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お悩みNO.726
ちぃさん
もうすぐ2年削除
中2の男の子です。
中1の5月に父親を亡くし、クラスの子からのからかい、部活の仲間からの嫌がらせが重なったからか腹痛と下痢になり、「過敏性胃腸炎」になりました。治るまで学校を休ませていたらそのまま行かなくなりました。中1の夏にはテレビや冷蔵庫、携帯を壊したりして荒れていましたが、2年になる頃には落ち着きました。2年生のクラス替えで失敗し、「また1年行かない」と決意。家から出なくなりました。
明日から3年生です。今回は息子も連れてクラス替えの希望を学校に伝えに行きました。本人も行く気になっていますが、去年の事があるので怖いです。ここでつまずいたらまた1年行けない…高校には行きたいと言ってる息子。「中学校はいい事がなかったから高校からは頑張る」と言ってる息子。
基本おとなしくて、昔から父親に色んな制限をされて育ったので嫌な事を嫌とは言えない性格で、父親がいなくなってからは自分を出すようにはなってきましたが(家族限定です)精神的に強くはない感じです。
学校に行きたい気持ちはあるみたいですが、不安も大きいらしく、今とても不安定になっている感じです。2年生の夏くらいからは落ち着いてきて、3学期からは外に出て1人で散歩もできるようになり学校まで歩いたりもしてるようです。
性格的に同級生からの声かけがあれば動きそうなのですが、(基本かまってほしい性格です)2年弱も学校に行ってないので友達関係は疎遠になっていてそれも難しいです…
今年も行けなかったら、どうしたらいいでしょうか?
まともに中学生活を送れなくても、働けるような大人になれるでしょうか?
今の私に足りないものは何でしょうか?
ただ話を聞いて見守るだけではやっぱりダメなのでしょうか?
投稿日:2018-04-04
返信 1
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
拝読しました。

息子さんが中1の5月にご主人を亡くされたとのこと。
心よりお悔やみ申し上げますとともにご冥福をお祈りいたします。

息子さんもお辛かったと存じます。
そんな中での部活の仲間からの嫌がらせ。
本来であれば精神的にもサポートをするべき仲間がそのようなことをしていたとは残念でなりまません。

学校側には引き続き、精神的な部分も含めてサポートをしてほしい旨を伝えましょう。

さて・・・
今年も行けなかったら、どうしたらいいでしょうか?
まともに中学生活を送れなくても、働けるような大人になれるでしょうか?
今の私に足りないものは何でしょうか?
ただ話を聞いて見守るだけではやっぱりダメなのでしょうか?
・・・とのご相談ですね。

今までのように話を聴いて見守ることは継続してください。
今の息子さんは孤独感が大きいかと思います。
その孤独感から不安感などが膨らんでいるのだと思います。

「親は絶対的に自分の味方だ」と思ってもらえるようなサポートをするためにはまずは話を聴き見守ること。
そのためにはコミュニケーションが欠かせません。

この掲示板に書き込みをいただくほとんどの方にお伝えしているコミュニケーション方法を以下にご紹介します。
投稿日:2018-04-04
返信 2
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-04
返信 3
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-04-04
返信 4
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「コミュニケーション③~アサーション・トレーニング」

「アサーション・トレーニング」により、自分も相手も大切にする自己表現法「アサーション」を身につけることができます。
これにより、自分の気持ちを制限することなく、お互いを尊重しながら自己表現し、うまくコミュニケーションをとることができれば、対人関係の悩みが解消されることでしょう。
以下「アサーション・トレーニング」について解説していきます。

1.アサーション・トレーニングとは?
自分と相手、双方を大切にしながら自己表現を行うコミュニケーションスキル「アサーション」。
このアサーションを身につけるためのトレーニングが「アサーション・トレーニング」です。
アサーションの自己表現は大きく3つのタイプに分けられます。

【ノン・アサーティブ(非主張型)】
自分よりも相手を優先し、自分を後回しにするタイプ。
ドラえもんでいえば、のび太君のようなタイプです。
自分の意見を表現しなかったり、しそこなってしまったりします。
自己肯定感が低く、相手の気持ちや態度を考えてしまうために自己主張できずに、自分のことを分かってもらえないという気持ちが残ったり、後で言い訳をしてしまうタイプです。

【アグレッシブ(攻撃型)】
相手よりも自分の意見を優先するタイプ。
ドラえもんでいえばジャイアンのようなタイプです。
自分の意見ははっきりと伝えるのですが、相手の気持ちを無視し、考えを押し付けたりします。
自分が一番という思いが強く勝つことにこだわり、攻撃的自己表現で自分勝手な行動をしたり、自分が優位になるように相手を操作しようとします。

【アサーティブ(攻撃型と非主張型の黄金率)】
自分の気持ちを正直に表現でき、相手の意見も大切にするタイプ。
ドラえもんでいうと、しずかちゃんのようなタイプです。
その場にふさわしい表現で率直に自分の意見をいうことができます。
時には意見がぶつかることも踏まえていて、お互いに意見を出し合い、最終的に双方の納得のいく結論を出そうとする理想的なタイプです。

【タイプの違いによる自己表現の例】
行列に並んでいて自分の前に横入りされた時、
①ムッとして内心腹は立つが、相手には何も言わない。(ノン・アサーティブ)
②割り込みしたことに対して怒り、列から外れるように言う。(アグレッシブ)
③先に並んでいたことを伝え、後ろに並ぶよう丁寧に頼む。(アサーティブ)

アサーション・トレーニングとは、上記③のように自分と相手、両方を大切にした自己表現を身につけるトレーニングです。
相手の意見を尊重しながら、その場にふさわしい表現方法で自分の気持ちや考えなどを正直に伝えられるようになるコミュニケーションスキルを養います。

2.アサーション・トレーニングの必要性
自分と相手の両方を尊重することは、時に心の葛藤を起こすこともあります。
アサーション・トレーニングは、多くのカウンセリング経験を持つトレーナーが担当します。
対人関係や苦手な相手とのコミュニケーションなど個人が抱える問題について、ひとつの正解を求めるのではなく、ひとりひとりが自分なりのアサーションを習得していくことを目指します。
アサーションは、相手を自分の思う考えに導くよう操作したり、無理にイエスを言わせようとするものではありません。
お互いがそれぞれ自分の気持ちを率直に表現しながら、より良い関係を作っていくことが目的です。
アサーションができるようになれば問題なく物事が進むようになり、人間関係の改善も見られるようになるでしょう。
しかし、それが短期的なものであれば無理に自己表現を行うことでストレスが溜まったり、精神状態が悪化するなどの恐れもあります。
アサーションの達成感とは逆に、気づかぬうちにストレスを溜めてしまわないようにトレーニングにより自然に身についていくことが必要です。

【ビジネスシーンでの必要性】
「職場の風通しが悪くては生産性が上がらない」これはビジネスにおいてのコミュニケーションの重要性を物語っています。
さまざまな人間が集まるビジネスシーンでは、年齢や立場、考え方や性格の違う人々との間で良好な人間関係を築いていくことが求められます。
ストレスは、人によってその原因も違えば感じ方も違います。
中でも人間関係のストレスは厄介で、なかなか解決に向かうことができません。
毎日職場で顔を合わせる相手との関係であれば、かなり深刻な問題です。
社訓などで個人を尊重することを前提としていても、立場上イエスマンになってしまったり、「ノー」と言えないことで「うつ」になってしまっては、自分を守ることができません。
会社としても、有能な人材を失うことにもなりかねません。
従来から管理者研修においてコミュニケーションは必須です。
アサーションにおける自他尊重の自己表現を身につけ、実践できることがビジネスの成功につながることは明らかです。

【日常生活での必要性】
苦手な人とのコミュニケーションは、多くの人の悩みです。
誰にでも苦手な人というのはいるものです。
出来るだけ関わらないようにしたいのが本音ですが、実際はそうはいかない場合も多いものです。
アサーション・トレーニングでは、苦手な人とでも良好な関係を築くことができるようになるヒントや技法を習得することができます。
私たちは知らず知らずのうちに自己防衛反応が働き、そのつもりがなくても苦手な相手に感情的な態度をとってしまったり、言いたいことをうまく表現できずに苦労しています。
不思議なもので自分が苦手だと思っている相手も、自分のことを苦手と思っていたということがよくあります。
言ってみれば、それはお互いにうまくコミュニケーションをとりたいという心理の表れともいえます。
アサーション・トレーニングを学び、自己分析することで自分のコミュニケーションパターンが分かり、考え方の方向転換ができるようになるでしょう。
上手なコミュニケーションにより苦手な人たちとの関係がよくなれば、心の負担が軽くなります。

3.アサーション・トレーニングの効果
【ビジネスにおける効果】
サービス業を中心として人と関わる職業のビジネスパーソンは、顧客の要望を聞き入れることが優先となり、結果的に自己犠牲を伴い「燃え尽き症候群」になりやすいと言われています。
熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時から急に意欲がなくなり無気力状態になってしまう。
そうならないためにも、たとえ顧客であっても自分の意思を伝えることが大切です。
無理な依頼をされた時、「そのスケジュールでは難しい」「こういう方法ではいかがでしょうか」など、相手の意見も尊重しながら話し合うことで双方に良い状況を作り出すことが出来ます。これが、アサーションの効果です。

【友人間における効果】
いつも待ち合わせに遅れてくる友人と旅行に行くことになりました。
当日、その友人は30分以上も遅れてやってきて「ごめんね!」と謝りました。
あなたはどんな返答をするでしょうか?
「なんとも思ってないよ」「私も遅れてきたから大丈夫」など、その場を取りつくろうために不満な気持がありながらも適当に済ませてしまったら、旅行の間ずっとモヤモヤした気持ちが残ります。

いつも遅れてくるということは、あなたなら許してくれるという甘えがあるのではないでしょうか。
本当は不満に思っていることを上手に伝えれば、友人の考えや行動も変わるかもしれません。
謝っている友人のことも尊重しながら、自分の気持ちを伝えるにはどのような言い方がよいでしょうか?
「遅れてきたのには理由があるのだろうけど(相手の気持ち優先)、待っている気持ちを考えてくれるなら、次からは約束を守ってほしい(自分の気持ち表現)」などと率直に伝えてみましょう。

結果、お互いに気持ちが通じ合い、これまでより良い関係を築くことができればアサーションの効果があったといえるでしょう。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
友人、親子、夫婦、恋人などの日常の会話を思い出してみて、「あの時はこうすべきだった」「こんな風に言えればお互いを尊重できた」など、まずは身近なところからアサーションを活用してみてはいかがでしょうか。

4.アサーション・トレーニングの実践例
【上司からの無理な依頼を上手に断りたい】
ビジネスの現場で上司からの仕事依頼は、手一杯の仕事を抱えていても断りにくいものです。
自己主張できるタイプの社員であれば問題ないことでも、口下手で自分の意思を伝えることが苦手なタイプの社員には深刻な問題となります。
かといって、どんな仕事も引き受けていては、実質的な負担も心の負担も溜まる一方です。
「悪いけど、すぐに急ぎの書類を作成してくれないだろうか」という上司の依頼を断りたいとき、どのように返答すればよいでしょうか?
例①「はい、わかりました。」と仕方なく引き受けてしまう
例②「今はちょっと忙しいので…」と言いにくそうに断る
例③「それは、私の担当ではないので」と言って断る

②と③は断ってはいますが、あまり良い返答ではないようです。
返事のしかたで相手の受けるあなたの印象はずいぶん異なります。
いつも引き受けていれば、少し無理をしても引き受けてくれると思われるでしょう。
はっきりと断れば、できないということは伝わりますが、このような断り方では印象はよくありません。
アサーションは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。
この場合は「今は○○の書類を作成していて時間がとれません。
終わり次第取り掛かれますが、それでよろしいですか?」と自分の状況を説明し、こうであれば出来ると提案する方法が望ましいでしょう。

上司は早急に必要であればほかの人に依頼するでしょうし、少し待ってもあなたに依頼したいと思えばそうするでしょう。
この返答により、自分の気持ちを伝えることができたので、次からは上司の対応も少し違ってくるかもしれません。

【人に褒められたときの対応のしかた】
人に褒められることは嬉しいことです。
でも、その場に同期の社員がいたり、同じ仕事をして自分だけが褒められたりすると、恥ずかしかったり、返答に困ったりする場合もあります。
そんなとき、どんな対応のしかたがよいでしょうか。

【褒めてくれた相手と周りの人を尊重しながら、自分の意思を素直に告げる方法】
まずは、褒められたことに対し、素直に「ありがとうございます」と答えるのがよいでしょう。
その上で「みんなの協力のおかげです」と付け加えたり、「ご指導のおかげです」や「また頑張ります!」など、自分も周りの人も気持ちがよくなる返事ができるとよいでしょう。
アサーション・トレーニングによって、場面ごとの表現のしかたについてイメージトレーニングができれば、自然に表現できるようになるでしょう。

5.アサーション・トレーニング実施時のポイント
アサーションの基本は自他尊重の自己表現です。
その心構えが4つあります。

・思いを率直に表現すること
・相手に対して誠実であること
・自分と相手が対等であること
・表現することは自己責任であること

なぜ自己表現することが難しいのか。
まずは自分の感情と向き合い、受け入れることが重要です。
苦しんでしまうのは、感情の矛盾があるからです。
「本当は断りたいのに引き受けてしまう」「本当は怒っているのに相手に伝えられない」そんなモヤモヤを取り除くためには、適度に表現することが重要です。
それにより、自分の感情と行動が一致し、矛盾から解放されます。

私(I=アイ)を主語として伝えること。
まず自己を表現し、対等な相手に対して誠実であり、相手を尊重すること。
自分の責任において、自信をもって会話するのです。
「あなたはいつも自分勝手な行動ばかりするので困る」
Iメッセージにすると… 「私はあなたが協力してくれたら、もっと良い仕事ができると思う」
「あなたはいつも自分の話ばかりで聞く耳を持たない」
Iメッセージにすると… 「私はあなたに聞いてほしい話がたくさんあるから、時には聞いてほしい」
主語を「あなたは」から「私は」にすることで相手を責めるような表現でなく、自分はこう思っているからこうしてほしいという表現になります。
答えはひとつではありません。
アサーション・トレーニングを繰り返すことで、その場に応じて自然な対応ができるようなります。

6.アサーション・トレーニングの参考書籍
■改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
平木 典子 (著)
・日本にアサーション・トレーニングを初めて紹介し、依頼その普及のために第一線で活躍されてきた平木典子先生による決定版といえる一冊です。

■アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 新書
平木 典子 (著)
・第一人者が語るわかりやすい入門書です。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。

■マンガでやさしくわかるアサーション 単行本
平木 典子 (著), 星井 博文 (その他), サノ マリナ (その他)
心理療法としても、日常のコミュニケーションスキルとしても必要にされているアサーション。
第一人者として活躍する著者によるわかりやすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式でアサーションの基礎を楽しく学べる一冊です。

投稿日:2018-04-04
返信 5
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
いかがでしょう。
このような手法を駆使して会話をしながら見守るのです。

「親」という字は「木」の上に「立って」「見る」と書きます。
高い位置から全体を俯瞰して見守ってあげてください。
投稿日:2018-04-04
返信 6
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
さて、その他の以下のご相談ですが・・・。

>今年も行けなかったら、どうしたらいいでしょうか?

そのような不安を感じてしまうお気持ちはわかります。
でも、そのようなことを考え始めたらきりがありません。

「きっと今年は行ける!」
まずは親がそう信じてあげることです。

ものごとはすべて受け止め方次第ですよ。
投稿日:2018-04-04
返信 7
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2018-04-04
返信 8
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
上記の内容はお子さんとも共有してください。
きっとお役に立つと思います。
投稿日:2018-04-04
返信 9
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
>まともに中学生活を送れなくても、働けるような大人になれるでしょうか?

「なれます!」と断言できます。
我々は常にそのようなお子さんを見てきました。

そもそも「まともに」という定義すらわかりません。
お子さんの人生はまだまだこれからも続きます。
中学以降の方が長いのです。
その過程でチャンスは必ずありますし、その都度成長をしていくのです。
投稿日:2018-04-04
返信 10
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
>今の私に足りないものは何でしょうか?

足らない部分に焦点を当てるよりも、足りてる部分に焦点を当てるクセをつけましょう。

「足らで事たる身こそ安けれ」
これは禅の言葉です。
~今ないものを求めて気を揉むよりも
 今足りているもので満たされることほど安らかなことはない~
…という意味です。
投稿日:2018-04-04
返信 11
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
長々と申し訳ございません。
もしもよろしければこの掲示板で我々とお話ししましょう。

いい方向に向かうように一緒に考えていきませんか。
投稿日:2018-04-04
返信 12
ちぃさん
先が見えない削除
ありがとうございます。
もし、今年も学校に行く事が出来なくても悲観せず、行こうと思えるようになった事を成長した、と見るようにしたいです。
でもやっぱり、学校に行けば友達を作ったり、家にいるだけでは出来ない経験もできるのではないかと思ってしまい、家にずっと息子がいる事に慣れてはきたものの、それを安心して見続ける事はできないでいます。
また、高校へは行って友達を作りたいと言っている息子に、私ができる事があれば何でもしてやりたいのですが、こういう考えでは自立心は育たないのでしょうか?周りからはよく「甘いんじゃない?」とか言われていて、息子を肯定する事が甘やかしみたいに言われています。
最近は周りにも息子の現状を話す事をしなくなりました。正直吐き出す所がないというのは辛いものです。
上手な後押しの方法とかはないのでしょうか?息子には「今まではお父さんがついていると思ってたから、嫌な事があっても我慢できたけど、お父さんがいなくなってから不安が大きい。お母さんはたよりないから」と言われてるので、私自身強くなりたいです。
投稿日:2018-04-04
返信 13
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
自立心は育ちますし、決して甘いというわけではないと思いますよ。
これは、「過干渉・過保護・しつけ」という領域だと思います。
その点は以下にまとめています。
投稿日:2018-04-04
返信 14
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。

※上記で説明しました、「コミュニケーション」に関しましては返信2~4を参照ください。

投稿日:2018-04-04
返信 15
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
また、強くなるにはまずは自分自身で「変わろう」とすることです。
「親が変われば子も変わる」
これは我々が設立当初から掲げている理念ですが、その内容を以下にまとめています。
投稿日:2018-04-04
返信 16
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
親が変われば子も変わる(縦軸・横軸)

「勉強をしていないことでみんなについいけない」という不安は大いにお察しします。
親としては焦りますよね。

しかし、一方でそのようなスタンスがすべてに出ていてお子さんをイライラさせているのかもしれませんよ。

「そのようなスタンス」とはなにかわかりますか。

それは周囲と比べることです。
「周りについていけない」と無意識に思ってしまっているのかもしれませんが、心配すべきは周囲にくらべてどうかではなく、本人の学力が以前と比べてどうなってしまうのかと言う問題ですよね。
似てるようで受け取る側からすると大きく違いがあります。

今回、無意識に「みんなについていけない」と本人とみんな(周囲)とを比べてしまっていますが、大切なのは、子どもを横軸(周囲との比較)ではなく、縦軸(本人の成長度)で見てあげることです。

そのように思えれば、「みんなについていけない」という不安自体が存在しなくなるので不安や焦りもせずに済みます。
不安や焦りがなくなれば自然と笑顔で過ごせます。
笑顔は周囲の相手にも波及します。
また、笑顔でいることでお子さんにも好影響です。
親がイライラと怖い顔をしたり、悲しい顔をしているのを子どもはしっかりとみています。
「親が怖い顔(悲しい顔)をしているのは自分のせいだ」と思い、ストレスを溜めこんだり、自分を傷つけたり、相手を傷つけたりします。

でも子どもを縦軸でみることで、お子さんを追い詰めることもせずに済みます。

生まれた瞬間に不登校の要素を持って生まれてくる子どもは一人もいません。
子どもは誰かの影響があって性格が形成されていきます。
「生まれつき」なんてことはないのです。

その「誰かの影響」とは「誰」なのでしょう。
当然、生まれてから今まで一番長く一緒に生活している「親」です。

親が子どもの成長に大きな影響をもたらしているとしたら!
子どもに変わって欲しという願いを叶える手段はただひとつ、それは「親が変わること」です。
投稿日:2018-04-04
返信 17
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「自分を変える」

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。
そして、変えていくのです。

一方で、自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。
投稿日:2018-04-04
返信 18
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そして、子どもの「自己肯定感」を高めること。
そして、そのために子どもを「信じること」です。
投稿日:2018-04-04
返信 19
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。~

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2018-04-04
返信 20
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
【ピグマリオン効果】

■まずは、信じることから始めてみよう

ピグマリオン効果って聞いたことありますか?
教師期待効果とも言われます。
AグループとBグループ同じぐらいの学力の2つのクラスについて、先生にAグループは優秀な生徒の集まりでBグループは成績の悪い生徒の集まりだと伝えました。
するとAグループは成績が上がり、Bグループは成績が振るわなかったという結果が出ました。
先生の思い込みが生徒達の成績につながったのです。
大人でも子どもでも誰かに期待されていると意欲が引き出されるのです。

■ピグマリオン効果を利用して、子どもの才能を開花させる
この効果は子育てにも活用することができます。
親自身がまずは「この子ならきっとできる!」と自分自身に言い聞かせましょう。
親自身が不安に思っていたら、子どもにもそのまま伝わってしまいます。
親が信じることができたら、子どもに「あなたならできるよ」と声をかけてあげてください。
親にそう声をかけられた子どもは自分を“できる”と信じることができ、本当にできてしまうものなんです。

■「できるわけがない」「どうせ失敗する」と、ネガティブな暗示をかけてはいけない
「できると信じたいけど、この子にはやっぱり無理だわ」「できるわけがない」「どうせ失敗する」などの親の声も聞こえてきそうですね。
これは子どもに対して「あなたはできない子」と暗示をかけてしまっているようなものなんです。
親から“できない子”という暗示をかけられた子は、失敗する確率・できない確率も上がってしまうのです。
だから今日から子どもに不安を与えるような言葉は子どもに言わないと決意しましょう。

■親が「大丈夫!」とやさしく微笑めば子どもは安心して進んでいきます
親は「大丈夫!あなたならできるよ」はと声をかけましょう。
自分は一人じゃないという安心感が得られ、それが子どもにとって最大の自信となるのです。
自信があればいろんな事にチャレンジすることができ、さらに自信を育てることができます。
自信のスパイラルです。
始まりは、親の「あなたならできる」と信じてあげる心からなのです。
子どもが立ち止まっているとき「あなたならできるってお父さん(またはお母さん)は信じてるよ」と声をかけてあげましょう。

ご理解頂けましたでしょうか
今日から、「失敗するよ」という口癖を、「あなたならできるよ」に変えてみましょう。
投稿日:2018-04-04
返信 21
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
色々本を読んだりネットで調べたりして頭では分かっていたつもりですが、なかなか行動に移せません。
実は明日が始業式で、息子も行くような事を言ってはいますが去年の失敗を思い出してしまい、怖くて怖くて…
投稿日:2018-04-04
返信 22
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
今日が始業式ですね。
お子さんは行きましたか。
前回もお伝えしたようにまずは信じること!
「信は力なり」です。

万が一、行けなかったにしてもそれは原因があるからです。
悲観せずに「次」に目を向ければいいのです。
そして、その原因を丁寧に一つずつ解決していくことに集中しましょう。

怖さを乗り越えたときにちぃさんが親としてまた成長されることでしょう。
投稿日:2018-04-05
返信 23
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
また、本やネットで調べることはとても大切なことです。
その積み重ねが将来につながります。

そして、知り得た知識を「実践」に移すことがとても大切です。
「知行合一」という言葉をご存知でしょうか。
知識と行為は一体であるということ。
本当の知は実践を伴わなければならないということ。
・・・という意味です。

要するに実践を伴わなければ知識は役に立たないということです。

怖さを乗り越えて勇気を出して一歩踏み出してくださいね。
投稿日:2018-04-05
返信 24
ちぃさん
支援センターさんへ削除
始業式には参加できませんでしたが、クラス替えを見てきました。
実は休んでる2年間の間に太ってしまい、制服もきつく本当はそのまま式に出る予定でしたが無理でした。
帰りに「今年行けそうなら制服とか買うよ」と言うと「うん」という返事だったので買いに行きました。「買ったからと言って無理に続けて行かなくてもいいよ。少しずつ、自分のペースでね」と言うと「ありがとう」と返事がありました。
私は制服を買い替えるのには抵抗はなかったのですが、息子に「ごめんね」と言わせてしまったのが逆に申し訳なく…
続けて行く事は無理かもしれませんが、できる限りのサポートはしたいなって思いました。
投稿日:2018-04-05
返信 25
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
それでいいのです。
クラス替えを見てきた。
制服を買うよと言ったら「うん」と言ってくれた。

小さな一歩かもしれませんが、意味のある深い一歩です。

何よりも「ありがとう」の言葉がすべてを物語っていると感じますよ。

「ごめん」と言わせてしまったことに焦点を当てるよりも、それらのことに焦点を当ててみませんか。
投稿日:2018-04-05
返信 26
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
確かに去年の今日とは明らかに違う息子の態度や返事に気づく事ができました。
まだクラスに入ってないですが、放課後また学校に顔を出してきました。
明日行けるかどうかは分かりません。
でも期待せずにはいられなく、もし明日行けない、となったら怒ったりガッカリしそうな気がして…どんな風に考えを持って行けば、息子を傷つけず、逆戻りしないようにできるのでしょうか…
投稿日:2018-04-05
返信 27
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
我が子の言動や成長に一喜一憂するのはわかります。
でも、もう少し高い位置から俯瞰して見守ってみませんか。
「返信5」の「親」の文字のことを思い出してくださいね。
投稿日:2018-04-06
返信 28
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「どんな風に考えを持って行けば、息子を傷つけず、逆戻りしないようにできるのでしょうか」・・・とのことですね。

こう考えてみたらどうでしょう。
「三歩進んで二歩下がる」

この言葉の意味をまずはご自身で解釈してみてください。
投稿日:2018-04-06
返信 29
ちぃさん
支援センターさんへ削除
三歩進んで二歩下がる…あんまり進んでないように見えても、一歩ずつ進んでるのですね。また、「親」という字…確かに小学校の時に習った時に、その説明で習いました。
今日は制服に着替えて準備をし、家の玄関を出る直前で断念していまい、それを見ていた私は「ママは仕事に行ってくるね」と不機嫌になり家を出てしまいました。
今日はいつもしている残業をやめ、家に帰ると出迎えてくれ、その後私の後ろをずっとついて歩いてきました。
その姿を見ただけで、「きっと私がまだ怒ってると思ってそうしてるんだな」と思い、息子の不安が伝わってきました。同時に朝の態度を後悔しました。
その後、息子に「正直に教えてほしいんだけど、教室に入りたいって思ってる?」と聞くと私に背中を向けていた息子は強く頷きました…「今日、行けば良かった」と息子が言ったのを聞いて辛くなりました。
本当は行きたいのに、多分勇気がなくて行けない。
「来週は行けそうかな?」と聞くと「うん、絶対行く」と言うので、その言葉を信じ、月曜日は後押ししてあげようと思いました。…が、後押しの方法が思いつかず…
とりあえず土日はリフレッシュしようと思います。
行きたがってる息子に何とかしてやりたいのですが…何もしない方がいいんでしょうか?
学校の先生は「必要なら迎えに行きますよ」とも言ってくれていますが、それはしない方がいいんですよね。息子は「行きたいんやし、特別扱いみたいなのはしてほしくない」と言ってたりもします。
見守る程度でいいのでしょうか?
投稿日:2018-04-06
返信 30
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
先生から迎えに来ていただけるという言葉をいただいたことはありがたいですよね。
それに対しては感謝の想いを抱きつつも、お子さんが「特別扱いはして欲しくない」という意見がありますのでそれを尊重しましょう。
先生にも感謝と理由を伝えましょう。

