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お悩みNO.501
Mママさん
中1後期〜現在削除
現在中2男子の母です。
息子は中1の後期から登校渋りが始まり何日か登校しては1〜2週間休んだりを繰り返し2年生に進級しました。先生方のご配慮で仲良しのお友達とも同じクラスになり4月は何の問題もなく登校していたのですが体育祭の練習が始まる5月ゴールデンウィーク明けから夏休みに入るまで殆ど家の中で過ごしました。友達との連絡も殆どシャットアウトした状態でした。終業式前2日間行けて夏休みは殆ど家で過ごしました。夏休み明けも同じような状態が続きましたが市のサポートセンターに行くようになり少しづつですが学校に顔を出せるようになり後期中間テストも全くわからない状態でしたが受けてきました。友達とも連絡を取り何か吹っ切れたのかなと思ったのも束の間今現在約3週間登校していません。本人曰く朝になると体が動かなくなるといって布団から出てきません。朝からあまりガミガミ言ってもますます行かなくなることはわかっているのでなるべく本人の意志に任せています。自分で行くと決めた時はパッパと用意して行くのですが・・・。今後もこのような日々が続くと高校にも行けず本当に心を閉ざしてしまうのではないかととても不安です。
とても明るく友達もたくさんいて誰からも好かれるそんな子です。運動も大好きおしゃれも大好き!一日も早くそんな日がきてくれることを祈りながら日々を過ごしています。まずどのようにしていったら良いのかもう1年になるので焦りも出でしまいます。良いアドバイスをお願いいたします。
投稿日:2016-02-10
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中2のお子さんに関するお悩みですね。

拝見していると「ちょと焦っている?」って印象を持ちました。
「一日も早く・・・」なんて思ってしまうと親の焦りが子どもに伝わりますよ。
また、まだ起きぬ過程の想像で動揺し過ぎかとも思います。

そもそものきっかけの、中1の後期からの登校渋りは何が原因なのでしょう。
問題を解決するためには、問題の原因がわからなくては上手くいきません。

「良いアドバイスをお願いいたします」とおっしゃっても原因がわからなくてはアドバイスもできません。
まずはそれを教えてください。

ちなみに・・・この掲示板に書き込みを頂く方のほとんどの方にお伝えしているコミュニケーション方法があります。
以下、お伝えしますのでまずはそこから参考にしてください。
投稿日:2016-02-10
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
コミュニケーション(「聴き方」「伝え方」)

■信頼関係の構築
お子さんとの信頼関係の構築を図るためには円滑なコミュニケーションが大切です。
カウンセリングの領域では、カウンセラーとクライアントの信頼関係(専門的には“ラポール関係”といいます)が絶対条件といわれます。ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすればいいのでしょう。
コミュニケーションの2つの柱ともいえる「聴き方」と「伝え方」に関して紹介します。


■「聴き方」
「聴き方」を意識しながら相手からの話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上ではこの「聴き方」が特に重要です。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、「心」の文字が入っている「聴く」です。これは、相手を受け入れて相手の話しに耳と心を傾けることを意味します。専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは、「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。


■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まずまずは黙って聴いてあげる聴き方です。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係は更に強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの「言語情報が7%」、口調や話の早さなどの「聴覚情報が38%」、あいづちやうなずき等、見た目などの「視覚情報が55%」の割合であったという実験結果があります。
この割合から「7-38-55のルール」とも言われ、「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

話しの内容により大きくうなずいたり小刻みにうなずいたりする聴き方です。
大きくうなずくときは「なるほどねぇ〜」と言う意味があり、小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味を持ちます。それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。


3.思いを引き出す
「それ、面白そうだからもっと聴かせてよ」「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」「それについて、あなたのほうでも何か言いたいことがありそうだね」、「あなたにとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」等のようにひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。
(※注意:実際の会話は「あなた」ではなく、必ず相手の名前を呼んであげてください。特に相手がお子さんの場合は名前を呼ぶことが効果的です)


■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイントは…
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」となります。

ただし相手が意見を求めている場合は繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合にその質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげるといいでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。
例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに。
その際に、最後まで聴いてそれをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)をすると時間が掛かる作業ですし余計に混乱を生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちを汲む
「それは嬉しかったね」「それは悔しいね」「それは腹が立つよね」。
こんなふうに相手の心の中の気持ちをこちらの言葉として伝えることで相手は安心した気持ちで話しを出来ます。
高級クラブに高いお金を払ってまで、サラリーマンが通うのは、高級クラブのママさんたちはこの「気持ちを汲む」等、聴き方に長けているからなのです。


