不登校や引きこもりの子供・成年たちの為にフリースクールを全国に展開しております。
Navigation

お悩みNO.531
yuyu子さん
教室に入るのが怖い削除
こんにちは。
前も相談させてもらったんですが、どうしても先生だけじゃ解決出来ない所があったので、相談しにきました<(_ _)>本題に入ります
私は、教室に行く(入る)のが怖いです。理由は2つあります
1.周りの反応が怖い   2.悪口を言われないか不安
この2つです。
1は、教室に入った後に、クラスメイトから「どうして休んでたの?」とか聞かれるのが怖いんです..。2は、私のクラスの男子に、嫌な事を言う人がいて、また「ブス」とかいわれると怖いので、、(これは先生に相談しようと思ってます)
かなりマイナス思考なほうなので、ブスとかキモいとかいわれると、「私ってブスなのかな..」とか思ってしまいます。 先生にも相談したいんですが、朝や昼は忙しいので電話じゃ相談出来ないし、直接学校に行くのも怖いです。   回答お願いします<(- -)>
投稿日:2019-01-17
返信 1
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
ご相談ありがとうございます。
教室に行くのが怖いのですね。

「1」の周囲の反応に関して。
休んでいたのですから、「どうして休んでたの?」と聞かれてしまうのはおそらくその通りでしょう。
でも、受け止め方で変わります。
休んでいたクラスメイトが久々に登校してきたら、あなたならどう対応しますか。
おそらく気になって「どうしてたの?」と聞くでしょう。
ここには悪気はありません。
むしろ、久々に会うクラスメイトに対して無関心の方が怖いですよね。

「2」に関してはひどい男子ですね。
でも、悲しいかな、そのようなことを言う輩は必ずクラスに一人や二人は存在します。
そんなときは「心の寂しい人だな。かわいそうに」と逆に思いましょう。
もちろん、先生に相談して解決を図ることは同時進行でやっていくとして。

すべては「受け止め方」ですよ。
以下を参考にしてください。

※また、スレッドはその都度立ち上げず、続きで投稿していただけると今までの経緯もわかりやすく助かります。
投稿日:2019-01-17
返信 2
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2019-01-17
返信 3
yuyu子さん
回答ありがとうございます!!削除
私も以前までは、先生に「貴方の事はそこまで友達も気にしてないよ」と言われた事があったので、そうなのかな。と思った事がありました。ですが、意外と考え方次第でどうにかなるもんなんですね(笑

悪口を言う人とも極力かかわらないほうがいいかもしれません。
投稿日:2019-01-17
返信 4
yuyu子さん
OKです削除
次からはそうします<(_ _)>
投稿日:2019-01-17
返信 5
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
そうです。
関わらないことです。

ちなみに・・・
脳は自分が発した言葉をそのまま受け取るようです。
他人に悪口を言えば、それは自分が言われているかのように脳は受け止めます。
なので、他者にブス・キモイと発することは自分に対し言っているようなものです。
これは脳科学的に立証されています。

その男子はきっと気づけば周囲に誰もいなくなるでしょう。
投稿日:2019-01-17
返信 6
yuyu子さん
不登校と勉強について削除
私の家は一週間(平日)ほとんど、母が出掛けてる事が多いので、一人でいる事が多いです。
で、その一人でいるときなんですが、実はネットを見たりする事が多いんですよね..。本当は、勉強しないといけないのが分かっていてもみてしまいます。
このままだと、学校の勉強に追いつかなくなりそうで不安です。
投稿日:2019-01-17
返信 7
yuyu子さん
返信5へ削除
そうなんですね!勉強になりました。ありがとうございます
投稿日:2019-01-17
返信 8
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
>本当は、勉強しないといけないのが分かっていてもみてしまいます。
>このままだと、学校の勉強に追いつかなくなりそうで不安です。

その不安を払しょくするのは自分自身の心の強さです。
あるいは見れないような環境(時間を設定してネットを切る、PCのパスワードを掛けて親しか解除できないようにする等)を整える方法もあります。
投稿日:2019-01-17
返信 9
yuyu子さん
回答ありがとうございます削除
一定時間集中して、終わったらゲームをしてもいいなど、自分で工夫してみます!
投稿日:2019-01-17
返信 10
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
自分で考え抜いて工夫してみることはとても素敵なことです。
そして、考え抜いたものを継続することは更に大切なこと。
頑張ってみてくださいね。
投稿日:2019-01-17
返信 11
yuyu子さん
『フリースクール』という道もある。削除
最近、親に「カウセリングって場所で気になる所があるんだけど良い?」と聞いてみたら、「どんな所?」とか「他にも色々あるよ?」と聞かれたので、説明してみて父にも相談して、最初は見学や無料体験などからやっていこうと思ってます。
投稿日:2019-01-18
返信 12
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
見学や無料体験…とても良いと思います。
まず気になるところがあれば足を運んでみる(=行動してみる)ことは大切です。
行動した後には必ず変化が起こります。

上記、タイトルに書いていただいた「フリースクール」も良いと思います。
ご自宅近隣にあれば一度問い合わせてみてください。
投稿日:2019-01-18
返信 13
yuyu子さん
実は…削除
(フリースクールですね。少し金はかかりますが、先日申し込んでみました!いいところだと良いですが-_-)

実は私、過去に「広凡性発達障害]と診断された事があります。原因(?)としては、母も[広凡性発達障害]なので遺伝なのかもしれないとはいわれてます。私は過去に何回か「私は他の子と違う」と心の中で思うようになりました。
今はとにかくそんな自分を治したいです。特に特徴的なのが
・コミュニケーションがうまく出来ない
・特定の音を嫌う(物音・雑音など)     ・休み時間は一人でいる
自分でも少しずつ改善したいと思ってます。何かアドバイスあればお願いします
投稿日:2019-01-19
返信 14
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
フリースクール、申し込んでみたのですね。
いいところだと良いですね。
その後の様子を聞かせてください。

