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お悩みNO.726
りーりさん
どうしても不安削除
私は、将来がどうしても不安です。

現在中学2年生で、来年にはもう3年生。学校でも、「もう2年生なんだから」という言葉が多くなってきています。

話はいきなり変わりますが、私は、試験がとても心配です。
この夏から週二回の個別塾に通い始めたのですが、どうしても目標の高校に行ける気がしないんです。

まだ私が小学生の頃。母から期待ばかりされていました。でも、塾が楽しかったので私はどうでもいいと思っていました。
ですがある日、私は、塾に行くのが嫌になり始めたんです。多分、ここから私は勉強が嫌いになり、勉強をどれだけしてもどうせ落ちてしまうと思い始めたんだと思います。

そのある日とは、ちょうど祭りがある日でした。
その日の祭りには、珍しく友達全員が行けて、都合がいい日でした。行けるのもこの日だけでしたり私は、母に塾を休みたいと言いました。もちろん、怒られました。

「休みたいなら勝手に休め!」

と、怒鳴られた後、私は休むのが怖くなり、友達に、ごめんと連絡して、泣きながら塾に行きました。塾から帰ってきた後も、私は母から責められました。

そこから、勉強をしても全く成績が上がらなくなりました。私は、母から責められるのが怖くて、逃げ出してしまいたいと思う日がずっと続いていました。

今も塾に行くやる気なんか無いし、勉強するやる気もありません。ただなまけているだけだと思うかもしれませんが、本当に辛い。どうしたらいいのでしょうか。

下手な文ですみません。
投稿日:2019-08-12
返信 1
【公式】若者教育支援センターさん
りーりさんへ削除
将来に対する不安なお気持ちがあるのですね。
試験や勉強に関してもご不安があるとのこと。
きっとそれは「受け止め方」を少しだけ変えると違ってくると思います。

以下に、「不安対処法」「勉強する意味」「受け止め方について」をまとめたものを記載しますので参考にしてください。
投稿日:2019-08-15
返信 2
【公式】若者教育支援センターさん
りーりさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。

投稿日:2019-08-15
返信 3
【公式】若者教育支援センターさん
りーりさんへ削除
■勉強する意味(なぜ将来役に立たないことも勉強するのか)

学生時代に「なぜ、将来役に立たないことも勉強するのだろう」 とか、「何で勉強ってしなければいけないんだろう」 と思った方は少なくないと思います。

この思いは古今東西、永遠のテーマなのかもしれませんね。
そこで今回は「学校で勉強する意味」に関してまとめてみました。

なお、ここでお伝えすることは、我々の考えであり、当然、まったく違う考えの人もいると思いますので、あくまで、「個人の考え」として聞いていただいて、もし参考になることがあれば、参考にしていただけたらと思っています。

「将来役に立たないことも学校で勉強しなければいけないのか」と大人になった今、考えてみました。
我々が出した答えは、以下の3つです。

1.本当に将来使うため
2.難しいことでも覚えたという経験を得るため
3.問題を解決できるようにするため

1つ目の「本当に将来使うため」というのは、学校で覚えたことや知識は、意外と、将来使うときがあります。
たとえば、計算をしたり、文章を書いたりすることはもちろんありますし、英語も分かると本当に便利だし、 あと、テレビのクイズ番組を見ていても、知識があると、見ていて分かるから楽しくなります。
歴史を知っていると、歴史のドラマも面白いですし、人と話す幅も広がります。
人から「すごい!」って思われれば気分も良くなります。
なので、やっぱり、知っておいた方が良いです。

学生のときは、「これって将来本当に使うのかな?」と思っていたことも、大人になってみると、実際に使うことはたくさんあります。
将来のことは誰にも分からないので、何をいつ使うのかは、学生のときには分からないんですけど、 実際には、大人になってから使うことはたくさんあるので、これが、勉強しておいたほうが良い 1つ目の理由になります。

ただ、そうは言っても、「連立方程式」や「因数分解」は大人になってから実際に使うのか、と言われると、正直言って、大人になってから使ったことがある方は少ないと思います。
数学が必要な専門職以外の人は、ほぼ使っていないのではないでしょうか。

ではなぜ、大人になってから使わない可能性が極めて高い、こういう難しいことも、 学生のときに勉強した方が良いかと言うと、「難しいことも俺は覚えたんだ!」という経験が、 大人になってから活きてくるからです。

大人になってからも、覚えなければいけないことって、たくさんあります。
生きていく上で、やっぱりお金は必要なものになるし、そのお金を稼ぐためには、 仕事をしないとお金を得ることができないんですけど、その仕事をする上で、 覚えなければいけないことは、たくさんあります。

もちろん、仕事だけじゃなくて、普段、生活していく上でも、 覚えなければいけないことは、やっぱりたくさんあるのです。
そして、 知識があればあるほど、得をすることが多いし、人生も豊かになっていくのです。