■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには相手に「何を伝えたか」ではなく「何が伝わったか」が大切です。
それを意識することで、相手に対して自分はどれだけ大切に思われているかを実感させる効果があります。
それを伝えるためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくても分かるだろう」、「恥ずかしくてこんなことは言えない」。
まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や出来事を非難がましくなく、事実を述べる伝え方です。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。
コミュニケーションを外す人は、往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまっているケースが多いです。

例えば…僕がリビングで本を読んでいたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」

こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困っているんだよ

その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。


■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、相手の考えを聴くというのはコミュニケーション(会話)の基本です。
しかし、いくらIメッセージを活用して伝えても、「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、しつこく何度も同じメッセージを発することになります。
これは「審判的表現」といい、圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。
相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて相手は安心して、自ら変わることができるのです。
また、相手の立場を理解することで、こちらの心にも変化が現れることもあり、他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手を分かろうとせよ”です。


コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいです。だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、「聴き方」や「伝え方」を意識して相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。
投稿日:2016-02-10
返信 3
Mママさん
不登校原因って?削除
早速の返信ありがとうございます。
息子の学校渋りが始まってからまずは信頼関係を築くことから始めました。息子の話を良く聞きなるべくストレスを溜めない生活を送れるようにしました。息子の卒業した小学校は1〜6年までひとクラスで大きな問題もなく逆に言うととても楽しく過ごせたのではないでしょうか。ずっと学級委員長やサッカーのキャプテンもこなし先生、友達そして友達の親御さんから信頼も厚く責任感も強くいつも元気いっぱいの子でした。中学に入っても学級委員長になり頑張ってやっていたのですがあるときに愚痴をこぼし出し「学級委員長になんかならなきゃ良かったよ。話しは聞いてくれない、話し合いなんか出来ない。クラスが崩壊してる。もう学校なんかつまんない。もう人の為になんか動かない」それでも気持ちの落ち着いている日は普通に登校しました。私は藁をもすがる思いでインターネットで不登校についてや思春期の事を調べている時に伊藤先生のDVDに出会いました。中二に進級して先生方のご配慮により仲良しの友達とも同じクラスになりゴールデンウィークまでは休まず登校していたのでやはり1年のクラスに問題があったのかな?って思い安心していたのですがゴールデンウィークあけから全く行けなくなりました。この頃からオンラインゲームにはまり日中はずっとやっていると言うような生活を過ごしていました。プレッシャーにならない程度に登校刺激をして担任の先生にも週末家庭訪問してもらい10月頃から少しずつ登校出来るようになり友達も迎えに来てくれて楽しそにしていました。ただ家に帰ってくるととても疲れていてかなりストレスを溜めているなって感じるぐらいです。車が大好きな子なのでドライブに行ってり少し遠い公園に行って次男(しょう6)とサッカーをしたりしてリフレッシュさせたりしました。決して無理強いしないでやりました。
今年に入り順調に行っていたのですが期末テストの一週間前からまた行けなくなっています。理由はテストの結果が気になる。自分が休んでいた時の勉強が全く分からないってことです。ちゃんと考えているからといてますが何も行動に移さず口ばかりです。まだまだ私の接し方に問題があるのでしょうか?朝が全くだめです。起立性調節障害も視野に入れて思春期心療内科に行った方がいいのでしょうか?出来たら精神安定剤のような薬には頼りたくないのですがそんなことも言っていられないですし家にいては甘えが出るから専門家の方のお力を借りなくてはいけない状況に来ているように思います。どうしたらいいでしょうか?
私の接し方にも問題があるのでしょうか?
投稿日:2016-02-13
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
学校渋り・不登校の原因を教えて頂きありがとうごございます。

Mママさんの対応は間違っていないと思いますよ。
担任の先生との連携によるプレッシャーにならない程度の登校刺激、リフレッシュのためのドライブ…どれも問題ありません。
このまま継続してください。

起立性調節障害を疑われているのであればそれも視野に入れて思春期心療内科で診てもらいのも選択肢のひとつです。
専門家に頼ることは決して悪いことではありません。
むしろ、専門家に聞いてみて一つひとつの懸念を拭い去っていけばいいと思いますよ。

