うちの息子ですが、高校2年の冬休み明けから今月はじめまで、ほとんど学校にいけませんでしたが、6月なかばから学校にいっています。
学校の事情で、ぎりぎりの状況だったこともありますが、どこか顔つきもかわったのを感じています。
再登校の明確なきっかけや理由はわからないのですが、学校にいく少し前に、夜に一緒にドライブにでかけて、コンビニのコーヒーを買って、車の中で夜景をみながら、久しぶりに長々と話をした際にとても心が通じたようにおもいました。そのときは、たわいのないことも多く話しましたが、自分のことについて、素直に感じていることを話してくれました。私はちょうど、高校3年でもあり子供の状況に光が見えないことにとてもつかれていたあとで、なんだかもうどうでもいいかな、と開き直った時期でした。いいか〜、元気でいてくれれば と、頭ではなくて、心の底で 感じた頃でした。先生のビデオやその他の本などで、こうしなければならない、と思って毎日、工夫したり、都度考えながら 子供と対応していた生活が続いていましたが、急に、ふっと気が抜けて、「もう大人になったら、ゆっくり話をしたりするのも少なくなっちゃうな、学校はしかたないけど、一緒に楽しいことをさがせばいいかな
」と、本気で思ったんです。肩にはいっていた力が抜けて楽になった頃でした。
その私の感じが、よいように彼に伝わっていたのかもしれないです。
伊藤先生のビデオや講演の内容がはらにおちた、ということだったのかもしれません。
これから、卒業、受験 とまだいろいろ課題があるのですが、彼の気持ちを大事に、自分も無理しないで、対応していければいいのだと思っています。
もちろん、私自身、もともとの考え方のくせなどで、心配性でもありますし、なかなかうまくできない日もあるのですが、私の”言葉や対応”で子供が左右されることはあるのだと思いますが、本来の子供がもってる力を信じてあげる気持ち が本当に大事なのだと最近は思っています。
子育ての再勉強中です。こういう機会をくれている息子に感謝しながら、自分自身のことも大切にしていきたいと思います。