見守る程度・・・と考えてしまいますが、この「見守る」が出来ない親御さんが多いのです。
簡単なようで子育大切かつ難しいことです。

まずは見守るを極めましょう。
投稿日:2018-04-07
返信 31
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
あと・・・子育てに大切なことは「心に遊び」を持つということです。

車のハンドルには遊びがありますよね。
子育ても同じです。
投稿日:2018-04-07
返信 32
ちぃさん
支援センターさんへ削除
心に遊び…なかなか難しいですよね。
今日息子は「やっぱり学校に行きたくなくなってきた」とつぶやきました。
息子の学校に対する一言は、いい事であっても悪い事であっても重く受け止めてしまいます。
「月曜日から行く」と聞いた時はその後ルンルンで過ごしましたが、「行きたくない」と聞いてからはドンヨリしてしまっていて、多分こんな様子を息子は見ているのか、辛そうな顔をしていました。
一回だけでも学校に行ってクラスに顔を出してから「行けない」のなら私も次の過ごし方を考えれるのですが、何もしないでそう言われると、つい口を出してしまいます。見守る、というのは、こういう時に過剰に反応しない方がいいのでしょうか?
投稿日:2018-04-07
返信 33
ちぃさん
支援センターさんへ削除
追加でもうひとつです。息子は「行く」と言って行けなかったりすると、後から「行けば良かった」と後悔しているので、行かせた方がいいと思うのですが、多少強引にでも連れていった方がよいのでしょうか?
投稿日:2018-04-08
返信 34
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
よく勘違いをされる親御さんが多いのですが、「見守る=何もしない」ではありません。
過剰に反応せずに、「行ける」ように支援することです。
行けない原因を親子で話し合い、その原因の解決に向けて何をどうすればいいのかも話し合うのです。

行けるための小さな目標を作り、ひとつクリアしたら親子で喜び、その次の目標(ハードル)を設定する。
その積み重ねですよ。
投稿日:2018-04-08
返信 35
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
したがって、強引に連れていくことには反対です。
そこからは何も生まれません。
以前、カウンセリングをした不登校の高校生は、中学校時代に父親にパジャマのまま強引に学校に連れて行かされてそれがトラウマとなって、結局、その後も通えず、大学になっても不登校は続きました。
投稿日:2018-04-08
返信 36
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
結果的にいまは就職もせずに親の仕事(農家)を時々手伝っています。
その子のはお姉さんと妹がいましたが、その2人も不登校でした。
すべては親が強引に登校を促した結果です。

一見、早く解決しそうな強引な方法は結局、問題を長引かせ、親子の絆も壊れてしまう結果になるのです。
投稿日:2018-04-08
返信 37
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昨日息子は自分で歩いて学校へ行き、クラスに入る事もできました。半日だったので何とか過ごせたようです。
でも今日は朝起きてから「行かない」と…
行かせようとも思いましたが、無理やりはダメだと思い、「分かったよ」と答えました。
「一日置きに行ってもいい?」と聞かれましたが、最初はそういうのでもいいのでしょうか?続けて行かせなくてもまた行きづらくなったりしないのでしょうか?
投稿日:2018-04-10
返信 38
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
一日置きで良いのです。
大事なのはお子さん自身が自分から言って来たこと。
これはとても称賛できます。
まずはそのことを褒めましょう。
そして、行けた日は共に喜びましょう。

親の笑顔が子どもにとっては一番の特効薬ですよ。
投稿日:2018-04-10
返信 39
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
まさにこれが「三歩進んで二歩下がる」ですよ。
投稿日:2018-04-10
返信 40
ちぃさん
支援センターさんへ削除
そうなんですか。
今気づかされました。
私はついこの間まで(息子が学校に行きたいと言い始める前まで)「今は行けなくても、まだまだ息子の人生は長い。半分も生きていない。大人になるまでに社会に出れるようになればそれでいい。無理して命を絶ったりするより、元気でいてくれたら、いつか今の出来事が思い出になる」と考えるようにしていました。だから、学校に行けてなくても家では笑顔でいる息子と話をよくするようになり、私自身も笑顔で息子に接していたと思います。

ところが、1度学校に行くと言って何度も学校に足を運ぶ息子を見て期待が大きくなりすぎていたのかもしれません。
今日もこうして休んだ息子を見て、「明日は行ける?」とか「少しは勉強したの?」とか見守るどころか責めたような感じになってしまいました。ふて寝してしまった息子を見て後悔しています…
息子を理解しているつもりが、全然できていない自分が情けなく、自分の元に生まれてきたせいで辛い思いを子供達にさせてしまってるんだと思うと涙が出てきます。
学校へ行ってない間も息子は日々成長し、感情もコントロールできるようになって偉いね〜、とついこの前まで褒めていたのに、今はまた息子を責めてしまっている。学校の先生も「今までの事を考えてみても、すごく進歩したと思いますよ」と言ってくれてるのに、もう中3で、時間がないと私1人で焦り、結局息子のやる気をまた無くさせてしまいました…また親子の信頼関係を作る所からやり直しです。友達を作りたいと言っている息子に「だったら学校に…」と言ってしまいます。
親失格です。息子には親は私しかいないのに、こんな頼りない親しかいないなんて…
息子が起きたら謝ろうと思います。自分のペースで進んでもらうのがいいんですよね。
今は後悔しかしていません…
投稿日:2018-04-10
返信 41
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
あまりご自身を責めないでください。
「親失格」なんてこともありません。
本当に失格した親ならこのように掲示板にご相談されていないはずです。
「何とかしたい。だから相談」という思いがある限り親としては失格ではないのですよ。

しかも、ちぃさんはつい最近まではお子さんとの会話では十分対応されていますよね。
それを思い出してください。
それが本来のちぃさんのお姿です。
新しいことをするのではなく、「本来の自分」に戻ればいいのです。

そのことで子どもの自己肯定感を高めてあげてください。
投稿日:2018-04-11
返信 42
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。~

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2018-04-11
返信 43
ちぃさん
支援センターさんへ削除
今日は、学校へ送って行きましたが、先生に会うだけで帰ってきました。
去年はそれすらできない状態だったので、自分で制服に着替えて家の外に出れるようになった息子は、周りの人から見たらまだまだなのかもしれませんが、私や先生からしてみたら「すごい進歩」なのかもしれません…。
息子は学校へ行くなら朝から、という考えがあるようで、途中からは行けないと思っています。でも、そうやって少しずつ行けるようになってきた事を今日は認める感じで言うと、笑顔になりました。
学校で1日過ごす、と考えると笑顔はなくなってしまうのですが、2年間も行ってないのだから当然ですよね…
見守る、のやり方が具体的に分からないのですが、余計な事を言わないでいたら大丈夫でしょうか?
投稿日:2018-04-11
返信 44
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
見守る・・・ってどうすればいいのか、なかなかイメージがわかないですよね。
そのようなお悩みの親御さんは多いです。
それは、マニュアルがないから。
お子さんごとに見守り方が違うからです。

大前提は「過保護」でいいのです。
過干渉はよくないですが・・・。
この件に関しては「返信14」を参照ください。

そして、子どもを縦軸で見てあげることです。
他の子と比べるのが横軸で見ることになります。
この点は以下にまとめています。
投稿日:2018-04-11
返信 45
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
親が変われば子も変わる(縦軸・横軸)

「勉強をしていないことでみんなについいけない」という不安は大いにお察しします。
親としては焦りますよね。

しかし、一方でそのようなスタンスがすべてに出ていてお子さんをイライラさせているのかもしれませんよ。

「そのようなスタンス」とはなにかわかりますか。

それは周囲と比べることです。
「周りについていけない」と無意識に思ってしまっているのかもしれませんが、心配すべきは周囲にくらべてどうかではなく、本人の学力が以前と比べてどうなってしまうのかと言う問題ですよね。
似てるようで受け取る側からすると大きく違いがあります。

今回、無意識に「みんなについていけない」と本人とみんな(周囲)とを比べてしまっていますが、大切なのは、子どもを横軸(周囲との比較)ではなく、縦軸(本人の成長度)で見てあげることです。

そのように思えれば、「みんなについていけない」という不安自体が存在しなくなるので不安や焦りもせずに済みます。
不安や焦りがなくなれば自然と笑顔で過ごせます。
笑顔は周囲の相手にも波及します。
また、笑顔でいることでお子さんにも好影響です。
親がイライラと怖い顔をしたり、悲しい顔をしているのを子どもはしっかりとみています。
「親が怖い顔(悲しい顔)をしているのは自分のせいだ」と思い、ストレスを溜めこんだり、自分を傷つけたり、相手を傷つけたりします。

でも子どもを縦軸でみることで、お子さんを追い詰めることもせずに済みます。

生まれた瞬間に不登校の要素を持って生まれてくる子どもは一人もいません。
子どもは誰かの影響があって性格が形成されていきます。
「生まれつき」なんてことはないのです。

その「誰かの影響」とは「誰」なのでしょう。
当然、生まれてから今まで一番長く一緒に生活している「親」です。

親が子どもの成長に大きな影響をもたらしているとしたら!
子どもに変わって欲しという願いを叶える手段はただひとつ、それは「親が変わること」です。
投稿日:2018-04-11
返信 46
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
見守るとはただ単に黙って見ているということではありません。
また、褒め方・叱り方にも工夫が求められます。
投稿日:2018-04-11
返信 47
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」

自信を持つことは「自分を信頼する」=「自分を好きになる」こと。
心理学では…「自分を愛する以上に他人は愛せない」といいます。
自分を愛することが出来れば他人も愛することが出来きます。
他人を愛せればまた他人から愛をもらえてそんな自分を愛することが出来るのです。
愛情のプラスのスパイラルはそこから始まります。

自信を持てない子はどうなるか?
自信を持てないとちょっと嫌なことがあると挫けてしまい挫折感を様々な形で表現するようになります。
例えば…いじめっ子には「自信がなく自分のことが嫌い」という心理的共通点があります。
また、不登校や引きこもり、非行、暴力などは、自信が持てない子が追い詰められて発するSOSのサインとも言われています。

子どもは幼児期なると何かを作って「出来たぁ!」と見せに来たり、何かをするときに「見ててねぇ~!」と言って来たりすることが増えます。
これは子どもが憧れの存在である親に対して、「近づきたい」「認めて欲しい」と思うようになった証拠と言われています。

自信を育むためには「認める」ことが重要になってくるのです。
子どもがやってみせたことは例え上手に出来なくても「頑張ったね」と認めてあげることが大切。
この「認める」という行為は幼児期の子どもに対してだけではなく、これからの子育てにもずっと必要なことです。
大人だって認められたら嬉しいのですから、子どもが親から認められたらその嬉しさは相当なものでしょう。

保育園や幼稚園、また学校に入ると「他の子の方がよくできる」と思う場面が多々あります。
でも他人との比較(=横軸)で見るのではなく、本人の過去、現在、未来との比較(=縦軸)で見てあげることが必要です。
優れている点しか認められずに育つ子は真の自信を持てません。「ほめて育てるは」は時に逆効果の場合もあります。

要するに、その子の存在自体を認めてあげることをしないと、存在への安心が極端に欠けている子ども…つまり「自分は存在価値のない人間だ」という子どもになってしまうのです。
ほめられることで自分の存在価値を理由づける子どもは、ほめられている間は良いのですが、ほめられなくなると存在価値を失ってしまいます。だからほめられることだけに全精力を注ぐのです。そのために自己主張したり反抗したりすることが出来なくなるのです。これが、いわゆる「過剰適応」の状態です。

その結果、手の掛からない聞き分けの良い「良い子」になります。
一見、結構なことじゃないかと思いがちですが、これは良い子は良い子でも、大人にとっては「都合が良い子」だけです。
大切なのは「認める」こと。
自信は「認める」ことで生まれ「体験」を通して強くなるのです。

情報だけの学びはもろいものです。
例えば…昆虫を図鑑で見て知識だけを蓄えても、知識を忘れてしまえば同時に自信も失ってしまいます。
一方、昆虫を実際に野原で観察したり触ったりする「体験」は、強く知識として記憶されて忘れない「財産」となります。
…と同時に「生き物を扱う」という「知恵」にもなり身につくはず。
情報だけの学びよりも体験の学びが自信を強くするのです。

前置きがだいぶ長くなってしまいました。そろそろ本題に入ります。
※例として幼児期の子どもに対する内容も含まれていますが、現在のお子さんに照らし合わせて、今後の子育ての参考にしてください。

子どもの自信の芽を伸ばす「ほめ方4ヵ条」

●「ほめ方 その1」~「結果」ではなく「頑張り」を認める!
例えば…嫌いなにんじんを少しだけ食べたとき。
×→「にんじんを残しちゃったね。次は全部食べようね」
○→「昨日よりにんじんがちょっと食べられるようになったね。がんばったね」

がんばれる子どもに育てるには結果ではなく「がんばった過程」を認めてあげる必要があります。
結果ばかりほめられた子どもは結果主義になりがちです。
結果主義は挫折を招きやすいのです。
将来、努力したのに勉強の成績が落ちたときに、「もう自分はダメな人間だ」と思ったり、「どうせいい学校には入れないのだから努力してもムダ」と努力そのものを否定したりするようになる可能性もあります。子どもには「どんなときでもがんばっていれば親は見守って応援してくれる」…と言う気持ちを持たせることが必要なのです。

●「ほめ方 その2」~「人格」よりも「行動」をほめる!
例えば…お友だちにおもちゃを貸してあげられたとき。
×→「貸してあげられてエライね。いい子だね」
○→「ちゃんと貸してあげられたね。いいことをしたね」

厳密に言えば人格と行動は切り離せないものです。
でも親は行動に注目してほめることが大切なのです。
行動をほめられると、「いいことをすると気持ちがいいな。もっといいことがしたいな」…と考えるようになります。
一方、いつも「いい子ね」などと言われていると、何かを決定するときに自発的な気持ちではなく、親からいい評価を得られるかどうかが選択の基準になってしまいます。
また過剰に人格をほめると万能感を持った子どもになってしまいます。

●「ほめ方 その3」~「ほかの子」と比較せず「その子自身」を認める!
例えば…公園の鉄棒にぶらさがって遊べたとき。
×→「○○ちゃんは出来ないのに、あなたは上手に出来たね」
○→「この前は出来なかったのに、今日は上手に出来たね」

叱るときはほかの子と比較しないように出来ている親も、ほめるときはほかの子と比べてつい「みんなよりも上手にできたね」と言ってしまいがちです。
でもほめるときもほかの子と比べずにわが子の成長を認めてあげることが大切です。
「昨日よりも早くできたね」「前はひとりでは出来なかったけど今日はひとりでできたね」などと比較対象は過去のわが子に対してすることが原則です。
そうすることで将来、他人との競争で勝ち負けを判断するのではなく、「自分がどれだけがんばっているか」で自己評価が出来る子になれるのです。
特に兄弟姉妹と比較した言葉は結果的に両者を傷つけることにも繋がるので注意が必要です。

●「ほめ方 その4」~「エライ」ではなく「役立った」と伝える!
例えば…食事の準備で食器運びを手伝ったとき。
×→「お手伝いできてえらいね」
○→「お手伝いしてくれてありがとう。ママ助かったわ」

お手伝いをほめるときは…「○○ちゃん、良く出来たね」などと主語が「こども=YOU」になっているケースが多いです。
この主語を「親=I」に変えて「ママ助かったよ」と言ってみると良いでしょう。
これは「Iメッセージ」といいます。
子どもは「親の役に立った」と思うこと自信に繋がり、「もっと役に立ちたい」という気持ちが芽生えます。
このことが将来、社会貢献を意識する土壌となるのです。
「親の役に立ったら親が喜んでくれた。自分も嬉しい」…と言う体験は「人にお役に立つ喜び」を知る原点にもなり、いずれ「誰かの役に立ちたい」と思う気持ちに変化して集団生活の中でも生かされるはずです。
投稿日:2018-04-11
返信 48
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
自信の芽を摘まない「叱り方4ヵ条」
※例として幼児期の子どもに対する内容も含まれていますが、現在のお子さんに照らし合わせて、今後の子育ての参考にしてください。


●「叱り方 その1」~「人格」を否定せず「行動」を注意する!
例えば…友だちに意地悪をしたとき。
×→「友だちに意地悪をするなんて悪い子ね!」
○→「友だちに意地悪をすることは悪いことよ。」

「叱るときは行動を叱る」が大原則です。
悪いのは「したこと」であって「それをした子」ではありません。
人格を否定するようなことはしないことが大切です。
それを意識していないと…「悪い子だね!」「○○くんは乱暴だね!」などとうっかり言ってしまいがちです。
大人が人格を否定されたら傷つくように子どもも傷つきます。
更に子どもは「自分は悪い子なんだ」と劣等感を持ち「自分は悪い子だから自分のことが嫌いだ」と自信を失い自己肯定感が育たなくなります。

●「叱り方 その2」~「永久言語」ではなく「一時言語」を使う!
例えば…食事中に集中せずごはんをこぼしたとき。
×→「いつも、いつもごはんをこぼして!ちゃんと見て食べなさい!」
○→「(うっかり)こぼしちゃったのね。ちゃんと見て食べようね。」

「いつも」「必ず」「絶対」「みんな」などの言葉を「永久言語」と言います。
「たまたま」「珍しく」「時々」「うっかり」などの言葉を「一時言語」といいます。

叱るときに永久言語を多用していると子どもの心理としては、「自分はいつもできない」「自分はみんなより劣っている」と思い込んでしまいます。
でも本当は「いつもできない」ではなく「まだできない」が正しいのです。
また「みんなはできるのに」ではなく「できる子もいる」程度でしょう。
叱るときは…「(うっかり)そういうことをしちゃったんだね」、「(たまに)こういうことをしちゃうことがあるね」…という一時言語を使うように心掛けましょう。

●「叱り方 その3」~「感情的」に怒らず「冷静」に諭す!
例えば…テーブルに落書きをしたとき。
×→「どうしてそんなことするの!もういい加減にしてよ!」
○→「テーブルは描いちゃいけないところなんだよ。次は紙に描こうね」

感情的なってしまうと「叱る」ではなく「怒る」になりがちです。
怒りがエスカレートしそうなときは、「子どもから離れて落ち着いてから叱る」を心掛けてみましょう。
親が怒ってばかりいると子どもは、怒ることで他人を制御しようとする子になる可能性があります。
また勢い余って「もうそんな悪い子はうちの子じゃありません!」などは絶対にタブーです。
特に幼児期の言語理解力では「例えの表現」だとは分からずにそのままの意味として捉えてしまう可能性が高いからです。
「そんなことするとお友だちに嫌われるよ」などと脅すような言葉も、その意味を素直に吸収して萎縮してしまう可能性もあります。
萎縮して周囲の顔色ばかりうかがうようになってしまっては自信も芽生えません。

●「叱り方 その4」~「命令」は「提案」に言い換える!
例えば…出かける前におもちゃを片付けないとき。
×→「もう出かけるわよ!さっさと準備しなさい!」
○→「そろそろ出かけたいから準備しようか」

いつも命令口調で子どもを強制的に従わせていると、子どもは指示されないと動けない、いわゆる「指示待ちの子」になってしまいます。
あるいは親を真似て他人に高圧的な言葉を使うようになってしまいます。
子どもにさせたいときは出来るだけ提案型で伝える習慣を心掛けましょう。
または…「○○がいい?それとも××がいい?」と選択肢を与えることも効果的です。
「自分で決めた」と感じさせる経験を積ませるのも指示待ちの子にしないための方法なのです。
投稿日:2018-04-11
返信 49
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
ほめて育てる…は逆効果
「ほめて育てる」ことは子どもにとっては逆効果!…そんな場合があります

今、子どもたちの中で問題となっていること・・・それは自己評価の極端な低さです!
内閣府の調査によると、「日本の子どもはアメリカや韓国・中国の子どもと比べ自己評価が低い」とのことです。

自己評価は英語では「self-esteem」…自己肯定感とか自尊感情と言われることもあります。これは単なる「自信」とは違います。
自己評価とは自信があるとか、ないとかと言う以前のレベルで、「自分は生きている意味がある」「存在価値がある」「大切な存在だ」「必要とされている」…という感覚のことです。

今の子どもたちは、この「自己評価」が低い傾向にあります。
「どうせ僕なんか~」「どうせ私なんか~」・・・この「どうせ~」という言葉が出たら相当、自己評価が下がっていると見ていいでしょう。そのような場合はしばらく叱ったりするのをやめて徹底的に話しを聴いてあげることが大切なのです。

この「自己評価」は二段階に分かれています。

第一段階は「存在に対する安心」
つまり…「自分はここにいて良いんだ」「ありのままで良いんだ」「存在価値があるんだ」「いらない人間なんかじゃないんだ」…という感覚。
これは親が自分の存在を喜んでくれるということから育まれます。

第二段階は「能力に対する自信」
これは…「勉強が出来る」「スポーツが出来る」「お手伝いが出来る」…という自分の能力に対する自信。
これは周囲の人からほめられることで育まれます。

普通、自己評価とか自信とかいうと第二段階の方を問題にする傾向があります。自信のない子に自信をつけさせるために「ほめて育てる」ということをしがちです。でもこの効果があるのは、あくまでも第一段階の自己評価が十分育まれていることが前提です!それが欠けている子どもに対しては「ほめて育てる」ことは逆効果になる可能性もあるのです。

なぜ逆効果なのでしょうか?
存在への安心が極端に欠けている子ども…つまり「自分は存在価値のない人間だ」という子どもは、ほめられることで自分の存在価値を理由づけます。ほめられている間は良いのですが、ほめられなくなると存在価値を失ってしまいます。だからほめられることだけに全精力を注ぐのです!そのために自己主張したり反抗したりすることが出来なくなります。いわゆる「過剰適応」の状態です。

その結果、手の掛からない聞き分けの良い「良い子」になります。
一見、結構なことじゃないかと思いがちですが、でもこれは良い子は良い子でも、大人にとっては「都合が良い子」なだけです。本人にとっては常にほめ続けられなければ不安になり休むことも出来ず常に全力疾走!

当然、そのうちに息切れを起こします。ひたすらにほめられ続けられて、どんどん過大な役割を求められ、ついには頑張れなくなります。
だれにも相談出来ずにやっとの思いで親や教師に相談しても「まぁ~大変だけど頑張れ!」としか言ってもらえず、「これ以上、頑張れないから相談したのに、まだ頑張らなきゃいけないのか」と絶望するのです。そう思ってしまった時は深刻な危機が訪れます。

「これ以上、頑張れない。期待に応えられない自分は存在価値のない人間だ」そんなふうに思いつめて自殺を図ったり苦しさのあまりに周囲に危害を加えるようになってしまう可能性もあります。

大切なのはほめておだてることではありません。子ども自身の存在を認め、喜び、「生まれてくれてありがとう!」と心から思えるかです。
投稿日:2018-04-11
返信 50
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そして、以下も参考にしていただけると思います。
投稿日:2018-04-11
返信 51
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
子どもの自我を伸ばす方法
※以下は4歳児について書いていますが、思春期以降の子どもにも十分に共通して言えることです。

子どもの自我が芽生えてくるのは4歳代…といわれます。
そのキーワードは…「見守り、共感する」

まず…4歳児の特徴として、この頃になると友だちに関心を持つようになり、親がついていなくても子どもだけで遊べる時間も増えます。
また4歳の後半になると「順番」「約束」が理解できるようになり、相手の気持ちも分かるようになって自分の自分をコントロールする力を身につけ始めます。
子どもがこれらの力を自分で試して育てていくには、親が少し距離を置いて待ってあげることが必要。

「親」という字は…「木」の上に「立って」「見る」と書くように、子どもの行動を見守ることが大切な時期だと思います。

今までは子どもと手をつないで出掛けていた散歩も、これからは子どもの後をついていくという姿勢も大切かもしれません(もちろん安全の確認は怠らず!)。
そうすると子どもは自分で面白いものを見つけてそれを教えてくれるようになります。それも親としては楽しみのひとつ。

育児書などで、「幼児にはたくさん刺激を与えると子どもは伸びる!」…ということから親が子どもにあれこれと体験させて子どもの行動に対して「よく出来たね」と声を掛けるケースが少なくありません。
でもこれは「共感」ではなく「評価」。

常に評価を与え続けると子どもは親の評価ばかりを気にし始めてしまいます。
「ママやパパが喜ぶことが自分のしあわせ」と思うようになってしまう可能性もあるのです。
大切なのは…「自分の人生は自分が主人公!」という感覚を養うこと。

ほめてあげることはもちろん大切!でもこの「評価」は時として子どもにとって必ずしもありがたいことではないのです。
だから親が「あれをやってごらん、これをやってごらん」と働きかける必要はありません。

子どもは今の自分に必要な活動を自分で選び自分で自分を成長させる能力を持っています。
大切なのは子どもが安心してやりたいことが出来る自由な環境を用意した上で、「この子は今、なにがしたいのかな?」と見守る、そんな関わり方。

もちろん、子どもが親とのコミュニケーションを求めているときには、見守ることから応じることに切り替える必要もあります。
その際も子どもが何かに夢中なときには干渉せずに一歩引いて!
そして何かを成し遂げたときには…「じょうずね」…ではなく「やったね!」…と一緒に喜ぶといいかもしれません。

まとめると…
・子どもが興味を持ったことを一緒に楽しむ。
・いろいろなことが出来るような環境を用意してあげる。
・「ほめる」よりも「一緒によろこんであげる」
投稿日:2018-04-11
返信 52
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
子どもの自我を伸ばす【ケーススタディ編】
上記では…子どもの自我が芽生えてくるのは4歳代…というテーマでそのキーワードは…「見守り、共感する」ということをお伝えしました。
ただし、「見守る=手を出さない」のではなく、「子どもの気持ちに添う」ということも大切なポイント。
そのために親はどんなふうにサポートすればいいのか、日常の「こんなケースの場合は?」という事例に基づいてお伝えします。

●ケース1
Q.「自分で着替えられるのにグズグズ…。そんなときに親は手を貸してあげた方がいい?」
A.「最後の仕上げを子どもにさせて達成感を味わえるように!」

4歳くらいになると何でも自分でやりたがります。でも…すべてを自分でやると時間も掛かるし大変な思いもします。下手すると失敗ばかりして自信を失ってしまう場合も考えられます。そんな時は…途中まで手伝ってあげて「最後は自分でやってごらん」と促して自分で仕上げる気持ちよさを味あわせてあげると良いでしょう。最初から最後まで子どもにやらせることにこだわるよりも「こうすればうまく出来るんだ」と過程を一緒に楽しむことも大切です。

●ケース2
Q.「お友だちにと一緒に遊びたいのになかなか“入れて”と言えない。 そんなとき、大人が代弁してもいいのか?」
A.「自分で言えるようになるためにまずは大人が手本を見せてあげる!」

まずは子どもが本当に一緒に遊びたいのかを見極める必要があります。仲間に入らなくても子ども自身は困ってない場合もあるので一緒に遊びたい気持ちが強いのにそれを言えない場合には、親が代わりに言ってあげる程度でいいのです。
「入れてくれるかな」→「うん、いいよ」→「ありがとう。いいって。良かったね」
…そんなやり取りを見せてあげることで子どもは「こう言えばいいんだぁ~」と学ぶことが出来るのです。子どもが出来ることや望んでいないことに手を出すのはやり過ぎになりますが、やりたいのに出来ない場合は手を貸してあげても構わないのです。

