現在25歳なのですね。
教えて頂きありがとうございます。
学校の先生の不理解、さぞ辛かったかと思います。
そこには「学校の先生なら理解してくれて当然」という思いもあるのでしょう。
また、「理解して欲しい」という気持ちも前提ではあるのだと思います。
一方で、心理学では
「過去と他人は変えられない。
変えられるのは未来と自分」という言葉もあります。
これは、カナダ出身の精神科医であり、1957年に交流分析(Transactional Analysis:TA)を提唱した、エリック・バーンの言葉です。
この中で言う「他人」は自分以外を指します。
なので先生はもちろんのこと、親兄弟・子ども・親戚などの身内も「他人」という定義です。
どんなに変わって欲しいと願っても変わらないのです。
例えば先生や親の言動に心を痛めてイライラしても・・・
それは、先生や親や子ども自身の問題なので、基本的にあなたが関与することはできないわけです。
先生や親が変わろうと思わない限り変わりません。
それを待つしかないのです。
…であれば、変えられる「自分」や「未来」を変えることにエネルギーを費やした方が建設的です。
冒頭で…
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉を紹介しました。
しかし、「もし他人を変えられるとしたら?」
それは、【自分が勇気を持って変わる姿を見せることで、他人の心に「私も変わりたい」という想いの種をまく】ことなのかもしれません。
そうすれば、「変えられない」と言われている「他人」は変わります。
「変えられない」と言われている「過去」だって変えられるかもしれません。
もちろん、「過去の事実」は変えることはできません。
でも、「過去の形(受け止め方)」は変えられることができます。
自分を変えられない人が、他人を変えられるはずもありません。
だからこそ、「自らを変える」という気概を強く持つべきですし、誰よりも勇気を持って、今までにない取り組みをする必要がある…そう思うのです。