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お悩みNO.313
ゆりさん
19歳の息子削除
19歳の息子です。大学生ですが10月から朝夕逆転して学校へいきません。自分の要求は色々わがままを言うくせに、こちらの話は聞きません。一度は分かったと言うのですが、夜も早く寝ないしお風呂も1日おきくらいです。夜中に部屋に行ってみると、テレビをつけたままベッドで寝てたりするので、そっと消すと見てるんだから消さないでといってまったく見てないくせにまた寝てます。このままひきこまれたりしたら大変と思い相談させていただきました。よろしくお願いいたします。
投稿日:2014-11-13
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆりさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
19歳の大学生の息子さんに関するお悩みですね。

今、昼夜逆転の兆候があるようですね。
昼夜逆転に関しては以下にまとめましたので参考にしてください。

「昼夜逆転の原因と対処法」

不登校、引きこもりの特徴として朝方は気分が悪く、夕方に和らぐ「日内変動」と言うものがあります。
このような子どもは他人が怖いのではなく他人にどう思われているかが怖いのです。
そのために朝、太陽が出ている間に活動し、夜になると眠ると言う生活のリズムが現実の生活で上手くいかなくなってしまいます。
これがいわゆる、「昼夜逆転」の状況です。

人と会ったり話したりすることを出来るだけ避けたいし、学校を休むためには朝起きるわけにはいかないのです。
昼間は近所のおばさんの話し声や、車やバイクの音、玄関のチャイムの音、電話の呼び出し音が不安でたまらない状況です。

昼間起きていると、やるべきことをしていない自分が情けなく、どうしようもない現実に直面しなければならなりません。
夜は静かでみんなが寝静まっていると次第に気持ちが落ち着き窮屈ながらも少し気持ちが楽になります。

また親の関わり方も無関係とは言えません。
例えば不登校でダラダラした生活を親が咎めると自室に閉じこもりPCやゲームばかりすることになるのです。

太陽の光を浴びず蛍光灯の光ばかりを浴びているとイライラして瞳孔が開く作用があり次第に不眠になっていきます。

以上のことが昼夜逆転の原因といわれています。


親の対処法として、昼夜逆転は一時的に必要だと認識して文句は言わないことが大切です。
また友達、同級生の話題はしない。兄弟と比べない。
高いお金を払っているのに学校に通わないのはもったいないなどと言わない。
将来の話はしない。
・・・といったことも注意点です。

母親は概して言わない方がいい一言をどうしても言ってしまいがちです。
したがって口を出さなくて済むように外出の機会を増やすことも対処法のひとつなのです。
その際に手紙などで帰る時間を知らせておくことを心掛けてください。
また手紙には「○○ちゃんへ」と言うように必ず子供の名前を入れることも効果的です。

これを続けていると朝起きられるようになります。
しかし、ここで親が「そろそろ外に出られるのじゃないか?」とか「午後からでも学校に行ってみたら?」など態度や言葉で出してしまうとまた元に戻ってしまう可能性もありますので注意してください。

また、人工太陽と言われる光療法も効果的です。
投稿日:2014-11-13
返信 2
ゆりさん
不安です。削除
ありがとうございます。ただ、何も言わずにいることで学校に行くようになるのでしょうか?
投稿日:2014-11-14
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆりさんへ削除
なにも言わずにいてください・・・とは申し上げてしません。

余計なひと言や子どもが言われたくないひと言は今は控えましょうということです。
逆に、「おはよう」や「おやすみ」などの日常のあいさつは欠かしてはいけません。
投稿日:2014-11-15
返信 4
ゆりさん
やってみますが削除
では、小さい頃から過干渉、過保護で来てしまい甘やかして、今は自分であまり考えず困ると親を頼ってしまうわがままは、どのように直していけばいいのでしょうか?

親が今までと同じことをしていては何も変わらない。親が変われば子供も変わるとすれば、今までと真逆にしていけばいいのかと思いますが、過干渉をやめる。ただ、わがままというのは、どうすればと悩み、甘やかしてきた親のせいなのですが。
投稿日:2014-11-15
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆりさんへ削除
一番単純な方法は「これはあまり自分で考えず親を頼りすぎて甘えているな」と判断された際には、そのことを伝え、もう少し自分で考えて行動しなさいと促すことです。
この判断基準は正直申し上げて直接対面している親でしか分からない部分です。

それが「親が変わる」ということではないでしょうか。
今までそれができていなかったのであれば親の思考と行動を変えて親の本気度を示してみてください。

以下に「自分を変える」というテーマで書いてみました。
参考にしてください。
「自分を変える」

自分を変えたいけど変え方が分からない。自分を変える為にはどうするべきなのでしょうか?
まず…自分の中にも「変えられるもの」と「変えられないもの」…があることを認識することが優先されます。

