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お悩みNO.197
ゆきりんさん
人生について削除
海外の留学に興味があるのですが、お金はどのくらい必要ですか?

もうすぐ22歳になるのですが、フリーターで、このままだと人生変わらないなと思い、思い切って、留学を考えてみました。


投稿日:2015-05-11
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
海外留学に関する費用をお聞きになりたいのですね。
どのくらい必要かとのことですが、そのご質問ではなかなかお答えできません。

なぜか?

どの国に行くのか。
期間はどのくらいなのか。
・・・その他、条件によって変わってきます。

人生を変えたくて留学を考えているとのことですが、日本では人生は変えられないのでしょうか。
投稿日:2015-05-11
返信 2
ゆきりんさん
ありがとうございます。削除
行くとしたらアメリカかカナダ、ハワイに行きたいです。期間は、まったく決めていませんが、一年くらいいれたらいいと思ってます。

もちろん日本で人生を変えたいと思ってるんですが、どうしたら変えられるんですか?

投稿日:2015-06-15
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
留学先の希望はアメリカ、カナダ、ハワイですね。

一番手っ取り早いのは、旅行会社に直接問い合わせて相談してみること。
餅は餅屋…やはりプロの助言を聴くのがいいと思いますよ。

「自分を変える」ことに関しては、国内であろうが、海外であろうが、自分の心の持ちようです。

以下に「自分を変える」ことに関する内容をまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2015-06-15
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方が分からない。
自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるゆきりんさんに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2015-06-15
返信 5
ゆきりんさん
ありがとうございます。削除
とても詳しく教えて下さり、本当にありがとうございます。
自分も変えられるものを変えていこうと思いました。
日常のよくあるケースから徐々に変えていきたいと思います。
あと、過去の事を後悔してしまう自分がいるんですが、この場合どうしたらいいですか?
自分の場合後悔することが多くて、高校時代サッカー部だったんですが、ケガでサッカー部をやめて(続けようと思えば続けられた)、それから歯車が狂ったと思っています。
その後、大学行く予定だったものの、大学で特に学びたいことがなかったのと、親に相談した結果、専門のほうが、就職にはいいというのを真にうけてしまい、専門学校に行きました。しかし、専門学校の授業や周りの人とあわず、半年で辞めてしまいました。
そのご、大学受験とか目指そうとか思っても、うまくいきませんでした。
高校で部活辞めてなかったら、きっといい人生が待ってだろうと思うんです。高校の先生が、部活続かなかったら、受験勉強はうまくいかないみたいなこと言ってましたが、本当にその通りになり、専門に逃げたといっても無理ないです。過去に対する後悔ってどうしたらいいんでしょうか。
投稿日:2015-06-16
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
前回もお伝えしましたが、過去を後悔しても過去の事実は変わりません。

であれば受け止め方を変えるしかないのです。

受け止め方に関しては以下にまとめますので参考にしてください。

投稿日:2015-06-16
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
「ABC理論」

自分を変えていくには、まず自分の受けとめ方を変えていくことが必要です。
そのヒントとして、アメリカの臨床心理学者、アルバート・エリスが提唱した論文の「ABC理論」という考え方を紹介します。

「A・B・C」は以下の通り。
A:Activating event(出来事)  
B:Belief(受け止め方、信念、固定観念)  
C:Consequence(結果)

出来事(A)があって、結果(C)があるのではなく、間に受け止め方(B)による解釈があるという考え方です。
この受け止め方(B)が「肯定的(ポジティブ)」な受け止め方であればプラスの感情になり、「否定的(ネガティブ)」な受け止め方であればマイナスの感情となります。

例えば、以下の通りです。
【否定的(ネガティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)せっかくの旅行が台無し   → (C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だな
【肯定的(ポジティブ)な受け止め方】
(A)旅先で雨が降った → (B)観光客が少ないかもしれない → (C)静かに景色を楽しめるな

同じ出来事でも受けとめ方を変えると結果が変わってきますよね。

このように受け止め方を変えること(=ビリーフ修正)が、「自分を変える」→「自分を好きになる」→「他者も肯定できる」→「他者から好きになってもらえる」→「そんな自分を更に好きになる」という好循環につながり、「自己成長」にもつながっていくことにもなります。

