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お悩みNO.497
さらさん
中三 卒業間近で不登校削除
初めまして。よろしくお願いします。
中三の息子は、軽度の発達障害があります。3年間普通学級で頑張り、部活も運動部で3年間やり遂げました。
友達関係も、小さなトラブルはありましたが、いい友達にも恵まれました。高校は、発達障害に手厚い面倒見のいい私立高校を受験し合格しましたが、受験前から学校休みがちになり願書辺りからもおかしくなり、受験前日も休み当日は何とか頑張りましたが、その後学校に行かなくなりました。息子から本当は、この高校に行きたくなかったと…
挫折感でやる気がでない、落ちてもいいから他の高校を受けたかったと言われました。私と担任で子供の為にはこの高校がいいと悩みましたが決めて、息子は、しぶしぶながら決めました。この高校に決めてから一部の子達からあんな高校よく行くなと馬鹿にされ辛かったみたいです。
今も行ける日が少なく、息子には行ってみて本当に辛かったら辞めてもいいとは言ってますが、私はいろいろ後悔しかありません。仲のよい友達数人が、毎日電話をくれて
励まし学校に誘ってくれてるので行ける日もありますが、卒業間近で、高校の事も含め、この先が不安です。
投稿日:2016-02-04
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中3のお子さんに関するお悩みですね。

不登校で不安もあるかと思います。
卒業間近で、また高校に行ってからの不安・・・様々あるかと存じます。

そんな中で励ましてくれる友だちの存在は心強いですね。

まずは親が不登校に関する正しい知識を身につけていただければと思います。

以下まとめましたので参考にしてください。

その上でこれからこの場でしばらくお話ししましょう。

投稿日:2016-02-05
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
「不登校について」その1

そもそも、不登校とは、次の定義があります。
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く)」。
なお、不登校については従来、学校基本調査において30日以上欠席した児童生徒について、その理由別区分として「病気」、「経済的理由」、「学校ぎらい」、「その他」として調査していたところ近年「不登校」という名称が一般的に使用されるようになったことに鑑み平成10年度の調査から上記区分のうち「学校ぎらい」を「不登校」に名称変更した経緯があります。
親として不登校を正確にご理解いただくために、以下の内容をまとめましたので参考にしてください。
・現在では不登校児は約13万人といわれている。
・不登校を生み出す原因のひとつに親の過干渉(先回り)があげられる。
・このように育てられた子供は自立心が育たない、人をすぐに頼る、人のせいにする、幼い、わがまま、神経質なくらいきれい好きかその逆、人の顔色ばかり見て自分を出せない…etc。
・小学校の頃は友人とよく遊ぶ。(友人が多いのではなく誘いを断れない)
・中学生くらいになるとわがままで融通性がない性格が表れて友人が離れていく。
・昼食はひとりで過ごすことが多くなり校内を徘徊して時間をつぶす。そのために周囲からは気持ち悪がられて精神状態は悪化して次第に不登校へとなる。
・また不登校へのきっかけとしては大人にとっては取るに足らないことも多く、はっきりした原因や理由が不明なケースが多い。
・不登校の症状としては、37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状。その他には冷たいものを良く飲む、不眠、うるさいと口走る、昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム・ネットにはまる、家族と顔を合わせない、部屋に誰も入れない、自分より弱い妹・弟に強く出る、親と一緒に寝たりお風呂に入る(退行)。
・不登校を生み出しやすい家族としては、夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性・母性の欠如、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・引きこもり、親が異常に学歴や世間体を気にする、親が宗教熱心な信者、親が定職に就かない、親の失業、転勤、厳格、威圧的、神経質。
・不登校の子どもを無理に学校へ行かせることはインフルエンザで高熱が出ているのに解熱剤で強引に熱を下げるのと同じで余計に悪化してしまう。
・不登校の子どもは弱者ではなくむしろメンタル面は強い。思い込みが激しくこだわりが強いために周囲に溶け込めない。
・子どもには文句を言わせることが大切。「あの時はこうだった」「あの時、ああ言われた」…。親は黙って横に座り目を見て聴いてあげることが大切。
・不登校児の3割が引きこもりになる。

