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お悩みNO.773
まるさん
小6息子不登校削除
はじめまして。小6息子が夏休み前から学校不登校になり始め、いまは一日ゲーム三昧です。
わが家は父母息子の3人家族なのですが、父親は仕事も遅くほとんど母子家庭みたいな感じです。
不登校のきっかけは私がゲームをやめなさい、勉強しなさい、言うことを聞かないと怒鳴り制圧させていた。最終手段は叩いたりもしていました。褒めることより、なんでそんな事も出来ないのとマイナスな言葉ばかりかけていたと反省しています…
父親もたまに顔を合わせば息子に怒り、息子はとにかく父親は怖くてうざい存在のようです。
ゲームは制限される、学校は疲れる、むだ、友達と遊んでても楽しく感じなくなってきたといいます。
今はわがままに支配されていて、私も腫れ物のように接してしまっているため召使いのようで…父親がいる時は普通なのですが、私と2人になると暴言、ものを投げつけてきます。
こういうのは良くないよ、やめてと言うとお前だって今までやってきてただろ、仕返しだ!ママを傷つけたい!と。
今まで傷つけた事を泣いて謝りました。彼の気が治まるまで耐えなければいけないのでしょうか…
昼夜逆転もしていて、体にも脳にも良くない事を説明し、あなたが壊れていくのを黙ってみてられないからと話すのですが、聞いてくれません。ゲームも決まりを決めたくてもなかなかきりだせません。
私との信頼関係がもっと出来るまでいけないことはいけないと話すのはダメなのでしょうか?
毎日褒めるとこは褒めて、ありがとう、うれしいなと声かけをしていたら、隣で寝て、仕事休んでとか言うようになり少しは変わったかなと思ったのですが、まだまだなのでしょうね…
投稿日:2018-10-28
返信 1
まるさん
続き削除
父親も今はなるべく早く帰宅し、怒らず接してくれていますが、話し方が上から目線だと息子はいい、困惑しながらも変わろうともがいてくれています…

息子は気にくわないと出てくとすぐ家を出てってしまいます。
謝りしばらくすると帰ってきます。家を出てくからが脅し文句に最近なっています…たまに私が閉め出しをくらうことも…つらいです

投稿日:2018-10-28
返信 2
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
はじめまして。
小6の息子さんの不登校等に関するお悩みですね。
今までの親の態度を反省し、謝ってもまだ理解を得られていないとのこと。
お子さんからしてみたら今までされて来たことを鑑みると許せないのでしょう。
一度謝ればよいというものではありません。
都度、「あの時はごめんね」を伝え続けましょう。
そして、まずは親子の信頼関係を再構築する必要があります。
信頼関係を構築し、深めていきためにはコミュニケーション方法を工夫する必要があります。
以下に紹介しますので参考にしてください。
投稿日:2018-10-28
返信 3
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
「コミュニケーション~①聴く」

■信頼関係の構築
カウンセリングの領域では、
カウンセラーとクライアントの信頼関係の構築を深めることが絶対条件と言われます。
(専門的には、信頼関係を“ラポール関係”と言います)

相手との信頼関係の構築を図り、
さらに深めていくためには円滑なコミュニケーションが大切です。
ではその円滑なコミュニケーションを図るにはどうすれば良いのでしょう。

■「聴き方」
みなさんは、「聴き方」を意識しながら相手の話を聴いたことがありますか。
「話し方教室」とか「話し方の本」というのはありますが
「聴き方」に関する本は意外と少ないのです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図る上では、
この「聴き方」が特に重要となります。

ここではあえて「聴く」という文字を使います。
物理的に音が耳に届く「聞く」でもなく、
言葉であれこれと尋問する「訊く」でもなく、
「心」の文字が入っている「聴く」です。

