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お悩みNO.307
哉さん
止められない削除
夏休み前までやめられていた自傷行為全般が夏休みに入り、学校関連のイベントを控えそのための稽古と、寮のストレスと先輩関係、先輩たちとのグループLINE….で気を抜くと「死のうか….」と段ボールをまとめるヒモを使って首を絞めたりしてしまいます。担任には入学してから夏休み前まで、相談にのってもらったり学校系列のスクールカウンセラーと担任とでの面談が週1であったりしたおかげもありリストカットやODはやめれたのですが、まつげを抜く行為も再発しどんどん自分を殺していく怖さが募ってます。

いのちの電話のようなものもありますが24時間ではないですしごくたまに責められたりする事もあると聞きます。

この場合、担任も忙しいのもわかっている上で学校にいって話をした方がいいのでしょうか。
自分の場合、担任と話すことでそのときの気持ちが楽になったりするのですが….
投稿日:2017-08-02
返信 1
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。

担任の先生と話すことで気持ちが楽になるのであれば、話を聴いてもらいましょう。
担任の先生もそうしてくれることを望んでいるのではないでしょうか。
「忙しい」という状況を鑑みて先生を気遣っているのは良いのですが、それで命を落としては先生も悔やんでも悔やみきれないのではないでしょうか。

一方で「死にたい」と思うくらい辛い気持ちが混在しているのもわかります。
様々なストレスからそう思っているのでしょう。

その結果自傷行為に走ってしまわれているのですね。
自傷行為(特にリストカット)に関しては我々がまとめたものがございます。
以下ご紹介しますので参考にしてください。

※長いので何回かに分けてご紹介します。
投稿日:2017-08-02
返信 2
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「リストカット対処法 はじめに」

最初に、リストカットをする心理的な背景を理解しましょう。
カミソリやカッターでリストカットすると、自分自身の中で渦巻いていたジリジリする気持ちが少しだけ抜けて内圧が下がります。
また、リストカットする時というのは「自分が変わりたい」という気持ちの表れであるとも言われています。
そのことを汲み取り「今、変わりたいんだね」と声を掛けてあげることも効果的です。

対処法としてはまず、赤いボールペンを用意してください。
そして肌を傷つけない程度の強さでそのペンでリスカをしたいと思う場所に線を書いてみてください。
(リスカをするのと同じような方法で)

その後にノートを準備してください。
そしてそのノートに「なぜリスカをしたくなったのか」を書いてください。
殴り書きで結構ですし、紙が何枚になっても構いません。
ノートが真っ黒になるまで書いて自分の中で溜まってしまったうっぷんを吐き出します。

人は思いを文字にすることで「スーッ」と気持ちが晴れるときがあります。
そして気持ちがある程度、落ち着いた段階でじっくりと話を聴いてあげるのです。

体を傷つけるという以外の方法で、自分の中で渦巻いたものを放出する術を身につけることができれば、リストカットも自然に治っていきます。
投稿日:2017-08-02
返信 3
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「リストカット対処法」1

自傷行為をしたくてしている人はほとんどいないと思います。
できればしたくない、治したいと思っている方が多いですよね?
ですので、今回は自傷行為を治していく方法を書いていきます。

●まずは自分の中にある根底の問題と向き合う
なぜ、自分は自傷行為をしてしまうのか?
その部分についてゆっくりと自分自身と向き合って考えたことはあるでしょうか。
この部分が、自傷行為を誘発する環境や原因を取り除くことにつながる大事な情報となります。
自傷行為を克服するためには、本人が「なぜ、自分の身体を傷つけるのか?」ということをしっかり見つめなおす必要があります。

これは正直、簡単なことではありません。
自分のことを本当に理解している人などほとんどいませんしまずは 自分を知ろうと行動することがすでに大きな変化であり、大きな自身の成長へとつながりますのであせらず、あきらめないで克服していきましょう♪

・そもそものきっかけは?
■友人とケンカした。
■親に注意された
■自分のことを素直に話ししても受け入れてもらえず自分を理解してもらえていないと感じた。
(友人や親はあなたを傷つけるつもりで言ったわけではなくても何気ない一言が後々まで心に強い不安や絶望感などを感じさせる場合があります。)

