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お悩みNO.694
佳奈恵さん
どうすれば…削除
私には兄と妹が居ます。
兄はニート(遊びや買い物で外出。仕事はせず、ほぼ自室で過ごし食事と入浴、トイレだけ部屋から出てきます。)です。
妹は最近ようやくバイトを始めました。
両親から「アンタからも何か言ってあげて。普段、離れてるアンタなら多少話聞くだろうし。」と言われ続け、何度も兄や妹に仕事の話をしてきました。そのためか分からないですが、妹は最近ようやくバイトを始めました。
兄も最近になり面接に行くようになりました。ですが、兄は面接に行っては不採用が続き、落ち込んでいます。
本当に少しずつですが、兄もようやく動き出した(?)ので、良かった…とは思ったのですが、両親はなかなか決まらない兄に当たり、妹にも「やっとかよ…」と呆れたように言います。
兄や妹はそれがストレスで私が間に入り仲裁をしますが、また暫くすると同じように両親が兄に当たり妹に呆れ…仲裁を繰り返しています。
兄も妹もニート期間が長く(2人とも大卒。アルバイトをしていましたが、突然辞めてきてそれからニートが続いていました。)、働かない期間が長い兄や妹にイライラ、呆れる両親の気持ちも、人間関係などで上手く行かず、バイトが続かなくなり自信を無くしてしまった兄や妹の気持ちも分かるので、仲裁する私自身が板挟みで辛くなってきました。ですが、両親も兄妹も何かあると私に仲裁を求めてくるので答えています。
私は高校卒業後、進学しましたが体調崩して退学。その後、社会人で実家を出て一人暮らしです。
離れている分、両親も兄や妹も私には何かあれば話しやすいんだとは思うので、それは構わないのですが、両方の気持ちが分かる分、どちらかにキツイ言い方になってしまい、上手く仲裁に入る事が出来ない事があり、辛いです。私の辛さなんてお互いがぶつかり合う両親や兄、妹からしたら大したことではないと思うのですが、どうしたら良いんでしょうか?
ちなみに兄29、私と妹は双子の28です。
投稿日:2019-07-17
返信 1
【公式】若者教育支援センターさん
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はじめまして。
書き込みありがとうございます。
お兄さんと妹さん、そして、ご両親の間に入ってお困りなのですね。

お兄さんに対するご家族の苛立ちは理解できます。
しかし、一方で一番苦しんでいるのはお兄さんだとご家族が思ってあげるのも大切です。

まずは「できたこと」に焦点を当てて、家族で称賛する。
その結果、お兄さんも自分に対して自信が持てて面接等、行動の結果が好転する。
そんなふうに思ってご家族で意思統一してみてはいかがでしょう。

尚、成人の引きこもりに関しては以下にまとめていますので参考にしてください。
投稿日:2019-07-17
返信 2
【公式】若者教育支援センターさん
佳奈恵さんへ削除
「成人の引きこもり 対処法①」

大人になっての引きこもりの原因やきっかけは、もちろんいろいろあると思います。

仕事だったり、職場の人間関係だったり、恋愛関係からだったりなど。

基本的には、子どもの時に未処理の感情や自己概念によって、現状を生き難くさせてしまっているために、心が悲鳴をあげて、それに応じて、体が動かなくなってしまうというのがほとんどのケースかと思います。

大人になっているので、例えば、仕事に行かなければいけないとか、そういう、どうあるべきかは、既に分かっています。

参考になるのが、「安心ひきこもりライフ」という書籍です。

全ての内容に、賛同できるわけではありませんが、引きこもりの成分は・・・など、とても、よく表しています。
ぜひとも参考までに読んでみてください。

本来は、やりたいことと、やらなければいけないことのバランスがとれている状態が理想なのですが、やらなければいけないことが強くなりすぎるため、苦しくなっていることが多く一旦、自分自身を緩める必要があります。

「安心ひきこもりライフ」では、主人公(著者)が、ドーナツのお店で働いていることが印象的でした。
彼は、ものすごく最初は集中して作業をするのですが、途中で、息切れをしてしまい、最後は、散漫になってしまうということが書かれています。

別に、これは、彼がダメなわけでは、実はないのです。
ものすごく集中してしまうことから、集中力がないわけではなくて、集中の仕方が、続かないやり方になっていること。

そして、そもそも、学業そのものに、何の意味があるのだろうかと疑問を抱いていたことから、単調な、ルーチンワークのような作業は合わずに、独創的な作業にこそ、やる気や、意味を見出せるのです。
本来は、彼に合った仕事があったのではと思うと、惜しい人材だなっと思いますが…。