さて、「他の子と違う」ことを治したいとのこと。
そもそも、他の子と違うことは決して悪いことではないのですよ。
みんな誰かと違う自分だけの個性を持っています。
他の子と違う部分を「素敵な個性」と捉えましょう。

でもコミュニケーションは大事です。
この点に関しては以下にまとめています。
参考にしてください。
投稿日:2019-01-21
返信 15
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2019-01-21
返信 16
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2019-01-21
返信 17
yuyu子さん
回答ありがとうございました!削除
なるほど。なんというか、、私ってたまーに空気の読めない発言をしてしまうねので、参考にしてもらいます!
まぁ、人間皆ちがって当たり前?かもしれません。[普通]なんて人それぞれですしね。
投稿日:2019-01-22
返信 18
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
今回は以下をご紹介しますね。
投稿日:2019-01-22
返信 19
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
「赤いカラス」

ある少年がいました。小学校の1年生。
クリクリ坊主頭でおまけに目もクリクリとして可愛らしい。
その少年、他のお友達とはちょっと違う感性の持ち主。

ある授業での事でした。
授業のテーマは「笠地蔵の話し」を読んでの感想です。

先生:「おじいさんに笠をもらったお地蔵さんはどんな言葉をおじいさんに言ったのかな?」

生徒全員が勢いよく挙手!そして、その少年が当てられました。

少年:「もっときつく結んでください」
先生:「……(無言)。えーっと、他に答えられる人いますか。」と言って他の生徒を当てました。
他の生徒:「『ありがとう』って言いました。」
先生:「正解です。」

確かに「ありがとう」は正解です。
でも少年の答えだって間違っていないのです。
その晩は雪が降って風も強かった。
だからお地蔵さんはおじいさんに向かって、
笠が風で飛ばされないように「もっときつく結んでください」と言ったのです。

別の授業の話し。
この少年が図画の授業でカラスを描きました。
しかし「赤いカラス」を。

それを見た先生は有無も言わさずに
カラスを黒に塗り替えてしまったとのことです。
「○○くん、カラスの色は黒で描かなきゃダメでしょ~」と。

少年は家に帰って母親の前でワンワン泣いたらしいです。
せっかく描いた絵を先生に勝手に塗り替えられてしまったことがショックだったそうです。

母親がよくよく聴いてみると…。
少年は昨日の夕方の光景を思い浮かべて絵を描いたらしいのです。
夕方、空を見ていたら夕日に染まるカラスが飛んでいた。
だからカラスが赤く見えたのです。

少年は自分のことを「否定された」と思ったのでしょう。
笠地蔵の時だって「無視された」と思ったはずです。

こんな大人によって、こうした少年のピュアな心は「普通」になってしまうのでしょう。

全員が同じ答えでないとダメな教育。
だから今の若者は周囲と同じじゃないと不安になるのです。
そのような社会では発達した文明は望めないのではないでしょうか?

それは歴史が証明しています。
文明や歴史を進歩させるためには「変わり者」が必要なのです。
ガリレオ、アインシュタイン、エジソン、ニュートン、坂本竜馬…etc。
皆、「変わり者」と言われていました。
いや、むしろ彼らを「変わり者」と呼んでいた人たちの方が
実は「変わり者」なのかもしれません。

学校の理科の授業では「氷が溶けたら」の答えは「水(H2O)」です。
でもこの少年はこう答えました。
氷が溶けたら……「春になる」

答えはひとつではありません。
他人と違っていいのです。
そのことを我々大人は子どもたちに教えてあげなければならないのではないでしょうか。

「教育(education)」の語源は、ラテン語の「educare(エデュカーレ)」だそうです。

その意味は「引き出す」です。
子ども一人ひとりの個性や潜在的な能力、可能性を引き出すこと。
これこそが教育の原点だと感じてなりません。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【今回の名言】

知性+個性、それが真の教育のゴールだ
キング牧師

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2019-01-22
返信 20
yuyu子さん
回答ありがとうございました!削除


他人と違っていいということが良く伝わりました!ありがとうございますm(_ _)m
一人一人個性があるのですね。よくわかりました!ありがとうございます。
投稿日:2019-01-23
返信 21
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
ご理解いただき嬉しいです。
そう、他人と違っていいのです。

「I love you because you are you」

これはカウンセラーがクライアントに接する際の基本姿勢です。
カウンセラーがクライアントに対する基本姿勢でもあるこの言葉は
「あなたはあなたのままでいいんだよ」…という意味です。

この言葉を自分自身に対して言ってあげてください。
「I love me because I am I」=「私は私のままでいいんだ」…と。

要するに自分を好きになることが他人からも好かれることに繋がるし他人を好きになれば更に他人から好きになってもらえる!…ということです。
投稿日:2019-01-23
返信 22
yuyu子さん
回答ありがとうございました‼︎削除
回答ありがとうございました‼︎とても参考になりました‼︎本当にありがとうございます‼︎
そうなんですか!私は私のままでいいというわけですね‼︎良かったです‼︎今まで他人と違ったらいけないと思っていたので、気持ちが少しだけ楽になりました!自分を好きになると他人にも好かれるんですね!よくわかりました!このことこれからも覚えておきます!
投稿日:2019-01-25
返信 23
若者教育支援センターさん
yuyu子さんへ削除
人と違っていいのです。
むしろ、いろいろな人がいるから楽しいのです。
みんな同じ考え、同じ行動だったらそれこそ変な社会ですよね。
投稿日:2019-01-25
返信・コメントはこちら
削除用パスワード(同じものを2回入力してください)

掲示板トップに戻る