【不登校の子供の親の不安】(一般例)
?学力の遅れで進学が出来ないのでは?
大切なのは生きる力、知恵、人との関わりであり学校以外でも充分に養える。
?社会性や適応力がみにつかない?
学校以外で自分らしさを発揮できる子がいても良い。現在の学校システムに合わない子がいても不思議ではない。
?学校くらい我慢できないで社会で通用するのか?
必要な我慢もあれば有害な我慢もある。身を削って学校に通うことがマイナスになる。学校は命まで削って通う場ではない。
?無気力人間になるのでは?
無気力で学校に行かないのではない。体調の不調は身体防御反応。
?学校に行かないのならせめて○○してほしい。
学校に行かない代わりに何かをするというのは無理な要求。じっくりと子どもの成長をみる心のゆとりが必要。

【不登校の子どもを持つ親に向けて】(我々からのアドバイス)
? 不登校の状態を責めたり、刺激したりしない。
? 子どもの良い面を見つけ、認めて、誉めて、信頼する、
? 一番悩んでいるのは本人であることを理解する。
? 子どもの言葉や言動から心の中にあるものを理解する。
? 一人の人間として子どもを認める。
? 絶対に焦らず、長い人生のうちの休憩だと思うこと。
? 親に勉強する機会をくれた子どもに心から感謝する。
? 親の焦りは子どもに伝わってしまう。大きな心で子どもに接する。
投稿日:2016-02-05
返信 3
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
「不登校について2」

不登校は甘えではありません。
いじめ、先生や友人との相性、家庭環境等で心が折れている状態です。
しかし、いまだに不登校に関する理解不足から「甘えている」「根性が足りない」「逃げているだけ」と言う方もいます。
不登校の子どもたちには、部屋から出られない人もいます。
それは、部屋から出ようとしていないのではなく、部屋から出ることができないのです。
怪我で両足を骨折している人に「マラソンを走れ」とは言いません。
走らない人に「甘えている」とも言いません。
どうか「不登校」に関する正しい知識、また不登校の子どもたちに対する「受容と共感」の姿勢で接してください。
そして何よりも優しく接してあげてください。
投稿日:2016-02-05
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
学校の対応はあまりにもひどい。
子どもの人生を左右するというのに・・・。

確かに不信感しかないですよね。
お子さんのメンタル面が心配です。
今は自信を失っている状態化もしれませんね。
自信を持つ方法を以下にまとめましたので参考にしてください。
投稿日:2016-02-05
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
うさぎさんへ削除
「自分に自信を持つ」

―― どうしても自信が持てない…
―― 日常生活を送る中で、自分に対してOKが出せない…
―― 堂々と人と接することができない…

こうした悩みを持つ方はとても多くいらっしゃいます。

かといって、そんな時に自信を持とうと頑張って努力しても、どうしても自信を持てないことも多いもの。それには、自信を持てない隠された理由があるからなんですね。
それでは、いったいどうしたら自信を持てるようになるのでしょうか?

まずは、「自信を持てない」という状態について見直してみましょう。「自信がない」という状態には、いくつかの具体的な“症状”があります。

◆何をしても不安で、他人からの意見に怯えてしまう
◆始める前からダメだと思って、やらずに終わってしまう
◆やってみようと思った途端、不安があふれだしてストレスフルな状態になる
◆自分よりも他者のほうが優れているように見えて、比較して落ち込んでしまう
◆自分の良いところが認められず、どんなに頑張っても劣等感がぬぐえない
◆評価してもらっても、自分で自分のことが認められないため、他者からの評価を受け入れられない
◆自分を認めることができないため、行動が起こせない

あてはまるものはありませんか?