●ケース3
Q.「危ないことや難しいことをやりたがる場合は?」
A.「手を添えたり教えたりしながら子どもにやらせてあげる」

4歳頃になると親や年上の子どものしていることを見て「自分もやる」と言って難しいことをしたがるケースが増えてきます。子どもは難しいことに挑戦して徐々に出来ることを増やしていくので、むげに否定したりせずに「やりたい」という気持ちを汲んであげることも必要。
例えば…包丁を使いたがるときも親が手を添えてやらせてもいいし、手本を見せながら子どもに切らせてあげてもいいかもしれません。
「ほら、こんなふうに持つと上手に切れるよ」「左手はこうやって添えながらやるんだよ」…と丁寧にひとつひとつ教えてあげましょう。
もしも出来なかった場合も「ちょっと難しいね。少しずつでいいからうまくなるといいね。でも、お手伝いをしてくれようとしてくれたことは嬉しかったな」…と、子どもが難しいことに挑戦しようと思った気持ちは否定しないようにするといいでしょう。

●ケース4
Q.「好きなこと、得意なことばかりやって苦手なものには手をつけない」
A.「好きなこと、得意なことを十分やらせた後で“これもやってみようか?”と誘ってみる」

親としては「苦手なことは克服させなければ!」と思いがちですが、この時期は苦手なことにチャレンジばかりさせて出来ないで自信を失わせるよりも、なにかひとつでも得意なことがあればそれをもっと伸ばしてあげた方がいいです。実際に社会に出ても満遍なくいろんなことが出来るよりも、何かひとつでも得意なことがあるということを求められる場合が多いです。
まずは得意なことをやらせて、その後で苦手なことも「こっちもやってみようか」…と無理強いにならない程度に誘ってみましょう。
好きなことや得意なことを存分にやった後の方が「それもやってみようかな」という気持ちになりやすいのです。

●ケース5
Q.「子どもの答えが間違っているときの上手な訂正の方法は?」
A.「子ども自身が間違いに気づくヒントを出してあげる」

子どもの間違った答えに対して、頭から「間違ってるでしょ!」…などと言っては子どももがっかりしてしまいます。
「そうかな?もう一度考えてみようか?」と促したり、ヒントを出すことで「あっ、そうか!」と気づけるように手伝ってあげることがポイントです。
ただし子どもの気持ちを否定しないことが重要なので、本人が「これでいいの!」と言い張る場合は、「そうかぁ~そう思うんだね」といったん引き下がることもOK。時期を見てまた改めて教えてあげればいいのです。100点満点を目指すよりも80~90点を目指すくらいで丁度いいのかもしれません。

●ケース6
Q.「子どもが遊んで欲しいときなのにどうしても親が手を離せない場合は?」
A.「親の都合をきちんと伝えて分かってもらえるようにする」

親はいつもいつも子どもの要求に動けるわけではありません。4歳くらいの子どもにはそろそろそれを分からせていくことも大切。
例えば…子どもはご本を読んで欲しいと言ってきたけど、どうしても食事の準備もしなければならない場合は、「今、ママはこれをしなければならないの。でもこれが終わったら一緒にご本を読もうね」…と丁寧に伝えるといいでしょう。子どもの目を見て真剣に話すことで子どもも分かってくれるケースが多いです。
そして、「これが終わったら」と約束をしたら必ず約束は守ること!
親のそんな姿を見て、「出来ないときは“出来ない”と伝える」ことや、「約束は守る」ということを学んでいくのです。
もしも子どもが約束を忘れて他のことをしていたら、その他のことが一段落した段階で、「さっきお約束したご本を読もうよ」…と声を掛けてあげましょう。

…以上、日常のケーススタディをお伝えしました。

大切なのは…ひとりでやらせることを急ぎ過ぎず、出来ないことは親が手伝ってサポートしてあげること。
そして「自分で考えさせる言葉掛け!」です。
投稿日:2018-04-11
返信 53
ちぃさん
支援センターさんへ削除
色々ありがとうございます。
うちは亡くなった父親が過干渉でした。私は過保護の方の役を引き受けておりました。
父親が亡くなってから色々ダメだという人がいなくなったため、学校へも行かなくなったのかもしれません。
私が父親の役もしないと、と思い、厳しく言っても「今まで言わなかったのに」と言われたりして辛かった事を思い出しました。
学校へ行くとか行かないとかは本人に決めさせた方がいいのも分かってるつもりではいるのです。中2になってから「休ませてくれてありがとう。あの時無理に行ってたら、今頃僕は死んでいたかも」と言われ、2人で泣いた時もありました。
本人が決めた方がいいのは分かってるのですが、行かなかった事を後から後悔してほしくない…と思ってしまってつい口を出してしまいます。後悔するのも息子にとって経験の1つとなる日が来るのでしょうか?
高校からリセットしてやり直す、と息子は言っていますがそんな事、可能なのでしょうか?
息子を信じたい気持ちと、今踏ん張ってほしい気持ちとが私の中で葛藤しています。
投稿日:2018-04-11
返信 54
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
高校からでも、大学からでも、社会人からでも、いつでも何度でもリセットして再チャレンジはできます。
我々はそんな方々をたくさん見てきましたよ。
そもそも世の中に失敗などないと思います。
「返信7」のエジソンの話を思いだしてください。
このような考え方等をお子さんにも伝えてあげてください。
そして何よりも親がそのような思考になることです。
投稿日:2018-04-11
返信 55
ちぃさん
支援センターさんへ削除
息子が前向きになってきているのに、私は最悪のパターンしか考えていませんでした。
色々試して失敗する事が、息子にとってダメージになるのではないかと思っていたのも事実です。
息子を不登校になり始めた時から見てくれている中学の相談室の先生は「確実に成長してますよ」と言ってくれています。
確かに冷静に振り返ってみると、今までできなかった我慢ができるようになったり、出掛ける時は同級生と会わないような時間や場所だったりしていたのが、今は近くのコンビニや、散歩するのも学校の近くまで行ったりなど、私もビックリするくらいの変わりようだったな…と思います。
学校に対しても否定的なイメージしか持っていなかったのに、「行きたい」と言い出した事にも驚きました。
まだクラスに入った事は1度しかありませんが、今少し休んでる事でまた入れるようになるかもしれません。無理なら無理でその時に一緒に考えたいと思います。
今の私は焦りと不安で多分冷静になれてないような気がします。上の子も中学の時にあまり学校に行けてなく、中3になってから自分で決めて通い出しました。その時私は息子がまだ小さく手がかかったため、上の子が行くと決めた時も「行ってらっしゃい」という感じで、今のように思い詰めてなかったような気がします。
今の私は息子に執着し過ぎなのかもしれません。
そのせいで頑張ろうとしている息子にアレコレ言ってしまって、息子にまでマイナス思考がうつってしまっているような気がします。
明日の朝、息子は行くのか行かないのかまだ分かりませんが、なるべく顔に出さないように息子の決めた事を聞きたいと思います。
行ってほしいのはヤマヤマなんですけど…
投稿日:2018-04-11
返信 56
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
それらに気づいたのであればちぃさんは親として成長されているのです。
お子さんの成長と合わせ親としても成長をしていく。
そのプラスのサイクルが必ずいい方向に向かう原動力となります。

まずは「笑顔」を意識してください。
投稿日:2018-04-12
返信 57
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「笑う門には福来る」

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せに!
投稿日:2018-04-12
返信 58
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。上の子の時が学校へ復帰できた時の事を上の子に聞いてみましたが、やはり一人一人違うようです。息子も同じように「高校へ行きたいから学校へ戻る」とは言っていますが、上の子のように開き直って通えるメンタルはまだできてないみたいです。また上の子は家に居づらかったから学校へ行った、というのもありました。父親が娘の存在を完全に無視していたので辛かったそうです。リストカットの痕もたくさんありました。
息子はそこにまで至っていませんが、そうなる前に休ませる事ができて良かったのかもしれません…
あまり強く学校に行くように言ったりしないように、でも励ましたいと思います。
投稿日:2018-04-12
返信 59
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
一人ひとり違うという言葉は重いですね。
我々もそう思います。

リストカットに関しては我々で対処法をまとめたものがございます。
下のお子さんはそこまで至っていないとのことですが、万が一のために事前に対処法を知っておいていただくことも必要かと思います。
長いですので何回かに分けてご紹介しますね。
投稿日:2018-04-12
返信 60
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「リストカット対処法 はじめに」

最初に、リストカットをする心理的な背景を理解しましょう。
カミソリやカッターでリストカットすると、自分自身の中で渦巻いていたジリジリする気持ちが少しだけ抜けて内圧が下がります。
また、リストカットする時というのは「自分が変わりたい」という気持ちの表れであるとも言われています。
そのことを汲み取り「今、変わりたいんだね」と声を掛けてあげることも効果的です。

対処法としてはまず、赤いボールペンを用意してください。
そして肌を傷つけない程度の強さでそのペンでリスカをしたいと思う場所に線を書いてみてください。
(リスカをするのと同じような方法で)

その後にノートを準備してください。
そしてそのノートに「なぜリスカをしたくなったのか」を書いてください。
殴り書きで結構ですし、紙が何枚になっても構いません。
ノートが真っ黒になるまで書いて自分の中で溜まってしまったうっぷんを吐き出します。

人は思いを文字にすることで「スーッ」と気持ちが晴れるときがあります。
そして気持ちがある程度、落ち着いた段階でじっくりと話を聴いてあげるのです。

体を傷つけるという以外の方法で、自分の中で渦巻いたものを放出する術を身につけることができれば、リストカットも自然に治っていきます。
投稿日:2018-04-12
返信 61
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「リストカット対処法」1

自傷行為をしたくてしている人はほとんどいないと思います。
できればしたくない、治したいと思っている方が多いですよね?
ですので、今回は自傷行為を治していく方法を書いていきます。

●まずは自分の中にある根底の問題と向き合う
なぜ、自分は自傷行為をしてしまうのか?
その部分についてゆっくりと自分自身と向き合って考えたことはあるでしょうか。
この部分が、自傷行為を誘発する環境や原因を取り除くことにつながる大事な情報となります。
自傷行為を克服するためには、本人が「なぜ、自分の身体を傷つけるのか?」ということをしっかり見つめなおす必要があります。

これは正直、簡単なことではありません。
自分のことを本当に理解している人などほとんどいませんしまずは 自分を知ろうと行動することがすでに大きな変化であり、大きな自身の成長へとつながりますのであせらず、あきらめないで克服していきましょう♪

・そもそものきっかけは?
■友人とケンカした。
■親に注意された
■自分のことを素直に話ししても受け入れてもらえず自分を理解してもらえていないと感じた。
(友人や親はあなたを傷つけるつもりで言ったわけではなくても何気ない一言が後々まで心に強い不安や絶望感などを感じさせる場合があります。)

・その時どうしたらよかったのか?
□友人との会話でもっとちゃんと相手の話を聞けばよかったのでは?
□自分の気持ちをもっと相手に理解しやすいように伝えられなかっただろうか?
(ここを考えすぎて落ち込まないようにね。
ただ、なぜその時に自分はそういった対処ができなかったのかを自分自身で考えられるようになることを少しずつできるようにしていきましょう)

・その時の自分の気持ちは?
■怒り
■悲しい
■くやしい
■憎い
■あせり
■切ない などなど
(その時の自分の気持ちを振り返ってみます。)

・その時どうしたらよかったのか?
□ほかの解決方法が思いついていたとしたらその時の激しい感情はおさえられなかっただろうか
□その時の気持ちを相手に言葉で伝えられなかっただろうか
□我慢することはできなかったか などなど
(自分の気持ちをなだめる方法や他にそらす方法、冷静になる方法などを自分なりに考えます。)

・自身を傷つけてしまった後はどうだった?
■安心した。
■すぐにむなしくなってしまった。
(自分を傷つけてしまった後の安堵感、一瞬の開放感などどう感じましたか?
その感覚がどのくらい持続しましたか? 傷をつけたことによるデメリットよりメリットのほうがあるのかどうかも落ち着いて考え 見直してみましょう)

・その時どうしたらよかったのか?
□傷つけた時は楽になるが、その後の周囲との関係がかえって悪化してしまうのでは?
□自らを傷つけるよりも楽な方法はないだろうか?
(冷静に自傷行為のメリット、デメリットを考えてみると傷つける以外の方法での対処に目がむきやすくなります^^)

どうでしょうか?
自分を見つめなおすという作業は一人ではなかなか進まないものです。
専門の方に話しを聞いてもらう、対話することで自分自身が見えてくることもありますから まずはあせらずに少しずつ前に進んでいきましょう。
投稿日:2018-04-12
返信 62
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「リストカット対処法」2

・リストカットなどの代わりになるものを見つける。
・自分の身体を大事にする習慣を身につける。
・言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
・いつでもできる息抜き法。
・身体と心をリラックスさせる。
…です。

これらは単品でやるというよりも全てをある程度並行させてやっていくことでより効果がありますので、ぜひやってみてください。

では まずは
●リストカットなどの代わりになるものを見つける。
まずはリストカット以外の方法で問題を解く方法が身につけばリストカットの回数は減らすことができます。

以下に自分で体得できる方法をご紹介します。

●代替技法(だいかえぎほう)
・皮膚を赤く塗ったり、傷跡を描いてみる。
・輪ゴムなどで皮膚をはじき 刺激を与えてみる。
・氷などをいつも切る場所にあてて刺激を与えてみる。
…などなど

これ以外での気の紛らわせ方として
・大声で叫んでみる。
・気分が落ち着くまで紙をやぶいたり、紙になぐり書きをしてみる
・なぐっても手を傷めないような殴り専門のクッションを一つ用意してたたいてみる。

ただし あくまでこれは代替ですので 他の方法が軌道に乗るまでの一時しのぎだということを忘れないようにしてください。
すぐにできますがあまり長く続けないようにしてください。
ぜひ、「傷つけるのを自分は我慢したんだ!」とか「自分で行動を選んで決めたんだ!」というように自分が自分をコントロールできたことへの実感をまず感じ取ってほしいのです。

●自分の身体を大事にする習慣を身につける。
まず、自傷行為とは、本来守らなければならない自分の身体をすすんで傷つけるという通常では考えらない行動であるがゆえに家族や友人への衝撃が大きいのです。
これはつまり 「自分の身体は大事だから守らなければならない」と感じていないということなのです。
ですので、まずは自分の身体について考えたり、健康に気を配ったりしていきます。

●自分の健康について考える
・一日の食事の内容を見直してみよう♪
・間食などを控えめにするよう意識してみよう♪
・健康診断を受けてみよう♪

まずは、上記のことを含め身体を大事にすることを意識しつつ実践してみてください。
健康になると身体への安心感が深まります。
健康に気を配るようになると、自分の身体の不調などにも早く気づけるようになります。
そうなることで身体の痛みや不快感に気づくことができるようになります。

●自分のセクシュアリティ(性のありかた)を考える
・自分にとっての男性らしさ、女性らしさについて見つめなおしてみる。
・大人になりつつある自分の身体を受け入れる。

上記のことを考えつつ おしゃれをしてみたり、たとえば性的特徴を強調する服装や、逆に隠す服装を試してみたり(いやらしい意味ではなく)、身体的な魅力を高めるのもセクシュアリティを確かめる一つのポイントです。
おしゃれ以外にも好きな自分を思い浮かべてみるのもいいです。
自分の身体の好きな部分はどこだろう?と考えたりしてみて自分の身体を好きになりましょう。

●身体を動かすことの楽しさを感じる
・好きなスポーツをしたりダンスをしてみて身体を動かしてみる。
・ヨガやマッサージなどでリラックスしつつ意識して身体を動かしてみる。

スポーツなので身体を動かすことで得られる気持ちよさや充足感などは身体に対するイメージをプラスへと強めてくれます。
得られる満足感によって自傷行為の衝動を抑えてくれるのです。

これらの方法を重ねていくにつれて…

●自分の健康や身体をコントロールする感覚を取り戻す。
自分の身体を守り、管理し、コントロールできるのは自分自身であり自分を大切にできるのは結局、自分であるということに気づくことができます。
今までの事柄を少しずつ身につけていくことで衝動的に自分を傷つけてしまったり、もう自分なんてどうなっても構わない!
…というなげやりな気持ちも少しずつ抑えられるようになります。
投稿日:2018-04-12
返信 63
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「リストカット対処法」3

●言葉や文章を使ったコミュニケーションをとる。
人は 言葉で言わなければ伝わらないことが多いです。
激しい怒りや自己嫌悪などによる突発的な行動も少しずつでもいいので言葉や文章にしていくと自傷行為などへ向かう衝動は和らいでいきます。

・日々の日記をつけてみよう!
自分の気持ちを言葉にするにはうってつけなのが日記です。
素直に自分の今の気持ちを書くことで出来事を振り返り客観的に自分のことを見られるようになります。

つまりは頭にあるごちゃごちゃしたいろんな想いを書き出すことで整理することができるわけです。
自分はなぜ、あの時イライラしてしまったのか?
あの時 こちらの選択肢を選ぶこともできたのではないか?
友人や家族の行動や言葉をもう一度考えてみてあの時、自分を攻撃しているように受け取ってしまったけれど 実は自分のことを考えてくれての言葉や行動だったのではないか?
…などなど

一度、文章にすることで 冷静な状態で物事を見ることができるようになります。
これは手軽で自身の成長にもつながりますので誰もが行うことで新たな発見ができますのでぜひ、おためしください。

・自分と周りの人とのコミュニケーションを見直してみよう♪
まずは あいさつから始めていきましょう。
おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさいと周囲との関係があまり良くない状態になってしまっていて話す機会が少なくなってきている場合は まず あいさつからはじめてみましょう。

最初は相当な勇気がいりますし、なかなかタイミングもつかめないかもしれませんが少しずつ、焦らないで。

・イライラしたら行動で表すのではなく 言葉で伝えよう♪
イラっとしたら即行動! ではなく ●●が●●だから●●なんだよ!
…みたいな感じになぜ?何が?どうなる?を言葉にするとより伝わりやすいです。
行動で表されてもまわりは原因がわからず、対応ができません。

言葉で表すことで自分も相手にもお互いに突破口を開くことができるようになります。

・いつも気づけば喧嘩ばかり、どうしたらいいんだろう?
喧嘩をする場合は必ず なんかしらの原因があります。
だとすれば なぜ喧嘩してしまったのか? 原因は? 等を考えつつ喧嘩をしていない時と何が違うのか?などを考えてみると
口を開けばすぐ喧嘩という状態を打破できるようになります。

投稿日:2018-04-12
返信 64
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「リストカット対処法」4

●いつでもできる息抜き法。
自分を傷つけたいという衝動が強くなった時にすぐにできる息抜き法は強い味方となります。
選択肢が多いことや、費用がかからず、そして手軽なので、まずはここから初めていくのもいいかもしれません。
自傷行為と向き合うためにはまわりの人の協力も不可欠ですが常に誰かがいるわけではありません。

誰かと一緒にいる時より一人でいる時間のほうが以外と長いものです。
ですので、一人の時間をどう過ごすかがとても重要となってきます。

・すぐにできる方法
●本を読む
●ゲームをする
●部屋の掃除
●音楽を聞く
●自分の好きな趣味(絵を描いたりなど)
●テレビを見る
●ペットがいればペットと戯れる など

・リラックス効果は高いが時間や場所によってはできない場合もある方法
●運動、散歩、ジョギングなど。
●絵画を鑑賞する。
●楽器を演奏する。

あくまで例ですが、こういった方法から自分を傷つけたいという気持ちが強くなってきた時に自分にあった息抜き法をいくつか決めておいてうまく対処できるように練習していくうちにリラックス効果も高まっていきます。

時と場合によってはできないものではなくいつでもどこでもできる方法を用意しておけばいざという時も一人で対処できるようになり安心感と一人でもなんとかできるという自信にもつながっていきます。

自分だけで自分のことを考えることは孤独で辛いものです。
不安や絶望感などが高まった時にその緊張などを自ら緩めてあげる方法を身につけて行うことは問題から逃げるのではなくちゃんとした対処法の一つということを知ってもらえると嬉しいです。
投稿日:2018-04-12
返信 65
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
以上です。
この内容が実際に起こらないことに越したことはありません。
でも、情報として知っておいても損はないかと思います。
投稿日:2018-04-12
返信 66
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
息子はまだ、ゲームなどの逃げ場があるので良かったなぁと思いました。
中学卒業までには自分で進路を決めて動き始めてほしいと思います。
今の状態では全日制の高校は無理ではないかと思っていますが、息子はとにかく友達がほしいと言ってます。今の中学では友達はいましたが、やはり学校に行けなくなってからは疎遠になっています。
本当は同級生からの声かけなどあれば人の目を気にする息子も動けるようになるのでは、と思っていますが、特別仲のいい子もいなかったので難しそうです。
私は高校に行ってからでも、「社会に出てからでも友達を作る機会はいくらでもあるよ」と言っていますが、動かない事には誰とも出会いなんてないし…と思うのも正直なところで、今の息子には何かするべきなのか考えたりもします。一応、人と会う時には誘ったりして、家族以外の人と接するようにしていますが、息子と同年代ではなく本当に大人ばっかりなので、果たしてこれは意味があるのか…
最初は拒否してた息子も今ではついて行きたい、と言うようになったのも進歩だなって思うのですが…
投稿日:2018-04-12
返信 67
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
全日制の高校でなくても友だちはできます。
あくまでも選択肢のひとつですが、「通信制高校」という選択もありますよ。
「通信制」と言っても通学型のコースもありますので、生活はほぼ全日制と変わりません。

部活や、学園祭等もあります。
色々と調べてみるといいかもしれませんね。
投稿日:2018-04-15
返信 68
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「ともかくうごこう」

一般的に人は何か行動を起こすとき、
「知る→覚える→考える→動く」という順番で何かをすると言われています。

しかし、これには大きな問題があります。
それは、人は多くの場合、「考える」と「動けなくなる」という問題です。
では、どうすればいいのでしょう。
それは・・・「順番を変える」ことです。

「考える→動く」ではなく、まず「動く」そして、「考える」。
この順番にすればいいのです。

すなわち、
「知→覚→考→動(知る→覚える→考える→動く)」ではなく、
「知→覚→動→考(知る→覚える→動く→考)」という順番にするのです。

これを音訓混ぜて読んでみてください。
「知(とも)覚(かく)動(うご)考(こう)」となります。

考える前に「動く」!

行動すれば変化が起こります!!
投稿日:2018-04-15
返信 69
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます!
「学校に行きたい」と言う割にはまったく努力しないで、勉強もしようとしない、部屋も片付けない、片付いてないから勉強できない、色々言い訳みたいなのばっかり言ってくる息子にだんだんイライラしてきたのと、周りから「今年は学校に行った?」という質問責めの毎日で、本当に私が参ってきました。
「一緒に片付けよう」と言っても「分かってる!」と返事はするものの、いざやろうとすると「面倒くさい」、明日から学校へ行くと言ってるので準備するのかと思えば今はオモチャを出して遊んでいます…
きっと明日も行かないんだろうと思っていて、近くにいると口を出してしまいそうなので離れると「ここにいてよ!」と言うし…高校へ行きたくないのかと思えば「行ったらダメなら行かんけど」の返事。
参ってきました…
投稿日:2018-04-15
返信 70
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そのような態度や言動ですとこちら(親)は参ってしまいますよね。
お察しします。

片づけに関しては、「一緒に片づけよう」と言ったら、子どもが何と言ってもそのまま続けてしまえばいいのです。
そして、「ほら、そこ手伝って」「これをあちらに動かして」と言って半ばこちら主導でやってしまえばいいと思います。

学校に関しては焦ってしまうお気持ちはわかります。
でもここで焦って急かしても逆効果です。

ただし、学校へ行ったプラスのイメージは共有してください。
学校に行くことのメリットや楽しさを話し合ってみると良いと思います。
投稿日:2018-04-16
返信 71
ちぃさん
支援センターさんへ削除
学校へ行った場合のプラスのイメージですよね…
話し合いたい気持ちはあるのですが、こっちから学校の話をすると「自分で考えてるから、お母さんから学校の話をされると行くのが嫌になる」と言われてしまいました。
この前まで前向きになってたのに、私が焦りすぎたからなのか、もう逆戻りで、行く気はないような感じになってしまいました。
このまま中学卒業まで行かないような気もします…
そうなると、高校へ行きたいとは言ってますが、行ける高校もないと私は思っていて、息子にもそれを分かってほしいのですが…
もう立ち直る事はできないのではないかと今は思っています。
一からやり直しですよね。今回は前向きになるまでどれくらいかかるのか、そう思うと本当にもう、息子と一緒にいるのも嫌になってきます。
息子の事は大事なのですが、やっぱり私は母親としてちゃんと子育てのできない親なのだと思います…
投稿日:2018-04-16
返信 72
ちぃさん
支援センターさんへ削除
私の質問の最初の方で「このまま中学に行けなくても…」の支援センターさんからの返事を改めて読み返してみました。
中学は長い人生の中でほんの3年間。今私ができる事は学校に戻す事ではなくて、自立した大人に育てる事かな…とも思いました。
去年の息子にも「学校に行けなくても大人になって働けるようになればそれでいいんじゃない?」とか言ってたような気がします。
なのに、一回「学校に行きたい」という発言を聞いてしまったばっかりに、こんな事になってしまったのですよね…
投稿日:2018-04-16
返信 73
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
子どものひと言に一喜一憂してしまうのは仕方ありません。
特に不登校の親はどうしても、「這えば立て、立てば歩めの親心」的な心境になりがちです。

でも、そのことをいまは反省されている。
それでいいのです。

親だって人間です。
時には焦って言ってはいけないひと言を言ってしまいます。

その場合は、「あの一言はあなたを逆に追い詰めちゃったね。ごめんね」で良いのです。

トライ&エラーで行きましょう。
投稿日:2018-04-16
返信 74
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
一番よくないのは「ノートライ、ノーエラー」ですよ。
投稿日:2018-04-16
返信 75
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
息子の今の心の中は、私にどうしてほしいと思っているのか、考えれば考えるほど訳が分からなくなってきています。
これから先の事については、息子とまた話し合ってみないと分かりません。
最初からクラスに入る事を目標とせずに、できる事から…と中学の先生にも言われました。
焦ってよい事は何もないものですね。
幸い、息子とは毎日会話はできる状態で、こちらから学校の話をしなくても息子から話してくる事があるので、そういう状態になった時に息子はどうしたいのか、聞いてみようと思います。
投稿日:2018-04-16
返信 76
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そうです。
いくら親子でも、血がつながっていても、やはり会話をしていかなければ相手の真意は分かりません。
とにかく、会話を増やすことです。
その際のコミュニケーションに関しては「返信2~4」を参考にしてください。