でも、学生のときに、「将来使わないから」とか、「難しいから」という理由で、 難しいことを覚えようとしなかったら、大人になってからも、「俺って(私って)難しいことを 覚えることができなかったから、今回も覚えれないよな・・」という感じで、諦めてしまいます。
そんな心のクセがついてしまうのです。

逆に、学生のときに、難しいことでも勉強をして、覚えたっていう経験があると、 「あんなに難しいことでも勉強して覚えられたんだから、今回も覚えられる!」と 思うことができるのです。
この経験が、将来、本当に活きてくるのです。

「できるから楽しい。成長するから楽しい」 …そんな視点は必要です。
人生って、やっぱりできないとつまらないですから。

分からないことをやるのは辛いし、面白くないし、勝負でいつも負けていたら楽しくないし、仕事ができないと、「お前ってダメだよね」と言われて、嫌な気持ちになるし、知識がないと損をすることって本当に多いのです。
だったら、できるようになったほうが良いですよね。
できるようになると、面白くなってくるし、勝負で勝ったら楽しいし、知識があると、得をすることが多いのです。

結局、自分に自信が持てる根拠は、「過去に自分が何ができたのかっていう経験だけ」だと思います。
過去に自分が、「辛くても頑張ることができた」とか、「難しいことでも覚えることができた」という経験が、大人になってからも、「昔、俺は(私は)できたんだから、今回もできるはず」と思い込むことができるのです。

「連立方程式」や「因数分解」は、確かに、大人になってからは使わない可能性が高いです。
でも、こういう難しいことでも、頑張って勉強して、覚えることができたっていう経験は、他の人は絶対に奪うことができない、自分にとっての本当に大きな財産になるので、その財産を得るために、学生のときに勉強をしておいたほうが良い、というのが、2つ目の理由になります。

そして、3つ目の「問題を解決できるようにするため」というのは、大人になってから、問題はしょっちゅう起こります。
たとえば、出かけようと思ったら車のエンジンがかからなくなっていたり、 テレビが急に壊れたり…。
仕事をしていても、システムが動かなくなったり、お客さんから考えもしなかった質問を受けたり、人間関係でなんかよく分からない問題も起こります。

そんなときに、私たちがやることは、「問題を解決する」ということです。
こういう問題って、具体的な手順や、最も正しい正解が分からない場合が多いので、自分で考えて、その都度、自分で対応していかなければなりません。
だから、学生のときに勉強をして、テストとかを受けて、「自分で考える」という力を身につけておくことは、本当に大切なことになります。

確かに、学校で勉強した内容が、大人になってからそのまま出題されるわけではありません。
「台形の面積」を求める機会も、大人になってからは、めったにありません(めったにというか、ほぼありません)。

でも、学生のときに勉強をして、知識を得ておくと、それらの知識を組み合わせることで、新しい問題にも、対応することができるようになるのです。
学校で覚えたことは、そのままでは使わないけど、別の知識や経験が組み合わさることで、 大人になってから起こる問題にも、対応することができるようになります。

大人になってから起こる問題に対応できるように、その訓練として学生のときに勉強をしておいたほうが良いというのが、3つ目の理由です。

だから大抵の大人は学生時代に「こんな勉強、意味あるの?」と思うのと同じくらい、大人になってから「学生のときに、もっと勉強をしておけば良かった」と、後悔しています。

我々も社会人になってからも、本当に「もっと学生のときに勉強をしておけば良かったな」って、強く思いました。
小さいころ、周りの人からは、「勉強しないと立派な人になれないよ」とか、 「勉強しないと裕福な生活を送れないよ」と言われてその言葉の意味が分からず、「お金があれば立派なの?」とか、「良い大学を出るのが立派なの?」と、反発する子どもは多いです。

確かに、「お金を持っている人が立派ということではない」ということは分かりましたし、 良い大学を出た人間が、必ずしも、立派な人間とは言えないと思いますけど、 実際に大人になってから分かったことは、 知識は生活を豊かにするし、 知識があると、人が見えないものが見えてくるので楽しくなるということです。

そして、できないよりも、できた方がやっぱり楽しいし、知識があると人生が豊かになるので、 自分のために、勉強はしておいたほうが得をするということが、大人は経験で分かるのです。

大人になってから、点数をつけてもらえる機会はほとんどありません。
たとえば、自分が一生懸命に何かを作っても、その作ったものに対して点数をつけてもらえる 機会はほとんどありませんし、自分が頑張って仕事をしてもその仕事に対して、点数をつけてもらえることは、ほとんどありません。

もちろん、銀行に勤務したり、投資会社に就職したら、何件の銀行口座を開設してもらったとか、 いくらのお金を預けてもらったとか、「数字」で成績は分かります。
けど、少なくとも、 我々のようなカウンセリングの仕事やその他の領域でも人から点数をつけられるということは、ほぼありませんし、そのような仕事が多いのも事実です。