「自信がない」というと漠然とした感情のようですが、こうして分析してみると、心の状態と行動(現象)が連動していることがほとんどなんですね。

逆に、「本人が努力してきた過去がある、才能がある、周囲から認められている、客観的に見てできている」という実態に関わらず、本人が「“自信を持てない”と思っている」ことです。

実際に、「周囲から見ればできているのに、あの人は自信がない」とか、「どうしてそんなに自分を否定してしまうの?」と感じることも少なくありません。けれども、本人にしてみれば、「強烈な自己否定感」と、「それゆえに思ったとおりに行動に移せない」という二つの事柄と戦っている状態なのです。

なぜこうした自己否定感や行動できないという状態が生じてしまうかというと、それは、「もともと本人に対して否定的な意見を植え付けた人間がいる」ということが原因です。

人は子供時代、肯定的な意見を聞かせられて育ったり、あるいは、失敗したときに優しく受け容れてもらったりしていると、その状態を記憶し、自分でも他者からしてもらった肯定的な態度を繰り返すようになります。
けれども、子供時代にそれがなく、親や先生、周囲の人間から否定的な意見しかもらえなかった人は、大人になってからもそのときの態度を無意識に真似してしまい、自分に対して自罰を繰り返すようになるんですね。
そして、否定された経験を軸にして、自分のことを自分でマイナス査定し、推し量ってしまうのです。
誰しも、誰からも教えられたことがないことは、実行することができません。それは、「自信を持つ」という心の状態であったとしても、同じことです。自信というのは、「能力や良いところを認め、育てるという経験」がなければ、できないものなのです。
つまり、「認められ、褒められた経験がない」ために、その方法を理解できず、与えられた否定しかできない、ということが「自信がない」という状態です。

こうした状態のときは、過去に親や周囲の人間が自分を否定してきたように、自分の否定的なところにばかり焦点が当たっています。
人は良いところも悪いところもあって、それが普通なのですが、あまりにも否定されて育ったために、自分の肯定的な要素を認められないということを繰り返しているんですね。

だからこそ、こうした不安定で苦しい内的な状態を変えるためには、自分で自分を見る視点を変え、育て直すことが必要になってきます。
視点を変え、自分を育て直す方法としては、次のように少しずつ考え方を変えていくことです。

◆ありのままの自分を認め、子供の頃に言ってもらえなかったプラスの言葉がけを自分に対してしてあげること
◆他者の価値観で判断するのではなく、自分の判断で自分の成し遂げたことを認めること
◆過去にしてきたことで、他人からは認めてもらえなかったことを、自分自身で認め直すこと
◆社会的な達成ではなく、細かなことであっても、できたことを一つひとつ褒めること
◆他者に依存して自分の価値を決めるのではなく、自分がどうしたいのか意志を持って行動すること
◆失敗など、実際に成果が伴わない場合も、努力した自分を認めること

「他者の目」や「結果」を基準にするのではなく、自分で自分を認めるということが役に立つでしょう。
このとき、親が子供を見守ってあげるように、「自分で自分の親代わりをし、愛情深く、優しく認めてあげること」がポイントです。

不適切に否定的なことを投げかけられていたとしても、あなたがあなた自身を肯定的に捉えてあげることで、やがて自然に自分に対して「私は大丈夫」という肯定感へと変わっていきます。お友だちを励ますように、優しく自分に接してあげることも効果があります。

「自信のなさ=自己否定」は、今まで無意識に繰り返されてきたために癖になっていますから、はじめは意識して変えてあげることが必要です。しかし、自己否定も単なる「癖」に過ぎませんので、意識して繰り返すようになれば、1週間もすれば、だんだんと自分に対する肯定的な捉え方ができるようになってきます。
このように、「自信を持つ」とは、決して外側に認められることではなく、自分で自分を認め、肯定する気持ちを持つことで得られるものなのです。

