言葉以外のメッセージ
「仕事の技法」(田坂広志著)によると、「表層対話力だけでなく、深層対話力も大切にせよ」とのことです。
表層対話とは、いわゆる、「言葉から伝わる(伝える)メッセージ」のこと。直接、「わかりました!」と返事をしたり、「これ、お願いします」と依頼をしたりすることです。
一方、深層対話とは、「言葉以外から伝わる(伝える)メッセージ」のことです。微妙に伝わる表情や、仕草、声のトーン、間、話し方などです。
書籍では、「深層対話」こそ、一流のプロフェッショナルに必要な「仕事の技法」であると述べています。私たちは時に、「表層対話」と「深層対話」が違ってくるとき(=ダブルバインド/板ばさみ)にしばしば出くわしますが、大体の場合、深層対話(言葉以外のメッセージ)のほうが「真」であるといわれています。
だからこそ、私たちは、あらゆる仕事において、「表層対話力」だけでなく「深層対話力」も鍛えることが大切です。
「言葉以外のメッセージ」に耳を傾けることを意識しましょう。