大人になってからの引きこもりも、基本的には、意味があって、起きていることです。

きちんとその意味と向き合って、自分が心から納得し、豊かな人生を送れるのが、一番なのです。
投稿日:2019-07-17
返信 3
【公式】若者教育支援センターさん
佳奈恵さんへ削除
「成人の引きこもり 対処法②」

■ひきこもりの原因と弊害
ひきこもりの原因は「心の病気」と「社会的ひきこもり」に大別されます。
心の病気の場合は、医療機関で治療を受けることによって、状態の緩和など、改善することが少なくありません。
また、「心の病気」ではない場合には、「社会的ひきこもり」と考えられます、社会的ひきこもりの場合は、その人によって様々原因が考えられますので対処法は多岐にわたります。

ひきこもりがもたらす弊害として、ひきこもりの状態が長く続くと、生活のリズムが不規則になり、心と身体のバランスを乱してしまう可能性があります。
さらに、自身に対する嫌悪感から、孤独と挫折の感情が増し、どんどん外出できなくなってしまう悪循環から抜け出せなくなってしまう場合があります。

■精神疾患によるひきこもり
「ひきこもり」というと、比較的感情的な面や、精神的に強いとか弱いなどといった、精神的な面にばかりに目が行きがちですが統合失調症、パニック障害、うつ病などの精神的な疾患にかかり、恐怖感や不安感非常に強くなることで、人と接することに抵抗を感じたり、身体を動かすことができなくなったりして、ひきこもりになってしまう人もいます。

精神的な疾患の場合、精神科などの受診が必要です。
家から出ることが出来なくなってしまう前に、本人が症状に気づいて受診できれば良いのですが、そうで無い場合は、本人が受診を拒否するなどして、かなり長引くことも考えられます、家族の方が徐々に時間をかけて納得させていく必要があるようです。

食欲不振や不眠が続く
いつもイライラする
気分が落ち込む・・・など。

自分ではどうすることもできない身体の不調から、どうにか開放されたいと思っている場合は、精神科や心療内科などの医療機関を早めに受診しましょう。
自分自身で受診するのが難しい場合には、家族か親戚に相談してみることも必要です。

専門の医療機関を探す場合は、地域の保健所に問い合わせてみると、情報を提供してくれます。

■社会的ひきこもり
ひきこもりでも、その原因が精神障害だとは考えにくく、症状が20代後半までに現れ、6ヶ月以上ひきこもった状態を社会的ひきこもりと言います。

社会的ひきこもりの場合、外出はコンビニへ行く程度はするのですが、家族とも話をせずに自室にずっと閉じこもるなど、他の人との関わりをほとんどもちません、また、生活が昼夜逆転していたりしています。

このような例では、学校や、職場でのイジメや、人間関係が原因で孤立して居場所がなくなり、徐々に部屋に引きこもることが多くなってきて、アルバイトを初めても長続きしなくなっていきます。

ひきこもりの成人や若者が集まる「自助グループ」というものがあります。
自助グループは、同じような悩みを抱えた仲間が援助し合って過ごすので、自分と同じ悩みのある人と語り合うことで、孤立感が和らいだり、仲間づくりのきっかけにもなるようです。

また、上記の例のような場合、他人との接触を避ける傾向があるので、家族も一緒に参加できるような状態から始められるほうがとっつきやすく、家族同士の意見交換なども出来るのでよいかもしれません。

自助グループなどで、仲間と過ごすことが心地良いと感じるようになれば、徐々に人に対する恐怖心がなくなり、外へ出かけることが楽しいと感じるようになるかもしれません。

ひきこもりといってもその原因は、複雑な要因が絡み合っています、そこで、カウンセリングなどを行ない、その原因を少しずつ整理していくことで、徐々に解決への方法を導き出せる場合もあります。

ひきこもりの原因として、うつ病や対人恐怖症などのような精神疾患がみられる場合には、精神科を受診して適切な治療を行う必要があります。

また、外出や、公共交通機関を利用することができない場合などには、さらに段階的な行動療法を行なうために、補助者と一緒に改善を目指す方法もあります。

また、ひきこもりから脱却できても、その後もいくつかの問題が起こることも考えられます。
学生の場合は、年齢により、出席単位や、進学の問題もあるでしょうし社会人の場合でも、履歴書にある空白の期間がどうしても就職活動で不利になってしまいます。

そのために、職業訓練を受けたり、資格を取得したりして、能力を認めてもうなどの方法が考えられます、ムリは禁物ですので、この辺も相談できる環境を整える必要があります。
投稿日:2019-07-17
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