きっと正解なんてないと思いますよ。
子育てに何が正しくて、何が間違っているという線引きをすること自体ナンセンスです。
ただし、親として子育てに効果的な対応というのはありますよね。
若い二人の恋愛に対して、過度に反対をすると良くありません。
これを心理学ではロミオとジュリエット効果と言います。
これは特定の目的を持っている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象の事で心理学用語です。
心理学者ドリスコール(Driscoll)が、男女のカップルからの調査結果を元に命名しました。
恋人同士の間に何らかの障害が存在する事で、かえってそれが二人の気持ち(恋愛感情)を高めてしまう場合などが当てはまります。
例えば、恋人の親がその恋愛に反対し、2人の仲を引き裂こうとすると、逆にその恋人同士の感情が強まってしまう場合にいいます。
親は子どもの恋愛には理解を示しつつ、その中でまだ未成年であることを理解させ、一定のルールの中でお付き合いしてくことを進めていきましょう。
また、高校卒業に関してはただ単に「せめて高校だけは」は通用しません。
ましてや、本人は定時制の高校に通って高校卒業を目指しているのですから。
なぜ、親が今の高校を卒業した方がいいと思いっているのか、論理的で納得性の高い形で伝えるべきです。
良かれと思って頑張ってきたことは決して無駄ではありません。
それは、海さんがお子さんに関心があるから。
無関心になった時が一番よくないのです。
だから諦めないで、一緒に考えましょう。
明けない夜はありません。