この二つを分類してみると…
自分の中の変えられるもの→「思考」「行動」
自分の中の変えられないもの→「感情」「生理的反応」
…に区別できます。

例えば…
今、この掲示板を読んでるあなたに対して
「1+1は?」と聞いたら「2」と答えるでしょうし(思考)
「PC(またはスマホ・携帯)に向かいながら首を回して」と言ったらそのようにできるはずです。(行動)
このように「思考」や「行動」はインストラクション(指示)があればすぐに変えられます。

ところが!
「電車に乗り合わせた見知らぬ人を好きになってください」と言ってもいきなり好きにはなれませんし(感情)
「胃液を通常の5倍出してみてください」と言っても自分ではコントロールできません。(生理的反応)

「感情」や「生理的反応」はダイレクトには変えられないものです。

それを踏まえると…「自分を変える」ということは「思考」と「行動」を変えるしかないのです。

…でもこれが難しい。
ホームで電車を待っているとします。これがまた、ちょっと急いでいる時に限って遅れる。
だいたいの皆さんは電車が来るべき方向を覗き込みイライラしてしまうでしょう。
しかし、いくら覗き込んでも電車が来る時間は変えられません。…にも関わらず僕たちは覗き込んでしまう。
「変えられないもの」とは分かっているものの一生懸命イライラを募らせているのです。

自らの力では電車が到着する時間を変えることが出来ないのであれば待っている時間に新聞や本を読むとか調べものをするとかした方が時間を有効に使えますし自分にとってもプラスなはずですよね。

このように日常の良くあるケースから徐々に「思考」や「行動」を変えていくクセをつける。
これが自分を変える近道であり、その先の未来を変えていけるヒントがあるのだと思います。

心理学では「過去は変えられない」といいます。
でも、このように自分を変えることで今現在の物事に対する受けとめ方や、捉え方が変わり、もしかしたら…「過去の事実」は変えられないにしても「過去の形」くらいは変えられるかも知れません。

投稿日:2014-11-15
返信 6
ゆりさん
少しずつ削除
少しずつ何かを変えなきゃという思いは伝わります。朝起きて大学にも行くようになっています。が昨日行ったからと明日も行くかというと休んだりもしています。最近はいきなり大学はやめる。と言い出しました。訳を聞くと、今まで休んだせいもあるし単位もかなり落とすと思うと。それよりも大学に行く意味がわからない。と言いました。まったく興味のない授業を受けている。高いお金を出して4年間だらだらするなら、動物関係の専門学校に行きたい。と。自分で電話して体験入学の予約を取ってます。体験入学に行って、良ければ来年の4月に入学したいと。それで大学はやめる。と言い出しました。
私が心配なのは、ホントに動物関係のの仕事についてやって行けるのか。男なので将来的に生活して行けるか。それとも、今の状況が嫌で逃げたいための言い訳なんじゃないか?と思ってしまいます。今までがそうやって目の前のことから逃げていたので。確かに親としては、勉強よりも学歴のために大学に行かせてる感じもあります。就職の時にその方がいいだろうと。でも正直、金銭的には大変です。息子はそれについても、高いお金だからこそ、自分でやりたいことを見つけたから4年間大学に使うならそのぶん専門学校に行きたい。と。どっちがいいのかわかりません。ただ、親として後であのときどうしても行きたかった。と言われても嫌だし、せっかく入った大学なのにとあきらめがなかなかつかないというのも事実なのです。動物関係の専門学校を出て、最終的にまったく違う仕事についているかもしれないし。私も自分でわかってはいるのです。こんなくだらないことで悩んでるって。ホントに悩まないといけないのは、息子がどうしたいかってことですよね。その息子をまったく信じられないことが問題です。今までがすべて逃げからきていたので、、。誰にアドバイスをもらえばいいでしょうか。私の頭の中だけでは、同じところをぐるぐるまわっているだけなのです。
投稿日:2014-12-12
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆりさんへ削除
誰にアドバイスをもらうかを悩むよりも、親なのだから自分で答えを見出そうとする姿勢が大切なのではないでしょうか。

…とは言え、悩み、そしてその悩みがぐるぐると頭の中を回り巡ってしまうお気持ちもお察しします。

せっかく入った大学なのに。
動物関係の仕事って?
そもそも逃げているだけ?

こうしてみたらいかがでしょう。

大学は高いお金を出して入学したものです。
新しい夢ができたから、「はい、退学」なんて話は通りません。

しかし、どうしてもその夢を実現したいのなら、その想いと大学を卒業してからのキャリア図を自分で文章でまとめて親にプレゼンテーションさせてください。
それが嫌だというのであれば、その程度の覚悟なのです。
認めるわけにはいきません。

しかし、親も納得するような将来像を描いているのであれば親として応援してあげてください。

もちろん、経済的なこともありますので、最終的なご判断はご家族で決めてください。
投稿日:2014-12-12
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