接触機会が多ければ多いほど、相手はその人に好感を抱くということもあります。
投稿日:2018-04-16
返信 77
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昨日また行かなかった事を後悔していました。今までは「じゃあ明日頑張って行こうね」と言っていましたが、昨日は返事を変えてみました。「あなたの目標は高校での完全復帰だよね?だったら、あなたのペースでいいから少しずつやって行けばいいんじゃないかな?」って。すると少し楽になった感じでした。「うん。ごめんね」という言葉を聞く事ができました。
別室登校も勧めましたが、本人は教室にこだわっているので、でも何が行けなくさせているのかは分かりませんが、昨日はおだやかに話ができました。
5月に修学旅行があって、本人はそれに参加したいと言っているので時間がないのも正直なところです。
今のクラスはおとなしいクラスで、きっと息子に対して休んでる事を強く言う子はいないのじゃないかと担任は言っていますが、逆におとなしいクラスだから話しかけてくる子もいない、ような事も言っていました。1日だけ行った日も息子は色んな人に声をかけたけど、みんな反応が薄かったとか…
息子の不安を取り除く方法はないのでしょうか?こればっかりは本人次第なのでしょうか?
投稿日:2018-04-17
返信 78
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「あなたの目標は高校での完全復帰だよね?だったら、あなたのペースでいいから少しずつやって行けばいいんじゃないかな?」

このご対応、とても良いです。
これを継続しましょう。

お子さんの不安を取り除く特効薬はないかもしれません。
でも、上記の継続や親の笑顔などの積み重ねが徐々に不安を取り除いていくのだと感じます。

以前にもお伝えしましたが、ものごとは受け止め方次第ですよ。
以下の内容をお子さんにも伝えてみてください。
そこから不安を安心に変えていきましょう。
投稿日:2018-04-17
返信 79
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2018-04-17
返信 80
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「不安の対処法」

「不安を取り除きたいのです」多くの人が持つ悩みです。
誰もが将来に対する不安を抱えて生きています。
不安のまったくないという人は少ないのではないでしょうか。

「不安」という心の悲鳴
あなたはこんな気持ちに悩んでいませんか?
・理由も無いのに怖くなる
・心がずっとモヤモヤしている
・何故か落ち着かない
・ずっとソワソワしてしまう

実は、これはすべて『不安』という感情が強いために起こり得る『心の悲鳴』なのです。
最近無理をして仕事や学業、又は人間関係を築いていませんか?
もししてしまっているのなら、それはすべて『ストレス』となりそれが蓄積されていくと共に姿の見えない『大きな不安』に変わっていきます。
更にその『大きな不安』に気付かぬフリをして無理に仕事を続けてしまうと『うつ病』などの『精神疾患』を患ってしまう可能性もあります。
そうならないためにはどうしたら良いのか?どんな対処法があるのか?
そういった『不安』の感情に支配されないための対処法をご紹介したいと思います。

■不安な気持ちを和らげる方法
1. 不安を感じている自分を認め、肯定してあげる
この方法は一見難しそうに見えますが、実は一番シンプルで1人でも出来てしまうとても簡単な方法なのです。
まずは不安を肯定し、『自分が不安なのは仕方ないこと』と共感してあげます。
そうする事によって『自分は辛い思いをしている』と感じることが出来ます。
何故『辛い思いをしている』と感じると良いのか?
それは辛い思いをしていると感じる事によって『自分の出来る事の限界』を許すことが出来るからです。

2. 「もっと」から解放される
あなたはこんな事を考えていませんか?
「自分ならもっと出来るはず」
「もっと仕事をしなければみんなに迷惑が掛かってしまう」
「あの子は何をしたら喜ぶだろうか?もっといい自分を見せたい」

この言葉たちに共通する『もっと』という言葉。
それは良い意味で捉えれば自分を奮い立たせる合言葉となりますが、その逆でもあります。
自分が極限状態まで追い詰められているにもかかわらずこの『もっと』という言葉を考え、使ってしまうと自分の限界を突破し、辛い思いがいっきに膨れ上がります。
それは精神的にも肉体的にも言える事ですが、肉体的に限界突破をすると必ず『もう無理サイン』が表面上に出て来て訴えます。

しかし精神的な事になると『もう無理サイン』は自分で気付くか、肉体に支障が出るまで自分を追い詰めない限り周りの人たちは気付いてくれません。
肉体に支障が出るまで追い詰められてしまった心は何らかの『精神疾患』を患ってしまうことがあります。
そうならないために自分の限界に気付き、『もうこれ以上頑張らなくていいんだ。自分は充分頑張った』と自分の限界を『許し、褒めてあげる』という事をしてあげましょう。
そうする事で少なからずこの『不安』は解消されるでしょう。

■不安にならないための心作り
さて、先程は『不安な気持ちを和らげる』方法をお伝えしました。
では、そもそも不安にならないためには、どうしたら良いのでしょうか。
あなたは『不安』という気持ちを悪い方向ばかりに捉えていませんか?
実は、『不安』な気持ちはただ意味も無く心に湧き上がって来る感情ではないんです。
『不安』は自分の現在・未来を暗示した、いわゆる『危険信号』なのです。

今この状態で前に進んで本当に大丈夫ですか?
自分の行動に自信を持ててますか?
何かやり切れていない事があるのではないですか?

この様に自分の気持ち・行動に納得していない、又は満足していない。そういう時に自分の現在・未来を案じた気持ちが『不安』となり心に湧き出るのかもしれません。
そう思うと『不安』という気持ちも自分に危険を知らせてくれる、良い現象に思えてきませんか?
もし『不安』になってしまったら、なぜ自分は不安になっているのか?と自分を今一度見直してみてください。
そうする事によって自分の改善点を見つけられ、更には心を支配している『不安』も自然に消えて行きます。
しかし『もっと』は危険なので、自分の限界を見極め頑張り過ぎない事も必要不可欠です。
時には頑張った自分を褒めてあげてリフレッシュ休暇を取るのもいいですね。

投稿日:2018-04-17
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若者教育支援センターさん
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「悩みについて」

人には「現実の自分」と「理想の自分」があります。
この2つの間の距離が長ければ長いほど悩みは深いものになるのです。

イメージとしては…
「現実の自分」←――――――――→「理想の自分」
「理想の自分」を基準にしている人は「現実の自分」との差に愕然とし自分には到底無理だ…と決め込んでしまいます。

この間の矢印が半分なら…
「現実の自分」←―――→「理想の自分」…悩みも半分となりますよね。
これは「理想の自分」を「現実の自分」に近づける方法。
「現実の自分」を基準とする人です。

言い換えれば「理想の自分」の位置を低く設定してあげることです。
要は「理想の自分」を目標に例えるなら目標を低く設定すると言うこと。
このような手法はカール・ロジャースの基本的な考えである「自己受容」へと繋がり悩みを解決する有効的な手法と言われています。
大半の悩みはこの考えをベースにカウンセリングを進めることで解消されます。

しかし、カウンセリングをしていると中にはこんなクライアントもいます。
「理想の自分を低くすることには違和感を覚えます。
 目標を低くするってことは自己の成長につながりません。
 むしろそのことの方こそストレスが溜まってしまいます。」

確かにおっしゃる通りかもしれません。
…しかし、このような考え方自体を修正していかないとこれから人生疲れてしまいます。

こんな方には次のような提案をしています。
「じゃ~この2つの間の矢印はこのままの長さにしておきましょうよ。
 その方がストレスも溜まりませんもんね。
 でも“理想の自分”をちょっと言い方を変えてみましょう。
 “理想”ではなく“憧れ”にしてみてはいかがですか?」…と。

最初は「キョトン」としているクライアントも話しを進めていくと納得してもらえて目の輝きが違ってきます。

例えば高校球児が…
「理想はイチロー選手のバッティングです。
 だからバッティングフォームからイチロー選手を真似してみます」…こう言ったとします。

でもなかなか上手くいかない。
もしもバッティングフォームを多少真似出来たとしても打率(結果)が伴わない。
結果が伴わないと今の自分とイチロー選手を比べてレベルの低さに愕然とする。
これは当然!

イチロー選手だってメジャー選手になり世界的な記録を残すのに何年も掛かっているのです。
そもそも高校球児がメジャーリーガーであるイチロー選手と比べること自体がナンセンス。
高校球児とメジャーリーガーで例えると笑ってしまうくらい当たり前のことだし理解できます。

でも心に悩みを持つ人は「現実の自分」と「理想の自分」の距離が分からなくなり、そのくらいの距離が離れていることに気づきもしないのです。
だからカウンセラーは「理想の自分をもう少し低めてあげましょう」と提案をするのです。

でもそれも納得いかない人には
「イチロー選手を“憧れ”という位置づけにしましょう」と提案をする。
 イチロー選手が“憧れ”であればそれは本人の自由。
むしろその距離が長ければ長いほどそれに向かって頑張れるのです。

「僕のバッティングの憧れは隣町のチームの4番バッター、寿司屋のゲンさんです!」
これじゃ~「誰だそれ!」と突っ込まれてしまいますよね。

それよりも…
「僕のバッティングの憧れはメジャーリーガーのイチロー選手です」の方がカッコいいです。
焦点は目標であるイチロー選手ではなくイチロー選手に近づこうとする自分に当たる。
なかなか近づけないで努力する自分に焦点をあてればイチロー選手との距離がどうのこうのとは考えなくなる。

このように焦点づけ(ものの見方)を少し変えてあげると悩みや苦しみはストレスの原因ではなくなり、むしろ日々頑張れる起爆剤へと転化するのです。
このようなカウンセリング手法を「ゲシュタルト療法」と言います。

「理想の自分」から「憧れの自分」へ!
自分自身が憧れの存在なんて…ちょっと素敵ではないでしょうか!
投稿日:2018-04-17
返信 82
若者教育支援センターさん
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「プラス思考」6つの方法

プラス思考になれないマイナス思考気味の人は現代人に増えています。
学校、職場などでまったく同じ環境なのに楽しいと思ってワクワク生きている人と、めんどくさいダルいと生きている人がいるわけです。
また、同じものをもらっても喜ぶ人と、足りないとわめく人がいたりします。
人生には辛いことも嬉しいこともある程度平等に起きているのに、マイナス思考はマイナスのことだけに焦点を当ててしまいいつまでも引きづります。

そして良いコトが起きても足りないと不満を言ったりしてしまうことも。
逆にプラス思考ならマイナスもプラスに変えてしまう力があり本当に毎日人生楽しそうな人ってよくみます。
結果マイナス思考は損ですよね。
一刻も早く治したい思考です。

多くの自称プラス思考は実はプラス思考ではなくただ自分に言い聞かせている人も多くいます。
本当の意味でプラス思考に、穏やかに明るく夢を持っていきるための6つの方法をまとめました。
トレーニングも兼ねてポジティブになれるツボとコツを抑えて、前向きに生きることが出来たら人生はどう変わりますか?
ぜひ参考にしてみてください!

1、マイナスを見ないコトがプラス思考ではない
嫌なことは早く忘れて良いことだけを見な!そんな言葉で慰めたりすることはあるけど決してそれがプラス思考という意味ではありません。
なぜならそれは重大な問題に目を逸らしているだけで根本的な解決にはなっていませんし、悪いことを受け止めることが出来ないままでいるからです。
恋愛に関してもそうです。
辛い過去や失敗があってもそれを忘れようとするだけで根本的な解決がないのでまた次に進んでも同じ過ちを繰り返しがちです。

真のプラス思考とはマイナスをプラスに変える力です。
失敗は全て過去のこと。
それをいつまでも考えて気に病んだり忘れることではなくどうすれば良かったのか、次からはどうするのかを冷静に分析し行動に移すことが出来ることが真のプラス思考と言えるでしょう。

2、無理やり思い込むのではなく「〜かもしれない」と仮説をたてる
良い方に思おうとしても口に出しても心の中のもう一人の自分が「どうせ無理だよ」という言葉を囁いてきませんか?
無理やりプラス思考になろうとする人ほど挫折するのも早いしやっぱり駄目だった時のダメージも大きくなりますね。
そんな時は「自分には出来ない、ムリだ、でももしかしたら出来るかもしれない 」と自分の心の中で仮説をたてましょう。
人は仮説に対しては無抵抗です。

なぜなら仮に、もしかしての話だから。仮説に対して「そんなことあるわけないだろ」は通じませんよね…仮説なのですから。
その仮説をマイナス思考の人は「ムリかもしれない、出来ないかもしれない」とマイナスで仮説を立ててしまいます。
しかしどうせ仮の話、想像の話なら「駄目かもしれないけど、もしかしたら出来るかもしれない」とプラスで立てた方が得です。
絶対出来ると意気込む必要はありません。
ただ自由な想像の話の中では「もしかしたら出来るかもしれない」とプラスの仮説を立てましょう。
そんなことしても意味はないと思うかもしれません。
でも、もしかしたら人生が大きく変わるかもしれないのです。

3、やる時はやる!やらない時はやらない!メリハリを付けて決め込むこと
プラス思考になれない人は人生をナアナアに過ごしてしまいます。

・仕事をしながら休みのことを考えている
・せっかくの休みなのに明日のことを考えてしまう
・やると決めても他の用事が出来たら脱線してしまう
・やらないと思っていもついやってしまう

これでは常に20%ほどの力しか使わないので人生に力が湧きません。
プラスもマイナスもない曖昧な人生で潜在意識が発揮できることなんてありません。
遊ぶこともサボることも休むことも時には必要です。
しかし全てやるのか、やらないのかを決めることが大事なのです。

何時から何時までは仕事をすると決める。
何時から何時までは誰になんと言われようと全力で休む。
遊びは週に1回と決めたらその時は全力で遊ぶ。
誘いがあろうと何があろうと休む時は休み働く時は働くこと。

こうしてメリハリをつけることで潜在意識が活性化し、ダラダラとマイナス思考に陥ることもなくなり人生に活力がうまれます。
さぁこれからどうしますか?
遊ぶなら遊ぶ、休むなら休むと決めましょう。
そしていつまで休むのか、次に何をするのかを決めましょう。

4、捉え方は自分次第?!全てのことに興味を持とう
有名なセールスの話があります。
アフリカに2人のセールスマンが靴を売りに行きました。
アフリカに着いて2人は驚きました。
なんとアフリカでは誰も靴を履いていなかったのです。
それを見て2人のセールスマンはこう言いました。

A「これは絶対に売れない。だって誰も靴を履いていない!」
B「これは絶対に売れまくる。だって誰も靴を履いていない!」

2人に起きた状況は一緒です。ですが捉え方次第でプラスにもマイナスにも捉えることが出来るということですね。

自分に起きた状況は皮肉ろうが落ち込もうが泣こうが喚こうがどうしても変えることの出来ない事実です。
起きてしまったことは変わらないのにそれをいつまでも文句を言っていても仕方がないですね。
起きた状況は変わりません。
そしてそれをどう捉えるかはあなたの自由です。

振られた時にただ落ち込むのか、大事なものだったと気付けるキッカケになったと次からの糧にするのか。
外国人とのコミュニケーションに会話が出来ないからどうしようと嘆くのか、英語を覚えるいいチャンスだと勉強するのか。
ここで覚えておきたいのはどちらを選んでも状況は同じというコト。
そして捉え方次第では先の未来はまったく別のものになるということです。

辛い状況に陥った時には当たり前のようにネガティブな気持ちになるでしょう。
しかしそれと同時に他の捉え方がないか、この状況をプラスに変えるにはどうしたらいいかを立ち止まって一度考えてみましょう。

5、 信じるな!疑わうな!自分の目で確かめろ!
マイナス思考の人は物事を信じてしまいます。
信じることは良いコトですが、この場合は「自分の都合の良いように捉えて信じている」ということがほとんどで、それが叶わないとすぐに卑屈になります。
逆になんでも疑う人はなんか嫌ですね。
いちいち疑ってかかるような人には友達も出来ませんし何も出来ません。
物事の表面だけを見て本質を確かめようと思う人なんてなかなかいませんよね。

しかしプラス思考は物事の本質を自分で確かめて判断するのでちょっとの変化で喜んだり落ち込んだりしません。
言葉や行動の意味だけにとらわれずに、なぜその人はそう言ったのか、なぜこんなことをしたのかと本質を確かめましょう。
信じた、裏切られたで図っても現状は変わりませんし次にも進めません。

6、想像の中のことしか起きない!可能性は自分が決める?!
人生はあなたが想像した範囲の中のことしか起きません。
月20万円収入が欲しいと思っている人が年収億を超えることはありません。
沖縄旅行行きたいと思っている人は沖縄には行っても世界一周の旅に出ることはないでしょう。
億を超える大企業を作り上げた人は億を超える大企業を作ろうと思った人であり、豪邸に住んでいる人は豪邸にいつか住むと想像していた人たちです。

他にもスポーツ界で有名なイチローや本田圭佑は小学校の頃からプロになることを想像し、年収や入団するチームまで具体的に想像していました。
想像の全てが手に入るかどうかはわかりません。叶わないことの方が多いでしょう。

しかし想像していないものは高確率で手に入りません。
なぜならそのチャンスが目の前に仮に現れたとしても想像外のことなので受け入れる準備がなく、自分には関係のないものだとチャンスをみすみす見逃してしまうからです。

そして行動すら移さないのでもう出来る、出来ないの話にもなりません。宝くじは買わなきゃ当たりませんよね。
どうせ無理だろうと想像の中のことでさえも現実的に謙虚に考えている人は数々の可能性を0にしています。
自ら可能性を閉ざし夢を持たずに生きているのです。

それが悪いわけじゃないですけど多くの人はそれなのに不満を持ち挙句には他の人の夢や成功を否定してしまいます。
想像することは自由です。
ルールも制限もなにもありません。

そして想像内のものしか手に入らないのなら想像しない手はありません。
自分は、本当は何が欲しいのか、どうなりたいのか、ムリでも手に入る可能性があるなら好きなだけ欲しいと思い込みましょう。
宝くじより確率が高くて、宝くじと違ってお金もかかりませんから!
投稿日:2018-04-17
返信 83
ちぃさん
支援センターさんへ削除
自分をプラス思考にするのにも結構苦労してきましたが、息子をプラス思考にするのはもっと難しいです。
私自身、今の息子を見て「今は学校へ行けなかったり外へ出れなかったりするけれど、今のこの状態がいつか思い出になる時がくる」となるべく考えるようにしています。息子にも同じようにしたいのですが、息子をプラス思考に持っていく声かけがみつかりません。下手な事を言って「人生終わった」と言われた事もあります。昨日は学校の相談室の先生が訪問され、「焦る事はないよ。ゆっくりでいいからね」と言われたそうで、機嫌よく話ができたようです。今日はスクールソーシャルワーカーが訪問に来る予定で、初めて顔を合わせるので私も一緒にいます。去年までの人は辞められたそうで、息子の事を最後まで心配してくださいました。復帰できたら報告する事になっています。
息子の学校では不登校の子が一学年あたり10人強いるそうで、7クラスあるので1クラスに1人以上はいる状態です。まさかその中の1人になるとは思っていませんでしたが…長い目で見ていこうと思います。
投稿日:2018-04-18
返信 84
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
心理学では
「過去と他人は変えられない。
 変えられるのは未来と自分」と言います。

この場合の他人とは自分以外のすべての人です。
なので我が子も他人です。

いくらお子さんに変わってほしいと願っても本人が変わりたいと思わなければ変わりません。

でも、親がプラス思考でいつもニコニコしていれば自然とお子さんもそうなりますよ。
投稿日:2018-04-18
返信 85
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昨日、相談室の先生が来られた後は機嫌もよく過ごしていたのですが、今日ソーシャルワーカーさんが来られた後は、あんまり…でした。
元々小学校の校長をされてた方で、家に来た時に息子がゲームをしていたので「今ちょっとゲームをしています」と告げると一瞬嫌な顔をしました。その時に私は「もしかしたらハズレかも…」と思ったのですが、信頼している教頭先生からの勧めもあって息子に会わせる事にしたのです。
息子は人見知りなので基本黙っていましたが、ソーシャルワーカーさんの話を私も聞いてみると、多分、不登校の子に接した事がない人なんだな…と改めて確信しました。大概の子はネットやゲームをしていると思うのですが、ゲームをしている息子に「お、ゲームしとるんか?いつ終わる?いつもはどれだけやってる?」と言ったり、ユーチューブに関してはマイナスの発言、きわめつけは高校に行かないで高卒認定をとって教師になった人がいたけれども、人と関わる事がなく、家にこもっていたので教師をしている内に鬱になり三ヶ月しか持たなかった、だから学校に行けるようにならないと、将来仕事も続ける事は難しい、と…

私が今まで不登校に対して持っていたプラスの考えも否定されました。
こういうソーシャルワーカーさんとの面談は続けるべきでしょうか?私はやめたほうが息子のためでは…と思うのですが…
投稿日:2018-04-18
返信 86
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
結論から申し上げます。
そのソーシャルワーカーの方との面談は続けるべきではないと思われます。

その方を否定しているわけではありません。

人には「相性」というものがございます。
文面からの推測ですがその方とお子さんは相性が合わないと思われます。

何よりも親(ちぃさん)ご自身がそう感じているのであればその感じた思いが正しいのです。

先方に真摯に伝え、またお子さんにもちぃさんが感じたことと、だから継続を断ったことを伝えましょう。

「親は理解してくれている」とお子さんは思うことでしょう。
投稿日:2018-04-19
返信 87
ちぃさん
支援センターさんへ削除
学校の相談室の先生に「ソーシャルワーカーさんはどうでしたか?」と聞かれ、正直に答えると理解してもらえました。短時間の間にあれだけ「学校へ行こう」と連呼されると、ちょっと厳しいです…
息子は今の状態は「学校に行きたい」とは全く言わなくなり、行けなくても朝は5時とか6時に起きていたのが、私が仕事に行く7時半になっても、声をかけても起きなくなってしまいました。
行く気はないような感じになってしまいました。きっと振り出しに戻ったんですよね、これって…
学校に少しでも顔を出そうともしないし、自分から外に出る事もなくなりました。
完全に挫けてしまったのでしょうか…?
投稿日:2018-04-20
返信 88
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
ソーシャルワーカーさんとの面談が悪い方向に影響を及ぼした可能性は否定できません。
振り出しに戻ってしまいましたね。
でもこれをもプラスに受け止めましょう。
学校に行く気にはなっていたものの、まだまだ行くべき時期ではなかったのかもしれません。

このいったん振り出しに戻ったような状況が振り返ると大切な時間なのかもしれません。
(強引な考え方ですが・・・)

これからは事前に親が会ってからお子さんに会わせるという流れにした方が良いですね。
投稿日:2018-04-20
返信 89
ちぃさん
支援センターさんへ削除
いつもありがとうございます。ほぼ毎日のように私の愚痴(?)を聞いてくださり、返事もして頂いて本当に心が救われます。
ソーシャルワーカーの面談は断りました。担任も謝ってきました。ただ、いつ「行く」と言うのか分からないので、次の日の予定だけは聞いて行こうと思っています。
5月の連休明けには修学旅行があり、息子はそれに行きたい!と言っていたので教室復帰を息子はもちろん、私も焦っていたのは正直なところで、本来の高校からの復帰を見失っていました。息子は今、「修学旅行のある高校に行きたい」と言っていますので、今年の修学旅行は諦めたのかもしれません。私も「今年は教室じゃなくてもいいから、相談室なり、適応指導教室なりに動けるようになってくれたらいいと思う」と言っています。
高校に行ったら、同じ趣味の友達を見つけたいとも言っています。息子は仮面ライダー好きで、周りの友達には今はいない、との事。だからツイッターとかで仲間を見つけています。
前より前向きになるスピードは早くなってきているような気がします。
その前向きさは学校には向かっていませんが、私はそれでもいいから息子に明るくなってほしいです。
今、息子から家庭教師をつけてほしいと言われています。不登校を扱う家庭教師を探そうと思うのですが、なかなか…
あと、全寮制の高校に行きたいような事も言っていますが、母子家庭の私にはその費用は支払うのは困難なので、どうしたらいいのか…不登校の子が全寮制でやっていけるとも思えないのが正直なところです。
息子の要求をどこまで聞いたらよいのかも判断しかねています。
投稿日:2018-04-21
返信 90
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昨日、また息子と言い合いをしてしまいました。
これから先、どうするのか?
…具体的には、「もう学校に行きたくない」と言って来た息子とのやりとりで、本来なら友達が欲しくて学校に戻りたいと言ってはいたのですが、今はもう友達なんて信用できる奴がいないから行きたくない。に変わりました。
今日、珍しくオモチャを片付け始めて、どうやらその時に思い出したようなのですが、不登校になったその年に、よく遊びに来てくれた子がいて、私も息子も喜んでいました。しかし、その子が息子のゲーム機や、オモチャを盗んでいった事が分かり、相手に電話して返してもらった事がありました。
息子にしてみたら、仲良くしてた子がそんな事を…という感じでショックが大きかったみたいでした。
それを思い出してか、中学には戻らない。信用できる奴はいない。と言い張っています。
今年は受験生なので、出席日数を稼がないとどこにも入れない…と学校からは言われています。三歩進んで二歩下がるどころか、またドン底に落ちたような気がするのですが…
これからどう対応していけば、また前向きになってくれるのでしょうか?
マンモス校の中学なので、「あなたに合う子はきっといるよ」と励ましたりもするのですが「全員に声をかけないとダメなのか!」とわめきだしたり、「みんな裏で文句言う奴しかおらん」「そんな所に通えるか」と言ったり…でも転校はしたくない、相談室も嫌、適応指導教室も嫌。
他に選択肢はなく、選択肢を与える事もしてやれません。
どうしたらいいですか?
もう辛いです。
投稿日:2018-04-23
返信 91
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
返信が滞っておりました。
ここ数日、バタついていて申し訳ございません。

まずはソーシャルワーカーは断ったのですね。
担任にも謝ってもらったとのこと。
賢明なご判断だと思います。

高校に行った後のこと、ワクワクするような話で盛り上がっていきましょう。
実現する、しないは別です。
まずは将来に対してプラスのイメージを持たせることが大事なのです。
そして、それは親自身も!
投稿日:2018-04-23
返信 92
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
選択肢はあるに越したことはありません。
でも無理やりに見出す必要もないのです。
選択肢がないのであれば、「これからその選択肢を一緒に探していこいう」というお気持ちでもいいのですよ。
もちろん、我々もそのお手伝いをさせていただきます。
投稿日:2018-04-23
返信 93
ちぃさん
支援センターさんへ削除
学校の話さえしなければ穏やかに過ごしているようです。
でもしなければいけない時期だと思うのですが…
中学校に行く必要性が分からないと言います。大人になってから、古文や漢文、方程式は使う事があるのか?と聞かれ、私は何も答えられませんでした。確かに私は使わないのですが…
でも、息子の不登校や、主人の癌を通して私はすごく最近自分の知識が広がったような気がしています。それは私にとってプラスな事。順風満帆な生活をしていたら、こんな経験はできなかった…
息子にも早く抜け出してほしいですが、今の息子にそんな話をしてもダメなんですよね。やっぱり話を聞く事からやり直すべきでしょうか?
どの段階からやり直すべきでしょうか?
投稿日:2018-04-23
返信 94
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
学生時代に学んだことが将来、大人になってすべて生かされているか・・・。
これって実は今の大人(過去の大人も含めて)が必ず1回は思ったことでしょうね。
我々もそう感じたことはあります。

でも、生かされないにしても、参考にはなりますよね。
ものごとの考え方や、知識の深化等、その成果はゼロではありません。

子どもたちにはそれらを丁寧にコツコツと教えていくしかないのでしょう。

話を聴くことからやり直す必要はありません。
話を聴くことを継続してください。
投稿日:2018-04-24
返信 95
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
以下、ご参考までに。
投稿日:2018-04-24
返信 96
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
■学校で勉強する意味(なぜ将来役に立たないことも勉強するのか)

学生時代に「なぜ、将来役に立たないことも勉強するのだろう」 とか、「何で勉強ってしなければいけないんだろう」 と思った方は少なくないと思います。

この思いは古今東西、永遠のテーマなのかもしれませんね。
そこで今回は「学校で勉強する意味」に関してまとめてみました。

なお、ここでお伝えすることは、我々の考えであり、当然、まったく違う考えの人もいると思いますので、あくまで、「個人の考え」として聞いていただいて、もし参考になることがあれば、参考にしていただけたらと思っています。