一方で、いまのお子さんの不安要素は「期末テスト」ですよね。
その原因は「テストの結果が気になる。自分が休んでいた時の勉強が全く分からない」とのこと。

この不安を拭い去らないとずっとテストに不安を覚えます。
後々のためにも休んでいた時期の範囲だけでも学び直しをした方がいいのではないでしょうか。
担任の先生に依頼して補講をして頂くのもひとつですが、なかなか学校側も忙しくて対応してくれない場合には、短期間の個別塾や家庭教師をつけて、その期間だけ勉強するといいと思いますよ。
投稿日:2016-02-13
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
今、お子さんは少し自分に自信を失っているのでしょう。
「自分に自信を持つ」方法に関して以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-02-14
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2016-02-14
返信 7
Mママさん
自信のない事削除
長男は勉強に自信がないだけではなくとにかく学校がつまらない。あんな学校に行く意味が分からない。だから1日行っただけで疲れるし次の日に行く気がおきない!この繰り返しでいます。こうなっては長男を含め私達、先生が頑張っても無理なのかなって気がします。やはりフリースクールや専門知識のある方にお世話になり克服する方が本人もちゃんと現実を受け入れて行動するようになるのではないかと考えるよになりました。長男は田舎が大嫌いで早く東京に行きたいと常にいっています。っと言うのも長男の小学入学で千葉にマイホームを購入、それまでは東京杉並区に住んでおり祖父母、親戚もみんな都内なので余計に自分の住んでいる所が田舎思えるのだろうと思います。普段は何をするのにも腰の重い長男ですが東京に行く!ってなるとさっさと用意を済ませとても素早い行動をとります。
祖父母に預けそちらの中学に入れると言う事も考えたのですがなかなか結論が出せず。今後の事も含めどのような選択をするべきなのかわからないでいます。「僕にも出来るんだ」と言う気持ちを「頑張れば出来るんだ」の気持ちをもう一度取り戻して欲しいです。
どうする事が良いのでしょうか?
投稿日:2016-02-16
返信 8
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
千葉に移転されてからお子さんの心に何かしらの変化があったのですね。
新しい環境が自分と合わず、前の環境の方が良かったと思えば思うほど、今を嫌がってしまうという負のスパイラルになっているのでしょう。

かと言って、千葉にマイホームを購入されたのであれば、再び引っ越すことは現実的ではありませんし、そう簡単にご祖父母の家に預けるには勇気がいることですよね。

「僕にも出来るんだ」「頑張れば出来るんだ」という気持ちを取り戻すことを目的に、フリースクールや専門知識のある方にお世話になるというお考えは間違っていないと思います。

なぜならば、そういった人たちは、その道のプロですから。
ノウハウもありますし、安心できると思いますよ。

投稿日:2016-02-18
返信 9
Mママさん
スキー教室削除
やはりその道のプロの方にお願いした方が克服も早いのでしょうね。ただ本人が希望しない事にはむずかしですよね?
長男はかなりの頑固者ですので自分が納得しないと行動しません。ましてや強制される事や面倒くさい事は絶対に動きません。
今日から学校のスキー教室で3泊4日に行っています。行きたくないってずっと言い続けて学校も休みがちだったのに今朝は早くから起きて重たい荷物を持って出掛け行きました。安心しました。中2の思い出がほとんどない長男なので沢山の思い出を作って帰ってきてくれたらなぁと思います。帰ってきたら沢山の思い出話を聞きたいと思っています。
投稿日:2016-02-19
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
スキーの件は良かったですね。
帰ってきたら思いっきり褒めてあげて、いろいろと話を聴いてあげてくださいね。
以前お伝えした「聴き方」を参考に。

