身近にそのようなオトナがいるとオトナを信じられなくなるよね。
我々もオトナ・・・だけど、本当に残念だよ。
「過度の一般化」という言葉を知っているかい。
英語では「overgeneralization」っていうんだけど。
個々のケースを一般化し、多くのケースに当てはめようとする行為で、狭い範囲のことや、ひとつの事例を、全体に通用させようとするんだ。
時には、個人的な経験を、みんなもそうなるに決まっていると、一般的なものに拡大してしまうこともある。
例えば今回もそう。
たまたま自分の周囲の数人のオトナに腹の立つ態度を取られて、「オトナはみんな腹が立つ」と思ってしまうこと。
これってオトナ側にもあるよね。
「最近の若者はだらしない」…って?
世界中の若者がだらしなかったら社会は成り立たない。
若者の中にも立派だなぁと思う人はいるしね。
大切なのは「自分」の中でそれらを判断して、もしも今回のようなオトナに出くわしたら、「俺はこんなふうにはならないぞ」って反面教師にすること。