「将来役に立たないことも学校で勉強しなければいけないのか」と大人になった今、考えてみました。
我々が出した答えは、以下の3つです。

1.本当に将来使うため
2.難しいことでも覚えたという経験を得るため
3.問題を解決できるようにするため

1つ目の「本当に将来使うため」というのは、学校で覚えたことや知識は、意外と、将来使うときがあります。
たとえば、計算をしたり、文章を書いたりすることはもちろんありますし、英語も分かると本当に便利だし、 あと、テレビのクイズ番組を見ていても、知識があると、見ていて分かるから楽しくなります。
歴史を知っていると、歴史のドラマも面白いですし、人と話す幅も広がります。
人から「すごい!」って思われれば気分も良くなります。
なので、やっぱり、知っておいた方が良いです。

学生のときは、「これって将来本当に使うのかな?」と思っていたことも、大人になってみると、実際に使うことはたくさんあります。
将来のことは誰にも分からないので、何をいつ使うのかは、学生のときには分からないんですけど、 実際には、大人になってから使うことはたくさんあるので、これが、勉強しておいたほうが良い 1つ目の理由になります。

ただ、そうは言っても、「連立方程式」や「因数分解」は大人になってから実際に使うのか、と言われると、正直言って、大人になってから使ったことがある方は少ないと思います。
数学が必要な専門職以外の人は、ほぼ使っていないのではないでしょうか。

ではなぜ、大人になってから使わない可能性が極めて高い、こういう難しいことも、 学生のときに勉強した方が良いかと言うと、「難しいことも俺は覚えたんだ!」という経験が、 大人になってから活きてくるからです。

大人になってからも、覚えなければいけないことって、たくさんあります。
生きていく上で、やっぱりお金は必要なものになるし、そのお金を稼ぐためには、 仕事をしないとお金を得ることができないんですけど、その仕事をする上で、 覚えなければいけないことは、たくさんあります。

もちろん、仕事だけじゃなくて、普段、生活していく上でも、 覚えなければいけないことは、やっぱりたくさんあるのです。
そして、 知識があればあるほど、得をすることが多いし、人生も豊かになっていくのです。

でも、学生のときに、「将来使わないから」とか、「難しいから」という理由で、 難しいことを覚えようとしなかったら、大人になってからも、「俺って(私って)難しいことを 覚えることができなかったから、今回も覚えれないよな・・」という感じで、諦めてしまいます。
そんな心のクセがついてしまうのです。

逆に、学生のときに、難しいことでも勉強をして、覚えたっていう経験があると、 「あんなに難しいことでも勉強して覚えられたんだから、今回も覚えられる!」と 思うことができるのです。
この経験が、将来、本当に活きてくるのです。

「できるから楽しい。成長するから楽しい」 …そんな視点は必要です。
人生って、やっぱりできないとつまらないですから。

分からないことをやるのは辛いし、面白くないし、勝負でいつも負けていたら楽しくないし、仕事ができないと、「お前ってダメだよね」と言われて、嫌な気持ちになるし、知識がないと損をすることって本当に多いのです。
だったら、できるようになったほうが良いですよね。
できるようになると、面白くなってくるし、勝負で勝ったら楽しいし、知識があると、得をすることが多いのです。

結局、自分に自信が持てる根拠は、「過去に自分が何ができたのかっていう経験だけ」だと思います。
過去に自分が、「辛くても頑張ることができた」とか、「難しいことでも覚えることができた」という経験が、大人になってからも、「昔、俺は(私は)できたんだから、今回もできるはず」と思い込むことができるのです。

「連立方程式」や「因数分解」は、確かに、大人になってからは使わない可能性が高いです。
でも、こういう難しいことでも、頑張って勉強して、覚えることができたっていう経験は、他の人は絶対に奪うことができない、自分にとっての本当に大きな財産になるので、その財産を得るために、学生のときに勉強をしておいたほうが良い、というのが、2つ目の理由になります。

そして、3つ目の「問題を解決できるようにするため」というのは、大人になってから、問題はしょっちゅう起こります。
たとえば、出かけようと思ったら車のエンジンがかからなくなっていたり、 テレビが急に壊れたり…。
仕事をしていても、システムが動かなくなったり、お客さんから考えもしなかった質問を受けたり、人間関係でなんかよく分からない問題も起こります。

そんなときに、私たちがやることは、「問題を解決する」ということです。
こういう問題って、具体的な手順や、最も正しい正解が分からない場合が多いので、自分で考えて、その都度、自分で対応していかなければなりません。
だから、学生のときに勉強をして、テストとかを受けて、「自分で考える」という力を身につけておくことは、本当に大切なことになります。

確かに、学校で勉強した内容が、大人になってからそのまま出題されるわけではありません。
「台形の面積」を求める機会も、大人になってからは、めったにありません(めったにというか、ほぼありません)。

でも、学生のときに勉強をして、知識を得ておくと、それらの知識を組み合わせることで、新しい問題にも、対応することができるようになるのです。
学校で覚えたことは、そのままでは使わないけど、別の知識や経験が組み合わさることで、 大人になってから起こる問題にも、対応することができるようになります。

大人になってから起こる問題に対応できるように、その訓練として学生のときに勉強をしておいたほうが良いというのが、3つ目の理由です。

だから大抵の大人は学生時代に「こんな勉強、意味あるの?」と思うのと同じくらい、大人になってから「学生のときに、もっと勉強をしておけば良かった」と、後悔しています。

我々も社会人になってからも、本当に「もっと学生のときに勉強をしておけば良かったな」って、強く思いました。
小さいころ、周りの人からは、「勉強しないと立派な人になれないよ」とか、 「勉強しないと裕福な生活を送れないよ」と言われてその言葉の意味が分からず、「お金があれば立派なの?」とか、「良い大学を出るのが立派なの?」と、反発する子どもは多いです。

確かに、「お金を持っている人が立派ということではない」ということは分かりましたし、 良い大学を出た人間が、必ずしも、立派な人間とは言えないと思いますけど、 実際に大人になってから分かったことは、 知識は生活を豊かにするし、 知識があると、人が見えないものが見えてくるので楽しくなるということです。

そして、できないよりも、できた方がやっぱり楽しいし、知識があると人生が豊かになるので、 自分のために、勉強はしておいたほうが得をするということが、大人は経験で分かるのです。

大人になってから、点数をつけてもらえる機会はほとんどありません。
たとえば、自分が一生懸命に何かを作っても、その作ったものに対して点数をつけてもらえる 機会はほとんどありませんし、自分が頑張って仕事をしてもその仕事に対して、点数をつけてもらえることは、ほとんどありません。

もちろん、銀行に勤務したり、投資会社に就職したら、何件の銀行口座を開設してもらったとか、 いくらのお金を預けてもらったとか、「数字」で成績は分かります。
けど、少なくとも、 我々のようなカウンセリングの仕事やその他の領域でも人から点数をつけられるということは、ほぼありませんし、そのような仕事が多いのも事実です。

自分の頑張りを、点数として見ることができる機会は、大人になると本当に少なくなるので、後悔しても仕方ないんですけど、学生のときに、テストをもっと楽しんでおけば良かったなと思いました。

大人になってから、「大切」と思った4つのこと
最後に、我々が、大人になってから「大切だな」と思った4つのことをお伝えします。
もし良かったら、参考にしてください。

まず1つ目は、 「挨拶は大切」 ということです。
「挨拶が大切」ということは、誰でも分かっていますし、当たり前のことなんですけど、 でも、「なんで挨拶が大切なのか?」と言う理由が、よく分かっていない人は多いのではないでしょうか。
そして、大人になってから分かったことは、挨拶をされると、「自分のことを見てくれている」、 「自分の存在を認めてくれている」ということが分かって、嬉しいということです。
逆に、挨拶をしないと、「無視をされた!」という感じになってしまうので、相手を不快にさせてしまう。
だから、挨拶をすることは当たり前だからこそ、逆に、挨拶をしなかったことによる デメリットが、尋常じゃないほど大きいので挨拶は本当に大切だと思いました。
もちろん、メリット・デメリットで考えるのは良くないんですけど、挨拶をしないと、 失うものが本当に大きいですし、挨拶は、人とのコミュニケーションの基本なので、 「挨拶は大切」というのは、本当に強く実感していることです。

そして2つ目は、 「反省をすること」 です。
「反省をすること」は、意外と難しいのですけど、なんで反省することが大切なのかというと、 まず反省しないと、次につながっていかないからです。

生きていれば、失敗することもあるし、「こういうこと言わなければよかった」、「こういう風にすればよかった」って、後悔することもあります。
そういうときに、まず反省しないと、自分が成長していかないし、また同じミスをします。
人間、誰でも失敗することはあるのですから、もし失敗したら、自分のどこが悪かったのか ということを考えて、反省をして、そして、その経験を今後に活かしていくことが大切になります。

あと、ミスをして、人に迷惑をかけたら、その迷惑をかけられた相手は、 「あなたに反省をさせたいと思っている」ということを忘れないようにしてください。
たとえば、もし、あなたが仕事でミスをしたときに、「この手順書が分かりづらいからですよ」とか、「周りがうるさいからですよ」とか、「別に私は悪くないですよ」と言ったら、 迷惑をかけられた相手は、怒り出します。

もしミスをしたら、心から反省をすることが必要になります。
心から反省すれば相手にも伝わりますし、自分自身も、成長していくことができます。
反省をしないと、相手の気持ちもおさまりませんし、成長もしていかないので、失敗したら、「とにかくまず反省する」、ということは、極めて大切なことだと実感しています。

そして、「大人になってから大切だな」と思った3つ目のことは、 「謙虚であること」 です。

「謙虚」という言葉は、重要性が理解できないという方もいますが、大人になってから「謙虚さ」を失うと、失敗します。
たとえば、事業がうまく行って、結果が出て、たくさんのお金を稼げるようになると、「あなたはすごい人ですね!」とか、「尊敬しています!」という感じで、持ち上げてくれます。
そして、それにつられて、「俺ってすげーんだぜ」という感じで、謙虚さを失って、調子に乗ると、 自分で作った大したことがないものが、自分ですごいものに見えてしまいます。
要するに、謙虚さを失うと、自分が作ったものに自信を持ちすぎてしまうのです。

にも関わらず、事業を拡大してしまうと、出て行くお金は増えていくのに、入ってくるお金が無くなってしまうので、会社として、致命的なことになってしまいます。
謙虚さを失うと、自分の実力が客観的に分からなくなるので、これが怖いのです。
だから、常に謙虚であること、というのは、本当に大切なことだと思います。

そして、最後の4つ目は、大切なことというよりも、「嫌なことはすぐにやること」 ということです。
今までの人生を振り返って分かったんですけど、嫌なことを後回しにすると、なぜかあとで、もっと大変になるのです。
たとえば、洗濯するのが面倒だから、明日やろうと思ったら、明日になって雨が降ったり、ガソリンが少なくなってもう少し走れるなって思ったら、なぜかガソリンスタンドが 全然見つからなくて、ドキドキしたり…。
嫌なことを後回しにすると、あとでもっと 大変になるというのは世の常だと思います。

逆に、嫌なことをとにかく先にやってしまうと、後がすごく楽になります。
そして、やるべきことが無くなると、後の時間が空くので、自分でいろいろと やりたいことができるようになるのです。
その方が、時間を有効活用できますし、成長するスピードも速い。

以上です。
ぜひ、参考にしてください。
投稿日:2018-04-24
返信 97
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。確かにその通りです。
大人になってからの挨拶、謙虚、反省、嫌な事を先にやる…は全て私が会社で実践しています。だから今の会社勤めが長続きしていて居心地もよいのかな、と思いました。
家では私は違うのですが(何故か不思議ですが)そういう事を率先してやっていけば、息子もその姿を見てそのように育つのかな、とも思いました。
今の息子ができているのは挨拶と反省くらいで、その他はまだまだだと思います。
勉強する事の意味も分かったので、息子に教えていこうと思います。
今の息子には教えようとしても「きれいごと」だと言われてしまったりするので、まず率先して手本を見せる。それが今の私に足りないものだという事も分かりました。
失った時間は戻りませんが、これからの人生、息子はまだ四分の一も生きてません。充分取り戻す事は可能ですよね?
投稿日:2018-04-24
返信 98
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
可能です!
おっしゃる通り、お子さんの人生はまだまだこれからの方が長いのです。
充分取り戻せますし、何度でもチャレンジできる可能性を秘めています。

そのためには親が手本を見せること。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ(山本五十六)」ですよ。
投稿日:2018-04-24
返信 99
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昨日、スクールカウンセラーさんと今年度初の面談をしてきました。
3月からの息子の様子を話すと「自分で動いてきてるじゃないですか!」と喜んでくれ、学校に行く行かないは息子自身に決めてもらう方向で…と言われました。
今はまだ4月。高校生になるまでまだ時間はあるので、焦らなくても大丈夫ですよ、と言われ安心しました。
不登校支援をしている家庭教師にも話をしてくれたので、1度会ってみようと思います。
投稿日:2018-04-25
返信 100
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
スクールカウンセラーの方と会われたとのこと。
カウンセラーの方のおっしゃることに共感します。

自分で動いてきていることを喜ぶ。
登校は子ども自身が決める。

その通りだと我々も思います。

出来たことに焦点を当てて親子で喜びながら、
一方で、子どもの自立を支援するために、極力、決定事項は本人に任せる。
任せた以上は子どもが決めたことを尊重する。

そして、それを継続する。
これらを意識してみてください。

そして、何よりも「焦らないこと」です。
焦りは禁物です。
三歩下がって二歩下がる・・・の精神です。

不登校支援の家庭教師の方には一度会ってみてください。
まずは親の目で見て・聴いて。
良いと思ったらお子さんにも会うことを促してみてください。
投稿日:2018-04-25
返信 101
ちぃさん
支援センターさんへ削除
一応修学旅行の話を息子にしました。行くか行かないかは自分で決めてね、と言い日程を伝えました。
やっぱり行きたいそうです…でも修学旅行はGW明けすぐです。息子は「今から教室に入って間に合う?」と聞いてきました。
私は「大丈夫だと先生も言ってるし、力になるって言ってたよ」と伝えました。
今日は行こうと思ってたら眠れなくて、行けませんでしたが…

学校に行って先生に相談してみようと思います。
投稿日:2018-04-26
返信 102
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
その伝え方で良いです。
不安を払拭し、安心を与えることに繋がります。
投稿日:2018-04-26
返信 103
ちぃさん
支援センターさんへ削除
GWに入りました。昼夜逆転がおさまっていたはずなのに、先週の中頃からまた始まりました…
私には何も言わないのですが、娘には「連休明けから学校に行く」と言ってたそうです。
私は余計な口出しをしない方がいいのでしょうか?
休みの間に昼夜逆転を直す、と言っていた息子を信じて黙って見てた方が良いのでしょうか?
投稿日:2018-04-29
返信 104
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
余計な口を出すべきか否か、黙って信じてみていた方が良いか否か。
ケースバイケースだとおもいます。
ただし、何も言わずに…ということではないと思います。
それは見守るではなく、見放すです。

これは親として伝えなければという信念のもと、言うべきだと判断したのならば言うべきです。
ここはぐっと堪えて見守ろうと判断したのであればそうするべきです。

子育てに不正解はありません。
もしも上手くいかなければそれは不正解や失敗ではなく、成功までのプロセスです。
投稿日:2018-04-29
返信 105
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「昼夜逆転の原因と対処法」

不登校の子どもは、夜起きて活動し、昼間は寝ている、昼夜逆転の生活をする子どもが多いです。
子どもがそんな生活を続けていると、親は「やめさせなければ」と注意しようとしますが、無理に直す必要はありません。

【昼夜逆転の生活になる理由】
不登校の子どもが昼夜逆転の生活をしやすいのには理由があります。
不登校ではない子どもは、昼間は学校に行きます。
自分はそうすることが出来ないので、昼間起きていることが辛いのです。

学校に登校・下校する子どもの声が聞こえてきたり、外で遊んでいる子どもの声を聞くのも辛い。
昼間寝てしまうことで、外の世界との関わりを遮断します。

昼間寝てしまうので、夜起きてしまう。
夜は外の世界も静かで、学校にいけない自分を責めるように感じるものが非常に少ないのです。

つまり、昼間の世界は、不登校の子どもにとっては、責められているように感じるのです。

夜の時間の方が、それを避けることが出来るのです。

そう感じている子どもに、「朝は起きなさい」「夜は寝なさい」と注意しても、反発されるだけでしょう。


【「支配型」は放任する、「放任型」は注意する】
昼夜逆転の生活をしている子どもに、「支配型」の親は、注意しないことをおすすめします。
放っておくのです。

「放任型」の親は、声をかけることをおすすめします。
「夜は寝ないと疲れない?私は休んで欲しいわ」など、厳しい注意にならない程度に声をかけてください。

あくまでも子どもの気持ちを尊重することが大切です。

但し、「放任型」の親でも、昼夜逆転の生活を無理矢理直すまで言い立てなくて大丈夫です。
声をかける程度で良いです。

子どもの昼夜逆転生活にも、先に説明したとおりの理由があります。
親が無理に治そうとすること自体、野暮です。

不登校の安定期以降、子どもに「これがしたい!」という目標が出来れば、自然と治ります。
心配する必要はないのです。
何度も言いますが、 子どももこんな生活をしたくはないのです!
これも不登校の原因を克服するための作業の時間だと、考えるようにしましょう。

以下は、特に「支配型の親」には読んで欲しい内容です。
子どもの生活に腹を立ててしまった時の対処法です。
沈黙することも、子育ての方法の1つですよ!

不登校の子どもを持つ親、特に「支配型」の親は、腹が立つことが多いでしょう。

一日中ゴロゴロしていたり、部屋に引きこもっていたり、ゲームをしていたりと、子どもが好き勝手しているように見えるからです。

子どもの生活について、「放任型」の親は口を出していくべきです。
叱ると言うよりも、もっとしっかりしないとだめでしょ! という注意する感じで言うのがおすすめです!

ただ、「支配型」の親は、子どもに口出しをしないことが目標ですので、このイライラは上手に抑えなければなりません。
また、「放任型」の親についても、過度にイライラしてしまっては、不登校の原因を克服するために適しているような声かけは出来なくなってしまいます。
そのイライラを抑えるための方法を紹介します。

【イライラを抑えるための方法】
子どもに腹を立てて、イライラして、どうしてもきつくあたってしまいそうになったらまずその場を離れるようにしてください。
例えば、掃除や洗濯といった家事を理由にして子どもから目を背けるのです。

それでも堪えきれなそうなら、外出してしまうのをおすすめします。
夕飯の買い物でも、散歩でも、ドライブでも、うまく友人と会えればお茶でも良いです。
ひとりで喫茶店などに入り、好きな本を読んだり、音楽を聞いたりもとても良い気分転換になります。

「支配型」の親は、最初は頻繁に外出することになるかもしれませんが、それでも良いのです。
「イライラしたら、子どもから離れる」ということは、自分の気分転換にもなりますし、子どもを怒鳴ったり、子どもに不機嫌な表情を見せずに済みます。


【子どもにもこんな影響をあたえます】
「イライラしたら、子どもから離れる」ことは、子どもにどんな影響を与えるでしょう。
実は、良い影響が2つもあります。

まず1つは、親から怒鳴り散らされたり、不機嫌な顔をされるのを回避出来るということです。
不登校の子どもは、その不登校の原因からエネルギー不足になり、休養している状態です。

要するに子どもは疲れているから不登校になるのです。
そんな状態の時に、親の怒鳴り声や不機嫌な表情は、子どもの精神を疲弊させてしまうのです。
親が離れることで、それを回避出来るのです。

そしてもう1つ、親が子どもの傍を離れたことで、「親はいい気分ではないかもしれない」と子どもに感じさせることが出来るのです。
直接言わなくても、伝えることができるのです!
子どもがそう感じれば、「なんでだろう」「どうしてだろう」と自分で考えるようになるでしょう。

親が黙ってその場から離れたり、沈黙するということは、子どもにとっては、とても怖いことなのですよ。

如何でしたか?
「沈黙」「一旦離れる」ということも、子育て方法の1つです。

子どもを一緒に、不登校の原因を克服するため、これを習得してみましょう。
投稿日:2018-04-29
返信 106
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昼夜逆転に関しての対処法なのですが、亡くなった主人が支配型で過干渉だったので私は放任型、というスタイルで息子に接してきました。
とりあえず、しつこくならない程度に声はかけています。あまり言うと「うるさい」「うざい」と言われるので…
目的があると支援センターさんのいう通り、放っておいても夜寝て朝起きる感じもしているので、そこは本人次第なのだな…と思いました。
基本息子はリビングで生活しています。1人になりたい時は自分の部屋に行くようですが、1日のほとんどをリビングにいます。私は隣の部屋で寝ています。なのでほとんどずっと一緒にいる感じです。
あと、結構私にベッタリで、もう中3になるのに…とも思うのですが、これはあえて注意する必要はないのでしょうか?
投稿日:2018-04-30
返信 107
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
中3の男の子で身体的にベタベタとしてくるのは少し避けた方が良いです。
身体的な接触で一番良いのは握手のみです。

無言ではなく、しっかりと理由を述べてベタベタを止めさせましょう。
投稿日:2018-04-30
返信 108
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「母子一体感」と「離別感」

母子一体感と言うのは字のごとく、子供が母親に対して持っている思い。
お母さんはボク(私)の事を解っていてくれてる…と言う様な、『自分の感情を他人が理解してくれて当たり前だ』と言う甘えの感情を相手にもつ事です。

だから夫婦で言うと、
『私の事、解ってくれて当然なのに、なんで解ってくれないの。
解ってよ!!私はこれをやって欲しいのよ!!(私のこの気持ちに気付いて欲しいのよ!!)
でも、全く気づかないわ。イライラ、イライラ。』

言わずに解ってくれって、思った事ってきっと誰しもあると思います。
それは夫婦に限らず、親しい友人や親子なら、解ってるよね?と言う思いもそうです。

離別感と言うのは人と人は違う考えを持った生き物であると言う事。それぞれが違う人間であると言う事を理解している、と言う事です。

この離別感を持っていない人は私の事、解ってくれてて当然なのに、この人は解っていないと怒ったり、悲しく思ったりします。
それは『親しき中にも礼儀あり』と言う言葉の通り、相手と自分との間にパーソナルスペースがある様に、お互いが一線を引いてのおつきあいが出来ないのです。
要するに、心が子供と同じなのです。
心が成長していないと言う事です。

相手を尊重し、自分と考えがちがって当然なんだと思えれば、自分の思いと違う行動を相手がとってもイラッとしたり、悲しくなったりはしないはずです。


例えば、
ママ友が向こうからやって来た。。
『おはよ~』
と、いつもの用にご挨拶をしたのに、彼女はそのまま私のそばを難しい顔をして通り過ぎてしまった。

そんな時、あなたはどう思いますか??
『あらっ?今日はご機嫌斜めかしら?』で、通り過ぎるのが離別感を持った人。


しかし!
『え?なに?なんなの?今の、スルーされたわ!私、なにかした??あの人に!!なんか悪い事、言ったかしら??』
そう思って、ドキドキしながら一日中、掃除をしてもお料理をしていても、自分が彼女に何か悪い事を言ったり、したりしたかもしれない事を脳みそは探し始めます。

でも、思い当たらないので不安になって来ます。
母子一体感を持って日常を過ごしている人は常にこの不安にさらされます。
一日が、こんな事で埋まってしまうなんて、もったいないですよね?

☆人と自分は違う人間なのだから考えがちがって当然☆
☆違う意見はなぜ、そこから生まれてくるのか?☆
☆自分の意見は甘えから来るものではないのか?☆

それぞれオトナの対応をして行く事が離別感を持って生きると言う事です。

「それで自分の周りからみんな居なくなっちゃったら不安で」
「私は子供の頃、親に甘えさせてもらえなかったから」
…いろいろご意見もあろうかと思います。

でも、本当にそうでしょうか?
親に甘えられなくても、他に手を差し伸べてくれた人が、誰も居ない人生だったでしょうか?

誰も、私の事を解ってくれないと、思っているならば、あなたは相手のどれだけの事を解っているでしょう?
あなたの身の回りの大切な方々の事を。
きっと、一つ相手のいい所を探したら、たくさん出て来ますよ。
そうしたら、感謝の気持ちで満たされる事でしょう。

まず、相手から愛される事を望むのではなく、自分から愛する事をして行くと
きっと、離別感と言う事が解ってくると思います。

そして、もし、どうしても相手の事を嫌いならば自分の事、好かれる必要なんてないですよね?

オトナとして、一歩引いていればいいのではないでしょうか?

もしくは、相手と対峙しても(正面から向き合う事)、いいのではないでしょうか?

