そして最終的には心から娘さんに対して、「生まれてくれてありがとう」を言えるかどうかです。
現代カウンセリングの礎を築いた、アメリカの心理学者、カール・ロジャースはこう言います。
「I love you because you are you」
これはカウンセラーがクライアントに接する際に基本となる姿勢です。
要するに「あなたはあなたのままで良いんですよ」という意味です。〜
誰かを愛するのに理由なんていりませんよね。
ましてや我が子を愛するのに理由なんて存在しません。
「成績がいいから?」
「いい学校に入ったから?」
「お手伝いをするから?」
「いい子だから?」
すべて「NO!」ですよね。
その存在自体が十分に愛するに値するのです。
その存在自体を愛することが出来れば、子どもの自己肯定感は高まります。
だからこそ、「生まれてくれてありがとう」なのです。