姉も母も頭が良い。それに比べて私は頭が悪い。
その自覚はあるし、苦手な問題とは時間を使ってにらめっこしてるつもりです。
でもやっぱり分からなくて、母に聞く。母は比較的優しく教えてくれるからです。
でも姉がその様子を見たら必ずこっちに来て、割り込んで姉が教えようとしてくる。
教えるのは上手いけど、それより言葉がキツくて頭に全然入ってこない。むしろさっきまで出来てたことが出来なくなる。
キツい教え方は昔から全く変化なし。
母もそのことをよく知ってるくせに「こらこら塾講師、怖い言い方はダメでしょー」と少し茶化したようか言い方。
その後私がもう全く頭が回らなくて、シャーペンを持つことさえ辛くなったとき、
姉「なんであれができないのかね。今の中学生は〇〇しなさすぎで…ブツブツ」
母「ちゃんと教えてあげてよ?」
姉「でも〇〇もできないんだよ?意思表示できてないし。反応も薄いし余計イライラする」
母「あんたが怖いからだよ〜wあんたに怒られるのがトラウマなんだよ。でも〇〇できないのはね〜」
姉「でしょ??〇〇できないのはヤバすぎ」
など、私によく聞こえる場所で。ほぼ目の前で
母は私を庇ってる割には口角が上がっていました。庇う気なんてないんだ。
頭が悪い私が悪い。でも、姉が来る度に毎回怒鳴られて何も声が出なくなって、結局何も頭に入らないんです。
いつの間にか、机に顔を伏せて泣いてました。
母はそれを見て「なんで泣いてるの?泣かないで?」って
なんで分からないのか。
落ちこぼれなりにやってるのに何であんなに怒鳴られないといけないのか
父親だけはその後部屋から出てきて、「俺もあんなキーキー怒鳴られたらキツイな〜とか思いながら聞いてたよ」と場を和ませるように言ってくれた。
ご飯のときも私が泣いて過呼吸になってるのにも関わらず、姉は「さっきのあれ本当に理解した?」と投げかけてきた。
母もそれに便乗して、また全部嫌になった。
でも父親は「もう詰め込むのはこれ以上やめましょ。分からないのもすごく辛いのよ」と優しく言ってくれた。
その時はなぜか何も感じなかったけど、後から思い出して父親の温かさに泣きそうになった。
風呂でも姉と一緒に入らなきゃいけない。姉が一緒に入らないと機嫌が悪くなる。
だからどれだけ怒鳴られても毎日同時に湯船に浸かる
ただ、私は寝不足かつ寝ても寝足りない時期に入った
すると私は、姉が頭を洗ってる時に風呂で居眠りしてしまう。
眠ると大きな声でまた怒鳴ってくる。「何寝てんの!?前も寝てたよね!起こすの面倒くさいんだよ!」
怒鳴る理由は面倒くさいというより、多分私と趣味を共有して遊びたいから。でもそれは何年も続いてるし、私にとってはもう飽きたしネタも尽きたし、どうでもよかった。
過去に姉が今の私のように風呂で毎回寝てしまうような時期は、私は一回も大きな声で無理やり起こしたこともなければ、姉を責めたこともなかったし、逆ギレされようとその時は抑えて身体を起こしてあげたり、風呂をあがったあともまた同じように優しくして。歯ブラシだって持ってきてあげた。
機嫌が悪くなるから、姉が歯を磨き終わるまで一時間弱待ってあげたりもした。
なんで私には責めるんだろう
なんで私と同じことができないんだろう
昔のうちに警察に助けを求めておけば良かった。でも今更警察に言う勇気が私にはない
姉の好きなところもあるからどうしてもそれが引っかかって、どこか「そんなのかわいそうだ」なんて感情があってそれがうるさくて
結局行動に移せていない。
私が大人になるまでずっとこうなのか。ずっとあいつが私の姉であり続けるのか。
そう思うと全部あーあってなる
落ちこぼれってこんな気持ちなんだな