投稿日:2015-06-16
返信 8
ゆきりんさん
ありがとうございます。削除
これから受け止め方を変えていこうと思いました。
もともとネガティブなところがあったので、受け止め方をちょっとずつ変えていこうと思います。
詳しく教えて下さり本当にありがとうございます。
投稿日:2015-06-17
返信 9
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
もともとネガティブ…だって受け止め方を変えればポジティブになります。

そもそも現代人はみんなネガティブらしいです。
これは原始時代からのDNAが原因です。

「ポジティブな原始人」と「ネガティブな原始人」
その場合「ネガティブな原始人」の方が生き残りやすいということです。

何故ならば「ネガティブな原始人」は物音一つしただけで、「マンモスや猛獣が近づいてきたのかも知れない」と思い常に最大限の危機を考え、いつでも逃げたり臨戦態勢に入ることが出来るからです。だから生き残る確立は高い。

逆に「ポジティブな原始人」は猛獣が近づいていたとしても、「何か変な音がしたけど気にしないで寝てしまおう」となりやられてしまう可能性が高いのです。だから子孫を残しにくい。

これは現代でも同じことが言えるのではないでしょうか。
今は猛獣に襲われることこそあり得ませんが、受験、就職、出世、恋愛…ちょっと気を抜くと他の人間に食われてしまう世の中です。
それを…「勉強しなくても何とかなるさ」では何とかならないですし、「残業で体調が悪いけど大丈夫」では身体を壊してしまいます。

これは「ポジティブシンキング」という名を借りて、「ストレス」という重大な情報にあえて目をつぶってしまうケースです。
「ポジティブ」というよりも「ノーテンキ」に近いかもしれませんね。

でも、「原始人もネガティブから身体を壊して死んでしまえば生存率は低いのでは?」…という人もいるかもしれません。
ストレスが身体に現れてくるのは40歳を過ぎてからが通常で、原始人の平均寿命の20代ではストレスで死ぬことはないのです。

要するにネガティブな原始人ほど生き残る確立が高く子孫を残しやすい!…と言うことになります。
その子孫が私たち、現代人です。

だからネガティブな考えになってしまうのは当然でストレスを感じて当然なのです。
「自分はネガティブだから」「ストレスを感じやすい性格で」・・・そんなふうに気に病むことはないということです。
「遺伝なのだから仕方ない」・・・そう捉えると楽になりませんか。

ストレスとは人間が理想と現実の間で必死に頑張っている証です。
自分の夢や目標を持っているからこそ、そこにうまくたどり着けない時にストレスを感じる。

それだけ大切に思うものがあるからこそストレスを感じる。
だからストレスを解消できない自分を否定したり焦る必要はないのでしょう。
むしろ、それだけ大事なものを持っている自分を誇るべきではないでしょうか。

ストレスは決して悪いものではありません。むしろ誇りに思って良いのです。
悪いのは、ストレスを「ため込む」こと。

ストレスは感じるがストレスをため込まない人物になりたいものですね。

投稿日:2015-06-18
返信 10
ゆきりんさん
ありがとうございます。削除
詳しく教えていただきありがとうございます。
ネガティブもいいことだと気付けました。
自分は、最近、よくストレスも感じるし、ストレスもたまるのですが、ストレスをうまく発散するにはどうしたらいいのですか?
投稿日:2015-06-19
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
ストレス発散は自分の好きなことを好きなだけすること。

体を動かす、好きな音楽を聴く、おいしい食事を摂る・・・なんでもいいのです。

要は自分が「心地よい」と思えることをすることがストレスの発散になります。

ストレスは人間の体に悪影響であり、様々な病気の原因となります。
では、そのストレス対処のためにはどうすればいいでしょうか。
病気になりやすい脳の習慣はマイナス感情であり、病気になりにくい脳の習慣はプラス感情ですので、「プラス思考(ポジティブ)」が大前提であることは言うまでもありません。