その道のプロへの相談はぜひ、選択肢のひとつに加えてみてください。
マイナスなことはないはずです。

だって、プロなんですから。
投稿日:2016-02-19
返信 11
Mママさん
長男の父親削除
長男がスキー教室に行けている今夫(長男の父親)と今後について話をしようときりだしますがバッサリ言われ感情的になり終わってしまう。お恥ずかしい話し毎回話し合いは平行線。私が色んな情報を提供し親である私が変わらなくては子供達は変わらないからと口が酸っぱくなるほど言い続けてますが長男本人が変わらなきゃ意味はない!俺はもうこれ以上は無理だ!と話しになりません。元々聞き上手でも話し上手でも褒め上手でもないので。逆に細かくて口うるさくて子供達にはちゃんとして欲しいと思っている人です。常識常識といつも言ってます。学校に行けるようになったら時間を決めてゲームをやっても良いと言っておきながらグチグチ怒る!長男が話し始めると話の腰をおる!毎回です。
長男も父親に認めてもらえない!褒めてもらえない!いつも怒っている!と常におもっているので距離を取ろうとする。私はそれではいけないと思い2人で話す機会や出掛ける機会を与えるもなかなか話しをしない。男の子はやっぱり父親との信頼関係があってこそだと私は思っているのですが。
全ては本人のやる気次第だし俺が何を言っても無駄だとの一点張りです。このような父親との溝が学校に行けなくなってる理由の一つなのかなって私は思っているのですがどうなのでしょうか?
投稿日:2016-02-20
返信 12
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
ご主人には困りましたね。
正直、お子さんの今の状況はご主人に起因していると思います。

上記のご主人の発言を聞くだけでも突っ込みどころ満載です。
ご主人に変わって欲しいと思います。

「親が変われば、子も変わる」

これは我々が設立当初から掲げてきた理念です。
今も揺らぐことはありません。

人には誰しも「承認欲求」というものがあります。
誰かに認めてもらいたいと思うのは当然の心理です。
親に認めてもらいたいと思う子どもが、親に認めてもらえていないと思うことほど辛いことはありません。

逆に言えば、人は自分を認めてくれる人には心を開き、聴く耳を持ち、尊敬し、信頼します。

今のご主人とお子さんが信頼関係で結ばれていないのはご主人のせいです。
「俺が何を言っても無駄だ」とのことですが、当然です。
ご主人の聴く耳なんて持つわけがありません。
このような親(大人)がいるから、子どもがイキイキできないのです。

投稿日:2016-02-20
返信 13
Mママさん
その通りだと思います削除
私も色んな本や不登校児への親の接し方などどれだけ調べてどれだけ失敗を繰り返しどれだけ夫に伝えてきたか!でも変わろうとしてくれないのでもう私が絶対に長男を克服させてみせる!みたいな意地も出てしまっています。ですが最近は長男も私に父親の愚痴をこぼすのでやはり見過ごせる問題ではないなと思い夫の悪口を言うようですが相談させて頂きました。
長男と2人でとことんやり合った方がいいのでしょうか?それこそ夫には第三者の意見がないとダメでしょうか。基本的に人に弱み等をみせる人ではなく俺は俺って言った感じの人なので扱いがとても難しく会話をしていても気に入らない場合は怒鳴る機嫌が悪くなる話しを聞かない。毎日こんなんで疲れない?って聞いてもお前にイチイチ言われたくない!うるさい!ってピシャリ…な感じです。
長男のためにも早く気づいて目を覚まし変わってもらわないとズルズルといってしまいそうで不安です
投稿日:2016-02-20
返信 14
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
ご主人に直接お会いしたわけではないので、あくまでも想像ですが・・・。
ご主人のようなタイプの方は、「毎日こんなんで疲れない?」って聞くことは逆効果でしょう。

信頼し合えているご夫婦なら「実は、疲れちゃってさ・・・。」となるのでしょうが、失礼ながらお二人の関係を想像すると腹を割って弱みを見せるようには思えません。

でも日常の会話から気を付けてコミュニケーションを少し工夫するとご主人の態度も少しずつ変わってくるかもしれません。

以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-02-20
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
YES-BUT-YES法(サンドイッチ法)

ひと昔前は「イエス・バット法」というものが流行りました。
「イエス・バット法」とは…
相手の言った言葉をいったん受け入れて…(Yes)
その次に反論としてこちらの意見を述べる…(But)
というコミュニケーション方法です。

例えば…
「あなたはとても勉強を頑張ったね(YES)。
でも(BUT)、この点数は褒められたものではないよ。
…これがいわゆる「イエス・バット法」

どうでしょう?どこが悪いか分かりますでしょうか…?

