすべて削除されますので、助言が重複するかもしれませんが、ご承知置きください。

思春期の子どもが悪びれたり、暴言を吐く場合、確かに「親に注目されたい」という感情があるケースが多いです。
ただし、それが即、親の愛情不足に結び付けるのはどうかと思います。
愛情を注いでいてもそうなるケースもありますし、何とも言えません。

ただし、「愛情の注ぎ方」は注意が必要でしょう。

ちょっと話が反れますが・・・。
欧米と日本の親の違いという記事を読んだことがあります。
例えば子どもが学校から帰って来た際に、
日本の親の多くは
「今日はいい子にしてた?」
「先生に怒られなかった?」
など、ネガティブ質問が多い用です。

一方、欧米では、
「おかえり!今日は楽しめたかい?」
そんなポジティブ質問が多いようです。

どちらの親も子どもに対する「愛情」は大差はないはずです。
それが、コミュニケーションの方法ひとつでこのように違うのです。

ある調査によると日本の若者は欧米や中国・韓国の若者に比べて自己肯定感や自尊感情が圧倒的に低いというデータが出ています。

これは小さい頃から先述のような言葉の投げ掛けをされ続けた結果なのではないかと我々は考えています。

愛情不足をご心配されるよりも、愛情の注ぎ方をちょっと工夫してみてください。
投稿日:2015-11-16
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
「昼夜逆転は、今からルールやメタルールを作っても大丈夫でしょうか?」

もちろん大丈夫です。
子育てに「遅すぎる」ということはありませんよ。
今からでも取り掛かってみましょう。

基本は、
「親子でルールを一緒に作る
」「ルールは子どもに決めさせる(もちろん、落としどころは親が決めておく)」
「ルールを破った際のルール(メタルール)も同時に決める」
「決めたルールを紙に書いて家に貼り出し、常に家族で共有する」
「決めたルールは徹底して実践する(今回だけは許してあげるは無し)」
「守れないルールは意味がないので再度ルールを決め直す」

以上です。
投稿日:2015-11-16
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
「受容と共感と傾聴を意識したコミュニケーションをとることの継続で解決できるでしょうか?」

解決できるきっかけとなります。
そのためのコミュニケーションです。

信じて焦らず継続して下さい。
投稿日:2015-11-16
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
「また、学校の係の仕事がある時等もやはり無理に行かせないほうがいいのですよね?そういう場合は、どういう対応がいいのでしょうか?」

無理に行かせる必要はありませんが、ちょっと手を伸ばせば届く程度の目標を与えて見てチャレンジさせてあげることは必要でしょう。

強引にすることと、ちょっと背中を押してあげることをはき違えないで実践してみましょう。
投稿日:2015-11-16
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
「いつの日か、学校へ行く!という日がくるのでしょうか?」

来ます!
そう親が信じないで誰が信じてくれるのでしょう。
長年、不登校の親子に接していますが、解決しない不登校はないと確信しています。
投稿日:2015-11-16
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
ご質問内容をあえて別々にお応えさせて頂きました。

一点気になる点がございます。

パインさんは相当焦っていますよね。
お気持ちは分かりますが、今回我々に対して「言われたことをやっていれば解決しますよね」というような焦りを感じます。

もしかしたら、お子さんに対してもそんな接し方をしていませんか。
何でも即効果を求めると子どもが息切れしますよ。

そして、「頭がおかしくなりそう」と思っていることを子どもは感じ取ってしまいますので、常に笑顔を意識してください。

これは「行動療法」といいます。

要は、「楽しいから笑顔になる」ではなく、「笑顔にしているから楽しくなる」という考え方です。
投稿日:2015-11-16
返信 8
パインさん
ありがとうございます。削除
早々のお返事ありがとうございます。
ひとつひとつ丁寧にお答え頂き、心に染み入ります。

はい、確かに焦っています。
主人にスーパーネガティブだと言われます。
子どもへの声掛けも、きっとネガティブ要素満載だったのでしょうね。
ついこの前まで、普通に学校に行っていたのに…。
今の状態が夢であればいいのに…と現実を直視できていない自分がいます。
なんとも情けない母親です。
明日から笑顔になります。
今を受け入れ、アドバイスいただいたことを実践していきます。ありがとうございました。
投稿日:2015-11-16
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
前回は少し厳しめのフィードバックだったかも知れなかったと反省していましたが、パインさんに我々の想いがご理解頂けたようで安心しました。

でも、パインさんは「情けない母親」ではありませんよ。
本当に情けないのは自分を変えようとせず、すべて子どものせいにして本質を見ようとしない親です。

パインさんはここに書き込みをして、ご相談頂き、我々の助言にも耳を傾けていただけています。

大丈夫!