・その時どうしたらよかったのか?
□友人との会話でもっとちゃんと相手の話を聞けばよかったのでは?
□自分の気持ちをもっと相手に理解しやすいように伝えられなかっただろうか?
(ここを考えすぎて落ち込まないようにね。
ただ、なぜその時に自分はそういった対処ができなかったのかを自分自身で考えられるようになることを少しずつできるようにしていきましょう)

・その時の自分の気持ちは?
■怒り
■悲しい
■くやしい
■憎い
■あせり
■切ない などなど
(その時の自分の気持ちを振り返ってみます。)

・その時どうしたらよかったのか?
□ほかの解決方法が思いついていたとしたらその時の激しい感情はおさえられなかっただろうか
□その時の気持ちを相手に言葉で伝えられなかっただろうか
□我慢することはできなかったか などなど
(自分の気持ちをなだめる方法や他にそらす方法、冷静になる方法などを自分なりに考えます。)

・自身を傷つけてしまった後はどうだった?
■安心した。
■すぐにむなしくなってしまった。
(自分を傷つけてしまった後の安堵感、一瞬の開放感などどう感じましたか?
その感覚がどのくらい持続しましたか? 傷をつけたことによるデメリットよりメリットのほうがあるのかどうかも落ち着いて考え 見直してみましょう)

・その時どうしたらよかったのか?
□傷つけた時は楽になるが、その後の周囲との関係がかえって悪化してしまうのでは?
□自らを傷つけるよりも楽な方法はないだろうか?
(冷静に自傷行為のメリット、デメリットを考えてみると傷つける以外の方法での対処に目がむきやすくなります^^)

どうでしょうか?
自分を見つめなおすという作業は一人ではなかなか進まないものです。
専門の方に話しを聞いてもらう、対話することで自分自身が見えてくることもありますから まずはあせらずに少しずつ前に進んでいきましょう。
投稿日:2017-08-02
返信 4
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「リストカット対処法」2

・リストカットなどの代わりになるものを見つける。
・自分の身体を大事にする習慣を身につける。
・言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
・いつでもできる息抜き法。
・身体と心をリラックスさせる。
…です。

これらは単品でやるというよりも全てをある程度並行させてやっていくことでより効果がありますので、ぜひやってみてください。

では まずは
●リストカットなどの代わりになるものを見つける。
まずはリストカット以外の方法で問題を解く方法が身につけばリストカットの回数は減らすことができます。

以下に自分で体得できる方法をご紹介します。

●代替技法(だいかえぎほう)
・皮膚を赤く塗ったり、傷跡を描いてみる。
・輪ゴムなどで皮膚をはじき 刺激を与えてみる。
・氷などをいつも切る場所にあてて刺激を与えてみる。
…などなど

これ以外での気の紛らわせ方として
・大声で叫んでみる。
・気分が落ち着くまで紙をやぶいたり、紙になぐり書きをしてみる
・なぐっても手を傷めないような殴り専門のクッションを一つ用意してたたいてみる。

ただし あくまでこれは代替ですので 他の方法が軌道に乗るまでの一時しのぎだということを忘れないようにしてください。
すぐにできますがあまり長く続けないようにしてください。
ぜひ、「傷つけるのを自分は我慢したんだ!」とか「自分で行動を選んで決めたんだ!」というように自分が自分をコントロールできたことへの実感をまず感じ取ってほしいのです。

●自分の身体を大事にする習慣を身につける。
まず、自傷行為とは、本来守らなければならない自分の身体をすすんで傷つけるという通常では考えらない行動であるがゆえに家族や友人への衝撃が大きいのです。
これはつまり 「自分の身体は大事だから守らなければならない」と感じていないということなのです。
ですので、まずは自分の身体について考えたり、健康に気を配ったりしていきます。