最初は肯定的な言葉を発しながらも、最後は相手を追い込んでいますよね。
これでは相手は最初の褒め言葉は印象に残らず、むしろ「自分は叱られた・否定された」と思います。
そのことで相手に対してネガティブな感情を抱くことになります。

…とはいえ、点数の低かったことも反省して欲しい。
この場合は、最後にもう一度、肯定的な言葉で締めればいいのです。

「あなたはとても勉強を頑張ったね(YES)。
でも(BUT)、この点数は褒められたものではないよ。
ただし、今回の頑張りは私は認めるし、必ずこの先の糧になるから自信を持って継続しようね(YES)」…と。

人は最後に聞いた言葉に対して脳がインプットされて、それが相手に対する感情に変わります。

親子でも夫婦でもコミュニケーションひとつで上手くいきます。
参考にしてください。
投稿日:2016-02-20
返信 16
Mママさん
帰ってきました削除
嫌がっていたスキー教室から帰ってきました。長男は不登校になってから特に学校行事が嫌いになり殆ど参加せずに今まできたので本人も今回の参加はとても勇気のいった事だと思います。とてもいい顔をして帰ってきて色んな話しをしてくれました。
行って良かったよ!2年になって初めてみんなとの思い出が出来たよ!
本当に本当に嬉しい言葉です。
土日を挟んでのスキー教室だったので代休の2日間は友達が泊まりに来たりととても満喫したようです。
また明日からは日常が戻ります。まずは明日の朝元気に起きてくれたら本当に安心します。出来なくても仕方がないって思いながらいつも接していますが本人も明日ちゃんと起きて行けるのかが心配で不安だと思います。今夜は楽しい会話で夕飯を食べリラックスした気持ちで眠れるように夫婦で協力していきます。
投稿日:2016-02-24
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
嬉しい報告をありがとうございます。

「きっとうまくいく!」

書き込みを読みながらそう確信しました。

ご夫婦で協力して・・・!

我々も微力ながら応援します。

またご報告、お待ちしています。
投稿日:2016-02-24
返信 18
Mママさん
ありがとうございます削除
今朝はグズグズはしていましたがちゃんと起きて朝ごはんもしっかり食べて学校に行きました。昨夜は主人も息子の話しをちゃんと聞いてあげてメリットデメリットを上手く伝えていました。笑顔のある食卓でした。息子が少しでもリラックスして朝を迎えられるようにアロマオイルを枕元にたらしマッサージをしてあげたのですがすぐに眠ってしまいました。朝も低血圧なので体を温める意味も込めて背中をさすり少し会話をしながら登校刺激を与えました。
まだ不安定だとは思いますが頑張ってやっていきたいと思っています。
いつもとても励みになっています。
本当にありがとうございます
投稿日:2016-02-25
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
笑顔のある食卓…いいですね。

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せにしましょう。

投稿日:2016-02-26
返信 20
Mママさん
持続しない削除
笑顔になる食卓、団欒をとってもそんなに簡単には連続登校とはいかず一日行って一日休む…そしてまた行けない日が続く…。残り一ヶ月で3年生!高校受験を視野に色々と気持ちを強く持って自らが動けるように頑張ってもらいたいのですが家に居れば携帯かオンラインゲーム。前ほどはやらなくなり一日にやっても2時間ぐらいにはなりましたが…。それでもやはり焦ってしまいイライラしてしまいます。イライラしてもガミガミしても何も解決しないのは頭では分かっているのですがダメですね!
イライラガミガミが本人にストレスをかけているのは分かっているのですが…。
学校のない日は友達はみんな部活に行っているのでまた日光を浴びない…そんな事を考えてはイライラ。
親と買い物も嫌だろうけどダメもとで誘うが断られる。ただ当たり前だけど興味のある買い物には進んで行く。ファッション、TSUTAYA、BOOK・OFFetc……
それでも少しは日光を浴びれるのならと誘い出す。
このような状態になってから1年かかっているのでやはり克服するのも1年はかかるのかなって覚悟はしているが高校受験が引っかかる。本人もみんなと同じように高校行きたいって口では言うが行動に移せない。
気持ちの波が激しくて鵜呑みには出来ない言動が多くどのようにしたらいいのか分からなくなります。
それでも私達の手で息子を克服させてみせる!って思うのは間違っているのでしょうか?
投稿日:2016-02-28
返信 21
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
間違ってはいません。

だからこそ「自分たちの手で何とか・・・」という想いも強いのでしょう。

しかし、そう思えば思うほど現実と理想のギャップにイライラしストレスも溜まるのでしょう。

その場合に、ときには離別感も必要です。
離別感と言うのは人と人は違う考えを持った生き物であると言う事。それぞれが違う人間であると言う事を理解している、と言う事です。