今日、そう確信しました。

我々は応援します。

一緒にいい方向に向かうように頑張りましょう。
投稿日:2015-11-17
返信 10
パインさん
アドバイスお願いいたします削除
また、アドバイスを頂戴いたしたく投稿しました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

10月の末頃から冬休みに入るちょっと前まで、遅刻(5時間目ぐらいから)と休みを繰り返している状態でした。冬休みにはいる二日前から、「明日は普通に行くよ、いい目覚ましアプリ見つけたから」と、ちょっとの遅刻で二日間は行きました。冬休み中は、長い休みということもあり、ほぼ昼夜逆転の生活に逆戻りし、友達ともほとんど遊びませんでした。昨日が始業式だったのですが、いつもは5時間目からでも堂々と教室に入っていけていたのですが、保健室登校だったようで、帰りもクラスの子と逢わないように帰ったみたいです。
私も今日の様子は、はじめの頃に逆戻りした感じに見えました。学校に行くのがつらそうだったので、無理して行かなくてもいいよ。と言ったのですが、顔を強ばらせて「行きたいから行く。」と。先生の話だと、出席になるかを気にしていたようです。

コミュニケーションをとろうと思っても、普段は私が話しかけると、面倒くさそうに返事をしたり、うざったそうにします。なかなかうまくいきません。私の方も過干渉にはならないかと考えてしまう部分があり、うまく話かけられないこともあります。後から考えると言わなきゃよかったかな?と思うこともありました。
以前ご指導頂いた伝え方、聴き方をうまく実践できていない感じです。

娘が好きなご飯やお菓子をつくったりはしています。

昨日娘との会話で、先生から電話があったことや、以前に私が学校行き、先生と話したことを言ったら、怒ったような感じになりました。私としては、思いが伝われば…との思いだったのですが見当違いの対応だったでしょうか?
投稿日:2016-01-16
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
決して見当違いではないと思います。
想いを伝えるのは簡単なことではありませんのですぐには上手にできるようになりません。
まずはアドバイスさせていただいたコミュニケーション方法を継続して実践してください。

必ず上手くなります。
最初はむしろ下手でいいのです。

「自分のために親が変わろうとしてくれている」
そう思わせることです。

過干渉に関して気にされているようですね。
その点は以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-01-16
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。
投稿日:2016-01-16
返信 13
パインさん
アドバイスをお願いいたします。削除
いつも、ありがとうございます。
午後登校をしはじめて、5ヶ月経ちました。
毎日12時頃に登校しています。以前は、14時前後だったので、少し良くなっているのかなと感じます。
普段の家での様子も普通にリビングでTVを見たり、私や姉とも話したりしています。
これも伊藤先生やスタッフの方々のおかげです。
本当にありがとうございます。

今日はアドバイスを頂きたく、投稿いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

昼夜逆転は相変わらすですが、テストの時や日直の時は、なるべく早く行こうと思っているみたいです。
朝は、やさしく一時間おきに声を掛け、やっと11時ぐらいに起き出して、まだ眠いのに起こす私に対して腹が立っているのか、機嫌が悪くおはようも言わない時があり、玄関の扉もバターンと強く閉めて行きます。
学校へ行く時だけ、反抗的です。
これはまだ学校へ行くのが嫌だということなんでしょうか?
学校の先生の話では、学校ではいたって普通に過ごしているそうです。
以前アドバイス頂いたルール作りは、本人との話合いで、12時には、Wi-Fiの線を抜くことにしています。
今良くなってきているからと、もっと早い時間に変更したり、寝る時間や起きる時間などルールを追加してもいいものでしょうか?
そのことによって、また前に戻らないか心配です。

すみません、どうぞよろしくお願いいたします。







投稿日:2016-03-08
返信 14
パインさん
すみません削除
同じ投稿が重なりました。
申し訳ありません。
投稿日:2016-03-08
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
ルールはその時々で変化していいのです。
むしろ、変化していくべき。
しっかりと守れることが続けばルールも厳しさを除いていき、守れなければ厳しさを増す。

