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お悩みNO.537
みーこさん
困っています削除
中2の息子についての相談です。
顔にニキビがたくさんあり、すごく気にして不登校寸前です。学校に行きたくないと言っています。ニキビに関しては洗顔や保湿、ぬり薬、食事など最善を尽くしているのですが全然治りません。いずれ治るからと言っても、割り切れません。1日じゅう鏡をみつめてイライラしています。友達とも遊ばなくなりました。部活も春休みから行ってません。新学期が始まったばかりで、早速今日は遅刻して送ってなんとか学校に行きましたが、明日はまたどうなることかと不安です。
投稿日:2016-04-18
返信 1
伊藤幸弘教育研究所さん
みーこさんへ削除
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
中2のお子さんに関するお悩みですね。

ニキビを気にして不登校寸前とのこと。
中2というと、思春期真っ只中です。
「いずれ治る」というのは大人だったら理解できても、中2のお子さんにはなんの慰めにもならないでしょう。

でも指をくわえて何もしないのも親としては切ないですよね。
きっと色々とお調べの上、この場にご相談いただいているのでしょうが、我々としては、カウンセラーとして「心理的側面」からの対処法を以下にご紹介します。
少しでも参考になれば幸いです。
投稿日:2016-04-18
返信 2
伊藤幸弘教育研究所さん
みーこさんへ削除
「ストレスによるニキビ対処法」

強いストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れ、興奮時、緊張時に活性化する交感神経優位の状態になってしまいます。
交感神経はニキビの原因となる男性ホルモン分泌を促す働きを持っているため、ニキビをシャットアウトするための第一歩は、ストレスを受けない生活習慣を心がけることにあるのです。

“ストレスが美容に悪い”というのはもはや常識ですが、実はストレスというのは、ニキビの主要な原因でもあるのです。
そこで、こちらでは自分でも一定の対処が可能な「心理的ストレッサー」について解説することにします。

■心理的ストレッサー
ニキビ予防を考える上では、心理的ストレッサーを取り除くことが重要です。
“ストレスは肌の大敵”という言葉がよく聞かれますが、これは単なる印象論などではなく、科学的に証明されているのです。
ここでは、なぜ心理的ストレッサーによってニキビが悪化するのか、そのメカニズムについて解説し、そのケア方法、対策についてもアドバイスさせていただきたいと思います。

■心理的ストレッサーは皮脂を増やす原因!
まず、ニキビというのは皮脂を分泌する毛穴が詰まり、その中に角質や皮脂が溜まることで発生します。
そして、その詰まった毛穴の中で悪玉アクネ菌が増殖してしまうと、赤く炎症を起こしてしまうのです。
要するに、最初に毛穴が詰まって角質や皮脂が溜まる…という状況にならなければニキビができることはありません。
この根本原因である毛穴詰まり、皮脂や角質の過剰分泌を起こしてしまう脂性肌を避けることがニキビ予防の第一歩。
そして、脂性肌にならないためには、心理的ストレス因子を避けることが非常に有効なのです。

■心理的ストレッサーが脂性肌を引き起こす!
自律神経には交感神経と副交感神経の2つが存在しており、リラックスした状態では副交感神経が有利に、逆に心理的ストレスを感じると交感神経が優位になります。
交感神経が優位になっていると、副腎皮質ホルモンのアンドロゲンやアドレナリン、男性ホルモンのテストステロンが分泌されやすくなります。
アンドロゲン、アドレナリンはそれ自体に皮脂分泌を促す働きがありますし、テストステロンはI型5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテスタステロンという物質に変化して、やはり皮脂分泌が促進されやすくなるので、脂性肌を引き起こしてしまいます。

