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お悩みNO.800
Puppetさん
先輩ごめんなさい削除
私は学校で演劇部に入っているのですが、もうすぐ区大会があるんです。区大会まで時間がなくて急がなきゃいけないので、空気も少しピリピリしてます。
でも、ある先輩が真面目に部活をしてくれないんです。何度部長が「劇練しよ」って声をかけても「ちょっと待って」の一点張りで、ずっと外を眺めてるんです。
あまりに練習が進まないのにカチンと来てしまって、私思わず、先輩が外みてるのを押し退けてカーテンを閉めちゃったんです。そしたら先輩が「今カーテン当たりそうだったんだけど。アンタがそんな暴力的だと思わなかった。それって先輩に対する侮辱だよ?」って。
それ言われたとき、自分でどうして良いか解らなくなってしまいました。私は小さい頃から感情的になって傷つけることがよくあったんです。大きくなってそう言うことも無くなったと思ってたのに……私、素直に謝れなくて「私は部活しに来てるんで」って、失礼なことを言ってしまったんです。
それから先輩は、「誰かさんのせいでやる気なくした」と言って練習をしてくれませんでした。私のせいで空気が悪くなってしまったと思うと、平和に済ませようとしてくれた部長や、他の部員たちに申し訳なくて仕方ありません。
私は自分が間違ったことをしたとは思ってません。でも、胸を張って正しいことをしたとも言えません。あの行動は最適じゃなかったし、私は小さい頃から何一つ変わってませんでした。
もうどうしたら良いかわかりません。先輩達にちゃんと謝りたいんです。けど、もうどうしたら良いかわかりません。
だって、元々は先輩が悪いし、私は謝ること何もしてないつもりです。
自分の中で正反対の意見がぶつかり合って前に進めません。一体どうすれば良いんでしょう。
投稿日:2019-10-24
返信 1
【公式】若者教育支援センターさん
Puppetさんへ削除
先輩に「ごめんなさい」という思いがあるのであればまずはそれを伝えましょう。
その上で先輩にも正して欲しい点を冷静に伝えるのです。
相手に理解してもらえる「伝え方」というものがあります。
以下を参考にしてください。
投稿日:2019-10-25
返信 2
【公式】若者教育支援センターさん
Puppetさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

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伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
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投稿日:2019-10-25
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