昼夜逆転は相変わらずなのであれば、寝る時間、起きる時間を追加しても構いません。

ただし、認識して頂きたいのは、ルールは手段であって目的ではないことです。
「このルールの目的は○○。だから新たにルールを設定する」という説明ができないと子どもは反発します。
投稿日:2016-03-08
返信 16
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
同じ投稿はお気になさらず。
こちら側の不具合が生じているようです。
もしも同じ投稿があれば、今回のように事務局にて削除しますので大丈夫ですよ。
投稿日:2016-03-08
返信 17
パインさん
ありがとうございます削除
早々のお返事ありがとうございます。
ルールに関しては、その都度きちんと説明をして、変えるべき時は変えるのですね。わかりました。ありがとうございます。
反抗的な態度に関しては、よくよく考えると、過保護ばかりに気を取られ、他の褒めるとかの部分が疎かになっていた感じがします。
もう一度頑張ります。
投稿日:2016-03-08
返信 18
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
ルールは生き物です。
その時その時に応じて変化させていきましょう。

褒めることは大切です。
以下にその内容をまとめたのもを紹介します。
参考にしてください。
投稿日:2016-03-09
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」
自信を持つことは「自分を信頼する」=「自分を好きになる」こと。
心理学では…「自分を愛する以上に他人は愛せない」といいます。
自分を愛することが出来れば他人も愛することが出来きます。
他人を愛せればまた他人から愛をもらえてそんな自分を愛することが出来るのです。
愛情のプラスのスパイラルはそこから始まります。

自信を持てない子はどうなるか?
自信を持てないとちょっと嫌なことがあると挫けてしまい挫折感を様々な形で表現するようになります。
例えば…いじめっ子には「自信がなく自分のことが嫌い」という心理的共通点があります。
また、不登校や引きこもり、非行、暴力などは、自信が持てない子が追い詰められて発するSOSのサインとも言われています。

子どもは幼児期なると何かを作って「出来たぁ!」と見せに来たり、何かをするときに「見ててねぇ〜!」と言って来たりすることが増えます。
これは子どもが憧れの存在である親に対して、「近づきたい」「認めて欲しい」と思うようになった証拠と言われています。

自信を育むためには「認める」ことが重要になってくるのです。
子どもがやってみせたことは例え上手に出来なくても「頑張ったね」と認めてあげることが大切。
この「認める」という行為は幼児期の子どもに対してだけではなく、これからの子育てにもずっと必要なことです。
大人だって認められたら嬉しいのですから、子どもが親から認められたらその嬉しさは相当なものでしょう。

保育園や幼稚園、また学校に入ると「他の子の方がよくできる」と思う場面が多々あります。
でも他人との比較(=横軸)で見るのではなく、本人の過去、現在、未来との比較(=縦軸)で見てあげることが必要です。
優れている点しか認められずに育つ子は真の自信を持てません。「ほめて育てるは」は時に逆効果の場合もあります。

要するに、その子の存在自体を認めてあげることをしないと、存在への安心が極端に欠けている子ども…つまり「自分は存在価値のない人間だ」という子どもになってしまうのです。
ほめられることで自分の存在価値を理由づける子どもは、ほめられている間は良いのですが、ほめられなくなると存在価値を失ってしまいます。だからほめられることだけに全精力を注ぐのです。そのために自己主張したり反抗したりすることが出来なくなるのです。これが、いわゆる「過剰適応」の状態です。

その結果、手の掛からない聞き分けの良い「良い子」になります。
一見、結構なことじゃないかと思いがちですが、これは良い子は良い子でも、大人にとっては「都合が良い子」だけです。
大切なのは「認める」こと。
自信は「認める」ことで生まれ「体験」を通して強くなるのです。

情報だけの学びはもろいものです。
例えば…昆虫を図鑑で見て知識だけを蓄えても、知識を忘れてしまえば同時に自信も失ってしまいます。
一方、昆虫を実際に野原で観察したり触ったりする「体験」は、強く知識として記憶されて忘れない「財産」となります。
…と同時に「生き物を扱う」という「知恵」にもなり身につくはず。
情報だけの学びよりも体験の学びが自信を強くするのです。

前置きがだいぶ長くなってしまいました。そろそろ本題に入ります。
※例として幼児期の子どもに対する内容も含まれていますが、現在のお子さんに照らし合わせて、今後の子育ての参考にしてください。