自分一人で生きていたら、誰かが必ず声をかけてくれます。
一人で凛として生きていたら、あなたは輝いているので誰かがなからず見つけてくれるのです。

そして、究極は「自分が自分を好きになること」
だって、生まれてから死ぬまで、一番長く付き合っているのが「自分」なのですから。
投稿日:2018-04-30
返信 109
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
大前提は「決してあなたのことを嫌いなわけではない」「中3という年齢・男の子ということから母親とべたつくのはちょっと違うと思う」「でも一切のスキンシップを止めるわけではない」「握手はこれからもしていこうね」
こんな感じでしょうか。
投稿日:2018-04-30
返信 110
ちぃさん
支援センターさんへ削除
アドバイス、ありがとうございました。
息子に話してみようと思います。
投稿日:2018-05-01
返信 111
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そうです、そうです!
その意気です。

話してみてどうだったか、また教えてくださいね。
投稿日:2018-05-01
返信 112
ちぃさん
支援センターさんへ削除
息子に話してみました。
しゅんとしていました。
もしかしたら、まだ中身は幼いのかもしれません。
言うことは一人前みたいな感じなんですけど…
でも、早かれ遅かれ親から自立はしていってほしいので…寂しいですけど。
もしかしたら、私が息子から離れたくなくて、くっついてるのかもしれないな、とも思ったりします。
その分会話で補えたらいいな、と思いました。
投稿日:2018-05-01
返信 113
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
お子さんにとっても、ちぃさんにとっても次の段階へ進む過程において大事な時期かもしれません。
その際には多少の寂しさもありますよね。
でも、自立に向けた第一歩と捉えましょう。

おっしゃり通り、会話で補うことはしていってくださいね。
投稿日:2018-05-02
返信 114
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
ご参考までに。
投稿日:2018-05-02
返信 115
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「子育て四訓」

一.乳児はしっかり肌を離すな
二.幼児は肌を離せ、手を離すな
三.少年は手を離せ、目を離すな
四.青年は目を離せ、心を離すな

子どもたちの問題行動が、人間愛、親子愛の欠落に起因している部分が多いと言われています。
問題行動の背景に愛情不足や親子の分離不安があり、いわゆる、親や社会に対する“甘え”があります。
しかし、そうした子どもたちに「甘えるな!」といってみても、そうせざるを得ない過程を経てきているのです。
親としても、大人としても、社会としても、そこに目を向けることが必要です。

「一.乳児はしっかり肌を離すな」
胎児期には、文字通り母子は臍の緒でつながり、羊水の中で守られています。
出生と同時に赤ちゃんは外界にさらされ不安になり、その心の安定を保つためにも、しっかりと肌と肌を触れ合わせることが大切なのです。
サルの子育てで言えば「抱いてちょうだい」の時期です。
人間は生まれて一年間はほとんど受身の状態で、二足歩行ができるまでは、母親の胸は“子宮”の延長であり、しっかり抱かれることによって、赤ちゃんは「守られている」「かわいがられている」と無意識のうちに感じ、信頼し安心するのです。
それが、愛情や信頼、情緒安定、他人を思いやる心など、人間形成の基盤になります。
乳児期の親子の接触はとても大切なのです

「二.幼児は肌を離せ 手を離すな」
幼児は乳離れをするが、一気に離すのではなく、常に親がそばにいることで、「心配しなくてもいいよ」という安心感を与えることが大切。
サルの子育てで言えば「下ろしてちょうだい」の時期。
ちょっと周囲のものに注意や関心があり、自立させるための第一段階だ。自立に目覚める幼児期は、完全な保護から社会に向いて一歩を踏み出す時期といえます。
昨今、子育ては苦痛なもの、苦しみを伴うものという感覚を植えつけ過ぎ、安易に生きることが奨励されすぎていますが、。本当の生きる喜びとは、親子の絆を大切にし、温かい家庭を作り、その延長として健全な社会を形成していく、そうした家庭の社会的意義について考えたいものです。

「三.少年は手を離せ 目を離すな」
少年(少女)は、友達との付き合いによって社会性が育つ時期なので、ここではしっかりと手を離し、活動範囲を広げてやらないといけません。
ただし、いろんな危険があるので、目を離してはいけません。
サルの子育てでいえば、『一人にしてちょうだい』という時期であり、親猿はこの時期、遠くから子猿を見守り、子どもが何かで声をあげるとすっ飛んでいくのです。
人間も学ぶべきところが多いのではないでしょうか。
この時期、子どもが親に反抗したり、非行や問題行動に走ったり、いろんなことで苦しい思いをするかもしれません。
しかし、それは成長の過程です。
親として逃げず、共に成長することを心がけるべきなのではないでしょうか。
子どもの荒れの背景には、親や友人に『こちらを向いてほしい』というメッセージであることが多いです。

「四.青年は目を離せ 心を離すな」
青年期にまでなると、完全に自立していくために、自分なりの生きがい、進路を歩んでいくときであるが、気持ちの上では、心を離してはいけないということです。

いずれにしても、子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはいけません。
投稿日:2018-05-02
返信 116
ちぃさん
支援センターさんへ削除
4つのポイントを見て「今は幼児期なのかな」と思いました。
期間を短くして、進めて行こうと思います。
今日、息子に「去年1年間、俺は五月病やったんかな〜」と言われました。
そんな言葉を教えていないのに、すごい!と思った私は親バカですが、もしそうだとしたら、随分長い五月病だな…と思いました。
連休明けは修学旅行です。本人は行く気でいるので、余計な事はしたくないとは思ったのですが、担任に「同じ班の人達の息子への声かけ」をお願いしました。
事前の打ち合わせにも出席していない息子なので、何も知らないまま行こうとしてるのも凄い勇気のいる事だと私は思います。
直前になって行けなくなるかもしれないけど、準備だけはしようと思います。
投稿日:2018-05-03
返信 117
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
子育て四訓の中でお子さんは「幼児期」なのかな…とのこと。
実年齢ではなく、精神的な年齢を考えてあげて対応していきましょう。
短期間であればそれに越したことはありませんが、焦らないことです。
投稿日:2018-05-06
返信 118
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
五月病の表現…なかなか文学的な表現じゃないですか。
素敵な表現だと思いますよ。
ちょっとクスっと笑ってしまいましたが、こんな才能もあるのですね。
伸ばしてあげたいと感じてしまいました。
投稿日:2018-05-06
返信 119
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そして、修学旅行。
本人が行く気でいる限り、親としては信じて準備をしてあげたいですよね。
先生へのお願いも間違っていないと思います。
声掛けがある・ないで修学旅行の思い出が全然違ってきますし、その後芋いい影響を与えると思います。

何も知らないまま「行こう」と思ったことだけでも称賛に値することですよ。
投稿日:2018-05-06
返信 120
ちぃさん
支援センターさんへ削除
息子は前日の荷物検査にはクラスに顔を出せなかったものの、荷物だけ預けて帰ってきました。
そしてその次の日、息子は自分で歩いて学校に行き、修学旅行に参加しました。
そして今日帰ってきました。
行った先のホテルで気分が悪くなり、班の人と同じ部屋ではなく、1人で個室で一晩過ごしたそうです。そしてその次の日も何も言わなくても1人で個室になったそうです…
班の人は話をしてくれたようですが、1人だけ、息子を無視していたそうです。リーダーではないのですが、先生に声かけをお願いした、小学校の時に同じクラスだった子なのですが…

それを息子から聞いた時、本当にその子に対して腹が立ちました。お願いしなければ良かった。ちなみにその子は入学式の日に息子から声をかけて素っ気なかったという子です。

でもまぁ、そういう態度だったのはその子だけだったみたいなので息子はその事以外では色々な話をしてくれました。
修学旅行なんて行かせなければ良かった…とも思いましたが息子にしてみたら、行かなくて後悔するより行ってよかったのかもしれません。自由行動の時に息子の意見はまったく聞き入れてもらえなかったそうですが、それなりに明るく話してくれました。
お土産を買う暇もなかったそうで、それは私達家族は気にしていないのですが息子は気にしているようです。「ごめんね」と言われました。
とりあえず、今年の大きな行事を無事に終える事ができたので、この後学校へ行けても行けなくても私はどちらでもいいと思っています。
これから残りの中学生活は、高校へ向けて息子のペースで回復していけたらいいと思ってるのですが、この考えは息子にとっていいのか悪いのか、よく分かりません。
投稿日:2018-05-10
返信 121
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
修学旅行に行ったとのこと。
気分が悪くなったり、一人の生徒に無視をされたとのことですが、行って良かったと我々は思います。
これが自信につながるのです。
どうぞ、行ったことに焦点を当てて褒め、喜び合ってください。

無視をした生徒にも腹を立てるのではなく、「何人かに一人はそんな生徒もいるんだと勉強になった。これもまた良い経験」と思いましょう。

またこれからの中学生活もお子さんのペースで親はそれを後方支援するお気持ちで。
「親」と言う字は「木」の上に「立って」「見る」です。
高い位置から俯瞰してお子さんを見守っていきましょうね。
投稿日:2018-05-11
返信 122
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます!
そうですよね、確かに修学旅行へ行くと決めたのは息子で、辛い思いもしましたが楽しかった部分もあり、また久しぶりに同級生と話せた事でこれからの動きも出てくるのではないかと思いました。
今まで学校まで送って行こうか?と声をかけ、そうして送ると大抵車から降りれませんでしたが、入学式の日といい修学旅行の日は自分の足で歩いて行ったのです。
そういう日は息子自身、もの すごく勇気も必要だったし、緊張もしたと思います。
でも自分の力で行った日はいつもと違う表情で、成長したな〜と思えます。
もしかしたら、こういう感じを繰り返して回復して行くのかな、とも思いました。
前は1回行けた事で「また行けるはず」と思い焦った行動をしてしまいましたが
、こうして休みながら行く事を受け入れたいと思います。
…口ではこう言ってますが、本心は行ってほしい気持ちでいっぱいなんですけど…

でも、辛い表情をして学校に向かう息子を見るのはもう嫌なので、息子のためにも無理に引っ張る事はやめようと思いました。
投稿日:2018-05-11
返信 123
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
おっしゃる通りです。
すべてのお言葉に共感を抱きます。

以前にもお伝えしましたが、事実はひとつ、受け止め方はふたつです。
修学旅行に行って嫌な思いをしたということも事実ですが、それをどう受け止めるかは本人次第です。
プラスで受け止めることで本人の成長度が違ってきます。

今回の修学旅行で本人とちぃさん、お二人がとても成長したように感じますよ。
投稿日:2018-05-12
返信 124
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2018-05-12
返信 125
ちぃさん
支援センターさんへ削除
5月も終わろうとしています。
修学旅行へは行けましたが、その後はパッタリ行かなくなりました。
随分長い間行ってないような気がして私自身落ち着きません。
最初の頃は「学校に行きたい」と言っていた息子も、今では何も言わなくなり、それでも声をかけていましたが、今は昼夜逆転の真っ最中です。
不登校の支援をしている家庭教師にお願いする事は本人も賛成していて今日面談をしてきます。
やる気がまったくないようで、見ていてこっちが焦ります。
やる気を起こすいい方法はないのでしょうか?
投稿日:2018-05-25
返信 126
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
やる気を引き出す声掛けは「返信124」を参考にしてみてください。
受け止め方をプラスにするように支援してくのです。
そして、親が常に発している言葉もプラスに!
また、常に笑顔でいることです。
投稿日:2018-05-26
返信 127
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「プラスのシャワー」

その目的は子どもの自己肯定感を高めるためです。

自己肯定感が高まれば何事にも意欲的になります。
意欲的になると周囲の人へも気配りができるようになります。
周囲の人への気配りができる人の周りには更に人が集まります。
人が集まるということは周囲から認められているということ。
周囲から認められると承認欲求が満たされて更に自己肯定感が高まります。
(また最初に戻ります)

・・・このプラスのスパイラルによって自己成長をしてくのでしょう。

そのための第一歩が親からの「プラスのシャワー」なのです。
投稿日:2018-05-26
返信 128
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「笑う門には福来る」

生き物の中で、表情だけで自分の気持ちを表現できるのは、人間だけです。
特に笑顔は、顔の筋肉を使います。これも人間だけに与えられた能力です。
高笑いしながら走っている犬を見たことがありませんし、そんな犬を見たらこっちが笑えません。

笑顔は遠くからでも認識できるのが大きな特徴だそうです。ある実験では、「怒」「驚」「笑」「悲」の4つの表情の写真を用意して、40メートルの距離からどの表情が認識できるかを測定したところ、「笑」以外の表情は識別できなかったそうです。ちなみに、10メートルまで近づくとすべての表情が認識可能だったとのこと。

笑顔になるためには、目の周りにある「眼輪筋」や頬の「大頬骨筋」を動かし、目じりを下げ口角を上げる必要があります。笑顔になることで顔の筋肉を動かし、顔のあちこちを鍛えることになります。頬骨の下の辺りには脳をリラックスさせるツボがあり表情筋を動かすことで、脳波が穏やかなα波になるのだそうです。
海外でも、「3回薬を飲むより1回笑う方が体にいい」「たくさん笑って、たくさん寝れば医者は要らない」など、笑いと健康にいいことわざが多く存在します。ご存知のとおり、笑いは「ナチュラル・キラー細胞」を活性化させます。

また、目の前の人が笑っていると、自分までおかしくなって笑ってしまったことがあります。笑いというものは連鎖的に周りへうつるものだそうです。

「笑う門には福来る」
大いに笑い、自分も周りの人も幸せに!
投稿日:2018-05-26
返信 129
ちぃさん
支援センターさんへ削除
いつもありがとうございます。
笑顔ですよね。
私自身、今は息子にしか目が行ってなく、その事は息子にもあまりいい影響ではないのかもしれません。
結局、家庭教師の方との面談も息子は行けませんでした。
「焦ると長引きますので、息子さんがその気になった時でいいですよ」と言われました。私が焦ると長引くのでしょうか?
投稿日:2018-06-01
返信 130
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
はい、焦りは禁物です。
親の焦りは必ず子どもに伝わります。
そして、「親が焦っている。困らせているのは自分のせいだ」と感じてしまうのです。
そして、自分を責めて自己肯定感を下げてしまいます。
投稿日:2018-06-01
返信 131
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「自己肯定感」

そもそも自己肯定感とはなんでしょう。
自己肯定感とは、自分自身の存在を長所だけではなく、短所も含めて肯定する感覚のことです。

まずは、以下は日本・アメリカ・中国の高校生に対して行った興味深いアンケートを紹介します。

1.「私は他の人々に劣らず価値のある人間だ」
YESの回答…日本(31.5%)、アメリカ(81.5%)、中国(86.6%)

2.「時には私は役に立たない人間だと思うことがある」
YESの回答…日本(56.4%)、アメリカ(32.0%)、中国(25.4%)

国民性の違いがあるし、このアンケートだけでその国の子育ての良し悪しは判断出来ません。
しかし、それにしても日本の高校生の自己評価の低さは突出しているのです。
我々は日本の子どもがアメリカ、中国に比べて特別に劣っているとは思えません。

では、どうして日本の子どもたちはこんなに自己評価が低いのでしょう?
考えられるひとつの原因として社会の子どもに対する態度が挙げられます。
何かにつけて「わがままだ」「やる気がない」「甘えている」etc
…などの否定的な言葉を繰り返し刷り込んで来た結果かもしれません。

子どもが学校から帰って来たとき、日本では「いい子にしてた?」「先生に怒られるようなことしてない?」と開口一番言ってしまう親がいますよね。
欧米の場合、多くは「お帰り!今日は一日楽しめたかい?」…こんな言葉を掛けます。

毎日の積み重ねの結果がアンケート結果に表れているのかもしれませんね。

人間が生きていくためには「自分は存在価値がある」「生きていていいんだ」という自己評価は大切な要素です。
これを心理学では「自己肯定感」といいます。

自己肯定感は子ども時代に育まれると言われます。
自己肯定感を育ませるとは、何かをやらせて褒めて育むものではありません。
それだと失敗した時には逆に子どもを否定することになり「自己“肯定”感」ではなく、「自己“否定”感」を育むことになってしまいます。

自己肯定感を育むとは…子どもの今をそのまま認めること。
存在自体を認めて「生まれて来てくれてありがとう」というメッセージを伝えることです。

現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。~

人を愛するのに理由なんてありません。
成績がいいから?
言うことを聞くから?
良い学校に入ったから?

すべて違います。

その子どもの存在自体が愛するに値するからです。

だから「生まれてくれてありがとう」なのです。
投稿日:2018-06-01
返信 132
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
絶対に焦ってはいけない!
そう思ってしまい過ぎると逆に焦ります。

三歩進んで二歩下がる・・・のお気持ちでいましょう。
投稿日:2018-06-01
返信 133
ちぃさん
支援センターさんへ削除
今日の朝、息子が「漢字ドリル3ページだけでもいい?」と聞いてきました。自分から何かしようかと思えるようになったみたいです!
そして、夜仕事から帰ると息子はいませんでした。娘に聞くと「コンビニ行ったよ」と…。
実際はコンビニではなく、もっと遠いドラッグストアまで運動がてら歩いて行ったらしいのです!
自分で外にも出るようになりました。
いつもならここで「学校の相談室にも行ってみる?」とか言ってしまう私ですが、「何買ってきたの?」くらいに留めました。
息子の方から「運動になると思って、ちょっと遠くに行ってみた」と話してきました。汗もかいたようで、その後は機嫌良く過ごせました。
息子が寝た後に朝のドリルの事を思い出し、見てみると3ページやってありました!
気づくのが遅く、褒めてやる事は出来ませんでしたが、何だか私も楽しくなりました。
明日から土日の休み。息子はどう過ごすのか、余計な事を言わないように気をつけて見守ってみます!
投稿日:2018-06-01
返信 134
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
素敵です!
徐々に効果があらわれている気がします。
そして・・・
>いつもならここで「学校の相談室にも行ってみる?」とか言ってしまう私ですが、「何買ってきたの?」くらいに留めました。
この対応、とても良いです。
我々もなんだか楽しくなってきます。
これを継続してみてください。
投稿日:2018-06-04
返信 135
ちぃさん
支援センターさんへ削除
あれから、家庭教師ならやる!と息子が言ったので、家庭教師とのまずは面談をしてみました。
会う直前には「やっぱり嫌だ」と言いましたが、先生はもう家に向かっていたため、そのまま来て頂き会う事になりました。
人見知りの息子は終始話す事はありませんでした。
家庭教師をするかどうかは後日返事をすると言う事にして帰って頂きました。
中学の先生からは、今から始めないと受験には間に合わないと言われています。
今息子の希望する学校は定時制か全日制の私立。
本当は、息子が動き出すまで待とうと思っていましたが、高校へは行きたい息子に行かせてやりたいという私の思い、中学からの間に合わないと言う言葉に焦りがかなり出てきました。
間に合うギリギリまで待ってみようと思いましたが、私ばかりが毎日不安になっています。
投稿日:2018-06-16
返信 136
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
焦りますよね。
焦ってはいけない時期と、焦りは見せないながらも、しっかりとタイムリミットを設定してそれまでに結論を出さなければならない時期があります。

今は後者ではないでしょうか。
「受験」という時期の定めがある以上、その目標に向けてそこから逆算していき、今しなければならないことを設定しましょう。
それが「家庭教師」という結論であれば、人見知り云々を言っている場合ではないような気がします。

この考え方は社会に出てからも必ず活かすことができます。
投稿日:2018-06-16
返信 137
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
また「何のために勉強するか」も合わせて親子で意思統一し、できれば家庭教師の先生とも共有しましょう。
「受験のため」ではありますが、その大前提として以下を参考にしてください。
投稿日:2018-06-16
返信 138
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
■勉強する意味(なぜ将来役に立たないことも勉強するのか)

学生時代に「なぜ、将来役に立たないことも勉強するのだろう」 とか、「何で勉強ってしなければいけないんだろう」 と思った方は少なくないと思います。

この思いは古今東西、永遠のテーマなのかもしれませんね。
そこで今回は「学校で勉強する意味」に関してまとめてみました。

なお、ここでお伝えすることは、我々の考えであり、当然、まったく違う考えの人もいると思いますので、あくまで、「個人の考え」として聞いていただいて、もし参考になることがあれば、参考にしていただけたらと思っています。

「将来役に立たないことも学校で勉強しなければいけないのか」と大人になった今、考えてみました。
我々が出した答えは、以下の3つです。

1.本当に将来使うため
2.難しいことでも覚えたという経験を得るため
3.問題を解決できるようにするため

1つ目の「本当に将来使うため」というのは、学校で覚えたことや知識は、意外と、将来使うときがあります。
たとえば、計算をしたり、文章を書いたりすることはもちろんありますし、英語も分かると本当に便利だし、 あと、テレビのクイズ番組を見ていても、知識があると、見ていて分かるから楽しくなります。
歴史を知っていると、歴史のドラマも面白いですし、人と話す幅も広がります。
人から「すごい!」って思われれば気分も良くなります。
なので、やっぱり、知っておいた方が良いです。

学生のときは、「これって将来本当に使うのかな?」と思っていたことも、大人になってみると、実際に使うことはたくさんあります。
将来のことは誰にも分からないので、何をいつ使うのかは、学生のときには分からないんですけど、 実際には、大人になってから使うことはたくさんあるので、これが、勉強しておいたほうが良い 1つ目の理由になります。

ただ、そうは言っても、「連立方程式」や「因数分解」は大人になってから実際に使うのか、と言われると、正直言って、大人になってから使ったことがある方は少ないと思います。
数学が必要な専門職以外の人は、ほぼ使っていないのではないでしょうか。

ではなぜ、大人になってから使わない可能性が極めて高い、こういう難しいことも、 学生のときに勉強した方が良いかと言うと、「難しいことも俺は覚えたんだ!」という経験が、 大人になってから活きてくるからです。

大人になってからも、覚えなければいけないことって、たくさんあります。
生きていく上で、やっぱりお金は必要なものになるし、そのお金を稼ぐためには、 仕事をしないとお金を得ることができないんですけど、その仕事をする上で、 覚えなければいけないことは、たくさんあります。

もちろん、仕事だけじゃなくて、普段、生活していく上でも、 覚えなければいけないことは、やっぱりたくさんあるのです。
そして、 知識があればあるほど、得をすることが多いし、人生も豊かになっていくのです。

でも、学生のときに、「将来使わないから」とか、「難しいから」という理由で、 難しいことを覚えようとしなかったら、大人になってからも、「俺って(私って)難しいことを 覚えることができなかったから、今回も覚えれないよな・・」という感じで、諦めてしまいます。
そんな心のクセがついてしまうのです。

逆に、学生のときに、難しいことでも勉強をして、覚えたっていう経験があると、 「あんなに難しいことでも勉強して覚えられたんだから、今回も覚えられる!」と 思うことができるのです。
この経験が、将来、本当に活きてくるのです。

「できるから楽しい。成長するから楽しい」 …そんな視点は必要です。
人生って、やっぱりできないとつまらないですから。

分からないことをやるのは辛いし、面白くないし、勝負でいつも負けていたら楽しくないし、仕事ができないと、「お前ってダメだよね」と言われて、嫌な気持ちになるし、知識がないと損をすることって本当に多いのです。
だったら、できるようになったほうが良いですよね。
できるようになると、面白くなってくるし、勝負で勝ったら楽しいし、知識があると、得をすることが多いのです。

結局、自分に自信が持てる根拠は、「過去に自分が何ができたのかっていう経験だけ」だと思います。
過去に自分が、「辛くても頑張ることができた」とか、「難しいことでも覚えることができた」という経験が、大人になってからも、「昔、俺は(私は)できたんだから、今回もできるはず」と思い込むことができるのです。

「連立方程式」や「因数分解」は、確かに、大人になってからは使わない可能性が高いです。
でも、こういう難しいことでも、頑張って勉強して、覚えることができたっていう経験は、他の人は絶対に奪うことができない、自分にとっての本当に大きな財産になるので、その財産を得るために、学生のときに勉強をしておいたほうが良い、というのが、2つ目の理由になります。

そして、3つ目の「問題を解決できるようにするため」というのは、大人になってから、問題はしょっちゅう起こります。
たとえば、出かけようと思ったら車のエンジンがかからなくなっていたり、 テレビが急に壊れたり…。
仕事をしていても、システムが動かなくなったり、お客さんから考えもしなかった質問を受けたり、人間関係でなんかよく分からない問題も起こります。

そんなときに、私たちがやることは、「問題を解決する」ということです。
こういう問題って、具体的な手順や、最も正しい正解が分からない場合が多いので、自分で考えて、その都度、自分で対応していかなければなりません。
だから、学生のときに勉強をして、テストとかを受けて、「自分で考える」という力を身につけておくことは、本当に大切なことになります。

確かに、学校で勉強した内容が、大人になってからそのまま出題されるわけではありません。
「台形の面積」を求める機会も、大人になってからは、めったにありません(めったにというか、ほぼありません)。

でも、学生のときに勉強をして、知識を得ておくと、それらの知識を組み合わせることで、新しい問題にも、対応することができるようになるのです。
学校で覚えたことは、そのままでは使わないけど、別の知識や経験が組み合わさることで、 大人になってから起こる問題にも、対応することができるようになります。

大人になってから起こる問題に対応できるように、その訓練として学生のときに勉強をしておいたほうが良いというのが、3つ目の理由です。

だから大抵の大人は学生時代に「こんな勉強、意味あるの?」と思うのと同じくらい、大人になってから「学生のときに、もっと勉強をしておけば良かった」と、後悔しています。

我々も社会人になってからも、本当に「もっと学生のときに勉強をしておけば良かったな」って、強く思いました。
小さいころ、周りの人からは、「勉強しないと立派な人になれないよ」とか、 「勉強しないと裕福な生活を送れないよ」と言われてその言葉の意味が分からず、「お金があれば立派なの?」とか、「良い大学を出るのが立派なの?」と、反発する子どもは多いです。

確かに、「お金を持っている人が立派ということではない」ということは分かりましたし、 良い大学を出た人間が、必ずしも、立派な人間とは言えないと思いますけど、 実際に大人になってから分かったことは、 知識は生活を豊かにするし、 知識があると、人が見えないものが見えてくるので楽しくなるということです。

そして、できないよりも、できた方がやっぱり楽しいし、知識があると人生が豊かになるので、 自分のために、勉強はしておいたほうが得をするということが、大人は経験で分かるのです。

大人になってから、点数をつけてもらえる機会はほとんどありません。
たとえば、自分が一生懸命に何かを作っても、その作ったものに対して点数をつけてもらえる 機会はほとんどありませんし、自分が頑張って仕事をしてもその仕事に対して、点数をつけてもらえることは、ほとんどありません。

もちろん、銀行に勤務したり、投資会社に就職したら、何件の銀行口座を開設してもらったとか、 いくらのお金を預けてもらったとか、「数字」で成績は分かります。
けど、少なくとも、 我々のようなカウンセリングの仕事やその他の領域でも人から点数をつけられるということは、ほぼありませんし、そのような仕事が多いのも事実です。

自分の頑張りを、点数として見ることができる機会は、大人になると本当に少なくなるので、後悔しても仕方ないんですけど、学生のときに、テストをもっと楽しんでおけば良かったなと思いました。

大人になってから、「大切」と思った4つのこと
最後に、我々が、大人になってから「大切だな」と思った4つのことをお伝えします。
もし良かったら、参考にしてください。

まず1つ目は、 「挨拶は大切」 ということです。
「挨拶が大切」ということは、誰でも分かっていますし、当たり前のことなんですけど、 でも、「なんで挨拶が大切なのか?」と言う理由が、よく分かっていない人は多いのではないでしょうか。
そして、大人になってから分かったことは、挨拶をされると、「自分のことを見てくれている」、 「自分の存在を認めてくれている」ということが分かって、嬉しいということです。
逆に、挨拶をしないと、「無視をされた!」という感じになってしまうので、相手を不快にさせてしまう。
だから、挨拶をすることは当たり前だからこそ、逆に、挨拶をしなかったことによる デメリットが、尋常じゃないほど大きいので挨拶は本当に大切だと思いました。
もちろん、メリット・デメリットで考えるのは良くないんですけど、挨拶をしないと、 失うものが本当に大きいですし、挨拶は、人とのコミュニケーションの基本なので、 「挨拶は大切」というのは、本当に強く実感していることです。

そして2つ目は、 「反省をすること」 です。
「反省をすること」は、意外と難しいのですけど、なんで反省することが大切なのかというと、 まず反省しないと、次につながっていかないからです。

生きていれば、失敗することもあるし、「こういうこと言わなければよかった」、「こういう風にすればよかった」って、後悔することもあります。
そういうときに、まず反省しないと、自分が成長していかないし、また同じミスをします。
人間、誰でも失敗することはあるのですから、もし失敗したら、自分のどこが悪かったのか ということを考えて、反省をして、そして、その経験を今後に活かしていくことが大切になります。

あと、ミスをして、人に迷惑をかけたら、その迷惑をかけられた相手は、 「あなたに反省をさせたいと思っている」ということを忘れないようにしてください。
たとえば、もし、あなたが仕事でミスをしたときに、「この手順書が分かりづらいからですよ」とか、「周りがうるさいからですよ」とか、「別に私は悪くないですよ」と言ったら、 迷惑をかけられた相手は、怒り出します。

もしミスをしたら、心から反省をすることが必要になります。
心から反省すれば相手にも伝わりますし、自分自身も、成長していくことができます。
反省をしないと、相手の気持ちもおさまりませんし、成長もしていかないので、失敗したら、「とにかくまず反省する」、ということは、極めて大切なことだと実感しています。

そして、「大人になってから大切だな」と思った3つ目のことは、 「謙虚であること」 です。

「謙虚」という言葉は、重要性が理解できないという方もいますが、大人になってから「謙虚さ」を失うと、失敗します。
たとえば、事業がうまく行って、結果が出て、たくさんのお金を稼げるようになると、「あなたはすごい人ですね!」とか、「尊敬しています!」という感じで、持ち上げてくれます。
そして、それにつられて、「俺ってすげーんだぜ」という感じで、謙虚さを失って、調子に乗ると、 自分で作った大したことがないものが、自分ですごいものに見えてしまいます。
要するに、謙虚さを失うと、自分が作ったものに自信を持ちすぎてしまうのです。