一般的にストレス対処というと、心を「強く」することだと思われがちです。
ストレス過多の時代に目指すのは、「強さ」ではなく、へこんでも自力で立ち直れる回復力であり、柔軟性です。
台風のときの樹木を想像してください。
固い枝は強い風でボキッと折れてしまいますが、柳の枝はざわざわするものの折れることはありません。
目指すべきところは、ストレスに耐え続けて折れるのではなく、ざわざわしながらも折れずにいられる「しなやかさ」です。

また、「心のハンドルに遊びをもうける」こともストレス対処には大きな効果をもたらします。
例えば外出予定のある休みの日に雨が降ってきた場合、「雨が降ると足元がぬれて嫌だな」と受け止めてしまうと外出が楽しくなくなってしまいます。
もちろん、天気は自分の思い通りにすることはできません。
自分ではどうにもならないことに執着して「カリカリ」するくらいなら「ふわふわ」と現実を柔軟に受け入れて、「雨が降るとお気に入りの傘が使える」、「雨で涼しくなってちょうどいい」くらいに前向きに考えることで、外出するのが、「ワクワク」と楽しくなってきます。

どれほど困難な状況におちいったときでも、「心に3割程度の空きスペース」を用意し、「ふわふわ、ワクワク」しながら「しなやかな心」を保つことがストレスに勝つ秘訣です。
投稿日:2015-06-19
返信 12
ゆきりんさん
ありがとうございます削除
ありがとうございます。
例えがとてもわかりやすかったです。
これから好きなことを好きなだけして、ストレスを発散していきたいと思います。
投稿日:2015-06-21
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
ご理解頂けて嬉しです。

そう、ストレス発散を大いにしていきましょうね。
投稿日:2015-06-21
返信 14
ゆきりんさん
ありがとうございます削除
わかりました。

あと質問なんですが、今まで海外にグアムと韓国に行ったことがあります。
グアムは旅行で、韓国は修学旅行で行きました。グアムや韓国に行ったことですごくリフレッシュでき、日本を海外からの視点で見れたことも大きかったと思ってます。
そこで質問なんですが、自分がグアムや韓国に行って滞在した期間が、1週間くらいなんですが、もっと一年とか滞在するともっといろいろ変わりますか?
あともっと行ったことない国に行くことで、なにか変わりますか?

投稿日:2015-06-21
返信 15
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
そのご質問に関しては何とも申し上げられません。

だって、その人次第ですから。

1週間の滞在でも人生を大きく変えるような自己成長をする人もいれば、何年も海外にいても何にも成長しない人もいます。
また、逆も然り。

行ったことのない国に行くことで視野を大きく広げて人間的な成長を成し遂げる人もいれば、様々な国に行っても全然成長しない人もいます。
逆も然り。

要はその人次第ですよ。
むしろ、「1週間だけだけど、この機会を自分の成長の機会に絶対にしてみせる」と思っていればどんな状況でも変えることはできるのではないでしょうか。

環境が変わらなければ、変えることができない…という人は、結局は環境待ち。
自分から何か変えることはできないのでしょうね。
投稿日:2015-06-21
返信 16
ゆきりんさん
ありがとうございます削除
自分はいつもなにかうまくいかなくなると、環境を変えようとします。
高校の時に、大学受験を目指すとき、うまくいかなくなると、塾を何度も変えていました。
環境のせいにしていた自分がいたと思います。
そこで質問なんですが、自分から何か変えるというのはどういうことですか?
具体的になにをすればいいのですか?
投稿日:2015-06-21
返信 17
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
環境のせいにしていたと振り返り、これからを変えていこうということですね。

「自分を変える」ことに関しては、以前の「Re.4」「Re.7」に魂を込めてメッセージをお送りしたつもりです。
再度、読み込んでみてください。

「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」・・・です。
投稿日:2015-06-22
返信 18
ゆきりんさん
ありがとうございます。削除
日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつけるというのは、ご説明いただいた通り、電車を待つ時に本を読むとかっておっしゃっていましたが、それ以外に例えばどんなことがありますか?
投稿日:2015-06-23
返信 19
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆきりんさんへ削除
それ以外をひとつ、ひとつ挙げればきりがありません。

どんなことがあるかは、自分で考えて実践する領域ですよ。
人から教えられるよりも継続できます。

それ以外には何があると思いますか?
投稿日:2015-06-23
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