ゆきさん
はじめまして。
メッセージありがとうございます。
20歳の息子さんのことでお悩みなのですね。
大学を中退後毎日家で遊んでいて
気に入らないことがあると暴言や暴力もある。
「働かない」と良く言い父親との関係は最悪!
…とのこと。
まず今、息子さんが荒れている根本的な原因を知る必要がありますよね。
大学を中退したことなのか?
では何故、中退してしまったのか?
将来に不安があるのか?
友達との関係性か?
…様々な角度から検証する必要はあると思います。
ただし決して「想像」で接しないこと。
「どうせ怠けてたんだろう?」などの予測で話していても相手は心を開きません。
そのためには膝を突き合わせてとことん話し合う!
息子さんが何に不満を持ち何に不安を感じ何に怒りを覚えているのか!
それが分かるまでとことん話し合ってください。
そしてこちらからのメッセージを伝えてください。
相手に思いを伝えたいとき!
他の方の掲示板でもお伝えしていますが
「Iメッセージ」が効果的です。
相手にメッセージを伝えるときって二通りの方法があるんですよね。
「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」
コミュニケーションを外す人って主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」になってしまってるケースが多いです。
例えば…僕がリビングで本を読んでたとしましょう。
そこへ子どもが入ってきてテレビを大きな音で見始めた。
僕は感情のままに…「うるさい!」「ボリュームを小さくしろ!」「隣の部屋で見なさい!」…と言ってしまう。
これは主語が「あなた=YOU」ですよね。
「“お前が”うるさい!」「“お前が”ボリュームを小さくしろ!」「“お前が”隣の部屋で見なさい!」
こちらの思いを正確に伝え相手とのコミュニケーションも外さない方法は主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。
「お前が大きな音でテレビを観ることでお父さんは集中して本が読めなくて困ってるんだよ」…これが「Iメッセージ」です。
ポイントは「行動」「影響」「感情」です。
行動→お前が大きな音でテレビを観ることで
影響→お父さんは集中して本が読めなくて
感情→困ってるんだよ
その後に「だから音を小さくしろ」と言ってしまうとせっかくの「Iメッセージ」がその瞬間に「YOUメッセージ」になります。
「Iメッセージ」で思いを伝えると相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多いと言われています。
ゆきさんが心から心配しているんだ!
…と言うメッセージを伝えることで少し心を開いてくれるかもしれませんよ。