にも関わらず、事業を拡大してしまうと、出て行くお金は増えていくのに、入ってくるお金が無くなってしまうので、会社として、致命的なことになってしまいます。
謙虚さを失うと、自分の実力が客観的に分からなくなるので、これが怖いのです。
だから、常に謙虚であること、というのは、本当に大切なことだと思います。

そして、最後の4つ目は、大切なことというよりも、「嫌なことはすぐにやること」 ということです。
今までの人生を振り返って分かったんですけど、嫌なことを後回しにすると、なぜかあとで、もっと大変になるのです。
たとえば、洗濯するのが面倒だから、明日やろうと思ったら、明日になって雨が降ったり、ガソリンが少なくなってもう少し走れるなって思ったら、なぜかガソリンスタンドが 全然見つからなくて、ドキドキしたり…。
嫌なことを後回しにすると、あとでもっと 大変になるというのは世の常だと思います。

逆に、嫌なことをとにかく先にやってしまうと、後がすごく楽になります。
そして、やるべきことが無くなると、後の時間が空くので、自分でいろいろと やりたいことができるようになるのです。
その方が、時間を有効活用できますし、成長するスピードも速い。

以上です。
ぜひ、参考にしてください。
投稿日:2018-06-16
返信 139
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
まず、やる気を出す方向に向けないと、始まらないと思うのですが、口で言っても聞かないし「うるさい」「うざい」「またその話か!」と言われてしまいます。
一時は聞き入れてくれた時もあったのですが、いざ動き出すための準備を始めようとするといつもこんな状態になってしまい、私自身挫けてしまいます。
先回りはよくないのは分かっています。
でも、前向きな発言を聞くと、そのためにやらなければいけない事の準備をした方がいい、というか、やりやすい環境を作るのが私の役目かな、と思っているのですが…
本当は息子が自分で気づき、自分から始め、「手伝って」と言われる事だけ手伝うのが理想なのも分かっています。
やっぱり私のこの行動が焦りを感じさせてしまって悪い方向に向いていってるのでしょうか?
見守るって難しいです。
投稿日:2018-06-19
返信 140
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
見守る・・・は大切です。
我々もいろんな機会にその重要性を伝えています。
でも、見守ると放置は違います。
見守るとは余計なことを言わずに必要なときは支援することです。
「過保護・過干渉・しつけ」の区別を明確にすることが大切なのです。
以下を参考にしてください。
投稿日:2018-06-19
返信 141
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「過保護・過干渉・しつけ」

よく、「過保護は子どもの教育上、良くない」ということを耳にします。
過保護が子育てをしていく上での悪い代名詞にもなっているのです。

「あの子は過保護で甘やかされたので、自分勝手で協調性がない」とはよく聞かれる言葉です。
しかし過保護はほんとうにわがままな子どもにしてしまうのでしょうか。
子どもは親(主として母親)をとおして、心の発達でもっとも大切な自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信を獲得して成長していきます。
そのためには自分の欲求がいつもしっかり受けとめられ、十二分に愛され保護される必要があります。
要するに、子どもは本能的に親の愛情を欲しているのです。そして親の愛情により子どもは健やかに育つのです。

大きくなってもわがままや甘ったれの原因というのは、過保護ではなく、親の無関心が原因です。
子どもに対する親の愛情が薄いと、育児放棄的になるか、逆に何でも与えてその場をしのごうとする「過保護的な行動」になるか、のどちらかではないでしょうか。
つまり同じ「過保護的な行動」であったとしても、親の愛情があるか、または親の無関心かにより、子どもに対する影響は正反対になるということです。

一般的に「過保護は子供をダメにする!」というのは、実は後者(親の無関心)のことであると思います。
では、親の愛情があれば過保護でも問題ないのか?というと「問題ない」と思います。
むしろ小さいうちに子供の欲求を満たしてあげれば、子どもは満足して過度に欲求をすることはなくなってくるということです。

いつまで経っても、大人になっても欲求が収まらないというのは、先に書いた「親の無関心」が原因のひとつにあるのです。
いくらモノを与えても子どもは満たされないということです。
子どもが本当に欲しいものはモノではなく、そのモノを通して親の愛情を感じることではないでしょうか。

子どもがオッパイを欲しがれば与えればいいし、子どもが抱っこを要求すれば抱っこしてあげればいいし、何かを欲しがれば出来る範囲で与えればいいと思います。

ただし、親の思いは率直に子どもに伝えることも大切です。
例えば経済的に無理のあるものを欲しがっている場合は「買えない」ことをきちんと伝え、代わりに手作りにチャレンジするとか、抱っこしてあげたいけど大きな荷物を持って無理な時や体が弱くて難しいときは、家で座ってなら出来ることを伝えたりすればいいのです。
無理のない出来る範囲での「過保護」は大いにやってあげるべき、そしてそれらは「子どもの自律」の妨げにはならないというのが我々考えです。

ちなみに、危険なこと、人としてやってはいけないこと、これらは「しつけ・教育」の問題であり、過保護とはまた違った性質のことなので、それらと混同しないで欲しいと思います。

過保護と過干渉はつい混同されがちですが、その性質はまったく異なるものです。
多くのご相談を受ける中で、昨今は親による子どもへの過干渉がとても多いと感じています。

過干渉とはその名のとおり「過度に人に干渉すること」です。
この過干渉は大いに子どもの「自律」の妨げになります。

一般的な子供への過干渉の例を言うと
・子供が欲求していないことに良かれと思い口を出す
・必要以上に子供の言動に口を出す
・先回りして良し悪しを植えつける

幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになります。
あらゆることに興味を示し、何度失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果敢に挑戦していきます。
親は心配で見ていられませんから、つい手を出します。
しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失うことを恐れて、“偽りの前進”や退行現象に陥ったりすることになります。
ですから「過干渉には注意」が必要です。

「過干渉」の何がいけないかと言うと、まずは子どもの考えや思い、意見を無視して干渉するということです。
ここで難しいのは先ほど挙げました「しつけ」と「過干渉」の境です。

「しつけ」はもちろん大事なことです。
子どもに口を出したくなくても、しつけの一環として口を出さざるをえないことは当然あります。
子どもの意見だけを尊重するわけにはいかない場面はあります。

それはもちろん大事なことであり、子育ての過程では、親としてやっていかなければならないことです。
しかしここで言う「過干渉には注意」が必要というのは、親の考えや価値観を過度に植えつけようとすることを意味します。
人は誰だって性格や考え方、価値観は異なりますし、それは親子だって同じことなのです。

過干渉の危険な要素はその親の価値観を子どもに植えつけようとし、親の価値観に反すれば注意して正そうとすることです。
更に過干渉を例えると、ごはんを食べるのが遅いから「早く食べちゃいなさい」と言うのはいいのですが、早く食べるように手伝ったり、食べる順番をいちいち指摘したりすることは「過干渉」と言えます。
また、今日は暑いから「こっちの服にしなさい」と言うのはいいのですが、それを過度に強要したり、子どもがたいして興味がないのに、親が良かれと思うことで遊ばせたり、習い事をさせたりすることも「過干渉」と言えるでしょう。
よく耳にするのは、特に害はないけれど、親が不愉快に思うことは止めさせようとしたり、何かにつけ、あーしろこーしろと指示をしたりすることも「過干渉」です。

これらの例で、「しつけ」「過保護」「過干渉」の違いが何となくご理解頂けるかと思います。

過干渉でよく言われているのが、「親の子どもに対するマインドコントロール」です。
その結果、子どもは何が良くて、何が悪いかの基準を正しく理解することが出来ずに、親の顔色が基準になってしまうのです。
子どもは自分の考えで行動出来なくなる恐れがあり、自分(子ども)の価値観で良し悪しを判断することを認められず、親の価値観が優先されてしまうのです。
これでは子どもの「自律」が育たないのは当然のことであると言えます。

しかしこの手の親は、なぜ子どもが自律できないのかが理解できてない場合が多いのです。
結果的に更に親の干渉が増え、そして子どもの自律は更に遠のくという悪循環が生まれてしまうのです。

注意すべき点は、親が過干渉にしていることを気づかない場合です。
早く気づけばいいのですが、自分で気づくのは、なかなか難しいことです。
親に自分の望むことを十分にしてもらっている子どもは、家庭以外でも先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べます。
ですから友だちのなかに入っていくのが上手か下手かをみるとよくわかります。
保育園や幼稚園で親から何日も離れられない子、いつも先生の周りにまとわりついていて、友だちのなかに入っていけない子は過干渉の可能性があります。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいいのですが、先生のいやがることをわざとたくさんして関心をひく子でしたら要注意です。

カウンセリングを進めていく中で感じるのは、過干渉の親というのは、親自身が周りから受けいれられていないケースが多いと感じています。
自分が受けいれられないのに子どもを受けいれることは難しいです。
自分が孤独ですから、子どもが自分のいうことをきかないと許せないのです。
子どもが唯一の話し相手であり、受け入れてもらえる相手であり、コントロール可能な対象なのです。

ですから、過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくしていくことが大切と言えます。

夫婦関係は元より、地域や親戚、友人関係を良くし、お互いに受けいれられる状態でなければいけません。
そうした親は、子どもの話を聞くだけでなく、子どもの願いもかなえることができます。

孤独になるにしたがって過干渉になり、ゆくゆくは虐待するようになるのです。
しばしば体罰をする親や教師に多いパターンです。親や教師自身が我慢できない。
親同士・先生同士が孤立していては、どんなに優秀な親や教師であっても、いい子育てや教育、指導はできません。
そのためには、コミュニケーションが最も大切なのです。

干渉も、やリ方によっては過干渉になりかねません。
子どもがいやがる塾や習いごとに無理やりに、いつまでもつれていくことがあります。これは過干渉です。
子どもの個性と能力と、いやがる度合を見て、干渉か過干渉かをみきわめればいいのです。

ただし、子どもが望んでいないことをしてはいけない…ということではありません。
ここで申し上げたいのは「過剰にしてはいけない」ということです。
どこまでが過剰で、どこまでが過剰でないか、これはそれぞれの家庭の価値観、環境、文化、親子との関係などで決めればいいことです。

親と子の関係は、普段から、子どもの言うことをたくさん聞いてあげていれば、親の言うことも聞かせやすいということがあります。
いつもたくさん言うことを聞いてもらっていれば、子どもは少しぐらい我慢できるのです。
あまり聞いてあげていない子に我慢しろと言っても我慢できるものではありません。

また普段よく話を聞いて欲求をかなえてもらっていれば信頼感もあります。
信頼している人の言うことはよく聞くけど、信頼していない人のことはちょっとしたことでも聞けないのです。

よく、「怒るはダメで、叱るがいい」と言います。我々も以前はそう伝えていました。
決して間違いではありませんが、大事なことが抜けています。
それは「誰が」と言うことです。

信頼している人から怒られても、それはすべてがいやなわけではありません。
信頼していないとから上手に叱られてもストレスしか感じません。
信頼関係で結ばれている親子であれば、多少感情的になって怒ったとしても「自分(子ども)のために言ってくれているんだ」と思ってもらえるはずなのです。

ですから、普段から子どもの欲求をよく聞いて、良い親子関係を作っておくことが大切です。
子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおリの愛し方をする…これが保護であり、過保護であっても、ちっともかまいません。
そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。

重要なのは、「親の欲求不満を満たすための過干渉」は慎んでもらいたいということです。

※上記で説明しました、「コミュニケーション」に関しましては以前もお伝えしましたが再度以下にご紹介します(ひとつ追加して①~④になります)。

投稿日:2018-06-19
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若者教育支援センターさん
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「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-06-19
返信 143
若者教育支援センターさん
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「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-06-19
返信 144
若者教育支援センターさん
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「コミュニケーション③~アサーション・トレーニング」

「アサーション・トレーニング」により、自分も相手も大切にする自己表現法「アサーション」を身につけることができます。
これにより、自分の気持ちを制限することなく、お互いを尊重しながら自己表現し、うまくコミュニケーションをとることができれば、対人関係の悩みが解消されることでしょう。
以下「アサーション・トレーニング」について解説していきます。

1.アサーション・トレーニングとは?
自分と相手、双方を大切にしながら自己表現を行うコミュニケーションスキル「アサーション」。
このアサーションを身につけるためのトレーニングが「アサーション・トレーニング」です。
アサーションの自己表現は大きく3つのタイプに分けられます。

【ノン・アサーティブ(非主張型)】
自分よりも相手を優先し、自分を後回しにするタイプ。
ドラえもんでいえば、のび太君のようなタイプです。
自分の意見を表現しなかったり、しそこなってしまったりします。
自己肯定感が低く、相手の気持ちや態度を考えてしまうために自己主張できずに、自分のことを分かってもらえないという気持ちが残ったり、後で言い訳をしてしまうタイプです。

【アグレッシブ(攻撃型)】
相手よりも自分の意見を優先するタイプ。
ドラえもんでいえばジャイアンのようなタイプです。
自分の意見ははっきりと伝えるのですが、相手の気持ちを無視し、考えを押し付けたりします。
自分が一番という思いが強く勝つことにこだわり、攻撃的自己表現で自分勝手な行動をしたり、自分が優位になるように相手を操作しようとします。

【アサーティブ(攻撃型と非主張型の黄金率)】
自分の気持ちを正直に表現でき、相手の意見も大切にするタイプ。
ドラえもんでいうと、しずかちゃんのようなタイプです。
その場にふさわしい表現で率直に自分の意見をいうことができます。
時には意見がぶつかることも踏まえていて、お互いに意見を出し合い、最終的に双方の納得のいく結論を出そうとする理想的なタイプです。

【タイプの違いによる自己表現の例】
行列に並んでいて自分の前に横入りされた時、
①ムッとして内心腹は立つが、相手には何も言わない。(ノン・アサーティブ)
②割り込みしたことに対して怒り、列から外れるように言う。(アグレッシブ)
③先に並んでいたことを伝え、後ろに並ぶよう丁寧に頼む。(アサーティブ)

アサーション・トレーニングとは、上記③のように自分と相手、両方を大切にした自己表現を身につけるトレーニングです。
相手の意見を尊重しながら、その場にふさわしい表現方法で自分の気持ちや考えなどを正直に伝えられるようになるコミュニケーションスキルを養います。

2.アサーション・トレーニングの必要性
自分と相手の両方を尊重することは、時に心の葛藤を起こすこともあります。
アサーション・トレーニングは、多くのカウンセリング経験を持つトレーナーが担当します。
対人関係や苦手な相手とのコミュニケーションなど個人が抱える問題について、ひとつの正解を求めるのではなく、ひとりひとりが自分なりのアサーションを習得していくことを目指します。
アサーションは、相手を自分の思う考えに導くよう操作したり、無理にイエスを言わせようとするものではありません。
お互いがそれぞれ自分の気持ちを率直に表現しながら、より良い関係を作っていくことが目的です。
アサーションができるようになれば問題なく物事が進むようになり、人間関係の改善も見られるようになるでしょう。
しかし、それが短期的なものであれば無理に自己表現を行うことでストレスが溜まったり、精神状態が悪化するなどの恐れもあります。
アサーションの達成感とは逆に、気づかぬうちにストレスを溜めてしまわないようにトレーニングにより自然に身についていくことが必要です。

【ビジネスシーンでの必要性】
「職場の風通しが悪くては生産性が上がらない」これはビジネスにおいてのコミュニケーションの重要性を物語っています。
さまざまな人間が集まるビジネスシーンでは、年齢や立場、考え方や性格の違う人々との間で良好な人間関係を築いていくことが求められます。
ストレスは、人によってその原因も違えば感じ方も違います。
中でも人間関係のストレスは厄介で、なかなか解決に向かうことができません。
毎日職場で顔を合わせる相手との関係であれば、かなり深刻な問題です。
社訓などで個人を尊重することを前提としていても、立場上イエスマンになってしまったり、「ノー」と言えないことで「うつ」になってしまっては、自分を守ることができません。
会社としても、有能な人材を失うことにもなりかねません。
従来から管理者研修においてコミュニケーションは必須です。
アサーションにおける自他尊重の自己表現を身につけ、実践できることがビジネスの成功につながることは明らかです。

【日常生活での必要性】
苦手な人とのコミュニケーションは、多くの人の悩みです。
誰にでも苦手な人というのはいるものです。
出来るだけ関わらないようにしたいのが本音ですが、実際はそうはいかない場合も多いものです。
アサーション・トレーニングでは、苦手な人とでも良好な関係を築くことができるようになるヒントや技法を習得することができます。
私たちは知らず知らずのうちに自己防衛反応が働き、そのつもりがなくても苦手な相手に感情的な態度をとってしまったり、言いたいことをうまく表現できずに苦労しています。
不思議なもので自分が苦手だと思っている相手も、自分のことを苦手と思っていたということがよくあります。
言ってみれば、それはお互いにうまくコミュニケーションをとりたいという心理の表れともいえます。
アサーション・トレーニングを学び、自己分析することで自分のコミュニケーションパターンが分かり、考え方の方向転換ができるようになるでしょう。
上手なコミュニケーションにより苦手な人たちとの関係がよくなれば、心の負担が軽くなります。

3.アサーション・トレーニングの効果
【ビジネスにおける効果】
サービス業を中心として人と関わる職業のビジネスパーソンは、顧客の要望を聞き入れることが優先となり、結果的に自己犠牲を伴い「燃え尽き症候群」になりやすいと言われています。
熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時から急に意欲がなくなり無気力状態になってしまう。
そうならないためにも、たとえ顧客であっても自分の意思を伝えることが大切です。
無理な依頼をされた時、「そのスケジュールでは難しい」「こういう方法ではいかがでしょうか」など、相手の意見も尊重しながら話し合うことで双方に良い状況を作り出すことが出来ます。これが、アサーションの効果です。

【友人間における効果】
いつも待ち合わせに遅れてくる友人と旅行に行くことになりました。
当日、その友人は30分以上も遅れてやってきて「ごめんね!」と謝りました。
あなたはどんな返答をするでしょうか?
「なんとも思ってないよ」「私も遅れてきたから大丈夫」など、その場を取りつくろうために不満な気持がありながらも適当に済ませてしまったら、旅行の間ずっとモヤモヤした気持ちが残ります。

いつも遅れてくるということは、あなたなら許してくれるという甘えがあるのではないでしょうか。
本当は不満に思っていることを上手に伝えれば、友人の考えや行動も変わるかもしれません。
謝っている友人のことも尊重しながら、自分の気持ちを伝えるにはどのような言い方がよいでしょうか?
「遅れてきたのには理由があるのだろうけど(相手の気持ち優先)、待っている気持ちを考えてくれるなら、次からは約束を守ってほしい(自分の気持ち表現)」などと率直に伝えてみましょう。

結果、お互いに気持ちが通じ合い、これまでより良い関係を築くことができればアサーションの効果があったといえるでしょう。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
友人、親子、夫婦、恋人などの日常の会話を思い出してみて、「あの時はこうすべきだった」「こんな風に言えればお互いを尊重できた」など、まずは身近なところからアサーションを活用してみてはいかがでしょうか。

4.アサーション・トレーニングの実践例
【上司からの無理な依頼を上手に断りたい】
ビジネスの現場で上司からの仕事依頼は、手一杯の仕事を抱えていても断りにくいものです。
自己主張できるタイプの社員であれば問題ないことでも、口下手で自分の意思を伝えることが苦手なタイプの社員には深刻な問題となります。
かといって、どんな仕事も引き受けていては、実質的な負担も心の負担も溜まる一方です。
「悪いけど、すぐに急ぎの書類を作成してくれないだろうか」という上司の依頼を断りたいとき、どのように返答すればよいでしょうか?
例①「はい、わかりました。」と仕方なく引き受けてしまう
例②「今はちょっと忙しいので…」と言いにくそうに断る
例③「それは、私の担当ではないので」と言って断る

②と③は断ってはいますが、あまり良い返答ではないようです。
返事のしかたで相手の受けるあなたの印象はずいぶん異なります。
いつも引き受けていれば、少し無理をしても引き受けてくれると思われるでしょう。
はっきりと断れば、できないということは伝わりますが、このような断り方では印象はよくありません。
アサーションは、自分も相手も尊重するコミュニケーションです。
この場合は「今は○○の書類を作成していて時間がとれません。
終わり次第取り掛かれますが、それでよろしいですか?」と自分の状況を説明し、こうであれば出来ると提案する方法が望ましいでしょう。

上司は早急に必要であればほかの人に依頼するでしょうし、少し待ってもあなたに依頼したいと思えばそうするでしょう。
この返答により、自分の気持ちを伝えることができたので、次からは上司の対応も少し違ってくるかもしれません。

【人に褒められたときの対応のしかた】
人に褒められることは嬉しいことです。
でも、その場に同期の社員がいたり、同じ仕事をして自分だけが褒められたりすると、恥ずかしかったり、返答に困ったりする場合もあります。
そんなとき、どんな対応のしかたがよいでしょうか。

【褒めてくれた相手と周りの人を尊重しながら、自分の意思を素直に告げる方法】
まずは、褒められたことに対し、素直に「ありがとうございます」と答えるのがよいでしょう。
その上で「みんなの協力のおかげです」と付け加えたり、「ご指導のおかげです」や「また頑張ります!」など、自分も周りの人も気持ちがよくなる返事ができるとよいでしょう。
アサーション・トレーニングによって、場面ごとの表現のしかたについてイメージトレーニングができれば、自然に表現できるようになるでしょう。

5.アサーション・トレーニング実施時のポイント
アサーションの基本は自他尊重の自己表現です。
その心構えが4つあります。

・思いを率直に表現すること
・相手に対して誠実であること
・自分と相手が対等であること
・表現することは自己責任であること

なぜ自己表現することが難しいのか。
まずは自分の感情と向き合い、受け入れることが重要です。
苦しんでしまうのは、感情の矛盾があるからです。
「本当は断りたいのに引き受けてしまう」「本当は怒っているのに相手に伝えられない」そんなモヤモヤを取り除くためには、適度に表現することが重要です。
それにより、自分の感情と行動が一致し、矛盾から解放されます。

私(I=アイ)を主語として伝えること。
まず自己を表現し、対等な相手に対して誠実であり、相手を尊重すること。
自分の責任において、自信をもって会話するのです。
「あなたはいつも自分勝手な行動ばかりするので困る」
Iメッセージにすると… 「私はあなたが協力してくれたら、もっと良い仕事ができると思う」
「あなたはいつも自分の話ばかりで聞く耳を持たない」
Iメッセージにすると… 「私はあなたに聞いてほしい話がたくさんあるから、時には聞いてほしい」
主語を「あなたは」から「私は」にすることで相手を責めるような表現でなく、自分はこう思っているからこうしてほしいという表現になります。
答えはひとつではありません。
アサーション・トレーニングを繰り返すことで、その場に応じて自然な対応ができるようなります。

6.アサーション・トレーニングの参考書籍
■改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
平木 典子 (著)
・日本にアサーション・トレーニングを初めて紹介し、依頼その普及のために第一線で活躍されてきた平木典子先生による決定版といえる一冊です。

■アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 新書
平木 典子 (著)
・第一人者が語るわかりやすい入門書です。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。

■マンガでやさしくわかるアサーション 単行本
平木 典子 (著), 星井 博文 (その他), サノ マリナ (その他)
心理療法としても、日常のコミュニケーションスキルとしても必要にされているアサーション。
第一人者として活躍する著者によるわかりやすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式でアサーションの基礎を楽しく学べる一冊です。

投稿日:2018-06-19
返信 145
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「コミュニケーション④~「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」

質問する時は「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」をうまく組み合わせること。

これは質問方法の代表的な分類です。
相手が「はい、いいえ」または「AかBか」の択一で答えられるような、回答範囲を限定した質問の仕方をクローズドクエスチョンといいます。
これに対し、「どう思うか?」などのように、制約を設けず相手に自由に答えさせるような質問のしかたをオープンクエスチョンといいます。

クローズド・クエスチョンは、相手の考えや事実を明確にしたい場面などで有効とされ、オープン・クエスチョンは、相手からより多くの情報を引き出したい場面で有効とされるといわれています。

例えば「昨日京都に行ってきたんだ」に対し、「楽しかった?」「1人で?」「仕事?」などという質問はクローズドクエスチョン。

「どうして?」「どうだった?」などはオープンクエスチョンといえます。

話題を展開させたり思考を深めたりするためには、この両方をうまく組み合わせていく必要があるのです。

答えがあまり出てこない場合には答えやすい「クローズドクエスチョン」から入り、徐々に「オープンクエスチョン」に展開していくといいでしょう。
投稿日:2018-06-19
返信 146
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
いかがでしょう。
コミュニケーションを図りながら・・・ですと自ずと積極的・能動的な見守りにつながるのです。
投稿日:2018-06-19
返信 147
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そして、どうかお子さんと将来の夢を語り合ってください。
その夢から逆算していまをどのように過ごせばいいかも話し合えることができたら親子の信頼関係は深まっていきます。
投稿日:2018-06-19
返信 148
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
今日、息子に「高校へ行きたい気持ちがあるのなら、勉強はしておかないと。」と言い、高校に行きたい理由を聞くと「将来働くため。高卒じゃないとなかなか仕事がないんやろ?」と息子が言いました。
将来やりたい事がまだ見つかってない息子。なので、「そうだね、仕事の選択肢を増やすためにも高卒じゃないと取ってくれない会社が多いから、高校は出た方がいいね。それだけじゃなくて友達も欲しいと言ってたから、勉強中心じゃなくてもいいから、高校に通った方がいいと思うよ」と答えました。
息子は納得していました。
勉強は好きではないけど、高校に合格するために、最低限の中学での勉強もしておかないと…と思ったみたいで、とりあえず今は落ち着いて話ができました。
小さい頃、亡くなった父親が過干渉だったため、なかなか自分の意見が言えず、自分から行動もできなかったのが、今から私のやり方で取り戻せるのか分からないですが、彼の人生は私が決める訳にはいかないので、彼にも考えてもらわないといけないと思っています。
もちろん、おかしな事を言いだしたりしたら、その時は私の意見も言うつもりですが…
実は上の娘がいつの間にか自分では何も考えられない、決められない子になっていた事に去年気づきました。
転職するのにも一苦労でした。結局は私の意見で次の職を決めたような感じで、娘がやりたい職業ではなかったような気がします。ただ、その職業につく為には資格を取らなければならず、どうする?と質問する事で、娘に最後は決めさせる事ができました。
多分、息子の今もそんな感じ(ある程度は導くけど、最後は自分で決めさせる)でいいのかな、と思ったりしてますが…
年齢的にそれは難しい事だと思いますか?
投稿日:2018-06-20
返信 149
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
決して難しくはないと思います。
また、今回書き込んでいただいた内容(特にお子さんとのやり取り)はすべて共感します。
時間がかかってもいいのです。
この対応を継続してください。
結果的にそれが近道になります。