子どもの問題は親の問題ではない…そんなふうに思うことも必要です。

以下にそんなことをまとめたものがございます。
お時間のある際にでも読んでみてください。
投稿日:2016-02-28
返信 22
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
■過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

しかしながら、人は、人間関係で悩む生き物。
「他人は変えられない」といったって、つい目についてしまう気になる人もいるものです。

例えば、あなたの周りにも…
仕事に全くやる気がない部下とか、
何事も否定的に捉える友人とか、
勉強を全くしようとしないお子さんとか、
というような「いや、変わってよ」と思いたくなる人はいますよね。

この話に関連して、先日、こんな相談を受けました。
「子どもが勉強をしないんです。どうしたら”変えられ”ますか?」…と。

このようなご相談は実際に少なくありません。
そのような場合に、我々はこのようにお答えしています。

「子どもが勉強をしない、というのは、“子どもの課題”であって、“親の課題”ではありません。
 子どもが取り組むべき話で、親であっても、どうこう言えないのです」…と。
 
…とはいうものの、それが自分にとっても影響すること、ありますよね。
子どもの問題などは、特に気にそうでしょう。
しかし、それはやっぱり、あくまで子どもの課題なので、本的に親が関与することはできないわけです。

大抵の場合、「(じゃあ、どうすればいいのですか?)」
相談者のこんな心の声が聞こえてきます。

ある、引きこもりの息子を持った親御さんのお話があります。
 
 
引きこもりで学校に行かない、働かない、そんな息子を心配したあるお母さんが、息子を連れてカウンセリングに来たのです。
「息子をどうしたらよいのでしょうか?」
そんなお母さんお父さんの訴えについて、
我々は、今お伝えした「課題の分離(息子さんの課題は息子さんのもの)」 というお話をしました。

いくら親御さんが気にかけて、手取り足取り関与しても、それは息子さん自身のものだから、息子さんがその気になって取り組むまで待つしかない、と。

そして、お母さんお父さんには、こう伝えました。
「息子さんがどうこうではなく、お母さん・お父さんは、今、あなた自身が課題としていることに取り組んでください」…と。

すると、お母さんは前から体が弱かったこともあり、それを改善すべく、取り組んでみたいと思っていた、太極拳を始めることにしました。
そしてどんどんとハマるお母さん。
なんと中国に渡り、本場の太極拳を学びに行く、というレベルにまで到達してしまいました。

お父さんはお父さんで仕事にこれ以上に打ち込みました。
家にはなかなか帰りません。

こうなったとき、息子からすれば、今まで自分にかまってきていた父母が、急に自分の事をし始めて、関与しなくなってきたのです。
加えて、父母共に、イキイキしてきていることを目にします。

そして、しばらくして、その息子さんが、一人でカウンセリングにやってきました。

「どうしてまた、今日は一人で来たの?」と聞くと彼は、こう答えました。
 
「先生、僕はどういう人生歩めばよいのか、不安になりました。今日は、そのことで相談に来たんです」。

この息子さんは、親の関心が向かなくなったことがきっかけで「自分はこのままではまずいのではないか」と、自分自身で思った瞬間に、彼の、彼自身の人生の課題への取り組みが始まりました。

子育てとは子どもがこう思うところまで、待たなければいけないのです。
誰かを無理やり変えることは、できないのです。
子どもに影響を与えるためには、まず、親が変わることです。

要するに…
親が勇気を持って、自分の人生の課題に取り組むこと。
その後ろ姿を見て「あんな風になりたいな」と思い、子どもに伝染して伝わっていくのです。
これは心理学では「モデリング」といいます。

冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。『
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。

そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。

自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。

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あなたの話は信じてもらえないかもしれない。
でも、あなたの行いは誰もが信じるでしょう。
(ルイス・キャロル)
投稿日:2016-02-28
返信 23
Mママさん
相談削除
先週土曜日にそちらに相談のお電話をしたのですがカウンセリングの先生方がお休みだと言う事で電話に出られた女性の方に私の連絡先、名前等を伝え折り返して頂くお約束になっていたのですが1週間たっても連絡が来ません。こちらからもう一度お電話をした方がスムーズならば休み明け連絡致します。ただ平日は仕事があり夕方16時以降でないと連絡できないのですがそのような感じでも大丈夫でしょうか?
やはり専門家の方の意見や息子本人とのカウンセリングも必要なのではないかと思いなるべく早く相談したいと思っています。
投稿日:2016-03-12
返信 24
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
せっかくお電話を頂いたのに折り返しが遅くなり申し訳ございません。
いま、電話のカウンセリングが大変混雑していて事務局も対応に苦慮しているのだと思います。