他者の評価を追い続けている限りは、いつまでもその基準で生きてしまい、自分を肯定し、安心するという状態に到達することはできません。
心の中や自分の見方を変えてあげるだけで、やがては大きな「自分を信じる肯定感」に結びついていきます。小さな習慣も、意識して続けることで、考え方の根底を変えることにつながります。自分自身を大切に育て直す気持ちで接することから始めてみましょう。
投稿日:2016-02-05
返信 6
さらさん
別室登校削除
よろしくお願いします。
いろいろ手を尽くしましたが、まだ学校は殆ど行けてません。別室登校できた日もありましたが、行きたくないようで
殆ど行けてません。中学は、後少しで終わりますが、高校をどうするか悩んでます。受かった高校に行くにしても、私の
送り迎えしなければ行かない状態になると思います。
学校は送り迎えは悪くない必要なら送り迎えしてでもって言いますが、送り迎えしてでも連れてくべきでしょうか?
この高校が駄目な場合、近いところに定時制と通信制高校があります。何をどうしていいのか時間がないので焦ってます。
投稿日:2016-02-20
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
焦ってしまうお気持ちはわかります。
でも、焦っても解決しないですよ。
まずはお子さんがどうしたいか・・・が最優先だと思います。

送り迎えしてでも良いと学校側が言ってくれているのであれば、それでもいいと思いますよ。
ただし、それはお子さんが望めば。

もしかしたら定時制や通信制高校に…って思っているのかもしれません。
まずはそこです。

それがはっきりしたら、それを実現させてあげればいいのですから、何をどうしていいのか焦ることも悩むこともなくなります。
投稿日:2016-02-20
返信 8
さらさん
中三 卒業間近で不登校削除
よろしくお願いします。
いよいよ、卒業式が近づいてきましたが、学校には行けてません。もう、教室にも入りたくないと…
高校も断ると先生が怒るし、責めるからと入学だけしてすぐやめると言います。定時制に行きたいみたいです。
断って、定時制はまだ間に合いますが、受かった高校に行かないとなると学校に迷惑がかかります。私も、今体調も悪く
鬱状態になってしまい、最悪な状態です。
投稿日:2016-03-06
返信 9
さらさん
中三 卒業間近で不登校削除
先生に、少し前に定時制に行きたいと行ったら豹変し、定時制の悪いとこしか言わなくて、こちらが悪く当然なんですが、学校は受かった高校に行って欲しいので必死です。
卒業式もでれないと思うと今から涙がでます。
投稿日:2016-03-06
返信 10
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
いったい誰のための進路、誰のための人生でしょう。
学校の先生にはそのお立ち場があって態度が変わったのでしょうが、それはお互いさま。
お子さんの進路はお子さんのこのです。
定時制に行きたいという理由が誰が聞いても筋が通るものであれば周囲の大人である、親や教師は応援してあげるべきでは?
投稿日:2016-03-06
返信 11
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
まずはその辺をしっかりと話し合ってください。
時間はありませんが、焦らず、お子さんの気持ちを最優先に。
投稿日:2016-03-06
返信 12
さらさん
卒業式でれました!削除
あれから、いろいろありましたが、卒業式出ることができました。最後は親でも先生でもなく、友達のおかげで教室にも戻ることができて本当に良かったです。卒業式は、みんなと
最後まで楽しく過ごせました。高校は、ギリギリまで学校も待ってくれて合格した高校の先生と息子とで話すことができた事で前向きになり、合格した高校で頑張ることになりました。これからまだまだいろいろあると思いますが、親子で頑張りたいと思います。ありがとうございました。
投稿日:2016-04-02
返信 13
伊藤幸弘教育研究所さん
さらさんへ削除
ご卒業、そして、高校合格・・・おめでとうございます。
嬉しいご報告を頂き感謝致します。

これからもきっと親子で頑張れば乗り越えられます。
神さまは乗り越えられない試練は与えません。

またいつでもここに来てくださいね。
投稿日:2016-04-02
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