自分の頑張りを、点数として見ることができる機会は、大人になると本当に少なくなるので、後悔しても仕方ないんですけど、学生のときに、テストをもっと楽しんでおけば良かったなと思いました。

大人になってから、「大切」と思った4つのこと
最後に、我々が、大人になってから「大切だな」と思った4つのことをお伝えします。
もし良かったら、参考にしてください。

まず1つ目は、 「挨拶は大切」 ということです。
「挨拶が大切」ということは、誰でも分かっていますし、当たり前のことなんですけど、 でも、「なんで挨拶が大切なのか?」と言う理由が、よく分かっていない人は多いのではないでしょうか。
そして、大人になってから分かったことは、挨拶をされると、「自分のことを見てくれている」、 「自分の存在を認めてくれている」ということが分かって、嬉しいということです。
逆に、挨拶をしないと、「無視をされた!」という感じになってしまうので、相手を不快にさせてしまう。
だから、挨拶をすることは当たり前だからこそ、逆に、挨拶をしなかったことによる デメリットが、尋常じゃないほど大きいので挨拶は本当に大切だと思いました。
もちろん、メリット・デメリットで考えるのは良くないんですけど、挨拶をしないと、 失うものが本当に大きいですし、挨拶は、人とのコミュニケーションの基本なので、 「挨拶は大切」というのは、本当に強く実感していることです。

そして2つ目は、 「反省をすること」 です。
「反省をすること」は、意外と難しいのですけど、なんで反省することが大切なのかというと、 まず反省しないと、次につながっていかないからです。

生きていれば、失敗することもあるし、「こういうこと言わなければよかった」、「こういう風にすればよかった」って、後悔することもあります。
そういうときに、まず反省しないと、自分が成長していかないし、また同じミスをします。
人間、誰でも失敗することはあるのですから、もし失敗したら、自分のどこが悪かったのか ということを考えて、反省をして、そして、その経験を今後に活かしていくことが大切になります。

あと、ミスをして、人に迷惑をかけたら、その迷惑をかけられた相手は、 「あなたに反省をさせたいと思っている」ということを忘れないようにしてください。
たとえば、もし、あなたが仕事でミスをしたときに、「この手順書が分かりづらいからですよ」とか、「周りがうるさいからですよ」とか、「別に私は悪くないですよ」と言ったら、 迷惑をかけられた相手は、怒り出します。

もしミスをしたら、心から反省をすることが必要になります。
心から反省すれば相手にも伝わりますし、自分自身も、成長していくことができます。
反省をしないと、相手の気持ちもおさまりませんし、成長もしていかないので、失敗したら、「とにかくまず反省する」、ということは、極めて大切なことだと実感しています。

そして、「大人になってから大切だな」と思った3つ目のことは、 「謙虚であること」 です。

「謙虚」という言葉は、重要性が理解できないという方もいますが、大人になってから「謙虚さ」を失うと、失敗します。
たとえば、事業がうまく行って、結果が出て、たくさんのお金を稼げるようになると、「あなたはすごい人ですね!」とか、「尊敬しています!」という感じで、持ち上げてくれます。
そして、それにつられて、「俺ってすげーんだぜ」という感じで、謙虚さを失って、調子に乗ると、 自分で作った大したことがないものが、自分ですごいものに見えてしまいます。
要するに、謙虚さを失うと、自分が作ったものに自信を持ちすぎてしまうのです。

にも関わらず、事業を拡大してしまうと、出て行くお金は増えていくのに、入ってくるお金が無くなってしまうので、会社として、致命的なことになってしまいます。
謙虚さを失うと、自分の実力が客観的に分からなくなるので、これが怖いのです。
だから、常に謙虚であること、というのは、本当に大切なことだと思います。

そして、最後の4つ目は、大切なことというよりも、「嫌なことはすぐにやること」 ということです。
今までの人生を振り返って分かったんですけど、嫌なことを後回しにすると、なぜかあとで、もっと大変になるのです。
たとえば、洗濯するのが面倒だから、明日やろうと思ったら、明日になって雨が降ったり、ガソリンが少なくなってもう少し走れるなって思ったら、なぜかガソリンスタンドが 全然見つからなくて、ドキドキしたり…。
嫌なことを後回しにすると、あとでもっと 大変になるというのは世の常だと思います。

逆に、嫌なことをとにかく先にやってしまうと、後がすごく楽になります。
そして、やるべきことが無くなると、後の時間が空くので、自分でいろいろと やりたいことができるようになるのです。
その方が、時間を有効活用できますし、成長するスピードも速い。

以上です。
ぜひ、参考にしてください。
投稿日:2019-08-15
返信 4
【公式】若者教育支援センターさん
りーりさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2019-08-15
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