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お悩みNO.302
ゆーさん
生きる希望がもてない削除
大学4年生です。先程「最近の悩み」でご相談させていただいたのと同じ人物です。
私は、小学5年生の時に転校がきっかけでクラスの人からいじめられ、その名残で中学3年生までいじめられていました。
その際は、私がいけないのだと自分に言い聞かせて一人で部屋に入って泣いたり小さい頃からテニスをしていたのでテニスをしてストレスを放出して克服ができました。高校生の時は女子高に進学し、図書委員長や部活の部長と、活躍をすることができました。
しかし、大学生になって授業と課題に負われ、大好きだったテニスがなかなかできなくなったり、大学での対人関係に悩まされていきました。そして大学4年生になった今。就活を迎える身でありながら、「最近の悩み」であげたことが、自分の中でどうしていいか分からなくなってしまい、生きる希望さえもてなく、毎日泣いて過ごしています。
投稿日:2017-07-11
返信 1
若者教育支援センターさん
ゆーさんへ削除
改めまして、よろしくお願いします。

さて、大学生になり、就活を迎える現在、何をしても無気力でぼーっとしたりやる気がでなくて、勉強に集中できなかったり友達と話していても上の空になってしまうとのことですね。

以前は図書委員長やテニス部の部長として頑張って来られたので、それに夢中になり、集中できたのでしょう。
今は、大学の授業や課題でテニスもできなくなり、熱中できるものがないために、ぼーっとしてしまい、それで人間関係もギクシャクしてしまうのだと思います。

であれば、何か熱中できるものを探すか、高校生の頃までとはいかなくてもテニスを再開してみるなどしてみるといいと思います。

もちろん、大学生、しかも就活生ですからそちらに悪影響を与えてはいけませんのでできる範囲で・・・となります。

または、せっかく大学で学んでいるのですから、その学んでいることに熱中するという選択肢だってあります。

ゆーさんにはこれから可能性は無限に広がっているのです。

…とは言え、いまは、ご自身に自信を失くしているのだと思います。
まずは、自分に自信を持つこと。

ただし、自信を持つためには今の不安を払拭すること。

その不安を払拭するには、今の自分を変える。
そして、そのためには受け止め方を変えること。

この辺が大事です。
以下に・・・
「自分に自信を持つ」
「不安対処法」
「自分を変える」
「受け止め方」
・・・についてまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2017-07-14
返信 2
若者教育支援センターさん
ゆーさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2017-07-14
返信 3
若者教育支援センター さん
ゆーさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。
投稿日:2017-07-14
返信 4
若者教育支援センターさん
ゆーさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2017-07-14
返信 5
若者教育支援センターさん
ゆーさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2017-07-14
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