●自分の健康について考える
・一日の食事の内容を見直してみよう♪
・間食などを控えめにするよう意識してみよう♪
・健康診断を受けてみよう♪

まずは、上記のことを含め身体を大事にすることを意識しつつ実践してみてください。
健康になると身体への安心感が深まります。
健康に気を配るようになると、自分の身体の不調などにも早く気づけるようになります。
そうなることで身体の痛みや不快感に気づくことができるようになります。

●自分のセクシュアリティ(性のありかた)を考える
・自分にとっての男性らしさ、女性らしさについて見つめなおしてみる。
・大人になりつつある自分の身体を受け入れる。

上記のことを考えつつ おしゃれをしてみたり、たとえば性的特徴を強調する服装や、逆に隠す服装を試してみたり(いやらしい意味ではなく)、身体的な魅力を高めるのもセクシュアリティを確かめる一つのポイントです。
おしゃれ以外にも好きな自分を思い浮かべてみるのもいいです。
自分の身体の好きな部分はどこだろう?と考えたりしてみて自分の身体を好きになりましょう。

●身体を動かすことの楽しさを感じる
・好きなスポーツをしたりダンスをしてみて身体を動かしてみる。
・ヨガやマッサージなどでリラックスしつつ意識して身体を動かしてみる。

スポーツなので身体を動かすことで得られる気持ちよさや充足感などは身体に対するイメージをプラスへと強めてくれます。
得られる満足感によって自傷行為の衝動を抑えてくれるのです。

これらの方法を重ねていくにつれて…

●自分の健康や身体をコントロールする感覚を取り戻す。
自分の身体を守り、管理し、コントロールできるのは自分自身であり自分を大切にできるのは結局、自分であるということに気づくことができます。
今までの事柄を少しずつ身につけていくことで衝動的に自分を傷つけてしまったり、もう自分なんてどうなっても構わない!
…というなげやりな気持ちも少しずつ抑えられるようになります。
投稿日:2017-08-02
返信 5
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「リストカット対処法」3

●言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
人は 言葉で言わなければ伝わらないことが多いです。
激しい怒りや自己嫌悪などによる突発的な行動も少しずつでもいいので言葉や文章にしていくと自傷行為などへ向かう衝動は和らいでいきます。

・日々の日記をつけてみよう!
自分の気持ちを言葉にするにはうってつけなのが日記です。
素直に自分の今の気持ちを書くことで出来事を振り返り客観的に自分のことを見られるようになります。

つまりは頭にあるごちゃごちゃしたいろんな想いを書き出すことで整理することができるわけです。
自分はなぜ、あの時イライラしてしまったのか?
あの時 こちらの選択肢を選ぶこともできたのではないか?
友人や家族の行動や言葉をもう一度考えてみてあの時、自分を攻撃しているように受け取ってしまったけれど 実は自分のことを考えてくれての言葉や行動だったのではないか?
…などなど

一度、文章にすることで 冷静な状態で物事を見ることができるようになります。
これは手軽で自身の成長にもつながりますので誰もが行うことで新たな発見ができますのでぜひ、おためしください。

・自分と周りの人とのコミュニケーションを見直してみよう♪
まずは あいさつから始めていきましょう。
おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさいと周囲との関係があまり良くない状態になってしまっていて話す機会が少なくなってきている場合は まず あいさつからはじめてみましょう。

最初は相当な勇気がいりますし、なかなかタイミングもつかめないかもしれませんが少しずつ、焦らないで。

・イライラしたら行動で表すのではなく 言葉で伝えよう♪
イラっとしたら即行動! ではなく ●●が●●だから●●なんだよ!
…みたいな感じになぜ?何が?どうなる?を言葉にするとより伝わりやすいです。
行動で表されてもまわりは原因がわからず、対応ができません。

言葉で表すことで自分も相手にもお互いに突破口を開くことができるようになります。

・いつも気づけば喧嘩ばかり、どうしたらいいんだろう?
喧嘩をする場合は必ず なんかしらの原因があります。
だとすれば なぜ喧嘩してしまったのか? 原因は? 等を考えつつ喧嘩をしていない時と何が違うのか?などを考えてみると
口を開けばすぐ喧嘩という状態を打破できるようになります。
投稿日:2017-08-02
返信 6
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「リストカット対処法」4

