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お悩みNO.680
ゆーとくんさん
コミュ障を治したいです。男性です。削除
症状としては
・普通(真面目な雰囲気)の会話をすることは、できるのですが
※友人数人とワイワイ楽しくおしゃべりすることが苦手です。
話(ネタ)を振られても(緊張して)上手く返すこと ができず、しらけさせたり。
話を振ったり、上手く(自然に)場に入っていくことが苦手です。
会話をすると早口になって結局何を言いたいのか分からない言葉を発して、時には天然と言われたり。
ただ、天然と言われるたびに思うんです。僕は天然ではなく、コミュ障。
コミュ障を必死に隠すために、馴染みたいから、普通になりたいから頑張って話すのが空回りになってしまうのです。
会話が行われている中で、どうやったら自然に入れるか、馴染めるのか分かりません。
黙ってしまいがちなのを抑えて、話に入るのですが、逆に空気を読めてなかったり、知らないうちに話を変えたりしていると思います。※

上記は現在、趣味にしているツイキャスの友人とのやり取りで起こりがちな状態です。
(6人くらいでコラボしたり、裏でワイワイおしゃべりした際のケースです)
若い子もいるのに、自分より全然コミュ力あって羨ましいけど・・・
自分とは生き方が全然違うんですよね・・・
どうやったらコミュ障治りますか・・・?
やっぱり学生時代の人間関係が乏しいことが原因なのでしょうか。
もっと普通に友達がいて、たくさん会話をして・・・
そんなありふれた経験すらできなかった・・・
本来成長すべき人間性(人間力)が無く、ぽっかり穴が空いているからなのでしょうか。
もう失った過去には戻れない・・・

今までの人生でも今と変わらず苦手でした。
・小学校の頃は、おしゃべりは相手任せ。向こうが話しかければ話すけど、自分から話題を振ったりは苦手でした。
・中学では、1年でクラスで孤立(あまり気の合う友達できず会話もほとんどせず)
小学校時代に仲の良かった他のクラスの数人と遊んでました。
2年では、最初は馴染めていたはずなのに、6月くらい(みんなが親密になりだした頃)からだんだん馴染めなくなり、どこのグループにも馴染めなくなり・・・
3年では、大人しめなクラスに入ったからか友達もできたが、会話は自分よがりで空気が読めない奴だったと思います。

高校生
1年 端の一番前の席になり、周りと馴染めず。席の遠い地味なグループと絡むが、毎回端から端まで絡みにいくことで嫌がられ、だんだん孤立。席の周りの人からはいじめられ、席を離れた間に椅子を曲げられたり、後ろから髪の毛を触られて、はげと言われたり、後ろから消しゴム投げられたり。
2年 クラスを換えてもらい、怖くて素(本音)を出さないように過ごす。口数少なめ。
3年 クラスが変わり、馴染めず。

大学生
1年 友達できる。調子に乗って自分勝手な絡み方をしたからか、嫌われて孤立。
2年 孤立
3年 休学
3年 復学 高校2年のような人間関係で過ごす。
4年 同上

現在 社会人(行政職)
約5年目 職場の人間関係は悪いとは言えないが、楽しい会話はすることができず、いじられても上手く返せず、笑っているだけだったり・・・
本当は上手い返しをしたいのに。頭に浮かんでこないんです
投稿日:2019-07-07
返信 1
若者教育支援センターさん
ゆーとくんさんへ削除
コミュニケーションは大きくは2つに分類できます。
「聴く」と「伝える」です。
それらについてまとめましたので以下を参考にしてください。
投稿日:2019-07-08
返信 2
若者教育支援センターさん
ゆーとくんさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2019-07-08
返信 3
若者教育支援センターさん
ゆーとくんさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

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伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
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投稿日:2019-07-08
返信 4
ゆーとくんさん
ありがとうございます削除
聴く、伝える
コミュニケーションの基礎的な部分ですが、すっごく難しいんだなと読んで思いました。
アドバイスいただいた文章は大事に保管して、何度も読んで勉強させていただきたいと思います。

本当にありがとうございました(__)
投稿日:2019-07-08
返信 5
若者教育支援センターさん
ゆーとくんさんへ削除
コミュニケーションに関してはあまり難しく考えすぎず、できそうなことから実践してみてください。
やってみて上手くいかないこと等あればこの場でまたご相談くださいね。
投稿日:2019-07-08
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