駁さんへ
人生の楽しみなんて、この世に溢れてるよ。
悪夢を見ずにぐっすり寝て、大切な友達や大好きな人と笑って。
好きなもの食べて、嫌いなもの食べないで。
体動かして走り回って笑って笑って。
恋して、本読んで。
いくらでもありますよ。
今まで私はそれらに目を背けてただけだったから、分かんなかった。
というか、見せてもらえなかった。
家族の言葉が聴こえなくなったと同時に全部開放された。
雲外蒼天さんへ
なんか、もう駄目かもって思って死のうとしてたら。
リビングでお母さんがドラマ見てて。
そのドラマが印象的で、録画されてるやつだったから、こっそり見たんです。
そのドラマの言葉に救われて。
1話から11話まで全部全部心に刺さって。
頼ってみようかなって、やってみようかなって。
福祉に、公共に頼ってみようかなって。
虐待されてますって伝えたら、よく頑張ったねって。
あっ、こんなにもあっさり助けてもらえたんだって。
それだけです。
私、結局なにもしないで助けてもらったから、救われたから、なんか後からつけが回ってきそうだけど、まぁ、良かったのかな…。