しかも、文字を分解すると「耳」の右側には「十」「四」「心」となります。
「14の心」とは……
諸説ありますが、以下のようなことが言われているそうです。

・「14の心で聴く」(仏教)
仏教の、八正道(はっしょうどう)と、六道(ろくどう)を足した数(8+6=14)
様々な視点から聴いてあげましょうということ。

・「14の心で聴く」(年齢)
14歳の時の心で聴く…………つまり、純粋な気持ちで聴きましょうということ。

話が冒頭から逸れてしまいました(汗)。

要するに、相手を受け入れて相手の話に耳と心を傾けることを意味します。
「四」の向きを変えて、縦にすると「目」にも見えます。
そして、「十」を「プラス」と捉えれば……
「耳」だけではなく、「目」と「心」でも聴きましょう……とも言えますね。
これを専門用語では「傾聴」と言います。

相手の話を上手に「聴く」ためには以下の2つの聴き方に分かれます。
その2つとは……
「受動的聴き方(パッシブリスニング)」と
「能動的聴き方(アクティブリスニング)」です。
それぞれポイントは3つあります。

■「受動的聴き方(パッシブリスニング)」の3つのポイント
1.黙って聴く
これは簡単なようで意外と難しいです。
しかし、すべての「聴き方」のベースとなる姿勢です。
相手の話しに意見を割り込まず、まずは黙って聴いてあげます。
黙って相手を聴き、受容してあげることで信頼関係はさらに強いものになるでしょう。

2.うなずく
「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。
1対1で話したときに、どのように影響を及ぼすか……という実験結果から出された法則です。

話の内容などの「言語情報=7%」、
口調や話の早さなどの「聴覚情報=38%」、
あいづちやうなずきなど、見た目などの「視覚情報=55%」
の割合であったという実験結果があります。

人は話の内容などよりも、話をしている際の態度や姿勢
……の方が影響力は大きいのです。

「ういなずく」には、話しの内容により大きくうなずいたり、
小刻みにうなずいたりする聴き方によって信頼関係を深めていく方法があります。

大きくうなずくときは
「なるほどねぇ~」という意味があり、
小刻みなうなずきは「もっと話して」という意味をもちます。
それにより相手は「聴いてもらえている」という満足感が得られます。

3.思いを引き出す
「それ、おもしろそうだからもっと聴かせてよ」
「それ大変だったね。もう少し詳しく話して」
「それについて、君のほうでも何か言いたいことがありそうだね」
「君にとって大事なことのようだね。詳しく聴かせて」などのように
ひと言、付け加えることで相手を気持ちよく話させてあげることが大切です。

■「能動的聴き方(アクティブリスニング)」の3つのポイント
1.話しを繰り返す
相手の発した言葉の語尾をこちらが繰り返して発しながら聴く方法です。
会話にいいリズムがうまれて話しやすくなります。
そして、相手は
「自分の話を聴いてもらえている。理解してもらえている」
となります。

ただし相手が意見を求めている場合は、
繰り返しによる聴き方はいったん中断してください。
相手から何かを質問をされている場合に、
その質問を繰り返しても堂々巡りになってしまいます(笑)。
その際は、はっきりと自分としての回答をしてあげると良いでしょう。

2.話しをまとめる
相手の話をある程度の段階でまとめてあげると、
会話のリズムにアクセントがつき、これも効果的です。

例えば、相手が悩みを打ち明けたとします。
悩みを打ち明け始めると人は一気に捲くし立てるように話し始めます。
それこそ途中でさえぎりたくなるくらいに……。

その際に、最後まで聴いて、
それをまた繰り返す方法(話しを繰り返す)を行うと、
時間が掛かる作業ですし、余計に混乱が生じます。
その際はある程度こちらで話をまとめてあげるのです。

3.気持ちをくむ
「それは嬉しかったね」
「それは悔しいね」
「それは腹が立つよね」

こんなふうに相手の心の中の気持ちを
こちらの言葉として伝えることで、
相手は安心した気持ちで話しを出来ます。

高級クラブに高いお金を払ってまで、
サラリーマンが通うのは、
高級クラブのママさんたちは
この「気持ちをくむ」など、聴き方に長けているからなのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聴くとは、愛することである
長田弘(詩人)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-10-28
返信 4
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
「コミュニケーション~②伝える」