まだ将来のやりたいことが見つかっていないのも「普通」です。
中高生で将来の夢が明確にある方が少ないのではないでしょうか。

その夢を見出すことから親子で取り組んでみたらいかがでしょう。
最初はあこがれや、かっこいいから等の子どもじみた理由でも構いません。
だって、子どもなのですから。

そこから逆算していきましょう。

もしもよろしければその過程での助言もさせていただきます。
我々も仲間に入れてください。

子どもの夢を応援する大人の一人として!
投稿日:2018-06-20
返信 150
ちぃさん
支援センターさんへ削除
先日、中学校に溜まったプリントを取りに行きました。その時に最近あった実力テストの問題用紙や解答をもらいました。「息子さんが目を通せたら見てみて下さい」と言われました。
深夜に息子と2人でリビングにいたのですが、退屈そうだったので「実力テストの問題用紙もらってきたよ。高校受験の参考になるかもしれないけど見てみる?」と聞いてみました。今までなら「見ない」という返事が返ってきたのですが、今回は「うん。見てみる」という返事が!
英語を見せ、「教えるから考えてみて」と言い、英文の訳し方や読める所は息子に読んでもらい、問題を解いてみました。
教えながらやると1つの大きい区切りの問題だけでしたが全部正解していました!
つきっきりで教えると、1人で勉強をさせようとするよりやるのかもしれません。1時間半、英語だけでなく社会もやってみました。
少しやる気が出たのか、先日の休みの日に「部屋を掃除したいから手伝ってほしい」と言うので2人で息子の部屋の掃除をしました。
「家庭教師は自分の部屋で受けたいから」掃除をしようと思ったそうです。あと、自分の机の上も物置状態だったので、「これでは勉強できない」と思ったそうです。
学校へ行く事は相変わらずできてませんが、息子のこんな少しの変化が嬉しいです。
息子が部屋を片付けなかった時、最初は「片付けたら?」とか言っていて、息子も反発してました。自分で「これではダメだ」と気づいたら、自分からやろうと思うものなんですね。
投稿日:2018-06-25
返信 151
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
いい流れです。
親子でひとつのことに取り組む効果は大きいです。

そして、最近のお子さんの発言は前向きですよね。
これもちぃさんの今までの接し方が功を奏しているのだと思います。

子どもって自分で考え、自分で成長していく側面もあります。
その過程が成長につながるのです。

時には任せ、時には支え・・・この繰り返しが子育てなのだと思います。

お子さんも人(親)に支えられている実感があるのではないでしょうか。
生きるってそんなことの繰り返しなのでしょう。
必ず誰かに借りをつくるのです。

「生きているとは、人から借りを作ること。
 生きていくとは、人にその借りを返すこと」

これは永六輔氏が遺した言葉です。

お子さん、必ず借りを返してくれますよ。
 
投稿日:2018-06-26
返信 152
ちぃさん
支援センターさんへ削除
お久しぶりです。
夏休みに入ってから家庭教師が始まりました。
最初は大丈夫だったのですが、宿題ができてない事や、ぶっ通しで1時間半勉強をしているのが辛いと言い出しました。
確かに学校の授業は50分で、それすら苦痛だった子が1時間半の授業はきついと思います…
休憩も間に挟んで欲しいと言う事と、息子が不登校であるという事、家庭教師をつける理由は「勉強は二の次でいいので、家族以外と話せるようになればいい」事は前以て伝えてありますが、真面目な先生らしく、世間話なんて息子とは今までしてなくてずっと勉強で、休憩も合間にトイレに行く程度だそうです。ちなみに不登校の子の指導はした事がないそうです。
息子は行きたい高校も大体決まり、その学校の受験情報も提供してくれるという話でしたが、その先生は自分の卒業した高校以外の情報には詳しくなく、まして今の高校の雰囲気なども全く知らない(下手したら私の方が詳しいみたいです)ようでした。
以前、不登校専門の家庭教師を頼もうと思っていましたが料金の事もあり、今の家庭教師にお願いしたのですが、息子が「もう嫌だ」と言い出した事によって、今更ながら不登校専門の家庭教師をお願いした方が良かったと後悔しています。
本当なら適応指導教室に通ってくれると一番助かるのですが、本人にそこまでの気力はないようで…
家庭教師を始めたら、外に出る事もできるようになり、適応指導教室に通い始めてくれるかもしれないと思っていた私の考えは見事に崩れてしまいました。
定時制の受験科目は国語と数学、作文、面接です。今の家庭教師には数学と英語を習っており、英語は必要ないと思っていて、最初に国語をお願いしたのですがあまりいい反応ではありませんでした。
不登校専門の家庭教師の方は、去年息子が行きたがってる定時制の高校には3人入れたという実績があり、受験の事にも詳しかったので、本当はお願いしたいのです。
学校の相談室の先生に相談すると「あんまりコロコロ変えると息子さんの負担になるかと思うのですが」と言われましたが、支援センターさんはいかが思われますか?
ちなみに今の息子はとても明るく、学校へ行ってない以外はまったく普通に会話もでき、最近はスーパーへの買い物もついてきて荷物を持ってくれるようになりました。
私の実家へも、前は一緒に行く事はなかったのに今は「行こうよ!」と息子から誘ってきて、行っても会話もしています。今日は私も知らない実家の近所の人に挨拶までしていてビックリしました。
一時は調子が悪くなっても行けなくなった小児科にこの前は行く事ができ、もしかしたらそこでまたカウンセリングもできるようになるかもしれない感じです。
私は今、できる限りの事は何でもしてあげたいのですが…
投稿日:2018-09-01
返信 153
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
家庭教師にいい方向に向かっていると思います。
でも、確かに1時間半続けて・・・では集中力も減って来てしまいます。
先生とも相談して休憩タイムを設けましょう。
トイレ休憩程度では少ないと思います。

例えばケーキ・紅茶を出してのブレイクタイムを設けてみてはいかがでしょう。
別にケーキでなくても構いませんが・・・。

要は勉強以外のことでの雑談タイムを設けるためのモグモグタイムです。

いかがでしょう。
投稿日:2018-09-03
返信 154
ちぃさん
支援センターさんへ削除
お返事ありがとうございます。
息子は家庭教師を受けることには今は抵抗がなく、まだ気力が残ってるように見えます。
先生もおとなしい人で、こちらから話かけないと話をしない人で、息子もまた自分から声をかけないタイプ。
2人が話す事はないような気がします…
家庭教師の時間帯も、息子の希望で平日の午前中である事から、私が家に毎回いる訳にはいきません…
休憩したら?と家にいて声をかけてやる事ができたらいいのに…とつくづく思うのですが…
ちょっと、周りの意見も聞いて参考にしたいな、と思います…
早く抜け出したいです。
投稿日:2018-09-03
返信 155
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
家庭教師の先生が来る時間帯に家にいることができないとのこと。
なるほど。
それですと、毎回お茶の時間を親が声掛けするのは難しいですね。
であれば、やはり先生と話し合って一定時間の休憩をすることをリクエストしましょう。
もしも先生にご理解いただけないなら、家庭教師の事務局に直接依頼するという手段もありますよ。
投稿日:2018-09-04
返信 156
ちぃさん
支援センターさんへ削除
今日は家庭教師の日だったのですが、息子が宿題も出来てないし、「もう無理かも」と言い出してしまったため、とりあえず今回は休む事にしました。
家庭教師の先生に話をすると、「やめたいとも言ってるみたいですけど、1ヶ月やってみて全然出来てないし、今の学力だったらどの高校にも行けませんよ。それでも休むのですか?」と言われました。
すごく腹が立ちました。
今のままでは普通に受験して行ける高校はない…自分で分かってても、言われたくない言葉でした。それが現実であっても。
もしかして、息子にも同じような事を言ってるのではないかと思うとすごく腹が立ちました。
今日は休みにしてもらい、私が家に帰ると息子は明るく迎えてくれました。
最近だんだん昔の明るさを取り戻してきた感じがしていたのですが、家庭教師の前日になると、暗くなってしまっています。
でも、勉強はしないと高校へは入れない。息子は高校で友達を作りたいと言っています…どんな目的でもいいから学校に行きたい気持ちが出てきたのはいい事だと思うし、私としては見守って、必要な時は後押ししたりしたいのですが…
そんな風に家庭教師に言われた事が残念でなりません。
投稿日:2018-09-04
返信 157
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
それは腹が立ちますね。
その家庭教師、ご想像の通り、お子さんにも同じことを言っているのかもしれません。
当面お休みをすることをお勧めします。
そして、学力に不安を感じたら家庭教師を変えて継続するという選択肢もあります。

そもそも、
「1ヶ月やってみて全然出来てないし、今の学力だったらどの高校にも行けませんよ。」
という発言は自分(家庭教師)の無力さ未熟さを認めているようなものです。
本部にクレームを入れてもいい発言ですよ。
投稿日:2018-09-05
返信 158
ちぃさん
支援センターさんへ削除
今日、家庭教師について息子と話をしました。
高校には行きたいようですが、今の家庭教師には勉強に対しては不満もないみたいですが、やはりぶっ通しで勉強をする事と、宿題の量の多さに気力がなくなっているような感じでした。
ちょっと休ませてもらって、いろんな所にも話を聞いてみて息子のやる気をゼロにしないよう、なるべく早く対処できたらいいな、と考えています。
実は、もう1つ気になっている家庭教師の所があり、話を聞いてきました。
そこは定時制や高卒認定、通信制などにも詳しく、全日制の公立にはもう行けない息子にまだまだ多くの選択肢がある事を教えてくれました。また、そういう指導(面接や作文)もしてくれるとの事で私には魅力的に感じたのですが…息子との相性が1番大事なので慎重に検討してみようと思います。
投稿日:2018-09-05
返信 159
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
今の家庭教師への対応はちょっとお休みをするという対応で良いと思います。
お子さんのご状況から鑑みて、今の家庭教師でなければならない理由もありませんのでこのまま別の家庭教師へ変更するということも視野に入れてご検討してみてください。
もうひとつ気になられているところがあれば、お子さんともお話ししてみて相性等も気にしながら進めてみてはいかがでしょう。
投稿日:2018-09-06
返信 160
ちぃさん
支援センターさんへ削除
お久しぶりです。
あれから、家庭教師は不登校を扱う所に変えました。
すると、息子が「家庭教師は嫌だ、塾へ行く」と言い出したので幸いそちらは個別指導もしているとの事で通塾に切り替えました。
毎週ドキドキしながら仕事へ行き、無事に行けた事を喜んだりしています。
ただ、たまに「送ってほしい」と言ってきたりして、私が仕事を休んだりして家にいると、決まって休みます…
今は孫も生まれ家にいるのですが、みんながそちらに目が行くようになり、私もそうなっているのですが、息子はそれが寂しいのか、赤ちゃん返りみたいな感じで「誰も構ってくれなくなった」と言うようにもなりました。
それでも、私に褒められるととても喜び、天気のいい日はお昼から自転車で遠くまで出かけたりして、「高校までには痩せたいから」と運動みたいな事もしています。
休みの日は私も一緒にウォーキングなどしています。
その時に色々息子と話をして、「孫もかわいいけど、あなたの事は大事に思ってるからね」という事も伝えるようにしています。
そんな感じで毎日を過ごしているのですが、通塾を休まずに行ってほしいと私は思ってしまい、休んでしまうとキツく当たったりしてしまいます。
こういう時のいい対処法とかあるのでしょうか…?
投稿日:2018-11-13
返信 161
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
家庭教師から通塾に変えたとのこと。
また、時々は外にも出ているのですね。
とても良いです。
大きな大きな前進です。
休んでしまった際にキツくいってしまうとのことですが、ここが我慢のしどころです。
出来なかったことに焦点を当てず、出来たことに焦点を当てて、今、やられているようにともに喜び、褒めてあげてください。
一緒にウォーキングの際は塾や学校のことだけではなく、他愛のない話で盛り上がってください。
基本的には「傾聴」です。
「返信2」を思い出してくださいね。
投稿日:2018-11-13
返信 162
ちぃさん
支援センターさんへ削除
あれから週1回の塾に休みながらも通っています。
息子は定時制高校を目指していますが、休みながら塾に通っている息子を見ていると、合格しないと思うし、仮に合格しても毎日通えないんじゃないかと思っている私です。
もちろん家で勉強はしていません。外にでる事は多くなりましたが、息子を見ていると定時制も難しいのでは…と思います。
前に比べると、かなり前進したとは思うのですが、本人が高校に行きたいと言った以上、今からやる気を出さないと間に合わないと思うし、ここで私は見守っているだけでよいのでしょうか?
中学に戻る事は諦めましたが、息子に受験生としての自覚がないのが腹立たしいです。
「行きたい」と思ったら「行ける」と思ってるんじゃないかと…
また、不合格になった時、これから先どうしたらいいか、考えるだけでも不安になります…
投稿日:2018-12-21
返信 163
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
いまの状態では定時制高校にも行けないかもしれないと不安を感じてるのですね。
また、受験生としての自覚のなさから不合格になってしまうかもと感じているとのこと。
学校のことですが、定時制高校を視野に入れながら、通信制高校も選択肢のひとつに加えることも検討してみたらと思います。

投稿日:2018-12-22
返信 164
ちぃさん
支援センターさんへ削除
ありがとうございます。
今まで塾を平日の午前中という、本人の希望通りにしていましたが、寒くなってから休みがちになってしまったり、夜眠れなくて朝になってから寝たりしたため、塾の先生と相談をして土曜日の午後からに切り替えました。
本人もその方がいい、と言っているし、塾へは行きたいと言っているので、私自身送迎もできる曜日になったし1つは解決しました。
定時制の高校への施設見学は個別でできませんでしたが、説明を受けに行く事も息子と相談の上決めました。
実際、その学校には息子は入った事すらないので行ってみたら少しは刺激になるかと思い…
他の定時制にも行ってみました。思ったよりすんなり校舎に入る事ができ、学校そのものに恐怖を感じてるようではないな、と思っています。
あとは本人のやる気が起こってくれたらいいな、と思いますが…
中学校に戻る事は卒業までないとは思いますが、少しずつ進んでいるような、そうでないような気がしています…
投稿日:2019-01-11
返信 165
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
塾の時間の切り替えの件は賢明なご判断だと思います。
まずは塾に行けることに焦点を当てての選択だと思いますのでお子さんにとっても良いことですね。

定時制に関してはまず校舎に入ることができたということで最初のステップは突破だと思います。
ご本人のやる気のスイッチがどこにあるのか・・・。
そこを探しながら最終的にスイッチを押すのはお子さんご自身!
その支援を我々大人はやっていきましょね。
投稿日:2019-01-11
返信 166
ちぃさん
支援センターさんへ削除
昨日息子が「塾で勉強しているけどまだ1年生の範囲だし、受験まで日がなくて受かる気がしないから春ではなく秋に受験してもいいか」と言われました。
私は「試験の結果よりも、春から高校に行きたいという気持ちがあるなら春も受験してみて、ダメなら秋に受験すればいいし、最初から秋にしなくてもいいんじゃないか」と答えましたが、息子は落ちる事の不安が大きいようで、聞き入れようとしませんでした。
同居してる娘も「こんなダラダラした生活を伸ばすのなら息子に家に出てってほしい」と言っています。家にいるつもりなら、息子の存在を無視すると言ってきました。私は息子をできる限りサポートするつもりではいますが、娘の理解がないと、生活もするのは難しいと考えています。
今、私はどうしたらいいのでしょう…何も思いつきません…
投稿日:2019-01-24
返信 167
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
息子さんの意識改革の促進を親としてやっていくことだと思います。
受験に関してはちぃさんのご意見に同感です。
春に受験してみてダメなら秋に再チャレンジ!
落ちることを恐れていては秋の受験すら危ぶまれます。
なによりも秋に照準を当てているのであれば、春は「模試」という認識でチャレンジしてみると良いと思いますよ。

娘さんのお気持ちも分からなくはないですが、確かに理解がないかな~とも思います。
理解を得るためには息子さんが理解を得られるよう変わらなければ。

いずれにしても息子さんが変わることが大切です。
投稿日:2019-01-24
返信 168
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方がわからない。
自分を変えるためにはどうすればいいのでしょう。

まず、自分の中にも
“「変えられるもの」と「変えられないもの」がある”。
そのことを認識することが優先されます。

この2つを分類してみると、
自分の中の変えられるもの →「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの →「感情」「生理的反応」
に区別できます。

例えば、今、この文章をを読んでいるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら、「2」と答えるでしょうし(思考)、
「パソコン(またはスマホ等)に向かいながら首を回して」と言ったら、
そのようにできるはずです(行動)。

このように「思考」や「行動」は、
インストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」
と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)、
「胃液を通常の5倍出してみてください」
と言っても自分ではコントロールできません(生理的反応)。

「感情」や「生理的反応」は、ダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると、
「自分を変える」ということは、「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

「思考」を変えるためには、受け止め方を「プラス」にするといいです。

例えば、思わぬミスをしてしまったとします。
よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、
次によい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教
材になったと言えます。

成功を目指す過程において、
良くないと思われる結果は、「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。

言うなれば、
この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗したと言います。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

「思考」が変われば、「行動」も変わってきます。

ホームで電車を待っているとします。
急いでいる時に限って遅れる。
そんな時、だいたいの皆さんは、電車が来るべき方向を覗き込みイライラして
しまうでしょう。

しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。
……にも関わらず私たちは覗き込んでしまいます。
「変えられないもの」とはわかっているものの、一生懸命イライラを募らせて
いるのです。

自らの力で電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば、
「待っている時間に新聞や本を読む」、「調べものをする」、
という行動を起こせば時間を有効に使えますし、
自分にとってもプラスなはずですよね。

カウンセリングの領域では「行動療法」と言います。
その人の「行動」にアプローチして、心(内面)を変えていく療法です。
この手法により、より早く効果が出ると言われています。

「楽しいから笑う」ではなく、
「笑っているから楽しくなる」という考え方です。

このように日常のよくあるケースから、少しずつ「思考」や「行動」を変えて
いく習慣をつける。
これが自分を変える近道であり、
その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

また時々、
「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだと言われています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」

これは、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱したカナダ出身の精神科医、エリック・バーンの言葉です。

自分を変えることで物事に対する受けとめ方や捉え方が変わり、
もしかしたら……
「過去の事実」は変えられないにしても、
「過去の形」くらいは変えられるかも知れませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

江副浩正(リクルート創業者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2019-01-24
返信 169
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
そして!
自分を変えるには「受け止め方」を変える必要があります。

「事実は1つ、受け止め方は2つ」

ある調査によると、日本の若者はアメリカ・中国・韓国の若者と比較して 自分自身を肯定的にとらえていない傾向にあるという調査結果が出ています。
しかし、自分自身を肯定的にとらえられない原因は、実は思い込みや勘違いの部分が大きいのです。
人間の習慣として、無意識のうちに脳へ条件づけされた習慣通りの行動を行ってしまうという傾向にあります。
専門用語では、物事をどのように受け止めるかという習慣を「思考習慣」と呼びます。
この思考習慣は以下の2つです。
「マイナス思考」→いつも不満やグチ、無理、できないという弱気なことばかり言っている消極的な人
「プラス思考」→いつも明るく、できることばかり考え、強気で自信にあふれた発言をしている積極的な人
このマイナス思考とプラス思考の差はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは、フッと思い浮かべる「かも?」から生まれるのです。
たとえば、否定的なことを思い浮かべた人は、
「できないかも?」
   ↓
「できない姿・状況をイメージ」
   ↓
「あきらめる」
   ↓
「間違いないという否定的確信」

反対に肯定的なことを思い浮かべた人は、
「できるかも!」
   ↓
「できる姿・状況をイメージ」
   ↓
「その為に行動する」
   ↓
「間違いないという肯定的確信」

このように、世の中には 「プラスのかも」と 「マイナスのかも」の 2つがあります。

脳に浮かぶプラスの「かも?」は神様がくれた成功へのプレゼントであり、マイナスの「かも?」は あなたの人生を台無しにする悪魔のささやきでもあるのです。

たとえば、テストで思わぬミスをしてしまった。 よい結果が得られなかったという事実に対して、これを糧として努力を続け、次のテストでよい結果が出れば、最初の失敗はさらに学ぶための刺激、あるいはよい教材になったと言えます。
言うなれば、「失敗」ではなく「将来の教訓」なのです。

発明王と言われたエジソンは電球を発明するまでに1万回失敗しました。
しかし、「失敗だ」とは言わず、こう言いました。
「うまくいかない方法を1万通り発見した」 ・・・と。
まさに、この思考こそがプラス思考というべきではないでしょうか。

成功をめざす過程において良くないと思われる結果は「失敗」ではないのです。
むしろ「学ぶチャンス」、「成功へのプロセス」です。
言うなれば、この世の中に「失敗」はないと言えるのではないでしょうか。
このように考えられる人が「メンタル的にタフ」という人です。

ものごとには「出来事」があって「結果」がありますが、この「出来事」と「結果」の間には必ず「受け止め方」が存在します。
たとえば・・・
【否定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)せっかくの旅行が台無し
 ↓
(C)憂鬱な気分で楽しくない旅行だ

逆に・・・
【肯定的受け止め方】
(A)旅先で雨が降った
 ↓
(B)観光客が少ないかもしれない
 ↓
(C)静かに景色を楽しめるな

自分に自信のない人は、どうしても、自分の「欠けている部分」に焦点が当ててしまいます。

「足(た)らで事たる身こそ安けれ 」
これは禅の言葉です。
「足らん、足らん」言い出したらきりがありません。
足らんけど、足りるところで楽しめる人が素晴らしいのです。
なにげない日常、ちょっとした出来事の中に幸せを見つけられる人、今ある環境を楽しめることは素晴らしいと思います。

思うようにいかないことなど山ほどあるでしょう。
それはそれで受け止めて、そこから学べることを探して次の事へ向かえるような、そんな受け止め方をしてみませんか。

経営の神様、松下幸之助はこう言います。
「運の悪い人とは “自分は運が悪い”と思う人。
運のよい人とは “自分は運がよい”と思う人。」・・・と。

出来事は常に白紙であり、その段階では、「プラス」も「マイナス」もありません。
要は今出来ていなくても、「やればできる」というプラス思考と 「やってもムリ」というマイナス思考の差なのです。

したがって、「事実は1つ、受け止め方は2つ」ということになるのです。

この世の中には、「失敗」も「不幸」もない。
それらは「成功」や「幸福」へのプロセスだ、と考えるとけっこう気持ちが軽くなり、「何でもチャレンジしてやろう」 という気持ちにならないでしょうか。

本気でチャレンジし行動すれば不可能だと思われていることも可能になるのです。
「夢は必ず叶います」

そのためには、先ほどからお伝えしている通り、「受け止め方をプラス」にする必要があります。
その「受け止め方」は言葉で表現されます。

私たちは言葉を使って、物事を受け止め、理解し、考え、表現しています。
言葉は脳の働きによって生まれる心(意識)を表現したものなのです。
言葉を変えれば、心が変わります。
心が変われば、脳の回路も変わるのです。

「プラス思考」とは、「プラスの受け止め方+プラスの表現」です。
脳と心は言葉によってつくられる 、言わば、「言葉は意識のコントローラー」なのです。

「できない」→「できる、やれる」
「ムリ」  →「大丈夫」
「イヤだ」 →「いいね」

心から「実現させたい」と思うことがあればプラスの表現を使いましょう。
断定的な言葉を使うことで、ドーパミンが分泌され、細胞がやる気を出してフル稼働するのです。
「できると思えばできる、できないと思えばできない」
苦しいときは 、「やれる」「できる」で乗り切りましょう!

よく、「性格は生まれつきのものだから絶対に変えられない」というご相談を受けます。
しかし、この考えは正しくありません。
心理学では人間の行動の9割以上が習慣によるものだといわれています。
つまり習慣を変えることで性格 (=習慣的性格)を変えることができるのです。

「過去と他人は変えられない
 変えられるのは未来と自分」

これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。

この言葉の通り、人の行為とか考え方とか、諸々は変えることは出来ないし、過ぎ去ったことも変えられません。
しかしながら、自分のこと、そして、これから起こる未来については、影響を与えられます。
だから、「自分自身」と「これから」にフォーカスをしていくことが大切なのです。

あなたの人生は、あなたの受け止め方・意識・言葉によるどのようにも変えることができるのです。
投稿日:2019-01-24
返信 170
ちぃさん
支援センターさんへ削除
いつもありがとうございます。

息子は高校へ行く気はあるものの、それに対して何もしません。
面接に関しても「作られた答えは自分じゃない。ありのままの自分を受け入れてくれる学校じゃないと行かないから、練習しないと入れないような学校だったら、入る意味がない」とか言って練習しようとしないです。
塾へもほとんど行かなくなりました…
これは逆戻りなんでしょうか?無理に塾へ連れて行こうとしても体格的に難しいです。話し合って外には出ますが塾の前に来ると車から降りません。塾の先生は「無理にさせようとすると、受験どころか長引きます。お母さんの声がけは続けてもいいですが、責めないように…」と言われます。
もう疲れました。
投稿日:2019-02-11
返信 171
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
それは練習しない言い訳にすぎません。
無理にさせる必要はありませんが、目的を達成するためには努力(練習)が必要ですよね。
それを理解して自分から動き出す働きかけだけは親がしてあげる必要はあると思います。
もちろん、声掛けは続けてください。

作られた答えではなく、本来の自分を出すために練習するのです。
本来の自分は練習しない自分ではないはずです。
生まれてから死ぬまで一番長い付き合いの自分を好きになり、尊敬するために練習するのです。
その成果を面接でぶつけて、それでも不合格なら、そのときはじめて、そんな学校はこちらから願い下げ・・・と言えます。
投稿日:2019-02-12
返信 172
ちぃさん
支援センターさんへ削除
お久しぶりになります。
あれから息子は一次試験は受けられませんでしたが、二時試験を受けて、結果ダメでした。
息子は自分の努力不足だったと言っていました。
通っていた不登校を扱う塾の先生も「これはいい経験になったのではないか」と言っていました。
息子は秋にもう一度受験をする、と決めてもう一度以前の塾にお世話になりたいと言うので一緒に行きお願いしてきました。
いざ塾の日になり時間が近づくと「行きたくない」が始まり、中学校の行きしぶりと同じような事が続いています。
ゆっくり息子と話をすると、「行かないといけないのは分かってる。でも行きたくないし、勉強すると思うと行けなくなる」と言います。塾の先生は本人のペースで、と言ってくれていますが、この状態が続くと秋の受験には間に合わないと思うし、私の中でイライラやザワザワが続いていて、落ち着かない状態です。
息子は昼夜逆転は直り、朝時間は遅いですが起きて夜寝るようにはなりましたが、高校へも行きたいとは言っていますが、思うように動けないようです。
こんな時は私はどうしたらいいのでしょうか?
しばらく様子を見るというのも間違いではないのでしょうか?
投稿日:2019-05-25
返信 173
ちぃさん
支援センターさんへ削除
追加ですが、最近不安が大きすぎてか私自身の気力がかなりなくなっているような気がしています。
仕事にも行きたくないけど、生活がかかってるから仕方なく行っている感じで最近は結構休む事が増えてしまいました。
これではダメだと頭では分かっているのですが、体がついて行けてないような気がします。
私の人生は息子のためにあるような気持ちになっています。
まずは自分から変えるべきですか?
依存してしまっているのでしょうか?
投稿日:2019-05-25
返信 174
若者教育支援センターさん
ちぃさんへ削除
ちぃさんご自身が参ってしまっているようですね。
それは当然です。
試験はお子さんの努力不足によりいい結果が出ず、秋に向けて再度塾に行くと言っても当日に行かず・・・。
毎回期待をして、それを裏切られて。
でも、親として応援したい。
そんな不安の中で気力がなくなり、仕事にも行きたくないと思ってしまう。
でも生活のために歯を食いしばって頑張っている。

お子さんはそんな親の姿を見ていると思います。
言葉であれこれ言わずとも行動で示されています。

そこで心は動いてくれるはずです。
今はお子さんに多くを言わずに日々のご自身のことに集中しましょう。
結果としてそればお子さんへのメッセージになります。

これは様子を見るということではなく、言葉を用いないメッセージなのです。
投稿日:2019-05-26
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