再度お電話頂いても構いません。
それでも対応が難しい場合にはこちらの掲示板にて対応致します。
投稿日:2016-03-12
返信 25
Mママさん
ありがとうございます削除
最近やはり高校受験の事に対してのプレッシャーがかなり出てきているせいか学校にはあまり行けなくなって来ています。本人は諦めに入っているようで「今更どんなに頑張ってもみんなと同じような高校には行けないから学校行っても無駄だ」「オレより弟(次男)の方が頑張ってるからそれでいいんじゃん!」「休んでいた間の勉強が全く分からない」等など本当に自信がなく本当に諦めているように感じます。担任の先生にもお願いして放課後の自主勉強のサポートや今からでも間に合う入れる高校はあるかどうか等など本人とじっくり話して欲しいとお願いしてありますが登校していないのでなかなか実行に移せずにいます。私達も今からでも頑張れば大丈夫だと話してはいるのですが本人には全く響かずどうしていいのか分からずにいます。
次男も4月から中学生です。とても不安を抱いています。兄の友達からふざけ半分で不登校の事をバカにされたりしているようです。だから「僕が学校で目立つと自分も兄も嫌な思いをする」等言うようになりました。長男の事では次男もかなり我慢をさして苦しんでいると思います。時間の許す限り話しを聞いてあげて少しでも不安材料を軽くしてストレスをためこまないようにしています。
長男はそんな次男をみてもチャラチャラした態度を取るので長男にもそれは違うよと言う話しをするようにしています。
我が家なりに色々やってきていますがいまだに不登校が続き時間だけが過ぎていく今、今後どのようにしていったら良いのかわからなくなってきています。カウンセリングを受けるのは本人と専門家の方なのでしょうか?カウンセリングもその子その子によるかとは思いますが何回ぐらいお願いするのでしょうか?
不登校児の子供達が共同生活をするようなところに思い切って入れてしまった方が本人にも良いのか本当に悩みます。
私よりも誰よりも悩み苦しんでいるのは長男だという事も良くわかります。
どうしたらいいでしょうか
投稿日:2016-03-13
返信 26
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
確かに一番悩んでいるのは本人です。
しかし、不登校が他の兄弟姉妹に悪影響を及ぼしているのであれば、本人は家族の一員としてそれを認識しなければなりませんよね。

カウンセリングは専門家(カウンセラー)と本人のケースが多いです。
その後、親にも問題があると判断された場合は専門家(カウンセラー)と親にチェンジすることもあります。

回数は1回で終了するケースもあれば継続していくケースもあります。
1回で終了するケースはごくまれです。

ただし、これはあくまでも当研究所の場合です。
投稿日:2016-03-13
返信 27
Mママさん
1週間削除
先週はお電話での相談本当にありがとうございました。その後長男は昨日まで休まず6日間登校する事が出来ました。友達との関わりや先生からの励ましの言葉をしっかりと心において毎日楽しく登校していました。今日はいつもと同じく朝起こしたのですが反応が鈍くひょっとしたらって思っていたのですが案の定休んでしまいました。
半年~1年間弱苦しんでいる問題なのですんなりいくとは全く思っていませんでしたが本人も今日休むつもりはなかったのになぁ~!気持ちが入らなかったんだよ~っ!そうなのです。自分の気持ちが固いとスムーズに行くのですがなかなか難しい時があるのですね。
来週は終了式まで3日間気持ちを切り替えて行って欲しいと思います。
学校でも長男の居場所作りを担任の先生をはじめ学年主任にもお願いしていたので長男との話の場を作ってくれたり不安材料を取り除いてくれたりしています。
今後頑張っても学校に行けないようなら専門家の方とカウンセリングしようねっと話しました。そうならないように行けるようにするからと言っています。引き継ぎ見守りたいと思います
投稿日:2016-03-18
返信 28
伊藤幸弘教育研究所さん
Mママさんへ削除
人は急には変われません。
むしろ、徐々に変わっていった方がスピードは遅いですが着実です。

三歩進んで二歩下がる・・・くらいがちょうどいいのかもしれませんね。

引き続き見守りましょう。
投稿日:2016-03-18
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