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お悩みNO.8623
若者教育支援センターさん
まりこさんへ
やるべきこと・やりたいこと・できること 「やるべきこと=今の環境で自分の果たすべき役割」 「やりたいこと=理屈ではなく感情的に自分が望む事」 「できること=いまの自分の経験や能力から実行可能なこと」 選択肢の多い時代に生まれた私たちはどうしても、何もかもが自由だと思って育っているので、仕事に対しても、自分がやりたいことから入ってしまいがちです。 ただ、そうするとどうしても「やりたいこと」=好きな事しかしないから、「できること」の幅が拡がらない。 食べ物で言うと、子供の時に好きなものだけということで、親が甘やかしているとその子が大人になったら、偏食しかしないでしょう。 よく面接で学生時代にやったことで達成感のあったこと、と聞くとボランティアという人が最近多いです。 ボランティアはもちろん、素晴らしいことなのだけど基本、される側の相手はそのボランティアの活動が本当はいいかどうかということは別に表面上は感謝せざるを得ない。 自分探しの過程で感謝される悦びを知ることは大事だけど、世の中は厳しいもので、仕事では自分が良かれと思ったことが否定されることだってあるし、あるいは、自分の力が足りずに他人に迷惑をかけることだってある。 そうした葛藤の繰り返しを通じて人は成長します。 成長するのは「やるべきこと」を出発点に仕事が出来る人だと思います。 「やるべきこと」を出発点として仕事を必死にこなしていると、少しずつ「できること」が増えてきます。 そうすると、新しく「やりたいこと」が見えてきて、それを実現するための力も「やるべきこと」を通じて身に付いているので、出来るようになっています。 そうして基礎体力が出来てきた中ではじめて「やりたいこと」に取り組み始めると、その成功に向けて、さらに「やるべきこと」に気づくようになります。そうすると、「やるべきこと」「やりたいこと」「できること」が全て成長し、社会人としての枠が拡がることになります。 例えを食べ物に戻すと、もし、偏食だけしていると徐々に年を取っていく中で覚えていく大人の味、みたいなものに気づかないので、本当の食の楽しみを知ることが出来ませんよね。 はじめは自分のできることが少ないと楽しくないことも沢山あるのですが、やっていく中から成長し、楽しみとしていくことが出来るようになりましょう。
投稿日:2018-04-15
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