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お悩みNO.3235
伊藤幸弘教育研究所さん
ゆうゆうさんへ
まず、モヤモヤの原因をはっきりさせてみようか。 誰しも仕事や人生で逆境に陥ることがあるでしょう。その時に問われるのが「レジリエンス(逆境力)」です。 逆境や困難、強いストレスに直面した時に適応していく精神力と心理的プロセス。このレジリエンスはいかにすれば身につけることができるのでしょうか。「逆境体験や失敗には意味がある」のです。 しかし、試練の真っ只中にあって心が沈んでいく時に、そこにどういう意味があるかを考えようとしても、考えられるものではありません。逆境に意味を見出すには次に述べる2つのステップが必要です。 第一は、落ち込んでいる状態を底打ちすること。言い換えればマイナス感情をセルフマネジメントできるようになることです。しかし、頭では分かっているつもりでも実際にマイナス感情に支配されてしまうと、支配されていることにすらなかなか気づかなくなるものです。その状態から抜け出す方法は、自分の感情に気づくこと。怒りの感情に任せて暴言を吐く、叱られるのが怖くて引きこもってしまうといった行動を取るのは、心が感情に完全に支配されている証拠です。どのような時も「いまは感情に支配されているんだな」と自分を客観視できれば、モヤモヤした気持ちも冷静になります。これがセルフマネジメントの第一歩です。 そして、モヤモヤした感情に名前を付けること。これを「ラベリング」といいます。 感情に名前を付けられるようになると、モヤモヤ感の原因が“見える化”できます。 それは、体調不良の原因が分からずに悩んでいた人が、「胃腸不良ですよ」と医師から診断された途端、まるで病気が治ったかのような気持ちになるのとよく似ています。 それができた段階で、第二に「ネガティブな感情を宵越し(ようごし)しない、その日のうちに処理する」というステップに入ります。運動が好きな人であれば、帰宅前に軽く体を動かすといったことでもいいでしょう。音楽、ヨガ、瞑想、日記など人によって方法は様々でしょうが、感情を積極的に晴らしていく工夫を習慣化していくのです。 もしもやり方が分からなければこの掲示板にモヤモヤした感情を吐き出していくのもいいと思います。 このようにしてネガティブ感情が底打ちされると、次の課題はいかにそこから一刻も早く立ち直るかです。 その力を「レジリエンス・マッスル(逆境力・筋肉)」と呼んでいます。普段のトレーニングを抜きに、いきなり高い山には登れないように、心の筋肉も普段から鍛えておくことが重要です。 その基盤となる考え方は・・・「神様は試練を乗り越えない人に試練を与えない」ということ。 君は今、「試練」と思っているのであれば、それは「神様から選ばれた」ということ。 すべての事象を「プラス」に捉えることが大切です。
投稿日:2014-12-12
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