僕はよく病んでると言われます
学校でも家でも―そんな僕は小説家になろうと励んでいます
小説を書いていると不思議と落ち着き、元気になります
自信がない僕にとって、小説を書くというのは、優越感でいっぱいでした
しかし 親からは不登校なのに面白くもない小説を書いてと恐喝されます
語彙力も経験も皆無なアマチュアごときが書いてもつまらない
誰が読もうと思うのか 誰も読もうと思わない文章 紙の無駄だ
そう罵詈雑言を吐いて、僕は傷つきます
やっぱり僕に才能なんてない
こんなものを書いて意味なんてあるのかな
こんなのはただ気分を安定するだけの『道具』でしかないのかな
小説家になりたいなんて夢の夢
そう日々思い詰めてつらくなっていきます