はじめまして。
書き込みありがとうございます。
過去にいじめという辛い経験をされて、同じ境遇の子どもたちを助けたいと、崇高な思いから心理学を学ぼうと思われたのですね。
とても素敵です。
そんなカウンセラーの後輩がこれからも出てきてくれると嬉しです。
学校の先生の心無い言葉は「無視」しましょう。
悲しですよね。
大人のなんの根拠もない戯言は…。
悔しいお気持ち、お察しします。
でも、そんな否定的な意見の何倍も応援の言葉もあるのではないでしょうか。
辛い気分にならないようにする必要はありません。
辛さを受け入れて、辛さと友だちになればいいのです。
一般的にストレス対処というと、心を「強く」することだと思われがちです。
ストレス過多の時代に目指すのは、「強さ」ではなく、へこんでも自力で立ち直れる回復力であり、柔軟性です。
台風のときの樹木を想像してください。
固い枝は強い風でボキッと折れてしまいますが、柳の枝はざわざわするものの折れることはありません。
目指すべきところは、ストレスに耐え続けて折れるのではなく、ざわざわしながらも折れずにいられる「しなやかさ」です。
また、「心のハンドルに遊びをもうける」こともストレス対処には大きな効果をもたらします。
例えば外出予定のある休みの日に雨が降ってきた場合、「雨が降ると足元がぬれて嫌だな」と受け止めてしまうと外出が楽しくなくなってしまいます。
もちろん、天気は自分の思い通りにすることはできません。
自分ではどうにもならないことに執着して「カリカリ」するくらいなら「ふわふわ」と現実を柔軟に受け入れて、「雨が降るとお気に入りの傘が使える」、「雨で涼しくなってちょうどいい」くらいに前向きに考えることで、外出するのが、「ワクワク」と楽しくなってきます。
どれほど困難な状況におちいったときでも、「心に3割程度の空きスペース」を用意し、「ふわふわ、ワクワク」しながら「しなやかな心」を保つことがストレスに勝つ秘訣です。