人が感じる不安の90%は「取り越し苦労」だと言われています。
実際に起きた悪い出来事ではなく、実際に起こるかどうかわからないことを不安に感じるストレスで、精神的に落ち込んでしまうのです。
不安に感じることがあったら、それについて客観的に捉えるように意識しましょう。
その場合、「同じ不安について友達が相談してきたら、あなたはなんて答えるか?」と、自問自答することが有効です。
例えば、「今朝Aちゃんに『おはよう』って挨拶したんだけど、無視されたんだよね。昨日までは普通だったのに、嫌われたのかな・・・」という不安を感じたとする。
それと全く同じ相談を友達にされたら、何と返しますか?
「あーそれは絶対に嫌われたね」と返しますか?
返さないですよね。
「どうしたんだろうね、昨日まで普通だったなら、聞こえなかったとかじゃないかな。気になるならあとで声かけてみたら?」などと答えるのではないでしょうか。
これが、客観的に見た意見です。
人は不安を感じると視野が狭くなり、客観的に物事を捉えられなくなります。
なので、不安を感じる時は、一度立ち止まって他の角度から捉えることが出来ないか、検討してみてください。