子どもの自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」

●「ほめ方 その1」〜「結果」ではなく「頑張り」を認める!
例えば…嫌いなにんじんを少しだけ食べたとき。
×→「にんじんを残しちゃったね。次は全部食べようね」
○→「昨日よりにんじんがちょっと食べられるようになったね。がんばったね」

がんばれる子どもに育てるには結果ではなく「がんばった過程」を認めてあげる必要があります。
結果ばかりほめられた子どもは結果主義になりがちです。
結果主義は挫折を招きやすいのです。
将来、努力したのに勉強の成績が落ちたときに、「もう自分はダメな人間だ」と思ったり、「どうせいい学校には入れないのだから努力してもムダ」と努力そのものを否定したりするようになる可能性もあります。子どもには「どんなときでもがんばっていれば親は見守って応援してくれる」…と言う気持ちを持たせることが必要なのです。

●「ほめ方 その2」〜「人格」よりも「行動」をほめる!
例えば…お友だちにおもちゃを貸してあげられたとき。
×→「貸してあげられてエライね。いい子だね」
○→「ちゃんと貸してあげられたね。いいことをしたね」

厳密に言えば人格と行動は切り離せないものです。
でも親は行動に注目してほめることが大切なのです。
行動をほめられると、「いいことをすると気持ちがいいな。もっといいことがしたいな」…と考えるようになります。
一方、いつも「いい子ね」などと言われていると、何かを決定するときに自発的な気持ちではなく、親からいい評価を得られるかどうかが選択の基準になってしまいます。
また過剰に人格をほめると万能感を持った子どもになってしまいます。

●「ほめ方 その3」〜「ほかの子」と比較せず「その子自身」を認める!
例えば…公園の鉄棒にぶらさがって遊べたとき。
×→「○○ちゃんは出来ないのに、あなたは上手に出来たね」
○→「この前は出来なかったのに、今日は上手に出来たね」

叱るときはほかの子と比較しないように出来ている親も、ほめるときはほかの子と比べてつい「みんなよりも上手にできたね」と言ってしまいがちです。
でもほめるときもほかの子と比べずにわが子の成長を認めてあげることが大切です。
「昨日よりも早くできたね」「前はひとりでは出来なかったけど今日はひとりでできたね」などと比較対象は過去のわが子に対してすることが原則です。
そうすることで将来、他人との競争で勝ち負けを判断するのではなく、「自分がどれだけがんばっているか」で自己評価が出来る子になれるのです。
特に兄弟姉妹と比較した言葉は結果的に両者を傷つけることにも繋がるので注意が必要です。

●「ほめ方 その4」〜「エライ」ではなく「役立った」と伝える!
例えば…食事の準備で食器運びを手伝ったとき。
×→「お手伝いできてえらいね」
○→「お手伝いしてくれてありがとう。ママ助かったわ」

お手伝いをほめるときは…「○○ちゃん、良く出来たね」などと主語が「こども=YOU」になっているケースが多いです。
この主語を「親=I」に変えて「ママ助かったよ」と言ってみると良いでしょう。
これは「Iメッセージ」といいます。
子どもは「親の役に立った」と思うこと自信に繋がり、「もっと役に立ちたい」という気持ちが芽生えます。
このことが将来、社会貢献を意識する土壌となるのです。
「親の役に立ったら親が喜んでくれた。自分も嬉しい」…と言う体験は「人にお役に立つ喜び」を知る原点にもなり、いずれ「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちに変化して集団生活の中でも生かされるはずです。
投稿日:2016-03-09
返信 20
パインさん
ありがとうございます削除
ほめ方4ヶ条、参考になりました。
小さい頃、「エライね〜」とよくほめていたように思います。褒め方も気をつけないといけないのですね。
目から鱗でした。ありがとうございます。

ルールのことなんですが、
昨日子どもに「昼夜逆転の弊害」のサイトを見せました。そして、ほんとうに身体が心配だから、起きる時間と寝る時間を決めようと話しましたが、反抗的な態度で考えておくと。
今朝もやはり、反抗的でした。
あとで、言うタイミングが悪かったかなとも思いましたが、焦らず笑顔でを忘れずに頑張ります。
また、相談させてください。

投稿日:2016-03-10
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
パインさんへ削除
はい、いつでもご相談ください。
ルールのことは子どもからしてみたら耳の痛い内容ですので好意的に捉えるのは難しいでしょう。

でも、「言うべきこと」はやはり伝えるべきです。
その際は「笑顔」で!!
投稿日:2016-03-11
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