はじめまして。
メッセージありがとうございます。
友達がいないため学校がつまらないとのこと。
確かに日中の殆どを過ごす学校がつまらないと憂うつですよね。
お気持ち…お察しします。
ご両親にも相談も出来ないということだと孤独を感じちゃいますよね。
是非、この掲示板で思いを伝えてください。
私たち「伊藤幸弘教育研究所」はいつでもメッセージを待ってます。
さて!
会話が苦手なためにコミュニケーションがうまく出来ない。
…ということですが決して卑屈になることはありません。
「会話をする」って決して簡単ではありませんから。
「おもしろい話をしよう」とか
「うまく返事をしよう」などと考えると会話も苦痛になります。
…であれば話をしないコミュニケーションを心がけてみたら良いと思います代。
それは…「話を聴く」ということ。
人は話を聴いてくれた人には好感を抱くものです。
だから「聴き役」に徹すればいいのです。
だからしゃべることが苦手ならばしゃべらないで思いを伝えればいいのです?
「…しゃべらないで伝える?」…一見おかしな表現ですよね。
昔から「話し上手は聴き上手」という言葉があるように
いかに発言するかではなく、いかに聴くかがコミュニケーションには大切です。
この場合あえて「聴く」という字を使いました。
物理的に耳で反応する「聞く」でもなければ
言葉で尋問する「訊く」でもありません。
「心」の文字が入っている「聴く」です。
それにはまず相手の言葉を受け入れることが必要です。
例えば相手が…
「昨日、宇宙人に会いました」と言ったとしても
「そうですか」と受け入れるのです。
間違っても…
「それはあなたの幻想でしょう」などと言ってはいけません。
明らかに暑い日でも相手が「今日は寒いですねぇ?」と言ったらまず100%受け入れる!
これは否定しないことで相手との信頼関係を構築するという効果があります。
信頼関係がやがて相手の心の奥底にある本音を表面化させてくれるのです。
聴き方のテクニックとしては2種類あります。
一つ目は受動的な聴き方です。
相手の目を見て黙って聴いたり、うなずきやあいづちを入れたり…です。
二つ目は能動的な聴き方です。
相手の言葉を繰り返す方法や、長い話をまとめてあげるという方法です。
コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてしんどいですよね。
だからコミュニケーションがドッジボールにならないように聴き方に気をつけてみるのもひとつの手段です。
是非、試してみてください。
また困ったことがあればいつでもメッセージくださいね。