■伝え方
相手に何かを思いを伝えるときには
相手に「何を伝えたか」ではなく、「何が伝わったか」が大切です。

そのためには「言葉」が大切です。

「これは言わなくてもわかるだろう」
「恥ずかしくてこんなことは言えない」

まずはそういった考えを排除して時間をたくさん使っていきましょう。

相手にメッセージを伝えるとき、次の2通りの方法があります。
それは、「YOUメッセージ」と「Iメッセージ」です。

コミュニケーションをはずす人は、
往々にして主語が「YOU=あなた」の「YOUメッセージ」
になってしまっているケースが多いです。

相手に思いを伝えたいときは、「Iメッセージ」が効果的です。
相手の行為や人格を非難・否定せず、事実を述べる伝え方です。

例えば、あなたがリビングで読書をしているときに、
家族の誰かがリビングに来て、大きな音でテレビを観始めたとしましょう。

静かな状態でゆっくり読書をしたいのにテレビの音が気になって集中できません。
ついつい、感情のままに
「うるさい!」
「ボリュームを抑えろ!」
「別の部屋に行け!」
と思ってしまうケースはないでしょうか。

これは主語が「あなた=YOU」になっています。
「“あなたが”うるさい!」
「“あなたが” ボリュームを抑えろ!」
「“あなたが”別の部屋に行け!」

こちらの思いを正確に伝え、
相手とのコミュニケーションもはずさない方法は
主語が「私=I」の「Iメッセージ」です。

「あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって、
私は集中して読書ができなくて
困っているんだよ」

これが「Iメッセージ」です。

ポイントは「行動」「影響」「感情」です。

行動 → あなたが急に大きな音でテレビを観ることによって
影響 → 私は集中して読書ができなくて
感情 → 困っているんだよ

でも、その後に「だから、あなたはこうしなさい」
と言ってしまうと、せっかくの「Iメッセージ」が
その瞬間に「YOUメッセージ」になってしまいますので注意が必要です。

「Iメッセージ」で思いを伝えると
相手はこちらの思いをちゃんと受け止めてくれるケースが多い
……と言われています。

■「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替え
自分の意見を伝え、
相手の考えを聴くと
いうのはコミュニケーション(会話)の基本です。

しかし、いくら「Iメッセージ」を活用して伝えても、
「相手を変えてやろう」という想いが心の奥底にあると、
しつこく何度も同じメッセージを発することになります。

これは「審判的表現」と言い、
圧力によるメッセージ(=お前が変われ!)になってしまいます。

その際は、まず相手の立場に立ち切って傾聴することが大切です。
これが「Iメッセージ」と「聴き方」との切り替えのタイミングです。

相手の話を聴くことにより、相手の「抵抗」がとれて
相手は安心して、自ら変わることができるのです。

また、相手の立場を理解することで、
こちらの心にも変化が現れることもあり、
他者理解と自己成長が同時に促進されます。

「期待と願望」、「推論と思い込みのズレ」
が対人関係のトラブルの元になるのです。
大切なことは“相手を変えようとせず、相手をわかろうとせよ”です。

コミュニケーションとはキャッチボールのようなものです。
いくら良いことでも一方的な話と言うのは聴いていてつらいものです。

だから、コミュニケーションがドッジボールにならないように、
「聴き方」や「伝え方」を意識して
相手とのコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。
木藤亜也(脊髄小脳変性症患者)「1リットルの涙」著者
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿日:2018-10-28
返信 5
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
ゲームに関しては家庭のルールを設定するということは必須です。
既に設定されているとのことですが、守られていないのですね。
ルールは親が一方的に決めるのではなく、親子で一緒に決めていきましょう。
望ましいのは子どもが自ら決めるということです。
そして、ルールを守れなかったときのルール(メタルールといいます)も同時に決めましょう。
ルールの参考例も以下にご紹介します。
投稿日:2018-10-28
返信 6
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
■家庭のルール(参考例)

