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お悩みNO.92
伊藤幸弘教育研究所さん
カナミさんへ その2
カナミさん そして次の「Re.39 詳しく書きます」を読ませていただきました。 カナミさんがどんなことに対して怒りの感情を持っているか詳しく分かりましたよ。 今までのご両親に対してイライラしていたけど今回のように「死ね」なんて思ったのは初めて…とのこと。 お父さんは… 自分は掃除もしないのにカナミさんにはそれを言ってくる。 お母さんは… 自分の若い頃と比較して自分がやって来たことをカナミさんに強要する。 …カナミさんはカナミさんですもんね。 そしてカナミさんが言うとおり一人の感情を持った人間でもある。 カナミさんは親の所有物でもないのになんでも押し付けられたら怒りの感情は爆発しちゃいますよね。 この状況は親御さんにも問題はありますね。 少なくとも子どもであるカナミさんの感情を理解されていない。 僕がカウンセラーとして親御さんのカウンセリングが出来ればいいのだけど現実問題として今はそれは不可能ですよね。 …であれば、カナミさんに対して心理学的見地からアドバイスをするしか方法がない。 もちろん、カナミさんの感情をすべて受け止めるという大前提を持ちつつ。。。 心理学の基本的な考えに… 「過去と他人は変えられない。  変えられるのは未来と自分」 …という言葉があります。 ここでいう「他人」とは「自分以外の人間」という捉え方ですので親兄弟も「他人」です。 心理学では「他人」は変えられないといいます。 いくら他人に苛立っても変える事はでいないのだから自分の受け止め方を変えましょう…という考えです。 では…自分の受け止め方をどう変えていくか! これも心理学で学んだことですが有名な詩があります。 「ゲシュタルトの祈り」 私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。 私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。 そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。 もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。 出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。 …一見、冷たい考えのように捉えてしまいますよね。 でも、人はある程度の離別感を持っていきましょうということです。 本当はこの詩はカナミさんのご両親にも読んで欲しいのですが。。。
投稿日:2008-12-15
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