●いつでもできる息抜き法。
自分を傷つけたいという衝動が強くなった時にすぐにできる息抜き法は強い味方となります。
選択肢が多いことや、費用がかからず、そして手軽なので、まずはここから初めていくのもいいかもしれません。
自傷行為と向き合うためにはまわりの人の協力も不可欠ですが常に誰かがいるわけではありません。

誰かと一緒にいる時より一人でいる時間のほうが以外と長いものです。
ですので、一人の時間をどう過ごすかがとても重要となってきます。

・すぐにできる方法
●本を読む
●ゲームをする
●部屋の掃除
●音楽を聞く
●自分の好きな趣味(絵を描いたりなど)
●テレビを見る
●ペットがいればペットと戯れる など

・リラックス効果は高いが時間や場所によってはできない場合もある方法
●運動、散歩、ジョギングなど。
●絵画を鑑賞する。
●楽器を演奏する。

あくまで例ですが、こういった方法から自分を傷つけたいという気持ちが強くなってきた時に自分にあった息抜き法をいくつか決めておいてうまく対処できるように練習していくうちにリラックス効果も高まっていきます。

時と場合によってはできないものではなくいつでもどこでもできる方法を用意しておけばいざという時も一人で対処できるようになり安心感と一人でもなんとかできるという自信にもつながっていきます。

自分だけで自分のことを考えることは孤独で辛いものです。
不安や絶望感などが高まった時にその緊張などを自ら緩めてあげる方法を身につけて行うことは問題から逃げるのではなくちゃんとした対処法の一つということを知ってもらえると嬉しいです。

投稿日:2017-08-02
返信 7
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
以上です。
かなりボリュームがありますので、できそうな項目から実践してみて頂けると嬉しいです。

そして、もしもよろしければこの掲示板で色々とお話しをしましょう。
投稿日:2017-08-02
返信 8
哉さん
返信ありがとうございます削除
リストカットは今はやってません。自傷行為は、首を絞めることも入りますか?
今日も、気絶の仕方を応用してヒモで首を絞めたりしましたが、やはり死ねなかったです。
担任には、メールをしました。
ですが、やはり今は学校のイベントを控えているので稽古や、高校生の体験入学などで忙しいらしく、『切り替え』って言う言葉をかかれ、すごく心も体も痛くなりました。切り替えて、稽古に望んだり、切り替えて明日も生きなきゃいけないことはわかっています。それでも今回は、何をしても楽しくもないし生きてることが実感できないんです。
担任と話すということも、まだ先になりそうです。
きっと、担任は、自分が学校とかで笑っている姿を見て大丈夫だなんて思っているんだろうと自分は思ってます。でも、笑ってるのも本当は泣きたいし辛いという気持ちを押さえつけてる笑顔だとは思っていないと思うんです。
自分も、わかりません。

自分がどうすればいいのか。
今まではできていたことができなくなっていく。
担任も、もうあきれてるんじゃないのかな。
一向に成長しない自分に。
投稿日:2017-08-03
返信 9
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
いまはリスカはしていないとのこと。
首を絞めたりすることは、最終的に自分を傷つける行為です。
したがって大義でいえば自傷行為になりますよ。
絶対にやめてください。

さて、担任からの返信ですが、ちょっと残念ですね。
「切り替え」っていう言葉があったとのこと。
確かに「切り替え」は大事です。
でも、「どのように」という具体的なアドバイスが抜けていますよね。
「忙しい」は理由にはなりません。

では、気持ちを切り替えるには具体的にどうですればいいのでしょう。
それは、ものごとの受け止め方を変えていくしかありません。
それらを通じて自分を変えていくのです。

以下、参考にしてください。
投稿日:2017-08-04
返信 10
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

乙武 洋匡氏の著書「五体不満足」ではこう書かれています。

「私は一度も不幸と思ったことがない」
「五体満足」で、仕事をもち、経済的に 恵まれながらも、「幸福感」より 「不足感」「不満感」を感じている人がいる…と。

どうしてそんなに違うのでしょうか。
出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というネマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2017-08-04
返信 11
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方がわからない。
自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。