【マナー】
相手の気持ち、都合を考えて行動することは大切です。
利用して良い場所、時間帯、状況など、して良いことといけないことをきちんと判断できるようなルールを作りましょう。

①公共施設(図書館、電車、病院、店舗)などでの  利用はしない
②相手の迷惑にならないように使用時間を決める
③歩きながらの利用はしない
④食事中にメールをしない


【時間管理】
ケータイ・スマホを利用して良い時間、利用制限時間などを決め計画性のある生活を送るようにしましょう。
使用時間を考えればおのずと計画性のある行動ができるようになります。

① 21時以降は電源を切る
②自分の部屋にケータイ・スマホを持ち込まない


【金銭感覚】
利用限度額を超えなければよい、無料だからよいのではなく、利用時間を決めて使用すること。
毎月支払い明細を見て利用内容をふり返り、携帯電話やスマホの利用方法や目的に対しての話し合いをして意識を高めましょう。

①有料サイト契約はその都度親の了解を得る (ダウンロードなど)
②毎月の携帯電話の利用料金明細を必ず親子で 確認する
③有料アプリを入れたり、課金したりする場合は、 必ず親の了解を得る


【コミュニケーション】
インターネットを通じてコミュニケーションを取ることができますが、文字だけで相手に気持ちを伝えることは、意外と難しいものです。
常に受け取る側の気持ちを考えなければいけません。

①本当に大切なことは、ケータイ・スマホを通して ではなく会って伝える
②メールやメッセージは読む人の立場になって 読み返してから送る
③うわさ話など自分が言われたら嫌だと思うことは 書かない ※SNS・グループでのトークの書き込みも同様


【法律】
日本では、小中学校の単元で法律を学ぶ単元はありません。常日頃からニュース等を見て、子供と一緒に話し合う機会を持つようにしましょう。
何がいけないのか、誰にどんな迷惑がかかるのか、どんな責任を負うのか、自覚を持たせることが必要です。

①ツイッターやフェイスブックなどへの無責任な 投稿は社会に多大な被害を引き起こし、損害賠償 請求される可能性があるので絶対しない
②誹謗中傷の書き込みをしない
③大げさな表現、根拠のない情報の配信はしない
③自転車を運転しながらの携帯電話の使用は禁止
④著作権を守り、違法なダウンロードをしない


【役割・責任】
子供たちが本来やらなければならないことが(宿題、手伝いなど)ケータイ・スマホ利用によっておろそかになってしまうことがあります。
自分の責任を果たしてこそ権利を有する意味を理解させましょう。

①勉強中は携帯を触らない
②やるべきことを優先する


【自己防衛】
外敵から身を守ることも大切ですが、攻撃されるような言動をつつしむことも重要です。
情報配信の危険と責任を理解させましょう。

①WEB(ネット)上に個人情報(名前・住所・ 電話番号・写真など、本人が特定されてしまう 情報)を書き込みしない
②フィルタリング契約をする
③ウィルス対策ソフトを入れる
④IDやパスワードを安易に人に教えない


【家庭ルールを守れなかったとき(メタルール) 】
間違いを起こしたからといって直ぐにケータイ・スマホを取り上げてしまうルールを設けると子どもは問題を隠そうとします。問題は時間が経過すればするほど大きくなる可能性が高まります。守れなかったからといって、すぐにケータイ・スマホの使用を禁止するのではなく、事態が大きくなる前に、親が子どもに自問自答する機会を与えてみてはいかがでしょうか?