■心理的ストレッサーってどんなものがあるのでしょう
まず、ストレッサーというのはストレスの引き起こす原因全般を指す言葉。
その種類によって4つに区分されており、温度変化や騒音といった物理的ストレッサー、薬物や活性酸素などの化学的ストレッサー、感染や炎症による生物的ストレッサー、そして不安や怒りの感情といった心理的ストレッサーが存在しているのです。
要するに、心理的ストレッサーは人間関係のトラブル、仕事の悩み…といったものを広く含むことになります。
過剰なストレスによって生体バランスが崩れてしまうと心身に悪影響が出てしまい、この悪影響をアロスタティック負荷と呼びます。
そうしたアロスタティック負荷が肌に出てしまうと、大人ニキビという形になることがあるわけです。

■心理的ストレスをケア、緩和する方法
ストレス対処には様々ですが、基本は3Rと呼ばれる、Rest(休息)、Relaxation(リラクゼーション)、Recreation(レクリエーション)が重要です。
要するに、規則的な睡眠サイクル、適度な運動、趣味の時間を持つことがストレス解消の基本になります。
ニキビ予防を主眼とするなら、副交感神経が優位でリラックスした状態を維持することが大切なので、効果的な半身浴がおすすめです。
38〜40℃くらいに調節したぬるめのお湯に20分くらい、長めにつかることで心身をリラックス状態に持って行くことが可能です。ニキビのケアを目的としているなら、試してみる価値は充分でしょう。

■心理ストレスとニキビの関係〜まとめ
以上のように、過度な心理的ストレスによって自律神経系のバランスが崩れると、交感神経優位の状態が続くことで、皮脂分泌を促すホルモンが増えてしまいます。
脂性肌になってしまうとニキビができやすい肌質になってしまいますので、普段から意識して副交感神経優位の状態を作っておくことが大切です。
ストレスケアに効果的な半身浴、あるいは足湯などを生活習慣に取り入れ、心理的ストレスの緩和に努めましょう。
投稿日:2016-04-18
返信 3
みーこさん
困っています削除
詳しい説明ありがとうございます。
ニキビができていることがストレスとなって、部活も出なくなり運動していません。友達と頻繁に遊んでストレス発散していたのに、遊ばなくなってストレスがたまる一方です。悪循環となっています。音楽を聴いたり、ビデオを見たり、ギターもするのですが、最近それもなくなっています。この悪循環から抜け出したいです。昨日遅刻して恥ずかしかったので今日は普通に歩いて学校には行きました。でもやっぱり部活もしてこないし、学校はつまらないと言います。お風呂は大好きで、多い時は1日4、5回入ります。それで心を落ち着かせているみたいです。
投稿日:2016-04-19
返信 4
伊藤幸弘教育研究所さん
みーこさんへ削除
悪循環から抜け出したいですよね。
でも、焦りは禁物です。
親の焦りは知らず知らずのうちに表情に表れます。
その表情を見て子どもは更にストレスを溜め込みます。
一番何とかしたいと思っているのはお子さんです。
投稿日:2016-04-21
返信 5
伊藤幸弘教育研究所さん
みーこさんへ削除
医療的なことは専門外なので詳しくはありませんが、お風呂は心を落ち着かせる効果はあるのだと思います。
お風呂上がりのお肌のケアもきっと大事なのでしょうね。
投稿日:2016-04-21
返信 6
みーこさん
困っています削除
昨日は学校行きたくないと言って、休んでしまいました。だからと言って家にもいたくないと言って、夜に家を飛び出しました。結局30分ほどで帰ってきましたが、、そしてお風呂に入ったら落ち着いたようです。今日は学校へ行きましたが、明日はまた行きたくないと言います。全く太っていないのに、太るのを気にして食事も控えていたら、今日になって過食症のような症状になってしまい、食べても食べても食べたくてイライラするそうです。部屋で電子タバコも見つけてしまいました。ストレスが他に影響してしまってるみたいです。電子タバコは自分で普通にドラックストアで買ったそうです。たとえ害がなくても、中学生が持つものではないですよね。
投稿日:2016-04-21
返信 7
伊藤幸弘教育研究所さん
みーこさんへ削除
電子タバコは看過できませんよね。
害があろうがなかろうが・・・です。
投稿日:2016-04-23
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