まず、自分の中にも
“「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。
そのことを認識することが優先されます。

この2つを分類してみると、
自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」
に区別できます。

例えば、今、この文章を読んでいるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、
「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、
そのようにできるはずです(行動)。

このように「思考」や「行動」は、
インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」
と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、
「胃液を通常の5倍出してみてください」
と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。

「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると、
「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。

例えば、思わぬミスをしてしまったとします。
よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、
次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教
材になったと言えます。

成功を目指す過程において、
良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。

言うなれば、
この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。

ホームで電車を待っているとします。
急いでいる時に限って遅れる。
そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして
しまうでしょう。

しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。
……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。
「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて
いるのです。

自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、
「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、
という行動を起こせば時間を有効に使えますし、
自分にとってもプラスなはずですよね。

カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。
その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。
この手法により、より早く効果が出ると言われています。

「楽しいから笑う」ではなく、
「笑っているから楽しくなる」という考え方です。

このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて
いく習慣をつける。
これが自分を変える近道であり、
その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

また時々、
「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」

これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。

自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、
もしかしたら……
「過去の事実」は変えられないにしても、
「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【今回の名言】

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

江副浩正(リクルート創業者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2017-08-04
返信 12
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
いかがでしょう。
どうすればいいかなかなか一歩の踏み出し方がわからない場合は、まずはご紹介した上記を実践してみませんか。

やってみて、うまくいかなかったら(あるいは理解できない内容などがあれば)、この場で質問・相談してください。
投稿日:2017-08-04
返信 13
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
追記

上記、【返信9】の、なでしこさんのコメントの最後に
「大学の教授は変わった方が多いので・・・」とあります。

これは、この方のご意見であり、当掲示板の意見ではございませんのでご承知おきくださいね。

このような人の見方は「過度の一般化」といって自分の視野を狭めてしまいます。
大学の教授に変わった方が多いとは我々は思いません。

投稿日:2017-08-04
返信 14
哉さん
返信ありがとうございます削除
自分は大学生じゃなく専門学生なのでそんなに変わった先生はいません。その道のプロだった人たちが担任をもったりしているので…

伊藤学校っていうとこに自分から行って相談するということもできないのですか?

担任と話をするまでにこの命をちゃんと生きたままにできるかわからないです。

24時間相談電話も、繋がらないですし、助けてくれるひとも傍にいないし、学校いって担任に会いに行ってっても、忙しかったら話せないですし、
昨日も、今日も首絞めがとまらない。
助けてください
投稿日:2017-08-05
返信 15
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
当校へお越し頂いての面談によるカウンセリングですが、
現在は積極的に行っておりません。
大変申し訳ございません。

当カウンセラーが出張等で外出していることが多く
なかなかご期待に添えられない状況でご迷惑をお掛けしております。

ただし、タイミングによっては可能な場合もございます。
このサイトの「トップ」に掲載しているポスターに載っている電話番号、
または、このサイトの「会社情報」の掲載している電話番号にお問い合わせください。
投稿日:2017-08-05
返信 16
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
哉さんはご両親はご健在ですか。
担任の先生に相談することと並行して、
ご両親にも話を聴いてもらうという選択肢もございますが、
このことは可能ですか。
投稿日:2017-08-05
返信 17
哉さん
とりあえず話したい…削除
親はちゃんと生きてます。父親はもう、いらない(他の家庭をつくって暮らしてますので)。母親は離れたところに暮らしてます。自分ら東京にいて母親は北海道にいます。
夏休みには帰れませんが夏休み明けに北海道に母校の学祭にいくので帰るのですが地元には行かないで母校のあるところに行って学祭見てから東京帰ります。話すということはあんまりしないです。自分の過去からして母親との今の関係をまた悪化させてしまうので絶対に話したりはしません。