①ルールを守れなかった時、何が悪かったのか 家族で話し合う。
②それでも守れなかった時○○日間利用禁止
③利用禁止を繰り返した時は契約を休止をする(最終手段)

投稿日:2018-10-28
返信 7
まるさん
ありがとうございます削除
早速の返答ありがとうございます

そうですね…繰り返し今までの事はごめんねと言い続けていきます!
昼夜逆転、ゲーム、最近では歯磨きもなかなかしないので、話を聞いてもらう事を目標に…
コミュニケーションの取り方も実践してみようと思います。

仕事は今パートなのですが、行かないで、早退してきてと言います。金銭的にパートを辞めるのは厳しいのですが、本人の為にもパートを辞めるべきなのか悩んでいます。しかしずっと一緒にいると私もどこも出かけられず、息抜きする場所もなく…
職場の方にも早退したりと迷惑かけています…
投稿日:2018-10-28
返信 8
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
お仕事の件はまるさんの家計にも関わることです。
重要事項の最終決定はクライアント様に委ねるというのが我々のポリシーです。
就職・退職・転職・結婚・離婚・進学・退学等、人生の岐路に立つような重要事項の決定はカウンセラーが下すのは・・・それはカウンセラーの傲慢だと考えております。

ただし、決断を下すための助言はさせていただいております。
パートの件は経済的な問題や、職場の方の反応を見極めた上でご決定されたらいかがでしょう。

お子さんに「行かないで」と言われて行かないとなると、今後、無理難題な要求を更にしてくる可能性もありますのでお気を付けください。

「ダメなものはダメ!」を言えるのも親だからこそですよ。

昼夜逆転に関しては以下にまとめました。
投稿日:2018-10-28
返信 9
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
「昼夜逆転の原因と対処法」

不登校の子どもは、夜起きて活動し、昼間は寝ている、昼夜逆転の生活をする子どもが多いです。
子どもがそんな生活を続けていると、親は「やめさせなければ」と注意しようとしますが、無理に直す必要はありません。

【昼夜逆転の生活になる理由】
不登校の子どもが昼夜逆転の生活をしやすいのには理由があります。
不登校ではない子どもは、昼間は学校に行きます。
自分はそうすることが出来ないので、昼間起きていることが辛いのです。

学校に登校・下校する子どもの声が聞こえてきたり、外で遊んでいる子どもの声を聞くのも辛い。
昼間寝てしまうことで、外の世界との関わりを遮断します。

昼間寝てしまうので、夜起きてしまう。
夜は外の世界も静かで、学校にいけない自分を責めるように感じるものが非常に少ないのです。

つまり、昼間の世界は、不登校の子どもにとっては、責められているように感じるのです。

夜の時間の方が、それを避けることが出来るのです。

そう感じている子どもに、「朝は起きなさい」「夜は寝なさい」と注意しても、反発されるだけでしょう。


【「支配型」は放任する、「放任型」は注意する】
昼夜逆転の生活をしている子どもに、「支配型」の親は、注意しないことをおすすめします。
放っておくのです。

「放任型」の親は、声をかけることをおすすめします。
「夜は寝ないと疲れない?私は休んで欲しいわ」など、厳しい注意にならない程度に声をかけてください。

あくまでも子どもの気持ちを尊重することが大切です。

但し、「放任型」の親でも、昼夜逆転の生活を無理矢理直すまで言い立てなくて大丈夫です。
声をかける程度で良いです。

子どもの昼夜逆転生活にも、先に説明したとおりの理由があります。
親が無理に治そうとすること自体、野暮です。

不登校の安定期以降、子どもに「これがしたい!」という目標が出来れば、自然と治ります。
心配する必要はないのです。
何度も言いますが、 子どももこんな生活をしたくはないのです!
これも不登校の原因を克服するための作業の時間だと、考えるようにしましょう。

以下は、特に「支配型の親」には読んで欲しい内容です。
子どもの生活に腹を立ててしまった時の対処法です。
沈黙することも、子育ての方法の1つですよ!

