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お悩みNO.356
伊藤幸弘教育研究所さん
カナミさんへ
カナミさん いじめの記憶がよみがえって 怖さや不安に襲われ夜も眠れないんだね。 朝方にならないと眠気が来ないとのこと。 朝方まで怖さや不安と闘っているんだね。 それはシンドイよね。 ポジティブに考えようとしても ネガティブに考えてしまうよね。 …その気持ち、分かるよ。 いくら… 「過去や他人は変えられない」 …と教科書通りのことを言っても カナミさんが過去のいじめを思い出してしまうことや ポジティブに考えようとしても不安が募っていくことは 今の現実としてあるわけだもんね。 「怖い、助けて…」 ってメッセージに即効性のある手助けが出来ないことを 今はとても歯がゆく思ってる。 以前、カナミさんに「森田療法」の話しをしたと思うけど覚えてるかな? その中で「あるがまま」とは… 不安、恐怖、孤独、怒りを人間が克服すべき感情として切り捨てることなくあたりまえの感情と認め受け入れる! …という考えを伝えたよね。 過去のいじめの記憶を完全に消去できればこんな楽なことはないよね。 でも現実問題としてそれは不可能。 …であればその過去のネガティブな記憶といかに向き合うか! それがこれからのカナミさんの人生における大切な課題だと思うんだ。 記憶を消去できいなら その記憶といかに上手に付き合うか! 人はポジティブに考えなくてもいいんだよ。 巷では… 「ポジティブシンキング」 「プラス思考」 …なんて言葉があふれているけどね。 もちろんそれは大切なこと! でも人類は元々ネガティブ思考なんだ。 「ポジティブな原始人」と「ネガティブな原始人」 その場合「ネガティブな原始人」の方が生き残りやすいと言われてる。 何故ならば… 「ネガティブな原始人」は物音一つしただけで 「マンモスや猛獣が近づいてきたのかも知れない」と思い常に最大限の危機を考える。 そのためにいつでも逃げたり臨戦態勢に入ることが出来る。 だから生き残る確立は高い。 逆に「ポジティブな原始人」は猛獣が近づいていたとしても 「何か変な音がしたけど気にしないで寝てしまおう」となりやられてしまう可能性が高い。 だから子孫を残しにくい。 僕らはそのDNAが流れている。 だから無理にポジティブになる必要もないし プラス思考でなければならないなんてこともない。 代々受け継がれてきた遺伝子だからね。 仕方ないんだよ。 …そのくらいの気持ちでいようね。 今はこのくらいの言葉を伝えるしか出来ない。 でもどうすればいいかを本気で一緒になって考えたいと思ってるから。 だからまたいつでもここに来て。
投稿日:2009-06-18
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