それと、もうしわけないんですが、なでしこさん、ややこしくなってしまうので返信をしてくるのやめてもらってもいいでしょうか。
投稿日:2017-08-05
返信 18
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
ご両親はご健在とのことですが、お父さんは他のご家庭があり会うこともないのですね。
また、お母さんは北海道にお住まいでこちらも会うことはないとのこと。

過去に何かがあったのでしょうが、いまはそれは伺いません。
過去を話せるようになった時に我々にも教えてください。

前回も書きましたが、過去への受け止め方が変わったときに
過去は過去として受け流すことができるのではないでしょうか。
少なくとも過去に捉われることがなくなれば、未来を見つめることができます。

投稿日:2017-08-06
返信 19
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
■過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この中で言う「他人」は自分以外を指します。
なので親兄弟・子ども・親戚などの身内も「他人」という定義です。

どんなに変わって欲しいと願っても変わらないのです。

例えば親の言動に心を痛めても、または子どもの行いにイライラしても・・・
それは、親や子ども自身の問題なので、基本的にあなたが関与することはできないわけです。

親や子どもが変わろうと思わない限り変わりません。
それを待つしかないのです。

…であれば、変えられる「自分」や「未来」を変えることにエネルギーを費やした方が建設的です。

冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。

そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。

自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。
投稿日:2017-08-06
返信 20
哉さん
わかりません削除
よくわからないことがあります。それは、LINEなんですけど、今、学校の先輩たちとの合同のグループ、学校イベントのセクションごとのグループ、イベント総合のグループに入っているのですが、総合グループで先輩が、この日にこのセクションのひと集まってみたいなことを書いているんですが、それが今、他校とも同じイベントで関わりがあり、他校の校舎でも作業をするのでその文章が、自分の学校に関わっているのか、他校に関わっているのかがよくわからなくて、もし、自分の学校に関わっているのならセクションごとのグループに、リーダーの先輩が書いてくれたらいいのですが、それを言うのも恐くて、まぁ、きっとみんなわかるだろうって思ってかいてると思うんですが、自分にはよくわからなくてすごく困ってて…。
投稿日:2017-08-07
返信 21
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
LINEは便利な部分も多々あると思いますが、直接対面のコミュニケーションではないぶん、今回のようなわかりづらさもありますよね。
でも、これはLINEによる困惑ではなく、その人の発信の仕方に問題があると思います。
したがって、この場で何か具体的な助言をすることは難しいのですが、もしも疑問が増して、それにより不都合が生じるのであれば、やはり直接質問を投げかけてみるのが一番近道な解決策だと思いますよ。
投稿日:2017-08-08
返信 22
哉さん
ありがとうございます削除
LINEのやつは自分の学校のグループに連絡がないやつは行かないことにしました。なんでこないの?ってきかれたりしたら、グループで連絡がなかったからと言えばこっちのせいにはならないと思います。



あと、なんで心の相談電話とかって繋がらないんですか?

何回も何回もかけても繋がらないし24時間じゃないものもあるし、それに、辛さで限界だし、担任はあれからメールくれないですし…。自分からは何を言えば担任は振り向いてくれるというか、時間とってくれたりするんですかね…。
こやってまってるときに、担任への不信感が募っていくのが嫌なんです。担任だけは自分からも捨てたくないのに、嫌いになりそうになる自分が嫌いで。
投稿日:2017-08-08
返信 23
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
LINEの対応はそれでいいと思いますよ。
連絡がないという理由であれば文句は言われないでしょう。

担任の先生へは、直接伝えてアポイントを取りましょう。
その際に内容を手紙に書いて渡すといいと思いますよ。
アポイントまでに先生も考えをまとめられるし。

「心の相談電話」がなぜつながらないかは、我々にはわかりません。
申し訳ございません。

ただし、電話で相談をしてくれるところは他にもいくつかあるかと思います。
ネットなどで調べてみてはいかがですか。
投稿日:2017-08-09
返信 24
哉さん
後悔と自己嫌悪です削除
リストカットをやりました。
担任と約束したことなのに毎日その約束がかかれた紙を見ていたはずなのに一時の感情に流されてリストカットをしました。