不登校の子どもを持つ親、特に「支配型」の親は、腹が立つことが多いでしょう。

一日中ゴロゴロしていたり、部屋に引きこもっていたり、ゲームをしていたりと、子どもが好き勝手しているように見えるからです。

子どもの生活について、「放任型」の親は口を出していくべきです。
叱ると言うよりも、もっとしっかりしないとだめでしょ! という注意する感じで言うのがおすすめです!

ただ、「支配型」の親は、子どもに口出しをしないことが目標ですので、このイライラは上手に抑えなければなりません。
また、「放任型」の親についても、過度にイライラしてしまっては、不登校の原因を克服するために適しているような声かけは出来なくなってしまいます。
そのイライラを抑えるための方法を紹介します。

【イライラを抑えるための方法】
子どもに腹を立てて、イライラして、どうしてもきつくあたってしまいそうになったらまずその場を離れるようにしてください。
例えば、掃除や洗濯といった家事を理由にして子どもから目を背けるのです。

それでも堪えきれなそうなら、外出してしまうのをおすすめします。
夕飯の買い物でも、散歩でも、ドライブでも、うまく友人と会えればお茶でも良いです。
ひとりで喫茶店などに入り、好きな本を読んだり、音楽を聞いたりもとても良い気分転換になります。

「支配型」の親は、最初は頻繁に外出することになるかもしれませんが、それでも良いのです。
「イライラしたら、子どもから離れる」ということは、自分の気分転換にもなりますし、子どもを怒鳴ったり、子どもに不機嫌な表情を見せずに済みます。


【子どもにもこんな影響をあたえます】
「イライラしたら、子どもから離れる」ことは、子どもにどんな影響を与えるでしょう。
実は、良い影響が2つもあります。

まず1つは、親から怒鳴り散らされたり、不機嫌な顔をされるのを回避出来るということです。
不登校の子どもは、その不登校の原因からエネルギー不足になり、休養している状態です。

要するに子どもは疲れているから不登校になるのです。
そんな状態の時に、親の怒鳴り声や不機嫌な表情は、子どもの精神を疲弊させてしまうのです。
親が離れることで、それを回避出来るのです。

そしてもう1つ、親が子どもの傍を離れたことで、「親はいい気分ではないかもしれない」と子どもに感じさせることが出来るのです。
直接言わなくても、伝えることができるのです!
子どもがそう感じれば、「なんでだろう」「どうしてだろう」と自分で考えるようになるでしょう。

親が黙ってその場から離れたり、沈黙するということは、子どもにとっては、とても怖いことなのですよ。

如何でしたか?
「沈黙」「一旦離れる」ということも、子育て方法の1つです。

子どもを一緒に、不登校の原因を克服するため、これを習得してみましょう。
投稿日:2018-10-28
返信 10
まるさん
ありがとうございます削除
仕事の件は、少し日にちを減らすなどしてもう少し様子を見ようと思います。

昼夜逆転も子供にとっては意味がある事なのですね…

うちはどちらかというと支配型なのだと思うので、見守りたいと思います。
昨日は視力が落ちたと本人が言うので、眼科行ってみようか、携帯も休憩しながら、目ももう少し離した方がいいよ…と言ってしまい怒り出してしまいました…
なんと言葉を返せばいいのか難しいですね
私ももっと話し方を勉強しなくてはと反省の日々です。
また相談させてください!
投稿日:2018-10-29
返信 11
若者教育支援センターさん
まるさんへ削除
話し方(伝え方)に関しては以前ご紹介しました「返信4」を参考にして実践してみてくださいね。

視力の件は怒り出すお子さんの方が悪いです。
そこで怒るということは痛いところをつかれたからでしょう。
怒ることを叱る!
そのスタンスでいいのではないでしょうか。
だって叱ることって親だからできることですし。

一方であまり支配型にならず、ときには俯瞰して見守ることも必要ですよ。

「親」という字。
「木」の上に「立って」「見る」と書きますから。
投稿日:2018-10-29
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