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お悩みNO.258
あおいさん
悩みがない削除
はじめまして。
高校一年生です。

私はいじめられているわけでも、親から虐待を受けているわけでもありません。毎日学校にもきちんと通っていますし、友達からの信頼もあります。なんでも私の話を聞いてくれる家族だっています。

でも私はつらいです。
苦しくて死にたいのです。
それは生きる意味が分からなくなってしまったからなんです。

誰にも理解されません。
現実的に周りに人はいても、孤独なんです。

「思春期だから」「かまって欲しいだけ」「幸せに気づいてないだけ」
そんな言葉、聞き飽きました。

思春期ってこんなにつらいんですか。
なら大人になったら抜け出せるんですか。

死んでしまいたい。
特に悩みもない。だからなにが原因か分からなくて、希望が見えない。

どうしようもできない。
自分が変わるしかない。だから好きなことやリラックスできようなことは思いつく限りやった。でも何にも変わらない。

生きるも死ぬも変わらない。
でも死んだら、絶対に私の周りの人は悲しむ。そう思うと苦しくて苦しくて生きることも死ぬこともできなくて、私はどうすればいいのですか。

「悲しんでくれる周りの人がいるだけ幸せじゃん」

そんなふうに思わないでください。


投稿日:2016-11-27
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
あおいさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

現在、高校1年生。
悩みがないことに悩み、且つ生きる意味に関しても見出すことができずに苦しんでいらっしゃるのですね。

しかも、それを周囲に理解してもらえず、孤独感を抱いているとのこと。

我々は決して、「思春期だから」「かまって欲しいだけ」「幸せに気づいてないだけ」とは思いませんし、「悲しんでくれる周りの人がいるだけ幸せじゃん」とも思いません。

「生きる意味」について明確に答えられる人が全員だとは思いません。
我々も同様の質問をされたら即答できるか不安です。

だいぶ以前に、カウンセリングの師匠から教わった言葉ですが・・・。
「人は何のために生きるか」という問いに師匠かこう答えました。
「自分以外の人を幸せにするため」と。

人は否が応でも誰かと関わって生きています。
これは希望しようが、しまいが。

その中で「自分を幸せにするため」ではなく、「自分以外を幸せにするため」というのは個人的になんとなく腑に落ちたのを覚えています。

この考え方を、あおいさんに押し付けるつもりはさらさらありません。
だってそんなに簡単な問題ではないし、とても悩んでいるのですから。

ですから、もしもよかったら、この場でその哲学的な問いを共に話し合いませんか。

「生きる意味」を探し続ける人生。
それが「生きる意味」になるかもしれません。
その答えを見つけることが「生きる意味」ではなく、その答えを見つける「プロセス(過程)」そのものが「生きる意味」なのかもしれませんね。
投稿日:2016-11-27
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
あおいさんへ削除
以下はご参考までに。
投稿日:2016-11-27
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
あおいさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2016-11-27
返信 4
あおいさん
返信ありがとうございます。削除
私は思考も変えられないものだと思っていました。それは私の意識次第で変えられるものになるわけですね。

哲学的な話・・・私はこれ以上新しい言葉が見つかるわけがないと思うほど考えてきたように思います。結果、生きていてもこの寂しい思考から抜け出せずに終わるのでは、という絶望感しか得られませんでした。

自分の幸せではなく自分以外の人を幸せにするため。

ふーん、とは思ってもいま何かしようというやる気には直結しないんです。なんのために自分以外の人を幸せにするのか・・・と考えてしまうからなんです。答えがないと分かっているから、余計つらいです。

でもそんな思考は「変えられるもの」なんですよね。ちょっとずつ小さなことから意識してみようと思います。

投稿日:2016-11-28
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
あおいさんへ削除
そう!
思考は変えられるのです。
そもそも・・・初回は絶望的な書き込みをされていた、あおいさんが「ちょっとずつ小さなことから意識してみようと思います」って書き込んでくださいましたよね。

これって思考(意識)が少し変わった証拠なのではないでしょうか。
これ、すごいことですよ。
人は思い通り・・・にしかなりません。

思考を変えたければ言葉を変えることです。
以下に紹介する内容で少しでも共感する部分があれば参考にしてみてください。
あくまでも参考程度で結構です。
投稿日:2016-11-28
返信 6
伊藤幸弘教育研究所さん
あおいさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2016-11-28
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