担任にもその事を話したけれどやっぱり落胆されました。
そりゃ、そうですよね。
だって、リストカットしちゃったらこれまで時間割いて話してきたこと無駄みたいになっちゃうじゃないですか。
僕が悪いってずっと自己嫌悪です。むしろこのまましんだほうがいいんじゃとかおもっちゃいます。
『話は聞くよ』とか言われたけれど、それはそれで嬉しいけれど約束を破った事実は消えないしもう、わからないです。

何回も何回も高校のときも約束破って、なんで自分が自傷行為に逃げてるんだろうって思います。
担任まで不快にさせてしまった自分が許せないです。
死んで償った方がいいですか?
投稿日:2017-08-16
返信 25
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
>死んで償った方がいいですか?

また担任を落胆させるつもりですか。
あなたは、リストカットしたことを後悔している。
それは担任との約束を破り、担任を落胆させてしまったからですよね。

だったら、もうこれ以上落胆させないぞという気持ちで
今回のことを糧に自己成長するべきではないですか。

死んでも償うことなんてできませんよ。
むしろ、更に落胆させるだけです。
投稿日:2017-08-16
返信 26
若者教育支援センターさん
哉さんへ削除
「死んだって楽にならない」

お釈迦様の教えにこんな説話があります。

あるところに毎日、毎日重荷を満載した荷車を朝から晩まで引かねばならない牛がいました。
その牛はつくづく思った。
「なぜこの俺は毎日、毎日こんなに苦しまなければならないのか!
 いったいこの俺を苦しめているものは何なのか!
 そうだ!
 俺を苦しめているのは間違いなくこの荷車だ!
 この荷車さえなければ俺はこんなに苦しまなくてもよいのだ!」…と。

そしてその牛は荷車を壊そうと猛然と道端にある岩に突進して木っ端微塵に荷車を壊してしまった。

今まで牛を苦しめていた荷車はなくなり快適な気分もつかの間…。

それを知った飼い主は…
「こんな乱暴な牛にはよほど頑丈な荷車でなければまた壊されてしまう」
…そう思い今までの何十倍も重い鋼鉄製の荷車を造ってきた。
そしてその鋼鉄製の荷車に荷物を満載して今までのように毎日、毎日その牛に荷車を引かせた。

以前の何十倍もの苦しみを課せられた牛は再び荷車を壊すことも出来ず深く深く後悔した。

これはある本で紹介されていた釈迦の説話です。
「生きることに疲れた。早く死んで楽になりたい。」

確かにそう言うからには本当に人生疲れてしまっているのだと思います。
疲れたことは決して否定しません。
だからひとまずいろんなことは棚に上げてしっかり休んでもらうことは提案します。

でも!
そのために「死」を選択することは賛成できません。

「死んで楽になりたい」と言うが本当に死んだら楽になれるのか?

牛は自分を苦しめているものは荷車だと考えて
「この荷車さえ壊せば苦しまなくてよいのだ」…と思った。
でも結局、更に苦しい思いを強いられることになります。

「死んで楽になりたい」と言う人も
「この肉体さえ壊せば苦しみから解放され楽になれる」…と思っているのでしょう。

釈迦は言います。
「自らの命を絶てばもっと恐ろしい苦しみの世界へ入っていかなければならない。
 この世で苦しんだまま死ねば必ず死んだ後の世界も苦しみは待っている。
 あの世で幸せになりたければこの世から幸せの身にならなければならない」…と。

死んだら楽になれる!
…そういう人がいるが、もしもそうなら
自殺した人はみんな幸せになる…ということになってしまう。
だがそれは間違っています。

どんなに死にたいと思っても構いません。
でも決して実行に移してはいけません。

死ななくても楽になる方法は人それぞれ必ずあります。
だから僕らは自ら死を選ぶことは決してしてはいけない。

君が、「死んでしまいたい」と思って無駄に過ごした今日は、昨日、残念ながら亡くなった方がどうしても生きたかった明日…なんだから!
投稿日:2017-08-16
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